Windows XP サポート終了後の取扱いについて(その1)

平成 25 年 11 月 12 日
教職員各位
情報セキュリティ委員会
議長
畠田 公明
Windows XP サポート終了後の取り扱いについて(その1)
パソコンの OS 「Windows XP」のセキュリティサポートが終了します。
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平成 26 年 4 月 9 日
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セキュリティサポートの終了は、Windows XP 搭載パソコン利用の危険性を意味しており、
情報セキュリティ委員会では、学内ネットワーク利用者の安全を守るため、平成 26 年
4 月 21 日(月)を以て Windows XP 搭載パソコンの学内ネットワーク接続を遮断する
ことを決定しました。
この日程までに上位 OS への移行が間に合わず、業 務 上 や む を 得 な い 事 由 で 引 き 続 き
学内ネットワーク接続を希望する場合、後述する要件を満たすことで一定期間、利用を延長
する施策を設けていますので、延長期間内の上位 OS への移行を前提に手続きを行ってく
ださい。
1.対
象:
学内ネットワークに接続しているパソコンの内、認証・検疫システムにより接続機器
の検疫(安全確認)を受けている「Windows XP 搭載パソコン」
2.予見されている危険性
インターネット上の脅威は加速しており、サポート終了後の Windows XP に対し修正
されない脆弱性を突いた攻撃を展開してくることが予想されています。今年になって、
本学でも「新種のコンピュータウイルス」や「偽ウイルス対策ソフトを介した侵入」に
よるセキュリティインシデントが発生しており、その全てが Windows XP です。
3.延長利用の要件
平成 26 年 4 月 21 日以降、原則として Windows XP で学内ネットワークの利用はで
きなくなりますが、以下の要件を満たし常に認証と検疫を実施することで平成 27 年 6
月 30 日(火)まで延長利用を許可します。
・Windows XP SP3 であること(最終のセキュリティ修正を行っていること)
・不正侵入防止(ファイアウォール)を設定していること
・ウイルスバスターコーポレートエディションを導入していること
このソフトは、Windows XP を補完するセキュリティ機能が提供され、加えて、
ウイルス検知情報を管理サーバに通知する機能を有することから、予測される
Windows XP への攻撃を計ることにより今後の対策へと繋ぎます。
・延長利用のための手続きを行っていること
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4.手続きなど
Windows XP 延長利用の申請は平成 25 年 12 月 2 日(月)以降、総合情報処理センター
Web ページに掲載します。ご確認の上、平成 26 年 1 月 10 日(金)までにご提出ください。
なお、Windows XP 延長利用の該当者(アンケート既回答者)には直接連絡を行います。
・「Windows XP 延長利用の手引き」準備中
・「Windows XP 延長利用申請書」準備中
5.その他
1)ネットワークに接続しない「Windows XP 搭載パソコン」について
利用の仕方によっては大変危険です。「Windows XP 延長利用の手引き」を参照のう
え、利用形態に合わせたルールを定めての利用とし、これにあっても、できめるだけ早
い時期の利用終了をお考えください。
2)学外環境(自宅など)の「Windows XP 搭載パソコン」について
自宅などにおいても、Windows XP に関する特別の対策を行わないままインターネッ
トに接続するのは大変危険です。最低限の対策として、XP サポート終了に対するセキ
ュリティ機能補完が必要です。機能の有無は、利用中のセキュリティ対策ソフトの製品
機能をメーカーWeb ページ等でお確かめください。
総合情報処理センターで無償提供している「ウイルスバスタークラウド」は、この機
能を有しており、平成 26 年 12 月 31 日まで一定のセキュリティ補完がなされます(完
全なものではありませんので、できめるだけ早い時期に利用を終了してください)。
■問い合わせ先
総合情報処理センター
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利用者受付
内線3016