各展示キットの解説(PDF形式:1057KB)

滋賀県立琵琶湖博物館
地域発見!
参加型移動博物館
各展示キットのご案内
【テーマA:大昔の琵琶湖】
A1.足跡の正体はだれ?
A2.アケボノゾウ足跡レプリカ
A3.移動してきた湖、琵琶湖
A4.歯型の正体はだれ?
A5.化石をさわってみよう
【テーマB:人と琵琶湖のいま・むかし】
B1.琵琶湖水運の主役・丸子船
(模型)
B2.丸子船 港めぐりスゴロク
B3.古今の名所くらべ
B4.古今の物産くらべ
【テーマD:地域へ、博物館へ】
D1.空から見た琵琶湖(床マット)
D2.地域発信ステージ(DVD 視聴)
【テーマC:琵琶湖は生命のゆりかご】
C1.生命をはぐくむ里山
C2.生命をはぐくむ水田(1)
C2.生命をはぐくむ水田(2)
C3.生命をはぐくむヨシ帯
C4.顕微鏡をのぞいてみよう
【その他】
E1.プロローグパネル
E2.顔出しパネル
E2.イーゼルパネル
<お問い合わせ>
滋賀県立琵琶湖博物館 企画調整課
「移動博物館」担当
電話:077-568-4811
12/13/2015
【テーマA:大昔の琵琶湖】
A1.足跡の正体はだれ?
A2.アケボノゾウ足跡レプリカ
大昔、琵琶湖のまわりに住んでいた大動物の足跡は、
「足
跡化石」として残されています。この展示キットでは、
スタンプ状の4種類の動物の足型の模型があり、展示台
にはめ込んだ低反発クッションに押し当てて、実際に「足
跡」を作ってみることができます。
大昔の琵琶湖のまわりに住んでいた動物のうち、代表
的なアケボノゾウの足跡化石のレプリカを製作しま
した。ゾウの足跡の大きさや、深さを実感することが
できます。(足跡の輪郭だけをプリントした、円形の
足跡マットもあります。)
<展示形態> 外寸:W800×D600×H1200、展示台:W800×D500×
<展示形態> 外寸=レプリカ:W470×D470×H300、マット:φ
H700、展示物(ゾウ模型):W460×D160×H240、<梱包状態> W800 600、<梱包状態> レプリカ:W520×D530×H320、マット:W710
×D500×D500
×D710×H15
A3.移動してきた湖、琵琶湖
A4.歯型の正体はだれ?
A5.化石をさわってみよう
今の琵琶湖のまわりには、400 万年前
の大昔から、いくつもの湖ができ、姿
を消してきた歴史があります。これら
の湖はまとめて「古琵琶湖」と呼ばれ
ます。この展示キットでは、現在の滋
賀県周辺の地図を背景にして、かつて
の湖の位置を描いた透明な板を重ね
ていくことで、古琵琶湖がどのように
移り変わってきたかを知ることがで
きます。
この展示キットの中央には、透明な
アクリルケースのなかに巨大な歯
の化石のレプリカが置かれていま
す。その周囲には、それぞれ大型動
物を描いた4枚の円形のめくり板
があり、この板をめくりながら、化
石のレプリカの巨大な歯の主とな
る動物がどれなのかを考えてもら
います。
中の見えないケースに手を突っ込む
と、中にある本物の化石に触ること
ができます。表面をなでて感触や持
ち上げて重さを感じながら、どんな
生きものの化石なのかを考えてもら
います。ケースの上のシートをめく
ると裏側に正解が、その下に化石の
姿が見えるようになっています。
<展示形態> 外寸:W800×D600×
<展示形態> 外寸:W800×D600×
<展示形態> 外寸:W800×D600×
H1200、展示台:W800×D500×H700、
H1200、展示台:W800×D500×H700、
H1200、展示台:W800×D500×H700、展
展示物:W600×D350×H80.5、<梱包状
展示物:W600×D210×H220、<梱包状
示物:W600×D210×H220、<梱包状態>
態> W800×D500×D500
態>W800×D500×D500
W800×D500×D500
12/13/2015 1/4 滋賀県立琵琶湖博物館<地域発見!参加型移動博物館 各展示キットのご案内>
【テーマB:人と琵琶湖のいま・むかし】
