登山月報 第 459 号 平成 19 年 6 月 15 日発行 昭和 45 年 12 月 12 日第三種郵便物認可(毎月一回 15 日発行) 登山月報 平成 19 年度通常総会を開催 ………………1 リードジャパンカップ秦野大会速報! ……3 平 成 1 9 年 度 第 1 回 理 事 会 報 告 ……6 平成 18 年度 指 導員の 教 育と研 修 報告 …7 英国登山評議会(BMC)国際ウィンターミーティング報告 …9 JMA …………………………………………11 寄贈図書 ……………………………………11 編集後記 ……………………………………12 平成 19 年度通常総会報告 去る5月 20 日(日) 、岸記念体育会館において とを目標にこの一年間を過ごしてきた。昨年は日本 平成 19 年度総会が開催された。開会に先立ち、昨 山岳協会の歴史始まって以来初めてという国体に天 年度亡くなられた橋本龍太郎名誉会長他に黙祷が行 皇、皇后両陛下のご臨席を賜り、クライミング競技 なわれ、八木原専務理事の開会宣言のあと、田中会 をご覧になっていただくという光栄に浴しました。 長から「平成 18 年何を目標にしてこの一年間活動 事業推進のために活動していただいている常務理事 してきたのか、詳しく御報告申し上げ、ご意見を頂 をはじめ各専門委員会のみなさまは一生懸命やって 戴できれば非常にありがたい。公益法人法が改正に いただいております。皆様方にご満足いただけな なり、これから先どのような方向を目指していった いこともあると思いますが、一生懸命やってきたと らよいのか、 非常に難しい時期に差し掛かっている。 いう気持ちだけをお汲み取りいただければと思いま 必要とされる組織というのは何なんだろう、日本山 す。」との挨拶があった。 岳協会という組織はどのような組織であれば登山者 定款第 25 条に基づき、田中文男会長が議長とな の皆様方に満足が得られるのだろうか、それらを目 り、議事録署名人として常務理事の本木總子(東京) 標に一年間をやらせていただいた。アルパイン登山 と正 会 員の夛賀進司(宮崎)さんが指名された。 をどう発展させたらよいか、そして、変わっていく ◎議事 国体を含めた競技登山、あるいは中高年を中心とす 第1号議案 平成 18 年度事業報告について る大衆登山、次世代の育成等、皆様方のご支援、御 ○八木原専務理事及び各委員長から議案書に基づ 協力をいただかなければ成り立たない。そういうこ き、平成 18 年度事業報告、参与の現況及び山岳 第 21 回リードジャパンカップ神奈川県・秦野大会速報! ▲女子左から2位榊原、1位野口、3位遠藤選手 ▲男子左から2位堀、1位安間、3位角田選手 1 共済加入状況について、また、各担当委員長から 詳細に報告され、承認された。 では少ないのではないか。 ・ 尾形常務理事 公益法人という立場を考え、他団 第2号議案 平成 18 年度会計決算報告について 体を含めて選考委員をお願いする等、大きな考え ○相良財政担当常務理事から議案書に基づき、一般 方でこのようにしている。100 万円という金額につ 会計、特別会計、及び山岳共済会特別会について いてですが、日本山岳会のように基金があるわけ 細部にわたり報告され、福田監事から会計監査報 ではないので、大登山隊を対象にはしていない。 告がなされた。 *伊藤正会員(滋賀)から海外登山奨励金の申請手 続きについて申請募集がないのでは? ・ 尾形常務理事 手続き等受付準備が出来ていな かった。また、山岳スキー選手権との兼ね合いで *田中正会員(三重)条文を改正するということで あるが、他の山岳団体を選考委員に入れることは どうかと思う。 ★選考委員について再考することで、提案どおり承 認される。 予算上奨励金を出しにくかった。今年度は実行で 第4号議案 平成 19 年度収支予算について きるようにしていきたい。 ○相良財政担当常務理事から議案書に基づき、一般 ★報告どおり承認される。 会計、特別会計、及び山岳共済会特別会計につい 第3号議案 平成 19 年度事業計画について て提案され、承認された。 ○八木原専務理事、各委員長から議案書に基づき、 *伊藤正会員(滋賀)今年から総会が年2回開会さ 平成 19 年度事業計画について具体的に説明、提 れるということですが、旅費等については従来ど 案された。 おり岳連持ちということでしょうか。 *田中正会員(三重)山岳遭難対策協議会について、 ・ 田中会長 そのように考えています。 山岳関係者の出席が少なく、消防関係者が多いと 第 5 号議案 特別会員の入会承認について いうことでありましたが、三重県の場合は消防で ○八木原専務理事から特別会員の入会承認について も岳連と連携しているので山岳関係者として扱っ ていただきたい。 *森川正会員(兵庫)開催日程に問題があると思う 提案され、承認された。 ・ 坂場昭雄(茨城)、大森薫雄(東京)、牧野龍峰(神 奈川)、高山雅夫(千葉)、青木茂(山梨) ので、一般山岳関係者が参加しやすいように土曜、 第6号議案 会長、副会長の選任について 日曜にしてほしい。 ○八木原専務理事から会長、副会長の選任について ・ 牧野常務理事 現在の木、金を金、土又は土、日 提案され、承認された。 