NEWS RELEASE 2014年11月 超保水・ 超保水・透水性インターロッキングブロック 透水性インターロッキングブロック「 インターロッキングブロック「グリーンビズ G」 道路業界初となる 道路業界初となる「 となる「グッドデザイン賞 グッドデザイン賞」を受賞 小松精練株式会社(本社:石川県能美市 社長:池田哲夫)と日本道路株式会社(本社:東京 都港区 社長:山口宣男)が共同開発した超保水・透水性インターロッキングブロックが、 「2014 年度 グッドデザイン賞」を受賞(11月4日授賞式:東京ミッドタウン)しました。 小松精練の受賞は、昨年の超微多孔発泡セラミックス「グリーンビズ」の受賞に続き、2年連 続の受賞となります。 この超保水・透水性インターロッキングブロックの「グリーンビズ G(グラウンド)/レイ ンボーエコブロック Biz」は、小松精練株式会社と日本道路株式会社が共同開発したもので、 道路業界において初の受賞となります。 2014 年グッドデザイン賞受賞内容 受賞内容 ■超保水・ 超保水・透水性インターロッキングブロック 透水性インターロッキングブロック「 インターロッキングブロック「グリーンビズ G(グラウンド) グラウンド)/ レインボーエコブロック Biz」 Biz」 「グリーンビズ G/レインボーエコブロック Biz」は、2011 年 8 月に小松精練と日本道 路が開発・販売を開始した発泡セラミックスを骨材とした透水、超保水性のインターロッキ ングブロックです。超微多孔質な発泡セラミックスをベースとしているため、既存の保水性 ブロックよりも更に優れた保水性を示します。特徴として、保水性と透水性の両方の機能を 呈し、従来の保水性ブロックにはない高い機能性(保水量と保水持続効果)を発揮します。 また、デッドエア層を内部に形成しているため凍結しにくい特性もあり、快適で安全な路面 を演出できます。 ・デザインコンセプト 人が集まるところに夏は涼しく、冬は安全な路面を提供。地球環境と人に優しい快適素材 で環境貢献。 ・企画開発の 企画開発の意義 産廃物である排水汚泥を原材料の一部とし、地元産の粘土、珪藻土を混練して焼成すると、 独自の発泡形状を有する多孔体ができる。その端材をリサイクルして形を変えてブロックに。 発泡セラミックスに由来した特性をそのままブロックに踏襲。優れた保水力と透水性、凍結 抑制効果を有しており、多機能性を兼備したマテリアル・リサイクル&環境貢献素材。都市 部のエリアをデザインしながら、都市部から地球の将来を目指す。 ・デザイナーの デザイナーの思い 近年、地球温暖化の進行が著しくなり地球規模で気候変動が起こり、人々の生活が脅かさ -1- れるようになってきた。急速に工業近代化を進めてきた結果の跳ね返りであるといえる。将 来の地球は我々の手で守ってゆかねばならない。本来地球のあるべき姿を取り戻すため、自 然と都市が共生する新しい社会を構築してゆく責任がある。自然の力を取り入れた環境貢献 素材で都市を意匠的にデザインして、新しいまちづくりを進めてゆきたい。 ・審査員の 審査員のコメント 舗装された道路は快適な生活のためであったはずだが、自然との呼吸ができなくなった道 路は、もはや障害物ともなる。暑い季節はどんどん熱が溜まり、熱中症を引き起こす。また、 雨の染み込まない道は側溝の増水を激化する。この舗装ブロックは、高い保水力、透水性、 凍結抑制効果を有し、これらの問題を解決する。興味深い点は、産廃物である排水汚泥を原 材料の一部として使用している点である。バイオマスは焼成され、その後にはランダムに多 孔体ができ、その多孔性が保水力透水性凍結抑制効果をもたらしている。 グリーンビズ G 施工実績 初年度(2011 年度) 2012 年度 2013 年度 2,000 ㎡ 20,000 ㎡ 50,000 ㎡ グッドデザイン グッドデザイン賞 賞と とは は 「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザ インの推奨制度です。その母体となったのは、1957 年に通商産業省(現経済産業省)に よって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称 G マーク制度)」です。その対象 はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約 1,000 件、55 年間で約 40,000 件に及んでいます。賞はこの「グッドデザイン賞」と、さらに複数の「特別賞」で構成さ れ、受賞したデザインには「G マーク」をつけることが認められます。最新のアンケート 調査では、この G マークの認知率は 88%にも及 んでいます。「G マーク」は創設以来半世紀以上に わたり、「よいデザイン」の指標として、その役割 を果たし続けています。 <本件に関するお問い合わせ> 小松精練株式会社 広 報 室 日本道路株式会社 技術営業部 -2- TEL:0761-55-8000 TEL:03-3571-3940 -3- -4-
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