Avaya Aura 版 Avaya Communicator for Microsoft

Avaya Aura® 版 Avaya Communicator
for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
リリース 6.4
NN10850-041
第3版
2015 年 5 月
© 2015 Avaya Inc.
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本ヘルプに記載する情報を作成時点で完全かつ正確なものにする
ために十分な注意を払っておりますが、Avaya はいかなる誤りに対
しても一切の責任を負いません。 Avaya は個人や団体に対する事
前の許可なく、本ドキュメントに記されている情報を変更・修正す
る権利を保有しています。
ドキュメントに関する免責
「ドキュメント」 とは、Avaya が一般に製品およびホステッドサー
ビスのユーザーに対して提供する製品情報、操作方法、性能規格な
どを含む情報のことです。Avaya は、これらをさまざまな媒体で発
行しています。 ドキュメントには広告資料は含まれません。
Avaya はドキュメントの初版に対するいかなる変更、追加、削除に
対して、それらが Avaya により実行されたものでない限り、責任
を持ちません。 エンドユーザーは、エンドユーザーの範囲内で本
ドキュメントを修正、追加、削除したことによって生じる、または
それに関連するいかなる申し立て、訴訟、請求、判決に対しても、
Avaya、Avaya 代理人、従業員を免責することに同意するものとし
ます。
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Avaya は、サイト内および Avaya が提供しているドキュメントに
おいて参照されているリンク先の Web サイトのコンテンツや信頼
性について一切責任を負いません。 Avaya は、これらのサイトに
記されている情報、記述、内容に関して責任を負いません。また、
そこで説明・提供されている製品、サービス、情報を必ずしも是認
するものでもありません。 Avaya は、これらのリンクが常に機能
することは保証していません。当社はリンク先ページの可用性を
管理することはできません。
保証
Avaya のハードウェアおよびソフトウェアは、Avaya による限定保
証付きです。 限定保証の条件については、売買契約書を参照して
ください。 また、Avaya の標準保証規約、およびこの製品の保証
期間中に利用可能なサポート情報は、Avaya サポート Web サイト
(http://support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトに
掲載されています。 米国およびカナダ以外の Avaya 認定チャネル
パートナーから本製品を購入された場合は、保証の提供元は Avaya
ではなく、この Avaya チャネルパートナーとなることにご注意く
ださい。
ライセンス
またはこれに類するデプロイメントにおいて、特定の時間に実行さ
れるソフトウェアの単一のコピーを意味します。
ライセンスの種類
指定システムライセンス (DS): エンドユーザーは、注文書に明記
されている台数を限度として、指定プロセッサにのみ本ソフトウェ
アの各コピーまたはインスタンスをインストールして使用するこ
とができます。 Avaya では、注文書に明記されている指定プロセ
ッサの識別に必要な、種類、シリアル番号、機能キー、インスタン
ス、場所または他の固有情報の提供をお客様にお願いする場合があ
る他、Avaya 指定の電子的手段により前述の情報の提供をお願いす
る場合もあります。
同時ユーザーライセンス (CU): エンドユーザーは、許諾された、
同時に本ソフトウェアにアクセスし本ソフトウェアを使用するこ
とができるユニットの数を上限として、複数の指定プロセッサまた
は 1 台以上のサーバーに本ソフトウェアをインストールして使用
することができます。 「ユニット」 とは、Avaya が単独の裁量で
ライセンス料設定の基礎とする単位を意味します。なおユニット
には、エージェント、ポートもしくはユーザー、個人もしくは職務
名義 (ウェブマスター、ヘルプデスクなど) の電子メールもしくは
ボイスメールアカウント、または本ソフトウェアで使用する管理デ
ータベースにおいて特定のユーザーと本ソフトウェアのインター
フェイスとなるディレクトリエントリが含まれますが、これらに限
定されません。 ユニットは、認識されている特定のサーバーまた
は本ソフトウェアのインスタンスにリンクすることができます。
データベースライセンス (DL): エンドユーザーは、同一データベ
ースの単一インスタンスとだけ通信する 1 台のまたは複数のサー
バーに本ソフトウェアの各コピーまたはインスタンスをインスト
ールして使用することができます。
CPU ライセンス (CP): エンドユーザーは、サーバーの性能が本ソ
フトウェアの指定性能を超えない場合に限り、本ソフトウェアの各
コピーまたはインスタンスを、指定台数を限度としてサーバーにイ
ンストールして使用することができます。 エンドユーザーは、
Avaya から事前の同意を得、アップグレード料金を支払った後でな
ければ、指定性能を超えるサーバーに本ソフトウェアを再インスト
ールしたり、当該サーバー上で本ソフトウェアを操作することはで
きません。
指定ユーザーライセンス (NU): お客様は、(i) 承認された指定ユー
ザー (以下に定義) あたり単一の指定プロセッサまたはサーバー上
に本ソフトウェアをインストールして使用する、または (ii) 承認さ
れた指定ユーザーのみが本ソフトウェアにアクセスして使用する
場合に限り、サーバー上に本ソフトウェアをインストールして使用
することができます。 「指定ユーザー」 とは、Avaya が本ソフト
ウェアへアクセスし本ソフトウェアを使用することを明示的に認
めたユーザーまたはデバイスを意味します。 なお、Avaya の単独
の裁量により、「指定ユーザー」 は、氏名、職務名 (ウェブマスタ
ー、ヘルプデスクなど)、個人または職務名義の電子メールもしく
はボイスメールアカウント名、あるいは特定のユーザーと本ソフト
ウェアのインターフェイスとなる、本ソフトウェアで使用される管
理データベース内の特定のディレクトリエントリ名で表されます
が、これらに限定さません。
Avaya の Web サイト (HTTP://SUPPORT.AVAYA.COM/
LICENSEINFO) または Avaya が指定する後継サイトに掲載のソフ
トウェアライセンス条項は、Avaya または Avaya チャネルパート
ナーとの取引契約に基づき、Avaya Inc.、Avaya 関連会社または
Avaya チャネルパートナー (これらのうちいずれか該当するもの)
から購入した Avaya ソフトウェアをダウンロード、使用および/ま
たはインストールしたすべてのユーザーに適用されます。 Avaya、
Avaya 関連会社、または Avaya チャネルパートナー以外からソフ
シュリンクラップライセンス (SR): お客様は、本ソフトウェアに
トウェアを入手した場合、書面による Avaya との同意が別にない
付属するか適用される 「シュリンクラップ」 または 「クリックス
限り、Avaya はこのライセンスを拡張しません。また Avaya は、
ルー」 ライセンス (以下 「シュリンクラップライセンス」 といい
ライセンスなしにソフトウェアを使用・販売する人物に対して法的 ます) など、該当の使用許諾契約の条件に従い、本ソフトウェアを
措置を取る権利を保有します。本ソフトウェアをインストール、ダ インストールして使用することができます。
ウンロードまたは使用するか、第三者によるこれらの行為を許諾し
たお客様と、お客様が代表している会社 (状況に応じて、以下 「お 旧 Nortel ソフトウェア
客様」 または 「エンドユーザー」 といいます) は、本条件に同意
「旧 Nortel ソフトウェア」 とは、2009 年 12 月の Nortel Enterprise
したこととなり、この場合、お客様と AVAYA INC. または該当す
Solutions Business の事業譲渡の一部として Avaya によって取得
る AVAYA 関連会社 (以下 「Avaya」 といいます) との間に法的拘
されたソフトウェアを意味します。 現在 Avaya のライセンスで使
束力を持つ契約が成立します。
用可能な旧 Nortel ソフトウェアは、http://support.avaya.com/
LicenseInfo における 「旧 Nortel 製品」 リンクまたは Avaya が指
Avaya は、下記にライセンスの範囲が詳述されている旧 Nortel ソ
フトウェアを除いて、お客様に対し下記の種類のライセンスを付与 定する後継サイトに掲載された旧 Nortel 製品リストに含まれるソ
します。 なお注文書にライセンスの種類が明記されていない場合
フトウェアです。 旧 Nortel ソフトウェアに関しては、承認された
には、指定システムライセンスが付与されます。 ライセンスの数
アクティベーションまたは承認された使用レベルの範囲内におい
と、ライセンス対象性能の単位は、該当のドキュメントまたはお客 て、ドキュメントに記載された目的のために、および組み込まれた
様に提供されるその他の資料に別途明記されていない限り、1 とし 状態のまま Avaya 機器で実行または Avaya 機器と通信を行うため
に限り、Avaya は、ここに記載の旧 Nortel ソフトウェアを利用す
ます。 「本ソフトウェア」 とは、スタンドアロン製品、ハードウ
ェアへのプレインストール製品、ならびにそのアップグレード版、 るライセンスをお客様に付与します。 旧 Nortel ソフトウェアの料
アップデート版、パッチ版、バグフィックス版または修正版とし
金は、注文書または請求書に記述される承認されたアクティベーシ
て Avaya または Avaya チャネル パートナーが提供する、オブジェ ョンまたは使用の範囲に基づく料金となる場合があります。
クトコード形式のコンピュータプログラムを意味します。 「指定