にお願いしているが、主催者の都合でなかなか改 ・ 会 長 田中文男(埼玉県山岳連盟会長 正会員) 善されていない。一般登山者の参加について宜し ・ 副会長 城隆嗣(大阪府山岳連盟 正会員)、 くお願いしたい。 坂場昭雄(茨城県山岳連盟会長 特別会員)、 ・ 田中会長 日程については、意向に添えるよう申 し入れをしていきたい。 大森薫雄(東京都山岳連盟顧問 特別会員) 第7号議案 理事、監事の選任について *下山正会員(青森)山岳共済会制度には感謝して ○八木原専務理事ら議案書に基づき、次のとおり理 います。加入者のカードが手元に届くのが遅いの 事、監事の選任について提案され、承認された。 で、改善をお願いしたい。 ・ 西内常務理事 今年度は制度改正等もあり遅く なった。次年度以降は早く届くようにしたい。 *伊藤正会員(滋賀)奨励金の交付は日山協の加盟 団体に限るとしてほしい。 *市村正会員 (高知) 予算が 100 万円 (一隊 30 万円) 2 *理事 ・ 特別会員 牧野龍峰(神奈川)再、高山雅夫(千 葉)再、青木茂(山梨)新 ・ 正会員 東北・下山壽(青森)新、関東・西内博(茨 城)再、仙石富英(栃木)新、佐藤光由(群馬)新、 若月東兒(千葉)再、内藤順造(山梨)新、北信 越・松本睦男(富山)新、東海・安藤武典(愛知) 対策協議会の富山県での開催、登山月報の新しい体 再、近畿・伊藤克己(滋賀)新、粟飯原一成(京 裁、カラー等についてそれぞれ担当常務理事から報 都)新、中国・小笠原治(山口)新、四国・白石 告があり、報告どおり承認された。 崇(愛媛)新、九州・夛賀進司(宮崎)新 山岳関係大組織の日本山岳協会への直接加盟につ *監事 福田昇(東京)再 *辞任する理事 北信越・木戸繁良(富山) 、四国・ 西田六助(愛媛) いては、西内常務理事から東京都山岳連盟の法人化 (東京都の認可法人)に伴い東京都山岳連盟に加盟 している全国組織の日本山岳会、日本ヒマラヤ協会 第8号議案 国体山岳競技について 等の問題について説明があり、意見交換が行なわれ、 ○東北六県山岳連盟協議会を代表して、宮城県山岳 今後の検討課題とすることになった。 連盟会長小島正会員から、別紙により緊急動議と して、国体山岳競技について提案され、常務理事 会等で検討することになった。 *市村正会員(高知)提案について、前面的に賛同 する。 *柳沢正会員(長野)重要な問題、拙速ではなく協 議機関を設けて検討していただきたい。 *京才正会員代理(広島)今まで各県にも再三お知 らせし、周知のことと思っています。 *森川正会員(兵庫)ボルダリングについては、5 年前から始められている。 *小島正会員(宮城)行政等の援助が得られないの で、検討していただきたい。 ・ 北山常務理事 審判員の養成については養成可能 ◎閉会 田中会長から議事終了の挨拶があり、閉会 する。 ◎記録 定 足 数:37 名、出席者数:57 名 出席者:田中文男会長(埼玉)城隆嗣副会長(大阪) 坂場昭雄副会長(特別)大森薫雄副会長(特別) 八木原圀明専務理事(群馬)小島守夫(栃木)西 内博(茨城)本木總子(東京)相良忠麿(神奈川) 若月東兒(千葉 ) 高山雅夫(特別)福田亮雄(特 別)長谷川茂(特別)牧野龍峰(特別)北山真(特 別)尾形好雄(特別)以上常務理事 鎌田耕治(北海道)下山壽(青森)工藤洋司(岩手) 小島亮治(宮城)高橋守(秋田)生亀知侑(山形) 尾形一幸(福島)内藤順造(山梨)遠藤家之進正 和(新潟)柳沢昭夫(長野)松本睦男(富山)高 と思うが、セッターの養成は難しい。時間も掛か 田和彦(代・石川)牧野治生(福井)滝田博之(静岡) りますし、お金も掛かりますので、クライミング 阿部英美(代・愛知)田中均(三重)堀井啓介(岐 委員会にお問い合わせいただきたい。 阜)伊藤克己(滋賀)粟飯原一成(京都)森川列(兵 ・ 田中会長 常務理事会等で検討させていただきたい 庫)吉村忠明(奈良)熊本哲三(和歌山)永見俊 ◎報告 介(鳥取)天津邦之(島根)蓬郷隆治(岡山)京 報告では個人情報保護関係、UIAA・UAAA 才 昭(代・広島)小笠原治(山口)田福正治(徳 総会開催、クライミング・ワールドカップ開催、U 島)市村藤一(高知)山上司(福岡)多田修(佐 IAAカナダ総会、UAAA総会、国体山岳競技及 賀)溝上春見(長崎)首藤宏史(大分)夛賀進司 び国体委員会・クライミング委員会の統合による 「競 (宮崎)以上理事 技委員会」への移行および合同委員会による協議結 委任者:秋山教之(特別)永井 豊(特別)森下立 果等についてそれぞれ担当常務理事から報告があ 昭(香川)白石 崇(愛媛)内田徳郎(熊本)国 り、報告どおり承認された。 崎敏廣(鹿児島)田場典淳(沖縄) 平成 19 年度以降の全日本登山体育大会について 出席者:福田 昇監事(東京)岡本忠良監事(岡山) 主管の山口県山岳連盟会長・小笠原正会員から、大 坂口三郎顧問(栃木)、山本久子顧問(東京) 、瀧島 会要項により説明があり報告どおり承認された。ま 清顧問(東京)、国澤鎮雄顧問(高知)、西田六助 た、平成 19 年度共済会事業及び予算、中高年安全 理事(愛媛)、仙石富英(栃木)、佐藤光由(群馬) 登山指導者講習会の3地区での開催、全国山岳遭難 (記録 総務担当 小島 守夫) 3 平成 19 年度 第1回理事会議事録 日時 平成 19 年5月 22 日(日)15:35 ∼ 16:20 務、相良忠麿(神奈川)財務、牧野龍峰(神奈川) 場所 岸記念体育会館 504、505 号室 遭難対策、永井豊(東京)指導、青木茂(山梨)、 1.