一般自動車保険(KAP ベーシス) 2009 年 10 月 約款冊子(ご契約のしおり・普通保険約款・特約) ごあいさつ このたびは共栄火災の自動車保険 KAP ベーシスをご契約 いただきありがとうございました。 この冊子には、保険契約の内容につきまして大切なことが らが記載されておりますので、ご契約内容をご確認のうえ、 保険証券とともに大切に保管してください。 弊社は、いざという時、お客さまの身になって事故の解決 にあたることをモットーとし、一層のサービス向上に努めて まいりますので、今後ともお引立てのほど、よろしくお願い 申し上げます。 10.12)① AC008260 −( ’ ●この冊子には、ご契約について大切なことがらが記載されておりますの で、必ずお読みください。 ●ご契約者とご契約のお車を主に使用される方(記名被保険者)が異なる 場合は、その方にもこの冊子の内容をご説明ください。 ●弊社代理店は、保険契約の締結の代理権を有しており、弊社との委託契 約に基づき、保険契約の締結、保険料の領収、保険料領収証の交付、ご 契約条件が変わった場合のご通知の受領等の代理業務を行っておりま す。したがいまして、弊社代理店とご締結いただいて有効に成立したご 契約については、弊社と直接契約されたものとなります。 ●ご不明な点につきましては、代理店または弊社までお問い合わせくださ い。 一般自動車保険ご契約のしおり目次 自動車保険全体像 …………………………………………………… A−1 共栄火災の自動車保険の概要 ………………………………… A−1 1.商品の種類とご契約の対象 ………………………………… A−1 2.約款の構成 …………………………………………………… A−1 ご契約内容の確認 ……………………………………………… A−2 1.保険金額(契約金額)………………………………………… A−2 2.免責金額(自己負担額)……………………………………… A−3 3.ご確認いただきたい事項 …………………………………… A−4 4.保険期間(保険のご契約期間)……………………………… A−5 5.保険責任の開始日時 ………………………………………… A−6 6.保険料のお支払いについて ………………………………… A−6 7.等級別料率制度・型式別料率クラス制度について ……… A−6 8.クーリングオフ制度 ………………………………………… A−8 9.お客さまに関する情報の取扱いについて ………………… A−9 10.弊社ホームページでの約款冊子の閲覧 …………………… A−9 11.その他ご注意いただきたいこと …………………………… A−9 12. 「ロードサービス」 のご案内 ………………………………… A−9 ご契約後に特にご注意いただきたいこと …………………… A−11 1.保険証券の記載内容について ……………………………… A−11 2.ご契約締結後における契約内容の変更について ………… A−11 3.ご契約のお車を譲渡する場合 ……………………………… A−11 4.ご契約のお車の入替をする場合 …………………………… A−11 5.通信販売でご契約された場合の取扱い …………………… A−13 ご契約を解約される場合のお手続き ………………………… A−13 1.解約と解約返れい金 (返還保険料) について ……………… A−13 2.ご契約の中断制度について ………………………………… A−14 事故が起こった場合のお手続き ……………………………… A−14 1.まず、ご連絡を ……………………………………………… A−14 2.必ずご相談を ………………………………………………… A−14 3.必要書類をご提出ください ………………………………… A−15 4.保険金の支払時期 …………………………………………… A−15 5.被害者には誠意をもって …………………………………… A−15 6.自賠責保険との一括払制度 ………………………………… A−15 7.保険金の内払制度 …………………………………………… A−15 8.代理請求制度 ………………………………………………… A−15 9.賠償事故の解決のために弊社が行う手続きおよび援助 … A−15 10.示談・訴訟の場合の費用の取扱い ………………………… A−16 11.被害者からの直接請求制度 ………………………………… A−16 12.保険金支払い後の保険金額(契約金額)…………………… A−16 13.ご契約者が死亡された場合の取扱い ……………………… A−16 次回の継続契約のお手続きを忘れてしまった場合のお手続き … A−16 自動車保険の社外相談窓口 …………………………………… A−16 1.自動車事故のご相談または苦情の受付 …………………… A−16 2.中立の第三者機関による示談斡旋制度 …………………… A−17 保険用語のご説明 ……………………………………………… A−18 補償内容 ………………………………………………………… A−19 1.相手方への賠償 ……………………………………………… A−19 2.ご自身・乗車中の方の補償 ………………………………… A−20 3.お車の補償 …………………………………………………… A−21 4.ご契約内容により自動的にセットされる特約 …………… A−23 5.1.∼4.以外でお客さまのご希望によりセットできる特約 … A−24 「保険法」改正の主なポイント ……………………………………… A−26 <用語の意味> この冊子で使用している、 「記名被保険者」 「同居」 「自家用8車種」の用語の意味 は次のとおりです。 記名被保険者 ご契約のお車を主に使用される方のことで、申込書の被保険者欄に記載される 方をいいます。記名被保険者は賠償責任保険や人身傷害保険等の補償を受けられ る方の範囲等を決めるための重要な事項です。 (例:賠償責任条項の補償を受けられる方の範囲) ① 記名被保険者 ② ご契約のお車を使用または管理中の次のア.∼ウ.のいずれかに該当する方 ア.記名被保険者の配偶者 イ.記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ウ.記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚のお子様 ③ 記名被保険者の承諾を得てご契約のお車を使用または管理中の方。ただし、 自動車取扱業者が業務として受託したご契約のお車を使用または管理している 間を除きます。 ④ 記名被保険者の使用者。ただし、記名被保険者がご契約のお車をその使用者 の業務に使用している場合に限ります。 同居 同居とは、同一家屋に居住していることをいい、同一生計、扶養の有無は問いません。 建物の主要構造部のうち、外壁、柱、小屋組、はり、屋根のいずれをも独立し て備えたものを1単位とし、同一家屋かどうかを判断します。ただし、台所等の 生活用設備のない「はなれ」 、 「勉強部屋」等は、同一家屋として取扱います。 ・ マンション等の集合住宅で、各戸室の区分が明確な場合は、賃貸・区分所有 の別を問わず別居として取扱います。 ・ 同一敷地内であっても別家屋での居住は、生計の同・異を問わず、別居とし て取扱います。 ・ 単身赴任は、別居として取扱います。 ・ 短期間の出稼ぎ等の一時的別居は、同居として取扱います。 ・ 就学のために下宿している子は、住民票記載の有無にかかわらず別居として 取扱います。 自家用8車種 自家用8車種とは次の用途・車種のお車をいいます。 ・ 自家用普通乗用車(主に3ナンバー) ・ 自家用小型乗用車(主に5、7ナンバー) ・ 自家用軽四輪乗用車(主に軽5、軽7ナンバー) ・ 自家用小型貨物車(主に4ナンバー) ・ 自家用軽四輪貨物車(主に軽4ナンバー) ・ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5t 以下) (主に1ナンバー) ・ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5t 超2t 以下) (主に1ナンバー) ・ 特種用途自動車(キャンピング車) (8ナンバー) 自動車保険全体像 共栄火災の自動車保険の概要 1.商品の種類とご契約の対象 自動車保険は、 「被害者への賠償」 「ご自身とお車に対する補償」を主な目的 とするもので、以下の 5 つの基本的な補償で構成されています。 人 モ ノ 他人にケガをさせてしまった 他人のモノを壊してしまった 被害者への賠償 対人賠償責任保険 (注) (A−19 ページ) ご自身とお車に対する補償 ご自身や乗車中の方が ケガをしてしまった 人身傷害保険 (A−20 ページ) 商品の種類 (約款名称) ご契約の対象となる方 KAP くるまる (総合自動車保険 普通保険約款) 次の2条件にあてはまる方が 自家用8車種 対象となります。 (※) 目次の<用語の ①お客さまの所有・使用され 意味>をご参照 ているお車の総付保台数 ください。 (※)が9台以下の方 ②記名被保険者が個人の方 (※) 自動車保険(他の保険会 社を含みます。 )をご契 約されている台数をいい ます。 対物賠償責任保険 (A−19 ページ) KAP ベーシス (一般自動車保険 普通保険約款) (※)本 冊 子 はKAP ベーシスについ てご説明してい ます。 ご自身のお車が壊れてしまった ドライバー保険 車両保険 (A−21 ページ) 対 象 車 種 ①お客さまの所有・使用され すべての用途・車種 ているお車の総付保台数を の自動車 問わず対象となります。 ②記名被保険者が個人の方、 法人の方を問わず対象とな ります。 運転免許証をお持ちでお車を お持ちでない方が対象となり ます。 ― 2.約款の構成 保険約款は「普通保険約款」と「特約」から構成されています。普通保 険約款は、基本的な補償内容を定めた「第1章」から「第4章」の各補償 条項と、これらの補償条項に共通に適用される「第5章 基本条項」によ り構成されています。 搭乗者傷害保険 (A−20 ページ) 第1章 賠 償 責 任 条 項 (注) 対人賠償責任保険は、自賠責保険等で支払われる金額を超える部分につ いて保険金をお支払いします。 普通保険約款 第3章 搭乗者傷害条項 第4章 車 両 条 項 特 約 第2章 人 身 傷 害 条 項 自動的にセット される特約 お客さまのご希 望に応じてセッ トされる特約 第5章 基 本 条 項 (注) 各条項の詳細は後記 A−19 ページ以降をご参照ください。 ― A− 1 ― ご契約内容の確認 《年齢別総損害額の事例》 各年齢の平均的な損害額です。 ※補償内容および保険金支払要件などの詳細は後記 A−19 ページ以降をご 参照ください。 1.保険金額(契約金額) 保険金額は下記の範囲・方法で設定します。 実際のご契約の保険金額につきましては、申込書または保険証券にてご 確認ください。 保険の種類 保険金額の設定範囲・設定方法 対人賠償責任保険 被害者1名について 1,000 万円∼2億円で設定いただ きます。2億円を超える場合は「無制限」となります。 対物賠償責任保険 人身傷害保険 年齢 25 35 1 事故について 20 万円∼1億円で設定いただきます。 1億円を超える場合は「無制限」となります。 (注1) 危険物積載自動車については、保険金額を「無 制限」とした場合でも、保険金のお支払限度額 について次の制限があります。 ⑴ 自家用8車種 (※) ・二輪自動車・原動機付 自転車 危険物を業務として積載することにより生 じる事故は1億円がお支払限度額となります。 (※) 目次の<用語の意味>をご参照ください。 ⑵ ⑴以外の車種 危険物を積載することにより生じる事故は 1億円がお支払限度額となります。 (注2) ご契約のお車が A 種工作車等の場合は、1億 円が保険金額設定の限度額となります。 補償を受けられる方1名について 3,000 万円∼2億円 で設定いただきます。2億円を超える場合は 「無制限」 となります。 (注1) 対人賠償責任保険の保険金額を上回る設定はで きません。 (注2) 重い後遺障害を負われた場合(※)は、保険金 額が無制限以外のときは保険金額の2倍の額 (2億円限度)がお支払限度額となります。 (※) 後遺障害等級表1.または同表2.の第1 級、第2級もしくは第3級③・④に該当す る後遺障害が生じ、介護を要する場合をい います。なお、 後遺障害等級表については、 普通保険約款別表1 (後記 B−16 ページ) を ご参照ください。 (注3) 乗車される方の年齢、収入、被扶養者の人数等 に基づいて、次の《年齢別総損害額の事例》な どを目安に保険金額を設定いただきます。 45 55 搭乗者傷害保険 車両保険 ― A− 2 ― 被扶養者 の 有 無 死 亡 された場合 重い後遺障害を 負 わ れ た 場 合 有 7,000 万円 1億 3,000 万円 無 6,000 万円 1億 3,000 万円 有 9,000 万円 1億 4,000 万円 無 7,000 万円 1億 4,000 万円 有 8,000 万円 1億 3,000 万円 無 6,000 万円 1億 3,000 万円 有 6,000 万円 1億円 無 5,000 万円 1億円 ⑴ 死亡・後遺障害保険金額 補償を受けられる方1名について 100 万円∼原則 1億円で設定いただきます。 (注) 1事故限度額の設定について ご契約のお車がバスの場合は、1事故について の限度額を「補償を受けられる方1名の保険金 額の整数倍」で設定いただきます。 ⑵ 医療保険金 補償を受けられる方1名について次の金額となり ます。 ・入通院日数4日以内:1万円 ・入通院日数5日以上:ケガをされた部位と症状 により予め定められた金額(後記 A−21 ペー ジをご参照ください。 ) (注) 医療保険金の保険金額は変更することはできませ ん。 弊社が定める「自動車保険車両標準価格表」等に従い、 ご契約のお車と同一の用途・車種、車名、型式、仕様、 初度登録年月の自動車の市場販売価格相当額を保険金 額として設定いただきます。 また、車両価額協定保険特約のセットの有無により、 事故時のお支払方法が異なりますので、詳しくは後記 A−22 ページをご参照ください。 ⑴ 車両価額協定保険特約が自動的にセットされる お車 • 自家用普通乗用車 • 自家用小型乗用車 • 自 家用軽四輪乗用車 • 自家用小型貨物車 • 自家用 軽四輪貨物車 • 自家用普通貨物車 (最大積載量0.5t 以下)• 特種用途自動車(キャンピング車) ⑵ 車両価額協定保険特約がお客さまのご希望で セットできるお車 • 営業用乗用車 • 営業用軽四輪貨物車 • 自家 用普通貨物車(最大積載量 0.5t 超2t 以下・2t 超) • 営業用普通貨物車(最大積載量2t 以下・2t 超) • 営業用小型貨物車 • 普通型ダンプカー(最大 積載量2t 以下・2t 超) • 小型ダンプカー (注) ちょうき安泰2年度目以降の車両保険金額につい ては後記≪ちょうき安泰の2年度目以降の車両保 険金額≫をご参照ください。 自損事故傷害保険 用 途 ・ 車 種 第2保 険年度 第3保 険年度 第4保 険年度 第5保 険年度 • 自家用普通乗用車 • 自家用小型乗用 車 • 営業用乗用車 • 自家用普通貨物車 (最大積載量 0.5t 以下・0.5t 超2t 以下・ 2t 超) • 砂利類運送用普通貨物車 • 営業用普通貨物車(最大積載量2t 以 下・2t 超) • 自家用バス • 営業用バ ス • 二輪自動車 • 普通型ダンプカー (最 大積載量2t 以下・2t 超) • 小型ダン プカー • 三輪ダンプカー 80% 65% 55% 45% • 自家用小型貨物車 • 営業用小型貨物 車 • 自家用三輪自動車 • 営業用三輪自 動車 • 原動機付自転車 • 特種用途自動 車(キャンピング車・その他) • A 種 工作車(クレーンショベル付・その他) • B 種工作車 • 農耕作業用自動車 75% 55% 45% 35% 補償を受けられる方1名について次の金額となります。 ⑴ 死亡保険金額 1,500 万円 • 自家用軽四輪乗用車 • 自家用軽四輪 ⑵ 後遺障害保険金額 貨物車 • 営業用軽四輪貨物車 • 軽三輪 70% 50% 35% 25% 後遺障害の程度に応じて 50 万円∼ 2,000 万円 自動車 ⑶ 介護費用保険金 200 万円 (※) 端数が生じた場合は、下記により端数処理を行います。 ⑷ 医療保険金 a.原動機付自転車以外の場合 入院日数1日につき 6,000 円 • 2.5 万円未満の金額 ………………… 0 万円 通院日数1日につき 4,000 円 • 2.5 万円以上 7.5 万円未満の金額 …… 5 万円 (注1) 人身傷害保険をご契約されない場合で、対人賠 • 7.5 万円以上 10 万円までの金額 …… 10 万円 償責任保険をご契約の場合に自動セットされます。 b.原動機付自転車の場合 (注2) 上記保険金額は変更することはできません。 • 0.5 万円未満の金額 ………………… 0 万円 • 0.5 万円以上1万円までの金額 …… 1 万円 無保険車傷害保険 補償を受けられる方1名について対人賠償責任保険と 同額となります。対人賠償責任保険が無制限の場合は 2.免責金額(自己負担額) 2億円となります。 ⑴ 対人・対物賠償責任保険 (注1) 対人賠償責任保険をご契約の場合に自動セット 対人賠償責任保険は、すべて免責金額「0(なし) 」となっています。 されます。 対物賠償責任保険の免責金額は、下記の中から選択いただけます。 (注2) 上記保険金額は変更することはできません。 用 途 ・ 車 種 免 責 金 額 《ちょうき安泰の2年度目以降の車両保険金額》 • 自家用普通貨物車 (最大積載量 0.5t ちょうき安泰をご契約の場合の2年度目以降の車両保険金額は、原則とし 超2t 以下・2t 超) • 営業用普通貨 て下記に定める割合を1年度目の車両保険金額に乗じて、各保険年度の保険 金額をお決めいただきます。 また前年度の車両保険金額を上回らない範囲で、 物車(最大積載量2t 以下・2t 超) 0 (なし) 、3万円、5万円、10 万円、 • 普 通 型 ダ ン プ カ ー( 最 大 積 載 量 妥当な車両保険金額を設定することも可能です。 15 万円、20 万円、25 万円、30 万円 2t 以下・2t 超) • 砂利類運送用 普通貨物車 • A 種工作車(クレーン ショベル付・その他) • B 種工作車 ― A− 3 ― • 二輪自動車 • 原動機付自転車 • 農耕作業用自動車 0 (なし) 、3万円、5万円 • 上記以外の用途・車種 0 (なし) 、3万円、5万円、10 万円、 15 万円、20 万円 ⑵ 車両保険 車両保険の免責金額は、下記のとおりとなっています。 用 途 ・ 車 種 免 責 金 額 • 二輪自動車 5万円、7万円、10 万円、15 万円、 20 万円 • 原動機付自転車 • 農耕作業用自動車 1万円、5万円、7万円、10 万円 • 教習用自動車 該当車種の免責金額を適用 • 上記以外の用途・車種 0 (なし) 、5万円、7 万円、10 万円、 15 万円、20 万円 (注1) ご契約のお車が二輪自動車および原動機付自転車の場合、盗難による 損害に対しては保険金をお支払いできません。 (注2) 車両危険限定補償特約 (A) をセットした車両保険(後記 A−21ペー ジ3. ⑴ ④)の免責金額は、上表とは異なり、ご契約の車種により、 5万円または7万円のいずれかとなります。 3.ご確認いただきたい事項 ⑴ 告知事項について(後記A−26ページ1.告知義務もご参照ください。 ) ご契約者には、保険契約の締結に際し、弊社が重要な事項として告知 を求めた事項(申込書等に★が付された項目をいいます。以下「告知事 項」といいます。 )にご回答いただく義務(告知義務)があります。告 知事項について事実と異なる記載をされた場合には、ご契約を解除させ ていただくことがあります。また、その場合、すでに発生している事故 について保険金をお支払いできないことがあります。 ⑵ 記名被保険者をご確認ください。 記名被保険者は、ご契約のお車を主に使用される方であり、賠償責任 保険や人身傷害保険等の補償を受けられる方の範囲は、記名被保険者の 同居のご親族等となります。申込書の被保険者欄に記載された方が保険 証券の「記名被保険者」欄に表示されます。 (注) 目次の<用語の意味>もご参照ください。 ⑶ 車両所有者をご確認ください。 車両所有者は車両保険金を受け取る方(ご契約のお車の所有権を有す る方)です。申込書の車両所有者欄に記載された方が保険証券の「車両 所有者」欄に表示されます。 (注) 所有権留保条項付売買契約やリース契約の場合は、買主や借主のお 名前をご記入ください。 ⑷ 運転される方の範囲をご確認ください。 (運転者限定に関する特約) ご契約のお車が自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪 乗用車である場合、運転される方の範囲を限定することにより保険料が 割り引きとなります。 ① ご家族に限定する場合(3%割引) ご契約のお車の運転者を記名被保険者、その配偶者、記名被保険者 もしくはその配偶者の同居の親族・別居の未婚のお子様に限定します。 それ以外の方が運転中の事故は保険金をお支払いできませんのでご注 意ください。 ② ご夫婦に限定する場合(8%割引) ご契約のお車の運転者を記名被保険者とその配偶者に限定します。 それ以外の方が運転中の事故は保険金をお支払いできませんのでご注 意ください。 (注) ①、 ②の場合「臨時運転者特約」 (後記⑸ ②)をあわせてセットす ることはできません。 ● 限定された運転者が範囲外となった場合の手続き漏れサポート 「運転者限定に関する特約」をセットした契約において、保険始 期日(または「運転者限定に関する特約」をセットした日)時点で 限定された運転者であった方が、事故日時点で限定された運転者の 範囲外(結婚により別居した場合など)となっていた場合の事故に ついても、次の条件を満たす場合には補償の対象となります。 ア.保険始期日(または「運転者限定に関する特約」をセットし た日)時点で限定された運転者の範囲内であったことを証明す る公的資料等をご提出いただくこと イ.限定された運転者の範囲外となった事実の発生日 (注) に遡っ て「運転者限定に関する特約」を削除するために必要な追加保 険料のお支払いがあること (注) 公的資料等で事実の発生日が特定できない場合は保険始期日 (または「運転者限定に関する特約」をセットした日) とします。 ⑸ 運転される方の年齢をご確認ください。 運転される方の年齢の範囲を設定することにより保険料が割り引きと なります。 ① 運転者の年齢に関する特約 ご契約のお車を運転される一番若い方の年齢に応じて、運転者の年 齢の範囲を設定いただけます。 自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、二輪 自動車については次のア. ∼オ.、原動機付自転車については次のア. ・ イ.の運転者年齢区分のうち、いずれか 1 つを選んで設定いただきま す。設定された運転者年齢区分の範囲を満たさない方が運転中の事故は 保険金をお支払いできませんのでご注意ください。 <運転者年齢区分> ア.全年齢 イ.21歳以上 ウ.26歳以上 エ.30歳以上 オ.35歳以上 ● 新規に運転免許を取得された方を自動補償 新規に運転免許を取得された方(記名被保険者、その配偶者、記 名被保険者またはその配偶者の同居の親族・別居の未婚のお子様) が運転中に生じた対人・対物賠償事故について、設定された前記① の運転者年齢区分の範囲外であることにより保険金が支払われない 場合であっても、次の条件をいずれも満たしているときには保険金 をお支払いします。この場合、所定の追加保険料をお支払いいただ きます。 ア.事故の日が、免許取得日の翌日から 30 日以内であること ― A− 4 ― イ.免許取得日の翌日から 30 日以内に所定の変更手続きを行っ ● 長期契約の場合の注意点 ていること ・ちょうき安泰など1年を超える保険期間でご契約いただく場合、保険始 ② 臨時運転者特約 期日から1年ごとに区分して各年度の保険料を計算することとなります。 ご契約のお車が自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四 ・ 「新車割引」については、保険始期応当日の属する月が、お車の初度 輪乗用車の場合、この特約をセットいただくことにより次のア. ∼ウ. 登録年月の翌月より 25 か月を超える場合、当該年度分の保険料につ 以外の方が運転中に起こした事故については、上記①で設定した運転 いては、割引が適用されません。 者年齢区分の範囲にかかわらず保険金をお支払いします。 (特約保険 ・ 「新車割引」の適用期間が経過した後の保険料については、前保険年 料が必要となります。 ) 度の保険料と比べて高くなることがあります。 記名被保険者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者の ア. 〈新車割引の適用例〉保険期間3年の長期契約の場合 同居の親族 イ. ア. の方の業務に従事中の使用人 保険始期日 始期応当日 始期応当日 保険終期日 自動車修理業者、運転代行業者など自動車取扱業者(自動車を 初度登録 ウ. 年 月 翌月 業務として受託した場合に限ります。 ) 2 年度目 3 年度目 1 年度目 (注) 「運転者限定に関する特約」 (前記⑷)をあわせてセットすることは できません。 割引適用 × 割引適用なし × 割引適用なし 上記⑷、⑸で運転者の範囲を限定される場合は、実際に運転される方の範 囲がその条件を満たしているか、もう一度ご確認ください。 ⑹ 割引・割増をご確認ください。 お車の種類や契約内容によっては保険料が割引または割増となります。 ① お車の種類に応じて適用される割引 割引の種類 新車割引 福祉車両 割引 適用条件 割引となる補償 25 か月 ② ノンフリート多数契約割引 保険始期日において、ご契約者が3台以上のお車を1保険証券でご 契約される場合には、ご契約される台数に応じて保険料が割引となり ます。 割引率 次の条件をいずれも満たし 全補償種目 ていること (一部特約を除 ア. ご契約のお車の用途・ きます。 ) 車種が自家用普通乗用 車・ 自 家 用 小 型 乗 用 車 であること イ. 保 険 始 期 日 の 属 す る 月 が、 ご 契 約 の お 車 の 初度登録年月の翌月か ら起算して 25 か月以内 であること (注) 長期契約の場合、適用 条件が異なります。下 記「長期契約の場合の 注意点」をご参照くだ さい。 車両保険以外 :9% 車両保険 :5% ご契約のお車が、消費税が 全補償種目 非課税となる「福祉車両」(一部特約を除 であること きます。 ) 3% ご契約台数 割 引 率 3台以上5台以下 3% 6台以上 5% (注) 複数証券でご契約される場合でも、すべてのご契約の保険始期日 および終期日が同一であるなど、一定の条件を満たしたときには この割引が適用できる場合があります。 ③ 長期優良契約割引 前契約に 20 等級が適用され、かつ、無事故である等、一定の条件 を満たしたお客さまが 「運転者の年齢に関する特約」 (前記⑸①) をセッ トして、運転者年齢区分を 26 歳以上、30 歳以上または 35 歳以上で設 定し、新契約を締結される場合は、5%の割引を適用します。 ④ 連続1等級割増 前契約に1等級が適用され、 かつ、 等級ダウン事故(後記 A−7ペー ⑴ ③ア .)がある等の場合に、所定の割増を適用します。 ジ7. 4.保険期間(保険のご契約期間) 保険期間は原則として1年間ですが、1年超の長期契約や1年未満の短 期契約も可能です。実際にご契約いただくお客さまの保険期間につきまし ては、申込書または保険証券にてご確認ください。 ― A− 5 ― <ちょうき安泰> 「ちょうき安泰」は、長期契約の保険料を分割払でお支払いいただくこ とのできる商品です。保険期間が2・3・4・5年の契約ですので、1年 ごとの契約手続きが不要となります。また、保険料のお支払いは、口座振 替、団体扱および集団扱(後記 6.⑶)による払込方法があり、一時払の 長期契約と比べて保険料の負担感が軽減されます。万一、保険期間中に事 故を起こしてしまっても、契約時に定めた保険料は変わりませんので安心 してご契約いただけます。 <ちょうき安泰の払込方法> 保険期間 2年 3年 4年 5年 年払方式 2回 3回 4回 5回 月払方式 24 回 36 回 48 回 60 回 払込方式 5.保険責任の開始日時 保険責任は、保険期間の初日の午後4時(申込書または保険証券にこれ と異なる時刻が記載されている場合にはその時刻)に始まります。保険料 は、 「初回保険料の口座振替に関する特約」等の特定の特約をセットした 場合を除いて、ご契約と同時にお支払いいただきます。保険期間が始まっ た後であっても、代理店または弊社が保険料を領収する前に生じた損害ま たは傷害に対しては保険金をお支払いできません。 ない「保険料分割払特約(大口) 」がございます。 (注3) 「初回保険料の口座振替に関する特約」 (※1)または「初回保 険料の口座振替翌月払特約」 (※2)をセットしてご契約いた だくことにより、初回保険料(年払契約の年額保険料を含みま す。以下同様とします。 )を口座振替によりお支払いいただく ことができます。 (※1) 「初回保険料の口座振替に関する特約」は、保険始期日 の属する月の前月末日までにご契約手続きを行っていた だくことにより、保険始期日の属する月に初回保険料を 口座振替で引き落とさせていただきます。 (※2) 「初回保険料の口座振替翌月払特約」は、保険始期日ま でにご契約手続きを行っていただくことにより、保険始 期日の属する月の翌月に初回保険料を口座振替で引き落 とさせていただきます。 ( 「初回保険料の口座振替翌月払 特約」は、代理店により取扱うことができない場合がご ざいます。 ) (注4) 口座振替により保険料をお支払いいただく場合には、 「損害保 険料の口座振替依頼書」を別途ご提出いただきます。 ⑶ 団体扱制度・集団扱制度 団体・集団の構成員の方がご契約される場合は、 団体または集団(団体・ 集団から保険料の集金の委託を受けている者を含みます。 )と弊社の間で 保険料集金契約を締結いただくことにより、団体または集団経由で保険 料のお支払いが可能となる団体扱制度・集団扱制度があります。保険料 のお支払方法は、一時払・分割払(12 回払)があり、一時払の保険料 は約5%割安、分割払の場合は、分割割増保険料がかかりません。また、 団体扱制度・集団扱制度の要件を満たさなくなった場合には、払込方法、 保険料が変更となります。 ⑷ クレジットカードによるお支払い お取り扱いできるご契約は限定されておりますので、代理店または弊 社までお問い合わせください。 6.保険料のお支払いについて ⑴ 保険料 保険料は、お車の用途・車種、保険金額、適用されるノンフリート等 級などによって決定されます。また、実際にご契約いただくお客さまの 保険料につきましては、申込書または保険証券にてご確認ください。 ⑵ 保険料の分割払い 保険料は、ご契約と同時に一括してお支払いいただく方法のほか、12 7.等級別料率制度・型式別料率クラス制度について 回に分割してお支払いいただく方法があります。 (お支払方法は、お客 ⑴ 等級別料率制度 さまの口座から自動的に引き落とす「口座振替方式」となります。 ) お客さまの所有・使用されているお車のご契約台数が9台以下の場合、 ① 第1回分割保険料は、 「初回保険料の口座振替に関する特約」 「初回 1等級から 20 等級までの等級区分により保険料が割増・割引されるノ 保険料の口座振替翌月払特約」等をセットした場合を除いて、ご契約 ンフリート等級別料率制度が適用されます。 と同時にお支払いいただきます。第2回目以降の分割保険料は、お客 ① 初めてご契約される場合の等級 さま口座の金融機関が定める振替日が払込期日となります。 ア.初めてのご契約 ② 第2回目以降の分割保険料について、払込期日の翌月末を経過して 初めてご契約される場合は、設定される運転者年齢区分に応じ もお支払いいただけない場合には、事故が発生しても保険金をお支払 て6等級(6 (A)∼6 (E) 、6 (G) )を適用します。 いできませんのでご注意ください。 運転者 年齢区分 ③ 第2回目以降の分割保険料について、払込期日の翌月末を経過して 21歳 26歳 30歳 35歳 年 齢 全年齢 設定対象外 もお支払いいただけない場合、または2回連続して払込期日にお支払 以上 以上 以上 以上 区 分 車 種 いいただけない場合には、保険契約を解除させていただく場合があり ます。ご契約が解除された場合、ノンフリート等級(7等級以上)を 等 級 6(A) 6(B) 6(C) 6(E) 6(G) 6(D) 引き継ぐことができなくなりますので、十分ご注意ください。 30 10 0 0 0 0 (注1) 保険料の分割払いについて、 払込方法が口座振替12回払の場合、 割増引率 (%) 一時払の保険料に比べて5%割増となります。 割増(+) 割増引なし (注2) 保険料の総額が一定額以上となる場合には、分割割増保険料の ― A− 6 ― イ.2台目以降のお車で新たにご契約をされる場合の等級(複数所有 新規契約) すでに自家用8車種 (注1) でご契約されており、その適用等級が 11 等級以上 (注2) の場合、2台目以降の自家用8車種 (注1) のお 車を新たにご契約されるときには、設定された運転者年齢区分に応 じて7等級(7 (A)∼7 (E) 、7 (G) )を適用します。ただし、そ のご契約の記名被保険者および車両所有者が下記の 〔複数所有新規 契約の等級を適用するための条件〕を満たす場合に限ります。 (注1) 目次の<用語の意味>をご参照ください。 (注2) 現在のご契約が長期契約の場合で、その契約の保険始期日か ら2台目以降のお車の契約の保険始期日までの期間が1年以 上であるときには、現在のご契約に「みなし等級」を適用し ます。みなし等級が 11 等級以上の場合は複数所有新規契約 の対象となる場合があります。 運転者 年 齢 区 分 等 級 全年齢 21歳 以上 26歳 以上 30歳 以上 35歳 以上 7(A) 7(B) 7(C) 7(E) 7(G) 10 割増引率 (%) 割増(+) 10 30 30 30 じて7等級(7 (A)∼7 (E) 、 7 (G) )を適用できる場合があります。 ② ご契約を継続される場合の等級 ア.前契約が1年契約の場合 ご契約後、1年間無事故の場合は、翌年のご契約の等級は1等級 アップし、その等級に応じた割増引率が適用されます。ただし、前 契約の満期日または解約日の翌日から7日以内に継続いただくこと が条件となります (注) 。事故があった場合は、1件につき3等級ダ ウンします。なお、事故によっては等級がダウンしない場合もありま すので、詳しくは後記「③ 事故件数カウントの注意点」をご参照く ださい。 (注) 前契約の満期日または解約日の前にご契約を締結された場合、 前契約の等級(7等級以上) は継承できずに6等級となります のでご注意ください。 前契約 年齢区分 設定対象外 車 種 始期日 始期日 7(D) 30 満期日 (解約日) 前契約 20 等級 6等級 ■等級別料率表 割引(−) 等級 1 2 3 4 5 6 (F)7 (F)8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 〔複数所有新規契約の等級を適用するための条件〕 20 30 40 40 45 50 50 55 55 58 58 60 60 60 新たなご契約の記名被保険者およびお車の所有者が個人であり、かつ、 割増 60 30 20 0 10 10 引率 それぞれ次のいずれかに該当する場合に適用されます。 (+) 割引(−) (%)割増 新たなご契約の記名被保険者 新たなご契約のお車の所有者(※) ○すでにご契約されている自動車 保険の記名被保険者 ○すでにご契約されている自動車 保険の記名被保険者の配偶者 ○すでにご契約されている自動車 保険の記名被保険者またはその 配偶者の同居の親族 ○すでにご契約されている自動車保 険のお車の所有者 ○すでにご契約されている自動車保 険の記名被保険者 ○すでにご契約されている自動車保 険の記名被保険者の配偶者 ○すでにご契約されている自動車保 険の記名被保険者またはその配偶 者の同居の親族 (※) 所有権留保条項付売買契約による買主、1年以上を期間とする借入契約 によるリースカーの借主は、所有者とみなします。 なお、後記「⑤ お車の入替をする場合の等級」のお取扱いにより1台 目のお車に適用していた等級を2台目以降のお車に継承して、1台目のお 車に7等級を適用できる場合もあります。 ウ.ドライバー保険をご契約の場合の優遇措置制度 ドライバー保険をご契約されている方が、自動車を取得して、自 動車保険をご契約されるときには、設定される運転者年齢区分に応 イ.前契約が長期契約の場合 保険始期日から1年ごとの期間に区分し、前記「ア.前契約が1 年契約の場合」と同じ方法により決定された等級が推移したものと して、継続契約の等級が決定されます。 〈例〉前契約が3年契約の場合 前 契 約 14 等級 H21.10.1 14 等級 H22.10.1 H23.10.1 H24.10.1 (12 等級) (13 等級) 事故1件 (15 等級) 継続契約 13 等級 1年契約を継続した場合の等級の推移 ③ 事故件数カウントの注意点 等級の決定において、次のア. ∼ウ. の事故についてはその取扱いが 異なりますのでご注意ください。 ア.等級ダウン事故 次のイ. およびウ. 以外の事故により保険金をお支払いする場合 ― A− 7 ― は、事故1件につき3等級ダウンします。 イ.等級すえおき事故 次の ∼ のいずれかに該当する事故について保険金をお支払い する場合は、事故件数には数えず、継続契約には、現契約と同一の 等級が適用されます。ただし、同一の事故に、あわせて等級ダウン 事故がない場合に限ります。 車両保険(車両保険にセットされる特約を含みます。 )に係る 事故で、次の原因によるもの ・火災または爆発(他物との衝突もしくは接触または転覆もしく は墜落によって生じた火災または爆発による事故は等級ダウン 事故になります。ただし、飛来中または落下中の他物との衝突 もしくは接触によって生じた火災または爆発による事故は、等 級すえおき事故となります。 ) ・盗難 ・騒じょうまたは労働争議に伴う暴力行為または破壊行為 ・台風、たつ巻、洪水または高潮などの自然災害に起因する事故 ・落書または窓ガラス破損 ・飛来中または落下中の他物との衝突 ・いたずら 代車費用保険(車両保険の代車費用に関する特約を含みます。 ) 以外の保険(特約を含みます。 )から保険金が支払われないとき 前記 または 以外の事故のうち、等級プロテクト特約(下記 参照)によって等級すえおきとなるもの 〔等級プロテクト特約〕 7∼ 20 等級が適用されている場合(長期契約を除きます。 )には、この 特約をセットいただくことにより、保険期間中1回目の等級ダウン事故 について「等級すえおき事故」として取扱い、事故を起こしても等級は 下がりません。 (継続契約も現在のご契約と同じ等級にすえおかれます。 ) ウ.ノーカウント事故 次の ∼ のいずれかにかかわる事故について保険金をお支払い する場合は、事故件数には数えず、継続契約に適用される等級は1 等級アップします。ただし、同一の事故に、あわせて等級ダウン事 故もしくは等級すえおき事故がない場合に限ります。 人身傷害保険 搭乗者傷害保険 無保険車傷害補償特約 ファミリーバイク特約 車内携行品損害保険(車内携行品補償特約を含みます。 ) 携行品補償特約 弁護士費用等補償特約 二輪自動車・原動機付自転車に関する車両盗難時の臨時費用補 償特約 対人賠償責任保険の臨時費用保険金 ④ お車を譲渡・記名被保険者を変更する場合の等級 お車の譲渡に伴い保険契約の権利および義務を譲渡された場合等で は、等級は原則として譲受人には継承されませんが、次の場合等では 記名被保険者が変更となっても等級が継承されることがあります。 ア.記名被保険者の変更が配偶者間または同居の親族間(記名被保険 者の配偶者の同居の親族を含みます。 )の変更である場合 イ.記名被保険者について上記ア. 以外の変更があった場合で、その 変更がお車の譲渡以外の理由による場合(適用される等級が1∼5 等級であるご契約に限ります。 ) ウ.個人事業主の方が法人を新設される場合または法人を解散し個人事 業主となられる場合で、記名被保険者を個人事業主・法人間で変更さ れる場合(事業内容が同一である等の条件を満たす場合に限ります。 ) ⑤ お車の入替をする場合の等級 ご契約のお車の買い換え等を行う場合、車両入替手続を行うことによ り、入替前のご契約の等級を入替後のご契約に継承することができます。 (注) 車両入替には一定の条件があります。入替後のお車がご契約のお 車と同一範囲の用途・車種に該当しない場合などは、車両入替を 行うことができません。 ⑵ 型式別料率クラス制度(自家用普通乗用車・自家用小型乗用車のみ対象) ご契約者間の保険料負担の公平を図る観点から、自家用普通乗用車・ 自家用小型乗用車にかかる保険料の適用においては、お車の「型式」別 にその保険成績に応じて、 「1」∼「9」の料率クラスを設定した「型 式別料率クラス制度」を導入しています。 料率クラスは、 「対人賠償」 、 「対物賠償」 、 「人身傷害・搭乗者傷害」 、 「車 両」のそれぞれについて、 保険料の安い方から「1」 「2」 、 「3」 、 、 …、 「9」 の9段階に設定されています。料率クラスは、その保険成績に基づき毎 年1月 1 日に見直しが行われ、上下いずれかに1つ変更となる場合があ ります。料率クラスが変更されたお車の継続契約については、適用等級や 保険金額等の契約内容が変更とならない場合でも保険料が変更となります。 (※) 料率クラスの設定・見直しは、 「損害保険料率算出団体に関する法律」 に基づき設立された「損害保険料率算出機構」が行っています。 8.クーリングオフ制度 保険期間が1年を超えるご契約の場合、ご契約のお申込み後であっても 次のとおりご契約のお申込みの撤回または解除(クーリングオフ)を行う ことができます。 (注) すでに保険金をお支払いする事由が発生しているにもかかわらず、知 らずにクーリングオフをお申し出の場合は、そのお申し出の効力は生 じないものとします。 ⑴ お客さまがご契約を申し込まれた日または重要事項説明書を受領され た日のいずれか遅い日から8日以内であれば、クーリングオフを行うこ とができます。 ⑵ クーリングオフをされる場合は、上記期間内(8日以内の消印有効) に弊社の本社あてに必ず郵便にてご通知ください。 ( 《記入例》をご参照 ください。 ) (注) ご契約を申し込まれた代理店では、クーリングオフのお申し出を受 付けることはできませんのでご注意ください。 ⑶ クーリングオフされた場合には、 すでにお払い込みになった保険料は、 速やかにお客さまにお返しします。また、代理店および弊社はクーリン グオフによる損害賠償または違約金は一切請求いたしません。 (注) ご契約を解除される場合は、保険始期日からご契約の解除日までの期間 に相当する保険料を日割でお支払いいただく場合がございます。 ― A− 8 ― <クーリングオフできない場合> 次のご契約は、クーリングオフできませんのでご注意ください。 ・保険期間が1年以下のご契約 ・営業または事業のためのご契約 ・法人または法人でない社団・財団等が締結されたご契約 ・金銭消費貸借契約その他の契約の債務の履行を担保するためのご契約 (保険金請求権に質権が設定されたご契約等) ・第三者の担保に供されているご契約 ・ 「通信販売に関する特約」により申し込まれたご契約 <あて先> 〒 179 − 0075 東京都練馬区高松5の8の 20 共栄火災海上保険株式会社 クーリングオフ担当 行 ≪記入例≫ 下記保険契約をクーリングオフします。 申 込 者 住 所:○○○○○○○ 証 券 番 号:○○○○○○○○ 氏 名:○○○○○○印 領 収 証 番 号:○○○○○ 連絡先電話番号:○○○○○ 保 険 期 間:平成○年○月○日 申 込 日:平成○年○月○日 ∼平成○年○月○日 保 険 種 類:○○○保険 取扱営業店名:○○○○○○ 取扱代理店名:○○○○○○ ○ 保険金の適正かつ迅速な支払いを行うために必要な範囲内の情報 を、医療機関・当事者等の関係先に提供する場合 ○ 質権設定・変更・抹消等の質権にかかわる事務・管理に必要な範囲 内の情報を質権者等に提供する場合(本項目は質権が設定されている 契約にのみ適用されます。 ) ○ 前契約の適用等級・保険事故の有無等および事故発生の際に関係す る損害保険に関する事項について、損害保険会社等の間で確認する場合 ○ 総付保台数が 10 台以上の保険契約者について、所有・使用する自 動車の保険契約に関して、損害保険会社、損害保険料率算出機構等の 間で確認する場合 詳しくは弊社ホームページ(http : //www.kyoeikasai.co.jp/)をご覧 ください。 10.弊社ホームページでの約款冊子の閲覧 この約款冊子は、弊社ホームページ(http : //yakkan.kyoeikasai.co.jp)か らもご参照いただけます。通常は、 保険証券に同封して送付いたしますが、 お申込みの際にご送付を希望されないこともできます。 (注) この約款冊子に掲載されていない特約をご契約の場合は必ず送付され ます。 11.その他ご注意いただきたいこと ⑴ 保険契約の無効 ご契約者が、保険金を不法に取得する目的または第三者に保険金を不 法に取得させる目的をもって締結した保険契約は無効となります。 ⑵ 保険契約の取消し ご契約者または保険の補償を受けられる方の詐欺または強迫によって 9.お客さまに関する情報の取扱いについて 保険契約を締結した場合には、弊社は保険証券記載のご契約者に対する ⑴ お客さまに関する情報の利用目的について 書面による通知をもって、この保険契約を取り消すことができます。 ⑶ 満期返れい金、契約者配当金 この保険契約のお申込みまたは事故の発生等に際して、お客さまより この保険には、満期返れい金、契約者配当金はありません。 ご提供いただいた情報について、保険制度の健全な運営とお客さまに対 ⑷ ご契約者が死亡された場合の取扱い するサービスの提供等のため、次の目的の達成に必要な範囲において利 ご契約者が死亡された場合は、ご契約者の死亡時の法定相続人にこの 用させていただきます。 保険契約に適用される普通保険約款および特約に関する権利および義務 ○ 保険契約の引受、保険金の支払いその他弊社の保険契約の履行およ が移転します。 び付帯サービスの提供 ⑸ 保険会社破綻時の取扱い ○ 保険事故の調査(医療機関・当事者等の関係先に対する照会等を含みます。 ) 引受保険会社の経営が破綻した場合等には、保険金および返れい金の ○ 弊社、弊社グループ会社・団体または提携先の保険商品・金融商品・ 支払いが一定期間凍結されたり、金額が削減されることがあります。な 各種サービスの案内・提供 お、引受保険会社の経営が破綻した場合、この保険は「損害保険契約者 ⑵ お客さまに関する情報の第三者提供について 保護機構」の補償対象となります。保険金、返れい金等は原則として この保険契約のお申込みまたは事故の発生等に際して、お客さまより 80%(破綻保険会社の支払停止から3か月間が経過するまでに発生した ご提供いただいた情報について、保険制度の健全な運営のため、個人情 保険事故に関わる保険金については 100%)まで補償されます。 報の保護に関する法律、その他の法令等に規定されている場合のほか、 ⑹ 共同保険について 次の場合についても第三者に提供することがあります。 複数の保険会社による共同保険契約につきましては、各引受保険会社は ○ 前記⑴に定める利用目的の範囲内において、弊社グループ会社・団 それぞれの引受割合に応じ、連帯することなく単独別個に保険契約上の責 体または提携先企業等と共同利用する場合 任を負います。また、幹事保険会社が他の引受保険会社の代理・代行をして、 ○ 保険契約の適正な引受、保険金の適正な支払いおよび不適切な保険金 保険料の受領、保険証券の発行、保険金の支払い、その他の事務を行います。 の請求等を防止するため、損害保険会社等の間において、保険契約、保 険事故、保険金請求または保険金支払い等に関する情報を交換する場合 「ロードサービス」のご案内 ○ 再保険契約の締結または再保険金の受領等のため、再保険取引先に 12. 弊社の自動車保険には、 「レスキューダイヤル助っ人くん」や「アシス 対して再保険契約上必要な情報を提供する場合 ― A− 9 ― タントサービス」等のロードサービスがセットされます。 また、各サービスをご利用する際の連絡先については、保険証券にてご 確認ください。 ⑴ レスキューダイヤル助っ人くん ① レスキューダイヤル助っ人くんの適用条件 対人・対物賠償責任保険、人身傷害保険、車両保険、車両保険の代車 費用に関する特約をすべてご契約されていることが適用条件となります。 (注1) 本サービスの対象となるご契約は、ご契約のお車が自家用8車 種 (※) の場合に限ります。 (※) 目次の<用語の意味>をご参照ください。 (注2) 団体扱・集団扱契約の場合は対人・対物賠償責任保険、人身傷 害保険をすべてご契約されていることが本サービスの適用条件 となります。 (注3) フリート契約 (※) の場合は人身傷害保険をご契約されているこ とが本サービスの適用条件になります。また、人身傷害なしの 場合でも、レッカーサービスについてはご利用いただけます。 (※) 所有・使用されているお車のご契約台数が 10 台以上のお 客さまのご契約をいいます。 ② サービスの概要 ご契約のお車が、事故や故障により自力走行不能となった場合に、 次のサービスをご利用いただけます。 サービス内容 サービス概要 サービスの限度額等 ア.緊急時レッカー サービス レッカーの手配と現場から 50km 以内の移動費用 のレッカー移動費用をサー ビスします。 JAF 会 員 で JAF に 依 頼 し た場合(※)は、距離に関 係 な く 最 寄 の JAF 提 携 工 場までのレッカー移動費用 を全額サービス(15km ま ではJAFサービス) します。 (※) 「 レスキューダイヤル 助っ人くん」コールセ ンターからの取次ぎに よります。 イ. 故 障 現 場 修 理 サービス 現場での緊急修理サービス 30 分以内の緊急修理 を提供します。 <例>鍵開け、バッテリー の点検・ジャンピング、ス ペアタイヤ交換・点検、ガ ス 欠 時 ガ ソ リ ン 10 ℓ サ ー ビス(年1回限り) 、落輪 引上げ(1m 以内) (注) 燃料代、オイル代、部 品代等はお客さまのご 負担となります。 ウ. 旅 行 継 続 費 用 サービス 旅行の目的地までのレンタ 2000cc クラスまでを6 カー費用をサービスします。 時間 エ.帰宅費用サービ ス 帰宅のための代替交通機関 1名につき2万円 の手配および帰宅費用を 車検証の記載定員が限 サービスします。 度となります。 オ.宿泊費用サービ ス 公共交通機関での帰宅手段 1名につき1万円 がない場合、その日の宿泊 手配および宿泊費用をサー 車検証の記載定員が限 度となります。 ビスします。 カ.車両搬送サービ ス 現地修理が必要となった場 5万円 合、修理後のご自宅までの 車両搬送手配および搬送費 用をサービスします。 ③ ご利用上の注意点 ア.レッカー業者や修理業者等の手配は弊社が行いますので、お車の 事故や故障時は、必ず専用の無料ダイヤル(保険証券に記載してい ます。 )にご連絡ください。 お客さまが業者を手配した場合には、本サービスはご利用できま ! せん。 イ.②ウ.∼カ.のサービスのご利用は、②ア.またはイ.のサービ スをご利用されていることが条件となります。 ウ.②エ.∼カ.のサービスについては、ご自宅等から直線で 100km 以上遠方において、お客さまのお車が事故や故障により自力走行が 不能となった場合に限ります。 エ.②ウ.およびエ.のサービスについては、併用できません。 オ.②エ.のサービスについては、タクシーをご利用する場合は1台 につき2万円を限度とし、複数名でご乗車した場合は1名分の帰宅 費用は人数割りで算出します。 ⑵ アシスタントサービス ① 適用条件 すべてのご契約に適用されます。 ② サービスの概要 トラブル対処法から、お出かけ先の情報までお答えします。 ・自動車トラブルアドバイス ・宿泊施設の紹介 ・ガソリンスタンド(24 時間営業)の紹介 ・レンタカー・タクシー会社の紹介 ・JAF 取次ぎサービス ・緊急時伝言サービス ・日常緊急サービス (日常生活における鍵や水回りのトラブル対応業者を紹介します。 ) ⑶ まごころ健康相談サービス ① 適用条件 すべてのご契約に適用されます。 ― A−10 ― ② サービスの概要 健康・介護に関して、無料ダイヤルにて専門スタッフがご相談をお 受けいたします。 (毎日の健康づくりや、病気の症状などについてのご相談、全国の医 療機関の情報提供など)相談日時:24 時間 365 日 ご契約後に特にご注意いただきたいこと 1.保険証券の記載内容について 保険証券の記載内容をご確認ください。特にご注意いただきたい項目に ついて、下表に記載しています。 万一、事実と異なる点がございましたら代理店または弊社までご連絡く ださい。 記載内容が事実と異なる場合は、事故が発生した場合に保険金をお支払 いできない場合がありますのでご注意ください。 証券表面 ⑴「記名被保険者および補償の対象となる方の条件」部分 項 目 ご確認いただきたい内容 記名被保険者 ご契約のお車を主に使用される方として設定いただ いた方が記載されている。 運転者の年齢 ご契約のお車を運転される一番若い方の年齢に応じ て設定いただいた運転者年齢区分が記載されている。 運転者の範囲 ご契約のお車を運転される方として設定いただいた 運転者の範囲が記載されている。 ⑵「ご契約のお車(被保険自動車) 」部分 項 目 ご確認いただきたい内容 ☆登録番号 ご契約のお車の登録番号(車両番号および標識番号 を含みます。 )が記載されている。 ☆用途車種 お車の用途・車種が表示されている。 (注) 上記の項目は、変更が生じた場合には、遅滞なくご通知いただく義 務があります。後記2.⑴をご参照ください。 証券裏面 ⑶「お車の補償内容」部分 項 目 ご確認いただきたい内容 車両保険の種類 ご契約時に設定された車両保険の種類が表示されている。 補償の対象となる事故の種類についても「○」 「×」 にて記載されていますのでご確認ください。 (注) 上記以外の項目(補償内容・保険金額など)につきましてもご確認 ください。 保険証券の記載内容からご契約にセットされている特約をご確認される場 合は、B−65 ページに記載の「特約適用表」をご参照ください。 