著作権
プロセッサ」 とは、単一のスタンドアロンのコンピュータデバイ
他に明示的に記されていない限り、Avaya が提供しているサイトの
スを意味します。 「サーバー」 とは、複数のユーザーが利用する
コンテンツ、ドキュメント、ソフトウェア、ホステッドサービス、
ソフトウェアアプリケーションをホステッドする指定プロセッサ
ハードウェアを使用することはできません。 Avaya が提供する当
を意味します。 「インスタンス」 とは、(i) 1 台の物理マシンにお
いて、または (ii) 1 台のソフトウェア展開済み仮想マシン (「VM」) サイトの全コンテンツ、ドキュメント、ホステッドサービス、およ
び製品 (コンテンツの選択、配置、デザインを含む) の所有権は、
Avaya またはそのライセンス供与者が保有しており、著作権法およ
び他の知的財産権法 (データベース保護に関する独自の権利を含
む) によって保護されています。 Avaya が明示的に許可した場合
を除き、コンテンツ全体またはその一部 (コードやソフトウェアを
含む) も、その手法を問わず、修正、模写、複製、再版、アップロ
ード、投稿、転送、配布することはできません。 Avaya の書面に
よる明確な同意なしにこれらを複製、転送、配布、保存、使用する
ことは、適用法のもとで刑事上および民事上の犯罪になる場合があ
ります。
サードパーティコンポーネント
「サードパーティコンポーネント」 とは、ソフトウェアまたはホス
テッドサービスに含まれる特定のソフトウェアプログラムまたは
その一部に、サードパーティ契約にもとづいて配布されるソフトウ
ェア (オープンソースソフトウェアを含む) を意味します (以下、
「サードパーティコンポーネント」)。この契約には、ソフトウェア
の特定部分についての使用権に関する条項 (以下、
「サードパーティ
条項」) が含まれています。 必要に応じ、配布された Linux OS ソ
ースコード (Linux OS ソースコードを配布した製品) に関する情報
については、またサードパーティコンポーネントの著作権所有者お
よび適用されるサードパーティ条項を特定するには、当該の製品、
ドキュメント、あるいは Avaya のサポート Web サイト (http://
support.avaya.com/Copyright) または Avaya が指定する後継サイ
トをご覧ください。 お客様は、そのようないかなるサードパーテ
ィコンポーネントのサードパーティ条項にも同意するものとしま
す。
通信不正利用の防止
「通信不正利用」とは、未承認のユーザー (例えば、従業員、代理
店、下請け業者、または代理業者以外のユーザー) がお客様の通信
システムを許可なしで利用することです。 お客様のシステムに関
連した通信不正利用のリスクがあるということ、さらに通信不正利
用が行われた場合、お客様の通信サービスに対して相当額の追加請
求が生じる結果になりますのでご注意ください。
Avaya Toll Fraud Intervention (Avaya 通信不正利用防止ライン)
通信不正利用の被害にあっている疑いがあり、技術的な支援または
サポートが必要な場合、米国およびカナダ在住のお客様は
Technical Service Center Toll Fraud Intervention Hotline (Tel:
+1-800-643-2353) へお電話でご連絡ください。 その他のサポート
の電話番号については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトをご覧く
ださい。 Avaya 製品にセキュリティ上の脆弱性が疑われる場合
は、Avaya まで E メールにてお問い合わせください。宛先:
[email protected]
ドキュメントのダウンロード
ドキュメントの最新版については、Avaya サポート Web サイト
(http://support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトを
ご覧ください。
Avaya サポートの連絡先
製品またはホステッドサービスの案内や記事を確認したり、Avaya
の製品またはホステッドサービスに関する問題を報告したりする
場合は、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com) に
アクセスしてください。 サポートの電話番号およびお問い合わせ
先については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトにアクセ
スし、ページの下までスクロールして、「Contact Avaya Support」
を選択してください。
商標
本サイトならびに Avaya 提供のドキュメント、ホステッドサービ
スおよび製品に表示されている商標、ロゴ、サービスマーク (以下、
「マーク」) は、Avaya およびその関連会社、もしくはその他サード
パーティの登録/未登録商標です。 ユーザーは、Avaya またはマー
クを所有している可能性がある第三者の書面による事前の許可な
く、これらのマークを使用することはできません。 当サイト、ド
キュメント、ホステッドサービス、製品に含まれているいかなるも
のによっても、Avaya または該当するサードパーティの明確な同意
なく、黙示的にも禁反言にも、マークのライセンス供与または権利
を認めるものとして見なすことはできません。
Avaya は、Avaya Inc.の登録商標です。
Avaya 以外の商標は、各所有者の財産です。 Linux® は、Linus
Torvalds の米国およびその他の国における登録商標または商標で
す。
目次
章 1: 概要............................................................................................................................... 5
®
Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010:Avaya Aura 版の概要................................... 5
Microsoft Lync クライアントとの統合.................................................................................. 6
Avaya Communicator for Microsoft Lync の開始.................................................................... 6
Avaya Communicator for Microsoft Lync バー....................................................................... 7
その他の電話モード機能の概要..................................................................................... 8
章 2: 通話の発信と処理....................................................................................................... 10
通話発信.......................................................................................................................... 10
ビデオ通話の発信............................................................................................................. 11
着信通話.......................................................................................................................... 14
確立済み通話................................................................................................................... 15
通話の転送と会議....................................................................................................... 16
電話サービス................................................................................................................... 17
通話履歴の記録................................................................................................................ 17
通話履歴の警告と制限................................................................................................ 18
マルチデバイスアクセス................................................................................................... 18
マルチデバイスアクセスの制限................................................................................... 18