開会の挨拶 福田亮雄(東京)ジュニア、高山雅夫(千葉)競 若月事務局長から、開会の挨拶及び定款第 26 条 技国体、北山真(東京)競技クライミング、長谷 に基づき定足数並びに出席者数の発表があり、会議 川茂(埼玉)総務、尾形好雄(東京)海外、青木 が有効に成立したことが報告される。 茂(山梨)総務 2.会長挨拶 第3号議案 賛助会員の推薦について 総会に引き続きご苦労様です。短い時間ですが、 ○田中会長:クラブツーリズム株式会社より依頼が ここで一年間の決定をしていきたい。 3.議長選出 あったので賛助会員に推薦したいと提案があり、 承認された。 定款第 25 条に基づき田中会長が議長となる。 第4号議案 国体関連規則、内規の承認について 4.議事録署名人の選出 ○田中会長から、別紙資料により国体関連規則につ 定款第 30 条に基づき理事・牧野龍峰(神奈川) 、 田中均(三重)の2名を選出する。 いて提案され、承認された。 *高山国体担当理事より本日、資料としてお配りし 5.議事 た国体関連規則は「案」であり、当面は規則に準 第1号議案 平成 19 年度運営方針について じて運用していただきたいとの説明があった。 ○田中会長:平成 19 年度運営方針は「必要とされ *内藤専務理事:先ほどの総会で東北地区岳連から る日山協」を目指したいので、理事の皆さんのこ 提案のあった国体に対する緊急動議については、 れまで以上の協力をお願いしたい。さらに、今後 早く回答を出す必要があるのではないか。遅くと の理事会開催日程(11 月 11 日)、評議員会の日 も 11 月の理事会には発表するべきだと思う。 程(3月 16 日)について説明。この他の業務運 ・ 田中会長 その方向で、常務理事会や諮問委員会 営等については、常務理事会に一任させていただ きたい旨提案され、承認された。 第2号議案 専務理事及び常務理事の互選について で早急に検討をして行きたい。 *伊藤理事:諮問委員会では何を話し合うのか。 ・ 田中会長 ①国体の見直し、②日山協の今後の方 ○田中会長から、次のとおり提案され、承認された。 向指針、③加盟問題などについて話し合って行き 1)専務理事 内藤順造(山梨) たい。特に②については、次世代をいかにするの 2)常務理事 田中会長より総会で決定された理事 か、登山の主流であるアルパインを大切にしながら の中から次のとおり提案される 特別会員理事 長谷川茂(埼玉)高山雅夫(千葉) 尾形好雄(東京)福田亮雄(東京)北山真(東京) 永井豊(東京)牧野龍峰(神奈川)青木茂(山梨) 正会員理事 西内博(茨城)仙石富英(栃木)佐 競技登山と両立させる方策等について考えたい。 *本木常務理事:諮問委員会のメンバーは? ・ 田中会長 三役で相談して、次回常務理事会で発 表したい。 6.閉会 藤光由(群馬)若月東兒(千葉)本木總子(東京) 内藤新専務理事の挨拶の後、田中会長から議事終 相良忠麿(神奈川) 了の挨拶があり、閉会。 3)常務理事の任務分担について 7.記録 田中会長:事務局長は若月常務理事(千葉)に、自 理事会定足数:23 名、出席者:31 名、委任者:3名 然保護と兼務でお願いします。以下、次のように 出席者:田中文男会長(埼玉) お願いしたい。総務の仕事分担については、次の 城隆嗣副会長(大阪)坂場昭雄副会長(茨城) 常務理事会で決めたい。 大森薫雄副会長(東京) 西内博(茨城)共済・広報、仙石富英(栃木)普 及、佐藤光由(群馬)総務、本木總子(東京)総 4 内藤順造専務理事(山梨) 仙石富英(栃木)佐藤光由(群馬)相良忠麿(神 奈川)牧野龍峰(神奈川)西内博(茨城)青木茂(山 歌山)森川列(兵庫)蓬郷隆治(岡山)天津邦之(島 梨)本木總子(東京)若月東兒(千葉)尾形好雄(東 根)首藤宏史(大分)多田 修(佐賀)各理事 京)福田亮雄(東京)高山雅夫(千葉)長谷川茂(埼 福田昇(東京)岡本忠良(岡山)各監事 玉)北山真(東京)鎌田耕治(北海道)工藤洋司(岩 委任者:永井豊(東京)木戸繁良(富山)白石崇(愛 手)高橋守(秋田)柳沢昭夫(長野)阿部英美(代・ 媛)各理事 (記録 総務担当 本木總子) 愛知)田中均(三重)吉村忠明(奈良)熊本哲三(和 平成 18 年度指導員の教育と研修報告 −氷雪における主任検定員養成講習と一般研修− 日 時 平成19年3 月17日㈯∼19日㈪ 2 泊 3 日 目佐藤小屋に 15 時半ごろ各班到着。時間が押して 場 所 富士山五合目付近 いるので本日の 参加者 屋外での実技は中止とする。 講師、スタッフ(日山協) (7 名) 小屋に入り、部屋割りをして、17 時より「座学」 永井豊、切嶋良、野村善弥、鈴木由郎、川村克明、 <コンテニュアス>を実技も交え 18 時半まで行った。 萬羽健、岩丸武 夕食後、 自己紹介を行い、 情報交換と懇親会を行った。 主任検定員講習会参加者(4 名) <氷雪技術班行動記録> 寺口一孝、仲井信夫(以上北海道) 、吉田弘司 3 月 18 日(日)(2 日目) (宮城) 、亀田行宣(石川) 7 時 45 分、 小屋前に集合。