2.ご契約締結後における契約内容の変更について (後記A−26ページ 2. 通知義務もご参照ください。 ) ⑴ お客さまには、ご契約の締結後に、告知事項のうちの一部の事項に変 更が生じた場合に、遅滞なくご通知いただく義務(通知義務)がありま す。ご通知がない場合には、ご契約を解除させていただくことがありま す。また、その場合、すでに発生している事故について保険金をお支払 いできないことがあります。 (注) 本保険では、申込書または保険証券に☆印が付された項目がご通知 いただく事項となります。 ⑵ ご契約の締結後に次の変更等が生じる場合には、あらかじめ代理店ま たは弊社にご通知ください。ご通知や追加保険料のお支払いがないまま 万が一事故が発生した場合、保険金をお支払いできないことや、保険契 約を解除させていただくことなどがありますのでご注意ください。 ○ ご契約のお車と同一の用途・車種(同一とみなして取扱うことがで きる用途・車種を含みます。 )の自動車を、新たに取得しお車の入替 を行う場合や、ご契約のお車の廃車・譲渡・返還に伴いすでに所有す るお車と入替を行う場合 ○ お車の譲渡とともにこのご契約に適用される普通保険約款および特 約に関する権利および義務を譲渡されたい場合 ○ ご契約のお車を主に使用する方が変更になる場合 ○ ご契約の運転者年齢区分を満たさない方が運転される場合 ○ ご契約のお車の保険価額(時価額)が著しく増加または減少する場合 ○ お引越し等によりお申し込み時にご記入いただいた住所が変更になる場合 など ⑶ 事故が発生した場合は、 ただちに代理店または弊社にご連絡ください。 ⇒詳しくは A−14 ページをご参照ください。 3.ご契約のお車を譲渡する場合 保険期間(ご契約期間)の中途で、 ご契約のお車を譲渡された場合でも、 自動的にはこの保険契約に適用される普通保険約款および特約に関する権 利および義務は譲受人には移転しません。 保険契約に適用される普通保険約款および特約に関する権利および義務 を譲渡されたい場合は、ただちに代理店または弊社にご通知のうえ、手続 きをおとりください。お車を譲渡されてから手続きをおとりになるまでの 間に生じた損害または傷害に対しては、保険金をお支払いできませんので ご注意ください。 (普通保険約款 第5章基本条項第7条) 4.ご契約のお車の入替をする場合 ご契約のお車の買い替え等を行う場合、お車の入替手続きを行うことに より、新たなお車を現在のご契約のお車(保険の対象となるお車)とする ことができますので、ただちに代理店または弊社にお申し出ください。こ の手続きをおとりになる前に、新たなお車の事故により損害または傷害が ― A−11 ― 生じた場合には、この保険契約では保険金をお支払いできませんのでご注 意ください。 (ただし、後記「ご契約のお車の入替における自動補償」に 該当する場合を除きます。 ) なお、ご契約を中途更改するなどの方法もありますので、詳しくは代理 店または弊社までお問い合わせください。 (普通保険約款 第5章基本条項第8条) ケース 2 ご契約のお車の廃車、譲渡または返還に伴い、すでに所有し ているお車と入れ替える場合 契約1 A車 17 等級 お車の入替をするための条件 次の⑴・⑵の条件をともに満たしていることが条件となります。 ⑴ 入替後のお車の所有者が以下のいずれかの方に該当すること ① 入替前のお車の所有者 ② 入替前のご契約の記名被保険者 ③ 入替前のご契約の記名被保険者の配偶者 ④ 入替前のご契約の記名被保険者またはその配偶者の同居のご親族 ⑵ ご契約のお車の入替が同一の用途・車種 (注) で行われること (注) 入替が可能な用途・車種については、普通保険約款 < 別表3> (B−19 ページ参照)にてご確認ください。 ケース1 新たに取得されたお車を入れ替える場合 ⑴ 買い替えのとき ご契約のお車を廃車、譲渡または返還し、新たにお車を取得される場合 契約 廃車等 入替 17 等級 17 等級 ご契約のお車 新たに取得されたお車 (新たなお車) ⑵ 増車のとき 新たにお車を取得し、既存のお車を引き続きご使用される場合 ※ご契約のお車を廃車、譲渡または返還しない場合は、そのご契約の お車に新たなご契約を締結していただく必要があります。その際に は、既存のお車を 「新たに取得されたお車」 としてお取扱いします。 契約1 入替 A車 B車 17 等級 17 等級 ご契約のお車 新たに取得されたお車 (新たなお車) 入替 廃車等 B車 17 等級 ご契約のお車 既に所有しているお車 (新たなお車) 契約2 B車 8 等級 既に所有しているお車 ※契約2については、重複契約と ならないよう、解約等のお手続き をお願いいたします。また、ご 契約の中断制度(後記A−14ペー ジ)についてもご確認ください。 <ご契約のお車の入替における自動補償> ご契約のお車および新たに取得されたお車 (注1) が、同一の用途・車種 である場合、取得日 (注2) の翌日から起算して 30 日以内にお車の入替手続 をおとりになった場合にかぎり、その取得日から弊社がこれを承認するまで の間は、新たに取得されたお車をご契約のお車とみなしてお取扱いいたします。 ただし、この場合において、廃車、譲渡または返還されたご契約のお車 について生じた事故による損害または傷害に対しては保険金をお支払いで きません。 (注1) ここで対象とする新たに取得されたお車は、ご契約のお車を廃車、譲 渡または返還された後、その代替として前記「お車の入替をするため の条件」⑴のいずれかの方が新たに取得した車に限られます。 (注2) 取得日とは、実際に入替自動車を取得した日であって、保険契約者 または入替自動車の所有者が、弊社に売買契約書等の客観的な資料 を提出し、妥当な取得日であることが証明された場合の当該取得日 とします。ただし、入替自動車の自動車検査証以外の資料で当該取 得日が確認できない場合は、入替自動車の自動車検査証に普通保険 約款基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ ①に定めた方の氏 名が記載された日とします。 (被保険自動車の入替における自動補償特約) 契約2 A車 引き続き使用 (新たなご契約が必要) ― A−12 ― だきます。この場合、保険料を請求させていただくこともございます。 (注)解約される場合は書面でお申し出いただく必要があります。また、解 自動補償有効期間終了日 7月1日 ご契約時の自動車 (ご契約のお車) 廃車・ 譲渡等 7 月 20 日 入替自動車の取得日 約の効力はお申し出いただいた以降に生じます。 (普通保険約款 第5章基本条項第 19 条) 7 月 31 日 返還保険料の計算方法 返還する ご契約内容の変更手 続 き (「車 両 入 替」 の手続)を行った日 保険料 既経過期間に対応 する短期率(※) (注) 中途更改(保険契約を解約した日を保険始期日として新たに保険契約 を締結する手続きをいいます。 )に伴い保険契約を解約するときは、 未経過期間に対して日割をもって計算した保険料を返還します。 新たに取得 した自動車 自動補償期間 (7 / 1 ∼ 7 / 20) 新たに取得されたお車に対 して契約時のお車と同様の 契約内容 (契約条件・保険 金額等)で補償します。 (※) = 年間保険料 × 1− 新条件による補償 (7 / 20 ∼) 新たに取得された お車に対して変更 後の契約内容で補 償します。 (※)短期率表 (※)車両保険金額は、入替自動車の時価額を基準とします。 (注) ご契約のお車の所有者が法人かつフリート契約の場合、お取扱いの対 象となりません。 5.通信販売でご契約された場合の取扱い お車の買い替えや譲渡、ご住所の変更など、ご契約内容に変更が生じる 場合は、ただちに下記の専用窓口までご連絡ください。 ご通知がないと、保険金をお支払いできない場合がありますのでご注意 ください。また、追加保険料が生じる場合は、所定の期限までに弊社の指 定する方法でお支払いください。 所定の期限までにお支払いいただけない場合、追加保険料領収前に生じ た事故に対する保険金のお支払いはできませんのでご注意ください。 既経過 期 間 0日 7日 まで 15 日 1 か月 2 か月 3 か月 4 か月 まで まで まで まで まで 短期率 (一般) 0 10% 15% 短期率 (月割) 0 既経過 期 間 短期率 (一般) 短期率 (月割) 1 12 35% 45% 55% 2 3 4 12 12 12 5 か月 6 か月 7 か月 8 か月 9 か月 10 か月 11 か月 12 か月 まで まで まで まで まで まで まで まで 65% 70% 75% 80% 85% 5 6 7 8 9 12 12 12 12 12 90% 95% 100% 10 12 11 12 12 12 上記、短期率(一般) ・短期率(月割)の適用方法は下表のとおりとな ります。 払込方法 通信販売用異動通知専用窓口 保険期間 0120-017-280(通話料無料) (FAX 0120-179-280) 1年超 ご契約を解約される場合のお手続き 1. 解約と解約返れい金(返還保険料)について ご契約を解約される場合には、代理店または弊社にお申し出くださ 。下記の計算式によって算出した保険料を返還します。ただし、未 い (注) 払込保険料がある場合は、その額を返還する保険料から差し引かせていた 25% 1年以内 分 割 払 大口分割(注1) 年払(注2) 左記以外 分割払以外 − 短期率 (一般) 短期率 (月割) 短期率 (月割) 短期率 (一般) − 短期率 (月割) 短期率 (一般) (注1) 「保険料分割払特約(大口) 」をセットしたご契約の払込方法をい います。 ― A−13 ― (注2) 保険期間が2年以上のご契約について毎年保険年度ごとに保険料 を払い込む方法をいいます。 < 返還保険料の計算例 > 保険期間:平成 22 年1月1日から1年間 解 約 日:平成 22 年5月 20 日(既経過期間:5か月まで) ① 一時払(年間保険料 10 万円)の場合 返還する保険料 10 万円×(1− 65%)= 3.5 万円 未払込保険料 との精算 全額払込済のため、上記 3.5 万円を返 還いたします。 ② 12 回払(年間保険料 12 万円、払込済保険料4万円、未払込保 険料8万円)の場合 返還する保険料 12 万円×(1− 5 / 12)=7万円 未払込保険料 との精算 年間保険料に対し8万円が未払込のた め、上記7万円との差額1万円を請求 させていただきます。 ● 前記は概要を説明したものです。中断証明書の発行や、新たなご契約 へ「中断制度」を適用する際の詳細な条件につきましては、代理店また は弊社までお問い合わせください。 ※ 「中断制度」を適用する際には、新たなご契約の保険始期日が、中断 前のご契約の満期日(解約日)の翌日から起算して 10 年以内の日で あること、ご契約のお車の取得日の翌日から起算して1年以内である こと等の条件があります。 ● 海外渡航によりご契約を中断される場合でも、 「中断制度」が利用で きる場合がありますので、 代理店または弊社までお問い合わせください。 事故が起こった場合のお手続き 1.まず、ご連絡を ⑴ 事故が発生した場合には、まず被害者の救護措置をとり、警察官への 届け出をするとともに、事故発生の日時、場所および事故の概要につい て、代理店または弊社にただちにご連絡ください。 なお、人身事故の場合には、警察官への届け出にあたり、人身事故で ある旨正しく届け出をしていただくようお願いいたします。 <弊社へのご連絡先> 24時間 3 6 5 日 事故受付・ 相談サービス 「あんしんほっとライン」 2. ご契約の中断制度について ご契約を中断(解約)される場合でも、一定の条件を満たす場合には、 通話料 中断後の新たなご契約について、中断前に適用されていたノンフリート等 無 料 級を継承できる「中断制度」があります。 「中断制度」の適用を受けるためには、 「中断証明書」の発行申請が必要 となりますので、代理店または弊社にお申し出ください。 ⑵ その後、遅滞なく以下の事項をお知らせください。 ご契約の中断日(ご契約の解約日または満期日)の翌日から起算して ① 事故の状況 13 か月以内にご連絡がない場合には、この制度をご利用できませんので ② 被害者の住所および氏名 ご注意ください。 ③ 目撃者のある場合は、その住所および氏名 【 「中断証明書」発行の条件】 ④ 損害賠償の請求を受けた場合は、その内容 ⑴ 中断(解約)されるご契約の保険期間の末日を新契約の保険期間の 上記のご通知がないと、保険金をお支払いできないことがありますの 初日として契約を継続したものとみなして決定されるノンフリート等 でくれぐれもご注意ください。 級が7等級以上であることが必要です。 ⑵ 中断(解約)日時点でご契約のお車が以下のいずれかの状態になっ 2.必ずご相談を ていることが必要です。 以下の場合は事前に弊社にご相談ください。 ① 廃車、譲渡、返還または盗難されている。 ⑴ 事故にあったお車を修理される場合 ② 車検切れの状態となっている。 修理に着手される前に必ず弊社の承認を得てください。弊社が承認す ③ 廃車、譲渡等されたお車の代替として車両入替されている。 る前に修理に着手された場合、または部品(バンパー等)の損傷等で補 ⑶ 上記⑵を確認できる資料をご提出いただきます。 修可能な場合に部品交換による修理をされた場合には、保険金の一部ま たは全部が支払われないことがあります。 (樹脂製バンパーは軽度の損 傷なら補修して使えます。 ) ⑵ 被害者と示談される場合 被害者から損害賠償の請求を受け、その全部または一部を承認する場 合は、必ず弊社の承認を得てください。弊社が承認しないうちにご契約 0 1 2 0 - 0 4 4 7 8 7( ― A−14 ― ) 者(補償を受けられる方)ご自身で被害者と示談をされた場合には、保 険金の一部または全部が支払われないことがあります。 ⑶ 損害賠償責任に関する訴訟を提起する場合、または提起された場合 必ず弊社にご通知のうえご相談ください。ご通知がないと保険金をお 支払いできないことがあります。 3.必要書類をご提出ください 自動車事故による保険金の請求にあたっては、必要に応じて弊社の定め る書類をご提出いただくなど、所定のお手続が必要となります。 ⑴ 保険金請求書 弊社所定の「保険金請求書」に必要事項を記載のうえ、ご提出いただ きます。 (注) 省略することもできますが一定の条件があります。 ⑵ 交通事故証明書 原則として自動車安全運転センターの発行する交通事故証明書(人身 事故の場合は必ず人身事故扱いの交通事故証明書)を提出していただく ことになります。 この交通事故証明書は事故発生時に警察官への届け出がありませんと 発行されませんので、事故が起こった場合にはまず事故届けをすること が大切です。 ⑶ 損害の額または傷害の程度を示す書類 ① 損害賠償事故または傷害事故に関するもの 修理見積書、被害物の写真、代車費用請求書・領収書、診断書(死 亡診断書・死体検案書、後遺障害診断書を含みます。 ) 、施術証明書・ 施術費明細書、職業証明書、診療報酬明細書、付添看護自認書・看護 料領収書、通院交通費領収書(タクシー等の領収書を含みます。 ) 、休 業損害証明書、源泉徴収票、源泉徴収簿、確定申告書、所得証明書、 給与明細書、年金額改定通知書等年金の確定支給額を確認する書類、 レントゲン・MRI などの検査画像、賃金台帳、出勤簿、雇用契約書、 内定通知書、葬儀費領収書・明細書 など ※医療機関等へ症状、治療内容等を照会するための同意書をご提出い ただくこともございます。 ※補償を受けられる方に賠償保険金をお支払いする場合は、被害者へ の賠償金のお支払いを証明する書類または被害者が承諾しているこ とを証明する書類が必要となります。 (2010 年4月1日以降発生の 保険事故より) ② 車両事故に関するもの 自動車検査証、軽自動車届出済証、標識交付証明書、修理見積書、 事故車両の写真 など ③ 各事故共通のもの 刑事記録 (供述調書、 実況見分調書、 写真撮影報告書など) 、 事故原因・ 事故状況の詳細を示す書類等その他損害を証明する書類 など ⑷ 保険金の支払額を確定するための書類 示談書、協定書(弊社所定のもの) 、確認書(弊社所定のもの) など ⑸ 保険金請求者であることを示す書類 戸籍謄本または除籍謄本、住民票、印鑑証明書、法人代表者資格証明、 代理人であることを示す書類(委任状、法定代理人の登記事項証明書な ど) など ⑹ 盗難事故の際に車両保険金の支払いをご請求する場合に必要となる書類 自動車検査証、軽自動車届出済証、標識交付証明書、譲渡証明書、委 任状等の盗難のあった被保険自動車の名義変更にかかわる書類 など ⑺ 対人賠償事故等において自賠責保険との一括払(後記6. )を行う場 合に必要となる書類 自賠責保険証明書 など 4.保険金の支払時期(後記A−26 ページ 3.保険金の支払時期もご参 照ください。 ) 弊社は、保険金の請求日からその日を含めて 30 日以内に、必要な事項 の確認をした後、保険金をお支払いします。ただし、詳しい事故の原因・ 発生状況、 事故と損害・傷害との関係、 保険契約の有効性等の確認のために、 警察、検察などの公的機関または医療機関などに特別な照会または調査が 必要なケースでは、30 日を超過する場合があります。その際は、30 日を 超過する旨などをお客さまにご通知します。 5.被害者には誠意をもって 対人賠償事故(歩行者や他の自動車に乗車している人等を死傷させた場 合)または対物賠償事故(他の自動車、家屋や電柱等他人の財物に損害を 与えた場合)が発生した場合には、被害者に対するお見舞、おわび、死亡 事故の場合の葬儀参列等、できるかぎり被害者に対して誠意をつくすこと が、円満に解決するためにはなによりも必要です。 6.自賠責保険との一括払制度 対人賠償事故の保険金をお支払いできる場合で、補償を受けられる方か らこの保険の保険金と自賠責保険金(すでに支払われた保険金を除きま す。 ) とを同時に請求された場合には、 弊社は一括してお支払いいたします。 この場合、自賠責保険が他の保険会社に契約されているときでも、弊社は その自賠責保険金を立替えて一括払を行います。 7.保険金の内払制度 対人賠償事故で保険金をお支払いすることができる場合には、示談成立 前でも補償を受けられる方が負担すべき被害者の治療費、看護料および休 業損害(自賠責保険で支払い済みの額を除きます。 )について、一定額を 超えるときは内払金をお支払いします。 8.代理請求制度 補償を受けられる方が高度障害状態等の事情により保険金を請求できな い場合で、かつ、補償を受けられる方に法定代理人等がいない場合に代理 請求制度を利用できます。補償を受けられる方と同居する配偶者の方等 が、その事情を示す書類により弊社に申請いただき、弊社の承認を得るこ とで、補償を受けられる方の代理請求人として保険金を請求することがで きます。 9.賠償事故の解決のために弊社が行う手続きおよび援助 自動車事故による対人・対物賠償事故については、弊社は補償を受けら れる方と相手方との示談交渉の進め方やその内容についての相談、示談書 の作成についての援助など事故解決のためのお手伝いをします。 補償を受けられる方が被害者から損害賠償の請求を受けたときは、弊社 ― A−15 ― は、補償を受けられる方のお申し出があり、かつ、被害者の同意が得られ れば、補償を受けられる方のために弊社が被害者との示談交渉を弊社の費 用によりお引き受けします。この場合、弊社の選任した弁護士が被害者と の交渉にあたることがあります。ただし、補償を受けられる方が正当な理 由なく弊社への協力を拒まれたなどの場合には、弊社は相手方との示談交 渉はできませんのでご注意ください。 (対物賠償事故の場合には、日本損 害保険協会に登録されている物損事故調査員が弁護士を補助し、その指示 に従って事故処理にあたることがあります。 ) 8日以上経過してしまった場合でも、一定の条件を満たす場合はノンフ リート等級(割引)を継承できるときがあります。詳しくは代理店または 弊社までお問い合わせください。 継続のお手続きは必ず早めにお取りいただきますようお願いいたします。 自動車保険の社外相談窓口 1.自動車事故のご相談または苦情の受付 10.示談・訴訟の場合の費用の取扱い 自動車保険および自賠責保険の保険金のご請求について、ご不審な点ま 以下の費用については、保険金額とは別枠で弊社の承認した金額が支払 たはご不満な点がある場合には、弊社の全国営業・サービス網のほか、以 われます。 下のような各種の交通事故相談機関が設置されており、無料でご相談等に ① 対人・対物賠償事故の場合のご契約者ご自身が被害者と示談交渉を 応じておりますので、あわせてご利用ください。 行うために要した費用(交通費等) ② 対人または対物賠償事故において、他人への損害賠償責任を負う場合、 ① 自動車保険請求相談センター 示談交渉がまとまらず調停に付されたり、裁判となった場合の訴訟費用 社団法人日本損害保険協会が全国 48 か所に設置しており、自動車保 険および自賠責保険の内容、保険金請求手続等について、ご説明、ご相 11.被害者からの直接請求制度 談を行っています。 対人・対物賠償事故で保険金が支払われる場合、被害者が保険金相当の 損害賠償額を弊社に直接請求することもできます。 名 称 所 在 地 電話番号 この場合、補償を受けられる方の弊社への保険金請求権に対して、被害 者は先取特権(対人・対物賠償保険金から、他の債権者に優先して弁済を 受けられる権利)を行使することができます。 補償を受けられる方への保険金のお支払いは、補償を受けられる方が被 害者に対してその損害の賠償をした場合、または被害者が承諾した場合に 限られます。 (注1) 先取特権については、 保険法(平成 20 年法律第 56 号)の施行日(2010 年4月1日)以後に発生した事故から行使可能になります。 (注2) 後記 A−27 ページ 4.賠償責任保険における被害者の先取特権 もご参照ください。 札 幌 札幌市中央区北一条西 7-1 011(290)1881 青 森 青森市橋本 2-19-3 017(722)1025 盛 岡 盛岡市中央通り 2-2-5 019(651)4495 秋 田 秋田市山王 2-1-43 018(823)5922 仙 台 仙台市青葉区一番町 1-3-1 022(223)9222 山 形 山形市香澄町 3-1-7 023(633)0589 郡 山 郡山市駅前 2-10-15 024(933)4850 12.保険金支払い後の保険金額(契約金額) 保険金のお支払いが何回あっても保険金額(契約金額)は減額されず、 ご契約は満期日まで有効です。一部の費用保険金等については、お支払い する回数に制限がある場合があります。 新 潟 新潟市中央区本町通七番町 1082 025(228)8233 水 戸 水戸市三の丸 1-4-73 029(226)1693 宇 都 宮 宇都宮市大通り 1-4-22 028(621)6463 13.ご契約者が死亡された場合の取扱い ご契約者が死亡された場合は、ご契約者の死亡時の法定相続人にこの保 険契約に適用される普通保険約款および特約に関する権利および義務が移 転します。 (注) 保険金または損害賠償額の請求については一定期間の時効が設けられ ておりますのでご注意ください。 さいたま さいたま市中央区上落合 1-12-16 048(854)9463 千 葉 千葉市中央区弁天 1-15-3 043(284)7955 東 京 千代田区神田淡路町 2-9 03(3255)1377 立 川 立川市曙町 2-35-2 042(525)9216 前 橋 前橋市南町 3-9-5 027(223)2316 なお、事故の際の保険金の請求については、別に『保険金請求手続につ いてのご案内』をご用意しておりますので弊社にお問い合わせください。 長 野 長野市南千歳 1-15-3 026(226)3582 甲 府 甲府市丸の内 3-1-6 055(228)8335 次回の継続契約のお手続きを忘れてしまった場合のお手続き 横 浜 横浜市西区北幸 1-4-1 045(323)6211 満期日または解約日から次回の継続契約の手続きをとられるまでの間が 静 岡 静岡市葵区呉服町 1-1-2 054(252)3334 ― A−16 ― 名 称 所 在 地 詳 し く は、 ㈳ 日 本 損 害 保 険 協 会 の ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く だ さ い。 (http://www.sonpo.or.jp/) 電話番号 富 山 富山市桜橋通 1-18 076(432)2294 金 沢 金沢市南町 5-16 076(232)0214 福 井 福井市中央 3-6-2 0776(22)3282 名 古 屋 名古屋市中区栄 4-5-3 052(263)7875 岐 阜 岐阜市橋本町 2-20 058(252)7513 四 日 市 四日市市諏訪栄町 1-12 059(353)5946 大 津 大津市中央 3-1-8 077(525)3954 京 都 京都市中京区烏丸通四条上ル笋町 688 075(211)9601 大 阪 大阪市中央区北浜 2-6-26 06(6202)2640 奈 良 奈良市大宮町 6-2-19 0742(35)1751 ① 財団法人日弁連交通事故相談センター 日弁連交通事故相談センターの相談所が全国 154 か所に設置されてお り、専門の弁護士が交通事故に関するご相談を、うち下表の 39 か所では、 示談の斡旋および審査を無料で行っています。 和 歌 山 和歌山市美園町 3-32-1 073(431)6290 相談所名 所 在 地 電話番号 神 戸 神戸市中央区御幸通 4-2-20 078(222)7220 本 部 鳥取市今町 1-103 0857(24)4233 東京都千代田区霞が関 1-1-3 弁護士会館 14 階 03(3581)4724 鳥 取 松 江 松江市御手船場町伊勢宮 565-8 0852(24)2165 札 幌 011(251)7730 岡 山 岡山市北区幸町 8-22 086(232)7020 札幌市中央区北 1 条西 10 丁目 札幌弁護士会館 2 階 広 島 広島市中区紙屋町 1-2-29 082(247)5003 岩 手 盛岡市大通 1-2-1 サンビル 2 階 弁護士会内 019(623)5005 山 口 山口市泉都町 7-11 083(925)0999 仙 台 仙台市青葉区一番町 2-9-18 弁護士会館内 022(223)2383 高 松 高松市塩屋町 10-1 087(821)0389 山 形 山形市七日町 2-7-10 NANA-BEANS 8 階 023(635)3648 徳 島 徳島市八百屋町 2-7 088(622)5279 水 戸 水戸市大町 2-2-75 弁護士会館内 029(221)3501 松 山 松山市三番町 4-12-7 089(945)2335 栃 木 宇都宮市小幡 2-7-13 弁護士会館内 028(622)2008 高 知 高知市堺町 2-26 088(825)0318 前 橋 前橋市大手町 3-6-6 弁護士会内 027(234)9321 福 岡 福岡市中央区大名 2-4-30 092(713)7318 佐 賀 佐賀市駅前中央 1-4-8 0952(29)8768 埼 玉 さいたま市浦和区高砂4-2-1 浦和高砂パークハウス1階 埼玉弁護士会法律相談センター内 048(710)5666 長 崎 長崎市万才町 3-5 095(824)2571 千 葉 千葉市中央区中央 4-13-12 弁護士会内 043(227)8530 大 分 大分市都町 1-1-23 097(536)5043 東 京 千代田区霞が関 1-1-3 弁護士会館 3 階 03(3581)1782 熊 本 熊本市辛島町 8-23 096(324)8740 横 浜 横浜市中区日本大通 9 弁護士会内 045(211)7700 宮 崎 宮崎市広島 1-18-13 0985(28)1199 山 梨 甲府市中央 1-8-7 弁護士会内 055(235)7202 鹿 児 島 鹿児島市中央町 12-2 099(252)3466 新 潟 新潟市中央区学校町通一番町 1 弁護士会内 025(222)5533 沖 縄 那覇市久米 2-2-20 098(868)8950 富 山 富山市長柄町 3-4-1 弁護士会内 076(421)4811 福 井 福井市宝永 4-3-1 三井生命ビル7階 弁護士会内 0776(23)5255 岐 阜 岐阜市端詰町 22 弁護士会内 058(265)0020 ② ㈳日本損害保険協会 そんぽ ADR センター 弊社との間で問題を解決できない場合には、保険業法に基づく指定紛 争解決機関である㈳日本損害保険協会に解決の申し立てを行うことがで きます。 ご連絡先 受付時間 0570-022808 (ナビダイヤル−通話料有料) 平日の 午前 9:15 ∼午後 5:00 2.中立の第三者機関による示談斡旋制度 弊社がお支払いする賠償保険金または損害賠償額について、万一にもご 不満が生じたときには、中立でしかも独立した以下の機関をご利用いただ くことができます。 ― A−17 ― 相談所名 所 在 地 電話番号 名 称 所 在 地 電話番号 東京本部 東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル 44 階 03(3346)1756 静 岡 静岡市葵区追手町 10-80 弁護士会内 054(252)0008 沼 津 沼津市御幸町 21-1 弁護士会支部内 055(931)1848 浜 松 浜松市中区中央 1-9-1 弁護士会支部内 053(455)3009 札幌支部 011(281)3241 〔相談〕名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル3階 名古屋法律相談センター 札幌市中央区北 1 条西 10 丁目 札幌弁護士会館 4 階 052(252)0044 仙台支部 仙台市青葉区中央2-2-1 仙台三菱ビル4階 022(263)7231 〔示談あっ旋〕名古屋市中区三の丸 1-4-2 弁護士会館内 052(221)7097 名 古 屋 支 部 名古屋市中村区名駅南 2-14-19 住友生命名古屋ビル 24 階 052(581)9491 大阪支部 大阪市中央区北浜 2-5-23 小寺プラザビル 4 階南側 06(6227)0277 広島支部 名 古 屋 三 重 津市中央 3-23 弁護士会内 059(228)2232 滋 賀 大津市梅林 1-3-3 弁護士会内 077(522)2013 京 都 京都市中京区富小路通丸太町下ル 弁護士会内 075(231)2378 大 阪 大阪市北区西天満 1-12-5 弁護士会内 06(6364)8289 神 戸 神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー13階 弁護士会分館内 078(341)1717 奈 良 奈良市中筋町 22-1 弁護士会内 0742(26)3532 岡 山 岡山市北区南方 1-8-29 弁護士会内 086(234)5888 広 島 広島市中区基町 6-27 広島そごう新館 6 階 紙屋町法律相談センター内 082(225)1600 山 口 山口市黄金町 2-15 弁護士会内 083(922)0087 高 松 高松市丸の内 2-22 弁護士会内 087(822)3693 愛 媛 松山市三番町 4-8-8 弁護士会内 089(941)6279 高 知 高知市越前町 1-5-7 弁護士会内 088(822)4867 福 岡 福岡市中央区渡辺通 5-14-12 南天神ビル 2 階 092(741)3208 北 九 州 北九州市小倉北区金田 1-4-2 北九州法律相談センター内 093(561)0360 佐 賀 佐賀市中の小路 4-16 弁護士会内 0952(24)3411 熊 本 熊本市水道町1番 23 号 加地ビル3階 熊本法律相談センター内 096(325)0009 鹿 児 島 鹿児島市易居町 2-3 弁護士会内 那 覇 那覇市松尾 2 丁目 2 番 26 の 6 号 弁護士会内 広島市中区立町1-20 広島立町NOFビル5階 082(249)5421 高松支部 高松市丸の内2-22 香川県弁護士会館3階 087(822)5005 福岡支部 福岡市中央区天神 1-9-17 福岡天神フコク生命ビル 10 階 092(721)0881 さいたま 相 談 室 さいたま市大宮区吉敷町 1-75-1 太陽生命大宮吉敷町ビル 2 階 048(650)5271 金 沢 相 談 室 金沢市本町 2-11-7 金沢フコク生命駅前ビル 12 階 076(234)6650 保険用語のご説明 この「保険用語のご説明」に記載されている内容は、保険用語について の一般的なご説明です。実際の保険金等のお支払いの条件は保険約款の規 定に基づきますのでご注意ください。 用 語 あ 説 明 医学的他覚所見 理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等 により認められる異常所見をいいます。 解除(解約) 契約者または保険会社の意思により、ある時点から将 来に向かって契約の効力を失わせることをいいます。 契約者の意思による解除を解約という場合があります。 既経過期間 保険期間の初日から、異動承認日、解約日、解除日 または失効日までの期間をいいます。 099(226)3765 基本条項 普通保険約款のうち、ご契約の手続きや保険料の払 込方法等について定めた条項をいいます。 098(865)3737 記名被保険者 ご契約のお車を主に使用(運転)される方で、保険証 券の被保険者欄に記載されている方をいいます。 急激かつ偶然な 外来の事故 突発的に発生する予知されない出来事であり、ケガ 等の原因が身体の外部からの作用によるものをいい ます。例えば、交通事故による打撲・骨折、火災・ 爆発事故等が挙げられます。 か ② 財団法人交通事故紛争処理センター この紛争処理センターでは、学識経験者および弁護士からなる審査員 が無料で、被害者の正当な利益を守るため、公正な立場から和解の斡旋 を行っています。 ― A−18 ― 用 語 か 契約者 (保険契約者) 告知義務 さ 用 語 保険会社と保険契約を締結する方をいいます。契約 者は、保険料の支払義務を負います。 ご契約時に保険会社が重要な事項として告知を求め た事項にご回答いただく義務をいいます。 失効 ご契約の全部または一部の効力を、その時以降失う ことをいいます。 所有権留保条項 付売買契約 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自 動車販売店、金融業者等が、販売代金の全額を領収 するまでの間、販売された自動車の所有者を顧客に 移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の 売買契約をいいます。 た は 説 明 代位 権利を有する方に代わってその方の権利を取得する ことをいいます。保険契約においては、保険会社が 補償を受けられる方に保険金を支払った場合に、補 償を受けられる方が保険の目的について有する権利 または補償を受けられる方・契約者が第三者に対し て有する権利を保険会社が取得することをいいます。 通知義務 ご契約の締結後に、告知事項のうちの一部の事項に 変更が生じた場合に、保険会社に遅滞なく通知いた だく義務をいいます。 被保険者 補償を受けられる方をいいます。契約者と同一の方 であることもあり、別の方であることもあります。 被保険自動車 ご契約のお車のことをいいます。 保険価額 保険事故が発生した場合に、補償を受けられる方が 被る可能性のある損害額をいいます。 例えば、車両保険では、損害額が生じた地および時 におけるご契約のお車の価額がこれにあたります。 保険金 保険契約に基づき補償される事故によって損害が生 じた場合に、保険会社が補償を受けられる方に支払 う金銭のことをいいます。 保険金額 保険契約において設定する契約金額のことをいいま す。保険事故が発生した場合に、保険会社が支払う 保険金の限度額となります。 保険契約の内容を定めたもので、契約者の保険料払 込みや告知・通知の義務、また、保険会社が保険金 保険約款 を支払う場合の条件や支払額などについて記載され (普通保険約款・ ています。保険約款には、普通保険約款と、普通保 特約) 険約款の規定内容を追加、変更または限定する特約 とがあります。 は ま 説 明 保険料 契約者が保険契約に基づいて保険会社に払込む金銭 をいいます。原則として、保険契約の申込みをして も、保険料の払込みがなければ補償されません。 未経過期間 異動承認日または解約日から、締結されている保険 契約の保険期間の末日までの期間をいいます。 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 無効 ご契約のすべての効力が、ご契約締結時から生じな かったものとして取扱うことをいいます。 免責 保険金が支払われない場合をいいます。 免責金額 お支払いする保険金の計算にあたって、損害の額か ら差し引かれる金額をいいます。免責金額は補償を 受けられる方の自己負担となります。 用途車種 ナンバープレート上の分類番号、色等に基づき定め た、自家用普通乗用車、自家用小型乗用車等の区分 をいいます。 や 補償内容 1. 相手方への賠償 ⑴ 対人賠償責任保険(普通保険約款 第1章賠償責任条項) ご契約のお車の自動車事故により他人を死傷させ、法律上の損害賠償 責任を負った場合、自賠責保険等で支払われる金額を超える部分につい て保険金をお支払いします。 被害者の方1名につき保険金額が限度となります。 [保険金の計算式] 法律上の損害 賠償責任の額 + 損害防止 費用等 − 自賠責保険等 の支払額 上記保険金とは別に、臨時費用保険金(被害者の方が、死亡されたと き 15 万円、3日以上入院されたとき3万円) 、弊社の同意を得て支出し た折衝・示談・協力・訴訟費用等をお支払いします。 ⑵ 対物賠償責任保険(普通保険約款 第1章賠償責任条項) ご契約のお車の自動車事故により他人の財物(他の車、家屋等)に損 害を与えることにより、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金を お支払いします。 1回の事故につき保険金額が限度となります。 ― A−19 ― ① 記名被保険者 ② ご契約のお車を運転中の方またはその父母、配偶者、お子様 ③ 補償を受けられる方またはその父母、配偶者、お子様 など [保険金の計算式] 法律上の損害 賠償責任の額 + 損害防止 費用等 − 代位取得した ものの価額 − 自己負担額 (設定された場合) 2.ご自身・乗車中の方の補償 ⑴ 人身傷害保険(普通保険約款 第2章人身傷害条項) 上記保険金とは別に、弊社の同意を得て支出した折衝・示談・協力・ ご契約のお車に乗車中(運転中を含みます。 )に、自動車事故で死傷 訴訟費用等をお支払いします。 された場合もしくは後遺障害を負われた場合、補償を受けられる方1名 ● 対物超過修理費用補償特約 につき保険金額の範囲内で保険金をお支払いします。 対物賠償責任保険をご契約される場合に、お客さまのご希望によって (注) ご契約のお車の保有者や運転者の方については次の様な事故にあわ セットすることができます。 れたときも保険金をお支払いします。 車対車の事故により法律上の損害賠償責任を負った場合で、相手自動 ・ご契約のお車の保有者がご契約のお車を誘導中にその車にひかれ 車の修理費が車両価額(時価額)を上回るとき、6か月以内に相手自動 てしまったとき 車を修理すること等を条件として、50 万円を限度に保険金をお支払い ・運転者がパンク修理などのために車外で作業中にご契約のお車に します。 ひかれてしまったとき [保険金の計算式] 相手自動車の 修理費 − [保険金の計算式] 相手自動車の 時価額 × 人身傷害条項損害額 基準に基づく損害額※ 補償を受けられる方が相手 自動車の時価額について負担 する法律上の損害賠償責任の額 相手自動車の時価額 ⑶ 保険金をお支払いできない主な場合 <対人賠償責任保険・対物賠償責任保険・対物超過修理費用補償特約共通> ◇ 保険契約者、補償を受けられる方の故意によって生じた損害 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 ◇ 台風、洪水または高潮によって生じた損害 <対人賠償責任保険のみ> ◇ 次のいずれかに該当する方の生命または身体が害された場合に、 それによって補償を受けられる方が損害賠償責任を負ったときの損害 ① 記名被保険者 ② ご契約のお車を運転中の方またはその父母、配偶者、お子様 ③ 補償を受けられる方の父母、配偶者、お子様 ④ 補償を受けられる方の業務 (家事を除きます。以下同様とします) に従事 中の使用人 ⑤ 補償を受けられる方の使用者の業務に従事中の他の使用人。た だし、補償を受けられる方がご契約のお車をその使用者の業務に 使用している場合に限ります。 (なお、ご契約のお車の所有者およ び記名被保険者が個人である場合は、補償されることがあります。 ) <対物賠償責任保険・対物超過修理費用補償特約のみ> ◇ 次のいずれかに該当する方の所有、使用または管理する財物が滅失、 破損または汚損された場合に、それによって補償を受けられる方が損 害賠償責任を負ったときの損害 + 損害防止 費用等 − 自賠責保険等 の支払額 ※損害額の認定は、約款に定める損害額基準に従い、弊社が行わせてい ただきます。 一方、 相手方の賠償保険による損害額は示談や裁判によっ て個別の事故状況を反映して計算されます。 ⑵ 搭乗者傷害保険(普通保険約款 第3章搭乗者傷害条項) ご契約のお車に乗車中の方(運転者を含みます。 )が自動車事故で死 傷されたり、後遺障害を負われた場合に、補償を受けられる方1名につ き下記の保険金をお支払いします。人身傷害保険金をお支払いする場合 でも重複してお支払いします。 死亡保険金 後遺障害 保険金 医療保険金 ― A−20 ― 事故の日からその日を含 保険金額 めて180日以内に死亡され ※後遺障害保険金をすでに支払 た場合にお支払いします。 われている場合はその差額 事故の日からその日を含 め て 180 日 以 内 に 所 定 の 後遺障害が生じた場合に お支払いします。 後遺障害の程度に応じ保険金額の 4∼ 100% 入院・通院日数に応じて次のとおりお支払いします。 入院・通院日数 お支払金額 4日以内の場合 (注) ケガの部位・症状にかかわらず 一律1万円 5日以上の場合 (注) 傷害の部位・症状に応じて 部位・症状別保険金支払額表の金額 打 撲、 捻 挫、 捻 転、 5 擦過傷または挫傷 挫創、挫滅創または裂創 5 10 15 10 全 身︵注5︶ 足 指︵注3︶ 下 肢︵足指を除く。 ︶ 手 指︵注3︶ 上 肢 ︵手指を除き、肩部を含む。︶︵注4︶ 背部・腰部・臀部 (単位:万円) 胸部・腹部︵注1︶︵注2︶ 保険金支払額表 頚 部 歯 牙 眼 部位・症状別 顔面部︵眼・歯牙を除く。︶ 頭 部 (注) 事故発生の日からその日を含めて 180 日以内に入院・通院された日 数の合計とします。 5 5 5 5 5 30 30 20 20 40 40 30 30 観血手術 (注6) あり 観血手術 (注6) あり 5 10 10 10 10 10 10 10 30 筋、腱の断裂 骨折または脱臼 5 70 45 75 35 50 35 25 60 30 100 70 55 85 45 60 45 35 70 40 100 切断または離断 10 35 10 内出血または血腫 80 神経損傷 80 70 55 35 20 60 20 20 臓器損傷または眼球 の損傷もしくは破裂 20 20 25 25 80 50 熱 傷 5 5 その他 10 5 5 100 35 35 25 25 90 5 5 5 5 5 5 5 5 30 5 10 10 5 5 10 10 10 (注1) 胸骨および肋骨は、 「胸部・ 例:自動車走行中の事故により足 腹部」として取扱います。 の指を骨折され5日以上通院 (注2) 脇下部分は 「胸部」として した場合 取扱います。 ↓ (注3)中手(足)指節関節より 【部位】 は 「足指」 で 【症状】 は 「骨折」 先の部分は「手(足)指」 なので、30 万円をお支払いします。 として取扱います。 (注4)鎖骨は 「上肢」 として取扱います。 (注5) 全身とは、以下の①∼⑦までの部位のうち、3部位以上にわた るものをいいます。①頭部、②顔面部(眼・歯牙を除く。 ) 、③ 頚部、④胸部・腹部、⑤背部・腰部・臀部、⑥上肢(手指を除き、 肩部を含む。 ) 、⑦下肢(足指を除く。 ) (注6) 観血手術とは、医師が治療を直接の目的としてメスなどの器具を用 いて患部または必要部位に切除、摘出などを施すことをいいます。 ※入院または通院した治療日数の合計が5日以上となる前に別の事故で ケガをされた場合の保険金は、どちらか一方の高い方の額のみお支払 いします。 ※同一事故によりケガをされた部位および症状が複数の項目に該当し た場合は、そのうちもっとも高い金額を医療保険金としてお支払い します。 ⑶ 保険金をお支払いできない主な場合 <人身傷害保険・搭乗者傷害保険共通> ◇ 補償を受けられる方の故意または重大な過失によって生じた損害 ◇ 無免許運転または酒気帯び、麻薬等の影響により正常な運転ができ ないおそれがある状態で自動車を運転している場合にその本人に生じ た損害 ◇ 補償を受けられる方が、自動車の使用について、正当な権利を有す る方の承諾を得ないで自動車に乗車中に生じた損害 ◇ 補償を受けられる方の自殺行為等によって生じた損害 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 など 3.お車の補償 ⑴ 車両保険(普通保険約款 第4章車両条項) 事故などによるご契約のお車の損害に対して保険金をお支払いします。 ① 一般の車両保険 ご契約のお車が損傷したり盗難にあった場合に保険金をお支払いします。 ② 車対車+限定 A 車両保険 (注) 次の場合に保険金をお支払いします。 ア.車対車の衝突・接触事故で相手自動車とその運転者または車両所 有者が確認できる場合(車対車) イ.盗難、いたずら、火災、爆発等、お車の走行に起因しない事故の 場合(限定 A) (注) 自動車相互間衝突危険「車両損害」補償特約(相手自動車確認 条件付)と車両危険限定補償特約(A)をあわせてセットした 車両保険のことをいいます。 ③ 自動車相互間衝突危険「車両損害」補償特約(相手自動車確認条件 付)をセットした車両保険(車対車) 上記②のア.の場合にのみ保険金をお支払いします。 ④ 車両危険限定補償特約(A)をセットした車両保険(限定A) 上記②のイ.の場合にのみ保険金をお支払いします。 (注) ご契約のお車が二輪自動車または原動機付自転車の場合には、盗難に よる損害は補償されません。 ― A−21 ― [保険金のお支払い方法] ・車両価額協定保険特約がセットされている場合 お支払いする費用 ご契約のお車の損傷の状態 お支払いする額 全損(修理できない場合また は修理費が保険金額以上とな る場合をいいます。 )の場合 (注) 盗難の場合を含みます。 保険金額 上記以外の場合 損害額−自己負担額(保険金額を限度) 実際に負担した レンタカー等の 代車費用 上記保険金とは別に、ご契約のお車が全損となった場合に臨時費用保険金 (1 回の事故につき保険金額の 10%、20 万円限度)をお支払いします。 ・車両価額協定保険特約がセットされていない場合 保険金額と保険価額 (注) の関係によりお支払いする額は下記の通りとなり ます。 (注) 損害が生じた地および時におけるご契約のお車の価額をいいます。 ご契約のお車の 損傷の状態 全損(修理できないまたは修 理費が保険価額以上となる場 合をいいます。 )の場合 (注) 盗難の場合を含みます。 上記以外の場合 お支払いする額 保険金額≧保険価額 保険金額<保険価額 の場合 の場合 保険価額 保険金額 (損害額−自己負担額) 損害額−自己負担額 ×保険金額/保険価額 (保険価額を限度) (保険金額を限度) ⑵ 車両保険の代車費用に関する特約 ご契約のお車が自家用8車種 (注) のいずれかであり、車両保険をご契 約される場合に、 お客さまのご希望によってセットすることができます。 ご契約のお車が次のいずれかの状態となり代車(レンタカー等に限り ます。 )を借り入れた場合、1回の事故につき次の表のとおり代車費用 保険金をお支払いします。 (注) 目次の<用語の意味>をご参照ください。 ① 車両保険の保険金が支払われる車両事故にあった場合 ② 故障により自力で移動できなくなった場合 支払限度日額 お支払い対象日額 30日限度 1日につき保険証券記 〈事故の場合〉 〈故障の場合 (注) 〉 15日限度 載の支払限度日額 (注) 保険期間 (保険期間が1 ・5,000 円 ・7,000 円 年を超える場合は各保険 ・10,000 円 ・15,000 円 年度) を通じて1回を限度 を限度とします。 とします。 ⑶ 車内携行品補償特約 ご契約のお車が自家用8車種 (注) のいずれか、かつ記名被保険者が個 人であり、車両保険をご契約される場合に、お客さまのご希望によって セットすることができます。 ご契約のお車の車室内、トランクルームに収納されている記名被保険 者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の親族・別居の 未婚のお子様の所有する携行品(ゴルフ用品、カメラ等)が、お車の衝 突・接触・盗難などにより損害を被った場合に、1回の事故につき、携 行品の損害額から自己負担額(5,000 円)を引いた額を保険金としてお 支払いします。ただし、保険金額(30 万円)を限度とします。 (注) 目次の<用語の意味>をご参照ください。 ⑷ 保険金をお支払いできない主な場合 <車両保険> ・一般の車両保険、車対車+限定 A 車両保険共通 ◇ 保険契約者、補償を受けられる方または保険金を受け取るべき 方等の故意または重大な過失によって生じた損害 ◇ 無免許運転または酒気帯び、麻薬等の影響により正常な運転が できないおそれがある状態でご契約のお車を運転している場合に 生じた損害 ◇ 詐欺または横領によって生じた損害 ◇ ご契約のお車に存在する欠陥、摩滅、腐しょく、さび、その他 自然の消耗による損害 ◇ 故障損害 ◇ タイヤのみの損害(盗難は除きます。) ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 ・車対車+限定 A 保険のみ ◇ 電柱、建物など自動車以外の他物との衝突・接触による損害 ◇ あて逃げなど相手自動車が確認できない場合 など <車両保険の代車費用に関する特約> ◇ ご契約のお車が自力で移動でき、かつ、補償を受けられる方が 損傷を修理しなかった場合に生じた損害 ◇ ご契約のお車のバッテリーの過放電、燃料切れ、欠陥、摩滅、 腐しょく、 さびその他自然の消耗、 タイヤ(チューブを含みます。 ) のパンクによって生じた損害 ◇ 法令等により認められていないエンジンの改造、車高の変更等、 自動車製造業者の取扱説明書などに示す取扱いと異なる使用また は仕様の限度を超える酷使に起因する故障損害によって、ご契約 のお車が自力で移動できなくなった場合に生じた損害 など ― A−22 ― <車内携行品補償特約> ◇ 保険契約者、補償を受けられる方または保険金を受け取るべき 方等の故意または重大な過失によって生じた損害 ◇ 詐欺もしくは横領または車内携行品の紛失によって生じた損害 ◇ 車内携行品に存在する欠陥、摩滅、腐しょく、さびその他自然 の消耗による損害 ◇ 無免許運転または酒気帯び、麻薬等の影響により正常な運転が できないおそれがある状態でご契約のお車を運転している場合 に、その本人の所有する車内携行品について生じた損害 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 など きは2億円)を限度に下記の計算による保険金をお支払いします。 (こ の場合は、人身傷害保険金は重ねてお支払いできません。 ) [保険金の計算式] 賠償義務者が負担すべき 法律上の損害賠償責任の額 + 損害防止 費用等 − 自賠責保険等 の支払額 ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 補償を受けられる方の故意または重大な過失によって生じた損害 ◇ 無免許運転または酒気帯び、麻薬等の影響により正常な運転ができ ないおそれがある状態でご契約のお車を運転している場合に生じた損害 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 ◇ 台風、洪水または高潮によって生じた損害 など ⑶ 自損事故傷害補償特約 対人賠償責任保険をご契約で、かつ人身傷害保険をご契約されてい ない場合に自動的にセットされます。 自動車事故で、ご契約のお車の保有者または乗車中の方(運転者を 含みます。 )が死傷され、自賠責保険(または自賠責共済)の補償を 受けられない場合、補償を受けられる方1名につき、下記の保険金を お支払いします。 4.ご契約内容により自動的にセットされる特約 ⑴ 他車運転危険補償特約 ご契約のお車が自家用8車種 (注1) のいずれか、かつ記名被保険者が 個人であり、対人または対物賠償責任保険をご契約される場合に自動的 にセットされます。 記名被保険者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の 親族・別居の未婚のお子様が、他のお車 (注 2) を借用運転中に対人事故・ 対物事故・自損事故・無保険車事故を起こされた場合に、ご契約のお車 の契約内容を準用し、借用自動車の保険に優先して (注 3) 保険金をお支 払いします。 (注1) 目次の<用語の意味>をご参照ください。 (注2) 自家用8車種の場合に限ります。ただし、以下のお車を除きます。 1,500 万円 ① 記名被保険者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者 死亡された場合に (注)1回の事故につき同じ補償を受け の同居の親族の方が所有または常時使用するお車 死亡保険金 お支払いします。 られる方に後遺障害保険金をすで ② 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚のお子様が所有 に支払っている場合にはその差額 または常時使用するお車について、自らを運転者として運転中 のそのお車 後遺障害の程度に応じ (注3) お借りになったお車がレンタカーの場合はレンタカーの保険が優 所定の後遺障害に 先されます。 後遺障害 50 万円∼ 2,000 万円 該当した場合にお ● 保険金をお支払いできない主な場合 保険金 (注) 同一事故で複数の後遺障害が生じ 支払いします。 ◇ 補償を受けられる方の使用者の業務のために、その使用者の所有 た場合等は所定の規定によります。 する自動車を運転しているときに生じた事故により、補償を受けら れる方が被った損害または傷害 所定の後遺障害に ◇ 補償を受けられる方が、他の自動車の使用について、正当な権利 介護費用 該当し介護が必要 200 万円 を有する方の承諾を得ないで、他の自動車を運転しているときに生 保険金 と認められる場合 じた事故により、補償を受けられる方が被った損害または傷害 にお支払いします。 など ⑵ 無保険車傷害補償特約 入院または通院さ 入院日数1日につき 6,000 円 対人賠償責任保険をご契約される場合に自動的にセットされます。 医療保険金 れた場合にお支払 通院日数1日につき 4,000 円 ご契約のお車に乗車中の方(運転者を含みます。 )が自動車事故で死亡ま いします。 (注) たは後遺障害を負われ、相手の車が無保険車である等の理由から十分な補 入院・通院の日数1日につき医療保険金の日額(1回の事故・補償を受 償を受けられない場合であって、損害額が自賠責保険(または自賠責共済)(注) けられる方1名につき 100 万円限度)をお支払いします。ただし、平常 による保険金を超過するときに、その超過額に対して保険金をお支払いし の生活または業務に支障がない程度に治った時以降の入通院に対しては ます。 保険金をお支払いできません。 なお、人身傷害保険をご契約の場合には、本特約と自賠責保険(また ● 保険金をお支払いできない主な場合 は自賠責共済)で支払われるべき金額の合計額が人身傷害保険で支払わ ◇ 補償を受けられる方の故意または重大な過失によって、その本 れるべき保険金を上回るときに対人賠償責任保険金額( 「無制限」のと ― A−23 ― 人について生じたケガ ◇ 無免許運転または酒気帯び、麻薬等の影響により正常な運転が できない恐れがある状態でご契約のお車を運転している場合に、 その本人について生じたケガ ◇ 補償を受けられる方が、ご契約のお車の使用について、正当な 権利を有する方の承諾を得ないでご契約のお車に乗車中に生じた ケガ ◇ 補償を受けられる方の自殺行為等によって、その本人について 生じたケガ 見されるまでの間にご契約のお車に損害が生じたときを除きます。 など ⑵ 車両保険の修理限度額に関する特約 車両保険をご契約で、かつ車両価額協定保険特約がセットされる場合 (営業用乗用車を除きます。 )に、お客さまのご希望によってセットする ことができます。 事故などによるご契約のお車の損害に対して車両保険の保険金をお支 払いする場合、車両保険金額とは別に設定した修理限度額に基づいて、 下記のとおり保険金をお支払いします。 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 など 5.1.∼4.以外でお客さまのご希望によりセットできる特約 ⑴ 車両新価保険特約 ご契約のお車が、自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四 輪乗用車、 自家用小型貨物車、 自家用軽四輪貨物車、 自家用普通貨物車 (最 大積載量 0.5t 以下)のいずれかであり、保険契約の満期日がご契約のお 車の初度登録年月から起算して 37 か月以内の場合に、お客さまのご希 望によってセットすることができます。 あらかじめ契約時に新車保険金額 (注) を設定し、ご契約のお車が全損 または新車保険金額の 50%以上の車両損害(ただし、外装・外板部品 以外の部分に著しい損傷が生じていない場合を除きます。 )が発生し、 代替のお車を取得した場合または修理した場合に、1回の事故につき、 新車保険金額を限度として、下記のとおり保険金をお支払いします。 (注) ご契約のお車の初度登録(初度検査) 後1年未満の市場販売価格相 当額を新車保険価額として協定した額が新車保険金額となります。 お支払いするケース お支払いする額 次のいずれかに該当する場合 ・お車の損傷を修理できない場合で、かつ代替 再取得額または修理費 のお車を再取得した場合 ・お車の修理費が新車保険金額の 50%以上また (新車保険金額を限度) は保険金額以上となる場合で、代替のお車を 再取得または修理した場合 次のいずれかに該当する場合 ・お車の損傷を修理できない場合で、かつ代替 のお車を再取得しなかった場合 ・お車の修理費が保険金額以上となる場合で、 代替のお車を再取得または修理しなかった場合 上記以外の場合 保険金額 修理費−自己負担額 (注) 代替のお車を再取得した場合には、上記保険金とは別に、再取得時諸 費用保険金(新車保険金額が 100 万円以下の場合は 10 万円、同 100 万円 を超える場合は新車保険金額の 10%(30 万円限度) )をお支払いします。 なお、この場合には車両保険による臨時費用保険金はお支払いしません。 ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 車両保険でお支払いできない事故の場合 ◇ 盗難による損害。ただし、ご契約のお車が発見された場合で、発 修理限度額 < 保険金額 の場合 修理限度額 > 保険金額 の場合 ご契約のお車の 損傷の状態 お支払いする額 全損の場合 保険金額 上記以外の場合 修理費−自己負担額 (修理限度額を限度) 全損の場合で、 修理しないとき 保険金額 上記以外の場合 修理費−自己負担額 (修理限度額を限度) ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 車両保険でお支払いできない事故の場合 ⑶ 弁護士費用等補償特約 対人または対物賠償責任保険をご契約される場合に、お客さまのご希 望によってセットすることができます。 自動車事故に起因する事故で記名被保険者、その配偶者、記名被保険 者もしくはその配偶者の同居の親族・別居の未婚のお子様またはお車に 乗車中の方(運転者を含みます。 )が被害者となり、加害者に対して法 律上の損害賠償を請求する際に弁護士報酬・訴訟費用等を負担 (注) され た場合に、補償を受けられる方1名につき 300 万円を限度に保険金をお 支払いします。 (注) 弊社の同意を得ずに負担された場合には、保険金をお支払いできな いときがありますのであらかじめ弊社にご連絡ください。 ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 台風、洪水または高潮によって生じた損害 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 ◇ 補償を受けられる方(被害者)の父母・配偶者またはお子様が加害 者の場合の事故 ◇ 補償を受けられる方が所有、使用または管理する財物について、正当 な権利を有する方の承諾を得ないで所有、使用または管理している間に 生じた事故 ⑷ ライダーサポート など ライダーサポートは、ご契約のお車が二輪自動車または原動機付自転 車で、かつ対人または対物賠償責任保険をご契約される場合にお客さま ― A−24 ― のご希望によってセットすることができます。ライダーサポートは、下 記①∼③をセットでご契約いただきます。 ① 二輪自動車・原動機付自転車に関する車両盗難時の臨時費用補償特約 ご契約の二輪自動車または原動機付自転車が盗難にあった場合で、 代替の二輪自動車または原動機付自転車を盗難日から 60 日以内に取 得されたときに、1回の事故につき2万円を保険金としてお支払いし ます。 ただし、保険期間(保険期間が1年を超える場合は各保険年度)を 通じて1回を限度とします。 ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 盗難の事実を警察に届出されない場合 など ② 他車運転危険補償特約(二輪自動車用) (原動機付自転車用) 記名被保険者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居 の親族・別居の未婚のお子様が他のお車 (注1) を借用運転中に対人事 故、対物事故、自損事故 (注2) 、無保険車事故 (注2) を起こされた場 合に、ご契約のお車の契約内容を準用し、他のお車の保険契約等によ り支払われる保険金・臨時費用保険金を超過するときに限り、その超 過額に対して保険金・臨時費用保険金をお支払いします。 (注1) 下記以外の二輪自動車または原動機付自転車をいいます。 ① 記名被保険者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者 の同居の親族の方が所有または常時使用する二輪自動車または 原動機付自転車 ② 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚のお子様が所有 または常時使用する二輪自動車または原動機付自転車につい て、自らを運転者として運転中のその二輪自動車または原動機 付自転車 (注2) 記名被保険者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者の 同居の親族・別居の未婚のお子様が、他のお車に乗車中に死傷 された場合に限ります。 (注3) 「他車運転危険補償特約(原動機付自転車用) 」は、原動機付自 転車を借用運転中の事故のみが補償の対象となります。 ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 補償を受けられる方の使用者の業務のために、その使用者の所有 する二輪自動車または原動機付自転車を運転しているときに生じた 事故により、補償を受けられる方が被った損害 など ③ 携行品補償特約 記名被保険者が住宅から一時的に持ち出した記名被保険者所有の携 行品に損害が生じた場合に、1回の事故につき、携行品の損害額から 自己負担額(5,000 円)を差し引いた額を保険金としてお支払いします。 ただし、保険金額(10 万円)を限度とします。 ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 保険契約者、補償を受けられる方等の故意または重大な過失に よって生じた損害 ◇ 詐欺または横領によって生じた損害 ◇ 置き忘れまたは紛失に起因する事故 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 など ⑸ リサイクル部品使用特約 この特約は自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用 車、自家用小型貨物車、自家用軽四輪貨物車、自家用普通貨物車(最大 積載量 0.5t 以下) 、自家用普通貨物車(最大積載量 0.5t 超2t 以下)のい ずれかのお車(国産自動車のみを対象とし、外国製自動車、並行輸入車、 型式不明車および初度登録後1年以内と13年以上の自動車は除きます。 ) の場合に、ご希望によってセットすることができます。 ご契約のお車が車両保険の保険金が支払われる車両事故により損傷 し、その損傷箇所を修理する場合に、リサイクル部品を使用することを 条件として、車両保険料が割引となります。 ― A−25 ― 「保険法」改正の主なポイント 現行商法に定められていた保険契約に関する規定は、 「保険契約者等の利 益の保護」を目的として、新たに「保険法」として改正され、2010 年 4 月 1 日に施行されます。今回の自動車保険の改定では、この保険法改正の趣旨を 取り込んだ改定を実施しております。 お客さまに特に影響する事項についてご案内しますので、ご一読いただき ますようお願いいたします。 1.告知義務(普通保険約款 第5章基本条項第4条) ⑴ 「自発的申告主義」から「質問応答主義」へ 保険契約における重要な事項(危険測定に関係のある事項など)につ いて、従来の保険約款はご契約者からの自主的な告知を求めており、告 知されない場合または事実と異なる告知をされた場合は、告知義務違反 となり保険金が支払われないことや保険契約が解除となる可能性があり ました(自発的申告主義) 。しかしながら、ご契約者が、何が重要な事 項に当たるのかを判断することは困難であることから、改定後は、保険 会社から求められた告知事項にのみ正しく答えていれば、告知義務を果 たしたこととなる、としています(質問応答主義) 。 (注1) 申込書に★印を付して、ご契約者にお答えしてもらう告知事項を 明確にしています。 (注2) 前契約に事故があったことを告げないでご契約した場合などに告 知義務違反となります。 現行約款 改定後の約款 申込書記載事項のうち、重要な事項 についてお客さまから自主的に正し い内容で申告いただくことで、告知 義務を果たしたことになります。 申込書記載事項のうち、保険会社が 告知を求めた事項について正しくお 答えいただくことで、告知義務を果 たしたことになります。 ⑵ 正しく告知されなかった事項と保険事故とに因果関係がない場合の取 扱変更 保険事故発生後に告知義務違反により保険会社が保険契約の解除をし た場合、従来の保険約款は、正しく告知されなかった事項と保険事故と に因果関係がない場合 (注1) も、保険会社はその保険事故について保険 金をお支払いする責任を負わない、としています。しかしながら、因果 関係がない場合にも一律保険金をお支払いする責任を負わないとしてし まうのは、ご契約者にとって納得感がなく合理性に欠けることから、改 定後は、正しく告知されなかった事項と保険事故とに因果関係がある場 合 (注2) には、保険金をお支払いする責任を負わない、としています。 (注1) 停車中に後続車からの追突事故に遭った後、 用途・車種に告知義 務違反が発覚した場合、 告知内容と保険事故との間に因果関係が ないと考えられます。 (注2) 貨物を積載した自動車の横転事故の後、 用途・車種について告知 義務違反が判明した場合などは、 告知内容と保険事故との間に因 果関係があると考えられます。 改定後の約款 現行約款 正しく告知されなかった事項と保険 正しく告知されなかった事項と保険 事故とに因果関係がない場合でも、 事故とに因果関係がない場合には、 保険金をお支払しません。 保険金をお支払します。 2.通知義務(普通保険約款 第5章基本条項第5条) ⑴ 「あらかじめ」のご通知から「遅滞なく」のご通知へ ご契約締結後に、ご契約のお車自体は変更せずに自家用から営業用へ 変更するケースなど、ご契約者の都合により保険事故発生の危険が増加 する事実 (注1) が発生する場合、従来の保険約款は、ご契約者からあら かじめ保険会社へのご通知が必要で、ご通知いただくまでの間に生じた 保険事故について保険会社は保険金をお支払いする責任を負わない、と しています。 しかしながら、 あらかじめご通知いただくことが困難なケー スもあることから、改定後は、告知を求めた事項のなかで特に通知を求 めた事項について、 危険増加の事実発生後、 故意または重大な過失によっ て遅滞なくご通知いただけない場合のみ保険会社は契約の解除を行うこ とができ、解除を行った場合には、ご通知いただくまでの間に生じた保 険事故について、通知しなかった事項と保険事故とに因果関係がある場 合には、保険金をお支払いする責任を負わない、としています。 (注1) 運転者年齢区分の変更(30 歳以上→ 21 歳以上など)も危険の増 加ではありますが、お客さまのご意思に基づいて契約条件を変更 する場合は、 「危険が著しく増加する事実」にはあたりません。 あらかじめご通知いただき、追加保険料のお支払いが必要です。 (注2) 変更した場合にご通知いただかなくてはいけない事項を、申込書 および保険証券に☆印を付して明確にしています。 項 目 現行約款 改定後の約款 通知事項の 定めかた 告知を求めた事項との関連性 はなく、通知事項を定めてい ます。 告知を求めた事項のなかから 通知事項を定めています。 通知時期の 制約 あらかじめご通知いただかな い場合は、保険金をお支払で きません。 故意または重大な過失によっ て遅滞なくご通知いただけな い場合、解除となることがあ ります。 通知と事故 との因果関 係 因果関係がない場合でも、解 除の有無にかかわらず保険金 をお支払しません。 解除後、因果関係がない場合 には、 保険金をお支払します。 3.保険金の支払時期(普通保険約款 第5章基本条項第 24 条) 保険事故が発生した場合は、保険金の請求が完了した日からその日を含 めて 30 日以内に保険金をお支払いすることとしています。しかしながら、 保険金のお支払いにあたり、30 日を超えて特別な調査が必要である場合、 ― A−26 ― 従来の保険約款は、保険会社は調査を終えた後遅滞なく保険金を支払う、 4.賠償責任保険における被害者の先取特権(新設規定:普通保険約款 第 としており、保険金支払時期に明確な定めがありませんでした。特別な調 1章賠償責任条項第 19 条) 査が必要である場合に、保険会社が保険金支払いのための確認を無制限に 対人・対物賠償責任保険に係る事故が発生した後に、加害者(賠償責任 行い、それに要した期間内は保険会社が遅延した責任を負わないとするの 保険の補償を受けられる方)が破産手続開始の決定があったなどの場合、 は、ご契約者にとって不公平であることから、改定後は、特別な調査が必 一般的に保険金は破産管財人に支払われ、被害者は他の一般債権者と同様 要な場合を分類したうえで、支払期限を明確化し、その支払期限を超過し に按分弁済を受けることしかできません。賠償責任保険金は被害者の救済 に当てられるべきであることから、改定後は、被害者は、対人・対物賠償 た場合は遅延損害金をお支払いする、としています。 責任保険金から他の債権者に優先して弁済を受けることのできる権利(先 (注) 30 日を超過する場合は、お客さまにその旨ご通知いたします。 取特権)を有する、という規定を新設しています。 改定後の約款 現行約款 (注1) 先取特権は、保険法の施行日(2010 年4月1日)以後に発生した 保険事故から行使可能となります。 支 払 期 限 は 原 則 30 日 で あ 支払期限は原則 30 日であり、特別な調査が り、特別な調査が必要であ 必要である場合、次のとおり支払期限を明確 (注2) 保険の補償を受けられる方への保険金のお支払いは、保険の補償を る場合、調査を終えた後遅 化し、超過したときは遅延損害金をお支払い 受けられる方が被害者に対してその損害を賠償した場合、または被 滞なく保険金をお支払いし します。 害者が承諾した場合に限ります。 ます。 (遅延責任について 特別な調査が必要である場合の例 日数 は特筆していません。 ) 5.保険金請求権の消滅時効期間の延長(普通保険約款 第5章基本条項第 保険金支払事由発生の有無の確認 27 条) 等のために警察、検察その他公の 180 日 お客さまが保険金を請求できる時から請求権が消滅するまでの期間(消 機関による調査・調査結果の照会 滅時効期間)を「2年間」としていましたが、お客さまの利益の保護の観 保険金を算出するために医療機関、 点から「3年間」としました。 検査機関、その他の専門機関によ 90 日 る診断、鑑定などの結果の照会 ― A−27 ― 一般自動車保険約款目次 一般自動車保険普通保険約款 第1章 賠償責任条項 …………………………………………… B − 2 第2章 人身傷害条項 …………………………………………… B − 5 第3章 搭乗者傷害条項 ………………………………………… B − 7 第4章 車両条項 ………………………………………………… B − 8 第5章 基本条項 …………………………………………………B − 10 別表1 後遺障害等級表 …………………………………………B − 16 別表2 部位・症状別保険金支払額表 …………………………B − 18 別表3 被保険自動車の入替ができる用途車種区分表 ………B − 19 別表4 短期率表 …………………………………………………B − 20 別 紙 人身傷害条項損害額基準 ………………………………B − 20 特 約 " 運転者限定に関する特約 ……………………………………B − 26 # 運転者の年齢に関する特約 …………………………………B − 26 $ 臨時運転者特約 ………………………………………………B − 26 % 自損事故傷害補償特約 ………………………………………B − 27 & 自損事故傷害補償対象外特約 ………………………………B − 29 ' 無保険車傷害補償特約 ………………………………………B − 29 ( 無保険車傷害補償対象外特約 ………………………………B − 31 ) 人身傷害従業員補償対象外特約 ……………………………B − 31 * バスの搭乗者傷害保険金支払に関する特約 ………………B − 31 + 搭乗者傷害従業員補償対象外特約 …………………………B − 32 , 自動車相互間衝突危険「車両損害」補償特約 (相手自動車確認条件付) ……………………………………B − 32 - 車両危険限定補償特約 (A) …………………………………B − 32 . 車両価額協定保険特約 ………………………………………B − 32 / 車両新価保険特約 ……………………………………………B − 34 0 車両保険の修理限度額に関する特約 ………………………B − 35 1 車両保険の全損時臨時費用補償対象外特約 ………………B − 36 2 車両盗難危険補償対象外特約 ………………………………B − 36 3 休車費用補償特約 ……………………………………………B − 36 4 車両保険の代車費用に関する特約 …………………………B − 37 5 車内携行品補償特約 …………………………………………B − 38 6 二輪自動車・原動機付自転車に関する車両盗難時の 臨時費用補償特約 ……………………………………………B − 39 7 携行品補償特約 ………………………………………………B − 40 8 リサイクル部品使用特約 ……………………………………B − 41 9 地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約 ……………B − 41 : 機械装着車に関する「車両損害」特約 ……………………B − 42 ; 他車運転危険補償特約 ………………………………………B − 42 < 他車運転危険補償特約(二輪自動車用)……………………B − 43 = 他車運転危険補償特約(原動機付自転車用)………………B − 44 > 弁護士費用等補償特約 ………………………………………B − 46 ? 被保険自動車の入替における自動補償特約 ………………B − 47 @ 対人臨時費用補償対象外特約 ………………………………B − 48 A 自賠責保険等適用除外車に関する「対人賠償損害」特約 …B − 48 B 対物超過修理費用補償特約 …………………………………B − 48 C レンタカーの対物賠償保険に関する特約 …………………B − 49 D 牽引自動車の対物賠償保険に関する特約 …………………B − 49 E 危険物積載時における対物賠償責任保険の 支払限度額に関する特約 ……………………………………B − 50 F 対物賠償責任保険の保険金額に関する特約 ………………B − 50 G 臨時代替自動車補償特約 ……………………………………B − 51 H 臨時代替自動車補償特約(成績合算契約用)………………B − 51 I リースカーに関する特約 ……………………………………B − 52 J リースカーの臨時代替自動車補償特約 ……………………B − 52 K 等級プロテクト特約 …………………………………………B − 52 L 保険料分割払特約 ……………………………………………B − 53 M 保険料分割払(口座振替方式)に関する特約 ……………B − 53 N 保険料分割払特約(大口)……………………………………B − 53 O 初回保険料の口座振替に関する特約 ………………………B − 54 P 初回保険料の口座振替翌月払特約 …………………………B − 55 Q 追加保険料の口座振替に関する特約 ………………………B − 56 R クレジットカードによる保険料支払に関する特約 ………B − 57 S 団体扱特約 ……………………………………………………B − 57 T 団体扱における集金事務の委託に関する特約 ……………B − 59 U 集団扱特約 ……………………………………………………B − 59 V 全車両一括契約特約 …………………………………………B − 60 W 全車両一括契約特約(成績合算契約用)……………………B − 61 X 全車両一括契約特約等付契約の継続に関する特約 ………B − 62 Y 全車両一括契約特約等(成績合算契約用)付契約の 継続に関する特約 ……………………………………………B − 62 Z 通信販売に関する特約 ………………………………………B − 62 [ 継続契約の取扱いに関する特約 ……………………………B − 63 ] 共同保険に関する特約 ………………………………………B − 64 特約適用表 …………………………………………………………B − 65 補償を受けられる方の範囲 ………………………………………B − 69 ― B− 1 ― ⑥ 核燃料物質 (注3)もしくは核燃料物質(注3)によって汚染された物(注4)の放射性、爆発性そ の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 ⑦ ⑥に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 ⑧ ③∼⑦の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 ⑨ 被保険自動車を競技、曲技(注5)もしくは試験のために使用すること、または被保険自動車を 競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注6)すること。 一般自動車保険普通保険約款 第1章 賠償責任条項 第1条(用語の定義) この賠償責任条項において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 き し た に (注1) 保険契約者または記名被保険者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を執 行するその他の機関をいいます。 (注2) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 用 語 定 義 (注3) 使用済燃料を含みます。 記名被保険者 保険証券記載の被保険者をいいます。 (注4) 原子核分裂生成物を含みます。 (注5) 競技または曲技のための練習を含みます。 自動車 原動機付自転車を含みます。 (注6) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 ⑵ 当会社は、被保険自動車を空港(注)内で使用している間に生じた事故による損害に対しては、保 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら 険金を支払いません。 の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 (注) 飛行場およびヘリポートを含みます。 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 ⑶ 当会社は、 被保険者が損害賠償に関し第三者との間に特約を締結している場合は、その特約によっ 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく責任保険ま て加重された損害賠償責任を負担することによって被る損害に対しては、保険金を支払いません。 たは責任共済をいいます。 第5条(保険金を支払わない場合−その2 対人賠償) 所有権留保条項付売買 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 当会社は、対人事故により次の①∼⑤のいずれかに該当する者の生命または身体が害された場合に 契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 は、それによって被保険者が被る損害に対しては、保険金を支払いません。 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 ① 記名被保険者 をいいます。 ② 被保険自動車を運転中の者またはその父母、配偶者もしくは子 ③ 被保険者の父母、配偶者または子 対人事故 被保険自動車の所有、使用または管理に起因して他人の生命または身 ④ 被保険者の業務 (注)に従事中の使用人 体を害することをいいます。 ⑤ 被保険者の使用者の業務(注)に従事中の他の使用人。ただし、被保険者が被保険自動車をその 使用者の業務 (注)に使用している場合に限ります。 対物事故 被保険自動車の所有、使用または管理に起因して他人の財物を滅失、 破損または汚損することをいいます。 (注) 家事を除きます。 (50 音順) 入院 医師による治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なため、 第6条(保険金を支払わない場合−その3 対物賠償) 病院または診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念する 当会社は、対物事故により次の①∼③のいずれかに該当する者の所有、使用または管理する財物が ことをいいます。 滅失、破損または汚損された場合には、それによって被保険者が被る損害に対しては、保険金を支払 いません。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 ① 記名被保険者 みます。 ② 被保険自動車を運転中の者またはその父母、配偶者もしくは子 ③ 被保険者またはその父母、配偶者もしくは子 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 第7条(同僚災害に関する特則) み 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 ⑴ 当会社は、第5条(保険金を支払わない場合−その2 対人賠償)⑤の規定にかかわらず、被保 険自動車の所有者および記名被保険者が個人である場合には、記名被保険者がその使用者の業務 め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 (注) に被保険自動車を使用している場合に、同じ使用者の業務(注)に従事中の他の使用人の生命ま 免責金額は被保険者の自己負担となります。 たは身体を害することにより、記名被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る 損害に対して保険金を支払います。 第2条(保険金を支払う場合−対人賠償) (注) 家事を除きます。 ⑴ 当会社は、対人事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害 に対して、この賠償責任条項および第5章基本条項に従い、保険金を支払います。 ⑵ ⑴における所有者とは、次の①∼③のいずれかに該当する者をいいます。 ⑵ 当会社は、1回の対人事故による⑴の損害の額が自賠責保険等によって支払われる金額 (注) を超 ① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、その買主 過する場合に限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 ② 被保険自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されている場合は、その借主 ③ ①・②以外の場合は被保険自動車を所有する者 (注)被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合は、自賠責保険等によって支払われ 第8条(被保険者の範囲−対人・対物賠償共通) る金額に相当する金額とします。 この賠償責任条項における被保険者は、次の①∼④のいずれかに該当する者とします。 第3条(保険金を支払う場合−対物賠償) ① 記名被保険者 当会社は、対物事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に ② 被保険自動車を使用または管理中の次のア.∼ウ.のいずれかに該当する者 対して、この賠償責任条項および第5章基本条項に従い、保険金を支払います。 ア.記名被保険者の配偶者 第4条(保険金を支払わない場合−その1 対人・対物賠償共通) イ.記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ⑴ 当会社は、次の①∼⑨のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払 ウ.記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 いません。 ③ 記名被保険者の承諾を得て被保険自動車を使用または管理中の者。ただし、自動車取扱業者が ① 保険契約者、記名被保険者またはこれらの者の法定代理人 (注1) の故意 業務として受託した被保険自動車を使用または管理している間を除きます。 ② 記名被保険者以外の被保険者の故意 ④ 記名被保険者の使用者(注)。ただし、記名被保険者が被保険自動車をその使用者(注)の業務に ③ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 使用している場合に限ります。 動 (注2) (注) 請負契約、委任契約またはこれらに類似の契約に基づき記名被保険者の使用者に準ずる地位にあ ④ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 る者を含みます。 ⑤ 台風、洪水または高潮 ― B− 2 ― 第9条(個別適用) 額の限度において当会社が被保険者に、その被保険者の被る損害に対して、保険金を支払ったもの ⑴ この賠償責任条項の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用します。ただし、第4条(保 とみなします。 険金を支払わない場合−その1 対人・対物賠償共通)⑴ ①の規定を除きます。 第 13 条(当会社による解決−対物賠償) ⑵ ⑴の規定によって、第 16 条(支払保険金の計算−対人賠償)⑴および第 17 条(支払保険金の計 ⑴ 被保険者が対物事故にかかわる損害賠償の請求を受けた場合、または当会社が損害賠償請求権者 算−対物賠償)⑴に定める当会社の支払うべき保険金の限度額ならびに第 16 条⑵ ②に定める対人 から次条の規定に基づく損害賠償額の支払の請求を受けた場合には、当会社は、当会社が被保険者 臨時費用の限度額が増額されるものではありません。 に対して支払責任を負う限度において、当会社の費用により、被保険者の同意を得て、被保険者の 第 10 条(当会社による援助−対人・対物賠償共通) ために、折衝、示談または調停もしくは訴訟の手続(注)を行います。 被保険者が対人事故または対物事故にかかわる損害賠償の請求を受けた場合には、当会社は、被保 (注) 弁護士の選任を含みます。 険者の負担する法律上の損害賠償責任の内容を確定するため、当会社が被保険者に対して支払責任を ⑵ ⑴の場合には、被保険者は当会社の求めに応じ、その遂行について当会社に協力しなければなり 負う限度において、被保険者の行う折衝、示談または調停もしくは訴訟の手続について協力または援 ません。 助を行います。 ⑶ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する場合は、⑴の規定は適用しません。 第 11 条(当会社による解決−対人賠償) ① 1回の対物事故につき、被保険者が負担する法律上の損害賠償責任の総額が保険証券記載の保 ⑴ 被保険者が対人事故にかかわる損害賠償の請求を受けた場合、または当会社が損害賠償請求権者 険金額を明らかに超える場合 から次条の規定に基づく損害賠償額の支払の請求を受けた場合には、当会社は、当会社が被保険者 ② 損害賠償請求権者が、当会社と直接、折衝することに同意しない場合 に対して支払責任を負う限度において、当会社の費用により、被保険者の同意を得て、被保険者の ③ 正当な理由がなく被保険者が⑵に規定する協力を拒んだ場合 ために、折衝、示談または調停もしくは訴訟の手続 (注) を行います。 ④ 保険証券に免責金額の記載がある場合は、1回の対物事故につき、被保険者が負担する法律上 (注)弁護士の選任を含みます。 の損害賠償責任の総額が保険証券記載の免責金額を下回る場合 ⑵ ⑴の場合には、被保険者は当会社の求めに応じ、その遂行について当会社に協力しなければなり 第 14 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対物賠償) ません。 ⑴ 対物事故によって被保険者の負担する法律上の損害賠償責任が発生した場合は、損害賠償請求権 ⑶ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する場合は、⑴の規定は適用しません。 者は、当会社が被保険者に対して支払責任を負う限度において、当会社に対して⑶に定める損害賠 ① 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額が、保険証券記載の 償額の支払を請求することができます。 保険金額および自賠責保険等によって支払われる金額 (注) の合計額を明らかに超える場合 ⑵ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する場合に、損害賠償請求権者に対して⑶に定める損害 賠償額を支払います。ただし、1回の対物事故につき当会社がこの賠償責任条項および第5章基本 (注)被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合は、自賠責保険等によって支払われ 条項に従い被保険者に対して支払うべき保険金の額(注)を限度とします。 る金額に相当する金額とします。 ① 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額について、被保険者 ② 損害賠償請求権者が、当会社と直接、折衝することに同意しない場合 と損害賠償請求権者との間で、判決が確定した場合または裁判上の和解もしくは調停が成立した ③ 被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合 場合 ④ 正当な理由がなく被保険者が⑵に規定する協力を拒んだ場合 ② 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額について、被保険者 第 12 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対人賠償) と損害賠償請求権者との間で、書面による合意が成立した場合 ⑴ 対人事故によって被保険者の負担する法律上の損害賠償責任が発生した場合は、損害賠償請求権 ③ 損害賠償請求権者が被保険者に対する損害賠償請求権を行使しないことを被保険者に対して書 者は、当会社が被保険者に対して支払責任を負う限度において、当会社に対して⑶に定める損害賠 面で承諾した場合 償額の支払を請求することができます。 ④ 法律上の損害賠償責任を負担すべきすべての被保険者について、次のア・イのいずれかに該当 ⑵ 当会社は、次の①∼⑤のいずれかに該当する場合に、損害賠償請求権者に対して⑶に定める損害 する事由があった場合 賠償額を支払います。ただし、当会社がこの賠償責任条項および第5章基本条項に従い被保険者に ア.被保険者またはその法定相続人の破産または生死不明 対して支払うべき保険金の額 (注) を限度とします。 イ.被保険者が死亡し、かつ、その法定相続人がいないこと。 ① 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額について、被保険者 (注) 同一事故につき既に支払った保険金または損害賠償額がある場合は、その全額を差し引いた額と と損害賠償請求権者との間で、判決が確定した場合または裁判上の和解もしくは調停が成立した します。 場合 ② 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額について、被保険者 ⑶ 前条およびこの条の損害賠償額とは、次の算式によって算出した額をいいます。 と損害賠償請求権者との間で、書面による合意が成立した場合 ③ 損害賠償請求権者が被保険者に対する損害賠償請求権を行使しないことを被保険者に対して書 面で承諾した場合 被保険者が損害賠償請求権 被保険者が損害賠償請 保険証券に免責金額の 損 害 ④ ⑶に定める損害賠償額が保険証券記載の保険金額 (注) を超えることが明らかになった場合 = 者に対して負担する法律上 − 求権者に対して既に支 − 記載がある場合は、そ 賠償額 ⑤ 法律上の損害賠償責任を負担すべきすべての被保険者について、次のア・イのいずれかに該当 の損害賠償責任の額 払った損害賠償金の額 の免責金額 する事由があった場合 ア.被保険者またはその法定相続人の破産または生死不明 イ.被保険者が死亡し、かつ、その法定相続人がいないこと。 ⑷ 損害賠償請求権者の損害賠償額の請求が被保険者の保険金の請求と競合した場合は、当会社は、 損害賠償請求権者に対して優先して損害賠償額を支払います。 (注)同一事故につき既に当会社が支払った保険金または損害賠償額がある場合は、その全額を差し引 ⑸ ⑵・⑺のいずれかの規定に基づき当会社が損害賠償請求権者に対して損害賠償額の支払を行った いた額とします。 場合は、その金額の限度において当会社が被保険者に、その被保険者の被る損害に対して、保険金 ⑶ 前条およびこの条の損害賠償額とは、次の算式によって算出した額をいいます。 を支払ったものとみなします。 ⑹ 1回の対物事故につき、被保険者が負担する法律上の損害賠償責任の総額(注)が保険証券記載の 保険金額を超えると認められる時以後、損害賠償請求権者は⑴の規定による請求権を行使すること 被保険者が損害賠償請求権者に 自賠責保険等に 被保険者が損害賠償請求 はできず、また当会社は⑵の規定にかかわらず損害賠償額を支払いません。ただし、次の①∼③の 損 害 対して負担する法律上の損害賠 よって支払われ 権者に対して既に支払っ = − − いずれかに該当する場合を除きます。 賠償額 償責任の額 る金額 (注) た損害賠償金の額 ① ⑵ ④に規定する事実があった場合 ② 損害賠償請求権者が被保険者に対して、対物事故にかかわる損害賠償の請求を行う場合におい て、いずれの被保険者またはその法定相続人とも折衝することができないと認められる場合 ③ 当会社への損害賠償額の請求について、すべての損害賠償請求権者と被保険者との間で、書面 (注) 被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合は、自賠責保険等によって支払われ による合意が成立した場合 る金額に相当する金額とします。 (注) 同一事故につき既に当会社が支払った保険金または損害賠償額がある場合は、その全額を含みま ⑷ 損害賠償請求権者の損害賠償額の請求が被保険者の保険金の請求と競合した場合は、当会社は、 す。 損害賠償請求権者に対して優先して損害賠償額を支払います。 ⑸ ⑵の規定に基づき当会社が損害賠償請求権者に対して損害賠償額の支払を行った場合は、その金 ⑺ ⑹ ②・③のいずれかに該当する場合は、⑵の規定にかかわらず、当会社は、損害賠償請求権者 ― B− 3 ― に対して、損害賠償額を支払います。ただし、1回の対物事故につき当会社がこの賠償責任条項お 第 18 条(仮払金および供託金の貸付け等−対人・対物賠償共通) よび第5章基本条項に従い被保険者に対して支払うべき保険金の額 (注) を限度とします。 ⑴ 第 10 条(当会社による援助−対人・対物賠償共通)、第 11 条(当会社による解決−対人賠償)⑴ または第 13 条(当会社による解決−対物賠償)⑴の規定により当会社が被保険者のために援助ま (注)同一事故につき既に支払った保険金または損害賠償額がある場合は、その全額を差し引いた額と たは解決にあたる場合には、当会社は、次の①・②の金額の範囲内で、仮処分命令に基づく仮払金 します。 を無利息で被保険者に貸し付け、また、仮差押えを免れるための供託金もしくは上訴のときの仮執 第 15 条(費用−対人・対物賠償共通) 行を免れるための供託金を当会社の名において供託し、または供託金に付されると同率の利息で被 ⑴ 保険契約者または被保険者が支出した次の①∼⑤の費用 (注) は、 これを損害の一部とみなします。 保険者に貸し付けます。 ① 第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)①に規定する損害の発生または拡大の防止のた ① 対人事故については、生命または身体を害された者1名につき、それぞれ保険証券記載の保険 めに必要または有益であった費用 金額(注1) ② 第5章基本条項第 20 条⑥に規定する権利の保全または行使に必要な手続をするために要した ② 対物事故については、1回の事故につき、保険証券記載の保険金額(注2) 費用 ③ 対人事故または対物事故が発生した場合において、損害の発生または拡大の防止のために必要 (注1)同一事故につき既に当会社が支払った保険金または第 12 条(損害賠償請求権者の直接請求権 −対人賠償)の損害賠償額がある場合は、その全額を差し引いた額とします。 または有益と認められる手段を講じた後に法律上の損害賠償責任のないことが判明したときは、 その手段を講じたことによって要した費用のうち、応急手当、護送、診療、治療、看護その他緊 (注2)同一事故につき既に当会社が支払った保険金または第 14 条(損害賠償請求権者の直接請求権 −対物賠償)の損害賠償額がある場合は、その全額を差し引いた額とします。 急措置のために要した費用、およびあらかじめ当会社の書面による同意を得て支出した費用 ⑵ ⑴により当会社が供託金を貸し付ける場合には、被保険者は、当会社のために供託金(注)の取戻 ④ 対人事故または対物事故に関して被保険者の行う折衝または示談について被保険者が当会社の 請求権の上に質権を設定するものとします。 同意を得て支出した費用、および第 11 条(当会社による解決−対人賠償)⑵または第 13 条(当 会社による解決−対物賠償)⑵の規定により被保険者が当会社に協力するために要した費用 (注) 利息を含みます。 ⑤ 損害賠償に関する争訟について、 被保険者が当会社の書面による同意を得て支出した訴訟費用、 ⑶ ⑴の貸付けまたは当会社の名による供託が行われている間においては、第 12 条(損害賠償請求 弁護士報酬、仲裁、和解もしくは調停に要した費用またはその他権利の保全もしくは行使に必要 権者の直接請求権−対人賠償)⑵ただし書、第 14 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対物賠償) な手続をするために要した費用 ⑵ただし書および⑺ただし書、第 16 条(支払保険金の計算−対人賠償)⑴ただし書ならびに第 17 (注)収入の喪失を含みません。 条(支払保険金の計算−対物賠償)⑴ただし書の規定は、その貸付金または供託金(注)を既に支払っ た保険金とみなして適用します。 ⑵ 被保険者が対人事故により法律上の損害賠償責任を負担する場合であって、生命または身体を害 された者が次の①・②のいずれかに該当するときは、⑴の費用のほか、被保険者が臨時に必要とす (注) 利息を含みます。 る費用(以下「対人臨時費用」といいます。 )は、これを損害の一部とみなします。 ⑷ ⑴の供託金 (注)が第三者に還付された場合には、その還付された供託金(注)の限度で、⑴の当会 ① 対人事故の直接の結果として死亡した場合 社の名による供託金 (注)または貸付金(注)が保険金として支払われたものとみなします。 ② 対人事故の直接の結果として3日以上入院した場合 第 16 条(支払保険金の計算−対人賠償) (注) 利息を含みます。 ⑴ 1回の対人事故につき当会社の支払う保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。た だし、生命または身体を害された者1名につき、それぞれ保険証券記載の保険金額を限度とします。 ⑸ 第5章基本条項第 23 条(保険金の請求)の規定により当会社の保険金支払義務が発生した場合は、 ⑴の仮払金に関する貸付金が保険金として支払われたものとみなします。 第 19 条(先取特権−対人・対物賠償共通) 被保険者が損害賠償請求権者に 自賠責保険等によっ ⑴ 対人事故または対物事故にかかわる損害賠償請求権者は、被保険者の当会社に対する保険金請求 前条⑴①∼ 保険金の額 = 対して負担する法律上の損害賠 + ③の費用 − て支払われる金額 権 (注) について先取特権を有します。 償責任の額 (注) (注) 第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)の費用に対する保険金請求権を除きます。 ⑵ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する場合に、保険金の支払を行うものとします。 (注)被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合は、自賠責保険等によって支払われ ① 被保険者が損害賠償請求権者に対してその損害の賠償をした後に、当会社から被保険者に支払 る金額に相当する金額とします。 う場合 (注1) ② 被保険者が損害賠償請求権者に対してその損害の賠償をする前に、被保険者の指図により、当 ⑵ 当会社は、⑴に定める保険金のほか、次の①∼③の額の合計額を支払います。 会社から直接、損害賠償請求権者に支払う場合 ① 前条⑴ ④・⑤の費用 ② 前条⑵の対人臨時費用。ただし、1回の対人事故により生命または身体を害された者1名につ ③ 被保険者が損害賠償請求権者に対してその損害の賠償をする前に、損害賠償請求権者が ⑴ の き、次のア・イの額とします。 先取特権を行使したことにより、当会社から直接、損害賠償請求権者に支払う場合 ア.前条⑵ ①に該当する場合は、15 万円 ④ 被保険者が損害賠償請求権者に対してその損害の賠償をする前に、当会社が被保険者に保険金 を支払うことを損害賠償請求権者が承諾したことにより、当会社から被保険者に支払う場合 (注2) イ.前条⑵ ②に該当する場合は、3万円 ③ 第 11 条(当会社による解決−対人賠償)⑴の規定に基づく訴訟または被保険者が当会社の書 (注1) 被保険者が賠償した金額を限度とします。 面による同意を得て行った訴訟の判決による遅延損害金 (注2) 損害賠償請求権者が承諾した金額を限度とします。 第 17 条(支払保険金の計算−対物賠償) ⑴ 1回の対物事故につき当会社の支払う保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。た ⑶ 保険金請求権 (注)は、損害賠償請求権者以外の第三者に譲渡することはできません。また、保険 だし、保険証券記載の保険金額を限度とします。 金請求権 (注)を質権の目的とし、または⑵ ③の場合を除いて差し押さえることはできません。た だし、⑵ ①・④のいずれかの規定により被保険者が当会社に対して保険金の支払を請求すること ができる場合を除きます。 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担 第 15 条( 費 用 − 対 人・ 対 物 賠 保険金の額 = + 償共通)⑴ ①∼③の費用 (注) 第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)の費用に対する保険金請求権を除きます。 する法律上の損害賠償責任の額 第 20 条(損害賠償請求権者の権利と被保険者の権利の調整) 保険証券記載の保険金額が、前条⑵ ②・③のいずれかの規定により損害賠償請求権者に対して支 被保険者が損害賠償請求権者に対して損 払われる保険金と被保険者が第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)の規定により当会社に対して請 − 害賠償金を支払ったことにより代位取得 − 保険証券に免責金額の記載が 求することができる保険金の合計額に不足する場合は、当会社は、被保険者に対する保険金の支払に ある場合は、その免責金額 するものがある場合は、その価額 先立って損害賠償請求権者に対する保険金の支払を行うものとします。 附 則 ⑵ 当会社は、⑴に定める保険金のほか、次の①・②の額の合計額を支払います。 ⑴ 第 19 条(先取特権−対人・対物賠償共通)⑴・⑵の規定およびに第 20 条(損害賠償請求権者の ① 第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑴ ④・⑤の費用 権利と被保険者の権利の調整)の規定は、保険法(平成 20 年法律第 56 号)の施行日以後に事故が ② 第 13 条(当会社による解決−対物賠償)⑴の規定に基づく訴訟または被保険者が当会社の書 発生した場合に適用します。 面による同意を得て行った訴訟の判決による遅延損害金 ― B− 4 ― ⑵ 第 19 条(先取特権−対人・対物賠償共通)⑶の規定は、保険法の施行日以後に保険金請求権 (注) の譲渡または保険金請求権(注)を目的とする質権の設定もしくは差押えがされた場合に適用しま す。 (注)保険法の施行日前に発生した事故に係るものを除きます。 用 語 定 義 み 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 ろ 労働者災害補償制度 労働者災害補償保険法(昭和 22 年法律第 50 号)等法令によって定め られた業務上の災害を補償する災害補償制度をいいます。 第2章 人身傷害条項 第2条(保険金を支払う場合) ⑴ 当会社は、日本国内において、被保険者が次の①・②のいずれかに該当する急激かつ偶然な外来 の事故により身体に傷害を被ること(以下「人身傷害事故」といいます。)によって被保険者また はその父母、 配偶者もしくは子が被る損害(第7条(損害額の決定)に定める損害の額をいいます。 (50 音順) 以下同様とします。)