章 3: 設定............................................................................................................................. 20
全般................................................................................................................................ 20
電話機 ............................................................................................................................ 21
ダイヤル規則................................................................................................................... 22
デバイス(その他の電話モード)..................................................................................... 22
オーディオ...................................................................................................................... 23
ビデオ............................................................................................................................. 24
通話履歴.......................................................................................................................... 25
言語................................................................................................................................ 25
セキュリティ................................................................................................................... 25
サポート.......................................................................................................................... 26
プロトコル設定................................................................................................................ 27
バージョン情報................................................................................................................ 27
章 4: ワークステーションの要件......................................................................................... 28
承認済みヘッドセットおよびカメラ.................................................................................. 28
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章 1: 概要
Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010:Avaya
Aura®版の概要
Avaya Communicator for Microsoft Lync は、Microsoft Lync クライアントを使って外観および操
作性をシームレスに統合するアドインアプリケーションであり、テレフォニー機能を提供しま
す。
Avaya Communicator for Microsoft Lync を Avaya Aura® で使用することで、次の操作ができま
す。
• 音声通話およびビデオ通話の開始。
• 次の通話管理機能で 1 つ以上の通話を同時に処理。
- 着信通話の応答。
- 2 つの通話への参加。
- ボイスメールまたは他の電話番号への不在転送。
- 通話転送。
- 通話をビデオ通話にする。
- オーディオ制御を使用した、コンピュータモードでのアクティブな会話のスピーカー音
量とマイクのミュートの管理。
- Avaya Communicator for Microsoft LyncAvaya ブラウザアドインおよび Office アドイン
の発信通話管理。
• デスクフォンを使用して、デスクフォンの制御を切り替え(デスクフォンモードまたは共有
コントロールモード)、コンピュータを電話として使用(コンピュータモード)または別の
デバイスを制御(その他のデスクフォンモード)。 VDI Communicator クライアントでは、
コンピュータモードはサポートされていません。
• メッセージランプ機能を使用して、新規のボイスメールメッセージを表示およびボイスメー
ルシステムへの迅速なダイヤル。
• 電話サービスステータスと Lync サーバーの統合。
• 通話履歴の記録取得。
• 内線番号へのログイン、通話への参加、複数デバイスからの通話に MDA を使って応答。
MDA を使った通話への参加および応答に対して存在するいくつかの制限。
• 携帯内線を使用すると、Avaya Communicator for Microsoft Lync 通話を携帯デバイスで応答
することができます。
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Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
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概要
Microsoft Lync クライアントとの統合
このタスクについて
Avaya Communicator for Microsoft Lync Microsoft Lync クライアントと統合するには、Microsoft
Lync で自分の勤務先の電話番号を公開する必要があります。 次の手順に従って、Lync クライア
ントに自分の勤務先の電話番号を公開します。 電話番号は E.164 形式で公開してください。 た
とえば、北米の電話番号は +1613xxxxxxx と入力します。
注
勤務先職場から、Lync クライアントで自分の電話番号の編集ができない場合、管理担当者に
協力を依頼して、必ず E.164 形式で電話番号を公開できるようにしてください。
公開電話番号のアクセス管理は、Microsoft Lync で行われます。
手順
1. Lync クライアントで、[ツール] > [オプション]をクリックします。
2.[Lync-オプション]ウィンドウで、[電話]タブをクリックしてから[勤務先電話]をク
リックします。
3.[電話番号の編集]ウィンドウで、[電話の編集]フィールドに電話番号を入力します。
4.[連絡先カードに含める]を選択して [OK] をクリックします。
関連リンク
Avaya Communicator for Microsoft Lync の開始 (6 ページ)
Avaya Communicator for Microsoft Lync の開始
このタスクについて
次のいずれかの方法を使用して、Avaya Communicator for Microsoft Lync を開始できます。
• Windows [スタート]メニューから
• Lync クライアント[ツール]メニューから
手順
• Windows [スタート]メニューでは、[すべてのプログラム] > [Avaya] > [ Avaya
Communicator for Microsoft Lync 2010] > [ Avaya Communicator for Microsoft Lync] を
選択します。
• Lync 2010 クライアントでは、[ツール] > [ Avaya Communicator for Microsoft Lync
2010] を選択します。
関連リンク
Microsoft Lync クライアントとの統合 (6 ページ)
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Avaya Communicator for Microsoft Lync バー
Avaya Communicator for Microsoft Lync バー
Avaya Communicator for Microsoft Lync バーを使って、Avaya Communicator for Microsoft Lync
および電話回線設定が管理できます。 Avaya Communicator for Microsoft Lync バーでは、Avaya
テーマと Avaya Lite テーマの 2 つの異なるテーマが利用できます。 既定は Avaya テーマとな
っています。 [設定]ウィンドウの[全般]タブを使用して、2 つのテーマを切り替えることが
できます。
Avaya Communicator for Microsoft Lync バーには次が示されます。