小屋より 10 分ほど登っ 氷雪技術研修会参加者(11 名) た斜面で前日予定の「雪上歩行」「滑落停止」を 2 濱崎美佐子(北海道) 、岡香織、三浦潤也(以上 時間ほど行った。 宮城) 、荒木浩二(茨城) 、山下善朗(東京) 、勝 その後、午前中は「支点の設置」を(スノー・ピケッ 野準正 (愛知) 、 岡田美智江、 中村まさ子、 前田武人、 ト)・(スノー・フレーク)・(土嚢袋)・(小枝)・(ス 永井武司、木原清(以上石川) ノー・ボラード)などを利用して行った。昼食後は 1 日目はスバルラインが閉鎖のため馬返しからの 13 時より 15 時 45 分まで「制動確保」を(SAB) ・ 登山道を利用したため実技が出来なかったが、2 日 (肩がらみ)・(腰がらみ)などの方法で行い、 目・3 日目は好天に恵まれほぼ快晴無風の下で、例 その後、 「制動確保からの自己脱出」を行って、 年よりは雪は少なかったが、春の陽射しの中で十分 16 時に小屋に戻った。 な研修が出来た。 17 時より「座学」<ビーコン操作>と<搬送のため の梱包><仮固定のためのロープ結束>を行った。 夕食後、本日の研修の質疑応答などを行いながら 懇親会を行った。 3 月 19 日(月)(3 日目) 7 時 30 分、小屋前に集合。全員での写真を撮った。 その後、昨日の場所で「ビーコンの操作」実技を 2 時間ほど行った。 9 時半ごろから例年利用する 6 合目へのトラバー ス道の上の斜面で、まず「前日の実技の反復練習」 行動概要と記録 を行い、その後に 3 月 17 日(土) (1 日目) 「器具を使っての制動確保と自己脱出」を行った。 午前 10 時 30 分、富士吉田駅に集合。スバルラ 班によっては「コンテニュアス」も行った。 イン閉鎖のため、タクシーに分乗して馬返しに向か 12 時には小屋の前に集合。全員無事怪我もなく う。12 時、馬返しに 研修は終了できた。閉講式を行い解散した。 おいて講師の紹介をし、班を編成して出発。五合 (出席者の感想は9頁に掲載) 5 英国登山評議会(BMC)国際ウィンターミーティング報告 2月 23 日∼3月2日まで、 英国登山評議会 (BMC) が主催する「国際ウィンターミーティング」英国の スコットランドで開催され、協会から馬目弘仁と横 山勝丘の 2 名を派遣した。 BMC と日山協の交流は 1980 年に始まる。当時、 新たなロッククライミングの波が本邦にも押し寄せ ており、1977 年から始まった「岩登り競技会」の 上位入賞者を中心として 9 月に高橋善数監督、戸 田直樹コーチ、 選手として檜谷清、 西村晶、 古川靖彦、 木本哲らが派遣された。その後、BMC 代表団を受 け入れ冬の谷川岳一ノ倉沢を登ったりした。今回久 しぶりの派遣となった。以下は馬目の報告である。 コンディションクライミングかと胆を抜かれた気分 だった。もしやと思ってザックに積めてきたレイン 今年度のウインターミーティングに派遣していた ウェアが大変役に立った。噂通りの記録的な暖冬の だいたこと、まず心より感謝申しあげます。生涯忘 せいだろうか、ミックスクライミングエリアといっ れられぬ素晴らしい経験をすることができました。 ても氷は殆ど無くドライツーリングでの岩登りに終 さて、インターナショナルなミーティングとは言っ 始した。それでも豊富にあるクラックにプロテク ても実際の内容は「スコットランドのウインターク ションがしっかり取れるしアックスもバッチリ決ま ライミングをとくと味わってくれ!」という主張が るのでプレッシャーは少ない。緊張したのは最初だ はっきりと伝わるクライミング三昧の毎日でした。 けで楽しんで足慣らしすることが出来た。ちなみに 彼らの自負と誇りを十分に感じることができた素晴 こちらでは雪や氷が無くてもアックスを使って登れ らしいホストクライマー達と登り、各国のゲストク ば全てミックスクライミングと表現するらしい。と ライマーと語らった5日間の報告をさせていただき りたててドライツーリングという単語は使っていな きたく思います。 いようだった。 登った後のティータイム、 「君は残置ピトンを全 カーンゴームズでのクライミング く使わずにリードしていたが何故か理由があるのか 初日から続けて2日間は雨だった。通ったエリア い?」とロブに尋ねられた。一瞬聞き間違えたのか はカーンゴームズという。赤っぽくてしっかりした と思ってしまったが意外な質問内容に驚かされたも 岩質で柱状摂理となっていてクラックが良く発達し のだ。 ている。ハングこそ少ないものの傾斜は結構強い。 ここ3年の間、私は国内でのアルパインクライミ ホストクライマーのロブ(職業:山岳ガイド)は、 ングでは残置プロテクションは無視し、全てを自分 私達をスコットランドグレードⅥのルートへいきな でセットして登っていた。プロテクションのセット り連れて行ってくれた。本降りの雨に打たれながら はクライミングの楽しみの要素の1つだし、それが ビレイの用意をしつつ「これからホントに登るの。 理想のスタイルだと思っていたからだ。その時私は 冗談だろ!?」という気持ちだったが、平然とギア 少々自慢げに自説を述べたものだった。 をラックするロブに、これがスコットランドのフル ロブは残置プロテクションを使うことにはあまりこ 6 だわってはいないようで、自己責任において使って もいいんじゃないかという寛容な態度であった。