ヨーロッパのカフェとバールを訪れて 14 ミラノ②

ヨーロッパのカフェとバールを訪れて 14
ミラノ②
⑳-1 IL Gerato Ecologico(現地時間 10/23、15:50)
エコロジコの名前の通りに着色料やシロップを
使わず、天然素材に拘るジェラートとフローズンヨーグルトで人気のお店だ。入り口にはここ数
年のグルテンフリーの認証ラベルが貼られている。日本人にはあまり耳慣れない言葉だが、欧米
では数百人に1人といわれるセリアック病の患者がいる。原因物質のグルテンを含まない、それ
こそ命を救う食品の表示なのである。ここのアフォガードはカフェの海に浮かんでいる島のよう
であった。
Via Ravizza 5, Milano
www.gelatoecologico.it/
⑳-2 Cova(現地時間 10/23、19:30)
1817 年に創業されたお馴染みのパスティチェリーアだが、カフ
ェーの品位も高く、その業態で日本にも
新宿高島屋など3店を出店している。
ドルチェのショーケースに見入ってい
る若い男女に幸せの形を見せていただ
いた思いだ。
Via Montenapoleone, 8 - 20121 MILANO
http://www.pasticceriacova.it/
⑳-3 Aperoll(現地時間 10/23、20:10) 今はカンパリグループとなっているが、カンパリと並び称さ
れるリキュールのアペロールで有名な
アペロール社のバールです。さっぱりし
た ア ペ ロ ー ル ソ ー ダ (Spritz al'Aperol)
など定番のカクテルは、歩き疲れた1週
間の喉の乾きをひととき癒してくれま
した。
Piazza Cordusio 20121 Milano
http://www.aperol.com/aperol/english/default.htm
かくして今回のコペンハーゲンとイタリア4都市の駆け足視察ツアーの最終都市、ミラノが終わりま
した。 残る日程は明日のミラノのマルペンサ国際空港から、コペンハーゲンのカストラップ国際空港
経由で成田空港まで 12~13 時間のフライトと、成田から自宅への帰路だけになりました。あっけない
1週間と、マラソン視察で刻み込まれた整理の付かない印象の数々。次回はポイントを絞り、各都市の
コーヒービジネスの様々な検証と、尚一層深い体験を重ねるツアーにしたいものと思っています。
ミラノ・マルペンサ国際空港 (現地時間 10/24、10:30) さすがに国際空港ターミナル内のバール
はお洒落です。チンバリを中心に、機器の配置が整然としています。
最後に1日前のディナーの会場、シーフードで有名な TRATTORIA の DAL PESCATORE を振り返りなが
ら、このレポートを締めくくりたいと思います。このレストランも予約の取り難い1店です。
DAL PESCATORE(現地時間 10/22、21:30)
via A.Vannucci,5, 20135 Milano
www.trattoriadelpescatore.it
(文と画像の転載はお断りいたします : Copyright(c) Cafegoods Co.,Ltd,All Rights Reserved.)