アイコン
説明
Avaya Communicator for Microsoft Lync がコンピュ
ータモードであることを示します。 Microsoft Lync
クライアントをソフトクライアントとして(コンピ
ュータを電話として)使用できます。 モードを切り
替えるには、ドロップダウン矢印をクリックします。
VDI Communicator では、このアイコンと [VDI
Communicator 使用中]ツールチップが、Avaya
Communicator for Microsoft Lync 共有コントロール
モードであることを示します。
Avaya Communicator for Microsoft Lync が電話モー
ドであることを示します。 Microsoft Lync クライア
ントを使用して、デスクフォンを制御できます。 モ
ードを切り替えるには、ドロップダウン矢印をクリ
ックします。
注
このアイコンは、VDI Communicator では使用
できません。
Avaya Communicator for Microsoft Lync がその他の
電話モードであることを示します。 Microsoft Lync
を使用して、携帯電話、自宅やホテルの電話など、
他の電話を使った発着信を行うことができます。
切断状態は、Avaya Communicator for Microsoft
Lync が Avaya Aura® に接続できない、または指定さ
れた共有コントロールリソースが利用できないこと
を示します。 切断状態はいくつかの理由で示されま
す。例えば、
• Avaya Communicator for Microsoft Lync が Avaya
Aura® Communication Manager または Avaya
Aura® Session Manager に接続できません。
• 構成データが欠落しているか間違っています。
• ネットワーク接続が失われた、または不十分です。
次のページに続く…
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Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
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7
概要
アイコン
説明
• 共有制御リソース(デスクフォン)が利用できませ
ん。
• ポリシーベースのログアウトが、サーバーによって
開始されています。
注
Avaya Communicator for Microsoft Lync が切断
された場合、あなたのプレゼンスは通話中の状
態に変更されません。
新着メッセージインジケーターは、新しいボイスメ
ールメッセージがあることを示すために点灯しま
す。 いつでもこのアイコンをクリックしてボイスメ
ールの番号をダイヤルします。
[不在転送]アイコンを使用して、ボイスメールまた
は Microsoft Lync で発行されている他の電話番号へ
の不在転送を構成することができます。 アイコンを
クリックすると、不在転送先の番号を選択するよう
に表示されます。 不在転送をオフにするには、
[不在
転送]アイコンを再度クリックします。 不在転送が
オフの場合、
[不在転送]アイコンはグレーになりま
す。
注
一部のネットワークでは不在転送機能が利用で
きないため、アイコンが無効となっています。
設定オプションを使うことで、電話、オーディオ、
ビデオといった異なる設定が設定できます。 設定に
ついて詳しくは、設定 (20 ページ)をご覧ください。
その他の電話モード機能の概要
その他の電話モードで発信または受信されるすべての通話は、Avaya Aura® システムを介して動
作します。
テレコミュータ電話番号の設定
その他の電話モードを使用する前に、Avaya Communicator for Microsoft Lync[の設定] > [デ
バイス]パネルの下に、電話番号をその他の電話モードテレコミュータ番号)に設定します。
その他の電話モードの起動
Avaya Communicator for Microsoft Lync バーからその他の電話モードを起動する場合、使用する
テレコミュータ番号を選択します。
その他の電話モードが有効になると、通常の内線番号はログアウトします。 その他の電話モード
を終了すると、内線番号が通常の内線番号に戻ります。 デスクフォンがない場合や電話を使用で
きない場合、回線は電話システムからログオフしているように表示されます。
通話の発信
その他の電話モードで通話が開始した場合、Avaya Aura®は最初に選択されたテレコミュータ番
号に電話をかけます。 テレコミュータのデバイスの呼び出し音が鳴り、通話に応答すると、
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お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
Avaya Communicator for Microsoft Lync バー
Avaya Aura® はリモートの参加者番号に通話を発信します。 リモート参加者にとっては、通話は
メインの勤務先電話から発信されたように表示されます。 リモートの参加者が電話に応答する
と、Avaya Aura® は両方の通話を 1 つの二者間通話に参加します。
着信
勤務先への着信通話は、使用しているテレコミュータ番号に転送されます。 Avaya
Communicator for Microsoft Lync に着信アラートが表示されます。 着信通知から着信に応答す
ることはできません。 その代わり、直接デバイスで着信に応答する必要があります。
その他の電話モードでは、他の通話が既に進行中の場合は受信通話に応答することはできませ
ん。
アクティブ通話の管理
すべてのアクティブな通話は、Avaya Communicator for Microsoft Lync で管理する必要がありま
す。 テレコミュータのデバイスでサポートされているアクティブな通話のアクションは、通話の
終了だけです。 この理由は、テレコミュータのデバイスは、勤務先またはこの番号に関連付けら
れている機能に対応していないためです。 デバイスで呼び出されたすべての通話操作は、Avaya
Aura® とは独立して実行され、Avaya Communicator for Microsoft Lync には反映されません。 こ
れらの通話操作は、リモートの参加者には表示されません。
オプションで、DTMF 数字をデバイスに入力できます。 Avaya Communicator for Microsoft
Lync が SIP 回線に設定されている場合、デバイスに直接 DTMF 数字を入力する必要がありま
す。
サポートされていない環境
• その他の電話モードでは、ビデオ通話はサポートされていません。
• 他のユーザーの内線番号をテレコミュータ番号に使用することはできません。 他のユーザ
ーの電話を使用する場合、手動で他のユーザーの電話をログアウトし、自分の資格情報でロ
グインする必要があります。 この方法を使用すると、他のユーザーの電話デバイスを使っ
て、Avaya Communicator for Microsoft Lync で内線電話に設定されている機能を引き続き使
用することができます。
• その他の電話モードを使用して、リモート通話に参加することはできません。
• アクティブな通話中にネットワーク接続性を失った場合、システムはネットワークに再接続
した後も、アクティブな通話の[会話]バーをうまく復元できないことがあります。
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
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章 2: 通話の発信と処理
通話発信
次のセクションでは、Microsoft Lync 2010 のメインウィンドウと[会話]ウィンドウからの通話
を発信する方法を説明します。
通話オプションは利用できません
通話の際に「通話オプションは利用できません」というメッセージを受信した場合、連絡先に次
のことが考えられます。
• 電話番号を公開していない。
• 連絡先情報へのアクセス権を付与していない。
Microsoft Lync のプレゼンスとプライバシー関係に適用される規則は、Avaya Communicator for
Microsoft Lync にも適用されます。 プレゼンスとプライバシーの関係の詳細については、
Microsoft Communicator Presence and Privacy Relationships にて Microsoft Lync マニュアルを
参照してください。
Lync 2010 クライアント ウィンドウから通話を発信する
このタスクについて
次の方法のいずれかを用いて、Microsoft Lync 2010 のメインウィンドウから通話を発信します。
手順
• 連絡先の名前を右クリックし、メニューから [音声通話の発信]を選択します。
• ユーザー名をクリックしてから、 アイコンをクリックします。 連絡先カードから、発行
電話番号を選択します。 そのユーザーの公開されている電話番号が次のアイコンの隣にリ
ストされます。
アイコン
説明
勤務先の電話番号
自宅の電話番号
携帯電話の番号
その他の電話番号
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ビデオ通話の発信
• Microsoft Lync 2010 ウィンドウの上にある[連絡先検索]フィールドに電話番号を入力し
ます。 結果のリスト内で右クリックしてメニューを開くか、
[電話]アイコンをクリックし
て連絡先カードを開きます。
通話を開始すると、呼び出し中というようなステータス メッセージと共に、呼び出してい
る連絡先が会話バーに表示されます。
次のステップ
通話を終了するには、
をクリックします。
[会話]ウィンドウから通話を発信する
このタスクについて
次の手順に従い、既存のインスタントメッセージングの[会話]ウィンドウから通話を発信しま
す。
手順
1.