ク ライミング倫理に厳しくストイックなイメージのス コットランドで、意外なことを聞いてしまったなと いう思いがはじめにはあったが、彼との付き合いが 深まるにつれ少々の驚きとともにそんなものかなと おだやかに受け止めることができた。 もちろんスコットランドのクライマーはピトンや ナッツを積極的に残置するなどという愚行はしな い。またカーンゴームズは完全ボルト禁止でもある。 残置といっても、回収不能に陥ったアングルピトン やナッツといったもので、1Pに1個位の割合で目 あくまで私自身だ。先程までスタートポイントを探 にする程度だ。 すのにトポと睨めっこしていたことが嘘のように意 識から消えていた。期待とドキドキ感を胸にアック 待望のベン・ネビス(1,344 m) スを振るうが、5mも登りだすともうしっかり集中 3日目、待望のベンネビス初体験となった。ルー しつつ存分に楽しんでいる自分がいた。 トはアルバトロス(Ⅵ、5) 。壁には目印となる残 アルバトロスが開拓されたのは 1978 年。29 年 置物など一切無く、ラインは目の前の壁に垂れるベ 後の今日、こうして自身がこのルートと対峙してみ ルグラを追ってゆくようだ。しかし出だしの氷は厚 て思う。ルートは初登攀者の作品であって、そして さが 4 ∼5cm 位と大変薄そうな感じだし、上部に それだけではないんじゃないかと。今日でも変わら は黒々したハングが控えている。プロテクションは ずに壁が与えてくれた一筋の煌きを感じることがで 取れるのだろうか……。ルートの取り付きで、ロブ きたことに感謝したい。 に「1P 目、行っていいよ。 」と言われたときには ベンネビスの頂上にダイレクトに突き上げるこ 久しぶりに緊張した。この先ラインを決める主体は のルートは最後に雪庇を乗り越えるとまっ平らの 別世界に飛び出す。陰鬱な北 壁から輝く陽の下へ!最高の ロケーションだ。自分は「今、 最高に幸せだ。」と心の底から 感じていた。私はロブと抱き 合って、この感動と感謝の気 持ちを伝えた。頂上には多く のクライマーがいて賑やいだ 雰囲気だ。皆それぞれにクラ イミングの興奮を分かち合っ ているようだった。しばらく してピート(職業:イギリス 陸軍山岳部隊の教官)と横山 君が後続してきた。ベンネビ スで快晴なんてとても珍しい ことなのだそうだ。このよう 7 な日に初クライミングなんて本当にラッキーだ。隣 ルートが混在している点などは日本の山の壁と趣が のルートを登ってきたという老クライマーに聞かれ 大変よく似ているとも思う。 たので、登ってきたのはアルバトロスだと言うと、 このように決して広大とは言えない規模の岩場 「エクセレント!実に素晴らしいルートだ。 」と喜ん で、長い伝統を誇りながら現在も各国のクライマー でくれた。私はもうヒマラヤの高峰の頂上にでもい から注目され一度は行ってみたいと思わせる魅力の るかのごとく有頂天となってしまった。 源はどこにあるのだろうか。私は、その厳しい倫理 やはりトラッディショナルクライミングは素晴ら 観に基づくクライミングスタイルにあるのだろうと しい。今回参加した各国のクライマー全てが口にし 思っていた。岩の形状を大事にすることにその真髄 た言葉だ。まさに「Excellent!」トラッドルート万 があって、それを端的に表現した行為の最たるもの 歳だ。ブラボー!! が「ボルトレス」という掟にあるのだと。思い込み トラディッショナルクライミングエリア(カーン によるものだが自分のなかでは、トラッドクライミ ゴームズ , ベンネビス)では、トポをみるとあみだ ングの聖地というイメージがすっかりできあがって くじの様にラインが引かれている。各ルートの間隔 いた。 も近接していて少々面食らう。スタートが同じで途 さて、では実際にスコットランドにボルトルート 中から枝分かれするバリエーションルートも多い。 は全く存在しないのだろうか?答えは、否であった。 スコットランドの岩場は完全にゲレンデとなってい ボルトルートは特別なものではないし、しかも積極 る。スタート前にトポをじっくりと眺め、ルートを 的にチッピングして造ったルートまでもが存在して 確認してから登りだす様子は日本のフリークライミ いた。 ングエリアでのそれと大差ない。しかも夏と冬の 8 〈以下次号〉 氷雪技術に関する指導員の教育と研修 参加者の感想 主任検定員の研修会に参加して 北海道山岳連盟 ・ 室蘭山岳連盟 ・ 室蘭岳友会 仲井 信夫 平成 19 年3月 17 日から 19 日にかけまして富士山五 合目にて主任検定員の研修会が有り、北海道山岳連盟か ら登別在住の寺口上級指導員と室蘭在住の仲井が参加し 3日間に渡る研修会を受けました。 思えば今から6年か7年前になりましょうか?山岳指 導員は取ってなにするの、持っていてどうなるの?から 始まり、試しに受けてみようと思った事がついに富士山 に至る事になりました。 この間北海道山岳連盟の菅野指導委員長からしばしば 指導委員会の行事で前面に出て先生もどきをやらせても らったり、検定員を仰せつかり皆様より少しずつ早く指 導員を育てる事の重大性を認識したものでした。 