B1.琵琶湖水運の主役・丸子船(模型)
B2.丸子船
広い琵琶湖の水面は、かつては京の都と東北日本とを
むすぶ物流ルートとして重要で、大きな木造の帆船・
丸子船はその主役でした。この展示キットは、丸子船
を実物の 1/10 のスケールで忠実に再現した模型です。
東北日本から琵琶湖の北の端まで運ばれた物資は、丸
子船で琵琶湖の南の端まで運ばれ、そこで京の都や西
南日本からの物資を積み込み、北へと戻っていきまし
た。この展示キットは、丸子船で物資を運ぶ商人にな
ったつもりで「すごろく」遊びをしながら、琵琶湖の
水運の当
時の様子
を体験し
てもらい
ます。
<展示形態> 外寸:W(1900+235)×D600×H(600+1450)、展
<展示形態> 外寸=展示台:W850×D850×H700、<梱包状態
示台:W1900×D600×H600、展示物(船):W2085×D300×
> W850×D850×H671
H1450
港めぐりスゴロク
<梱包状態> W1900×D600×D600
B3.古今の名所くらべ
B4.古今の物産くらべ
江戸時代に描
明治時代に描
かれた「近江名
かれた「滋賀県
所図屏風」のレ
物産図説」から
プリカを見る
選んだ4種類
と、琵琶湖が当
の物産を描い
時から観光地
たシートをめ
として栄えて
くると、その下
きたことがわ
にはそれぞれ
かります。ま
の物産に関係
た、屏風に描か
したレプリカ
れている名所
が置かれてい
のうちいくつ
ます。また、シ
かについては、
ートの裏側に
手前の円形のめくり板に抜き出し、その裏側にある同 は、それぞれの現在の現在のようすが写真で示され、
じ場所の現在の写真と見比べることができます。
近江の伝統的な「ものづくり」が現在も引き継がれて
いることがわかります。
<梱包状態> 展示台:W800×D500×D500、屏風:W476×D40
<展示形態> 外寸:W800×D600×H1200、展示台:W800×
×H1880×3 枚
D500×H700、<梱包状態> W800×D500×D500
12/13/2015 2/4 滋賀県立琵琶湖博物館<地域発見!参加型移動博物館 各展示キットのご案内>
【テーマ C:琵琶湖は生命のゆりかご】
C1.生命をはぐくむ里山
C2.生命をはぐくむ水田(1) C2.生命をはぐくむ水田(2)
雑木林で囲まれた農村地域は、「里
山」と呼ばれ、そこにすむ人々の活
動によって、豊かな生物多様性が育
まれてきたと考えられています。こ
の展示キットの主役は、里山環境を
代表する昆虫のひとつ、ゲンジボタ
ルを約 30 倍に拡大した模型です。
私たちのまわりに広がる水田にも、
いろいろな生きものがすんでいま
す。この展示キットでは、全国的に
非常に珍しく、滋賀県でも保護対象
となっているダルマガエルの約 6 倍
の拡大模型を、CD再生される鳴き
声とともに展示します。
<展示形態> 外寸:W800×D600×
<展示形態> 外寸:W800×D600×
<展示形態> 外寸:W800×D600×
H1200、展示台:W800×D500×H700、
H1200、展示台:W800×D500×H700、
H1200、展示台:W800×D500×H700、
展示物:W500×D450×H330、<梱包状
展示物(カエル):W500×D450×H330、 展示物(タマミジンコ):W360×D360
態> 展示台:W800×D500×D500、展示
<梱包状態> 展示台:W800×D500×
×H405、同(ナビキュラ):W210×D210
物:W560×D510×H370
D500、展示物:W560×D610×H370
×H405、<梱包状態> 展示台:W800×
水田の水のなかにはさまざまな微
生物がいます。この展示キットで
は、タマミジンコ(動物プランクト
ン)と珪藻の一種ナビキュラ(植物
プランクトン)を拡大(それぞれ約
800 倍と約 8300 倍)模型で紹介し
ます。
D500×H500、展示物(タマミジンコ):
W440×D390×H520、展示物(ナビキュ