ドロップダウン矢印をクリックします。
2. 適切な電話番号を選び、その連絡先に通話を発信します。
通話の発信後、呼び出し中というようなステータス メッセージと共に、呼び出している
連絡先が会話バーに表示されます。
次のステップ
通話を終了するには、
をクリックします。
ビデオ通話の発信
次のセクションでは、Microsoft Lync 2010 のメインウィンドウ、会話ウィンドウおよび会話バー
からビデオ通話を発信する方法を説明します。
Microsoft Lync 2010 クライアントウィンドウからビデオ通話を発
信する
手順
連絡先の名前を右クリックし、メニューから[ビデオ通話の発信]をクリックします。
Lync 2010 会話ウィンドウからビデオ通話を発信する
既存するすべての Avaya Communicator for Microsoft Lync 電話会話には、関連付けられている
[会話ウィンドウ]が含まれています。
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
11
通話の発信と処理
手順
既存のインスタントメッセージ会話をビデオ通話にするには、[会話]バーで
ックします。
アイコンをクリ
Avaya Communicator for Microsoft Lync 会話バーからビデオ通
話を発信する
既存するすべての Avaya Communicator for Microsoft Lync 電話会話には、関連付けられている会
話バーが含まれています。
手順
既存の音声通話をビデオ通話にするには、会話バーで
アイコンをクリックします。
ビデオ利用不可
アイコンが表示されている場合、連絡先のビデオ機能がチ
会話ウィンドウまたは会話バーに
ェック済みであることを示します。 アイコンが継続して表示される場合は、現在ビデオが利用で
きないことを示しています。
注
ビデオ通話が有効化されてもビデオアイコンやメニューアイテムが表示されない場合は、
Lync 2010 クライアントを再起動して、画面を更新します。
ビデオ通話に応答する
このタスクについて
連絡先がビデオ通話を発信した場合、通話に[応答]または[不応答]を行うプロンプトが表示
されます。
手順
1.[ビデオ]ウィンドウを開いて着信したビデオ通話に応答するには、
[応答]をクリックし
ます。
システムはカメラを一時停止させます。
2. ビデオの送信を開始するには、
をクリックします。
次のステップ
通話を終了するには、
12
をクリックします。
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お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
ビデオ通話の発信
ビデオ通話のミッドコールの管理
ビデオ通話が開始されると、次のビデオ通話管理が利用できます。
ビデオを一時停止するには、[カメラのブロック]をクリックします。
[カメラのブロック]にアクセスするには、
[ビデオ]画面を右クリックすることもでき
ます。
ビデオが一時停止した場合、ビデオを再開するには、[カメラのブロック解除]をクリ
ックします。
[カメラのブロック解除]にアクセスするには、
[ビデオ]画面を右クリックすることも
できます。
ビデオウィンドウを閉じ、ビデオを停止します。
ビデオを停止しても、通話は停止されません。 通話を停止するには、
ます。
をクリックし
[ビデオ]ウィンドウの管理
このタスクについて
ビデオプレビューは、あなたのビデオカメラからのビデオです。 相手からビデオ受信が開始され
ると、ビデオプレビューは、[ビデオ]ウィンドウ内の小さなウィンドウに表示されます。
手順
• ビデオ通話が進行中になると、[ビデオ]ウィンドウを右クリックしてメニューを開き、次
の管理を行います。
1.[ビデオプレビュー]ウィンドウのサイズと表示。
注
Avaya Communicator for Microsoft Lync はドッキング、ドッキング解除、およびビ
デオ通話の全画面モードをサポートします。
2. カメラのブロックとブロック解除。
3. ビデオを停止します。
•[ビデオプレビュー]ウィンドウを、別のコーナーに移動させるには、ウィンドウを移動さ
せたいコーナーにドラッグします。
ビデオテレフォニーサービスの制約
ビデオコールでは次の制約を受けます。
ビデオ通話の転送
Avaya Scopia®を使用する Avaya Communicator for Microsoft Lync エンドポイントを使ったアク
ティブなビデオ通話は、いずれの Avaya Scopia®エンドポイントにも転送できません。
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
13
通話の発信と処理
および Polycom HDX エンドポイントを使った Avaya Scopia®ビデオ通話
または Polycom HDX エンドポイントを使った Avaya Scopia®ビデオ通話には、以下があります。
• 停止後はビデオを再スタートさせることはできません。
• DTMF ディジットを送信すると、ビデオはドロップします。 オーディオは影響を受けませ
ん。
注
Polycom HDX SIP エンドポイントを使ったビデオコールは現在サポートされていません。
Lync クライアントがサインアウトした場合、ビデオは維持されません
オーディオビデオ通話中で、Microsoft Lync クライアントがサインアウトした場合は次の通りで
す。
• 通話のビデオ部分は維持されません。
• 通話のオーディオ部分は、通話が完了するまで最低限維持されます。
着信通話
着信通知ウィンドウは、
[着信通話を通知し]、通話に応答するまたは拒否するオプションを提示
します。 通話を拒否することを選択すると、通話は無視された通話として扱われ、 Avaya
Communicator for Microsoft Lync クライアントの呼び出し音が消音になります。 デスクフォン
(共有コントロール)モードの場合は、着信通話を拒否してもデスクフォンでは引き続き呼び出
し音が鳴ります。
アクティブ通話がすでに進行している場合、着信通知ウィンドウが[新規の着信を通知しま
す。] 新規の通話に応答することで、それ以前のアクティブな通話が通話保留になります。 シ
ステムは[着信通知]ウィンドウを主要な Avaya テーマを使って表示します。
[着信通知]ウィンドウから[不応答]ボタンを Avaya Communicator for Microsoft Lync でクリ
ックした後でも、着信に応答することができます。 [着信通知]ウィンドウは、IM を使って返
答した場合でも存在し続けます。
アイコン
説明
着信通話への応答を可能にします。
着信通話への不応答を可能にします。 デスクフォ
ン(共有コントロール)モードとそのた他の電話モ
ードでは、通話に応答しない場合も電話は呼び出し
を続けます。
次のページに続く…
14
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
確立済み通話
アイコン
説明
コンピュータモードまたはデスクフォン(共有コン
トロール)モードでは、[不応答]をクリックした
場合、通話が呼び出しを停止するかまたはボイスメ
ールに進む前に、以下を行うことができます。
• 着信に応答
• IM を使って着信に返答
注
上述の動作は、その他の電話モードでは適用で
きません。
携帯内線
携帯内線を使用すると、Avaya Communicator for Microsoft Lync 通話を携帯デバイスで応答する
ことができます。 Avaya Aura®ネットワークで[通話の拡張]が有効になっている場合、通話を
携帯内線携帯デバイスに拡張することもできます。
携帯内線を有効にするには、
[不在転送]アイコンをクリックしてから、
[携帯内線]を選択しま
す。
確立済み通話
各会話ウィンドウと関連付けられている Lync の会話ウィンドウバーは、特定コンテキストのテ
レフォニー機能を提供します。 Microsoft Lync と密接に統合された[会話]ウィンドウバーで
は、テレフォニー会話オプションを利用できます。 [会話]ウィンドウバーには、PBX、回線機
能、および会話の状態に基づき、会話中機能が表示されます。 通話タイマーは、通話の所要時間
を示します。
新しい通話が確立すると、通話タイマが表示され、以下の機能にアクセスできるようになりま
す。
アイコン
説明
通話の終了を可能にします。
通話の保留は可能にします。 通話制御バーのメッセージは、通話が保留状態であるこ
とを表示します。 通話制御ボタンは、通話が保留状態の場合は表示されません。
通話に応答するには、[会話]バーにある
[通話は保留中です。 クリックして通話を再開します。]
をクリックします。
確立済み通話に DTMF 数字を挿入します。
機能コードを入力する場合は、コードの最後に # 記号を入力します。 例えば、自動リ
ダイヤル(*66)を入力する場合は、*66# と入力します。
次のページに続く…
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
15
通話の発信と処理
アイコン
説明
注
会話に DTMF 数字を入力している際に、スピーカーで再生される DTMF トーンを
マイクが拾う場合があります。 この場合、数字のシーケンスが破損する可能性が
あります。 次の 2 つの対応策があります。
• 会話に DTMF 数字を入力している際に、ヘッドセットを使用します。
• DTMF 数字の入力時に、マイクをミュートにします。
コンピュータモードに入っていると、アクティブな通話のスピーカー音量を制御できま
す。 スピーカー音量を制御するには、
[スピーカー]ボタンの右側にあるグレーの矢印
を選択します。 アクティブな通話のスピーカー音量のミュートおよびミュート解除を
行うには、[スピーカー]ボタンをクリックします。
VDI Communicator においてコンピュータモードか共有コントロールモードになって
いる場合、アクティブコールのマイクでミュートのオン/オフの切り替えが可能です。
ミュートのオン/オフの切り替えを行うには、[マイク]ボタンをクリックします。
通話のビデオ通話を可能にします。
Avaya Communicator for Microsoft Lync が連絡先のビデオ機能にチェックを入れてい