私自身も一生懸命やった事を認めてもらった北海道山 岳連盟の鎌田会長(当時は理事長)から皆んなより少し 早くに上級指導員を受けて宜しいと言う許可を頂き、ず いぶんと励みになったものでした。 その結果富士山に行かねば、主任検定員の資格も取ら ねば鎌田現道岳連会長並びに菅野道岳連指導委員長にお 返し出来ないと考えて参加しました。 一昨年、更にその前に富士山に参加した同僚から富士 山は大したことは無い、4合目か5合目に車が入り1時 間一寸で佐藤小屋に着くから北海道のお土産をどっさり 持っていくと皆喜ぶと言われアイゼン ・ カラビナ ・ ピッケ ル ・ ヘルメット ・ ロープ等の重装備にお土産を詰め込み勇 んで北海道から出かけました。 最近の天気、地球の温暖化の影響で北海道はとても暖 かい日が続きましたので我々は5合目スバルラインの終 点迄車で登れると思ったのでしたが現実はそう甘く有り ませんでした。富士吉田駅構内にて馬返しから歩く、と 言われてもそれがどこにあるのか、標高差いくつ登るの かも分からずしばしショックも有りました。 だからと言って撤退するわけに行かず皆様と凍った林 道を4時間歩きましたが、私個人は今後二度と馬返しか ら歩く事は無いと思うとこれも良し、と思えました。 佐藤小屋は極めて快適で、特にトイレが綺麗で暖かく て感激しました。 研修会はアイゼン歩行、ピッケル操作、スタンディング ・アックスビレー、コンテ、ビーコン操作等我々が菅野指導 委員長の元で研修した内容そのもので有り、慌てる事も 無く、戸惑う事も無く3日間を有意義に過ごしました。 我々が受講した主任検定員としての講習内容は北海道 山岳連盟における冬山研修、氷雪研修となんら変わるも のでは有りません。問題は昨年大きく変化した「指導員 制度 」 と「上級指導員制度 」 の内容で有り、重要な事は 前者の検定内容と、後者の検定内容の違いです。 明らかに指導員と上級指導員では検定内容に差があり ます、上級指導員の検定は従来の検定内容にプラスする ものをご指導頂きましたが、指導員の検定に付きまして は中央にて明確な方針を出して全国統一を図るのが宜し かろうと思いました。 しかしながら一方では富士山の研修で検定の内容を全 国統一する事が大変な作業である事が分かりました。そ うであれば基本を一つ作って各々の地域性にゆだねるの も方法の一つと思いますし、現実的には北海道の山に於 けるスキーの位置づけは大きいものが有ります。 いずれにしてもこの度は永井指導委員長初め我々のご 指導に当たられました野村上級指導員、鈴木上級指導員 には心からお礼申し上げます。 今後とも宜しくお願い致します。 以上 「平成 18 年度氷雪技術に関する 指導員の教育と研修 」 に参加して 愛知県山岳連盟 勝野準生 愛知の雪上技術指導員研修会 ・ 講習会へのフィード バックと自己研鑽を目的に参加申込みしたものの、「日 山協主催の指導員研修」 という高いレベルに自分が対応 できるだろうかと不安を抱きながら集合場所に向かった。 そのせいか(?)前日に開通したばかりの富士スバル ラインは降雪のため通行止め。結局馬返からアイスバー ンの登山道を使って入山し、到着時間の都合から1日目 の実技は順延−座学のみとなった。 しかし、翌日からは参加者の学習意欲が天に届いたか の様な晴天。実技が始まる頃には絶好のコンディション となった。 先ずメインテーマとして「支点作成 」 と「確保 」 が提 起され、①雪上歩行、②滑落停止、③支点の作成、④制 動確保、⑤ビーコン使用法を班毎に納得いくまで研修。 基本動作の繰り返しや講師の対面指導と実践に裏付けら れた組み立てにより、自分自身が少しは技術の核心に近 づけたのではないかと思う。さらに指導そのものに織り 込まれた指導法の研修も、大変充実したものであった。 併せて全国単位での開催のため、他岳連の皆さんと情 報交換が出来たこと、北海道の参加者の方から雪崩遭難 の現実を踏まえたビーコン使用法を学べたことなどは大 変有意義であり、参加してこそ学べるもう一つの研修で あった。研修を終えて再び馬返を下山する私は、参加申 込時の不安が「課題」 に変わったことを自覚しながら富 士山をあとにした。 最後になりましたが講師の方々にはきめこまやかな指 導をしていただき心から御礼申し上げます。 又、参加された皆様には研修中だけでなく宿舎におい ても大変お世話になりました。 ありがとうございました。 9 ⑷4月 24 日(火)クライミング委員会 (出席者4名) ①ジャパンカップについて いて(別紙参照) ②委員総会について ○八木原専務理事及び担当常務理事より総 平成 19 年5月度常務理事会 ③ワールドカップについて 日時 平成 19 年5月8日(火) ⑸5月2日(水)選手強化委員会 18 時 30 分∼ 21 時 会の議案、報告事項が別紙により提案さ (出席者8名) 場所 岸記念体育会館 103 号室 平成 19 年3月度 常務理事会議事録 ①日本代表候補について ②オーストリア合宿報告 日時 平成 19 年3月8日(木) ⑹5月7日(月)指導常任委員会 18 時 50 分∼ 21 時 05 分 (14 名+1名) ①全国スポーツ指導者連絡会議報告 出席 田中会長、城、坂場、大森各副会長 八木原専務理事 ②委員総会について ③氷雪研修・主任検定員講習会について 尾形、北山、相良、高山、西内、長谷川、 委任 秋山、小島、永井、若月常務理事 (18 名中 14 名出席) ◎報告事項 1.