に対して、この人身傷害条項および第5章基本条項に従い、保険金を支払い 用 語 定 義 ます。 ① 被保険自動車の運行に起因する事故 医学的他覚所見 理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等により認められる ② 被保険自動車の運行中の、飛来中もしくは落下中の他物との衝突、火災、爆発または被保険自 異常所見をいいます。 動車の落下。ただし、被保険者が被保険自動車の正規の乗車装置またはその装置のある室内(注) 運転者 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)第2条(定義)第4 に搭乗中である場合に限ります。 項に定める運転者をいいます。 (注) 隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 後遺障害 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者の身体に残 ⑵ ⑴の傷害にはガス中毒を含みます。 された症状が将来においても回復できない機能の重大な障害に至った ⑶ ⑴の傷害には、次の①・②のものを含みません。 ものまたは身体の一部の欠損をいいます。 ① 日射、熱射または精神的衝動による障害 ② 被保険者が症状を訴えている場合であってもそれを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないもの 算定基準 別紙に定める人身傷害条項損害額基準をいいます。 第3条(保険金を支払わない場合−その1) 自動車 原動機付自転車を含みます。 当会社は、次の①∼⑥のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払い ません。 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 ① 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら 動 (注1) の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 ② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 ③ 核燃料物質 (注2)もしくは核燃料物質(注2)によって汚染された物(注3)の放射性、爆発性そ の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく責任保険ま ④ ③に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 たは責任共済をいいます。 ⑤ ①∼④の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 所有権留保条項付売買 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 ⑥ 被保険者が、被保険自動車を競技、曲技(注4)もしくは試験のために使用すること、または被 契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 保険自動車を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注5)すること。 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 (注1) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ をいいます。 れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 対人賠償保険等 自動車の所有、使用もしくは管理に起因して他人の生命または身体を (注2) 使用済燃料を含みます。 害することにより、法律上の損害賠償責任を負担することによって被 (注3) 原子核分裂生成物を含みます。 る損害に対して保険金または共済金を支払う保険契約または共済契約 (注4) 競技または曲技のための練習を含みます。 で自賠責保険等以外のものをいいます。 (注5) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 他の保険契約等 第2条(保険金を支払う場合)と支払責任の発生要件を同じくする他 第4条(保険金を支払わない場合−その2) ⑴ 当会社は、次の①∼⑤のいずれかに該当する損害に対しては、保険金を支払いません。 の保険契約または共済契約をいいます。 ① 被保険者の故意または重大な過失によって生じた損害 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 ② 被保険者が法令に定められた運転資格を持たないで被保険自動車を運転している場合、道路交 みます。 通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反した酒気 帯び運転もしくはこれに相当する状態で被保険自動車を運転している場合、または麻薬、大麻、 賠償義務者 自動車の所有、使用もしくは管理に起因して被保険者の生命または身 あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれがある状態で被保険自 体を害することにより、次の①・②のいずれかに該当する者が被る損 動車を運転している場合に生じた損害 害に対して法律上の損害賠償責任を負担する者をいいます。 ③ 被保険者が、被保険自動車の使用について、正当な権利を有する者の承諾を得ないで被保険自 ① 被保険者 動車に搭乗中に生じた損害 ② 被保険者の父母、配偶者または子 ④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によって生じた損害 ⑤ 被保険者が、被保険自動車を空港(注)内で使用している間に生じた事故による損害 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 飛行場およびヘリポートを含みます。 保険金請求権者 人身傷害事故によって損害を被った次の①・②のいずれかに該当する (注) 者をいいます。 ⑵ 損害が保険金を受け取るべき者の故意または重大な過失によって生じた場合は、当会社は、その ① 被保険者 (注) 者の受け取るべき金額については、保険金を支払いません。 ② 被保険者の父母、配偶者または子 ⑶ 当会社は、平常の生活または平常の業務に支障のない程度の微傷に起因する創傷感染症(注)に対 しては、保険金を支払いません。 (注) 被保険者が死亡した場合は、その法定相続人とします。 第1条(用語の定義) この人身傷害条項において、次の用語の意味はそれぞれ次の定義によります。 い う こ さ し た は ひ ほ 保有者 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)第2条(定義)第3 項に定める保有者をいいます。 (注) 丹毒、淋巴腺炎、敗血症、破傷風等をいいます。 ― B− 5 ― 第5条(被保険者の範囲) ⑴ この人身傷害条項における被保険者は、被保険自動車の正規の乗車装置またはその装置のある室 内(注)に搭乗中の者とします。 (注)隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 ⑵ ⑴の規定に加えて、次の①・②のいずれかに該当する者をこの人身傷害条項における被保険者と します。ただし、これらの者が被保険自動車の運行に起因する事故により身体に傷害を被り、かつ、 それによってこれらの者に生じた損害に対して自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)第 3条(自動車損害賠償責任)に基づく損害賠償請求権が発生しない場合に限ります。 ① 被保険自動車の保有者 ② 被保険自動車の運転者 ⑶ ⑴・⑵の規定にかかわらず、極めて異常かつ危険な方法で被保険自動車に搭乗中の者は被保険者 に含みません。 ⑷ ⑴の規定にかかわらず、自動車取扱業者が被保険自動車を業務として受託している場合は、被保 険者に含みません。 第6条(個別適用) この人身傷害条項の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用します。 第7条(損害額の決定) ⑴ 当会社が保険金を支払うべき損害の額は、被保険者が傷害、後遺障害または死亡のいずれかに該 当した場合に、その区分ごとに、それぞれ算定基準に従い算出した金額の合計額とします。ただし、 賠償義務者がある場合において、 上記の額が自賠責保険等によって支払われる金額を下回るときは、 自賠責保険等によって支払われる金額とします。 ⑵ 同一事故により、2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会社は、別表1の 1 または別表1の 2において重い後遺障害に該当する等級により損害額を算定します。ただし、別表1の2に掲げる 2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会社は、次の①∼③に規定する等級に従い損害額を算定 します。 ① 第1級から第5級までに掲げる後遺障害が2種以上ある場合は、重い後遺障害に該当する等級 の3級上位の等級 ② ①以外の場合で、第1級から第8級までに掲げる後遺障害が2種以上あるときは、重い後遺障 害に該当する等級の2級上位の等級 ③ ①・②以外の場合で、第1級から第 13 級までに掲げる後遺障害が2種以上あるときは、重い 後遺障害に該当する等級の1級上位の等級 ⑶ 既に後遺障害のある被保険者が第2条(保険金を支払う場合)の傷害を受けたことによって、同 一部位について後遺障害の程度を加重した場合は、次の算式によって損害額を算定します。 損害額 別表1の 1 または別表1の2に 別表1の1または別表1の2に する等級に応じた損害額 する等級に応じた損害額 = 掲げる加重後の後遺障害に該当 − 掲げる既にあった後遺障害に該当 ⑷ 賠償義務者がある場合には、保険金請求権者は、⑴の規定にかかわらず、当会社の同意を得て、 ⑴の区分ごとに算定基準に従い算出した金額のうち、その賠償義務者に損害賠償請求すべき損害に 係る部分を除いた金額のみを、当会社が保険金を支払うべき損害の額として、当会社に請求するこ とができます。 第8条(費用) 保険契約者または被保険者が支出した次の①・②の費用 (注) は、これを損害の一部とみなします。 ① 第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)①に規定する損害の発生または拡大の防止のた めに必要または有益であった費用 ② 第5章基本条項第 20 条⑥に規定する権利の保全または行使に必要な手続をするために当会社 の書面による同意を得て支出した費用 (注)収入の喪失を含みません。 第9条(支払保険金の計算) ⑴ 1回の人身傷害事故につき当会社の支払う保険金の額は、被保険者1名につき、次の算式によっ て算出した額とします。 保険金の額 第 7 条( 損 害 額 の 決 定 ) = ⑴の規定により決定され + 前条の費用 る損害の額 の①∼⑦の − 次 合計額 ① 自賠責保険等または自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく自動車損害賠償 保障事業によって既に給付が決定しまたは支払われた金額 ② 対人賠償保険等によって賠償義務者が第2条(保険金を支払う場合)⑴の損害について損害賠 償責任を負担することによって被る損害に対して既に給付が決定しまたは支払われた保険金また は共済金の額 ③ 他の保険契約等によって保険金請求権者が保険金または共済金の支払を受けることができる場 合は、他の保険契約等によって支払われる保険金または共済金の額 ④ 保険金請求権者が賠償義務者から既に取得した損害賠償金の額 ⑤ 労働者災害補償制度によって給付が受けられる場合には、その給付される額(注1) ⑥ 第7条⑴の規定により決定される損害の額および前条の費用のうち、賠償義務者以外の第三者 が負担すべき額で保険金請求権者が既に取得したものがある場合は、その取得した額 ⑦ ①∼⑥のほか、第2条⑴の損害を補償するために支払われる保険金、共済金その他の給付で、 保険金請求権者が既に取得したものがある場合は、その取得した給付の額またはその評価額 (注2) (注1) 労働福祉事業に基づく特別支給金を除きます。 (注2) 保険金額および保険金日額等が定額である傷害保険等の保険金、共済金その他の給付を含みま せん。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、保険金請求権者が、第7条(損害額の決定)⑷の規定により、賠償義務 者に損害賠償請求すべき損害に係る部分を除いた金額のみを請求した場合は、1回の人身傷害事故 につき当会社の支払う保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。 保険金の額 = 第7条⑷の規定により決定される + 損害の額 前条の費用 の①∼④の − 次 合計額 ① 他の保険契約等によって保険金請求権者が保険金または共済金の支払を受けることができる場 合は、他の保険契約等によって支払われる保険金または共済金の額 ② 労働者災害補償制度によって給付が受けられる場合には、その給付される額(注1) ③ 第7条⑷の規定により決定される損害の額および前条の費用のうち、賠償義務者以外の第三者 が負担すべき額で保険金請求権者が既に取得したものがある場合は、その取得した額 ④ ①∼③のほか、第2条(保険金を支払う場合)⑴の損害を補償するために支払われる保険金、 共済金その他の給付で、保険金請求権者が既に取得したものがある場合は、その取得した給付の 額またはその評価額(注2) (注1) 労働福祉事業に基づく特別支給金を除きます。 (注2) 保険金額および保険金日額等が定額である傷害保険等の保険金、共済金その他の給付を含みま せん。 ⑶ ⑴・⑵に定めるところにより、当会社が支払う保険金の額は、次の①・②に規定する額を限度と します。 ① 被保険者が人身傷害事故の直接の結果として、事故の発生の日からその日を含めて 180 日以内 に、別表1の 1 もしくは別表1の2の第1級もしくは第2級に掲げる後遺障害または同表の第3 級③もしくは④に掲げる後遺障害が生じ、かつ、介護を必要とすると認められる場合で保険金額 が無制限以外のときは、保険証券記載の保険金額を2倍した額。ただし、2億円を限度とします。 ② ①以外の場合は、保険証券記載の保険金額 第 10 条(他の身体の障害または疾病の影響) ⑴ 被保険者が第2条(保険金を支払う場合)の損害を被った時既に存在していた身体の障害もしく は疾病の影響により、または同条の損害を被った後にその原因となった事故と関係なく発生した障 害もしくは疾病の影響により同条の損害が重大となった場合は、当会社は、その影響がなかったと きに相当する損害額を支払います。 ⑵ 正当な理由がなく被保険者が治療を怠ったこと、または保険契約者もしくは保険金を受け取るべ き者が治療をさせなかったことにより第2条(保険金を支払う場合)の損害が重大となった場合も、 ⑴と同様の方法で支払います。 第 11 条(保険契約者、被保険者または保険金請求権者の義務等) ⑴ 被保険者が第2条(保険金を支払う場合)⑴の損害を被った場合、賠償義務者があるときは、保 険金請求権者は賠償義務者に対して遅滞なく損害賠償の請求をし、かつ、次の①∼⑤の事項を書面 によって当会社に通知しなければなりません。 ① 賠償義務者の住所および氏名または名称ならびに被保険者との関係 ② 賠償義務者の損害に対して保険金または共済金を支払う対人賠償保険等の有無およびその内容 ③ 賠償義務者に対して行った損害賠償請求の内容 ④ 保険金請求権者が第2条⑴の損害に対して、賠償義務者、自賠責保険等もしくは対人賠償保険 等の保険者もしくは共済者または賠償義務者以外の第三者から支払われる損害賠償金または損害 賠償額がある場合は、その額 ⑤ 人身傷害事故の原因となった被保険自動車以外の自動車がある場合、その自動車の所有者の住 所および氏名または名称ならびに被保険者との関係 ⑵ 保険金請求権者は、当会社が特に必要とする書類または証拠となるものを求めた場合は、遅滞な くこれを提出し、また当会社が行う損害または傷害の調査に協力しなければなりません。 ⑶ 当会社は、保険金請求権者が、正当な理由がなく⑴・⑵の義務を怠った場合は、それによって当 会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。 ⑷ 被保険者は、第2条(保険金を支払う場合)⑴に規定する人身傷害事故の場合において、傷害の ― B− 6 ― 治療を受けるに際しては、公的制度 (注) の利用等により費用の軽減に努めなければなりません。 用 語 定 義 (注)健康保険等をいいます。 に 入院 治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なため、病院また ⑸ 保険契約者または保険金請求権者は損害賠償に係る責任割合等について、賠償義務者に対して意 は診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念することをい 思表示を行う場合、または賠償義務者と合意する場合は、あらかじめ当会社の承認を得なければな います。 りません。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ⑹ 保険契約者または保険金請求権者が、正当な理由がなく⑸の規定に違反した場合は、当会社は保 険契約者または保険金請求権者の意思表示または合意がなければ賠償義務者に損害賠償の請求をす ほ 保険金 死亡保険金、後遺障害保険金または医療保険金をいいます。 ることによって取得できたと認められる額を差し引いて保険金を支払います。 ⑺ 当会社は、賠償義務者または第2条(保険金を支払う場合)の損害を補償するために保険金、共 保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。 済金その他の給付を行う者がある場合、必要と認めたときは、これらの者に対し、保険金、共済金 その他の給付の有無、内容および額について照会を行い、または当会社の支払保険金について通知 第2条(保険金を支払う場合) をすることができます。 ⑻ 保険金の請求は、保険金請求権者全員から委任を受けた代表者を経由して行わなければなりません。 ⑴ 当会社は、被保険者が次の①・②のいずれかに該当する急激かつ偶然な外来の事故により身体に 傷害を被った場合は、この搭乗者傷害条項および第5章基本条項に従い、保険金を支払います。 第 12 条(代位) ① 被保険自動車の運行に起因する事故 損害が生じたことにより、保険金請求権者が損害賠償請求権その他の債権 (注) を取得した場合にお ② 被保険自動車の運行中の、飛来中もしくは落下中の他物との衝突、火災、爆発または被保険自 いて、当会社がその損害に対して保険金を支払ったときは、その債権は当会社に移転します。ただし、 動車の落下 移転するのは、次の算式によって算出した額を限度とします。 ⑵ ⑴の傷害にはガス中毒を含みます。 ⑶ ⑴の傷害には、次の①・②のものを含みません。 ① 日射、熱射または精神的衝動による障害 第 7 条( 損 害 第7条⑴の区分ごとに ② 被保険者が症状を訴えている場合であってもそれを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないもの 当会社が支 額の決定)⑴ 算 定 基 準 に 従 い 算 出 し 第8条(費 第3条(保険金を支払わない場合−その1) 限度額 = 払 っ た 保 険 − の 規 定 に よ り + 用) た 金 額 の う ち、 賠 償 義 − の費用 ⑴ 当会社は、次の①∼⑤のいずれかに該当する傷害に対しては、保険金を支払いません。 決定される損 務者に損害賠償請求す 金の額 ① 被保険者の故意または重大な過失によって生じた傷害 害の額 べき損害に係る金額 ② 被保険者が法令に定められた運転資格を持たないで被保険自動車を運転している場合、道路交 通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反した酒気 帯び運転もしくはこれに相当する状態で被保険自動車を運転している場合、または麻薬、大麻、 あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれがある状態で被保険自 (注)共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。 動車を運転している場合に生じた傷害 第 13 条(保険金の支払による請求権の移転) ③ 被保険者が、被保険自動車の使用について、正当な権利を有する者の承諾を得ないで被保険自 ⑴ 当会社が保険金を支払った損害について、保険金請求権者が、その補償にあてるべき保険金、共 動車に搭乗中に生じた傷害 済金その他の金銭 (注) の請求権を有していた場合は、その請求権は、保険金の支払時に当会社に移 ④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によって生じた傷害 転するものとします。 ⑤ 被保険自動車を空港(注)内で使用している間に生じた事故による傷害 (注)保険金額および保険金日額等が定額である傷害保険等の保険金、共済金その他の給付を含みません。 (注) 飛行場およびヘリポートを含みます。 ⑵ 保険金請求権者は、⑴に定めるところにより移転した請求権を当会社が行使するにあたって、当 ⑵ 傷害が保険金を受け取るべき者の故意または重大な過失によって生じた場合は、当会社は、その 会社が必要とする書類または証拠となるものの提出等を求めた場合には、遅滞なくこれを提出し、 者の受け取るべき金額については、保険金を支払いません。 当会社が行う損害の調査に協力しなければなりません。 ⑶ 当会社は、平常の生活または平常の業務に支障のない程度の微傷に起因する創傷感染症(注)に対 しては、保険金を支払いません。 第3章 搭乗者傷害条項 第1条(用語の定義) この搭乗者傷害条項において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 い 医学的他覚所見 こ 後遺障害 し 自動車 自動車取扱業者 ち 治療 つ 通院 (注) 丹毒、淋巴腺炎、敗血症、破傷風等をいいます。 第4条(保険金を支払わない場合−その2) (50 音順) 当会社は、次の①∼⑥のいずれかに該当する事由によって生じた傷害に対しては、保険金を支払い ません。 定 義 ① 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 動(注1) 理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等により認められる ② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 異常所見をいいます。 ③ 核燃料物質 (注2)もしくは核燃料物質(注2)によって汚染された物(注3)の放射性、爆発性そ 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者の身体に残 の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 された症状が将来においても回復できない機能の重大な障害に至った ④ ③に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 ものまたは身体の一部の欠損をいいます。 ⑤ ①∼④の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 ⑥ 被保険自動車を競技、曲技(注4)もしくは試験のために使用すること、または被保険自動車を 原動機付自転車を含みます。 競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注5)すること。 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 (注1) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 (注2) 使用済燃料を含みます。 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 (注3) 原子核分裂生成物を含みます。 (注4) 競技または曲技のための練習を含みます。 医師による治療をいいます。ただし、被保険者が医師である場合は、 (注5) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 被保険者以外の医師による治療をいいます。 第5条(被保険者の範囲) 治療が必要な場合において、病院もしくは診療所に通い、または往診 ⑴ この搭乗者傷害条項における被保険者は、被保険自動車の正規の乗車装置またはその装置のある により、治療を受けることをいいます。 室内(注) に搭乗中の者とします。 ― B− 7 ― (注)隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、次の①・②のいずれかに該当する者は被保険者に含みません。 ① 極めて異常かつ危険な方法で被保険自動車に搭乗中の者 ② 業務として被保険自動車を受託している自動車取扱業者 第6条(個別適用) この搭乗者傷害条項の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用します。 第7条(死亡保険金の支払) ⑴ 当会社は、被保険者が第2条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果として、事 故の発生の日からその日を含めて 180 日以内に死亡した場合は、保険金額の全額(注)を死亡保険金 として被保険者の法定相続人に支払います。 (注)1回の事故につき、被保険者に対し既に支払った後遺障害保険金がある場合は、保険金額から既 に支払った金額を控除した残額とします。 ⑵ ⑴の被保険者の法定相続人が2名以上である場合は、当会社は、法定相続分の割合により死亡保 険金を被保険者の法定相続人に支払います。 第8条(後遺障害保険金の支払) ⑴ 当会社は、被保険者が第2条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果として、事 故の発生の日からその日を含めて 180 日以内に別表1の 1 または別表1の2に掲げる後遺障害が生 じた場合は、次の算式によって算出した額を後遺障害保険金として被保険者に支払います。 後遺障害保険金 の額 = 保険金額 × 別表1の 1 または別表1の2に掲げる後遺障害に該 当する等級に対する保険金支払割合 ⑵ ⑴ ①の場合において、別表2の各症状に該当しない障害であっても、各症状に相当すると認め られるものについては、身体の障害の程度に応じ、それぞれの相当する症状に該当したものとみな します。 ⑶ 同一事故により被った傷害の部位および症状が、別表2の複数の項目に該当する場合、当会社は それぞれの項目により支払われるべき保険金のうち、最も高い金額を医療保険金として支払います。 ただし、当会社が既に低い金額で医療保険金を支払っていた場合においては、当会社は、支払われ るべき高い金額の医療保険金の額から、既に支払った医療保険金の額を差し引いた残額を支払います。 ⑷ 被保険者が医療保険金の支払を受けられる傷害を被り、⑴ ①に定める治療日数の合計が5日以 上となる前に、さらに医療保険金の支払を受けられる傷害を被った場合には、当会社は、それぞれ の傷害について他の傷害がないものとして算出した支払うべき保険金の額のうち、高いほうの額を 医療保険金として支払います。 第 10 条(他の身体の障害または疾病の影響) ⑴ 被保険者が第2条(保険金を支払う場合)の傷害を被った時既に存在していた身体の障害もしく は疾病の影響により、または同条の傷害を被った後にその原因となった事故と関係なく発生した傷 害もしくは疾病の影響により同条の傷害が重大となった場合は、当会社は、その影響がなかったと きに相当する金額を支払います。 ⑵ 正当な理由がなく被保険者が治療を怠ったことまたは保険契約者もしくは保険金を受け取るべき 者が治療をさせなかったことにより第2条(保険金を支払う場合)の傷害が重大となった場合も、 ⑴と同様の方法で支払います。 第 11 条(当会社の責任限度額等) ⑴ 1回の事故につき、当会社が支払うべき死亡保険金および後遺障害保険金の額は、第7条(死亡 保険金の支払)、第8条(後遺障害保険金の支払)および前条の規定による額とし、かつ、保険金 額を限度とします。 ⑵ 当会社は、⑴に定める保険金のほか、1回の事故につき、第9条(医療保険金の支払)および前 条の規定による医療保険金を支払います。 第 12 条(代位) 当会社が保険金を支払った場合であっても、被保険者またはその法定相続人がその傷害について第 三者に対して有する損害賠償請求権は、当会社に移転しません。 ⑵ 別表1の 1 または別表1の2の各等級に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害であっても、各等 級の後遺障害に相当すると認められるものについては、身体の障害の程度に応じ、それぞれその相 当する等級の後遺障害に該当したものとみなします。 ⑶ 同一事故により、別表1の2に掲げる2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会社は、保険金 額に次の①∼④の保険金支払割合を乗じた額を後遺障害保険金として支払います。 第4章 車両条項 ① 第1級から第5級までに掲げる後遺障害が2種以上ある場合は、重い後遺障害に該当する等級 第1条(用語の定義) の3級上位の等級に対する保険金支払割合 この車両条項において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ② ①以外の場合で、第1級から第8級までに掲げる後遺障害が2種以上あるときは、重い後遺障 (50 音順) 害に該当する等級の2級上位の等級に対する保険金支払割合 ③ ①・②以外の場合で、第1級から第 13 級までに掲げる後遺障害が2種以上あるときは、重い 用 語 定 義 後遺障害に該当する等級の1級上位の等級に対する保険金支払割合。ただし、それぞれの後遺障 害に対する保険金支払割合の合計の割合が上記の保険金支払割合に達しない場合は、その合計の し 自動車 原動機付自転車を含みます。 割合を保険金支払割合とします。 所有権留保条項付 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 ④ ①∼③以外の場合は、重い後遺障害に該当する等級に対する保険金支払割合 売買契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 ⑷ 既に後遺障害のある被保険者が第2条(保険金を支払う場合)の傷害を受けたことによって、同 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 一部位について後遺障害の程度を加重した場合は、次の算式によって算出した額を後遺障害保険金 をいいます。 として支払います。 せ 全損 第7条(損害額の決定)⑴による損害額または第8条(修理費)の修 理費が保険価額以上となる場合(注)をいいます。 別表1の 1 または別表1の 別表1の 1 または別表1の 2に掲げる加重後の後遺障 2に掲げる既にあった後遺 後遺障害保 (注)車両が盗難され、発見できなかった場合を含みます。 = 保険金額 × 害に該当する等級に対する − 障害に該当する等級に対す 険金の額 保険金支払割合 る保険金支払割合 そ 装備 自動車の機能を十分に発揮させるために備品として備えつけられてい る状態または法令に従い被保険自動車に備えつけられている状態をい います。 ⑸ 被保険者が事故の発生の日からその日を含めて 180 日を超えてなお治療を要する状態にある場合 損害額 当会社が保険金を支払うべき損害の額をいいます。 は、事故の発生の日からその日を含めて 181 日目における被保険者以外の医師の診断に基づき、発 生の見込まれる後遺障害の程度を認定して、⑴のとおり算出した額を後遺障害保険金として支払い て 定着 ボルト、ナット、ねじ等で固定されており、工具等を使用しなければ ます。 容易に取りはずせない状態をいいます。 第9条(医療保険金の支払) ⑴ 当会社は、被保険者が第2条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果として、生 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 活機能または業務能力の滅失または減少をきたし、かつ、治療を要した場合は、次の①・②に定め みます。 る額を医療保険金として被保険者に支払います。 ① 治療のために入院または通院した治療日数の合計が5日以上 (注) の場合は、傷害を被った部位 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 およびその症状に応じ、別表2に定める金額 被保険自動車の価額 被保険自動車と同一の用途車種・車名・型式・仕様・初度登録年月等 ② ①以外で、事故の発生の日からその日を含めて 180 日以内に治療のために入院または通院した (注)で同じ損耗度の自動車の市場販売価格相当額をいいます。 場合は、1万円 (注)5日目の入院または通院の日が傷害の原因となった事故の発生の日からその日を含めて 180 日以 内の場合に限ります。 ― B− 8 ― (注)初度検査年月を含みます。 用 語 定 義 競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注6)すること。 (注1) これらの者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関 ふ 付属品 被保険自動車に定着または装備されている物をいい、次の①∼⑤の物 をいいます。 を含みません。 (注2) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ ① 燃料、ボデーカバーおよび洗車用品 れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 ② 法令により自動車に定着または装備することを禁止されている物 (注3) 使用済燃料を含みます。 ③ 通常装飾品とみなされる物 (注4) 原子核分裂生成物を含みます。 ④ 保険証券に明記されていない付属機械装置 (注) (注5) 競技または曲技のための練習を含みます。 ⑤ 次のア.∼ウ.のいずれかに該当する物 (注6) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 ア.被保険自動車が工作用自動車である場合の、被保険自動車 から取りはずして用いるコード、ワイヤ、ホース、チェイン、 第4条(保険金を支払わない場合−その2) 当会社は、次の①∼⑧のいずれかに該当する損害に対しては、保険金を支払いません。 ドリル等の積載付属品 ① 被保険自動車に存在する欠陥、摩滅、腐しょく、さびその他自然の消耗 イ.被保険自動車が消防自動車である場合の、被保険自動車か ② 故障損害 (注1) ら取りはずして用いる吸水管、ホース、梯子、斧、トビ、管槍、 ③ 被保険自動車から取りはずされて車上にない部分品または付属品に生じた損害 塵除、塵除用籠、分解手入用具等の積載付属品 ④ 付属品のうち被保険自動車に定着されていないものに生じた損害。ただし、被保険自動車の他 ウ.被保険自動車がタンク車、ふん尿車である場合の、被保険 の部分と同時に損害を被った場合または火災によって損害が生じた場合を除きます。 自動車に付属するホース ⑤ タイヤ (注2)に生じた損害。ただし、被保険自動車の他の部分と同時に損害を被った場合また (注) 医療防疫車、検査測定車、電源車、放送中継車等自動車検査証 は火災もしくは盗難によって損害が生じた場合を除きます。 記載の用途が特種用途である自動車に定着または装備されて ⑥ 被保険自動車が工作用自動車である場合の、次のア・イの物に生じた損害。ただし、被保険自 いる精密機械装置をいいます。 動車の他の部分と同時に損害を被った場合または火災もしくは盗難によって損害が生じた場合を 除きます。 分損 第7条(損害額の決定)⑴による損害額および第8条(修理費)の修 ア.キャタピラ、排土板(注3)、バケット(注4)、フォーク、ローラ等作業において常時接地す 理費がいずれも保険価額未満となる場合をいいます。 る部分品 イ.リーダ (注5)、ドロップハンマ、ディーゼルハンマ、アースオーガ(注6)、バイブロハンマ ほ 保険価額 損害が生じた地および時における被保険自動車の価額をいいます。 (注7) その他これらに類似の機能を有する物であって、被保険自動車に装着されている部分品 および機械装置または使用の目的により交換装着する部分品および機械装置 保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。 ⑦ 被保険自動車が農耕作業用自動車である場合の、鋤、ロータリー、サイドロータリー、タイヤ、 め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 リヤカー、トレーラー等使用の目的により交換装着する部分品 (注8) に生じた損害。ただし、車体 免責金額は被保険者の自己負担となります。 (注9) と同時に損害を被った場合または火災もしくは盗難によって損害が生じた場合を除きます。 ⑧ 被保険自動車を空港(注 10)内で使用している間に生じた事故による損害 よ 用途車種 登録番号標等(注) 上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 偶然な外来の事故に直接起因しない被保険自動車の電気的または機械的損害をいいます。 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 (注1) チューブを含みます。 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、 原動機付自転車等の区分をいいます。 (注2) (注3) カッティングエッジおよびエンドビットを含みます。 (注) 車両番号標および標識番号標を含みます。 (注4) つめ、ツース、ポイントおよびサイドカッタを含みます。 (注5) ステーおよびフロントブラケットを含みます。 (注6) モータを含みます。 第2条(保険金を支払う場合) チャックを含みます。 ⑴ 当会社は、衝突、接触、墜落、転覆、物の飛来、物の落下、火災、爆発、盗難、台風、洪水、高 (注7) 部分品の付帯部品を含みます。 潮その他の偶然な事故によって被保険自動車に生じた損害に対して、この車両条項および第5章基 (注8) (注9) 原動機定着部分をいいます。 本条項に従い、被保険者に保険金を支払います。ただし、被保険自動車が二輪自動車または原動機 (注 10) 飛行場およびヘリポートを含みます。 付自転車である場合は、盗難によって生じた損害を除きます。 第5条(保険金を支払わない場合−その3) ⑵ ⑴の被保険自動車には、付属品を含みます。 当会社は、次の①∼⑤のいずれかに該当する者が法令に定められた運転資格を持たないで被保険 第3条(保険金を支払わない場合−その1) 自動車を運転している場合、道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止) 当会社は、次の①∼⑨のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払い 第1項の規定に違反した酒気帯び運転もしくはこれに相当する状態で被保険自動車を運転している場 ません。 合、または麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれが ① 次のア.∼オ.のいずれかに該当する者の故意または重大な過失 ある状態で被保険自動車を運転している場合に生じた損害に対しては、保険金を支払いません。 ア.保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者 (注1) ① 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注) イ.所有権留保条項付売買契約に基づく被保険自動車の買主、または1年以上を期間とする貸借 ② 所有権留保条項付売買契約に基づく被保険自動車の買主、または1年以上を期間とする貸借契 契約に基づく被保険自動車の借主 (注1) 約に基づく被保険自動車の借主(注) ウ.ア・イに定める者の法定代理人 ③ ①・②に定める者の法定代理人 エ.ア・イに定める者の業務に従事中の使用人 ④ ①・②に定める者の業務に従事中の使用人 オ.ア・イに定める者の父母、配偶者または子。ただし、被保険者または保険金を受け取るべき ⑤ ①・②に定める者の父母、配偶者または子 者に保険金を取得させる目的であった場合に限ります。 ② 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 (注) これらの者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関を 動(注2) いいます。 ③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 ④ 核燃料物質 (注3) もしくは核燃料物質 (注3) によって汚染された物 (注4) の放射性、爆発性そ 第6条(被保険者の範囲) この車両条項における被保険者は、被保険自動車の所有者とします。 の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 第7条(損害額の決定) ⑤ ④に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 ⑴ 損害額は、保険価額によって定めます。 ⑥ ②∼⑤の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 ⑵ 被保険自動車の損傷を修理することができる場合には、次の算式によって算出した額を損害額と ⑦ 差押え、収用、没収、破壊など国または公共団体の公権力の行使。ただし、消防または避難に します。 必要な処置として行われた場合を除きます。 ⑧ 詐欺または横領 ⑨ 被保険自動車を競技、曲技 (注5) もしくは試験のために使用すること、または被保険自動車を ― B− 9 ― 損害額 修理に際し部分品を 修理に伴って生 交換したために被保 た残存物があ 次条に定め 第9条(費用) = る修理費 + に定める費用 − 険 自 動 車 全 体 と し て − じ る 場 合 は、 そ の 価額の増加を生じた 価額 場合は、その増加額 第 11 条(現物による支払) 当会社は、被保険自動車の損害の全部または一部に対して、修理または代品の交付をもって保険金 の支払に代えることができます。 第 12 条(被害物についての当会社の権利) ⑴ 当会社が保険金を支払った場合であっても、被保険自動車、その部分品および付属品について被 保険者が有する所有権その他の物権は当会社に移転しません。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、当会社が被保険自動車について被保険者が有する所有権その他の物権を 取得する旨の意思を表示し、全損として保険金を支払った場合は、被保険自動車について被保険者 が有する所有権その他の物権を取得します。ただし、支払った保険金の額が保険価額に達しない場 合には、当会社は、支払った保険金の額の保険価額に対する割合によってその権利を取得します。 ⑶ ⑴の規定にかかわらず、被保険自動車の部分品または付属品が盗難にあった場合に、当会社が被 保険自動車について被保険者が有する所有権その他の物権を取得する旨の意思を表示し、その損害 に対して保険金を支払ったときは、当会社は、保険金の損害額に対する割合によって、その盗難に あった物について被保険者が有する所有権その他の物権を取得します。 第 13 条(盗難自動車の返還) 当会社が被保険自動車の盗難によって生じた損害に対して保険金を支払った日の翌日から起算して 60 日以内に被保険自動車が発見された場合は、被保険者は、既に受け取った保険金を当会社に払い 戻して、その返還を受けることができます。この場合、発見されるまでの間に被保険自動車に生じた 損害に対して保険金を請求することができます。 ⑶ 第9条(費用)に定める費用のみを保険契約者または被保険者が負担した場合は、その費用を損 害額とします。 第8条(修理費) 前条の修理費とは、次の①・②の額の合計額をいいます。 ① 損害が生じた地および時において、被保険自動車を事故発生直前の状態に復旧するために必要 な修理費。この場合、被保険自動車の復旧に際して、当会社が、部分品の補修が可能であり、か つ、その部分品の交換による修理費が補修による修理費を超えると認めたときは、その部分品の 修理費は補修による修理費とします。 ② 当会社が保険金を支払うべき損害により被保険自動車が自力で移動することができない場合に は、これを損害発生の地からもよりの修理工場もしくは当会社の指定する場所まで運搬するため に要した費用、またはこれらの場所まで運転するために必要な仮修理の費用 第9条(費用) 第7条(損害額の決定)の費用とは、保険契約者または被保険者が支出した次の①∼④の費用 (注) をいいます。 第5章 基本条項 ① 第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)①に規定する損害の発生または拡大の防止のた 第1条(用語の定義) めに必要または有益であった費用 この基本条項において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ② 第5章基本条項第 20 条⑥に規定する権利の保全または行使に必要な手続をするために要した 費用 ③ 盗難にあった被保険自動車を引き取るために必要であった費用 用 語 定 義 ④ 船舶によって輸送されている間に生じた共同海損に対する被保険自動車の分担額 き 危険 損害または傷害の発生の可能性をいいます。 (注)収入の喪失を含みません。 第 10 条(支払保険金の計算) ⑴ 1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、次の①・②のとおりとします。ただし、保険金 額を限度とし、保険金額が保険価額を超える場合は、保険価額を限度とします。 ① 全損の場合は、保険価額 ② 分損の場合は、次の算式によって算出した額 こ 保険金の額 (50 音順) 危険増加 告知事項についての危険が高くなり、この保険契約で定められている 保険料がその危険を計算の基礎として算出される保険料に不足する状 態になることをいいます。 記名被保険者 保険証券記載の被保険者をいいます。 後遺障害 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者の身体に残 された症状が将来においても回復できない機能の重大な障害に至った ものまたは身体の一部の欠損をいいます。 告知事項 危険に関する重要な事項のうち、保険契約申込書の記載事項とするこ とによって当会社が告知を求めたものをいいます。 (注) 自動車 原動機付自転車を含みます。 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 自動車の新規取得 被保険自動車と同一の用途車種(注1)の自動車を新たに取得(注2) し、または1年以上を期間とする貸借契約により借り入れることをい います。 7条 (損害額の決 険証券記載の免 = 第 − 保 定) の損害額 責金額 (注) ただし、保険金額が保険価額に達しない場合は、次の算式によって算出した額 (注)他の保険契約等に関する事項を含みます。 保険金の額 = 第7条の損害額 険証券記載の − 保 免責金額 (注) 保険金額 × し 保険価額 (注)当会社が支払責任を負う事故の発生の時の順によって定めます。 ⑵ 第7条(損害額の決定)の損害額のうち、回収金 (注1) がある場合において、回収金 (注1) の額 が被保険者の自己負担額 (注2) を超過するときは、当会社は、次の算式によって算出した額を保険 金として支払います。 保険金の額 = ⑴に定める保険金の額 − 回収金の額 − 自己負担額(注2) (注1)第三者が負担すべき金額で被保険者のために既に回収されたものをいいます。 (注2)自己負担額とは、次の算式によって算出した額をいいます。 自己負担額 = 損害額 − ⑴に定める保険金の額 ― B −10 ― (注1)別表3に掲げる用途車種をいいます。 (注2)所有権留保条項付売買契約に基づく購入を含みます。 所有権留保条項付 売買契約 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 をいいます。 用 語 し 所有自動車 定 義 次の①∼④のいずれかに該当する者が所有 (注1) する自動車 (注2) を いいます。 ① 被保険自動車の所有者 ② 記名被保険者 ③ 記名被保険者の配偶者 ④ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 (注1)所有権留保条項付売買契約に基づく購入および1年以上を 期間とする貸借契約による借入れを含みます。 (注2)被保険自動車および新規取得自動車を除き、被保険自動車 と同一の用途車種の自動車に限ります。 新規取得自動車 新たに取得 (注) しまたは借り入れた自動車をいいます。 (注) 所有権留保条項付売買契約に基づく購入を含みます。 た 他の保険契約等 この保険契約の全部または一部に対して支払責任が同じである他の保 険契約または共済契約をいいます。 ち 治療 医師による治療をいいます。ただし、被保険者が医師である場合は、 被保険者以外の医師による治療をいいます。 つ 通院 治療が必要な場合において、病院もしくは診療所に通い、または往診 により、治療を受けることをいいます。 に 入院 治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なため、病院また は診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念することをい います。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 みます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 被保険自動車の価額 被保険自動車と同一の用途車種・車名・型式・仕様・初度登録年月等 (注) で同じ損耗度の自動車の市場販売価格相当額をいいます。 (注) 初度検査年月を含みます。 ほ よ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 保険金 第1章賠償責任条項、第2章人身傷害条項、第3章搭乗者傷害条項ま たは第4章車両条項の保険金をいいます。 保険年度 初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降について は、それぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。ただし、 最終年度については、1年未満であっても1保険年度とします。 用途車種 登録番号標等 (注) 上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、 原動機付自転車等の区分をいいます。 (注) 車両番号標および標識番号標を含みます。 第2条(保険責任の始期および終期) ⑴ 当会社の保険責任は、保険期間の初日の午後4時 (注) に始まり、末日の午後4時に終わります。 第4条(告知義務) ⑴ 保険契約者または記名被保険者(注)になる者は、保険契約締結の際、告知事項について、当会社 に事実を正確に告げなければなりません。 (注) 第4章車両条項においては、被保険者とします。 ⑵ 当会社は、保険契約締結の際、保険契約者または記名被保険者(注)が、告知事項について、故意 または重大な過失によって事実を告げなかった場合または事実と異なることを告げた場合は、保険 契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除することができます。 (注) 第4章車両条項においては、被保険者とします。 ⑶ ⑵の規定は、次の①∼④のいずれかに該当する場合には適用しません。 ① ⑵に規定する事実がなくなった場合 ② 当会社が保険契約締結の際、⑵に規定する事実を知っていた場合または過失によってこれを知 らなかった場合 (注1) ③ 保険契約者または記名被保険者(注2)が、当会社が保険金を支払うべき事故の発生前に、告知 事項につき、書面をもって訂正を当会社に申し出て、当会社がこれを承認した場合。なお、当会 社が、訂正の申出を受けた場合において、その訂正を申し出た事実が、保険契約締結の際に当会 社に告げられていたとしても、当会社が保険契約を締結していたと認めるときに限り、これを承 認するものとします。 ④ 当会社が、⑵の規定による解除の原因があることを知った時から1か月を経過した場合または 保険契約締結時から5年を経過した場合 (注1) 当会社のために保険契約の締結の代理を行う者が、事実を告げることを妨げた場合または事実 を告げないこともしくは事実と異なることを勧めた場合を含みます。 (注2) 第4章車両条項においては、被保険者とします。 ⑷ ⑵の規定による解除が損害または傷害の発生した後になされた場合であっても、第 14 条(保険 契約解除の効力)の規定にかかわらず、当会社は、保険金を支払いません。この場合において、既 に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を請求することができます。 ⑸ ⑷の規定は、⑵に規定する事実に基づかずに発生した事故による損害または傷害については適用 しません。 第5条(通知義務) ⑴ 保険契約締結の後、次の①・②のいずれかに該当する事実が発生した場合には、保険契約者また は被保険者は、遅滞なく、その旨を当会社に通知しなければなりません。ただし、その事実がなく なった場合には、当会社への通知は必要ありません。 ① 被保険自動車の用途車種または登録番号(注1)を変更したこと。 ② ①のほか、告知事項の内容に変更を生じさせる事実(注2)が発生したこと。 (注1) 車両番号および標識番号を含みます。 (注2) 告知事項のうち、保険契約締結の際に当会社が交付する書面等においてこの条の適用がある事 項として定めたものに関する事実に限ります。 ⑵ ⑴の事実の発生によって危険増加が生じた場合において、保険契約者または被保険者が、故意ま たは重大な過失によって遅滞なく⑴の規定による通知をしなかったときは、当会社は、保険契約者 に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除することができます。 ⑶ ⑵の規定は、当会社が、⑵の規定による解除の原因があることを知った時から1か月を経過した 場合または危険増加が生じた時から5年を経過した場合には適用しません。 ⑷ ⑵の規定による解除が損害または傷害の発生した後になされた場合であっても、第 14 条(保険 契約解除の効力)の規定にかかわらず、解除に係る危険増加が生じた時から解除がなされた時まで に発生した事故による損害または傷害に対しては、当会社は、保険金を支払いません。この場合に おいて、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を請求することができます。 ⑸ ⑷の規定は、その危険増加をもたらした事由に基づかずに発生した事故による損害または傷害に ついては適用しません。 ⑹ ⑵の規定にかかわらず、⑴の事実の発生によって危険増加が生じ、この保険契約の引受範囲(注) を超えることとなった場合には、当会社は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保 険契約を解除することができます。 (注) 保険料を増額することにより保険契約を継続することができる範囲として保険契約締結の際に当 (注)保険証券にこれと異なる時刻が記載されている場合はその時刻とします。 会社が交付する書面等において定めたものをいいます。 ⑵ ⑴の時刻は、日本国の標準時によるものとします。 ⑺ ⑹の規定による解除が損害または傷害の発生した後になされた場合であっても、第 14 条(保険 ⑶ 保険期間が始まった後でも、当会社は、保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対し 契約解除の効力)の規定にかかわらず、解除に係る危険増加が生じた時から解除がなされた時まで ては、保険金を支払いません。 に発生した事故による損害または傷害に対しては、当会社は、保険金を支払いません。この場合に 第3条(保険責任のおよぶ地域) おいて、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を請求することができます。 当会社は、被保険自動車が日本国内 (注) にある間に生じた事故による損害または傷害に対してのみ 第6条(保険契約者の住所変更) 保険金を支払います。 保険契約者が保険証券記載の住所または通知先を変更した場合は、保険契約者は、遅滞なく、その 旨を当会社に通知しなければなりません。 (注)日本国外における日本船舶内を含みます。 ― B −11 ― 第7条(被保険自動車の譲渡) ⑶ 保険契約者は、当会社に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除することができます。 ⑴ 被保険自動車が譲渡 (注1) された場合であっても、この保険契約に適用される普通保険約款およ ⑷ ⑴に基づく当会社の解除権は、その通知を受けた日からその日を含めて 30 日以内に行使しなけ び特約に関する権利および義務は、譲受人 (注2) に移転しません。ただし、保険契約者がこの保険 れば消滅します。 契約に適用される普通保険約款および特約に関する権利および義務を被保険自動車の譲受人 (注2) 第 13 条(重大事由による解除) に譲渡(注1)する旨を書面をもって当会社に通知し承認の請求を行った場合において、当会社がこ ⑴ 当会社は、次の①∼③のいずれかに該当する事由がある場合には、保険契約者に対する書面によ れを承認したときは、譲受人 (注2) に移転します。 る通知をもって、この保険契約を解除することができます。 ① 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、当会社にこの保険契約に基づく保険 (注1)所有権留保条項付売買契約に基づく買主または貸借契約に基づく借主を保険契約者または記名 金を支払わせることを目的として損害または傷害を生じさせ、または生じさせようとしたこと。 被保険者とする保険契約が締結されている場合の被保険自動車の返還を含みます。 ② 被保険者または保険金を受け取るべき者が、この保険契約に基づく保険金の請求について、詐 (注2)所有権留保条項付売買契約に基づく売主および貸借契約に基づく貸主を含みます。 欺を行い、または行おうとしたこと。 ⑵ 当会社は、被保険自動車が譲渡 (注1) された後 (注2) に、被保険自動車について生じた事故によ ③ ①・②に掲げるもののほか、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が①・②の る損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 事由がある場合と同程度に当会社のこれらの者に対する信頼を損ない、この保険契約の存続を困 難とする重大な事由を生じさせたこと。 (注1)所有権留保条項付売買契約に基づく買主または貸借契約に基づく借主を保険契約者または記名 ⑵ ⑴の規定による解除が損害または傷害の発生した後になされた場合であっても、次条の規定にか 被保険者とする保険契約が締結されている場合の被保険自動車の返還を含みます。 かわらず、⑴ ①∼③の事由が生じた時から解除がなされた時までに発生した事故による損害また (注2)⑴ただし書の書面を受領した後を除きます。 は傷害に対しては、当会社は、保険金を支払いません。この場合において、既に保険金を支払って 第8条(被保険自動車の入替) いたときは、当会社は、その返還を請求することができます。 ⑴ 次の①・②のいずれかに該当する場合に、保険契約者が書面をもってその旨を当会社に通知し、 第 14 条(保険契約解除の効力) 新規取得自動車または所有自動車と被保険自動車の入替の承認の請求を行った場合において、当会 保険契約の解除は、将来に向かってのみその効力を生じます。 社がこれを承認したときは、新規取得自動車および所有自動車について、この保険契約を適用します。 第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ① 次のア.∼エ.のいずれかに該当する者が、自動車の新規取得を行った場合 ⑴ 第4条(告知義務)⑴により告げられた内容が事実と異なる場合において、保険料を変更する必 ア.被保険自動車の所有者 要があるときは、当会社は、変更前の保険料と変更後の保険料との差に基づき計算した保険料を返 イ.記名被保険者 (注) 還または請求します。 ウ.記名被保険者 (注) の配偶者 ⑵ 危険増加が生じた場合または危険が減少した場合において、保険料を変更する必要があるときは、 エ.記名被保険者 (注) またはその配偶者の同居の親族 当会社は、変更前の保険料と変更後の保険料との差に基づき計算した、危険増加または危険の減少 が生じた時以降の期間(注)に対する保険料を返還または請求します。 (注)第1章賠償責任条項の適用がない場合は、被保険自動車の所有者とします。 (注) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、危険増加または危険の減少が生じた時以降の期間を ② 被保険自動車が廃車、譲渡または返還された場合。ただし、所有自動車がある場合に限ります。 いいます。 ⑵ ⑴の所有者は次の①∼③のいずれかに該当する者とします。 ① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、その買主 ⑶ ⑴・⑵の規定による追加保険料を請求する場合において、第 12 条(保険契約の解除)⑵の規定 ② 被保険自動車が貸借契約により貸借されている場合は、その借主 によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません(注)。ただし、危険増 ③ ①・②以外の場合は、被保険自動車を所有する者 加が生じた場合における、その危険増加が生じた時より前に発生した事故による損害または傷害に ⑶ 当会社は、自動車の新規取得または被保険自動車の廃車、譲渡もしくは返還のあった後(注)に、 ついては除きます。 新規取得自動車または所有自動車について生じた事故による損害または傷害に対しては、保険金を (注) 既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 支払いません。 ⑷ 次の①・②のいずれかの規定による承認をする場合において、保険料を変更する必要があるとき (注)⑴の書面を受領した後を除きます。 は、当会社は、変更前の保険料と変更後の保険料との差に基づき計算した、未経過期間に対する保 第9条(保険契約の無効) 険料を返還または請求します。 保険契約者が、保険金を不法に取得する目的または第三者に保険金を不法に取得させる目的をもっ ① 第7条(被保険自動車の譲渡)⑴ て締結した保険契約は無効とします。 ② 第8条(被保険自動車の入替)⑴ 第 10 条(保険契約の取消し) ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ 保険契約者または被保険者の詐欺または強迫によって当会社が保険契約を締結した場合には、当会 の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して 社は、保険証券記載の保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を取り消すことが は、保険金を支払いません。 できます。 ⑹ ⑴・⑵・⑷のほか、保険契約締結の後、保険契約者が書面をもって保険契約の条件の変更を当会 第 11 条(保険金額の調整) 社に通知し、承認の請求を行い、当会社がこれを承認する場合において、保険料を変更する必要が ⑴ 保険契約締結の際、車両条項の保険金額が被保険自動車の価額を超えていたことにつき、保険契 あるときは、当会社は、変更前の保険料と変更後の保険料との差に基づき計算した、未経過期間に 約者および被保険者 (注) が善意でかつ重大な過失がなかった場合は、保険契約者は、当会社に対す 対する保険料を返還または請求します。 る通知をもって、その超過部分について、この保険契約を取り消すことができます。 ⑺ ⑹の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して (注)第4章車両条項第6条(被保険者の範囲)に規定する被保険者をいいます。 は、保険契約条件の変更の承認の請求がなかったものとして、この普通保険約款および被保険自動 ⑵ 保険契約締結の後、被保険自動車の価額が著しく減少した場合には、保険契約者は、当会社に対 車について適用される特約に従い、保険金を支払います。 する通知をもって、将来に向かって、車両条項の保険金額を減少後の被保険自動車の価額に至るま 第 16 条(保険料の返還−無効または失効の場合) で減額することを請求できます。 ⑴ 第9条(保険契約の無効)の規定により保険契約が無効となる場合には、当会社は、保険料を返 第 12 条(保険契約の解除) 還しません。 ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかの規定により承認の請求があった場合において、これを承認し ⑵ 保険契約が失効となる場合には、当会社は、未経過期間に対し日割をもって計算した保険料を返 なかったときは、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除することがで 還します。 きます。ただし、被保険自動車が廃車、譲渡または返還された場合に限ります。 第 17 条(保険料の返還−取消しの場合) ① 第7条(被保険自動車の譲渡)⑴ 第 10 条(保険契約の取消し)の規定により、当会社が保険契約を取り消した場合には、当会社は、 ② 第8条(被保険自動車の入替)⑴ 保険料を返還しません。 ⑵ 当会社は、保険契約者が第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合)⑴・ 第 18 条(保険料の返還−保険金額の調整の場合) ⑵のいずれか追加保険料の支払を怠った場合 (注) は、 保険契約者に対する書面による通知をもって、 ⑴ 第 11 条(保険金額の調整)⑴の規定により、保険契約者が保険契約を取り消した場合には、当 この保険契約を解除することができます。 会社は、保険契約締結時に遡って、取り消された部分に対応する保険料を返還します。 ⑵ 第 11 条(保険金額の調整)⑵の規定により、保険契約者が保険金額の減額を請求した場合には、 (注)当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払が 当会社は、減額前の保険金額に対応する保険料と減額後の保険金額に対応する保険料との差に基づ なかった場合に限ります。 ― B −12 ― き計算した、未経過期間に対する保険料を返還します。 第 19 条(保険料の返還−解除の場合) ⑴ 次の①∼④のいずれかに該当する規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、当会社は、 未経過期間に対し日割をもって計算した保険料を返還します。 ① 第4条(告知義務)⑵ ② 第5条(通知義務)⑵・⑹ ③ 第 12 条(保険契約の解除)⑴・⑵ ④ 第 13 条(重大事由による解除)⑴ ⑵ 第 12 条(保険契約の解除)⑶の規定により、 保険契約者が保険契約を解除した場合には、 当会社は、 次の算式によって算出した保険料を返還します。 返還する保険料 = 保険料(注1) − 既経過期間に対して別表4に掲げる 短期率によって計算した保険料 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、他の保険契約等により優先して保険金もしくは共済金が支払われる場合 または既に保険金もしくは共済金が支払われている場合には、当会社は、それらの額の合計額を、 次の①∼④に掲げる額から差し引いた額に対してのみ保険金を支払います。 ① 第1章賠償責任条項(注1)に関しては、損害額 ② 第2章人身傷害条項に関しては、損害額(注2) ③ 第4章車両条項に関しては、損害額(注2) ④ 第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵の対人臨時費用に関しては、そ れぞれの保険契約または共済契約において、他の保険契約または共済契約がないものとして算出 した支払うべき保険金または共済金のうち最も高い額 (注1) 第1章賠償責任条項第 15 条⑵の対人臨時費用を除きます。 (注2) それぞれの保険契約または共済契約において、損害の額が異なる場合はそのうち最も高い額を いいます。 ⑶ ⑵ ①・③の損害額は、それぞれの保険契約または共済契約に免責金額(注)の適用がある場合には、 そのうち最も低い免責金額(注)を差し引いた額とします。 ただし、中途更改 (注2) により保険契約を解除した場合には、当会社は、未経過期間に対して日 (注) 被保険者の自己負担額をいいます。 割をもって計算した保険料を返還します。 第 23 条(保険金の請求) (注1)この保険契約に適用された保険料をいいます。 ⑴ 当会社に対する保険金請求権は、次の①∼④の時から、それぞれ発生し、これを行使することが (注2)保険契約の条件を変更するため、保険契約を解除した日を保険期間の初日として、保険契約者 できるものとします。 を同一とする保険契約を新たに締結することをいいます。 ① 第1章賠償責任条項に係る保険金の請求に関しては、被保険者が損害賠償請求権者に対して負 担する法律上の損害賠償責任の額について、被保険者と損害賠償請求権者との間で、判決が確定 ⑶ 保険期間が1年を超える場合は、保険年度ごとに⑵の規定を適用します。 した時、または裁判上の和解、調停もしくは書面による合意が成立した時 第 20 条(事故発生時の義務) ② 第2章人身傷害条項に係る保険金の請求に関しては、次のア.∼ウ.の時 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、事故が発生したことを知った場合は、次 ア.被保険者が死亡した場合には、その死亡の時 の①∼⑩のことを履行しなければなりません。 イ.被保険者に後遺障害が生じた場合には、その後遺障害が生じた時 ① 損害の発生および拡大の防止に努め、または運転者その他の者に対しても損害の発生および拡 ウ.被保険者が傷害を被った場合には、被保険者が平常の生活または平常の業務に従事すること 大の防止に努めさせること。 ができる程度になおった時 ② 事故発生の日時、場所および事故の概要を直ちに当会社に通知すること。 ③ 第3章搭乗者傷害条項に係る保険金の請求に関しては、次のア.∼エ.の時 ③ 次のア.∼ウ.の事項を遅滞なく、書面で当会社に通知すること。 ア.死亡保険金については、被保険者が死亡した時 ア.事故の状況、被害者の住所および氏名または名称 イ.後遺障害保険金については、被保険者に後遺障害が生じた時または事故の発生の日からその イ.事故発生の日時、場所または事故の状況について証人となる者がある場合は、その者の住所 日を含めて 180 日を経過した時のいずれか早い時 および氏名または名称 ウ.同条項第9条(医療保険金の支払)⑴ ①に規定する医療保険金については、事故の発生の ウ.損害賠償の請求を受けた場合は、その内容 日からその日を含めて 180 日以内の治療日数が5日となった時 ④ 被保険自動車が盗難にあった場合には、遅滞なく警察官に届け出ること。 エ.同条項第9条⑴ ②に規定する医療保険金については、入院または通院した治療日数が確定 ⑤ 被保険自動車を修理する場合には、あらかじめ当会社の承認を得ること。ただし、必要な応急 した時 の仮手当を行う場合を除きます。 ④ 第4章車両条項に係る保険金の請求に関しては、損害発生の時 ⑥ 他人に損害賠償の請求 (注1) をすることができる場合には、その権利の保全または行使に必要 ⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、保険証券に添えて次 な手続をすること。 の①∼⑨の書類または証拠のうち、当会社が求めるものを当会社に提出しなければなりません。た ⑦ 損害賠償の請求を受けた場合には、あらかじめ当会社の承認を得ないで、その全部または一部 だし、②の交通事故証明書(注1)については、提出できない相当な理由がある場合を除きます。 を承認しないこと。ただし、被害者に対する応急手当または護送その他緊急措置を行う場合を除 ① 保険金の請求書 きます。 ② 公の機関が発行する交通事故証明書(注1) ⑧ 損害賠償の請求についての訴訟を提起し、または提起された場合は、遅滞なく当会社に通知す ③ 被保険自動車の盗難による損害の場合は、所轄警察官署の証明書またはこれに代わるべき書類 ること。 ④ 死亡に関して支払われる保険金の請求に関しては、死亡診断書、逸失利益の算定の基礎となる ⑨ 他の保険契約等の有無および内容 (注2) について遅滞なく当会社に通知すること。 収入の額を示す書類および戸籍謄本 ⑩ ①∼⑨のほか、当会社が特に必要とする書類または証拠となるものを求めた場合には、遅滞な ⑤ 後遺障害に関して支払われる保険金の請求に関しては、後遺障害診断書および逸失利益の算定 く、これを提出し、また当会社が行う損害または傷害の調査に協力すること。 の基礎となる収入の額を示す書類 (注1)共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償を含みます。 ⑥ 傷害に関して支払われる保険金の請求に関しては、診断書、治療等に要した費用の領収書およ (注2)既に他の保険契約等から保険金または共済金の支払を受けた場合には、その事実を含みます。 び休業損害の額を示す書類 ⑦ 第1章賠償責任条項に係る保険金の請求に関しては、被保険者が損害賠償請求権者に対して負 第 21 条(事故発生時の義務違反) 担する法律上の損害賠償責任の額を示す示談書および損害賠償金の支払または損害賠償請求権者 ⑴ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく前条の規定に違反し の承諾があったことを示す書類 た場合は、当会社は、次の①∼④の金額を差し引いて保険金を支払います。 ⑧ 第1章賠償責任条項における対物事故または第4章車両条項に係る保険金の請求に関しては、 ① 前条①に違反した場合は、発生または拡大を防止することができたと認められる損害額 被害が生じた物の価額を確認できる書類、修理等に要する費用の見積書(注2)および被害が生じ ② 前条②∼⑤または⑧∼⑩の規定に違反した場合は、それによって当会社が被った損害の額 た物の写真 (注3) ③ 前条⑥に違反した場合は、他人に損害賠償の請求 (注) をすることによって取得することができ ⑨ その他当会社が次条⑴に定める必要な確認を行うために欠くことのできない書類または証拠と たと認められる額 して保険契約締結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの ④ 前条⑦に違反した場合は、損害賠償責任がないと認められる額 (注1) 人の死傷を伴う事故または被保険自動車と他の自動車との衝突もしくは接触による物の損壊を (注)共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償を含みます。 伴う事故の場合に限ります。 ⑵ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく前条③、④もしくは (注2) 既に支払がなされた場合はその領収書とします。 ⑩の書類に事実と異なる記載をし、またはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合に (注3) 画像データを含みます。 は、当会社は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。 ⑶ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を受けるべき被保険者 第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額) の代理人がいないときは、次の①∼③に掲げる者のいずれかがその事情を示す書類をもってその旨 ⑴ 他の保険契約等がある場合であっても、当会社は、この保険契約により支払うべき保険金の額を を当会社に申し出て、当会社の承認を得たうえで、被保険者の代理人として保険金を請求すること 支払います。 ― B −13 ― ができます。 書の提出を求めることができます。 ① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者 (注) ⑵ ⑴の規定による被保険者の診断書または死体検案書の提出にあたり、診断または死体の検案 (注 ② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求できない事情がある場合に 1) のために要した費用(注2)は、当会社が負担します。 は、被保険者と同居または生計を共にする3親等内の親族 死体について、死亡の事実を医学的に確認することをいいます。 ③ ①・②に規定する者がいない場合または①・②に規定する者に保険金を請求できない事情があ (注1) (注2) 収入の喪失を含みません。 る場合には、①以外の配偶者 (注) または②以外の3親等内の親族 第 26 条(損害賠償額の請求および支払) (注)第1条(用語の定義)の規定にかかわらず、法律上の配偶者に限ります。 ⑴ 損害賠償請求権者が第1章賠償責任条項第 12 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対人賠償) ⑷ ⑶の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、 当会社が保険金を支払った後に、 または第 14 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対物賠償)の規定により損害賠償額の支払を請 求する場合は、次の①∼⑧の書類または証拠のうち、当会社が求めるものを当会社に提出しなけれ 重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保険金を支払いません。 ばなりません。ただし、②の交通事故証明書(注1)については、提出できない相当な理由がある場 ⑸ 当会社は、事故の内容または損害額・傷害の程度等に応じ、保険契約者、被保険者または保険金 を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠の提出または当会社が行う調 合を除きます。 査への協力を求めることがあります。この場合には、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提 ① 損害賠償額の請求書 出し、必要な協力をしなければなりません。 ② 公の機関が発行する交通事故証明書(注1) ③ 死亡に関する損害賠償額の請求に関しては、死亡診断書、逸失利益の算定の基礎となる収入の ⑹ 第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵の対人臨時費用の請求は、記名被 額を示す書類および戸籍謄本 保険者を経由して行うものとします。 ⑺ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく⑸の規定に違反した ④ 後遺障害に関する損害賠償額の請求に関しては、後遺障害診断書および逸失利益の算定の基礎 場合または⑵・⑶・⑸の書類に事実と異なる記載をし、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しも となる収入の額を示す書類 しくは変造した場合は、当会社は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支 ⑤ 傷害に関する損害賠償額の請求に関しては、診断書、治療等に要した費用の領収書および休業 損害の額を示す書類 払います。 ⑥ 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額を示す示談書 第 24 条(保険金の支払時期) ⑴ 当会社は、請求完了日 (注1)からその日を含めて 30 日以内に、当会社が保険金を支払うために ⑦ 被害が生じた物の価額を確認できる書類、修理等に要する費用の見積書(注2)および被害が生 必要な次の①∼⑤の事項の確認を終え、保険金を支払います。 じた物の写真 (注3) ① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、事故発生の状況、損害 ⑧ その他当会社が⑹に定める必要な確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として 保険契約締結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの または傷害発生の有無および被保険者に該当する事実 ② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が支払われない事由とし (注1) 人の死傷を伴う事故または被保険自動車と他の自動車との衝突もしくは接触による物の損壊を てこの保険契約において定める事由に該当する事実の有無 伴う事故の場合に限ります。 ③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、損害の額 (注2) または傷害の程度、事故と (注2) 既に支払がなされた場合はその領収書とします。 損害または傷害との関係、治療の経過および内容 画像データを含みます。 ④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約において定める解除、無効、 (注3) ⑵ 損害賠償請求権者に損害賠償額を請求できない事情がある場合で、かつ、損害賠償額の支払を受 失効または取消しの事由に該当する事実の有無 けるべき損害賠償請求権者の代理人がいないときは、次の①∼③に掲げる者のいずれかがその事情 ⑤ ①∼④のほか、他の保険契約等の有無および内容、損害について被保険者が有する損害賠償請 を示す書類をもってその旨を当会社に申し出て、当会社の承認を得たうえで、損害賠償請求権者の 求権その他の債権および既に取得したものの有無および内容等、当会社が支払うべき保険金の額 代理人として損害賠償額を請求することができます。 を確定するために確認が必要な事項 ① 損害賠償請求権者と同居または生計を共にする配偶者(注) (注1)被保険者または保険金を受け取るべき者が前条⑵・⑶の規定による手続を完了した日をいいます。 ② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に損害賠償額を請求できない事情がある場 (注2)第4章 車両条項第1条(用語の定義)に規定する保険価額を含みます。 合には、損害賠償請求権者と同居または生計を共にする3親等内の親族 ⑵ ⑴の確認をするため、次の①∼⑤に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合には、⑴の規定 ③ ①・②に規定する者がいない場合または①・②に規定する者に損害賠償額を請求できない事情 がある場合には、①以外の配偶者(注)または②以外の3親等内の親族 にかかわらず、当会社は、請求完了日 (注1) からその日を含めて次の①∼⑤に掲げる日数 (注2) を経 過する日までに、保険金を支払います。この場合において、当会社は、確認が必要な事項およびその 第1条(用語の定義)の規定にかかわらず、法律上の配偶者に限ります。 確認を終えるべき時期を被保険者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。 (注) ① ⑴ ①∼④の事項を確認するための、警察、検察、消防その他の公の機関による捜査・調査結 ⑶ ⑵の規定による損害賠償請求権者の代理人からの損害賠償額の請求に対して、当会社が損害賠償 果の照会(注3) 180 日 額を支払った場合は、その金額の限度において当会社が被保険者に、その被保険者の被る損害に対 して、保険金を支払ったものとみなします。 ② ⑴ ①∼④の事項を確認するための、医療機関、検査機関その他の専門機関による診断、鑑定 ⑷ 当会社は、事故の内容、損害の額等に応じ、損害賠償請求権者に対して、⑴に掲げるもの以外の 等の結果の照会 90 日 ③ ⑴ ③の事項のうち、後遺障害の内容およびその程度を確認するための、医療機関による診断、 書類もしくは証拠の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合には、 後遺障害の認定に係る専門機関による審査等の結果の照会 120 日 当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなければなりません。 ④ 災害救助法(昭和 22 年法律第 118 号)が適用された災害の被災地域における⑴ ①∼⑤の事項 ⑸ 損害賠償請求権者が、正当な理由がなく⑷の規定に違反した場合または⑴・⑵・⑷の書類に事実 と異なる記載をし、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社は、 の確認のための調査 60 日 それによって当会社が被った損害の額を差し引いて損害賠償額を支払います。 ⑤ ⑴ ①∼⑤の事項の確認を日本国内において行うための代替的な手段がない場合の日本国外に おける調査 180 日 ⑹ 当会社は、第1章賠償責任条項第 12 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対人賠償)⑵ ①∼⑤ のいずれかに該当する場合または同条項第 14 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対物賠償)⑵ (注1)被保険者または保険金を受け取るべき者が前条⑵・⑶の規定による手続を完了した日をいいます。 ①∼④もしくは⑹ ①∼③のいずれかに該当する場合には、請求完了日(注)からその日を含めて 30 (注2)複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。 日以内に、当会社が損害賠償額を支払うために必要な次の①∼⑤の事項の確認を終え、損害賠償額 (注3)弁護士法(昭和 24 年法律第 205 号)に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。 を支払います。 ① 損害賠償額の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、事故発生の状況、 ⑶ ⑴・⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者 損害発生の有無および被保険者に該当する事実 が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じなかった場合 (注) には、これにより確認が遅 ② 損害賠償額が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、損害賠償額が支払われない 延した期間については、⑴・⑵の期間に算入しないものとします。 事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事実の有無 (注)必要な協力を行わなかった場合を含みます。 ③ 損害賠償額を算出するための確認に必要な事項として、損害の額、事故と損害との関係、治療 の経過および内容 第 25 条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求) ④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約において定める解除、無効、 ⑴ 当会社は、人身傷害または搭乗者傷害に関して、第 20 条(事故発生時の義務)②・③のいずれ 失効または取消しの事由に該当する事実の有無 かの規定による通知を受けた場合または第 23 条(保険金の請求)の規定による請求を受けた場合は、 ⑤ ①∼④のほか、他の保険契約等の有無および内容、損害について被保険者が有する損害賠償請 傷害の程度の認定その他保険金の支払にあたり必要な限度において、保険契約者、被保険者または 求権その他の債権および既に取得したものの有無および内容等、当会社が支払うべき損害賠償額 保険金を受け取るべき者に対し当会社の指定する医師が作成した被保険者の診断書または死体検案 ― B −14 ― を確定するために確認が必要な事項 (注) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。 (注)損害賠償請求権者が⑴・⑵の規定による手続を完了した日をいいます。 ⑺ ⑹の確認をするため、次の①∼⑤に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合には、⑹の規定 にかかわらず、当会社は、請求完了日 (注1) からその日を含めて次の①∼⑤に掲げる日数 (注2) を 経過する日までに、損害賠償額を支払います。この場合において、当会社は、確認が必要な事項お よびその確認を終えるべき時期を損害賠償請求権者に対して通知するものとします。 ① ⑹ ①∼④の事項を確認するための、警察、検察、消防その他の公の機関による捜査・調査結 果の照会(注3) 180 日 ② ⑹ ①∼④の事項を確認するための、医療機関、検査機関その他の専門機関による診断、鑑定 等の結果の照会 90 日 ③ ⑹ ③の事項のうち、後遺障害の内容およびその程度を確認するための、医療機関による診断、 後遺障害の認定に係る専門機関による審査等の結果の照会 120 日 ④ 災害救助法(昭和 22 年法律第 118 号)が適用された災害の被災地域における⑹ ①∼⑤の事項 の確認のための調査 60 日 ⑤ ⑹ ①∼⑤の事項の確認を日本国内において行うための代替的な手段がない場合の日本国外に おける調査 180 日 ⑵ ⑴ ②の場合において、当会社に移転せずに被保険者が引き続き有する債権は、当会社に移転し た債権よりも優先して弁済されるものとします。 ⑶ 被保険者が取得した債権が車両損害に関するものである場合は、当会社は、正当な権利により被 保険自動車を運行していた者に対しては、その権利を行使しません。ただし、次の①∼⑤のいずれ かに該当する損害に対しては、当会社はその権利を行使することができます。 ① 正当な権利により被保険自動車を使用または管理していた者の故意または重大な過失によって 生じた損害 ② 正当な権利により被保険自動車を使用または管理していた者が法令により定められた運転資格 を持たないで被保険自動車を運転している場合に生じた損害 ③ 正当な権利により被保険自動車を使用または管理していた者が道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反した酒気帯び運転またはこれに相 当する状態で被保険自動車を運転している場合に生じた損害 ④ 正当な権利により被保険自動車を使用または管理していた者が麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、 シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれがある状態で被保険自動車を運転している 場合に生じた損害 ⑤ 自動車取扱業者が業務として受託した被保険自動車を使用または管理している間に生じた損害 (注1)損害賠償請求権者が⑴・⑵の規定による手続を完了した日をいいます。 第 30 条(保険契約者の変更) (注2)複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。 ⑴ 保険契約締結の後、保険契約者は、当会社の承認を得て、この保険契約に適用される普通保険約 (注3)弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。 款および特約に関する権利および義務を第三者に移転させることができます。ただし、保険契約者 ⑻ ⑹・⑺に掲げる必要な事項の確認に際し、損害賠償請求権者が正当な理由なくその確認を妨げ、 がこの権利および義務を被保険自動車の譲受人(注)に移転させる場合は、第7条(被保険自動車の またはこれに応じなかった場合 (注) には、これにより確認が遅延した期間については、⑹・⑺の期 譲渡)⑴の規定によるものとします。 間に算入しないものとします。 (注) 所有権留保条項付売買契約に基づく売主および貸借契約に基づく貸主を含みます。 (注)必要な協力を行わなかった場合を含みます。 ⑵ ⑴の規定による移転を行う場合には、保険契約者は書面をもってその旨を当会社に申し出て、承 第 27 条(時効) 認を請求しなければなりません。 保険金請求権は、 第 23 条(保険金の請求)⑴に定める時の翌日から起算して3年を経過した場合は、 ⑶ 保険契約締結の後、保険契約者が死亡した場合は、その死亡した保険契約者の死亡時の法定相続 時効によって消滅します。 人にこの保険契約に適用される普通保険約款および特約に関する権利および義務が移転するものと 第 28 条(損害賠償額請求権の行使期限) します。 第1章賠償責任条項第 12 条(損害賠償請求権者の直接請求権−対人賠償)の規定による請求権は、 第 31 条(保険契約者または保険金を受け取るべき者が複数の場合の取扱い) 次の①・②のいずれかに該当する場合には、これを行使することはできません。 ⑴ この保険契約について、保険契約者または保険金を受け取るべき者が2名以上である場合は、当 ① 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額について、被保険者 会社は、代表者1名を定めることを求めることができます。この場合において、代表者は他の保険 と損害賠償請求権者との間で、判決が確定し、または裁判上の和解、調停もしくは書面による合 契約者または保険金を受け取るべき者を代理するものとします。 意が成立した時の翌日から起算して3年を経過した場合 ⑵ ⑴の代表者が定まらない場合またはその所在が明らかでない場合には、保険契約者または保険金 ② 損害賠償請求権者の被保険者に対する損害賠償請求権が時効によって消滅した場合 を受け取るべき者の中の1名に対して行う当会社の行為は、他の保険契約者または保険金を受け取 第 29 条(代位) るべき者に対しても効力を有するものとします。 ⑴ 第2章人身傷害条項以外に関しては、損害が生じたことにより被保険者が損害賠償請求権その他 ⑶ 保険契約者が2名以上である場合には、各保険契約者は連帯してこの保険契約に適用される普通 の債権(注)を取得した場合において、当会社がその損害に対して保険金を支払ったときは、その債 保険約款および特約に関する義務を負うものとします。 権は当会社に移転します。ただし、移転するのは、次の①・②の額を限度とします。 第 32 条(訴訟の提起) ① 当会社が損害額の全額を保険金として支払った場合 この保険契約に関する訴訟については、日本国内における裁判所に提起するものとします。 被保険者が取得した債権の全額 第 33 条(準拠法) ② ①以外の場合 この約款に規定のない事項については、日本国の法令に準拠します。 被保険者が取得した債権の額から、保険金が支払われていない損害の額を差し引いた額 ― B −15 ― 別表1 後 遺 障 害 等 級 表 等 級 後 遺 障 害 第3章 搭乗者傷害条項 保険金支払割合 第5級 ① 1眼が失明し、他眼の矯正視力 (注1) が0.1以下になったもの ② 神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、特に軽易な 労務以外の労務に服することができないもの ③ 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外 の労務に服することができないもの ④ 1上肢を手関節以上で失ったもの ⑤ 1下肢を足関節以上で失ったもの ⑥ 1上肢の用を全廃したもの ⑦ 1下肢の用を全廃したもの ⑧ 両足の足指の全部を失ったもの(注4) 59% この表は、第2章人身傷害条項および第3章搭乗者傷害条項に共通のものとして使用します。 なお、第2章人身傷害条項に定める後遺障害については、本表に掲げる保険金支払割合は使用せず、 第2章人身傷害条項第9条(支払保険金の計算)の規定により計算した額を保険金として支払います。 1.介護を要する後遺障害 等 級 介 護 を 要 す る 後 遺 障 害 第3章 搭乗者傷害条項 保険金支払割合 第1級 ① 神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、常に介護を 要するもの ② 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 100% 第2級 ① 神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、随時介護を 要するもの ② 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの 89% ① 両眼の矯正視力(注1)が 0.1 以下になったもの 第6級 2.1.以外の後遺障害 等 級 第1級 後 遺 障 害 ① 両眼が失明したもの ② 咀しゃくおよび言語の機能を廃したもの ③ 両上肢をひじ関節以上で失ったもの ④ 両上肢の用を全廃したもの ⑤ 両下肢をひざ関節以上で失ったもの ⑥ 両下肢の用を全廃したもの 第3章 搭乗者傷害条項 保険金支払割合 100% ① 1眼が失明し、他眼の矯正視力 (注1) が 0.02 以下になったもの 第2級 (注1) が 0.02 以下になったもの ② 両眼の矯正視力 ③ 両上肢を手関節以上で失ったもの ④ 両下肢を足関節以上で失ったもの 第3級 ① 1眼が失明し、他眼の矯正視力 (注1) が 0.06 以下になったもの ② 咀しゃくまたは言語の機能を廃したもの ③ 神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、終身労務に 服することができないもの ④ 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服するこ とができないもの ⑤ 両手の手指の全部を失ったもの (注2) 第4級 (注1) が 0.06 以下になったもの ① 両眼の矯正視力 ② 咀しゃくおよび言語の機能に著しい障害を残すもの ③ 両耳の聴力を全く失ったもの ④ 1上肢をひじ関節以上で失ったもの ⑤ 1下肢をひざ関節以上で失ったもの ⑥ 両手の手指の全部の用を廃したもの (注3) ⑦ 両足をリスフラン関節以上で失ったもの 89% 第7級 78% ② 咀しゃくまたは言語の機能に著しい障害を残すもの ③ 両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない 程度になったもの ④ 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が 40センチメートル以上 の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの ⑤ 脊柱に著しい変形または運動障害を残すもの ⑥ 1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの ⑦ 1下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの ⑧ 1手の5の手指またはおや指を含み4の手指を失ったもの (注2) ① 1眼が失明し、他眼の矯正視力 (注1) が0.6以下になったもの ② 両耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通の話声を 解することができない程度になったもの ③ 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1メートル以上の距離 では普通の話声を解することができない程度になったもの ④ 神経系統の機能または精神に障害を残し、軽易な労務以外の 労務に服することができないもの ⑤ 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服 することができないもの ⑥ 1手のおや指を含み3の手指を失ったもの(注2)またはおや 指以外の4の手指を失ったもの(注2) ⑦ 1手の5の手指またはおや指を含み4の手指の用を廃したも の (注3) ⑧ 1足をリスフラン関節以上で失ったもの ⑨ 1上肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの ⑩ 1下肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの ⑪ 両足の足指の全部の用を廃したもの(注5) ⑫ 女子の外貌に著しい醜状を残すもの ⑬ 両側の睾丸を失ったもの 50% 42% ① 1眼が失明し、または1眼の矯正視力(注1)が0.02以下になっ たもの 69% 第8級 ― B −16 ― ② 脊柱に運動障害を残すもの ③ 1手のおや指を含み2の手指を失ったもの(注2)またはおや 指以外の3の手指を失ったもの(注2) ④ 1手のおや指を含み3の手指の用を廃したもの(注3)または おや指以外の4の手指の用を廃したもの(注3) ⑤ 1下肢を5センチメートル以上短縮したもの ⑥ 1上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの ⑦ 1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの ⑧ 1上肢に偽関節を残すもの ⑨ 1下肢に偽関節を残すもの ⑩ 1足の足指の全部を失ったもの(注4) 34% 等 級 後 遺 障 害 第3章 搭乗者傷害条項 保険金支払割合 等 級 (注1) が 0.6 以下になったもの ① 両眼の矯正視力 ② 1眼の矯正視力 (注1) が 0.06 以下になったもの 第9級 第 10 級 第 11 級 ③ 両眼に半盲症、視野狭窄または視野変状を残すもの ④ 両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの ⑤ 鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの ⑥ 咀しゃくおよび言語の機能に障害を残すもの ⑦ 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解する ことができない程度になったもの ⑧ 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない 程度になり、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話 声を解することが困難である程度になったもの ⑨ 1耳の聴力を全く失ったもの ⑩ 神経系統の機能または精神に障害を残し、服することができ る労務が相当な程度に制限されるもの ⑪ 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が 相当な程度に制限されるもの ⑫ 1手のおや指またはおや指以外の2の手指を失ったもの (注2) ⑬ 1手のおや指を含み2の手指の用を廃したもの(注3) または おや指以外の3の手指の用を廃したもの (注3) ⑭ 1足の第1の足指を含み2以上の足指を失ったもの (注4) ⑮ 1足の足指の全部の用を廃したもの (注5) ⑯ 生殖器に著しい障害を残すもの ① 1眼の矯正視力 (注1) が 0.1 以下になったもの ② 正面を見た場合に複視の症状を残すもの ③ 咀しゃくまたは言語の機能に障害を残すもの ④ 14 歯以上に対し歯科補綴を加えたもの ⑤ 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解する ことが困難である程度になったもの ⑥ 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない 程度になったもの ⑦ 1手のおや指またはおや指以外の2の手指の用を廃したも の(注3) ⑧ 1下肢を3センチメートル以上短縮したもの ⑨ 1足の第1の足指または他の4の足指を失ったもの (注4) ⑩ 1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの ⑪ 1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの ① 両眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの ② 両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの ③ 1眼のまぶたに著しい欠損を残すもの ④ 10 歯以上に対し歯科補綴を加えたもの ⑤ 両耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することが できない程度になったもの ⑥ 1耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通の話声を 解することができない程度になったもの 第 12 級 26% 後 遺 障 害 ① 1眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの ② 1眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの ③ 7歯以上に対し歯科補綴を加えたもの ④ 1耳の耳殻の大部分を欠損したもの ⑤ 鎖骨、胸骨、ろく骨、けんこう骨または骨盤骨に著しい変形 を残すもの ⑥ 1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの ⑦ 1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの ⑧ 長管骨に変形を残すもの ⑨ 1手のこ指を失ったもの(注2) ⑩ 1手のひとさし指、なか指またはくすり指の用を廃したも の(注3) ⑪ 1足の第2の足指を失ったもの(注4)、第2の足指を含み2 の足指を失ったもの(注4)または第3の足指以下の3の足指を 失ったもの(注4) ⑫ 1足の第1の足指または他の4の足指の用を廃したもの(注5) ⑬ 局部に頑固な神経症状を残すもの ⑭ 男子の外貌に著しい醜状を残すもの 第3章 搭乗者傷害条項 保険金支払割合 10% ⑮ 女子の外貌に醜状を残すもの 第 13 級 ① 1眼の矯正視力(注1)が 0.6 以下になったもの ② 正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの ③ 1眼に半盲症、視野狭窄または視野変状を残すもの ④ 両眼のまぶたの一部に欠損を残しまたはまつげはげを残すもの ⑤ 5歯以上に対し歯科補綴を加えたもの ⑥ 1手のこ指の用を廃したもの ⑦ 1手のおや指の指骨の一部を失ったもの(注3) ⑧ 1下肢を1センチメートル以上短縮したもの ⑨ 1足の第3の足指以下の1または2の足指を失ったもの (注4) ⑩ 1足の第2の足指の用を廃したもの(注5)、第2の足指を含 み2の足指の用を廃したもの(注5)または第3の足指以下の3 の足指の用を廃したもの(注5) ⑪ 胸腹部臓器の機能に障害を残すもの 7% 第 14 級 ① 1眼のまぶたの一部に欠損を残しまたはまつげはげを残すもの ② 3歯以上に対し歯科補綴を加えたもの ③ 1耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することが できない程度になったもの ④ 上肢の露出面に手のひらの大きさの醜いあとを残すもの ⑤ 下肢の露出面に手のひらの大きさの醜いあとを残すもの ⑥ 1手のおや指以外の手指の指骨の一部を失ったもの ⑦ 1手のおや指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することが できなくなったもの ⑧ 1足の第3の足指以下の1または2の足指の用を廃したも の(注5) ⑨ 局部に神経症状を残すもの ⑩ 男子の外貌に醜状を残すもの 4% 20% 15% ⑦ 脊柱に変形を残すもの ⑧ 1手のひとさし指、なか指またはくすり指を失ったもの (注2) ⑨ 1足の第1の足指を含み2以上の足指の用を廃したもの (注5) ⑩ 胸腹部臓器の機能に障害を残し、労務の遂行に相当な程度の 支障があるもの ― B −17 ― 別表2 部位・症状別保険金支払額表 頚 部 胸部・腹部︵注1︶ 背部・腰部・臀部 上 肢 ︵手指を除き、肩部を含む。