基金訓練 介護員養成研修2級課程科(5月開講) シラバス 科目名 教科名 内容 講習目標 福祉の理念と福祉サービスの意義 1.QOLの向上、ノーマライゼーション、自立支援等の各 福祉分野に共通する主流理念 2.ケアサービスの意義 3.チームケアの必要性 1.社会福祉の基本的な理念について理解する 2.福祉サービスの意義について把握し、訪問介護及びチー ムケアの必要性を理解する 1.福祉サービスを提供するにあたっての基本視点を形成す る サービス提供の基本視点 1.豊かな人間観 2.他者理解と共感 3.自立支援 4.利用者の自己決定 1.介護保険制度を中心とした老人保健福祉の制度とサービ スについて理解する(介護保険を制度に関する内容を中心 とした講義内容とする) 老人福祉の制度とサービス 1.高齢者保健福祉の背景と動向 2.介護保険制度の概要とサービスの理解 3.高齢者保健福祉の制度とサービスの理解 4.医療・年金・生活保護制度・住宅施策その他高齢者保健 福祉に関連する制度・施策 5.高齢者虐待の防止と対応 1.障害者(児)福祉の制度とサービスの種類、内容、役割 を理解する 障害者(児)福祉の制度とサービス 1.障害者(児)福祉の背景と動向 2.障害者福祉サービスの仕組みの変更 3.身体障害者福祉の制度とサービス 4.身体障害児福祉の制度とサービス 5.知的障害児(者)福祉の制度とサービス 6.精神障害者福祉の制度とサービス 7.難病患者の福祉と制度とサービス 8.発達障害者支援法に基づく制度 1.生活の質とホームヘルプサービス 2.ホームヘルプサービスの基本的枠組み 3.ホームヘルプサービスの制度・業務 4.関連機関の種類とその連携および関連職種 1.訪問介護の役割と業務を理解する(介護保険制度におけ る運営基準等についての内容や考え方について含める) 社会福祉の基本的な理念及び 福祉サービスを提供する際の 基本的な考え方に関する講義 老人保健福祉及び障害者福祉 に係る制度及びサービス並び に社会保障制度に関する講義 ホームヘルプサービス概論 介護技術に関する講義 時間数 3 大 竹 伸 治 5月13日 講義 訪問介護員の職業倫理 1.業務において直面する頻度の高い障害・疾病を医学的に 理解する 2.実践的視点で利用者の状態像を把握する 3.援助の基本的な方向性を把握する(介護保険法の対象と なる特定疾病の概要を加える) 障害・疾病の理解 1.加齢による老化 2.精神障害 3.認知症 4.知的障害、自閉症、ダウン症、てんかん 5.脳血管障害、脳血管障害後遺症 6.脳性まひ、脊髄損傷などによる肢体不自由 7.視力障害 8.聴覚障害 9.心機能障害等の内部障害 10.高血圧、糖尿病 11.特定疾病 1.高齢者の生活と心理 2.高齢者の「家族」の理解 1.高齢者及び障害者(児)の心理に対する理解を深め、心 理的援助のあり方について把握する 高齢者及び障害者(児)等の家族の理解 1.障害者(児)の心理と人間関係 2.障害者(児)の「家族」の理解 3.母子、父子家庭の理解 2.高齢者、障害者(児)等の家族に対する理解を深め、援 助の目的と機能を理解する 1.介護の目的と機能を理解し介護の基本原則を把握する 2.在宅介護の特徴とすすめ方を把握する 介護概論 1.介護とは 2.介護の基本原則 3.介護におけるリハビリテーション 4.ターミナルケア 5.在宅介護の特徴とすすめ方 6.介護者の健康管理 介護事例検討 1.事例検討とは 2.高齢者介護の特徴と留意点 3.障害者介護の特徴と留意点 4.演習 1.生活者としての援助対象者の介護事例を通して、適切な 介護方法を学習する 住宅・福祉用具に関する知識 1.ユニバーサル環境をめざして 2.物的・技術的側面の基本的な支援 3.防災などの安全管理 4.快適な室内環境 5.住宅改善のプロセスとホームヘルパーの役割 1.