る場合、
[会話]バーにこのボタンが表示されます。 ボタンが消えないと、ビデオは使
用できません。
関連リンク
通話の転送と会議 (16 ページ)
通話の転送と会議
Avaya Communicator for Microsoft Lync では、通話を他の電話番号に転送したり、既存の通話を
会議セッションにしたりできます。
アクティブな通話が進行中の場合は、有線から無線など、ネットワークの変更はサポートされま
せん。 通常のオペレーションは、ネットワークの変更が完了し、Communication Manager との
接続が再構築された場合に再開されます。
ネットワークが通話の転送をサポートしている場合は、複数の通話のセッション中に
[転送]アイコンが有効化されます。 有効にできるのは 1 つの通話のみです。 その他
の通話は保留状態となります。 [転送]アイコンはアクティブな通話の[通話制御]
バーのみで表示されます。 アイコンをクリックしてアクティブな通話をドロップダウ
ンリストで選択した番号に転送します。 このリストには、保留状態となっているすべ
ての通話が含まれます。
転送後、IM セッションが進行中の場合を除き、転送を受信する[通話]のウィンドウ
が消えます。
ネットワークが会議をサポートしている場合は、[会議]アイコンは、複数の通話がセ
ッション中にある場合のみ、アクティブな通話の[通話制御]バー内に表示されます。
クリックしてドロップダウンリストから番号を選択し、アクティブな通話に追加ユーザ
ーを追加します。 保留通話の数は[転送]ドロップダウンリストボックスの通話数と
なります。 このリストには、保留状態となっているすべての通話が含まれます。
16
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
電話サービス
関連リンク
確立済み通話 (15 ページ)
電話サービス
電話サービスは、通話中とプレコールのプレゼンスステータスが対応可能(緑色)の場合に、
[話中
– 通話中]を公開します。 プレコールのプレゼンスステータスが退席中、または話中の場合は、
すでに対応できないことが示されているので、テレフォニー プレゼンスは公開されません。
不応答
プレゼンスステータスが[応答不可]の場合、通話連絡先のアクセスレベルにかかわらず、着信
通知はユーザーの Lync クライアントに表示されません。
通話履歴の記録
Avaya Communicator for Microsoft Lync から発信または応答する通話に対し、通話履歴の記録を
保存することができます。 Avaya Communicator for Microsoft Lync はまた、不在着信の通話履歴
を生成します。
重要
通話履歴は、Avaya Communicator for Microsoft Lync 設定で有効にする必要があります。 詳
細については、通話履歴 (25 ページ)を参照してください。
すべての通話の通話履歴は、不在着信を除いて、お使いの Microsoft Outlook 会話履歴フォルダに
表示されます。 不在着信の通話履歴は、お使いの Outlook 受信フォルダに表示されます。
通話履歴は以下を示します。
• 通話の接続時間
• 通話の開始時間
• 通話の方向(発信または着信)
• 通話参加者
通話履歴は、可能な限り連絡先の名前を表示します。 もし連絡先の名前を表示できない場
合、通話履歴はリモートアドレスを表示します。
注
Avaya Collaboration Services が作動している場合、お使いの Microsoft Outlook 会話履
歴フォルダに保存された、通話履歴から電話をかけることができます。
関連リンク
通話履歴の警告と制限 (18 ページ)
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
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17
通話の発信と処理
通話履歴の警告と制限
• 通話履歴は、通話が完了するまで通話を記録しません。 ネットワーク接続性の問題のため
予期せず通話が完了した場合にも、通話履歴は記録されません。
• お使いのコンピュータが[スリープ]または[休止状態]モードである場合、通話履歴は生
成されません。
• 通話履歴は、通話完了後最大 10 秒以内に Microsoft Exchange に書き込まれます。 通話履
歴を参照することができる前に、Outlook は Microsoft Exchange と同期する必要がありま
す。
• 通話履歴、オーディオ通話およびビデオ通話は区別しません。
• 通話履歴は、会議通話を正確に記録できないことがあります。 単一の会議通話に対し、複
数の通話履歴が生成されているのが見られることがあります。
• Avaya Communicator for Microsoft Lync は、通話履歴で不在着信を記録するよう作動する必
要があります。
関連リンク
通話履歴の記録 (17 ページ)
マルチデバイスアクセス
Avaya Communicator for Microsoft Lync は、マルチデバイスアクセス(MDA)をサポートしま
す。 この機能により、次のことが可能になります。
• 複数の SIP デバイスからの同一内線番号にログオン
• 複数のデバイスから通話に応答可能
• 他のログイン済みデバイスから既存の通話に参加可能
内線番号に着信があった場合、すべてのログイン済みデバイスは同時に呼び出されます。
Avaya Aura® ネットワークの設定によって、同時にログイン可能なデバイス数、および同時参加
できるデバイスの上限数に達したときに、最初にログインしたデバイスと最後にログインしたデ
バイスのどちらのログインアクセスを拒否するかが決まります。
関連リンク
マルチデバイスアクセスの制限 (18 ページ)
マルチデバイスアクセスの制限
以下の MDA 制限は、Avaya Communicator for Microsoft Lync のために存在します。
MDA 強制ログアウト
Windows タスクマネージャの Avaya Communicator for Microsoft Lync から退出する場合、お使
いの内線は解放されません。 これによって、別のデバイスへのログインを防ぐことができます
(強制ログアウトポリシーは CM 設定でブロックされます)。 アドインに再度ログインしてか
18
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
マルチデバイスアクセス
ら、ログアウトすることで、Avaya Communicator for Microsoft Lync アドインからの登録をリリ
ースする必要があります。
共有コントロールとその他の電話モード
• 1 つのデスクフォン(共有コントロール)または VDI Communicator デバイスでのみログイ
ンできます。
•[その他の電話]モードは、通話への参加機能をサポートしません。
通話への参加
• 状態の変更中または保留されている通話には参加できません。 Avaya Communicator for
Microsoft Lync は、
[参加]
( )をクリックするまで、別のデバイスが保留されているかど
うかを示しません。
• 2 つ目のデバイスが既存の Avaya Aura®会議に参加する場合、そのデバイスのユーザーは通
話においてオーディオを聞くことはできますが、会議機能にアクセスしたり、あるいは共有
アプリケーションを表示させたりすることはできません。 2 つ目のデバイスは、別に会議に
ダイヤルして、会議機能にアクセスする必要があります。
• リモートデバイスに MDA 会議通話が作成されている場合、通話に参加するオプションのあ
るリモート通話[制御]ウィンドウが表示されます。 [会議]ウィンドウは、会議通話に
参加するまで、Avaya Communicator for Microsoft Lync には表示されません。
•[コンピュータ]モードで Avaya Communicator for Microsoft Lync を使って通話中の場合、
通話を保留にし、別の MDA デバイスが通話に参加してから、リモート通話が進行中である
ことが[会話]ウィンドウに表示されます。 ボイスパスが消え、通話が Avaya Communicator
for Microsoft Lync で切断されたことが示されます。
ビデオ昇格
• 1 つ以上のデバイスが通話中の場合、通話をビデオにすることはできません。 追加のデバイ
スが通話から切断し、1 つのデバイスのみ通話に残留する場合、そのデバイスは正常にビデ
オ通話にすることができます。
• 2 つ目のデバイスがビデオ通話に参加する場合、ビデオ画面は黒くなります。
• 携帯内線は、いかなる場合にもビデオ通話にすることはできません。 たとえ通話にといて、
モバイルデバイスが唯一のデバイスであっても、オーディオ通話のみがサポートされます。
• Interop では、MDA デバイスが通話に参加する場合、[ビデオ]ウィンドウが閉じます。
関連リンク
マルチデバイスアクセス (18 ページ)
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
19
章 3: 設定
[設定]タブから、電話設定の定義、電話動作の決定、ログレベルを設定することができます。
をクリックして、[設定]ウィンドウを開きます。 タブをクリックして、[設定]サブウィン
ドウを表示します。
関連リンク
全般 (20 ページ)
電話機 (21 ページ)
ダイヤル規則 (22 ページ)
デバイス(その他の電話モード) (22 ページ)
オーディオ (23 ページ)
ビデオ (24 ページ)
通話履歴 (25 ページ)
言語 (25 ページ)
セキュリティ (25 ページ)
サポート (26 ページ)
プロトコル設定 (27 ページ)
バージョン情報 (27 ページ)
全般
[全般]ウィンドウを使用して、ボイスメールサーバーの番号を入力します。 [全般]ウィンド
ウでは、 Avaya Communicator for Microsoft Lync バーのテーマを設定することもできます。
アイテム
説明
ボイスメール番号
ボイスメールの電話番号を入力します。 ボイスメールの番号は E.