︶ 手 指 下 肢︵足指を除く。︶ 足 指 全 身︵注2︶ 歯 牙 眼 挫創、挫滅創または裂創 顔面部︵眼・歯牙を除く。︶ 打撲、捻挫、捻転、擦過傷また は挫傷 5 5 10 5 5 5 5 5 5 5 15 10 10 10 10 10 10 10 10 30 30 30 20 20 40 40 30 30 筋、腱の断裂 観血手術 (注3) あり 骨折または脱臼 (単位:万円) 頭 部 (注1)視力の測定は万国式試視力表によるものとします。 (注2)手指を失ったものとは、おや指は指節間関節、その他の手指は近位指節間関節以上を失ったも のをいいます。 (注3)手指の用を廃したものとは、手指の末節骨の半分以上を失い、または中手指節関節もしくは近 位指節間関節(おや指にあっては、指節間関節)に著しい運動障害を残すものをいいます。 (注4)足指を失ったものとは、その全部を失ったものをいいます。 (注5)足指の用を廃したものとは、第1の足指は末節骨の半分以上、その他の足指は遠位指節間関節 以上を失ったものまたは中足指節関節もしくは近位指節間関節(第1の足指にあっては、指節 間関節)に著しい運動障害を残すものをいいます。 (注6)各等級の後遺障害に該当しない後遺障害であって、各等級の後遺障害に相当するものは、その 等級の後遺障害とします。 (注7)関節などの説明図 70 45 75 35 50 35 25 60 30 100 70 55 85 45 60 45 35 70 40 100 切断または離断 10 35 35 20 60 20 内出血または血腫 80 神経損傷 80 観血手術 (注3) あり 10 20 70 臓器損傷または眼球の損傷もしく は破裂 55 80 50 熱 傷 5 5 その他 10 5 5 20 20 25 25 100 35 35 25 25 90 5 5 5 5 5 5 5 5 30 5 10 10 5 5 10 10 10 (注1) 胸部・腹部には、胸骨および肋骨を含みます。 (注2) 全身とは、次の①∼⑦までの部位のうち、3部位以上にわたるものをいいます。 ① 頭部 ② 顔面部 ③ 頚部 ④ 胸部・腹部 ⑤ 背部・腰部・臀部 ⑥ 上肢(手指を除き、肩部を含む。) ⑦ 下肢(足指を除く。) (注3) 観血手術とは、医師が治療を直接の目的としてメスなどの器具を用いて患部または必要部位に 切除、摘出などを施すことをいいます。 ― B −18 ― 別表3 自 家 用 バ ス 自 家 用 バ ス 営 業 用 バ ス 営 業 用 バ ス 被保険自動車の入替ができる用途車種区分表 被保険自動車 新たに取得し、もしくは1年以上を期間とする 貸借契約により借り入れる自動車、または被保 険自動車を廃車、譲渡もしくは返還する場合の 所有する自動車 自家用普通乗用車 自家用普通乗用車 自家用小型乗用車 自家用小型乗用車 自家用軽四輪乗用車 自家用軽四輪乗用車 自家用軽四輪貨物車 自家用軽四輪貨物車 自家用小型貨物車 自家用小型貨物車 自家用普通貨物車 自家用普通貨物車 (最大積載量 0.5 トン超2トン以下) 自家用普通貨物車 (最大積載量 0.5 トン以下) 特種用途自動車 (キャンピング車) 営業用乗用車C 営業用乗用車D 営業用乗用車D 営業用軽四輪貨物車 営業用軽四輪貨物車 営業用小型貨物車 営業用小型貨物車 自家用普通貨物車 自家用普通貨物車 営業用普通貨物車 (最大積載量2トン超) 営業用普通貨物車 (最大積載量2トン以下) 営業用軽四輪貨物車 軽 三 輪 自 動 車 自家用小型貨物車 営業用小型貨物車 軽 三 輪 自 動 車 二 輪 自 動 車 二 輪 自 動 車 (キャンピング車) 営業用乗用車C (最大積載量 0.5 トン以下) 自家用軽四輪貨物車 特種用途自動車 営業用乗用車B 自家用普通貨物車 営業用小型貨物車 営業用三輪自動車 (最大積載量 0.5 トン以下) 営業用乗用車A (最大積載量 0.5 トン超2トン以下) 営業用軽四輪貨物車 自家用普通貨物車 営業用乗用車B 自家用普通貨物車 自家用小型貨物車 自家用三輪自動車 営業用三輪自動車 (最大積載量 0.5 トン超2トン以下) 営業用乗用車A (最大積載量2トン超) 自家用軽四輪貨物車 自家用三輪自動車 原動機付自転車 砂利類運送用普通貨物車 砂利類運送用普通貨物車 普通型ダンプカー (最大積載量 2 トン超) 普通型ダンプカー (最大積載量 2 トン以下) (最大積載量2トン超) 自家用普通貨物車 (最大積載量 0.5 トン超2トン以下) 自家用普通貨物車 普通型ダンプカー (最大積載量 2 トン超) 普通型ダンプカー (最大積載量 2 トン以下) 小型ダンプカー 小型ダンプカー 三輪ダンプカー 三輪ダンプカー 特種用途自動車 特種用途自動車 (キャンピング車以外) (キャンピング車以外) A 種 工 作 車 (クレーン・ショベル付) (最大積載量 0.5 トン以下) 営業用普通貨物車 原動機付自転車 A 種 工 作 車 (クレーン・ショベル付以外) A 種 工 作 車 (クレーン・ショベル付) A 種 工 作 車 (クレーン・ショベル付以外) (最大積載量2トン超) 営業用普通貨物車 B 種 (最大積載量2トン以下) ― B −19 ― 工 作 車 B 種 工 作 車 (注1)特種用途自動車(キャンピング車)とは、自動車検査証に記載の用途が特種用途であり、かつ、 車体の形状がキャンピング車である特種用途自動車をいいます。 (注2)営業用乗用車 A とは、東京都の特別区、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市または神戸市に 使用の本拠を有するハイヤーをいいます。 (注3)営業用乗用車 B とは、 営業用乗用車 A と使用の本拠を同じくするタクシーをいいます。ただし、 営業用乗用車 D を除きます。 (注4)営業用乗用車 C とは、営業用乗用車 A、営業用乗用車 B および営業用乗用車 D 以外のハイヤー・ タクシーをいいます。 (注5)営業用乗用車 D とは、一人一車制の個人タクシー事業者の所有するタクシーをいいます。 別表4 短 期 率 表 ウ.診察料 必要かつ妥当な実費とします。 エ.入院料 治療のために必要かつ妥当な実費とします。 オ.投薬料・手術料・処置料等 治療のために必要かつ妥当な実費とします。 カ.通院費、転院費、入院費または退院費 通院費は、傷害の態様等によりタクシー利用が相当とされる場合以外は、電車、バスの料金 とし、自家用車を利用した場合は実費相当額とします。 キ.看護料 原則として、医師がその療養上必要と認めた場合に限り、次の ・ によります。 厚生労働大臣の許可を受けた家政婦会の紹介による家政婦が看護した場合 厚生労働大臣の許可を受けた家政婦会の料金(注)とします。 11 か月まで 10 か月まで か月まで 9か月まで 8か月まで 7か月まで 6か月まで 5か月まで 4か月まで 3か月まで 2か月まで 1か月まで 日まで 7日まで 0日 (注) 食費を含みます。 近親者等が看護した場合 a.入院看護をした場合は、1日につき 4,100 円とします。 既経過期間 b.医師の指示により入院看護にかえて自宅看護をした場合は、1日につき 2,050 円とします。 c.被保険者が 12 歳以下の子供または歩行困難な者で、年齢、傷害の部位・程度等により通 院に付添が必要と認められる場合は、1日につき 2,050 円とします。 ク.諸雑費 短期率 療養に直接必要のある諸物品の購入費または使用料、医師の指示により摂取した栄養物の購 0 10% 15% 25% 35% 45% 55% 65% 70% 75% 80% 85% 90% 95% 100% (一般) 入費、通信費等とし、次の ・ によります。 入院中の諸雑費 短期率 0 1/12 2/12 3/12 4/12 5/12 6/12 7/12 8/12 9/12 10/12 11/12 12/12 入院1日につき 1,100 円とします。 (月割) 通院または自宅療養中の諸雑費 社会通念上必要かつ妥当な実費とします。 ケ.温泉療養費 保険契約者が保険契約を解除する場合における短期率の適用については、下表の定めるところによります。 医師が療養上必要と認め、かつ、その指導の下に医療機関の付属療養所またはこれに準ずる 払込方法 分割払 (注1) 施設において療養する場合の必要かつ妥当な実費とします。 分割払以外 コ.柔道整復等の費用 保険期間 大口分割 (注2) 年払 (注3) 左記以外 正規の免許を有する柔道整復師、あんま・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師が行う施 術の必要かつ妥当な実費とします。 1年超 − 短期率(一般) 短期率(月割) 短期率(月割) サ.義肢等の費用 医師が必要と認めた義肢、歯科補てつ、義眼、眼鏡(注)、補聴器、松葉杖等の用具の制作 1年以内 短期率(一般) − 短期率(月割) 短期率(一般) 等に必要かつ妥当な実費とします。 (注1) 「分割払」とは、この保険契約に適用される特約条項の規定により、保険契約者が保険料を分 (注) コンタクトレンズを含みます。 割して払い込むことをいいます。 に掲げる用具を使用していた者が、傷害に伴いその用具の修繕または再調達をするに (注2) 「大口分割」とは、この保険契約に適用される保険料分割払特約(大口)の規定により、保険 至った場合は、必要かつ妥当な実費とします。 契約者が保険料を分割して払い込むことをいいます。 シ.診断書等の費用 (注3) 「年払」とは、この保険契約に適用される特約条項の規定により、保険契約者が毎年各保険年 必要かつ妥当な実費とします。 度ごとの保険料を払い込むことをいいます。 ③ その他の費用 上記①・②以外の損害については、社会通念上必要かつ妥当な実費とします。 ⑵ 休業損害 別紙 受傷により収入 (注)が減少した場合、減収額に応じて支払うものとし、原則として、次の①∼③ 人身傷害条項損害額基準 のいずれかの算定方法によります。 なお、被保険者が所属または勤務する企業等の損害は対象となりません。 1 傷害による損害 (注) もっぱら被保険者本人の労働の対価として得ているものをいいます。 傷害による損害は、被保険者が被った積極損害、休業損害および精神的損害とします。 なお、臓器の移植に関する法律(平成9年法律第 104 号)第6条(臓器の摘出)の規定によって、 ① 有職者の場合 同条第4項で定める医師により「脳死した者の身体」との判定を受けた後、その身体への処置がされ 次のア.∼エ.のいずれかの算定方法によります。ただし、1日あたりの収入額が 5,700 円を た場合であって、その処置が同法附則第 11 条に定める医療給付関係各法の規定に基づく医療の給付 下回る場合およびその額の立証が困難な場合は、1日につき 5,700 円とします。 としてされたものとみなされる処置 (注) であるときは、その処置に伴い生じた損害を含みます。 なお、休業損害の対象となる日数は、実休業日数を基準とし、被保険者の傷害の態様、実治療 日数等を勘案し、治療期間の範囲内で決定します。 (注)医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の適用があれば、医療の給付としてさ ア.給与所得者 れたものとみなされる処置を含みます。 事故直前3か月間の月例給与等 ⑴ 積極損害 × 休業損害の対象となる日数 ① 救助捜索費 90 日 社会通念上必要かつ妥当な実費とします。 ② 治療関係費 ア.応急手当費 事故直前3か月間の月例給与等は、事故前年の源泉徴収票に記載された年収額を基礎とし 緊急欠くことのできない必要かつ妥当な実費とします。 て、雇用主が作成した休業損害証明書における3か月間の月例給与の合計額(注)により決定 イ.護送費 します。ただし、入社当月等就労期間が短い方が受傷した場合は、雇用契約書等の立証資料 事故発生場所から医療機関までの護送のために必要かつ妥当な実費とします。 に基づき決定します。 15 12 ― B −20 ― 2倍した日数とします。 総日数 (注)−入院基準日数 月例給与等の一部が支給されている場合は、上記金額から休業損害の対象となる日数に対 (注) 治療最終日の属する期間区分において治療最終日までの総日数とします。 応する期間に対して現に支給された金額を差し引きます。 賞与等について、現実に収入の減少が生じた場合は、その減少額を休業損害に含めます。 なお、骨折の傷害を被った部位を固定するために医師の治療により次の ∼ のいずれかに該 役員報酬は、原則として支払の対象となりません。ただし、被保険者本人の労働の対価と 当するギプスを常時装着した場合は、その日数を実通院日数と同様に取り扱います。 みなされる部分がある場合は、その部分を支払の対象とします。 長管骨 (注)の骨折および脊柱の骨折によるギプス イ.商・工・鉱業者、農林漁業者等事業所得者および家族従業者 長管骨 (注)に接続する三大関節部分の骨折で長管骨部分も含めたギプス (事故前1か年間の収入額−必要経費)×寄与率 肋骨または胸骨の骨折による体幹部のギプス × 休業損害の対象となる日数 365 日 (注) 上腕骨、橈骨、尺骨、大腿骨、脛骨および腓骨をいいます。 (注)本給および付加給とします。 事故前1か年間の収入額および必要経費は、事故前年の確定申告書または市町村による課 税証明書等の公的な税務資料により、 被保険者本人について確認された額とします。ただし、 公的な税務資料による立証が困難な場合で、公的な税務資料に準じる資料があるときは、付 表1に定める年齢別平均給与額等を基礎に決定します。 寄与率は、被保険者の収入が、事業収入または同一事業に従事する家族総収入等として計 上されている場合に適用し、その総収入に対する本人の寄与している割合とします。 代替労力を利用した場合は、被保険者本人に収入の減少があったものとみなし、被保険者 本人の休業損害に代えてその代替労力の利用に要した必要かつ妥当な実費を支払います。 ウ.自由業者 ③ 受傷態様係数 被保険者の受傷の態様別に次のいずれかの係数とします。 態様Aの場合 1.0 態様 B の場合 1.1 態様 C の場合 1.25 なお、態様 A、態様 B および態様 C とは、付表2のとおりとします。 ④ 死産または流産の取扱い 事故との因果関係により、妊婦が胎児を死産または流産(注)した場合は、上記とは別に下記の いずれかの金額を支払います。 (注) 人工流産を含みます。 事故前1か年間の収入額(固定費を除く)−必要経費 × 休業損害の対象となる日数 妊娠月数 365 日 金 額 3か月以内 30 万円 自由業者とは、報酬、料金または謝金により生計を営む方であって、開業医、弁護士、プ 4か月以上6か月以内 50 万円 ロスポーツ選手、芸能人、芸術家、保険代理店主、歩合制の外交員、著述業、その他これに 準じる方をいいます。 7か月以上9か月以内 80 万円 事故前1か年間の収入額、必要経費、代替労力については「イ.商・工・鉱業者、農林漁 業者等事業所得者および家族従業者」に準じます。 10 か月以上 120 万円 エ.アルバイト・パートタイマー 「ア.給与所得者」の算定方法に準じます。ただし、休業日数が特定できない場合は、次の 2 後遺障害による損害 方法で休業損害の対象となる日数を算出します。 後遺障害による損害は、逸失利益、精神的損害、将来の介護料およびその他の損害とします。なお、 後遺障害の等級は、別表1によります。 事故直前3か月間の就労日数 ⑴ 逸失利益 × 休業した期間の延べ日数 後遺障害のため、労働能力の全部または一部を喪失したことにより生じた将来の得べかりし利益 90 日 の損失をいい、原則として、次の①・②に従い、次の算式により計算します。 ② 家事従事者の場合 現実に家事に従事できなかった日数に対し、1日につき 5,700 円とします。 なお、休業損害の対象となる日数は、原則として実治療日数とし、被保険者の傷害の態様等を 勘案して治療期間の範囲内で決定します。 ③ 金利生活者、地主、家主、恩給・年金生活者、幼児、学生、生活保護法の被保護者等現に労働 の対価としての収入のない方は、支払の対象となりません。 ⑶ 精神的損害 精神的損害は期間区分ごとに入院、通院の別に次の算式で計算した総合計額とします。 日額 × 対象日数 × 受傷態様係数 ① 日 額 対象日数 入院1日につき、8,400 円 対象日数 通院1日につき、4,200 円 ② 対象日数 期間区分ごとに定める下記のいずれかの割合を入院、通院それぞれの基準日数に乗じて決定し ます。 事故の発生の日から起算して 90 日以内の期間 100% 事故の発生の日から起算して 90 日超 180 日以内の期間 75% 事故の発生の日から起算して 180 日超 270 日以内の期間 45% 事故の発生の日から起算して 270 日超 390 日以内の期間 25% 事故の発生の日から起算して 390 日超の期間 15% なお、基準日数は次のア・イのとおりとします。 ア.入院基準日数 実際に入院治療を受けた日数とします。 イ.通院基準日数 期間区分ごとに次の方法で算出した日数の範囲内で、医師による治療を受けた実通院日数を 収入額 × 労働能力喪失率 × 労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数 ① 被保険者区分別計算方法 ア.家事従事者以外の有職者 次の ・ のいずれか高い額とします。 現実収入額 × 労働能力喪失率 × 労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数 年齢別平均給与額 × 労働能力喪失率 × 労働能力喪失期間に対応する ライプニッツ係数 ただし、年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を下回る場合で、労働能力喪失期間中の各年 の年齢別平均給与額のうち全年齢平均給与額を上回るものがあるときは、年齢別平均給与額に 替えて全年齢平均給与額とします。 イ.家事従事者および 18 歳以上の学生 年齢別平均給与額 × 労働能力喪失率 × 労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数 ただし、年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を下回る場合で、労働能力喪失期間中の各年 の年齢別平均給与額のうち全年齢平均給与額を上回るものがあるときは、年齢別平均給与額に 替えて全年齢平均給与額とします。 ウ.幼児および 18 歳未満の学生 ― B −21 ― 18 歳平均給与額 × 労働能力喪失率 × 労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数 ⑷ その他の損害 ただし、労働能力喪失期間中の各年の年齢別平均給与額のうち全年齢平均給与額を上回るも 上記⑴∼⑶以外の後遺障害による損害は、社会通念上必要かつ妥当な実費とします。 のがある場合は 18 歳平均給与額に替えて全年齢平均給与額とします。 3 死亡による損害 エ.身体・精神に特別異常がなく十分働く意思と能力を有している無職者 死亡による損害は、葬儀費、逸失利益、精神的損害およびその他の損害とします。 ⑴ 葬儀費 年齢別平均給与額 × 労働能力喪失率 × 労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数 60 万円とします。ただし、立証資料等により 60 万円を超えることが明らかな場合は、120 万円を 限度として実費を支払います。 ただし、年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を上回る場合には、年齢別平均給与額に替え ⑵ 逸失利益 て全年齢平均給与額とします。 死亡したことにより生じた将来の得べかりし利益の損失をいい、原則として、次の①・②に従い、 ② 収入額、労働能力喪失率・喪失期間、中間利息控除方法(ライプニッツ係数) 次の算式により計算します。 上記①の算式における収入額、労働能力喪失率、労働能力喪失期間およびライプニッツ係数は、 それぞれ次のア.∼エ.のとおりとします。 (収入額−生活費)× 就労可能年数に対応するライプニッツ係数 ア.収入額 現実収入額は、事故前1か年間または後遺障害確定前1か年間に労働の対価として得た収 ① 被保険者区分別計算方法 入額のいずれか高い額とし、事故前年の確定申告書または市町村による課税証明書等の公的 ア.家事従事者以外の有職者 な税務資料により確認された額とします。ただし、公的な税務資料による立証が困難な場合 次の ・ のいずれか高い額とします。 で、公的な税務資料に準じる資料があるときは、付表1に定める年齢別平均給与額等を基礎 に決定します。 (現実収入額−生活費)× 就労可能年数に対応するライプニッツ係数 年齢別平均給与額、18 歳平均給与額および全年齢平均給与額は、付表1によります。 イ.労働能力喪失率 (年齢別平均給与額−生活費)× 就労可能年数に対応するライプニッツ係数 付表3に定める各等級に対応する労働能力喪失率を基礎に、労働能力に影響を与える障害の 部位・程度、被保険者の年齢・職業、現実の減収額等を勘案し決定します。 ただし、年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を下回る場合で、労働能力喪失期間中の各 ウ.労働能力喪失期間 年の年齢別平均給与額のうち全年齢平均給与額を上回るものがあるときは、年齢別平均給与 労働能力に影響を与える障害の部位・程度、被保険者の年齢・職業、現実の減収額等を勘案 額に替えて全年齢平均給与額とします。 し決定します。 イ.家事従事者および 18 歳以上の学生 エ.ライプニッツ係数 労働能力喪失期間(年数)に対応するライプニッツ係数は、付表4によります。 (年齢別平均給与額−生活費)× 就労可能年数に対応するライプニッツ係数 ⑵ 精神的損害 後遺障害等級別に次の①・②のいずれかの金額とします。 ただし、年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を下回る場合で、労働能力喪失期間中の各年 ① 介護を要する後遺障害 の年齢別平均給与額のうち全年齢平均給与額を上回るものがあるときは、年齢別平均給与額に 第1級 1,900 万円 第2級 1,500 万円 替えて全年齢平均給与額とします。 ② ①以外の後遺障害 ウ.幼児および 18 歳未満の学生 第1級 第2級 第3級 1,900 万円 1,500 万円 1,250 万円 第8級 第9級 第10級 400 万円 300 万円 200 万円 (全年齢平均給与額−生活費)× 就労可能年数に対応するライプニッツ係数 エ.身体・精神に特別異常がなく十分働く意思と能力を有している無職者 第4級 950 万円 第11級 150 万円 第5級 750 万円 第12級 100 万円 第6級 600 万円 第13級 60 万円 第7級 500 万円 第14級 40 万円 ただし、①・②のいずれかの第1級、第2級および第3級に該当する方で、父母、配偶者 (注) 、 子のいずれもいない場合は、第1級 1,400 万円、第2級 1,200 万円、第3級 1,000 万円とします。 (注)配偶者には内縁を含みます。 ⑶ 将来の介護料 後遺障害の症状固定後に生じる介護料および諸雑費とし、原則として、次の①・②に従い、次の 算式により計算します。 介護料 × 介護期間に対応するライプニッツ係数 ① 介護料 ア.別表1の 1 の第1級に該当する後遺障害者の場合 1か月につき 20 万円とします。 イ.別表1の 1 の第2級または別表1の2の第1級、第2級、第3級③・④に該当する後遺障害 者で、かつ、真に介護を要すると認められる場合 1か月につき 10 万円とします。 ② 介護期間、中間利息控除方法(ライプニッツ係数) ア.介護期間 障害の態様、 機能回復の可能性、 医師の診断、 付表5に定める平均余命等を勘案し決定します。 イ.ライプニッツ係数 介護期間(年数)に対応するライプニッツ係数は、付表4によります。 (年齢別平均給与額−生活費)× 就労可能年数に対応するライプニッツ係数 ただし、年齢別平均給与額が全年齢平均給与額を上回る場合には、年齢別平均給与額に替え て全年齢平均給与額とします。 ② 収入額、生活費、就労可能年数、中間利息控除方法(ライプニッツ係数) 上記①の算式における収入額、生活費、就労可能年数およびライプニッツ係数は、それぞれ次 のア.∼エ.のとおりとします。 ア.収入額 現実収入額は、事故前1か年間に労働の対価として得た収入額とし、事故前年の確定申告 書または市町村による課税証明書等の公的な税務資料により確認された額とします。ただし、 公的な税務資料による立証が困難な場合で、公的な税務資料に準じる資料があるときは、付 表1に定める年齢別平均給与額等を基礎に決定します。 なお、給与所得者の定年退職等の事由により現実収入額が減少する蓋然性が高い場合は、 離職後の現実収入額は付表1に定める年齢別平均給与額等を基礎として決定します。 年齢別平均給与額、18 歳平均給与額および全年齢平均給与額は、付表1によります。 イ.生活費 生活費は、被扶養者の人数に応じ、収入額に対する次の ∼ のいずれかの割合とします。 なお、被扶養者とは、被保険者に現実に扶養されていた方をいいます。 被扶養者がない場合 50% 被扶養者が1人の場合 40% 被扶養者が2人の場合 35% 被扶養者が3人以上の場合 30% なお、立証資料等により現実の生活費が上記によって算定した生活費を下回ることが明らか な場合は、その立証された生活費によることができます。 ウ.就労可能年数の認定 就労可能年数は、付表6によります。 エ.ライプニッツ係数 就労可能年数に対応するライプニッツ係数は、付表6によります。 ― B −22 ― ⑶ 精神的損害 被保険者区分別に次の①∼④のいずれかの金額とします。 ① 被保険者が一家の支柱である場合 2,000 万円 ② 被保険者が 18 歳未満である場合 (注) 1,600 万円 ③ 被保険者が高齢者である場合 1,500 万円 ④ 被保険者が上記以外である場合 1,600 万円 付表2 受傷による態様表 態様A 打撲、捻挫、挫傷、擦過傷、皮下血腫、挫創、裂創、裂傷、切創、切傷 (注)有職者を除きます。 ⑷ その他の損害 上記⑴∼⑶以外の死亡による損害は、社会通念上必要かつ妥当な実費とします。 態様B 脱臼、脳震盪、脳浮腫、非開放性骨折(皮下骨折)、骨髄炎、関節炎、椎間板損傷、神経損傷、 (注2) 神経麻痺、筋または腱の断裂 付表1 (注1) 診断書ならびに診療報酬明細書に記載された受傷部位および傷病により判断し、上表のいずれ かの態様を決定します。なお、傷病が2つ以上ある場合は、重い方をもって決定します。 (注2) 「態様 B」に該当する場合で、観血手術を行ったときは「態様 C」とします。 なお、観血手術とは、医師が治療を直接の目的としてメスなどの器具を用いて患部または必要 部位に切除、摘出などを施すことをいいます。 態様C 年齢別平均給与額表(平均月額) 年 齢 男 子 歳 女 子 円 年 齢 円 男 子 歳 女 子 円 開放性骨折、切断、脳挫傷、硬膜外血腫、硬膜下血腫、脳内血腫、脊椎脱臼骨折、脊髄損傷 円 全年齢 平 均 給与額 415,400 275,100 43 478,300 301,000 18 187,400 169,600 44 482,000 298,800 19 199,800 175,800 45 485,600 296,500 20 219,800 193,800 46 489,300 294,300 21 239,800 211,900 47 492,900 292,000 付表3 労働能力喪失率表 1.介護を要する後遺障害 障 害 等 級 労働能力喪失率 第1級 第2級 100 / 100 100 / 100 22 259,800 230,000 48 495,500 291,800 23 272,800 238,700 49 498,100 291,700 24 285,900 247,400 50 500,700 291,600 25 298,900 256,000 51 503,300 291,400 障 害 等 級 労働能力喪失率 26 312,000 264,700 52 505,800 291,300 27 325,000 273,400 53 500,700 288,500 28 337,300 278,800 54 495,500 285,600 29 349,600 284,100 55 490,300 282,800 30 361,800 289,400 56 485,200 280,000 31 374,100 294,700 57 480,000 277,200 32 386,400 300,100 58 455,400 269,000 33 398,000 301,900 59 430,900 260,900 34 409,600 303,700 60 406,300 252,700 第1級 第2級 第3級 第4級 第5級 第6級 第7級 第8級 第9級 第 10 級 第 11 級 第 12 級 第 13 級 第 14 級 100 / 100 100 / 100 100 / 100 92 / 100 79 / 100 67 / 100 56 / 100 45 / 100 35 / 100 27 / 100 20 / 100 14 / 100 9 / 100 5 / 100 35 421,300 305,500 61 381,700 244,500 36 432,900 307,300 62 357,200 236,400 37 444,500 309,100 63 350,100 236,400 38 450,500 307,900 64 343,000 236,400 39 456,600 306,800 65 336,000 236,500 40 462,600 305,600 66 328,900 236,500 41 468,600 304,500 67 321,800 236,500 42 474,700 303,300 68∼ 314,800 236,600 2. 1.以外の後遺障害 ― B −23 ― 付表4 付表5 ライプニッツ係数表 期 間 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 ライプニッツ係数 0.9523 1.8594 2.7232 3.5459 4.3294 5.0756 5.7863 6.4632 7.1078 7.7217 8.3064 8.8632 9.3935 9.8986 10.3796 10.8377 11.2740 11.6895 12.0853 12.4622 12.8211 13.1630 13.4885 13.7986 14.0939 14.3751 14.6430 14.8981 15.1410 15.3724 15.5928 15.8026 16.0025 16.1929 期 間 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 第 18 回生命表による平均余命 ライプニッツ係数 16.3741 16.5468 16.7112 16.8678 17.0170 17.1590 17.2943 17.4232 17.5459 17.6627 17.7740 17.8800 17.9810 18.0771 18.1687 18.2559 18.3389 18.4180 18.4934 18.5651 18.6334 18.6985 18.7605 18.8195 18.8757 18.9292 18.9802 19.0288 19.0750 19.1191 19.1610 19.2010 19.2390 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 (注)幼児・18 歳未満の学生および身体・精神に特別異常がなく十分働く意思と能力を有している無 職者の後遺障害による逸失利益を算定するに当たり、労働能力喪失期間の終期が 18 歳を超える 場合の係数は、終期までの年数に対応する係数から就労の始期とみなす年齢(18 歳とします。) までの年数に対応する係数を差し引いて算出します。 (例)10 歳、労働能力喪失期間 20 年の場合 12.4622(20 年の係数)− 6.4632(8年の係数)= 5.9990 男 女 男 女 男 女 0歳 76.38 82.85 10 歳 66.94 73.34 20 歳 57.16 63.46 30 歳 47.55 53.65 40 歳 37.96 43.91 50 歳 28.75 34.43 60 歳 20.28 25.31 70 歳 12.97 16.76 80 歳 7.13 9.47 90 歳 3.58 4.64 100 歳 1.92 2.51 110 歳 1.09 1.57 1歳 75.73 82.17 11 歳 65.95 72.35 21 歳 56.21 62.48 31 歳 46.59 52.67 41 歳 37.02 42.95 51 歳 27.87 33.50 61 歳 19.49 24.42 71 歳 12.30 15.95 81 歳 6.67 8.86 91 歳 3.35 4.33 101 歳 1.81 2.38 111 歳 2歳 74.78 81.21 12 歳 64.97 71.36 22 歳 55.25 61.50 32 歳 45.62 51.69 42 歳 36.08 41.99 52 歳 26.99 32.58 62 歳 18.72 23.54 72 歳 11.65 15.16 82 歳 6.23 8.27 92 歳 3.14 4.04 102 歳 1.71 2.26 3歳 73.82 80.25 13 歳 63.98 70.37 23 歳 54.29 60.52 33 歳 44.66 50.72 43 歳 35.14 41.03 53 歳 26.12 31.65 63 歳 17.96 22.67 73 歳 11.02 14.38 83 歳 5.81 7.71 93 歳 2.95 3.78 103 歳 1.61 2.16 1.50 (例) 1.10 歳男性の平均余命年数は 66.94 年 2.40 歳女性の平均余命年数は 43.91 年 ― B −24 ― 4歳 72.85 79.27 14 歳 62.99 69.38 24 歳 53.33 59.54 34 歳 43.70 49.74 44 歳 34.21 40.07 54 歳 25.26 30.74 64 歳 17.21 21.80 74 歳 10.40 13.62 84 歳 5.42 7.17 94 歳 2.77 3.54 104 歳 1.52 2.05 5歳 71.87 78.29 15 歳 62.00 68.39 25 歳 52.37 58.56 35 歳 42.74 48.77 45 歳 33.28 39.12 55 歳 24.41 29.82 65 歳 16.48 20.94 75 歳 9.81 12.88 85 歳 5.05 6.67 95 歳 2.60 3.33 105 歳 1.44 1.96 6歳 70.88 77.30 16 歳 61.02 67.40 26 歳 51.40 57.57 36 歳 41.78 47.79 46 歳 32.36 38.18 56 歳 23.56 28.91 66 歳 15.76 20.09 76 歳 9.23 12.16 86 歳 4.71 6.20 96 歳 2.44 3.14 106 歳 1.36 1.87 7歳 69.90 76.31 17 歳 60.05 66.42 27 歳 50.44 56.59 37 歳 40.82 46.82 47 歳 31.45 37.23 57 歳 22.72 28.00 67 歳 15.04 19.24 77 歳 8.67 11.45 87 歳 4.40 5.77 97 歳 2.30 2.96 107 歳 1.28 1.79 (単位:年) 8歳 9歳 68.92 67.93 75.33 74.34 18 歳 19 歳 59.08 58.12 65.43 64.45 28 歳 29 歳 49.48 48.51 55.61 54.63 38 歳 39 歳 39.87 38.91 45.85 44.88 48 歳 49 歳 30.55 29.65 36.30 35.36 58 歳 59 歳 21.89 21.08 27.10 26.20 68 歳 69 歳 14.34 13.65 18.40 17.58 78 歳 79 歳 8.14 7.62 10.77 10.11 88 歳 89 歳 4.11 3.84 5.36 4.99 98 歳 99 歳 2.16 2.04 2.80 2.65 108 歳 109 歳 1.21 1.15 1.71 1.64 2.18 歳以上の者に適用する表 付表6 死亡時の年齢別就労可能年数およびライプニッツ係数表 1.18 歳未満の者に適用する表 年齢 幼児・学生および身体・精神に特別異 常がなく十分働く意思と能力を有して いる無職者 就 労 可 能年数 歳 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 ライプニッツ係数 年 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 有 職 者 年齢 7.5495 7.9279 8.3233 8.7394 9.1765 9.6352 10.1170 10.6239 11.1541 11.7117 12.2973 12.9121 13.5578 14.2356 14.9474 15.6949 16.4796 17.3035 就 労 可 能 年 数 歳 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 ライプニッツ係数 年 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 19.2361 19.2010 19.1611 19.1191 19.0751 19.0288 18.9803 18.9293 18.8758 18.8195 18.7605 18.6985 18.6335 18.5651 18.4934 18.4181 18.3390 18.2559 (注)幼児・18 歳未満の学生および身体・精神に特別異常がなく十分働く意思と能力を有している無 職者(有職者・家事従事者、18 歳以上の学生以外)における就労可能年数およびライプニッツ 係数は、次の(例)に準じて算出します。 (例)3歳の幼児の場合 ① 就労の終期(67 歳)までの年数 64 年(67 年−3年)に対応する係数 19.1191 ② 就労の始期(18 歳)までの年数 15 年(18 年−3年)に対応する係数 10.3797 ③ 就労可能年数 49 年(64 年− 15 年) ④ 適用する係数 8.7394(19.1191 − 10.3797) 年齢 歳 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 ― B −25 ― 就労可能年数 年 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 13 12 12 ライプニッツ係数 18.1687 18.0772 17.9810 17.8801 17.7741 17.6628 17.5459 17.4232 17.2944 17.1591 17.0170 16.8679 16.7113 16.5469 16.3742 16.1929 16.0025 15.8027 15.5928 15.3725 15.1411 14.8981 14.6430 14.3752 14.0939 13.7986 13.4886 13.1630 12.8212 12.4622 12.0853 11.6896 11.2741 10.8378 10.3797 9.8986 9.3936 9.3936 8.8633 8.8633 年齢 歳 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98・99 100 ∼ 就労可能年数 年 11 11 11 10 10 9 9 9 8 8 8 7 7 6 6 6 6 5 5 5 4 4 4 4 4 3 3 3 3 3 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 ライプニッツ係数 8.3064 8.3064 8.3064 7.7217 7.7217 7.1078 7.1078 7.1078 6.4632 6.4632 6.4632 5.7864 5.7864 5.0757 5.0757 5.0757 5.0757 4.3295 4.3295 4.3295 3.5460 3.5460 3.5460 3.5460 3.5460 2.7232 2.7232 2.7232 2.7232 2.7232 2.7232 1.8594 1.8594 1.8594 1.8594 1.8594 1.8594 1.8594 1.8594 1.8594 1.8594 0.9524 特 約 用 語 し " 運転者限定に関する特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 新規運転免許取得者 定 義 被保険自動車を運転することができる運転免許を新たに取得(注)した 者をいいます。 (注)失効または取り消し後における再取得の場合を除きます。 (50 音順) 定 義 き 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 名被保険者をいいます。 け 限定運転者 保険証券の運転者の範囲に記載されている者をいいます。 し 自動車取扱業者 う 運転免許 道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 84 条(運転免許)第1項に 規定する運転免許をいい、仮運転免許を除きます。 き 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 名被保険者をいいます。 た 他の自動車 他車運転危険補償特約に規定する他の自動車をいいます。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 みます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 め 免許取得日 運転免許証に記載されている免許の年月日をいいます。 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら 第2条(この特約の適用条件) の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 第3条(運転者の年齢に該当しない者が運転している間に生じた事故の取扱い) ⑴ 当会社は、この特約により、保険証券記載の運転者の年齢に該当しない者が被保険自動車を運転 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 している間に生じた事故による損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。ただし、次の ①・②のいずれかに該当する事故による損害または傷害を除きます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。ただし、この特約が保険期間の ① 被保険自動車が盗難にあった時から発見されるまでの間にその被保険自動車について生じた事 中途で付帯された場合は、特約が付帯された日から保険期間末日まで 故 をいいます。 ② 自動車取扱業者が業務として受託した被保険自動車を使用または管理している間にその被保険 自動車について生じた普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する対人事 第2条(この特約の適用条件) 故および対物事故 この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 ⑵ この保険契約に車両危険限定補償特約 (A)が適用されている場合には、同特約に定める損害に 第3条(限定運転者以外の者が運転している間に生じた事故の取扱い) 対しては、当会社は、この特約を適用しません。 当会社は、この特約により、限定運転者以外の者が被保険自動車を運転している間に生じた事故に 第4条(新規運転免許取得者に対する自動補償) よる損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。ただし、次の①・②のいずれかに該当する 当会社は、前条⑴の規定により当会社に支払責任が発生しない事故が生じた場合であって、かつ、 事故による損害または傷害については除きます。 次の①∼③の条件をいずれも満たしているときは、その事故により生じた損害に対しては、当会社が ① 被保険自動車が盗難にあった時から発見されるまでの間にその被保険自動車について生じた事 ③の請求を承認していたものとみなして普通保険約款第1章賠償責任条項、第5章基本条項および被 故 保険自動車について適用される特約のうち、被保険者が損害賠償責任を負担することによって被る損 ② 自動車取扱業者が業務として受託した被保険自動車を使用または管理している間にその被保険 害に対して保険金を支払う場合に適用される特約を適用します。 自動車について生じた普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する対人事 ① 事故発生の時において、被保険自動車または他の自動車を運転していた者が次のア.∼エ.の 故および対物事故 いずれかに該当する者であり、かつ、新規運転免許取得者であること。 ア.記名被保険者 第4条(限定運転者であった者が運転している間に生じた事故に関する特則) 限定運転者に該当しない者が被保険自動車を運転している間に生じた事故による損害または傷害で イ.記名被保険者の配偶者 あっても、次の①・②の条件を満たす場合に限り、前条の規定を適用しません。 ウ.記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ① 保険期間の初日において限定運転者に該当していた者が被保険自動車を運転していた間に生じ エ.記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 た事故による損害または傷害であること。ただし、限定運転者に該当していた事実について当会 ② 事故の発生の日が、①の新規運転免許取得者の免許取得日の翌日から起算して 30 日以内であ ること。 社が確認できる公的資料等の提出を、保険契約者または記名被保険者が行った場合に限ります。 ② 限定運転者に該当しなくなった事実の発生日 (注)に保険契約の条件の変更があったものとし ③ ①の新規運転免許取得者の免許取得日の翌日から起算して 30 日以内に、保険契約者が書面に て、保険契約者が当会社の請求する追加保険料を払い込んでいること。 よりこの特約の運転者の年齢の変更または削除の承認の請求を行い、当会社がこれを受領するこ と。 (注)公的資料等によりその事実の発生日が特定できない場合は、保険期間の初日とします。 第5条(追加保険料の請求) ⑴ 前条の場合には、当会社は、保険契約条件を変更する前の保険料と保険契約条件を変更した後の # 運転者の年齢に関する特約 保険料の差に基づき計算した追加保険料を請求します。 ⑵ ⑴の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ 第1条(用語の定義) の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害に対しては、前条に この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50 音順) 規定する承認の請求がなかったものとして、普通保険約款および被保険自動車について適用される 他の特約に従い、保険金を支払います。 用 語 定 義 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 $ 臨時運転者特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 き ― B −26 ― 記名被保険者 (50 音順) 定 義 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 名被保険者をいいます。 し は 用 語 定 義 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 配偶者 用 語 ほ 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 みます。 定 義 保険金 死亡保険金、後遺障害保険金、介護費用保険金または医療保険金をい います。 保有者 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)第2条(定義)第3 項に定める保有者をいいます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、この保険契約に対人賠償保険が締結されており、かつ、普通保険約款第2章人身傷害 条項の適用がない場合に適用されます。 第3条(保険金を支払う場合) 第2条(この特約の適用条件) ⑴ 当会社は、被保険者が次の①・②のいずれかに該当する急激かつ偶然な外来の事故により身体に この特約は、次の①・②に定める条件をいずれも満たしている場合で、かつ、保険証券にこの特約 傷害を被り、かつ、それによってその被保険者に生じた損害に対して自動車損害賠償保障法(昭 を適用する旨記載されているときに適用されます。 和 30 年法律第 97 号)第3条(自動車損害賠償責任)に基づく損害賠償請求権が発生しない場合は、 ① 普通保険約款第1章賠償責任条項の適用があり、かつ、記名被保険者が個人であること。 その傷害に対して、この特約に従い、保険金を支払います。 ② 運転者の年齢に関する特約が適用されていること。 ① 被保険自動車の運行に起因する事故 第3条(運転者の年齢に関する特約の不適用) ② 被保険自動車の運行中の、飛来中もしくは落下中の他物との衝突、火災、爆発または被保険自 当会社は、この特約により、次の①∼⑤のいずれにも該当しない者が被保険自動車を運転中の事故 動車の落下。ただし、被保険者が被保険自動車の正規の乗車装置またはその装置のある室内(注) に対しては、運転者の年齢に関する特約の規定を適用しません。 に搭乗中である場合に限ります。 ① 記名被保険者 (注) 隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 ② 記名被保険者の配偶者 ⑵ ⑴の傷害にはガス中毒を含みます。 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ⑶ ⑴の傷害には、次の①・②のものを含みません。 ④ ①∼③のいずれかに該当する者の業務 (注) に従事中の使用人 ① 日射、熱射または精神的衝動による障害 ⑤ 自動車取扱業者。ただし、被保険自動車を業務 (注) として受託した場合に限ります。 ② 被保険者が症状を訴えている場合であってもそれを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないも (注)家事を除きます。 の 第4条(保険金を支払わない場合−その1) % 自損事故傷害補償特約 ⑴ 当会社は、次の①∼⑤のいずれかに該当する傷害に対しては、保険金を支払いません。 第1条(用語の定義) ① 被保険者の故意または重大な過失によって生じた傷害 ② 被保険者が法令に定められた運転資格を持たないで被保険自動車を運転している場合、道路交 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反した酒気 (50 音順) 帯び運転もしくはこれに相当する状態で被保険自動車を運転している場合、または麻薬、大麻、 用 語 定 義 あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれがある状態で被保険自 動車を運転している場合に生じた傷害 い 医学的他覚所見 理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等により認められる ③ 被保険者が、被保険自動車の使用について、正当な権利を有する者の承諾を得ないで被保険自 異常所見をいいます。 動車に搭乗中に生じた傷害 ④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によって生じた傷害 う 運転者 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)第2条(定義)第4 ⑤ 被保険自動車を空港(注)内で使用している間に生じた事故による傷害 項に定める運転者をいいます。 