顕微鏡電気泳動方式 ゼータ電位測定装置 502 顕微鏡電気泳動方式ゼータ電位測定装置 Model 502 ▼特徴 > ▼測定原理 > ▼アプリケーション > ▼仕様 水系・非水系コロイド粒子群の平均ゼータ電位および分布ヒストグラムの高精度測定 ①顕微鏡ユニット ③非水系電源ユニット ②502 コントローラー ④テレビモニター 個数カウント基準ゼータ電位分布測定のための最新方式 画像解析式ゼータ電位測定装置 ZetaCompact 特徴: 伝統的な顕微鏡電気泳動法の完全 自動化 フランス CAD 社製 完全自動粒子追尾ソフトウエア リアルタイム解析 温度、導電率の測定 画像解析式ゼータ電位測定装置 ZetaCompact のカタログダウンロード 基本原理である顕微鏡法を使用しています。 レーザー光暗視野照明による超微粒子の測定。 コロイド粒子のゼータ電位測定法の基本原 レーザー光のチンダル現象によるハイコント 理である顕微鏡法を採用していますので、自動 ラスト像が得られるため、20nm 以上の超微粒子 測定装置に見られるブラックボックスを回避 の測定ができます。 できます。 高品位テレビ画像による豊富な視覚情報が得 静止面に浮遊する粒子のみを観測できます。 られます。 レーザー光学系-CCD テレビ顕微鏡システ 粒子を直接観察できますので、分散状態、粒子 ムにより静止面に浮遊する粒子のみを観測で の大小や形状、バクテリアの発生や泳動速度の違 きるため、電気浸透流の影響を受けずに高精度 いなど有益な情報が得られます。また、ビデオテ な測定ができます。 ープによる録画や、個数基準のゼータ電位分布が 測定できます。 縦型平板セルを使用しています。 縦型平板セルの採用により、セル壁面への粒 子沈着に起因する電気浸透流の不対称化が少 なく高精度な測定ができます。 ストップウォッチ法 上のテレビ画像のように個々の粒子が既知の間隔(100μm)の ライン間を移動する時間をストップウォッチで計測し、得られた 個々の粒子の泳動速度から平均泳動速度を求めそれを電場で割 ってモビリティを計算し、ゼータ電位を計算します。 回転プリズム法 右上図のように、矩形プリズムを光が通過する時、プリズムを 回転させると光の進路がずれるため物体は動いているように見 えます。本法は、ガルバノメーターと連動するプリズム(回転プ リズム)が顕微鏡に内蔵され、その回転速度と回転方向を調節で きます。粒子は格子入りのテレビモニターで観察され、泳動する 粒子が静止して見えるようにプリズムの回転速度を調節した時 にその粒子のゼータ電位値(20℃,水系)がデジタルで表示され ます。 画像解析法 右下図のように、パソコンモニター上で電気泳動している粒子 画像を一定時間間隔でコンピューターに記録します。それらの画 像を重ね合わせて画像処理を行い、個々の粒子が時刻 tx 秒後に移 動した距離を自動解析し、泳動速度を求め、モビリティやゼータ 電位の個数平均値および分布ヒストグラムを分析します。 スキャンするプリズムによる 移動速度の測定 ●●分散・凝集の評価●●吸着の評価●● 安 自然状態において、負に帯電しているコロイド 粒子の帯電は、粒子をお互いに反発させています。 ゼータ電位が高くなるほど、より強く反発し、コ ロイド分散系の安定性はより高くなります。ゼー タ電位がゼロに近付くにつれて帯電は緩和され、 凝集の最適条件に達した時、沈殿を生じます。 ゼータ電位と安定性との関係は右表のように示 されます。 特 性 ゼータ電位(mV) Strong Flocculation + 5 ~ -5 Incipient Instability -10 ~ -30 Moderate Stability -31 ~ -40 Good Stability -41 ~ -60 Excellent Stability -61 以下 粉体・金属酸化物 ●新 金属超微粒子・顔料 ●粉 エマルション ●高 分 子 工 業 ラテックス等、合成製品の品質管理、研究 高分子ラテックス ●製 薬 ・ 製 剤 脂肪乳剤の安定性、診断薬用ラテックスの品質管理 写真感光乳剤 ●油 脂 ・ 食 品 エマルションの乳化安定性 粘土・陶土 ●製 紙 ・ パ ル プ 凝集促進による歩留率の向上、塗工液の分散性の研究 カーボンブラック ●水 上水、排水、下水処理における凝集条件の決定 パルプスラリー ●写 真 ・ フ ィ ル ム 感光乳剤の均一分散 界面活性剤・凝集剤 ●化 化粧品の乳化、分散、安定化 生体粒子・血液細胞 ●塗 料 ・ イ ン ク 有機・無機顔料の分散、分離防止、表面改質の評価 微生物 ●各 種 無 機 材 料 粘土、ガラス、セメント等の分散 コロイド粒子等 ●浮 鉱 各種鉱物の回収条件の研究 業 コールスラリーの粘度最小化 ●鉱 素 定 体 工 処 業 粉体表面物性の分析 品 選 工 ファインセラミックス、金属超微粒子の均一分散 理 粧 遊 材 ●エ ネ ル ギ ー 原子力発電冷却水 CRUD の分析 ●医 学 ・ 生 物 学 生体細胞の表面荷電の分析 CAD 社画像解析法によるモビリティー・ゼータ電位分布ヒストグラムの測定例 粒 子 個 数 Mobility ヒストグラム Model 502 ●測定原理: Model ZetaCompact 顕微鏡電気泳動法 ●測定原理: 顕微鏡電気泳動法 ●画像解析法 ●ストップウォッチ法 ±200mV ●回転プリズム法(オプション) ●測定範囲: ●画像解析法(オプション) 電子ユニット ●測定範囲: ±100mV ●供給電圧: max.250V、10mA ●測定粒度: 0.02~50μm(粒子特性に依存) ●導電率: 10μS/cm~100mS/cm ●供給電圧: 0~150V ●位置センサー分解能: 1μm ●泳 動 槽: 石英ガラス ●通信: RS232C ●試 料 量: 3~10ml ●電源: 100V、50/60Hz、50W ●光 源: 2mW He-Ne レーザー ●寸法: 450(W)×300(D)×150(H)mm ●顕 微 鏡: 倍率×280 ●重量: 6Kg ●カ メ ラ: CCD 白黒TVカメラ 測定セル ●モ ニ タ: 9 型液晶モニタ ●測定粒子径: 30nm~25μm(粒子特性に依存) ●電 源: 100V, 50/60Hz ●セル: 石英ガラス製 ●主電極: パラジューム ●第二電極: 電場測定用 ●温度センサー精度: 0.1℃ ●試 6ml 料量: コンピューター ●プロセッサー: 1GHz 以上 ●RAM: 256 MB 以上 ●ハードディスク: 20 GB 以上 ●OS: Windows XP(英語版) 記載内容は、改良のため予告無く変更することがありますのであらかじめご了承下さい。
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