遭遇 暮 で ク 傷 避 かど 感 回 用 角 情 と を 多 ウ 擦 を らし 高 す イ す 受験番号 揚 る る 氏 名 状 あ 態 起因 のとき。 印の欄には記入しないでください。 ※ た に キイン し め 要領 た 。 E ヨウリョウ こ と D ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 一 問二 「アロハ・オエ」は,「さようなら」よりもっと厳粛な別れの表現なので,お葬式での別離の ことばも「アロハ・オエ」になる,という文脈。したがって,順接の接続語「だから」がふさ わしい。 問三 「『マイペンライ』は極めて多義的,すなわちあいまい」だから「おおまちがい」といわれてい ることなので,ウが適当。 問四 ハワイ語のなかで「アロハ」のもつ意味がどのように深いかは,直後の「そもそもハワイ語で はことばのことを……」以降で説明され,この段落の最後の一文「とにかく精神が愛情と感傷で 高揚した状態が『アロハ』なので,これもきわめてあいまいな表現なのである」でまとめられて いる。 問五 これより前の文章中で,関西弁にあいまいな表現が多いことが述べられていることを読み取る。 やなぎ た くに お その上で,その理由について,筆者は柳田國男の言説を引用して,「他人と摩擦をおこさないた めに発明した知恵」と述べていることに着目する。 問六 よく熟した「成熟」と反対の意味なので,まだ熟していない「未熟」。 問七 直後の「そんなことをいっていたら……そもそも修辞学がなりたたないのである」の部分から 読み取れるのは,アの内容である。筆者に言わせれば,文芸である「俳句」があいまいなのは当 然であり,それを例にとって「日本語はあいまいだ」などという論法は,暴論そのものなのであ 一般入試・特進入試Ⅰ期 国語 解答用紙 平成二十五年度 問三 摩 現 B C 15 30 A そうぐう 愛 ウ 神 の 表 20 問一 問二 人 と な が 精 い 問八 を 形相 手 け ぎょうそう 土 つ タ う の 見 ッ 従 を バ シタガ マ ※ 問四 他 ま ア 川 り サ む E <解 説> ※ い 問七 ウ ら ま ノ ら 30 問五 未 熟 か 秘密 れ 始 C ヒミツ こ の いて 川 。 問四 が こ と ト エ 、 た ひび 響 ち き る え か 15 ※ B D ア ※ 問六 た う チ い す ま ら 。 問七 ※ 飼 ル て を か か る エ ※ カ ム い 検 つ た け 。 授 こ と 問二 を る エ 貫 問六 ※ 問一 歩 探 が 問三 る 士 げ る 万 かえりみず 40 イ 博 上 問八 な り か 十 取 ろ 、 を ア お ら 問五 こ の 山 に い る 人 を 食 べ る 虎 を 殺 し た ウ 25 最後 問二 問五 問六 問七 問一 問三 問四 20 最初 A 一 三 二 国語解答解説 る。 問八 ア…筆者はそもそも「日本語」が「あいまい」であるとは考えていないので,「日本語特有の あいまいさ」の部分が不適切である。イ…この文章のまとめとなっている,最後の二段落から読 み取れる。ウ…日本語が「あいまいな表現や修辞学を発達させている」とは,どこにも書かれて いない。エ…あいまいさは「ふだんのことば〔くらし〕」の中でも見られるので,誤り。 二 問二 「見知らぬものを目の前にした時」のわくわくする様子を表す言葉なので,「胸が高鳴る」が あてはまる。 問三 このあとの「このあたりには五年生の三人組がよくやってきて……どんな意地悪をされるかと ひろ し 泣きそうな気分になった」から,博士が, 「下流の方からがやがやと」聞こえてきた「声」を「五 年生の三人組」ではないかと推測して,緊張に身をこわばらせたことがわかる。この時点では, 声の主が三人組だとはっきりとわかったわけではないことに注意する。 問四 「体が凍りついてしまう」とは,驚きや恐怖で体が固まって,動けなくなった状態を表す。こ ひざ こでは,前の部分の「前に立つだけで膝が震えて,どんな意地悪をされるかと泣きそうな気分に なった」と合わせて考えると,ムルチが「意地悪そうな感じで口をゆがめて笑」ったら,博士が 恐怖にかられるのは明らかである。 問五 それまでムルチが話していたのは「探検」についてなので,三人組がどのような「探検」をし だれ ようとしているのかを,文章中のムルチの言葉を使って,具体的にまとめる。