高齢者・障害者(児)にとっての快適な住宅について理解 を深め、住宅の改造に関する知識を学習する 2.福祉用具についての理解を深め、主な福祉用具の種類と 機能 を把握する(介護保険制度における福祉用具貸与・ 購入・住宅改修の概要について加える) 1 佐 藤 晴 樹 5月11日 講義 3 1.訪問介護に従事する際の職業倫理について理解する 2.サービス提供における利用者の人権の尊重について理解 する(実際のサービス提供における人権の尊重について重 点項目として取り上げる) 高齢者及び障害者(児)の心理 講義・演習 実習の別 3 1.福祉業務従事者としての倫理 2.ホームヘルプサービスの基本的態度 3.専門職としての倫理 4.利用者の人権尊重、プライバシーの保護 老人及び障害者の疾病、 障害等に関する講義 実施月日 3 介護保険 訪問介護に関する講義 講師名 奈 良 朝 子 5月12日 講義 宮 川 愛 子 5月17日 講義 6 3 3 柳 田 一 男 5月16日 講義 6 柳 田 一 男 5月19日 講義 6 鹿 内 葵 5月23日 講義 3 3 佐 藤 啓 之 5月20日 講義 6 高 松 宏 之 5月31日 講義 6 鹿 内 葵 5月25日 講義 6 基金訓練 介護員養成研修2級課程科(5月開講) シラバス 科目名 家事援助に関する講義 相談援助に関する講義 医学等の関連する領域の 基礎的な知識に関する講義 福祉サービスを提供する際の 基本的な態度に関する講義 教科名 講習目標 家事援助の方法 1.高齢者、障害者(児)への家事援助の目的と機能を理解 し、その方法を学習する 2.高齢者、障害者(児)への家事援助に必要な栄養、調理、 被服の知識を学習する 相談援助とケア計画の方法 1.ケアマネジメントの機能と必要性 2.ケアマネジメントの構成要素 3.ケアマネジメントでの援助原理 4.相談援助の特徴 5.相談援助の原則 6.アセスメント 7.援助内容の見直し 1.ケアマネジメントの視点と方法を理解した上で、訪問介 護員として行う相談援助の方法及び介護計画の作成方法を 学習する(介護保険制度における居宅介護支援についての 内容を含める) 医学の基礎知識Ⅰ 1.日常的な疾患の基礎知識と予防方法、対処方法 2.感染症の理解と予防 3.医療関係制度の基礎知識 1.高齢者・障害者(児)の在宅生活援助に役立つ知識を中 心に家庭の医学等の基礎知識を学習する 1.高齢者・障害者(児)の在宅看護の基礎知識を学習する 在宅看護の基礎知識Ⅰ 1.在宅看護の歴史と制度 2.身体の観察 3.薬の飲ませ方と保管 4.罨法 5.マッサージ 6.特別な処置の理解 リハビリテーション医療の 基礎知識 1.リハビリテーション医療の意義と役割 2.リハビリテーション医療の概要 3.訪問リハビリテーションのスタッフとの連携のすすめ方 4.リハビリテーション介護とは 1.理学療法士と作業療法士を中心にリハビリテーションの 基礎知識を学習する 共感的理解と基本的態度の形成 1.ロールプレイの意義とすすめ方 2.ロールプレイの実践(演習) 1.サービスの利用者の立場に立った理解とサービス提供者 としての基本的態度を形成する 寝具の整え方 1.観察 2.寝床の準備 3.介助における注意点 1.食事、排泄、入浴、移動、移乗、その他基本的な介護技 術を習得する 寝床上での体位・姿勢交換 移乗の介護 介護技術に関する演習 内容 1.生活援助の目的・機能・基本原則 2.生活援助の方法 3.生活援助における介護予防、自立支援 4.高齢者、障害者(児)と栄養、食生活のあり方 5.高齢者、障害者(児)の快適な衣生活 6.快適な室内環境と安全管理 車椅子での移動の介護 歩行の介助 講義・演習 実習の別 時間数 森 岡 節 子 5月24日 講義 6 今 野 ひとみ 5月27日 講義 6 講師名 実施月日 3 高 松 真 紀 5月18日 講義 3 1.