飛行場およびヘリポートを含みます。 こ 後遺障害 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者の身体に残 (注) された症状が将来においても回復できない機能の重大な障害に至った ⑵ 傷害が保険金を受け取るべき者の故意または重大な過失によって生じた場合は、当会社は、その ものまたは身体の一部の欠損をいいます。 者の受け取るべき金額については、保険金を支払いません。 ⑶ 当会社は、平常の生活または平常の業務に支障のない程度の微傷に起因する創傷感染症(注)に対 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 しては、保険金を支払いません。 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら (注) 丹毒、淋巴腺炎、敗血症、破傷風等をいいます。 の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 第5条(保険金を支払わない場合−その2) 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 ⑴ 当会社は、次の①∼⑥のいずれかに該当する事由によって生じた傷害に対しては、保険金を支払 た 他の保険契約等 第3条(保険金を支払う場合)の全部または一部に対して支払責任が いません。 同じである他の保険契約または共済契約をいいます。 ① 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 動 (注1) ち 治療 医師による治療をいいます。ただし、被保険者が医師である場合は、 ② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 被保険者以外の医師による治療をいいます。 ③ 核燃料物質 (注2)もしくは核燃料物質(注2)によって汚染された物(注3)の放射性、爆発性そ の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 つ 通院 治療が必要な場合において、病院もしくは診療所に通い、または往診 ④ ③に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 により、治療を受けることをいいます。 ⑤ ①∼④の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 に 入院 治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なため、病院また ⑥ 被保険自動車を競技、曲技(注4)もしくは試験のために使用すること、または被保険自動車を は診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念することをい 競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注5)すること。 います。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ― B −27 ― (注1)群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 (注2)使用済燃料を含みます。 (注3)原子核分裂生成物を含みます。 (注4)競技または曲技のための練習を含みます。 (注5)救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 平常の業務に従事することができる程度になおった日までの治療日数に対し、次の算式によって算 出した額を医療保険金として被保険者に支払います。 ① 入院した場合 医療保険金の額 = 6,000 円 × 入院日数 ② 通院した場合 ⑵ 当会社は、自動車取扱業者が被保険自動車を業務として受託している間に、被保険者に生じた傷 医療保険金の額 = 4,000 円 × 通院日数(注) 害に対しては、保険金を支払いません。 第6条(被保険者の範囲) ⑴ この特約における被保険者は、次の①∼③のいずれかに該当する者とします。 (注) ①に該当する日数を除きます。 ① 被保険自動車の保有者 ② 被保険自動車の運転者 ⑵ ⑴の治療日数には、臓器の移植に関する法律(平成9年法律第 104 号)第6条(臓器の摘出)の ③ ①・②以外の者で、被保険自動車の正規の乗車装置またはその装置のある室内 (注) に搭乗中の 規定によって、同条第4項で定める医師により「脳死した者の身体」との判定を受けた後、その身 者 体への処置がされた場合であって、その処置が同法附則第 11 条に定める医療給付関係各法の規定 に基づく医療の給付としてされたものとみなされる処置(注)であるときには、その処置日数を含み (注)隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 ます。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、極めて異常かつ危険な方法で被保険自動車に搭乗中の者は被保険者に含 (注) 医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の適用があれば、医療の給付としてさ みません。 れたものとみなされる処置を含みます。 第7条(個別適用) この特約の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用します。 ⑶ ⑴の医療保険金の額は、1回の事故につき、100 万円を限度とします。 第8条(死亡保険金の支払) ⑷ 被保険者が医療保険金の支払を受けられる期間中にさらに医療保険金の支払を受けられる傷害を ⑴ 当会社は、被保険者が第3条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果として死亡 被った場合においても、当会社は、重複しては医療保険金を支払いません。 した場合は、1,500 万円 (注) を死亡保険金として被保険者の法定相続人に支払います。 第 12 条(他の身体の障害または疾病の影響) ⑴ 被保険者が第3条(保険金を支払う場合)の傷害を被った時既に存在していた身体の障害もしく (注)1回の事故につき、被保険者に対し既に支払った後遺障害保険金がある場合は、1,500 万円から は疾病の影響により、または同条の傷害を被った後にその原因となった事故と関係なく発生した傷 既に支払った金額を控除した残額とします。 害もしくは疾病の影響により同条の傷害が重大となった場合は、当会社は、その影響がなかったと ⑵ ⑴の被保険者の法定相続人が2名以上である場合は、当会社は、法定相続分の割合により死亡保 きに相当する金額を支払います。 ⑵ 正当な理由がなく被保険者が治療を怠ったこと、または保険契約者もしくは保険金を受け取るべ 険金を被保険者の法定相続人に支払います。 き者が治療をさせなかったことにより、第3条(保険金を支払う場合)の傷害が重大となった場合 第9条(後遺障害保険金の支払) ⑴ 当会社は、被保険者が第3条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果として、普 も、⑴と同様の方法で支払います。 通保険約款別表1の 1 または別表1の2に掲げる後遺障害が生じた場合は、該当する等級に応じ、 第 13 条(当会社の責任限度額等) この特約の別表に定める金額を後遺障害保険金として被保険者に支払います。 ⑴ 1回の事故につき、当会社が支払うべき死亡保険金の額は、第8条(死亡保険金の支払)の規定 による額とし、かつ、1,500 万円を限度とします。 ⑵ 普通保険約款別表1の 1 または別表1の2の各等級に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害で あっても、各等級の後遺障害に相当すると認められるものについては、身体の障害の程度に応じ、 ⑵ 1回の事故につき、当会社が支払うべき後遺障害保険金の額は、第9条(後遺障害保険金の支払) それぞれその相当する等級の後遺障害に該当したものとみなします。 および前条の規定による額とし、かつ、2,000 万円を限度とします。 ⑶ 同一事故により、普通保険約款別表1の2に掲げる2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会 ⑶ 当会社は、 ⑴・⑵に定める死亡保険金および後遺障害保険金のほか、1回の事故につき、第 10 条(介 社は、次の①∼④のいずれかの額を後遺障害保険金として支払います。 護費用保険金の支払)および前条の規定による介護費用保険金ならびに第 11 条(医療保険金の支払) および前条の規定による医療保険金を支払います。 ① 第1級から第5級までに掲げる後遺障害が2種以上ある場合は、重い後遺障害に該当する等級 第 14 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額) の3級上位の等級に定める金額 ② ①以外の場合で、第1級から第8級までに掲げる後遺障害が2種以上あるときは、重い後遺障 ⑴ 他の保険契約等がある場合であっても、当会社は、この特約により支払うべき保険金の額を支払 います。 害に該当する等級の2級上位の等級に定める金額 ③ ①・②以外の場合で、第1級から第 13 級までに掲げる後遺障害が2種以上あるときは、重い ⑵ ⑴の規定にかかわらず、他の自損事故保険等により優先して保険金もしくは共済金が支払われる 場合または既に保険金もしくは共済金が支払われている場合には、当会社は、それらの額の合計額 後遺障害に該当する等級の1級上位の等級に定める金額。ただし、それぞれの金額の合計額が上 を、 保険金または共済金のうち最も高い額(注)から差し引いた額に対してのみ保険金を支払います。 記の金額に達しない場合は、その合計額とします。 ④ ①∼③以外の場合は、重い後遺障害に該当する等級に対する保険金支払割合 この場合において、第3条(保険金を支払う場合)①の保険金を次の①∼③に区分して算出するも のとします。 ⑷ 既に後遺障害のある被保険者が第3条(保険金を支払う場合)の傷害を受けたことによって、同 一部位について後遺障害の程度を加重した場合は、次の算式によって算出した額を後遺障害保険金 ① 介護費用保険金 として支払います。 ② 医療保険金 ③ 死亡保険金および後遺障害保険金 普通保険約款別表1の1または別 普通保険約款別表1の1または別 (注) それぞれの保険契約または共済契約において、他の保険契約がないものとして算出した支払うべ 後遺障害保険金の額 = 表1の2に掲げる加重後の後遺障 − 表1の2に掲げる既にあった後遺 き保険金または共済金のうち最も高い額をいいます。 害に該当する等級に定める金額 障害に該当する等級に定める金額 第 15 条(保険金の請求) 当会社に対する保険金請求権は、次の①∼④の時から、それぞれ発生し、これを行使することがで 第 10 条(介護費用保険金の支払) きるものとします。 ⑴ 当会社は、被保険者が第3条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果として、こ ① 死亡保険金については、被保険者が死亡した時 の特約の別表の2の第1級もしくは第2級に掲げる金額の支払われるベき後遺障害または普通保険 ② 後遺障害保険金については、被保険者に後遺障害が生じた時 約款別表1の2の第3級③もしくは④に掲げる後遺障害が生じ、かつ、介護を必要とすると認めら ③ 介護費用保険金については、被保険者に後遺障害が生じた時。ただし、事故の発生の日からそ れる場合は、200 万円を介護費用保険金として被保険者に支払います。 の日を含めて 30 日を経過した時以後とします。 ⑵ 当会社は、⑴の規定にかかわらず、被保険者が事故の発生の日からその日を含めて 30 日以内に ④ 医療保険金については、被保険者が平常の生活もしくは平常の業務に従事することができる程 死亡した場合は、介護費用保険金を支払いません。 度になおった時または事故の発生の日からその日を含めて 160 日を経過した時のいずれか早い時 第 11 条(医療保険金の支払) 第 16 条(代位) ⑴ 当会社は、被保険者が第3条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果として、生 当会社が保険金を支払った場合であっても、被保険者またはその法定相続人がその傷害について第 活機能または業務能力の滅失または減少をきたし、かつ、治療を要した場合は、平常の生活または 三者に対して有する損害賠償請求権は、当会社に移転しません。 ― B −28 ― 第 17 条(普通保険約款の準用) この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款第5章基本条項の 規定を準用します。この場合において、同条項の規定中、下表に掲げる字句は、同表のとおり読み替 えるものとします。 規 定 し 用 語 定 義 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 読み替え対象の字句 第2章人身傷害条項、 → 第1条(用語の定義)に規定する保険金 第1章賠償責任条項、 第3章搭乗者傷害条項または第4章車両条項 この特約 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく責任保険ま たは責任共済をいいます。 第 25 条(当会社の指定する医師が作成 人身傷害または搭乗者傷害 した診断書等の要求)⑴ この特約 所有権留保条項付売買 契約 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 をいいます。 対人賠償保険等 自動車の所有、使用または管理に起因して他人の生命または身体を害 することにより、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る 損害に対して保険金または共済金を支払う保険契約または共済契約で 自賠責保険等以外のものをいいます。 他の保険契約等 第3条(保険金を支払う場合)の全部または一部に対して支払責任が 同じである他の保険契約または共済契約をいいます。 ち 治療 医師による治療をいいます。ただし、被保険者が医師である場合は、 被保険者以外の医師による治療をいいます。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 みます。 賠償義務者 無保険自動車の所有、使用または管理に起因して被保険者の生命また は身体を害することにより、被保険者またはその父母、配偶者もしく は子が被る損害に対して法律上の損害賠償責任を負担する者をいいま す。 → 別 表 た 後遺障害等級別保険金支払額表 1.介護を要する後遺障害 第1級 2,000 万円 第2級 1,500 万円 2.1.以外の後遺障害 第1級 1,500 万円 第8級 470 万円 第2級 1,295 万円 第9級 365 万円 第3級 1,110 万円 第 10 級 280 万円 第4級 960 万円 第 11 級 210 万円 第5級 825 万円 第 12 級 145 万円 第6級 700 万円 第 13 級 95 万円 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 第7級 585 万円 第 14 級 50 万円 ほ 保険金請求権者 無保険車事故によって損害を被った次の①・②のいずれかに該当する 者をいいます。 ① 被保険者(注) ② 被保険者の父母、配偶者または子 & 自損事故傷害補償対象外特約 (注)被保険者が死亡した場合は、その法定相続人とします。 第1条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第2条(自損事故傷害危険の補償対象外) 当会社は、この特約により、自損事故傷害補償特約の規定は適用しません。 ' 無保険車傷害補償特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 あ 相手自動車 み 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 む 無保険自動車 相手自動車で、次の①∼③のいずれかの場合に該当すると認められる 自動車をいい、相手自動車が明らかでないと認められる場合は、その 自動車を無保険自動車とみなします。ただし、相手自動車が2台以上 ある場合には、それぞれの相手自動車について適用される対人賠償保 険等の保険金額または共済金額の合計額(注1)が、この保険証券記載 の保険金額に達しないと認められるときに限り、それぞれの相手自動 車を無保険自動車とみなします。 ① その自動車について適用される対人賠償保険等がない場合 ② その自動車について適用される対人賠償保険等によって、被保 険者またはその父母、配偶者もしくは子が被る損害について、法 律上の損害賠償責任を負担する者が、その責任を負担することに よって被る損害に対して保険金または共済金の支払を全く受ける ことができない場合 ③ その自動車について適用される対人賠償保険等の保険金額また は共済金額(注2)が、この保険証券記載の保険金額に達しない場 合 (50 音順) 定 義 被保険自動車以外の自動車であって被保険者の生命または身体を害し た自動車をいいます。ただし、被保険者が所有する自動車 (注) および 日本国外にある自動車を除きます。 (注) 所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1年 以上を期間とする貸借契約により借り入れた自動車を含みま す。 い 医学的他覚所見 理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等により認められる 異常所見をいいます。 こ 後遺障害 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者の身体に残 された症状が将来においても回復できない機能の重大な障害に至った ものまたは身体の一部の欠損をいいます。 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 ― B −29 ― (注1)③に該当するもの以外の相手自動車については、保険金額ま たは共済金額がないものとして計算します。 (注2)対人賠償保険等が2以上ある場合は、それぞれの保険金額ま たは共済金額の合計額とします。 用 語 む 無保険車事故 定 義 無保険自動車の所有、使用または管理に起因して、被保険者の生命が 害されること、または身体が害されその直接の結果として普通保険約 款別表1の 1 または別表1の2に掲げる後遺障害(注)もしくは身体の 障害の程度に応じて同表の後遺障害に相当すると認められる後遺障害 (注) が生じることをいいます。 ⑤ ④に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 ⑥ ①∼⑤の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 (注1) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 (注2) 使用済燃料を含みます。 (注3) 原子核分裂生成物を含みます。 第6条(保険金を支払わない場合−その3) ⑴ 当会社は、 次の①∼③のいずれかに該当する者が賠償義務者である場合は保険金を支払いません。 ただし、これらの者以外に賠償義務者がある場合を除きます。 ① 被保険者の父母、配偶者または子 ② 被保険者の使用者。ただし、被保険者がその使用者の業務(注)に従事している場合に限ります。 第2条(この特約の適用条件) ③ 被保険者の使用者の業務(注)に無保険自動車を使用している他の使用人。ただし、被保険者が ⑴ この特約は、この保険契約に対人賠償保険が締結されており、かつ、次の①・②のいずれかに該 その使用者の業務 (注)に従事している場合に限ります。 当する場合に、保険金請求権者の請求に基づいて適用されます。 (注) 家事を除きます。 ① 普通保険約款第2章人身傷害条項が適用されない場合 ⑵ 当会社は、被保険者の父母、配偶者または子の運転する無保険自動車によって被保険者の生命ま ② 普通保険約款第2章人身傷害条項により支払われるべき保険金の額 (注1) が、この特約により たは身体が害された場合は保険金を支払いません。ただし、無保険自動車が2台以上ある場合で、 支払われるべき保険金の額および自賠責保険等によって支払われる金額 (注2) の合計額を下回る これらの者または⑴ ②もしくは③に定める者以外の者が運転する他の無保険自動車があるときを 場合 除きます。 (注1)普通保険約款第2章人身傷害条項第1条(用語の定義)に規定する他の保険契約等がある場合 ⑶ 被保険自動車について適用される対人賠償保険等によって、被保険者またはその父母、配偶者も には、同条項第9条(支払保険金の計算)の規定により算出した当会社の支払うべき保険金の しくは子が被る損害について法律上の損害賠償責任を負担する者が、その責任を負担することに 額とします。 よって被る損害に対して保険金または共済金の支払を受けることができる場合(注)には、当会社は、 (注2)自賠責保険等がない場合、または自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく自 保険金を支払いません。 動車損害賠償保障事業により支払われる金額がある場合は、自賠責保険等によって支払われる (注) 保険金請求権者が対人賠償保険等によって損害賠償額の支払を直接受けることができる場合を含 金額に相当する金額とします。 みます。 ⑵ ⑴ ②の場合、当会社は、普通保険約款第2章人身傷害条項による保険金を支払わず、既に支払っ ていたときはその額をこの特約により支払われる保険金から差し引きます。 ⑷ 当会社は、自動車取扱業者が被保険自動車を業務として受託している場合は、その自動車に搭乗 第3条(保険金を支払う場合) 中に生じた損害に対しては、保険金を支払いません。 ⑴ 当会社は、無保険車事故によって被保険者またはその父母、配偶者もしくは子が被る損害に対し ⑸ 当会社は、被保険自動車を競技、曲技(注1)もしくは試験のために使用すること、または被保険 て、賠償義務者がある場合に限り、この特約に従い、保険金を支払います。 自動車を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注2)することによっ ⑵ ⑴の損害の額は第9条(損害額の決定)に定める損害の額とします。 て生じた損害に対しては、保険金を支払いません。 ⑶ 当会社は、1回の無保険車事故による⑴の損害の額が、次の①・②の合計額を超過する場合に限 (注1) 競技または曲技のための練習を含みます。 り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 (注2) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 ① 自賠責保険等によって支払われる金額 (注1) ② 対人賠償保険等によって、賠償義務者が⑴の損害について損害賠償責任を負担することによっ ⑹ 当会社は、被保険自動車を空港(注1)内で使用(注2)している間に生じた損害に対しては、保険 て被る損害に対して保険金または共済金の支払を受けることができる場合は、その対人賠償保険 金を支払いません。 等の保険金額または共済金額 (注2) (注1) 飛行場およびヘリポートを含みます。 (注1)自賠責保険等がない場合、または自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく自 (注2) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 動車損害賠償保障事業により支払われる金額がある場合は、自賠責保険等によって支払われる 第7条(被保険者の範囲) 金額に相当する金額とします。 ⑴ この特約における被保険者は、被保険自動車の正規の乗車装置またはその装置のある室内(注)に (注2)対人賠償保険等が2以上ある場合は、それぞれの保険金額または共済金額の合計額とします。 搭乗中の者とします。ただし、極めて異常かつ危険な方法で搭乗中の者を除きます。 第4条(保険金を支払わない場合−その1) (注) 隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する損害に対しては、保険金を支払いません。 ① 被保険者の故意または重大な過失によって生じた損害 ⑵ ⑴の被保険者の胎内にある胎児が、無保険自動車の所有、使用または管理に起因して、その出生 ② 被保険者が法令に定められた運転資格を持たないで被保険自動車を運転している場合、道路交 後に、生命が害されること、または身体が害されその直接の結果として普通保険約款別表1の 1 ま 通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反した酒気 たは別表1の2に掲げる後遺障害(注)もしくは身体の障害の程度に応じて同表の後遺障害に相当 帯び運転もしくはこれに相当する状態で被保険自動車を運転している場合、または麻薬、大麻、 すると認められる後遺障害(注)が生じることによって損害を被った場合は、⑴の規定の適用におい あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれがある状態で被保険自 て、既に生まれていたものとみなします。 動車を運転している場合に生じた損害 (注) その者が症状を訴えている場合であっても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないもの ③ 被保険者が、被保険自動車の使用について、正当な権利を有する者の承諾を得ないで被保険自 を含みません。 動車に搭乗中に生じた損害 ④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によって生じた損害 第8条(個別適用) ⑵ 損害が保険金を受け取るべき者の故意または重大な過失によって生じた場合は、当会社は、その この特約の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用します。 者の受け取るべき金額については、保険金を支払いません。 第9条(損害額の決定) 第5条(保険金を支払わない場合−その2) ⑴ 当会社が保険金を支払うべき損害の額は、賠償義務者が被保険者またはその父母、配偶者もしく 当会社は、次の①∼⑥のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払い は子が被った損害に対して法律上負担すべきものと認められる損害賠償責任の額によって定めます。 ません。 ⑵ ⑴の額は、保険金請求権者と賠償義務者との間で損害賠償責任の額が定められているといないと ① 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 にかかわらず、次の①・②の手続によって決定します。 動(注1) ① 当会社と保険金請求権者との間の協議 ② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 ② ①の協議が成立しない場合は当会社と保険金請求権者との間における訴訟、裁判上の和解また ③ 台風、洪水または高潮 は調停 ④ 核燃料物質 (注2) もしくは核燃料物質 (注2) によって汚染された物 (注3) の放射性、爆発性そ 第 10 条(費用) の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 保険契約者または被保険者が支出した次の①・②の費用(注)は、これを損害の一部とみなします。 (注) 被保険者が症状を訴えている場合であっても、それを裏付ける に足りる医学的他覚所見のないものを含みません。 ― B −30 ― ① 普通保険約款第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)①に規定する損害の発生または拡 ( 無保険車傷害補償対象外特約 大の防止のために必要または有益であった費用 ② 普通保険約款第5章基本条項第 20 条⑥に規定する権利の保全または行使に必要な手続をする 第1条(この特約の適用条件) ために当会社の書面による同意を得て支出した費用 この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第2条(無保険車傷害の補償対象外) (注)収入の喪失を含みません。 当会社は、この特約により、無保険車傷害補償特約の規定は適用しません。 第 11 条(支払保険金の計算) ) 人身傷害従業員補償対象外特約 1回の無保険車事故につき当会社の支払う保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。 ただし、保険証券記載の保険金額から次の②の額を差し引いた額を限度とします。 第1条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券記載の被保険者が法人であり、かつ、保険証券にこの特約を適用する旨記載 されている場合に適用されます。 第9条(損害額の決定)の規定により 保険金の額 = 決定される損害の額 + 前条の費用 − 次の①∼④の合計額 第2条(被保険者の使用人の取扱い) 当会社は、この特約により、普通保険約款第2章人身傷害条項第5条(被保険者の範囲)の規定に かかわらず、保険証券記載の被保険者の使用人は、被保険者に含みません。 ① 自賠責保険等によって支払われる金額 (注1) ② 対人賠償保険等によって賠償義務者が第3条(保険金を支払う場合)⑴の損害について損害賠 * バスの搭乗者傷害保険金支払に関する特約 償責任を負担することによって被る損害に対して保険金または共済金の支払を受けることができ 第1条(用語の定義) る場合は、その対人賠償保険等の保険金額または共済金額 (注2) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ③ 保険金請求権者が賠償義務者から既に取得した損害賠償金の額。ただし、賠償義務者がその損 (50 音順) 害賠償金の全部または一部に対して、自賠責保険等または対人賠償保険等によって保険金または 用 語 定 義 共済金の支払を受けている場合は、その支払を受けた額を差し引いた額とします。 ④ 第9条の規定により決定される損害の額および前条の費用のうち、賠償義務者以外の第三者が い 1事故保険金額 保険証券記載の1事故保険金額をいいます。 負担すべき額で保険金請求権者が既に取得したものがある場合は、その取得した額 医療保険金 普通保険約款第3章搭乗者傷害条項第1条(用語の定義)保険金の定 (注1)自賠責保険等がない場合、または自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく自 義に規定する医療保険金をいいます。 動車損害賠償保障事業により支払われる金額がある場合は、自賠責保険等によって支払われる 金額に相当する金額とします。 こ 後遺障害保険金 普通保険約款第3章搭乗者傷害条項第1条(用語の定義)保険金の定 (注2)対人賠償保険等が2以上ある場合は、それぞれの保険金額または共済金額の合計額とします。 義に規定する後遺障害保険金をいいます。 第 12 条(保険金請求権者の義務) し 死亡保険金 普通保険約款第3章搭乗者傷害条項第1条(用語の定義)保険金に規 ⑴ 被保険者またはその父母、配偶者もしくは子が第3条(保険金を支払う場合)⑴の損害を被った 定する死亡保険金とします。 場合は、保険金請求権者は賠償義務者に対して遅滞なく書面によって損害賠償の請求をし、かつ、 次の①∼④の事項を書面によって当会社に通知しなければなりません。 よ 用途車種 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 ① 賠償義務者の住所および氏名または名称 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 ② 賠償義務者の損害に対して保険金または共済金を支払う対人賠償保険等の有無およびその内容 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいます。 ③ 賠償義務者に対して書面によって行った損害賠償請求の内容 (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 ④ 保険金請求権者が第3条⑴の損害に対して、賠償義務者、自賠責保険等もしくは対人賠償保険 等の保険者もしくは共済者または賠償義務者以外の第三者から既に取得した損害賠償金または損 第2条(この特約の適用条件) 害賠償額がある場合は、その額 この特約は、保険証券記載の自動車の用途車種が次の①・②のいずれかに該当する自動車である場 ⑵ 当会社は、保険金請求権者が、正当な理由がなく⑴の規定に違反した場合または⑴の書類に事実と 合に適用されます。 異なる記載をした場合は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。 ① 自家用バス 第 13 条(保険金請求の手続) ② 営業用バス 保険金の請求は、保険金請求権者の代表者を経由して行うものとします。 第3条(当会社の責任限度額等−死亡保険金および後遺障害保険金) 第 14 条(保険金の請求) ⑴ 当会社の支払うべき死亡保険金および後遺障害保険金の総額は、この特約により、1回の事故に 当会社に対する保険金請求権は、被保険者が死亡した時または被保険者に後遺障害が生じた時から つき、1事故保険金額を限度とします。 発生し、これを行使することができるものとします。 ⑵ 普通保険約款第3章搭乗者傷害条項第 11 条(当会社の責任限度額等)⑴の規定による被保険者 第 15 条(準用規定) 1名ごとの死亡保険金および後遺障害保険金の合計額が、1事故保険金額を超える場合は、次の算 この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款第5章基本条項の 式によって算出される額を、被保険者1名ごとに支払う死亡保険金および後遺障害保険金の額とし 規定を準用します。この場合において、同条項の規定中、下表に掲げる字句は、同表のとおり読み替 ます。 えるものとします。 規 定 読み替え対象の字句 第1条(用語の定義)に規定する保険金 第1章賠償責任条項、 第2章人身傷害条項、 第3章搭乗者傷害条項または第4章車両条項 → の定義 この特約 第 22 条(他の保険契約等がある場合の 第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・ → 保険金の支払額)⑵④ 対物賠償共通)⑵の対人臨時費用 この特約 第 24 条(保険金の支払時期) 被保険者 → 保険金請 求権者 第 25 条(当会社の指定する医師が作成 人身傷害または搭乗者傷害 した診断書等の要求)⑴ → 第 29 条(代位)⑴・⑵ → 保険金請 求権者 被保険者 この特約 被保険者1名ごとに支払う死亡 保険金および後遺障害保険金の = 1事故保険金額 × 額 被保険者1名ごとの死亡保険金および後 遺障害保険金の額 被保険者1名ごとの死亡保険金および後 遺障害保険金の額の合計額 第4条(当会社の責任限度額等−医療保険金) ⑴ 当会社の支払うべき医療保険金の総額は、この特約により、1回の事故につき、1事故保険金額 を限度とします。 ⑵ 普通保険約款第3章搭乗者傷害条項第 11 条(当会社の責任限度額等)⑵の規定による被保険者 1名ごとの医療保険金の合計額が、1事故保険金額を超える場合は、この特約により、次の算式に よって、被保険者1名ごとに支払う医療保険金の額を決定します。 ― B −31 ― 被保険者1名ごとの医療保険金の額 被保険者1名ごとに支払う医療 保険金の額 = 1事故保険金額 × 被保険者1名ごとの医療保険金の額の合 計額 第5条(保険金の請求) 保険金(注)の請求は、保険契約者を経由して行うものとします。 (注)死亡保険金、後遺障害保険金および医療保険金をいいます。 + 搭乗者傷害従業員補償対象外特約 わらず、同条③・④に規定する費用は、同条項第7条(損害額の決定)の費用に含めません。 第6条(保険金の請求−交通事故証明書を提出できない場合) 被保険者は、この特約に基づき保険金の支払を請求する場合、普通保険約款第5章基本条項第 23 条(保険金の請求)⑵ただし書の交通事故証明書を提出できない相当の理由があるときは、交通事故 証明書にかえて次の①∼③の書類および写真を当会社に提出しなければなりません。 ① 被保険自動車と相手自動車との衝突または接触の事実を証明する書類であって、その相手自動 車の事故発生時の運転者または所有者の住所の記載および記名押印のあるもの ② 被保険自動車の損傷部位の写真 ③ 相手自動車の衝突または接触の部位を示す写真または資料 第7条(車両危険限定補償特約(A)が適用されている場合の特則) この保険契約に車両危険限定補償特約 (A)が適用されている場合には、同特約によって保険金を 支払うべき損害に対しては、当会社は、この特約を適用しません。 - 車両危険限定補償特約(A) 第1条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券記載の被保険者が法人であり、かつ、保険証券にこの特約を適用する旨記載 第1条(用語の定義) されている場合に適用されます。 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 第2条(被保険者の使用人の取扱い) 当会社は、この特約により、普通保険約款第3章搭乗者傷害条項第5条(被保険者の範囲)の規定 用 語 定 義 にかかわらず、保険証券記載の被保険者の使用人は、被保険者に含みません。 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 , 自動車相互間衝突危険「車両損害」補償特約(相手自動車確認条件付) 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 あ 相手自動車 (50 音順) 定 義 し 所有権留保条項付売買 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 をいいます。 所有者 た 他の自動車 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険金 普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)に規定す る保険金をいいます。 所有者が被保険自動車の所有者と異なる自動車 (注) をいいます。 (注) 原動機付自転車を含みます。 次の①∼③のいずれかに該当する者をいいます。 ① 自動車 (注) が所有権留保条項付売買契約により売買されている場 合は、その買主 ② 自動車 (注) が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されてい る場合は、その借主 ③ ①・②以外の場合は、自動車 (注) を所有する者 (注) 原動機付自転車を含みます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険金 普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)に規定す る保険金をいいます。 (50 音順) 被保険自動車以外の自動車をいいます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第3条(保険金を支払う場合) 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)⑴の規定 にかかわらず、被保険自動車に生じた次の①∼⑦のいずれかに該当する損害に限り、普通保険約款第 4章車両条項、第5章基本条項および被保険自動車について適用される他の特約に従い、保険金を支 払います。 ① 被保険自動車に火災もしくは爆発が生じた場合または他物の爆発によって被保険自動車が被爆 した場合の損害 ② 盗難によって生じた損害 ③ 騒擾または労働争議に伴う暴力行為または破壊行為によって生じた損害 ④ 台風、竜巻、洪水または高潮によって生じた損害 ⑤ 落書、いたずらまたは窓ガラス破損の損害。ただし、いたずらの損害については、被保険自動 車の運行によって生じた損害および被保険自動車と他の自動車との衝突または接触によって生じ た損害を除きます。また、窓ガラス破損の場合は、そのガラス代金とします。 ⑥ 飛来中または落下中の他物との衝突によって生じた損害。ただし、その衝突の結果生じた事故 による損害を除きます。 ⑦ ①∼⑥のほか、偶然な事故によって生じた損害。ただし、被保険自動車と他物との衝突もしくは 接触によって生じた損害または被保険自動車の転覆もしくは墜落によって生じた損害を除きます。 . 車両価額協定保険特約 第2条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第1条(用語の定義) 第3条(保険金を支払う場合) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)⑴の規定 (50 音順) にかかわらず、被保険自動車と相手自動車との衝突または接触によって被保険自動車に生じた損害に 用 語 定 義 対してのみ、同条項、第5章基本条項および被保険自動車について適用される他の特約に従い、保険 金を支払います。ただし、被保険自動車と衝突または接触した相手自動車の登録番号等 (注) ならびに き 協定保険価額 保険契約者または被保険者と当会社が被保険自動車の価額として契約 事故発生時の運転者または所有者の住所および氏名もしくは名称が確認された場合に限ります。 締結時に協定した価額をいい、契約締結時における被保険自動車と同 一の用途車種・車名・型式・仕様・初度登録年月等(注)で同じ損耗度 (注)登録番号、車両番号、標識番号または車台番号をいいます。 の自動車の市場販売価格相当額により定めます。 第4条(保険金を支払わない場合) (注)初度検査年月を含みます。 当会社は、この特約においては、普通保険約款第4章車両条項、第5章基本条項および被保険自動 車について適用される他の特約の規定による場合のほか、被保険自動車が盗難にあった時から発見さ し 市場販売価格相当額 当会社が別に定める「自動車保険車両標準価格表」等の公正な取引価 れるまでの間に生じた損害に対しては、保険金を支払いません。 格として客観性が認められる資料に記載された価格をいいます。 第5条(費用) 当会社は、この特約の適用においては、普通保険約款第4章車両条項第9条(費用)の規定にかか ― B −32 ― 用 語 せ 全損 定 義 被保険自動車の損傷を修理することができない場合、または普通保険 約款第4章車両条項第8条(修理費)の修理費が協定保険価額以上と なる場合 (注) をいいます。 (注) 車両が盗難され、発見できなかった場合を含みます。 た 他の保険契約等 第9条(臨時費用保険金の支払)⑴の全部または一部に対して支払責 任が同じである他の保険契約または共済契約をいいます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 被保険者 普通保険約款第4章車両条項に規定する被保険者をいいます。 ふ 分損 普通保険約款第4章車両条項第8条(修理費)の修理費が協定保険価 額未満となる場合をいいます。 ほ 保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。 め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 免責金額は被保険者の自己負担となります。 よ れ 第4条(協定保険価額の調整) ⑴ この特約が適用されている場合には、当会社は、普通保険約款第5章基本条項第 11 条(保険金 額の調整)の規定は適用しません。 ⑵ 前条⑵の規定にかかわらず、保険契約締結の後、被保険自動車の価額が著しく減少した場合には、 保険契約者は、当会社に対する通知をもって、将来に向かって、協定保険価額および保険金額を減 少後の被保険自動車の価額に至るまで減額することを請求できます。 ⑶ ⑵の規定により、保険契約者が協定保険価額および保険金額の減額を請求した場合には、当会社 は、減額後の保険金額に対応する保険料と減額前の保険金額に対応する保険料との差額を返還しま す。 第5条(損害額の決定) 当会社が保険金を支払うべき損害の額は、普通保険約款第4章車両条項第7条(損害額の決定)の 規定にかかわらず、次のとおりとします。 ① 被保険自動車の損傷を修理することができない場合は、協定保険価額 ② ①以外の場合は、次の算式によって算出した額 普通保険約款第4章車両 普通保険約款第4章車両 修理に伴って生じた残 損害の額 = 条項第8条(修理費)に + 条項第9条(費用)に定 − 存物がある場合は、そ 定める修理費 める費用 の価額 ③ 普通保険約款第4章車両条項第9条の費用のみを保険契約者または被保険者が負担した場合 登録番号標等(注) 上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 は、その費用 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 第6条(支払保険金の計算) 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま 1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、普通保険約款第4章車両条項第 10 条(支払保険 す。 金の計算)⑴の規定にかかわらず、次の①・②のとおりとします。ただし、保険証券記載の保険金額 を限度とします。 (注) 車両番号標および標識番号標を含みます。 ① 全損の場合は、前条①の額 ② 分損の場合は、前条②・③のいずれかの額から保険証券記載の免責金額(注)を差し引いた額 レンタカー等の自動車 不特定の借主に有償で貸し渡すことを目的とする自動車をいい、1年 以上を期間とする貸借契約により貸し渡すものを除きます。 (注) 当会社が支払責任を負う事故の発生の時の順によって定めます。 用途車種 第7条(協定保険価額が保険価額を著しく超える場合) 協定保険価額が保険価額(注)を著しく超える場合は、前2条の規定の適用においては、その保険価 第2条(この特約の適用条件) 額 (注) を協定保険価額および保険金額とします。 この特約は、次の①・②のいずれかに該当する場合に適用されます。 ① 被保険自動車の用途車種が次のア.∼キ.のいずれかに該当する自動車である場合。ただし、 (注)普通保険約款第4章車両条項第1条(用語の定義)に規定する保険価額をいいます。 被保険自動車がレンタカー等の自動車である場合および特種用途自動車(キャンピング車)以外 第8条(価額の評価のための告知) で被保険自動車の自動車検査証記載の用途が特種用途である場合を除きます。 保険契約者または被保険者は、被保険自動車の協定保険価額を定めるに際し、当会社が被保険自動 ア.自家用普通乗用車 車の価額を評価するために必要と認めて照会した事項について、当会社に事実を正確に告げなければ イ.自家用小型乗用車 なりません。 ウ.自家用軽四輪乗用車 第9条(臨時費用保険金の支払) エ.自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) ⑴ 当会社の保険金を支払うべき損害が全損である場合は、当会社は、次の算式によって算出した額 オ.自家用小型貨物車 を臨時費用保険金として被保険者に支払います。ただし、20 万円を限度とします。 カ.自家用軽四輪貨物車 キ.特種用途自動車(キャンピング車) ② 被保険自動車が①に定める用途車種以外の自動車であり、かつ、保険証券にこの特約を適用す 臨時費用保険金の額 = 保険金額 × 10% る旨記載されている場合 第3条(協定保険価額) ⑵ 当会社は、⑴の規定によって支払うべき臨時費用保険金と第6条(支払保険金の計算)に定める ⑴ 当会社と保険契約者または被保険者は、協定保険価額を保険金額として定めるものとします。 保険金の合計額が保険証券記載の保険金額を超える場合であっても、臨時費用保険金を支払います。 ⑵ 保険契約締結の後、被保険自動車の改造または付属品の装着もしくは取りはずしによって被保険 ⑶ 他の保険契約等がある場合であっても、当会社は、この特約により支払うべき臨時費用保険金を 自動車の価額が著しく増加または減少した場合には、保険契約者または被保険者は、遅滞なく、書 支払います。 面をもってその旨を当会社に通知し、承認を請求しなければなりません。この場合、当会社と保険 ⑷ ⑶の規定にかかわらず、他の保険契約等により優先して臨時費用保険金もしくは共済金が支払わ 契約者または被保険者は、保険証券記載の協定保険価額に上記の事由によって増加した価額を加え れる場合または既に臨時費用保険金または共済金が支払われている場合には、当会社は、それらの た額または保険証券記載の協定保険価額から上記の事由によって減少した価額を差し引いた額に、 額の合計額を、それぞれの保険契約または共済契約において、他の保険契約または共済契約がない 協定保険価額および保険金額を変更するものとします。 ものとして算出した支払うべき臨時費用保険金または共済金のうち最も高い額から差し引いた額に ⑶ 普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ ①・②のいずれかに該当する場 対してのみ臨時費用保険金を支払います。 合において、保険契約者が書面により被保険自動車の入替の承認の請求を行い、当会社がこれを承 認するときは、同条⑴に定める新規取得自動車または所有自動車の価額を前条の規定により定め、 ⑸ 当会社に対する臨時費用保険金の請求権は、事故発生の時から発生し、これを行使することがで きるものとします。 協定保険価額および保険金額を変更するものとします。 ⑷ 当会社は、⑵・⑶の場合には、保険契約条件を変更する前の保険料と保険契約条件を変更した後 の保険料の差に基づき計算した保険料を返還し、または追加保険料を請求できます。 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害に対しては、次の①・ ②のとおりとします。 ① ⑵の場合は、承認の請求がなかったものとして、この特約、普通保険約款および被保険自動車 について適用される他の特約に従い、保険金を支払います。 ② ⑶の場合は、保険金を支払いません。 ― B −33 ― / 車両新価保険特約 用 語 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 き し よ (50 音順) 記名被保険者 保険証券記載の被保険者をいいます。 協定保険価額 車両価額協定保険特約第1条(用語の定義)に規定する協定保険価額 をいいます。 市場販売価格相当額 当会社が別に定める「自動車保険車両標準価格表」等の公正な取引価 格として客観性が認められる資料に記載された価格をいいます。 修理費 普通保険約款第4章車両条項第8条(修理費)に規定する修理費をい います。 初度登録 被保険自動車の用途車種が自家用軽四輪乗用車または自家用軽四輪貨 物車である場合は、初度検査をいいます。 新規取得自動車等 普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴に定め る新規取得自動車または所有自動車をいいます。 新車保険価額 保険契約者または被保険者と当会社が被保険自動車の新車保険価額と して契約締結時に協定した価額をいい、契約締結時における被保険自 動車と同一の用途車種・車名・型式・仕様の初度登録後1年未満の自 動車の市場販売価格相当額により定めます。 そ 損害額 車両価額協定保険特約第5条(損害額の決定)の損害額をいいます。 た 代替自動車 被保険自動車の代替として使用する自動車をいいます。 代替自動車の再取得 次の①∼④のいずれかに該当する者が被保険自動車の代替として使用 する自動車を再取得 (注1) することをいいます。 ① 被保険自動車の所有者 (注2) ② 記名被保険者 ③ 記名被保険者の配偶者 ④ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 第2条(この特約の適用条件) この特約は、次の①・②の条件をいずれも満たす場合で、保険証券にこの特約を適用する旨記載さ れているときに適用されます。 ① 保険期間の末日が、被保険自動車の初度登録から 37 か月以内であること。 ② この保険契約に車両価額協定保険特約が適用されていること。 第3条(新車保険価額) ⑴ 当会社と保険契約者または被保険者は、新車保険価額を新車保険金額として定めるものとします。 ⑵ 普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴①・②のいずれかに該当する場合 において、保険契約者が書面により被保険自動車の入替の承認の請求を行い、当会社がこれを承認 するときにおいて、保険期間の末日が新規取得自動車等の初度登録から 37 か月以内であるときは、 前条の規定により新規取得自動車等の新車保険価額を定め、その価額に新車保険金額を変更するも のとします。 ⑶ ⑵の場合において、保険期間の末日が新規取得自動車等の初度登録から 37 か月を超えるときは、 当会社は、この特約を適用しません。 ⑷ ⑵の規定による承認をする場合において、保険料を変更する必要があるときは、当会社は、変更 前の保険料と変更後の保険料の差に基づき計算した、未経過期間に対する保険料を返還または請求 します。 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害に対しては、保険金 を支払いません。 