ムルチたちは,誰 もしらないという「川の始まり」を見つけるために,「川の土手をずっと歩いて」いこうとして いるのである。 問六 三人組に気づいた博士がまず恐れたのは, 「絶対嫌だ」という強い表現で述べられているように, 「見つかったら,トノサマバッタを取られるかもしれない」ということだった。また,バッタを捕っ ていることをからかわれたときにも,「トノサマバッタをよこせと言われるよりはずっといい」 と考えている。これらのことから,当初,せっかく捕まえたトノサマバッタを奪われるのではな いかと博士がおびえていたことがわかる。 問七 直前の「なにアホなこと――」の「――」は,「言っているんだ」などの言葉が,笑い出した ことによって途切れてしまったことを意味している。また,「なんや本気か……どうせ,おまえ は泣くやろ」という言葉から,ムルチが博士の発言を真剣に受け取らず,相手にしていなかった ことがわかる。まだ幼くて気弱な博士が「(探検に)つれてってんか」と言い出したので,ムル チは本気だと思わず,無謀な頼みだとあきれて笑ったのである。 問八 この場面では,ムルチは,探検への同行を望む博士に対して,「連れていってやる」とも「だ たた めだ」とも言っていない。しかし,「サルが『ほな,いこか』と言って,ぽーんと肩を叩いた」 とあることから,ムルチが博士の同行を受け入れたと「サル」が判断していることがわかる。わ ざと「すごい形相で博士を見た」にもかかわらず,博士が目をそらさなかったのを見て,ムルチ は博士の決意が並々ならぬことを知り,連れていくしかないと覚悟したのである。 三 〈現代語訳〉 昔の中国人の物語に,ある人が友人と親しく語り合いながら,山のふもとを通ったときに,「こ とら たかふだ の山に虎がいて,人を食う。この虎を殺した者がいれば,十万貫のお金を授けよう」と,榜文が立っ ているのを見て,たいへん喜び,腕まくりなどをして,そのまま(山に)駆けあがろうとするのを, そばにいる人が引き止めて,「命は惜しくないのか」と言うと,「財貨さえ得たならば,命は別に惜 しくない」と答えたという話があった。愚かな人の心は,まことにこっけいなことだが,財貨集め をする者が,人の恨みや非難にかまわず,不当な手段で得た財貨は,結局つまらぬ目的のために使 10 い捨てられるものであるというようなことが,無数に出てきて,しまいにはその身も危うくなり, 家も滅びることになるのと,どうしてこの物語が異なろうか(いや,異なりはしない)。 問一 この文章は,前半(もろこし人の物語に……命は何か惜しからむとこたへしとかたりき。)で「も ろこし人の物語」を紹介し,後半(おろかなる人のこころざし……何かこの物語に異ならむ。) で筆者がその感想を語るという構成になっている。 問二 会話部分を探すときは,引用の「と」+言語動作を表す動詞に着目する。この文章では「命は 惜しからずやといへば」と「命は何か惜しからむとこたへし」と「(命は何か惜しからむとこた へし)とかたりき」の三つ。「命は惜しからずや」は,虎のいる山に駆け上がろうとする「ある人」 への「かたへの人」の質問で,その問いへの「ある人」の返答が「たからだに持ちたらば,命は 何か惜しからむ」である。なお,三つ目の「かたりき」は,冒頭の「もろこし人の物語」を受け ている。 問三 「この山に虎ありて,人を食らふ。この虎を殺したるものあらば,十万貫をたまふべし」の部 分が,榜文に書かれていた言葉である。「『この山にいる……』ではじまる形」と「現代語」とい う条件に従って書くこと。 問四 榜文を見て山に駆けあがろうとした「ある人」をひきとどめた人物なので,「ある人」と一緒 にいた「ともだち」が適当。 問五 原則として,歴史的かなづかいにおける,語頭と助詞以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」は,現代 かなづかいでは「わ・い・う・え・お」と表記する。 問六 反語表現であることに注意。イ・ウはふつうの疑問文だが,エの「この物語と異なることがあ るだろうか」には,「この物語と異なりはしない」という否定の意味が込められているので,エ が適当。 問七 「おろかなる人のこころざし……」以降の文章から読み取る。財貨を得ることに夢中になって しまったせいで,自分の身や家(家族)という大事なものを失ってしまうことを批判する内容な ので,アが正解。 11
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