褥瘡になりやすい利用者 2.体位変換の目的 3.体位変換介助における観察・留意点 4.準備するもの 5.体位変換介助の方法 6.体位変換介助における注意点 1.移乗介助における観察・留意点 2.準備するもの 3.移乗介助の方法 4.移乗介助における留意点 1.移動介助における観察・留意点 2.準備するもの 3.標準的な車椅子の基本操作 4.移動介助の方法 5.介助における注意点 石 井 均 5月26日 講義 6 栗 原 愛 未 6月 1日 演習 6 高 橋 裕 樹 6月 2日 演習 6 高 橋 裕 樹 6月 3日 演習 6 高 橋 裕 樹 6月 6日 演習 6 1.肢体不自由者の歩行の介助 2.視覚障害者の歩行等の介助 排泄・尿失禁の介護 1.排泄 2.尿失禁 身体の清潔の方法 1.身体の清潔に必要な基礎知識 2.観察 3.清拭 4.部分浴 5.洗髪 6.口腔ケア 7.目・耳・鼻・爪のケア 8.朝夕の身だしなみを整えるケア 2 基金訓練 介護員養成研修2級課程科(5月開講) シラバス 科目名 教科名 講習目標 講義・演習 実習の別 時間数 高 橋 裕 樹 6月 7日 演習 6 高 橋 裕 樹 6月 8日 演習 6 講師名 実施月日 食事の介護 衣類着脱の介護 1.衣服着脱の介助における観察・留意点 2.準備するもの 3.衣服着脱の介助方法 4.衣服着脱介助における注意点 入浴の介護 1.入浴の介助における観察・留意点 2.家庭浴槽での入浴介助の方法 3.簡易浴槽での入浴介助の方法 4.異常が起こったときの対応 5.入浴介助における注意点 援助者の健康管理 1.介護者に起こりやすい健康障害 2.ストレスマネジメント 3.腰痛の予防 4.日常の健康管理 5.感染予防 高 橋 裕 樹 6月13日 演習 6 緊急時の対応 1.全般的な注意事項 2.骨折への対応 3.やけど(熱傷) 4.てんかん性発作への対応 5.心臓発作への対応 6.化学物質のよる中毒への対応 高 松 真 紀 6月10日 演習 6 介護技術に関する演習 介護計画の作成と記録・ 報告の技術 レクリエーションに関する演習 内容 1.食事の意味 2.食事介助における観察・留意点 3.準備するもの 4.食事介助の方法 5.食事介助における注意点 レクリエーション体験学習 1.食事、排泄、入浴、移動、移乗、その他基本的な介護技 術を習得する 1.記録の書き方 2.事例報告・検討 1.訪問介護員としての介護計画の作成技術を学習する 2.業務及び事例の記録の方法と報告の仕方等を学習する 小 川 知 宏 5月30日 演習 6 1.レクリエーションの視点とプログラム 2.高齢者・障害者(児)を対象とする レクリエーション 1.高齢者・障害者(児)を対象とするレクリエーションに ついて体験的に学習する 高 橋 裕 樹 6月 9日 演習 6 6月15日 ~ 6月17日 演習 18 施設見学・体験 介護実習 1.特別養護老人ホーム、老人保健施設、身体障害者療護 施設、認知症老人グループホーム、現に介護サービスを 提供している有料老人ホーム等の入所施設(短期入所施 設を除く。)における介護実習 在宅サービス提供現場見学 1.デイサービスセンター、在宅介護支援センター、訪問 看護ステーション等の介護保険制度での指定事業者が提 供する在宅サービス提供現場の見学 実習 訪問介護同行訪問 1.講義、実技講習の各内容を老人保健・福祉施設において 実践することにより介護技術を中心とする援助能力を高め る 36 8月26日 ~ 9月20日 実習 1.訪問介護同行訪問による業務実習 12 6月 5日 ~ 8月 5日 施設実習 3 12 実習 138
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