専門委員会動静 (4月 12 日∼5月8日) ⑴4月 16 日(月)自然保護常任委員会 (出席者 11 名) ①自然保護指導員規程改定について ②委員総会について ③委員研修会について (9月1日、2日。岐阜県高山市) ⑵4月 19 日(木) 国体常任委員会(出席者 12 名) ①常務理事会報告 ②後催県の準備状況について ③国体改革について ④競技委員会について ⑤ボルダリング競技の国体方式のシミュ レーション研修会について ⑶4月 23 日(月)遭難対策常任委員会 (出席者7名) ①委員総会議題について ②全山遭講義者、分科会助言者の推薦につ いて ③ 19 年度夏・冬レスキュー講習会について 寄贈図書 ●会報・雑誌● (4月 12 日∼5月8日) ⑴4月 16 日(月) 「ドーピング検査実施に関する競技団体 説明会」東京中川事務局員 ⑵4月 18 日(水) 「消防庁立ち入り検査」 ⑶4月 20 日(金) 「UIAA 総会準備会議」東京岸記念体育会 館田中会長、八木原専務理事、 尾形常務理事、神崎・笹生国際部常任委 員、羽田野(松本市)、鎌田(ISS) ⑷4月 25 日(水) 「日体協競技団体事務局長会議」東京岸 記念体育会館八木原事務局長 ⑸4月 26 日(木)∼ 27 日(金) 「会計監査」福田監事、岡本監事、相良 常務理事、秋山事務局員、瀬田工業、 八木原事務局長 ⑹4月 28 日(土) 「事務局改装」 3.議 事 1.「4月常務理事会議事録の承認」につ いて(別紙参照) ○八木原専務理事より別紙により提案される ●会 報● 横浜山岳会 日本フリークライミング協会 (財)国立公園協会 東京新聞出版局岳人 6月号 高校生新聞社 東京新聞出版局2007 夏山 日本ヒマラヤ協会 台湾内政部営建署国家公園 (社)大韓山岳連盟山 中華人民共和国登山協会 山野 ●寄 贈 本● 東海大学 K2 登山隊 K 2 2006 ついて(別紙参照) ○八木原専務理事、高山常務理事より別紙 により提案される ★多少の問題点を検討、解決しながら提案 通りの方向で進めることで承認される 4.「平成 20 年からの変更点と国体山岳 2.その他の主な事項 (財)健康、体力づくり事業財団 山と渓谷社山と渓谷 6月号 れる ★一部修正して承認される 3.「大分国体リハーサル大会と第 22 回 リードジャパンカップ大会について」に 場所 岸記念体育会館 504 号室 福田、牧野、本木各常務理事 ★提案どおり承認される 2.「19 年度総会、第 1 回理事会」につ (社)日本武術太極拳連盟 スポーツジャスト 新潟県山岳連盟 (社)大韓山岳連盟 競技新規則集」について ○高山常務理事より別紙により提案される ★提案どおり承認される 5.「海外登山奨励賞」について ○尾形常務理事より別紙により提案される ★常務理事会日程が変更されたため、常任 委員会と順序が逆になったが明後日の委 員会でも承認を得て執行することで承認 される 6. 「クライミングワールドカップ加須大 会」について ○北山常務理事より別紙により提案される ★業務委託等確認しながら推進することで 承認される 7.「登山月報のカラー化」について ○西内常務理事より提案される ★提案どおり承認される 4.報 告 1.19 年度指導員・上級指導員養成講習 会及び検定会実施申請に基づく実施委嘱 書発行について 愛知県山岳連盟 ・ 19 年度指導者更新登録のための講習会 実施申請に基づく実施委嘱書について 茨城県山岳連盟 (財)日本ゲートボール連合 日本勤労者山岳連盟 日本万歩クラブ (財)日本体育協会 埼玉県山岳連盟 (独)日本スポーツ振興センター 東京ハイキング 東京野歩路会 (社)日本山岳会 日本山岳写真協会 六つ星山の会 日本テントシート工業 11 登山月報 第 459 号 平成 19 年 6 月 15 日発行 ・ 18 年度公認上級指導員認定申請について 神奈川県山岳連盟 *報告どおり承認される 2.国体予選会報告について 昭和 45 年 12 月 12 日第三種郵便物認可(毎月一回 15 日発行) ⑸「5月連休前後の至仏山への入山に関す ・「18 年 10 月 1 日付公認スポーツ指導者 (財)尾瀬保護財団 ⑹「 『ソフトウェア管理』実施のお願い」 登録料の交付」について(交付) ・「18 年 10 月 1 日付公認スポーツ指導者 ①滋賀県 ∼著作権法改正で年7月より罰金が3億 ②山口県 円に∼ (社)コンピュータソフトウェア著作権協会 3.後援名義の使用について ⑺「役員改選のご挨拶」について岡山県山 をめぐる世界』」日本山岳写真協会 ⑵「2007 九州カップ・クライミング選手 権大会、第2回アクシオン福岡クライミ ング大会」 福岡県山岳連盟 登録者数の確定」について(連絡) ・「加盟団体規程に基づく関係書類の提出 *報告どおり承認される ⑴「日本山岳写真協会展『2007 山われら (10 月登録分)の交付」について(通知) るお知らせ及び至仏山登山道の閉鎖」 岳連盟 及び加盟分担金の納入」について(依頼) ・「19 年度寄付金募集事業の実施方」につ いて(通知) ⑻「19 年度自然公園指導員自然環境局長 表彰候補者の推薦」について(依願) (財)国立公園協会 ⑼「秋田若すぎ国体に係る参加申込受付担 当者の調査」について(依頼) ・「18 年度アスレティックトレーナー連絡 会議の終了」について ・「第 62 回国体における競技別参加申込 ファイル」について ・「18 年度公認スポーツドクター事業報告 ⑶「松本市制施行 100 周年記念事業『山 岳シンポジウム』」信濃毎日新聞社 *報告どおり承認される ⑽「 製品安全課が保有する個人情報の紛 失」について経済産業省製品安全課 ⑾「46 回全日大会開催要項案」について 4.