濁川小学校が「粟島」で1泊2日のドリームランド体験!

 にいがた教育体験旅行ニュース 2011・夏号
濁川小学校が「粟島」で1泊2日のドリームランド体験!
7 月 7 ∼ 8 日、新潟市立濁川小学校 6 年生 (78名 ) が訪れたのは、村上沖に浮かぶ「粟島」。今回、修学旅行として実施された1泊2日の体験活動。その一部をご紹介します。
スケジュール
1日目 7:55 学校発 → 9:00 村上市内見学 ( 瀬波フルーツ園・郷土資料館・おしゃぎり
体験 ) →11:00 班別活動(昼食・散策)→17:00 粟島港着 → 18:30 各民宿へ移動
2 日目 6:00 散歩・魚はずし体験 ( 自由参加)→ 7:00 朝食 → 8:00 各種体験
( 磯遊び・穴釣り・島一周自転車 or 観光船・粟島馬・お菓子づくりなど)
→ 12:10 昼食 → 12:40 お別れの会 → 13:00 出港 →14:30 瀬波温泉散策・買物
→ 15:30 帰路 → 16:30 学校着 なかよくなるにはまず餌付け?
なかよくなるにはまず餌付け?
食べてくれるかな?
食べてくれるかな?
その2 : 馬とのふれあいプログラム
その1 : 穴釣り
粟島で昔から子どもたちに親しまれて
いる 磯遊び。竿もリールも使わず、仕 昭和7年に絶滅した固有種「粟島馬」。島にかつて
掛け ( 糸と針と重りだけ)づくりから 野生の馬が暮らしていた原風景を取り戻すと同時に、
体験スタート!餌も現場調達です。
乗馬体験やホーストレッキングなどの体験プログラ
ムを通じて粟島の魅力を感じ、島を満喫してほしい
と願い、「粟島馬」復活プロジェクトを進行中です。
エサは、海岸にいる巻貝やヤドカリを拾って使います。
エサは、海岸にいる巻貝やヤドカリを拾って使います。
貝の殻を周りに転がっている石で叩いて割り、中身をとりだします。
貝の殻を周りに転がっている石で叩いて割り、中身をとりだします。
岩と岩の隙間を狙って針を落とすだけで、簡単に釣れてしまいます。
岩と岩の隙間を狙って針を落とすだけで、簡単に釣れてしまいます。
今年5月に島で生まれた子馬の「アワ」を含め、
村で飼育されている4頭の馬たちと友だちになれるかな? 島の竹で、手作りした「竹カップ」を持参しました
お散歩です。みんなで交代しながら、馬と一緒に歩きます・・
釣り未経験の子もいましたが、ギンポ 4 匹、カサゴ 2 匹を釣りました!
感想:「最初はなかなか釣れなかったけど、「ソイ」という魚がつれて
よかった!おかげで楽しい修学旅行になりました。」
その3 : イモの花もちづくり
島で栽培するジャガイモを使って、昔か
ジャガイモを茹でて潰して団子状にし、
ジャガイモを茹でて潰して団子状にし、
その中にアンコを入れて、蒸したり、
その中にアンコを入れて、蒸したり、
ゆでたりすれば完成!
ゆでたりすれば完成!
感想:「馬と仲良くなれたし、お散歩まで
できるようになったので、すごくうれし
かったです。心に残った修学旅行でした。」
歩いた先には、冷たくておいしいわき水が!
歩いた先には、冷たくておいしいわき水が!
竹で作った手作りのコップで飲む水は、また格別
竹で作った手作りのコップで飲む水は、また格別
「粟島ドリームランド」では、他にも、島伝統の釣法による「タコ捕り体験」や、周囲23kmの
島を南北縦断する「山道ウオーキング」、島に生息する天然記念物「オオミズナギドリ観察」など、
( (資料提供:粟島ドリームランド協議会)
地域ならではの体験メニューを用意しています。 ら親しまれている「花もち」を、島のおば
あちゃん達と一緒に、お話しながら作りま
した。
でんぷんとなる白い液が水に浮かんだ様
子が花のように見えることから、地元では
「芋の花もち」と呼びます。
感想:「じゃがいもの粉とじゃがいもをこねるのが楽しかったです。
あんこをいれるのは、はみだしたり、ボロボロになったけど、
何回もやると上手くなりました。楽しかったです!」
「にいがた教育体験旅行ガイド」をお配りしています
新潟県グリーン・ツーリズム推進協議会では、受け入れ地域の情報をまとめた
ガイドブックを無料で配布しています。 冊子の内容は「教育体験旅行」のサイトから電子データでもご覧いただけます。
下記アドレスにアクセスし、「新潟県教育委員会」をクリックすると、「豊かな
体験活動推進事業」が開きます。ページの果断に「実践事例集&資料集 (H22)
として掲載しています。
http://www.niiga-kosha.or.jp/kids/index.html