164 形式の番号で入力する必要があります。
テーマ
Avaya テーマ、または Avaya Lite テーマを選択します。 既定のテー
マは Avaya テーマですが、このセクションを使って 2 つのテーマを
切り替えることができます。 テーマの変更を適用するには、Lync ク
ライアントからログアウトし、ログインし直す必要があります。
[Avaya テーマ]
次のページに続く…
20
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
電話機
アイテム
説明
[Avaya Lite テーマ]
関連リンク
設定 (20 ページ)
電話機
[電話機]ウィンドウを使用して、コンピュータモードの電話機の設定を定義します。
アイテム
説明
内線
ユーザーの内線番号です。
パスワード
内線用のパスワードです。
サーバー
通話サーバーの IP アドレスまたは完全修飾ドメイ
ン名(FQDN)です。 例えば、transport=tls な
ど。
ドメイン
SIP ドメイン。 このフィールドは、H.323 電話を使
用している場合は表示されません。
重要
電話番号には、Microsoft がサポートする電話番号の形式を使用する必要があります。 サポート
されていない形式で公開された電話番号は、Avaya Communicator for Microsoft Lync アプリケー
ションに送信されません。 番号に Microsoft がサポートする形式を使用していない場合、ユーザ
ーは次の Lync 警告メッセージを受信します。「この番号は有効な電話番号ではありません。 番
号を確認して再度お試しください。」
サポート形式に関する情報は、Microsoft Lync のドキュメントをご覧ください。 以下はオンライ
ンのドキュメントへのリンクとなります。
電話オプションと番号の設定
関連リンク
設定 (20 ページ)
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
21
設定
ダイヤル規則
[ダイヤル規則]ウィンドウを使用して、さまざまな通話タイプのダイヤル動作を決定します。
変数
説明
外線発信番号
外線へアクセスする場合にダイヤルする番号を入力します。
国番号
通話する国のダイヤルコードです。
市外局番
電話サーバーが置かれている場所のエリアコードまたは市外
局番。
PBX メインプレフィックス
電話システムのメインプレフィックス。
長距離通話用のダイヤル番号
長距離電話をかける場合にダイヤルする番号。
国際通話用のダイヤル番号
国際電話をかける場合にダイヤルする番号。
内線通話用の内線番号桁数
内線をかける場合にダイヤルする番号。 例えば、内線番号が
5 桁の場合には、5 と入力します。 この例では、5 桁の番号ま
たはそれ以下の番号は、内線番号として取り扱われます。 所
属する会社内で異なる内線番号の桁数をサポートしている場
合、コンマで区切ってそれぞれの桁数を入力してください。
例えば、内線番号が 3 桁、5 桁、7 桁の場合には、3, 5, 7 と入
力します。
注
内線番号を複数指定した場合、完全一致が実行されま
す。 例えば、3, 5, 7, を指定した場合、4 桁の番号は内線
番号として認識されません。
国内電話番号の桁数(市外局番を含む) 国内の電話番号の桁数(市外局番を含む)を入力します。 国
内の電話番号の長さが均一ではない場合は、コンマで区切っ
て複数の番号を入力することができます。
市内通話の際に市外局番を含める
市内電話をかける場合に、市外局番をかける必要がある場合
には、ここにチェックマークを入れます。
関連リンク
設定 (20 ページ)
デバイス(その他の電話モード)
このウィンドウには、 用に特定したデバイスまたは電話番号が表示されます。Avaya
Communicator for Microsoft Lync その他の電話モードを使用するには、[デバイス]ウィンドウ
で電場番号を追加する必要があります。 このウィンドウで公開されている電話番号に通話を転
送することもできます。
アイテム
説明
追加
通話の発着信に使用するデバイスまたは電話番号
を追加します。
編集
現在選択しているデバイスや電話番号を変更しま
す。
次のページに続く…
22
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
オーディオ
アイテム
説明
削除
現在選択しているデバイスや電話番号を削除しま
す。
重要
電話番号には、Microsoft がサポートする電話番号の形式を使用する必要があります。 サポート
されていない形式で公開された電話番号は、Avaya Communicator for Microsoft Lync アプリケー
ションに送信されません。 番号に Microsoft がサポートする形式を使用していない場合、ユーザ
ーは次の Lync 警告メッセージを受信します。「この番号は有効な電話番号ではありません。 番
号を確認して再度お試しください。」
サポート形式に関する情報は、Microsoft Lync のドキュメントをご覧ください。 以下はオンライ
ンのドキュメントへのリンクとなります。
電話オプションと番号の設定
Avaya Communicator for Microsoft Lync を使用して、勤務先の電話番号ではないデバ
イスを管理します
1.[デバイス]画面で、リストに電話番号を追加します。
2. Avaya Communicator for Microsoft Lync バーで、[モード]アイコンをクリックするとメ
ニューが表示されます。
3.[その他の電話]メニューにはサブメニューがあり、このサブメニューには構成済みのデ
バイスが表示されます。 デバイスを選択します。
[その他の電話]メニューは、電話番号が[電話番号]リストにプロビジョニングされて
いる場合のみ有効になります。
関連リンク
設定 (20 ページ)
オーディオ
[オーディオ]ウィンドウを使用して、オーディオの設定を定義します。
重要
コンピュータモードで を使用するには、オーディオデバイスが Avaya Communicator for
Microsoft Lync コンピュータで利用可能になっている必要があります。
アイテム
録音デバイス
説明
[録音デバイスの選択]で、ドロップダウンリスト
ボックスから録音デバイスを選択します。 コンピ
ュータに構成された再生デバイスのみがドロップ
ダウンリストボックスに表示されます。 構成デバ
イスを表示するには、[スタート]メニューから、
[設定] > [コントロールパネル] > [サウンドと
オーディオデバイスをクリックします]。
次のページに続く…
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
23
設定
アイテム
再生デバイス
説明
[再生デバイスの選択]で、ドロップダウンリスト
ボックスから再生デバイスを選択します。 コンピ
ュータに構成された再生デバイスのみがドロップ
ダウンリストボックスに表示されます。 構成デバ
イスを表示するには、[スタート]メニューから、
[設定] > [コントロールパネル] > [サウンドと
オーディオデバイスをクリックします]。
スライダーを試用して、[再生音量]の音量レベル
を設定します。
アラートデバイス
着信通話の呼び出し音を有効にするには、[着信通
話時の呼び出し音]チェックボックスを選択しま
す。 [他のデバイスで着信音を鳴らす]を行うこ
とができます。 チェックボックスを選択して、ド
ロップダウンリストボックスからデバイスを選択
します。 コンピュータに構成された再生デバイス
のみがドロップダウンリストボックスに表示され
ます。 構成デバイスを表示するには、[スタート]
メニューから、
[設定 ]>[コントロールパネル ]>
[サウンドとオーディオデバイスをクリックしま
す]。
スライダーを使用して、[アラート音量]の音量レ