ラ):W390×D350×H450
C3.生命をはぐくむヨシ帯
C4.顕微鏡をのぞいてみよう
琵琶湖の湖畔に広が
るヨシ帯は、魚や水鳥
の繁殖場所ともなり、
「生きもののゆりか
ご」とも呼ばれます。
この展示キットでは、
ヨシ帯で産卵する琵
琶湖固有種で鮒寿司
の材料となるニゴロ
ブナの原寸模型と、ヨ
シ帯で浮巣を作って
繁殖する滋賀県の鳥カイツブリの剥製を紹介します。
顕微鏡を使って、検鏡
台の上にセットされ
た植物の種子などを
拡大して見ることが
できます。この顕微鏡
は、双眼の実体顕微鏡
なので、両方の眼で見
る拡大像は立体感あ
ふれるものに感じら
れることと思います。
<展示形態> 外寸:W800×D600×H1200、展示台:W800×
<展示形態> 外寸:W800×D600×H1100、展示台:W800×
D500×H700、展示物:W500×D450×H330、<梱包状態> 展
D500×H600、展示物(顕微鏡):W350×D370×H445、<梱
示台:W800×D500×D500、展示物(カイツブリ・ニゴロブナ): 包状態> 展示台:W800×D500×H500、顕微鏡:W480×D410
W450×D370×H330
×H510
12/13/2015 3/4 滋賀県立琵琶湖博物館<地域発見!参加型移動博物館 各展示キットのご案内>
【テーマ D:地域へ、博物館へ】
D1.空から見た琵琶湖(床マット)
D2.地域発信ステージ(DVD 視聴)
液晶ディスプレイでは、琵琶湖博物館の展示空間
を紹介した DVD をエンドレスで再生します。こ
の DVD の映像は無声映像ですが、必要に応じて
BGM を流すことができます。
この展示キットは、琵琶湖地方の航空写真を 5m×5m のゴム
製マットに印刷したもので、床面に展開して用います。航空
写真なので、琵琶湖の地理的位置やそのまわりの地形だけで
なく、主な道路や建物、施設などの実際の姿を読み取ること
ができます。(滋賀県版、近畿版等有)
<展示形態> 外寸=展示物:W5000×D5000×H3(W1000×D1000
<展示形態> 外寸:W800×D500×H1150、展示台:
×25 枚に分割)、<梱包サイズ> W1100×D1100×H10 の箱
W800×D500×H700、モニター:W650×D250×H450、
<梱包状態> 展示台:W800×D500×D500、モニター:
W960×H500×150、DVDデッキ:W440×D220×H170
【その他】
E1.プロローグパネル
移動博物館の開催場所であること
を示す案内用のパネルで、表面には
移動博物館の概要、裏面には来館者
の感想等を図案化して並べた来場
者へのメッセージが記されていま
す。この展示キットは、ビニール製
のシートを金属製フレームで直立
掲 示 し
た も の
です。
E2.顔出しパネル
E2.イーゼルパネル
展示のテーマを紹介するパネルを、
イーゼルを用いて掲示します。全部
で 3 種類あります。
移動博物館の展示キットのテーマ
を示すキャラクターたちを集めた
顔出しパネルです。プロローグパネ
ルと同様、ビニール製シートを金属
製フレームで直立掲示したもので
す。
<展示形態> 外寸:W1750×H1900×
<展示形態> 外寸 W2040×H1600×
<展示形態> 外寸:W1120×H1540(最
D400、パネル:W1200×H1800、<梱包
D400、パネル:W1500×H1500、<梱包
大)×D950、パネル:W600×D600×H4、
状態> パネル+水平棒:W1300×D80×
形態> パネル+水平棒 2 本とともに巻取
<梱包形態> イーゼル:L600×150×50
H50、垂直棒:W1100×D70×H60×2 本、 り:W1300×D80×H50、垂直棒:W1100
円盤:φ400×H35
×3 本、パネル W600×D600×H4×3 枚
×D70×H60×2 本、円盤:φ400×H35
12/13/2015 4/4 滋賀県立琵琶湖博物館<地域発見!参加型移動博物館 各展示キットのご案内>