名義後援事業終了報告 (送付)山口県山岳連盟・山口山岳会 ⒁『文部科学省登山研修所』 ①「第 33 回大阪府チャレンジ登山大会」 大阪府山岳連盟 ②「第 14 回日本山岳耐久レース、長谷川 恒夫 CUP」東京都山岳連盟 *報告どおり承認される 5.アウトドアズフェスティバルへの取り 組みについて *出展料がかかっても実施し、関係委員会 が協力して多角的に実施することで承認 される *5月 11 日に運営委員会事務局と交渉し、 出展料は¥100,000 −と決定した。 6. 「図書(事務局・地下倉庫)の処分法」 について *新聞のスクラップと書籍は「みなかみ町 山岳資料館」へ寄贈することで承認され る 7.役員等派遣について ⑴5月 10 日(木)∼ 13 日(日) 「UIAA 理事会」フランス・シャモニ 田中会長、神崎・笹生国際部常任委員、 小日向クライミング常任委員 ⑵6月9日(土)∼ 10 日(日) 「UAAA 理事会」東京 田中会長、八木原 UAAA 事務局長、神崎・ 笹生国際部常任委員他 8.依頼、連絡、通知、案内等 ⑿『 (財)日本体育協会より』 ・「加盟団体規程の一部改正」について (通知) ・「日体協役員及び職員」について(連絡) ・「19 年度銀行振り込み依頼書等の提出」 について(依頼) ・「国体競技運営部会員の選出」について (依頼) ・「スポーツドクター事業報告書」につい て(送付) ・「19 年度公認スポーツ指導者等表彰候補 者の推薦」について(依頼) ・「公認スポーツ指導者の資格更新のため の義務研修」について(案内) ・「国体参加に係る JR 旅客運賃割引証」に ついて(連絡) ・「18 年度公認アスレティックトレーナー 養成講習会検定・審査結果」について (通知) ・「公認スポーツリーダー養成コース(集 合講習会)実施に関する申請」について ・「国体の今後のあり方プロジェクト提言 骨子並びに冬季大会のあり方に関する提 言の具現化に向けての意見等」について ・「18 年度スポーツ指導者育成事業交付金 ・「19 年度大学生登山リーダー研修会・夏 山1の開催」について(依頼) ・「19 年度山岳遭難救助研修会 A の開催」 について ⒂『(財)日本オリンピック委員会より』 ・「加盟団体規程に基づく書類等の提出、 納入方」について(依頼) ・「19 年度選手強化委託事業事務説明会」 について(案内) ・「国立スポーツ科学センターにおける メディカルチェック及びフィットネス チェックの実施」について ・「19 年度選手強化委託事業関係書類の提 出」について(依頼) ⒃『(独)日本スポーツ振興センター国立 ⑴「掲載のお願い(第5回日本山岳文化学 会大会) 」について(依頼) 日本山岳文化学会 ⑵「山と自然のシンポジウム・山は友だち、 ふれあいトークの案内と 19 年度会費納 入のお願い」(依頼) NPO 法人山の ECHO ⑶「19 年度第1回理事会開催予定」 (通知) 6月 14 日(木)財団法人自然法人財団 ⑷「春山情報の送付」 (送付) 長野県警察本部地域課、県教育長、県山 岳遭難防止対策協会長 12 編集後記 BMCのウィンターミーティングの記事は いかがでしたか?決して氷雪研修会と並べ る気持ちはありませんでしたが、熱気を感 じて頂けたでしょうか?日山協の新体制が スタートします。UIAA総会、WCを控 え会長、副会長は留任ですが、専務理事、 事務局長が交代し、より実務的な体制にな りました。 日山協には競技団体として競技、 登山を強く支援するとともに、絶えずその 接点を追い求める責務があります。会員の 皆さんも共に考えましょう。 (広報 西内 博記) 書の訂正ページ送付」について(お詫び) ⒀『文部科学省』 ・「法人実地検査の実施」について(依頼) スポーツ科学センター』 ・「19 年度スポーツ振興基金助成金交付内 定通知書」 (通知) ・「トータルスポーツクリニック事業、ジュ ニアアスリートのための栄養・トレーニ ングセミナー及びメンタルトレーニング 講習会の開催」について(案内) ⒄『(財)日本アンチドーピング機構』 ・「日本ドーピング防止規程(案)及び居場 所情報管理規則(案)の送付」について 登山月報 第 459 号 定 価 100 円(送料別) 予約年間 1,200 円送料共 昭和 45 年 12 月 12 日 第三種郵便物認可 (毎月1回 15 日発行) 発行日 平成 19 年 6 月 15 日 発行者 東京都渋谷区神南 1の 1の 1 岸記念体育会館内 社団法人日本山岳協会 電 話 03 − 3481 − 2396 F A X 03 − 3481 − 2395
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