正しくお薬を服用していただくために

お役立ち資料集 Vol.1
正しくお薬を服用していただくために
平成28年
目次
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1.はじめにお読み下さい
2.薬の適正使用に向けて
Q高齢者に対する眠剤使用の注意点は?
Qワーファリン服用時の食生活の注意点は?
Q降圧薬服用時のGFJ摂取の注意点は?
Q目薬の正しい使用法は?(1)~(4)
Q高齢者施設で起こりやすい事故は?
3.お問い合わせ先
はじめにお読みください
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【本資料に関する注意事項】
本資料は、当社の「介護施設向けサービス」紹介の一環として、施設運営法人の
皆さまを対象として、有用な情報提供することを目的として作成されたものです。
本資料に掲載されている情報の正確さは万全を期していますが、日本調剤株式会
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高齢者の睡眠薬の効果について
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Q高齢者に対する眠剤使用の注意点は?
高齢者は、薬が体内へ蓄積しやすく、また薬に
対する感受性が亢進しています。
眠剤の作用時間が延長し、翌日への持ち越し効果
や健忘、脱力などの副作用が現れやすくなります。
夜中にトイレに起きて転倒注意!
アルコールとの併用注意!
ワーファリンと食べ合わせの悪いもの
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Qワーファリン服用時の食生活の注意点は?
納豆やクロレラ、青汁は摂取してはいけません。
摂取をすることによりワーファリンの効果を減弱
するためです。
納豆やクロレラ、青汁にはビタミンKを豊富に含み、このビ
タミンKがワーファリンの働きを弱めてしまいます。
他の食品にもビタミンKは含まれますが、普通に摂取する分
には問題はありません。
現在では、ビタミンKに作用されない同じ効果のお薬もでて
いますのでそういったお薬への切り替えは薬剤師に相談下さい。
降圧剤とグレープフルーツ
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Q降圧薬服用時のGFJ摂取の注意点は?
カルシウム拮抗薬はグレープフルーツジュース
(GFJ)との併用により効果を強めることがある
ため、控える必要があります。
効果の増強によりふらつき、動悸、顔面紅潮など
の症状が起こることがあります。
薬の服用後時間を空けて摂取をしても影響が出ること
があります。
グレープフルーツの果実でも影響があります。
アムロジピン塩酸塩は影響が少ないとされます。
目薬の使用法 その1
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Q目薬の正しい使用法は?(1)
目薬の容器の先をまつげなどに当てないようにし
ましょう。
目薬の容器を直接目につけて点眼していることが
ありますが、雑菌が溶液中に逆流してしまい、不衛
生になります。
上を向き、容器から目を離して点眼するようにしま
しょう。
下まぶたを少し引っ張ると入れやすくなります。
目薬の使用法 その2
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Q目薬の正しい使用法は?(2)
1回の点眼量は1滴を守りましょう。
点眼薬の1滴量は30~50μLですが、結膜嚢の最大
保持能力は約30μLであるため、点眼量を増やして
もあふれ出てしまいます。
使った感じがないからと数滴使用しているケースがあ
りますが、効果が良くなるわけではありません。
目薬の使用法 その3
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Q目薬の正しい使用法は?(3)
2種類以上の点眼薬は5分以上間隔をあけるよう
にしましょう。
先に点眼した液が後に点眼した液によって洗い流
されるのを防ぐためです。
複数の点眼液を使用する場合の点眼順序については、
多くの場合きまりはありません。
懸濁性点眼液やゲル状点眼液などは、吸収されにくい
ため、点眼の順番や点眼間隔に注意が必要です。
目薬の使用法 その4
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Q目薬の正しい使用法は?(4)
点眼後は1分間眼を閉じるようにしましょう。
鼻涙管へ薬剤が流れ出ることを防ぎ、効果を高め
るためです。
β遮断点眼液による全身性の副作用が問題となること
があり、このような副作用防止のためでもあります。
点眼後は静かにまぶたを閉じます。この際にまばたき
をせず、目頭(涙嚢部)を軽く押さえるようにしましょ
う。
高齢者施設での防止対策
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Q高齢者施設で起こりやすい事故は?
他人の薬を飲んでしまうなどの誤薬防止対策
⇒チェック体制の強化や職員の薬に対する意識の
改革を行う。
洗剤や殺虫剤などの誤飲防止対策
⇒目に届かないところに保管したり鍵をかける。
気道のほうへ飲み込んでしまう誤嚥防止対策
⇒上半身をやや高く、ゆっくりと時間をかけたり
口腔内のケアを十分に行う。
まとめ
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薬は万能ではありません
心配なことがございましたら
いつでも日本調剤の薬剤師にご相談ください
発行:日本調剤株式会社 教育情報部
お問い合わせ先:
日本調剤株式会社 健保・施設推進部
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