ベルを設定します。
注
• デバイスのオーディオ設定を変更すると、同じオーディオデバイスを使用する他のアプリケ
ーションに影響を与える場合があります。
• 会話の開始時に、オーディオデバイスの設定が既に最も低い設定になっている場合、会話は
ミュートとして表示されません。
• オーディオデバイス設定は PC の設定では非同期に表示される場合があります。
• 通話中には、オーディオデバイスの変更(ローカルのサウンドカードをヘッドセットにする
など)はできません。
• 通話中、オーディオ設定は設定パネルからは調節できません。
関連リンク
設定 (20 ページ)
ビデオ
[ビデオ]ウィンドウを使用して、ビデオの設定を定義します。
ビデオ通話が進行中の場合、ビデオの設定は変更できません。 設定を変更するには、まずビデオ
を停止する必要があります。 通話を終了させる必要はありません。 ビデオ設定の変更はすぐに
適用されます。
24
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2015 年 5 月
通話履歴
アイテム
説明
ビデオを有効にする
この場所と Avaya Aura® の内線番号でビデオが有効化されると、ビ
デオ通話の送受信を行うことができます。
コーデックレベル
ビデオコーデック解像度がハイレベルに設定された場合、エンコー
ドされたビデオ解像度は向上します。 既定および推奨されるビデオ
コーデックレベル設定は、Avaya UC クライアントでは 3.1 です。
優先するカメラ
ワークステーションに複数のカメラが接続されている場合は、ビデ
オ通話用にカメラを選択できます。 [カメラの自動選択]によって、
Avaya Communicator for Microsoft Lync がカメラを選択します。
[カメラの無効化]を使用すると、カメラのビデオ通話への使用を中
止します。
関連リンク
設定 (20 ページ)
通話履歴
通話履歴ウィンドウを使用して、通話記録をすべて保存することができます。
アイテム
説明
通話履歴を電子メールフォルダに保存
このオプションを選択すると、通話履歴を電子メー
ルに保存します。
関連リンク
設定 (20 ページ)
言語
Avaya Communicator for Microsoft Lync アプリケーションの言語を変更するには、[言語]ウィ
ンドウを使用します。 言語の変更を有効にするには、[再起動]をクリックします。 Lync クラ
イアントと Avaya Communicator for Microsoft Lync の両方を再起動する必要があります。
関連リンク
設定 (20 ページ)
セキュリティ
[セキュリティ]ウィンドウを使用して、Avaya Communicator for Microsoft Lync クライアント
にクライアント証明書 ID を提供します。 インストールする必要がある証明書はいずれも、管理
者が提供する必要があります。
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
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25
設定
名前
説明
ID 証明書
次のいずれかを選択します。
• なし
• 選択した証明書
[参照]をクリックして、適切な証明書の信頼で
きるストアまでナビゲートします。
関連リンク
設定 (20 ページ)
サポート
[サポート]画面を使用して、ログレベルを設定します。 ログファイルを添付して電子メールを
送信することもできます。
アイテム
説明
デバッグモードを有効にする
デバッグモードのログが有効になっている場合、詳
細なログメッセージはログファイルに書き込まれ
ます。 トラブルシューティングを行うには、デバ
ッグモードを有効にします。
連絡先電子メールアドレス
テクニカルサポートの連絡用電子メールアドレス
です。
問題の報告
Zip ファイルを作成します。
[問題の報告]をクリックして、現行のログファイ
ルが含まれる Zip ファイルを添付して電子メール
を送信します。
電子メールクライアントがインストールされてい
ない場合、ボタンのラベルは[Zip ファイルの作成]
に変更されます。
ログファイルのロケーション
ログディレクトリとサポートディレクトリは、
[Avaya] > [ Avaya Communicator for Microsoft
Lync] の AppData フォルダに格納されます。
• ログファイルは、\log フォルダに格納されています。
• Zip 形式のログファイルは、\support フォルダに格納されています。 \support フォルダ
には、最大 20 MB まで格納できます。 フォルダの容量が制限値に達すると、古い Zip ファ
イルが削除されます。
関連リンク
設定 (20 ページ)
26
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月
プロトコル設定
プロトコル設定
[プロトコル設定]ウィンドウでは、お使いの Avaya Communicator for Microsoft Lync クライア
ントが使用する URI を選択します。 管理者に確認して、クライアントが使用する URI を決定し
てください。
名前
説明
Tel URI(tel:)
[Tel URI]を使用している場合は、このオプション
を選択します。
Callto URI(callto:)
[Callto URI]を使用している場合は、このオプショ
ンを選択します。
関連リンク
設定 (20 ページ)
バージョン情報
[バージョン情報]ウィンドウには、Avaya Microsoft Lync クライアントのバージョン番号とビル
ド番号が表示されます。
関連リンク
設定 (20 ページ)
2015 年 5 月
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
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27
章 4: ワークステーションの要件
表 1 : ハードウェア要件
プロセッサ
2 GHz
メモリ
• 2 GB(32 ビット)
• 4 GB(64 ビット)
ディスク容量
500 MB
接続
ダウンロード帯域幅:80 kbps
アップロード帯域幅:80 kbps
表 2 : ソフトウェア要件
オペレーティングシス
テム
• Microsoft Windows 7
Microsoft .Net
リリース 4.0 以降
Microsoft Lync クライ
アント
• Microsoft Lync 2010 バージョン 4.0.7577.4103 以降
• Microsoft Windows 8.1
• Microsoft Lync 2013 バージョン 15.0.4649.1000 以降
関連リンク
承認済みヘッドセットおよびカメラ (28 ページ)
承認済みヘッドセットおよびカメラ
サポートされる最新のヘッドセットおよびカメラに関する詳細については、
• http://www.devconnectprogram.comAvaya DevConnect ウェブサイトをで参照してくださ
い。
• サポートウェブサイトの相互運用性マトリクスは、非 Avaya 製品下の http://
support.avaya.com/CompatibilityMatrix/Index.aspx で説明されています。
注
オペレーティングシステムのバージョン情報に基づいた Microsoft Windows オペレーティン
グシステムの推奨ハードウェア要件に従ってください
関連リンク
ワークステーションの要件 (28 ページ)
28
Avaya Aura® 版 Avaya Communicator for Microsoft Lync 2010 ユーザーガイド
お問い合わせ先:[email protected]
2015 年 5 月