クラブ申請について

クラブ申請について
1.
「クラブ申請」制度の意義
 地域のクラブづくりを促進するもの
 チームが縦のつながりを持つことにより、選手育成過程における一貫指導や選手の天井効果(※)の排除
を実現するもの
※天井効果(Ceiling Effect):課題が簡単すぎて本来の実力を発揮できないこと。
サッカー界では、各種別の最高年齢である、12 歳、15 歳、18 歳において、
この現象が見られる。
2.
「クラブ申請」制度の概要
 JFA に登録された同一競技(サッカー・フットサル)の各種別(年代)の複数のチームにより構成さ
れた団体で、所属 FA と JFA の承認を得たものをクラブという
 クラブは、クラブ内のチーム間において、上の年代の大会に下の年代のチームに所属する選手を(※)移
籍手続きなしに出場させることができる
※ 第 1 種年代の大会に第 2 種年代以下のチームに所属する選手を、
第 2 種年代の大会に第 3 種年代以下のチームに所属する選手を、
第 3 種年代の大会に第 4 種チームに所属する選手を、それぞれ出場させることができる
※ 各大会での適用については、その大会要項の定めるところによる
※ 「シニア」については「第 1 種」と同年代と判断される大会もあるので注意
<クラブ申請のサッカーチームが参加できるサッカー全国大会>2014年度予定
サッカークラブ
第 1 種年代
第 2 種年代
全国社会人サッカー選手権大会(1種に2種)
全国地域サッカーリーグ決勝大会(1種に2種)
全国クラブチームサッカー選手権大会(1種に2種)
全国専門学校サッカー選手権大会(1種に2種)
高円宮杯U-18サッカーリーグ(2種に3種)
第 3 種年代
第4種
高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会(3種に4種)
皇后杯全日本女子サッカー選手権大会(女子種別内の各種別区分間)
全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会(女子種別内の各種別区分間)
全日本女子ユースサッカー選手権大会(女子種別内の各種別区分間)ほか
フットサルクラブ
F第1種
<クラブ申請のフットサルチームが参加できるフットサル全国大会>2014 年度予定
全日本ユース(U-18)フットサル大会
全日本ユース(U-15)フットサル大会
F第2種
全日本女子ユース(U-15)フットサル大会
F第3種
F第4種
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3.
「クラブ申請」承認の条件

同一都道府県FAに所属する登録チームで構成されていること

同一競技のチームで構成されていること(サッカーとフットサルにまたがる申請は認められない)

異なる年代の複数のチームで構成されていること(例:第2種+第3種だけでもよい)
※
例外あり:日常的な交流が促進され、地域のクラブづくりが目的の場合は認められるが、
上の年代の大会出場が可能になる等のメリットはない

4.
統一的な運営組織を持っていること
「クラブ申請」承認の流れ
1)
クラブは、クラブ申請書(書式第 12 号)に必要事項を記入し、所属の都道府県 FA に申請する
その場合の申請料は不要とする
2)
都道府県 FA は、申請書の記載事項を確認する
☑ クラブ情報(クラブ名、代表者、種別・チーム名等)が現状(実態)と相違がないか
☑ 承認の条件を満たしているか
都道府県 FA は、申請の承認後速やかに、申請書を JFA 管理部へ送付する
3)
JFA は、承認の条件を満たしているかを再確認し、問題のないクラブに対し回答書を送付する
※
水曜日までにJFA管理部が受理した申請は、金曜日に承認・回答書発送
※
月曜日にサイト上の「クラブ承認一覧」を更新
※
4月1日以降、チームはKICKOFFにてクラブ承認情報(クラブ承認番号・承認日)を確認することができる
月末までに承認した「クラブ申請」件数を、翌月の JFA 理事会に報告する
※「ユニフォーム広告掲示申請」について
JFA の承認を得たクラブは、クラブ内の複数チームが同一広告をユニフォームに掲出しようとする場合、
書式第 3-2 号:ユニフォーム広告掲示申請書(クラブ用)を利用し、各チームの申請をクラブとしての
申請に一本化することができる
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