第4条(支払保険金の計算) ⑴ 1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、普通保険約款第4章車両条項第 10 条(支払保 険金の計算)⑴および車両価額協定保険特約第6条(支払保険金の計算)の規定にかかわらず、次 の①∼③のとおりとします。ただし、保険証券記載の新車保険金額を限度とし、新車保険価額が妥 当な価額 (注1) を著しく超える場合は、その価額を新車保険金額とします。 ① 次のア.∼ウ.のいずれかに該当するときは、新車保険金額 ア.被保険自動車の損傷を修理することができない場合で、代替自動車の再取得を行ったとき。 イ.修理費が新車保険金額の 50%以上(注2)となる場合で、復旧を行ったとき。 ウ.修理費が協定保険価額以上となる場合で復旧を行ったとき。 ② 被保険自動車の損傷を修理することができない場合で、代替自動車の再取得を行わなかったと き、または修理費が協定保険価額以上となる場合で、復旧を行わなかったときは、協定保険価額 ③ ①・②以外の場合は、次の算式によって算出した額 (注1) 所有権留保条項付売買契約に基づく購入を含みます。 (注2) 所有権留保条項付売買契約に基づく被保険自動車の買主を含 みます。 他の保険契約等 第9条(再取得時諸費用保険金の支払)⑴の全部または一部に対して 支払責任が同じである他の保険契約または共済契約をいいます。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 みます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 被保険者 被保険自動車の所有者をいいます。 復旧 被保険自動車に損害が生じた日の翌日から起算して 90 日以内に代替 自動車を再取得、または被保険自動車を修理することをいいます。 復旧額 被保険者が復旧を行うために実際に要した額をいいます。 ほ 保険期間 め 免責金額 定 義 登録番号標等 (注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいます。 (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 定 義 所有権留保条項付売買 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 をいいます。 ふ 用途車種 車両価額協定保険特約第5条 保険金の額 = (損害額の決定)の損害額 − 保険証券記載の免責金額(注3) (注1) 契約締結時における被保険自動車と同一の用途車種・車名・型式・仕様の初度登録後1年未満 の自動車の市場販売価格相当額をいいます。 (注2) 外装・外板部品以外の部分に著しい損傷が生じていない場合を除きます。 (注3) 当会社が支払責任を負う事故の発生の時の順によって定めます。 ⑵ ⑴①に規定する当会社が支払うべき保険金の額は、損害を受けた被保険自動車を復旧するために 実際に要した額 (注)を超えないものとします。 (注) 被保険自動車の代替として使用する自動車を再取得する場合は、その自動車の車両本体価格、付 属品の価格およびそれらに課される消費税をいい、その他の税および登録諸費用を含みません。 第5条(復旧義務) ⑴ 被保険者は、前条⑴①の規定により保険金の支払いを受ける場合には、復旧を履行しなければな りません。ただし、復旧に際して、やむを得ない事情がある場合には、あらかじめ当会社の承認を 保険証券記載の保険期間をいいます。 得て、復旧の期間について、これを変更することができます。 ⑵ 保険契約者または被保険者は、⑴に規定する復旧を行った場合は、遅滞なく、書面をもってその 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 旨を当会社に通知しなければなりません。 免責金額は被保険者の自己負担となります。 第6条(新車保険価額の評価のための告知) ⑴ 保険契約者または被保険者は、被保険自動車の新車保険価額を定めるに際し、当会社が被保険自 動車の新車保険価額を評価するために必要と認めて照会した事項について、当会社に事実を正確に ― B −34 ― 告げなければなりません。 ⑸ 当会社に対する再取得時諸費用保険金の請求権は、被保険者が代替自動車を再取得した時から発 ⑵ 被保険自動車の新車保険価額を定めるに際し、保険契約者または被保険者が、故意または重大な 生し、これを行使することができるものとします。 過失によって当会社が被保険自動車の新車保険価額を評価するために必要と認めて照会した事項に ⑹ 当会社は、再取得時諸費用保険金を支払う場合は、車両価額協定保険特約第9条(臨時費用保険 ついて、事実を告げずまたは事実と異なることを告げ、その結果として第3条(新車保険価額)の 金の支払)に定める臨時費用保険金を支払いません。既に臨時費用保険金を支払っていた場合は、 規定により定めるべき額と異なった新車保険金額が定められた場合には、当会社は、保険契約者に 当会社は、その金額を差し引いて再取得時諸費用保険金を支払います。 対する書面による通知をもって、この特約を解除することができます。 第 10 条(被害物についての当会社の権利) ⑶ ⑵の規定は次の①∼④のいずれかに該当する場合には適用しません。 当会社は、普通保険約款第4章車両条項第 12 条(被害物についての当会社の権利)の規定にかか ① ⑵の事実がなくなった場合 わらず、代替自動車の再取得を行ったことにより、当会社がその権利を取得する旨の意思を表示して ② 被保険自動車の新車保険価額を定める際、当会社が⑵の事実を知っていた場合、または過失に 保険金を支払った場合は、被保険自動車について被保険者が有する所有権その他の物権を取得します。 よってこれを知らなかった場合 (注) 第 11 条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約の趣旨に反しない限り、普通保険約款およびこれ (注)当会社のために保険契約の締結の代理を行う者が、事実を告げることを妨げた場合または事実を に付帯される特約の規定を準用します。この場合において、車両価額協定保険特約の規定中、下表に 告げないこともしくは事実と異なることを勧めた場合を含みます。 掲げる字句は、同表のとおり読み替えるものとします。 ③ 保険契約者または被保険者が、被保険自動車の新車保険価額を評価するために必要な事項につ 規 定 読み替え対象の字句 いて、書面をもって訂正を申し出て、当会社がこれを承認した場合。なお、当会社は、訂正の申 出を受けた場合には、その訂正を申し出た事実が、被保険自動車の新車保険価額を定める際に当 被保険自動車と同一の用途車種・車 被保険自動車の → 名・型式・仕様の初度登録後1年未 会社に告げられていたとしても、当会社が、この特約を締結していたと認めるときに限り、これ 価額 を承認するものとします。 満の自動車の市場販売価格相当額 ④ 当会社が⑵に規定する解除の原因があることを知った時からその日を含めて 30 日を経過した 第3条(協定保険価額)⑵ 保険証券記載の → 新車保険価額 場合 協定保険価額 ⑷ ⑵の解除は、将来に向かってのみその効力を生じます。ただし、その解除が損害の発生した後に なされた場合であっても、当会社は、その損害については、第4条(支払保険金の計算)の規定に 協定保険価額 かかわらず、普通保険約款第4章車両条項 第7条(損害額の決定)および第 10 条(支払保険金 → 新車保険金額 および保険金額 の計算)⑴の規定を適用します。この場合において、既に第4条の規定を適用して保険金を支払っ ていたときは、当会社は、普通保険約款第4章車両条項第7条および第 10 条⑴の規定を適用して 被保険自動車と同一の用途車種・車 被保険自動車の → 名・型式・仕様の初度登録後1年未 算出した保険金との差額の返還を請求することができます。 保険価額 ⑸ ⑴により告げられた内容が事実と異なる場合において、保険料を変更する必要があるときは、当 満の自動車の市場販売価格相当額 会社は、変更前の保険料と変更後の保険料との差に基づき計算した保険料を返還または請求します。 第4条(協定保険価額の調整) ⑹ ⑸の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ 協定保険価額 の支払を怠ったときは、 当会社は、 追加保険料領収前に生じた事故による損害に対しては、 第4条 (支 および保険金額 → 新車保険金額 払保険金の計算)の規定にかかわらず、普通保険約款第4章車両条項第7条(損害額の決定)およ び第 10 条(支払保険金の計算)⑴の規定を適用します。 第7条(この特約を適用しない場合) 0 車両保険の修理限度額に関する特約 当会社は、被保険自動車が盗難されたことによって生じた損害に対しては、この特約を適用しませ ん。ただし、被保険自動車が盗難にあった時から発見されるまでの間にその被保険自動車に生じた損 第1条(用語の定義) 害を除きます。 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 第8条(保険金の請求) (50 音順) 当会社に対する保険金請求権は、次の時から発生し、これを行使することができます。 用 語 定 義 ① 保険契約者または被保険者が第5条(復旧義務)⑵に定める通知を行った時 ② 被保険者が復旧する意思のないことを当会社に申し出た場合は申出を行った時 し 修理限度額 保険証券記載の修理限度額をいいます。 ③ ①・②以外の場合は被保険自動車に損害が生じた日の翌日から起算して 90 日を経過した時 第9条(再取得時諸費用保険金の支払) せ 全損 被保険自動車を修理することができない場合、または普通保険約款第 ⑴ 被保険者が代替自動車を再取得したことにより、当会社が保険金を支払う場合は、次の①・②に 4章車両条項第8条(修理費)の修理費が協定保険価額以上となる場 定める額を再取得時諸費用保険金として被保険者に支払います。 合をいいます。 ① 新車保険価額が 100 万円以下の場合は、10 万円 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ② 新車保険価額が 100 万円を超える場合は、次の算式によって算出される額。ただし、30 万円を 限度とします。 め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 免責金額は被保険者の自己負担となります。 再取得時諸費用保険金の額 = 新車保険価額 (注) × 10% 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車に車両価額協定保険特約の適用がある場合で、かつ、保険証券にこの特 約を適用する旨記載されているときに適用されます。 第3条(支払保険金の計算) ⑴ 1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、車両価額協定保険特約第6条(支払保険金の計 算)の規定にかかわらず、次の①・②のとおりとします。 ⑵ 当会社は、⑴の規定によって支払うべき再取得時諸費用保険金と第4条(支払保険金の計算)に ① 修理限度額が協定保険価額以下である場合 定める保険金の合計額が保険証券記載の新車保険金額を超える場合であっても、再取得時諸費用保 ア.全損の場合は、協定保険価額 険金を支払います。 イ.上記ア.以外のときは、次の算式によって算出した額。ただし、修理限度額を限度とします。 ⑶ 他の保険契約等がある場合であっても、当会社は、この特約により支払うべき再取得時諸費用保 険金の額を支払います。 ⑷ ⑶の規定にかかわらず、他の保険契約等により優先して再取得時諸費用保険金もしくは共済金が 支払われる場合または既に支払われている場合には、当会社は、それらの額の合計額を、それぞれ 保険金の額 = 車両価額協定保険特約第5条(損害額の − 免責金額 決定)②・③のいずれかの額 の保険契約または共済契約において、他の保険契約または共済契約がないものとして算出した支払 うべき再取得時諸費用保険金または共済金のうち最も高い額から差し引いた額に対してのみ再取得 時諸費用保険金を支払います。 (注)新車保険価額が契約締結時における被保険自動車と同一の用途車種・車名・型式・仕様の初度登 録後1年未満の自動車の市場販売価格相当額を著しく超える場合は、その市場販売価格相当額を 新車保険価額とします。 ― B −35 ― ② 修理限度額が協定保険価額を超えている場合 第4条(臨時費用保険金に関する特則) ア.全損の場合であって、その損傷を修理しないときは、協定保険価額 当会社は、前条の規定により、保険金を支払わない場合には、車両価額協定保険特約第9条(臨時 イ.上記ア.以外のときは、次の算式によって算出した額。ただし、修理限度額を限度とします。 費用保険金の支払)の規定は適用しません。 3 休車費用補償特約 保険金の額 = 車両価額協定保険特約第5条②・③のい − 免責金額 ずれかの額 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ⑵ 普通保険約款第4章車両条項第 10 条(支払保険金の計算)⑵の規定にかかわらず、車両価額協 定保険特約第5条 (損害額の決定) の損害額のうち、 回収金 (注1) がある場合において、 回収金 (注1) の額が次の①・②に掲げる被保険者の自己負担額を超過するときは、当会社は次の算式によって算 出した額により保険金を支払います。 ⑴に定める保 保険金の額 = 険金の額 ( − 回収金 (注1) の額 − 次の①・②に掲げる被保険 者の自己負担額 ) ① 修理限度額が協定保険価額以下であるときは、次の算式によって算出した額とします。 被保険者の 自己負担額 = 損害額 (注2) − ⑴ ①に定める保険金の額 ② 修修理限度額が協定保険価額を超えているときは、次の算式によって算出した額とします。 被保険者の 自己負担額 = 損害額(注2) または修理限 度額のいずれ − か低い額 ⑴ ②に定める保険金の額 (注1) 第三者が負担すべき金額で被保険者のために既に回収されたものをいいます。 (注2) 損害額が協定保険価額を超えるときは、協定保険価額とします。 1 車両保険の全損時臨時費用補償対象外特約 第1条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券記載の自動車に車両価額協定保険特約が適用されており、かつ、保険証券に この特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第2条(臨時費用の補償対象外) 当会社は、この特約により、車両価額協定保険特約第9条(臨時費用保険金の支払)の規定を適用 しません。 2 車両盗難危険補償対象外特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 (50 音順) 定 義 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険金 普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)に規定す る保険金をいいます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車に普通保険約款第4章車両条項の適用がある場合で、かつ、保険証券に この特約を適用する旨記載されているときに適用されます。 第3条(盗難危険の補償対象外) 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)および第 9条(費用)③ならびに被保険自動車について適用される他の特約の規定にかかわらず、被保険自動 車について盗難によって生じた損害 (注) に対しては、保険金を支払いません。 (注)発見されるまでの間に生じた損害を含みます。 用 語 (50 音順) 定 義 に 入庫日 修理工場等に搬入した日をいいます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車に普通保険約款第4章車両条項の適用がある場合で、かつ、保険証券に この特約を適用する旨記載されているときに適用されます。 第3条(保険金を支払う場合−休車費用保険金) 当会社は、被保険自動車が普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)⑴で定める 損害を被り、同条項、第5章基本条項および被保険自動車について適用される他の特約に従い保険金 が支払われる場合に、この特約に従い、第6条(休車費用保険金の支払額)に定める金額を休車費用 保険金として被保険者に支払います。 第4条(保険金を支払わない場合) 当会社は、被保険自動車が自力で移動できる場合であって、被保険者がその損傷を修理しなかった ときは、休車費用保険金を支払いません。 第5条(被保険者の範囲) ⑴ この特約における被保険者は、被保険自動車の所有者とします。 ⑵ ⑴における所有者とは、次の①∼③のいずれかに該当する者をいいます。 ① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、その買主 ② 被保険自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されている場合は、その借主 ③ ①・②以外の場合は、被保険自動車を所有する者 第6条(休車費用保険金の支払額) ⑴ 1回の事故につき、当会社が支払う休車費用保険金の額は、次の算式によって算出した額としま す。 休車費用保険 = 保険証券記載の 金の額 支払日額 ( × ⑵の休車日数 − 保険証券記載の免責日数 ) ⑵ 休車日数は、次の①・②のいずれかに定める日数とします。 ① 被保険自動車が自力で移動できなくなった場合であって、被保険者がその損傷を修理しなかっ たときは、事故発生の日から次のア.∼ウ.のいずれか早い日までの日数 ア.事故の発生の日からその日を含めて 30 日を経過する日 イ.普通保険約款第4章車両条項、第5章基本条項および被保険自動車について適用される他の 特約に従い、保険金を支払った日 ウ.被保険自動車の代替自動車を新たに取得した日 ② ①以外の場合は、入庫日から次のア.∼ウ.のいずれか早い日までの日数 ア.入庫日からその日を含めて 30 日を経過する日 イ.事故の発生の日からその日を含めて 60 日を経過する日 ウ.被保険自動車が、修理完了後、保険契約者、被保険者またはこれらの者の代理人のいずれか に引き渡された日。ただし、保険契約者、被保険者またはこれらの者の代理人の責めに帰すべ き事由により引渡しが遅延した場合は、その遅延によって増加した日数を除きます。 第7条(保険金の請求) 当会社に対する休車費用保険金の請求権は、第6条(休車費用保険金の支払額)の規定によって当 会社が保険金を支払うべき日数が確定した時から発生し、これを行使することができるものとします。 第8条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款第4章車両条項お よび第5章基本条項ならびにこれに付帯される特約の規定を準用します。この場合において、普通保 険約款第4章車両条項第 13 条(盗難自動車の返還)の「既に受け取った保険金」には、休車費用保 険金を含めないものとします。 ― B −36 ― ⑵ ⑴における所有者とは、次の①∼③のいずれかに該当する者をいいます。 ① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、その買主 第1条(用語の定義) ② 被保険自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されている場合は、その借主 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ③ ①・②以外の場合は、被保険自動車を所有する者 (50 音順) 第8条(代車費用保険金の支払額) 1回の事故につき、当会社が支払う代車費用保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。 用 語 定 義 ただし、1日につき保険証券記載の支払限度日額を限度とします。 け 警察届出日 保険契約者または被保険者が被保険自動車が盗難にあったことを警 察官に届け出た日をいいます。 代車費用保険金の額 = 被保険者が実際に負担したレンタカー等 × 1 − 免責割合 の代車費用の額 し 所有権留保条項付売 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金 買契約 融業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所 有権を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売 第9条(代車費用保険金の支払対象期間) 買契約をいいます。 ⑴ 前条の場合において、代車費用保険金の対象となる費用は、第3条(保険金を支払う場合−代車 に 入庫日 被保険自動車を修理工場等に搬入した日をいいます。 費用保険金)⑴ ①に該当するときは、次の①∼④のいずれかに規定する期間に被保険者が利用し たレンタカー等の代車にかかる費用に限ります。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ① 被保険自動車が盗難にあった場合であって、被保険自動車が発見されなかったとき、または発 見されたが損傷しており、かつ、被保険自動車の損傷を修理することができないときは、警察届 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 出日から次のア.∼ウ.のうちいずれか早い日まで 保険年度 初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降につい ア.警察届出日からその日を含めて 30 日を経過する日 ては、それぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。た イ.普通保険約款第4章車両条項、第5章基本条項および被保険自動車について適用される他の だし、最終年度については、1年未満であっても、1年間とみなし 特約に従い、全損として保険金を支払った日 ます。 ウ.被保険自動車の代替自動車を新たに取得した日 ② 被保険自動車が盗難にあった場合であって、被保険自動車が発見され、かつ、①以外のときは、 め 免責割合 保険証券記載の免責割合をいいます。 次のア・イのうちいずれか早い日まで ア.警察届出日からその日を含めて 30 日を経過する日 れ レンタカー等 不特定の借主に有償で貸し渡すことを目的とするレンタカー等の自 イ.被保険自動車が発見されて、保険契約者、被保険者またはこれらの者の代理人のいずれかの 動車をいいます。 手元に戻った日 (注)。ただし、保険契約者、被保険者またはこれらの者の代理人の責めに帰す 第2条(この特約の適用条件) べき事由によりこれらの者の手元に被保険自動車の戻るのが遅延した場合は、その遅延によっ て増加した日数を除きます。 この特約は、被保険自動車に普通保険約款第4章車両条項の適用がある場合で、かつ、保険証券に この特約を適用する旨記載されているときに適用されます。 ③ ①・②以外の場合であって、被保険自動車が自力で移動できず、かつ、被保険者がその損傷を 第3条(保険金を支払う場合−代車費用保険金) 修理しなかったときは、次のア.∼ウ.のうちいずれか早い日まで ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合で、被保険自動車の代替交通手段としてレンタ ア.事故の発生の日からその日を含めて 30 日を経過する日 カー等の代車を利用したことにより、 被保険者が費用を負担したことによって被った損害に対して、 イ.普通保険約款第4章車両条項、第5章基本条項および被保険自動車について適用される他の 特約に従い、全損として保険金を支払った日 この特約に従い、第8条(代車費用保険金の支払額)に定める金額を代車費用保険金として被保険 者に支払います。 ウ.被保険自動車の代替自動車を新たに取得した日 ① 被保険自動車が普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)⑴で定める損害を ④ ①∼③以外のときは、入庫日から次のア.∼ウ.のうちいずれか早い日まで 被り、同条項、第5章基本条項および被保険自動車について適用される他の特約に従い、損害保 ア.入庫日からその日を含めて 30 日を経過する日 険金が支払われる場合 イ.事故の発生の日からその日を含めて 60 日を経過する日 ウ.被保険自動車が、修理完了後、保険契約者、被保険者またはこれらの者の代理人のいずれか ② 被保険自動車が故障損害 (注) によって自力で移動することができなくなった場合 に引き渡された日。ただし、保険契約者または被保険者およびこれらの者の代理人の責めに帰 (注)偶然な外来の事故に直接起因しない被保険自動車の電気的または機械的損害をいいます。 すべき事由により引渡しが遅延した場合は、その遅延によって増加した日数を除きます。 ⑵ ⑴ ②により当会社が代車費用保険金を支払う場合は、保険期間において1回を限度とします。 (注) 発見時における被保険自動車の損傷の状態により修理が必要な場合は、修理完了後手元に戻った ただし、保険期間が1年を超える期間である場合は、保険年度ごとに1回を限度とします。 日をいいます。 第4条(保険金を支払わない場合−その1) ⑵ 前条の場合において、代車費用保険金の対象となる費用は、第3条(保険金を支払う場合−代車 当会社は、前条⑴①に該当する場合であっても、被保険自動車が自力で移動でき、かつ、被保険者 がその損傷を修理しなかったときは、代車費用保険金を支払いません。 費用保険金)⑴②に該当するときは、次の①∼③のうちいずれか早い日までの期間に被保険者が利 第5条(保険金を支払わない場合−その2) 用したレンタカー等の代車にかかる費用に限ります。 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する事由により、被保険者が費用を負担したことによって ① 被保険自動車が自力で移動できなくなった日からその日を含めて 15 日を経過する日 被った損害に対しては、代車費用保険金を支払いません。 ② 被保険自動車が、修理完了後、保険契約者、被保険者またはこれらの者の代理人のいずれかに 引き渡された日。ただし、保険契約者、被保険者またはこれらの者の代理人の責めに帰すべき事 ① 被保険自動車のバッテリーの過放電 ② 被保険自動車の燃料切れ 由により引渡しが遅延した場合は、その遅延によって増加した日数を除きます。 ③ 被保険自動車に存在する欠陥、摩滅、腐しょく、さびその他自然の消耗 ③ 被保険自動車の代替自動車を新たに取得した日 ④ タイヤ(注) のパンク 第 10 条(保険金の請求) 当会社に対する代車費用保険金の請求権は、第9条(代車費用保険金の支払対象期間)の規定によっ (注)チューブを含みます。 て当会社が保険金を支払うべき日数が確定した時から発生し、これを行使することができるものとし 第6条(保険金を支払わない場合−その3) ます。 当会社は、次の①・②のいずれかに起因する故障損害によって被保険自動車が自力で移動できなく 第 11 条(準用規定) なった場合において、被保険者が費用を負担したことによって被った損害に対しては、代車費用保険 ⑴ この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款第4章車両条項、 金を支払いません。 第5章基本条項およびこれに付帯された特約の規定を準用します。この場合において、第5章基本 条項の規定中、下表に掲げる字句は、同表のとおり読み替えるものとします。 ① 法令等により認められていないエンジンの改造、車高の変更等 ② 自動車製造業者の取扱説明書などに示す取扱いと異なる使用または仕様の限度を超える酷使 第7条(被保険者の範囲) ⑴ この特約における被保険者は、被保険自動車の所有者とします。 4 車両保険の代車費用に関する特約 ( ― B −37 ― ) 第3条(保険金を支払わない場合−その1) 当会社は、次の①∼⑩のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払い ません。 第4章車両条項 → 車両保険の代車費用に関する特約 第 22 条(他の保険契約等がある場合の ① 次のア.∼オ.のいずれかに該当する者の故意または重大な過失 保険金の支払額) ア.保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注1) 損害額 → 被保険者が実際に負担したレンタ カー等の代車費用の額 イ.所有権留保条項付売買契約に基づく被保険自動車の買主、または1年以上を期間とする貸借 契約に基づく被保険自動車の借主(注1) ⑵ ⑴の規定にかかわらず、普通保険約款第4章車両条項の規定を準用する場合において、同条項第 ウ.ア・イに定める者の法定代理人 13 条(盗難自動車の返還)の「既に受け取った保険金」には、代車費用保険金を含めないものと エ.ア・イに定める者の業務に従事中の使用人 します。 オ.ア・イに定める者の父母、配偶者または子。ただし、被保険者または保険金を受け取るべき 者に保険金を取得させる目的であった場合に限ります。 5 車内携行品補償特約 ② 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 第1条(用語の定義) 動(注2) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 (50 音順) ④ 核燃料物質 (注3)もしくは核燃料物質(注3)によって汚染された物(注4)の放射性、爆発性そ の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 用 語 定 義 ⑤ ④に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 ⑥ ②∼⑤の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 け 携行品被保険者 保険証券記載の車内携行品被保険者をいいます。 ⑦ 差押え、収用、没収、破壊など国または公共団体の公権力の行使。ただし、消防または避難に 必要な処置として行われた場合を除きます。 し 車内携行品 被保険自動車の車室内またはトランク内に収容された日常生活の用に ⑧ 紛失 供するために被保険者が所有する動産をいい、次の①∼⑦の物を含み ⑨ 詐欺または横領 ません。 ⑩ 被保険自動車を競技、曲技(注5)もしくは試験のために使用している間、または被保険自動車 ① 被保険自動車に定着または装備されている物 を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注6)している間に生じた ② 燃料 事故による損害 ③ 動物および植物 ④ 通貨、株券、手形その他の有価証券、印紙、切手その他これら (注1) これらの者が法人である場合は,その理事,取締役または法人の業務を執行するその他の機関 に準ずる物 をいいます。 ⑤ 稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これらに準ずる物 (注2) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ ⑥ 磁気テープ、ディスク等の記録媒体に記録されているプログラ れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 ムおよびデータ (注3) 使用済燃料を含みます。 ⑦ 法令により自動車の車室内またはトランク内に収容することを (注4) 原子核分裂生成物を含みます。 禁止されている物 (注5) 競技または曲技のための練習を含みます。 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 所有権留保条項付 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 (注6) 売買契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 第4条(保険金を支払わない場合−その2) を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 当会社は、次の①∼③のいずれかに該当する損害に対しては、保険金を支払いません。 をいいます。 ① 車内携行品に存在する欠陥、摩滅、腐しょく、さびその他自然の消耗 ② 故障損害 (注1) そ 装備 自動車の機能を十分に発揮させるために備品として備えつけられてい ③ 被保険自動車を空港(注2)内で使用している間に生じた事故による損害 る状態または法令に従い被保険自動車に備えつけられている状態をい います。 (注1) 偶然な外来の事故に直接起因しない車内携行品の電気的または機械的損害をいいます。 (注2) 飛行場およびヘリポートを含みます。 損害額 当会社が保険金を支払うべき損害の額をいいます。 第5条(保険金を支払わない場合−その3) て 定着 ボルト、ナット、ねじ等で固定されており、工具等を使用しなければ 当会社は、次の①∼⑤のいずれかに該当する者が法令に定められた運転資格を持たないで被保険 容易に取りはずせない状態をいいます。 自動車を運転している場合、道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止) 第1項の規定に違反した酒気帯び運転もしくはこれに相当する状態で被保険自動車を運転している場 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 合、または麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれが みます。 ある状態で被保険自動車を運転している場合に生じた損害に対しては、保険金を支払いません。 ① 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注) ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ② 所有権留保条項付売買契約に基づく被保険自動車の買主、または1年以上を期間とする貸借契 ほ 保険価額 損害が生じた地および時における車内携行品の価額をいいます。 約に基づく被保険自動車の借主(注) ③ ①・②に定める者の法定代理人 保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。 ④ ①・②に定める者の業務に従事中の使用人 ⑤ ①・②に定める者の父母、配偶者または子 め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 免責金額は被保険者の自己負担となります。 (注) これらの者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関を いいます。 規 定 読み替え対象の字句 第2条(保険金を支払う場合) 第6条(被保険者の範囲) 当会社は、衝突、接触、墜落、転覆、物の飛来、物の落下、火災、爆発、盗難、台風、洪水、高潮 この特約における被保険者は、個人であって、かつ、次の①∼④のいずれかに該当する者とします。 その他の偶然な事故によって車内携行品に生じた損害に対して、この特約に従い、保険金を支払いま ① 携行品被保険者 す。ただし、盗難については、被保険自動車が同時に盗難 (注) にあった場合を除き、被保険自動車の ② 携行品被保険者の配偶者 扉、窓等が完全に閉鎖され、かつ、施錠されている状態で生じた損害に限ります。 ③ 携行品被保険者またはその配偶者の同居の親族 ④ 携行品被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 (注)被保険自動車の一部分のみの盗難を除きます。 第7条(損害額の決定) ⑴ 損害額は、保険価額によって定めます。 ― B −38 ― ⑵ 次条に定める修理費の額が保険価額未満となる場合で車内携行品の損傷を修理することができる ときには、次の算式によって算出された額を損害額とします。 損害額 ( ( 次条に定め + 第9条(費用) る修理費 に定める費用 = − ) 修理に際し部分品を交換したために車 内携行品全体として価額の増加を生じ た場合は、その増加額 修理に伴って生じ + た残存物があると きは、その価額 ) ⑶ 第9条(費用)に定める費用のみを保険契約者または被保険者が負担した場合は、その費用を損 害額とします。 ⑷ 車内携行品が一組または一対のものからなる場合において、その一部に損害が生じたときは、そ の損害が車内携行品全体の価値に及ぼす影響を考慮し、⑴∼⑶の規定により損害額を決定します。 第8条(修理費) 前条の修理費とは、損害が生じた地および時において、車内携行品を事故発生直前の状態に復旧す るために必要な修理費をいいます。この場合、車内携行品の復旧に際して、当会社が、部分品の補修 が可能であり、かつ、その部分品の交換による修理費が補修による修理費を超えると認めたときは、 その部分品の修理費は補修による修理費とします。 第9条(費 用) 第7条(損害額の決定)の費用とは、保険契約者または被保険者が支出した次の①∼④の費用 (注) をいいます。 ① 普通保険約款第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)①に規定する損害の発生または拡 大の防止のために必要または有益であった費用 ② 普通保険約款第5章基本条項第 20 条⑥に規定する権利の保全または行使に必要な手続をする ために要した費用 ③ 盗難にあった車内携行品を引き取るために必要であった費用 ④ 船舶によって輸送されている間に生じた共同海損に対する車内携行品の分担額 (注)収入の喪失を含みません。 第 10 条(支払保険金の計算) ⑴ 1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、 次の算式によって算出した額とします。ただし、 保険金額を限度とし、保険金額が保険価額を超えるときは、保険価額を限度とします。 損害額のうち、回収金 (注) がある場合にお 第7条(損害額の 保険金の額 = 決定)の損害額 − 免責金額 − いて、回収金の額が免責金額を超過すると きは、その超過額 (注)第三者が負担すべき金額で被保険者のために既に回収されたものをいいます。 保険金の保険価額に対する割合によって、被保険者が車内携行品について有する所有権その他の物 権を取得します。 第 13 条(盗難にあった車内携行品の返還) 当会社が車内携行品の盗難によって生じた損害に対して保険金を支払った翌日から起算して 60 日 以内に車内携行品が発見された場合は、被保険者は、既に受け取った保険金を当会社に払い戻して、 その返還を受けることができます。この場合、発見されるまでの間に車内携行品に生じた損害に対し て保険金を請求することができます。 第 14 条(運転者限定に関する特約等の不適用) この特約の適用においては、当会社は、運転者限定に関する特約および運転者の年齢に関する特約 の規定は適用しません。 第 15 条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款第5章基本条項の 規定を準用します。この場合において、同条項の規定中、下表に掲げる字句は、同表のとおり読み替 えるものとします。 規 定 第 20 条(事故発生時の義務) → 車内携行品 第 22 条(他の保険契約等がある場合の 保険金の支払額) 第4章車両条項 第 23 条(保険金の請求) → 車内携行品補償特約 第 29 条(代位) → 車内携行品損害 車両損害 6 二輪自動車・原動機付自転車に関する車両盗難時の臨時費用補償特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 し (50 音順) 定 義 自動車 原動機付自転車を含みます。 所有権留保条項付売買 契約 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 をいいます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 保険年度 初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降について は、それぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。ただし、 最終年度については、1年未満であっても、1年間とみなします。 用途車種 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま す。 よ ⑵ 被保険者が2名以上である場合は、当会社は、次の算式によって各被保険者に対して支払う保険 金の額を決定します。 各被保険者に対して支払 = ⑴の規定による当会社の支 × う保険金の額 払う保険金の額 読み替え対象の字句 被保険自動車 各被保険者の損害額 (注) (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車の用途車種が次の①・②のいずれかに該当する自動車であって、かつ、 保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 ① 二輪自動車 (注)回収金がある場合は、その回収金を差し引いた額とします。 ② 原動機付自転車 第3条(保険金を支払う場合) 第 11 条(現物による支払) ⑴ 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)⑴ただ 当会社は、車内携行品の損害の全部または一部に対して、修理または代品の交付をもって保険金の し書きの規定にかかわらず、被保険自動車が盗難にあった場合で、保険契約者または被保険者が盗 支払に代えることができます。 難の事実を警察官に届け出たときに限り、保険金を被保険者に支払います。 第 12 条(被害物についての当会社の権利) ⑵ 当会社は、盗難が保険期間内に発生した場合にのみ、保険金を支払います。 ⑴ 当会社が保険金を支払った場合であっても、車内携行品について被保険者が有する所有権その他 ⑶ ⑴・⑵の規定により当会社が保険金を支払うときは、保険期間において1回を限度とします。た の物権は当会社に移転しません。 だし、保険期間が1年を超える期間である場合は、保険年度毎に1回を限度とします。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、当会社が車内携行品について被保険者が有する所有権その他の物権を取 得する旨の意思を表示し、車内携行品に生じた損害に対して保険金を支払った場合は、当会社は、 各被保険者の損害額 (注) の合計額 ― B −39 ― 第4条(被保険者の範囲) 第3条(保険金を支払わない場合−その1) ⑴ この特約における被保険者は、被保険自動車の所有者とします。 当会社は、次の①∼⑪のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払い ⑵ ⑴における所有者とは、次の①∼③のいずれかに該当する者をいいます。 ません。 ① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、その買主 ① 次のア.∼エ.のいずれかに該当する者の故意または重大な過失 ② 被保険自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されている場合は、その借主 ア.保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注1) ③ ①・②以外の場合は、被保険自動車を所有する者 イ.ア.に定める者の法定代理人 第5条(保険金の支払額) ウ.ア.に定める者の業務に従事中の使用人 ⑴ 当会社が支払う保険金の支払額は、2万円とします。 エ.ア.に定める者の父母、配偶者または子。ただし、被保険者または保険金を受け取るべき者 ⑵ 当会社は、⑴の規定によって支払う保険金に対しては、普通保険約款第5章基本条項第 22 条(他 に保険金を取得させる目的であった場合に限ります。 の保険契約等がある場合の保険金の支払額)⑵・⑶の規定は適用しません。 ② 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 第6条(保険金の請求) 動(注2) 当会社に対する保険金請求権は、盗難の事実を警察官に届け出た時から発生し、これを行使できる ③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 ものとします。 ④ 台風、暴風雨、豪雨等による洪水、融雪洪水、高潮、土砂崩れ等の水災 ⑤ 核燃料物質 (注3)もしくは核燃料物質(注3)によって汚染された物(注4)の放射性、爆発性そ 第7条(代位) の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 普通保険約款第5章基本条項第 29 条(代位)の規定にかかわらず、当会社が、この特約に従い保 ⑥ ⑤に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 険金を支払った場合であっても、被保険者が車両盗難時の臨時費用について第三者に対して有する損 ⑦ ②∼⑥までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 害賠償請求権は当会社に移転しません。 ⑧ 差押え、収用、没収、破壊など国または公共団体の公権力の行使。ただし、消防または避難に 第8条(代替自動車の取得) 必要な処置として行われた場合を除きます。 この特約により、当会社が第3条(保険金を支払う場合)⑴の保険金を支払う場合は、被保険者は ⑨ 紛失 被保険自動車が盗難にあった日から 60 日以内に被保険自動車の代替として新たに二輪自動車または ⑩ 詐欺または横領 原動機付自転車を取得 (注) しなければなりません。 ⑪ 修理、清掃等の作業中における作業上の過失または技術の拙劣。ただし、これらの事由によっ (注)所有権留保条項付売買契約に基づく購入を含みます。 て火災または破裂・爆発が発生した場合を除きます。 第9条(準用規定) (注1) これらの者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関 この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款第5章基本条項お をいいます。 よびこれに付帯される特約の規定を準用します。 (注2) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 7 携行品補償特約 (注3) 使用済燃料を含みます。 第1条(用語の定義) (注4) 原子核分裂生成物を含みます この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50 音順) 第4条(保険金を支払わない場合−その2) 当会社は、次の①∼③のいずれかに該当する損害に対しては、保険金を支払いません。 用 語 定 義 ① 携行品に存在する欠陥、摩滅、腐しょく、さびその他自然の消耗 ② 故障損害 (注1) け 携行品 被保険者が日本国内において携行中の動産をいい、次の①∼⑦の物を ③ 加工 (注2) を施した場合、加工(注2)着手後に生じた損害 含みません。 ① 船舶 (注) 、航空機、自動車、原動機付自転車、雪上オートバイ、 (注1) 偶然な外来の事故に直接起因しない携行品の電気的または機械的損害をいいます。 ゴーカートおよびこれらの付属品 (注2) 修理を除きます。 ② 自転車、ハングライダー、パラグライダー、サーフボード、ウィ 第5条(被保険者の範囲) ンドサーフィン、ラジコン模型およびこれらの付属品 この特約における被保険者は、普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する ③ 義歯、義肢、コンタクトレンズ、眼鏡その他これらに準ずる物 記名被保険者とします。 ④ 動物および植物 ⑤ 通貨、株券、手形その他の有価証券、印紙、切手その他これら 第6条(損害額の決定) ⑴ 損害額は、保険価額によって定めます。 に準ずる物 ⑵ 携行品の損傷を修理することができる場合には、次の算式によって算出した額を損害額とします。 ⑥ 稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これらに準ずる物 ⑦ 磁気テープ、ディスク等の記録媒体に記録されているプログラ ムおよびデータ 次条に定め 8 条( 費 用 ) (注) ヨット、モーターボート、水上バイク、ボートおよびカヌーを 損害額 = + 第 る修理費 に定める費用 含みます。 ( そ 損害額 当会社が保険金を支払うべき損害の額をいいます。 ほ 保険価額 損害が生じた地および時における携行品の価額をいいます。 保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 免責金額は被保険者の自己負担となります。 め ) ( − 修理に際し部分品を交換したために携行 修理に伴って生じた残 品全体として価額の増加を生じた場合 + 存物があるときは、そ は、その増加額 の価額 ) ⑶ 第8条(費用)に定める費用のみを保険契約者または被保険者が負担した場合は、その費用を損 害額とします。 第2条(保険金を支払う場合) ⑷ 携行品が一組または一対のものからなる場合において、その一部に損害が生じたときは、その損 ⑴ 当会社は、携行品に生じた損害に対して、この特約に従い、保険金を支払います。 害が携行品全体の価値に及ぼす影響を考慮し、⑴∼⑶の規定により損害額を決定します。 ⑵ 携行品は、被保険者によって被保険者の居住の用に供される住宅 (注) から一時的に持ち出された、 第7条(修理費) 被保険者の所有する家財とします。 前条の修理費とは、損害が生じた地および時において、携行品を事故発生直前の状態に復旧するた めに必要な修理費をいいます。この場合、携行品の復旧に際して、当会社が、部分品の補修が可能で (注)敷地を含みます。 あり、かつ、その部分品の交換による修理費が補修による修理費を超えると認めたときは、その部分 ― B −40 ― 品の修理費は補修による修理費とします。 第8条(費用) 第6条(損害額の決定) の費用とは、 保険契約者または被保険者が支出した次の費用 (注) をいいます。 ① 普通保険約款第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務)①に規定する損害の発生または拡 大の防止のために必要または有益であった費用 ② 普通保険約款第5章基本条項第 20 条⑥に規定する権利の保全または行使に必要な手続をする ために要した費用 ③ 盗難にあった携行品を引き取るために必要であった費用 (注)収入の喪失を含みません。 第9条(支払保険金の計算) 1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。ただし、 保険金額を限度とし、保険金額が保険価額を超えるときは、保険価額を限度とします。 損害額のうち、回収金がある場合におい 第6条(損害額の決 保険金の額 = 定)の損害額 − 免責金額 − て、回収金の額が免責金額を超過すると きは、その超過額 用 語 よ 用途車種 定 義 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま す。 (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、次の①∼③に定める条件をいずれも満たしている場合で、かつ、保険証券にこの特約 を適用する旨記載されているときに適用されます。 ① 被保険自動車の用途車種が、次のア.∼キ.のいずれかであること。ただし、被保険自動車の 自動車検査証記載の用途が特種用途である場合を除きます。 ア.自家用普通乗用車 イ.自家用小型乗用車 ウ.自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) エ.自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超2トン以下) オ.自家用軽四輪乗用車 カ.自家用小型貨物車 キ.自家用軽四輪貨物車 ② 被保険自動車が国産自動車であること。 ③ 被保険自動車に普通保険約款第4章車両条項の適用があること。 第3条(リサイクル部品の使用) ⑴ 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第8条(修理費)にいう「被保険自動 車を事故発生直前の状態に復旧するために必要な修理費」のうち、部分品の交換による修理費につ いては、その部分品がリサイクル部品(注)である場合の価格によって定めます。 (注) 中古の部分品をいい、再生の部分品を含みます。 第 10 条(現物による支払) 当会社は、携行品の損害の全部または一部に対して、修理または代品の交付をもって保険金の支払 に代えることができます。 第 11 条(被害物についての当会社の権利) ⑴ 当会社が携行品に生じた損害に対して保険金を支払った場合であっても、携行品について被保険 者が有する権利は当会社に移転しません。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、当会社が携行品について被保険者が有する権利を取得する旨の意思を表 示し、携行品に生じた損害に対して保険金を支払った場合は、当会社は、保険金の保険価額に対す る割合によって、被保険者が携行品について有する権利を取得します。 第 12 条(盗難にあった携行品の返還) ⑵ 当会社は、修理のために入庫した修理工場が必要とするリサイクル部品(注)を入手できない場 当会社が携行品の盗難によって生じた損害に対して保険金を支払った翌日から起算して 60 日以内 合で、当会社によるあっせんによって、普通保険約款第5章基本条項第 20 条(事故発生時の義務) に携行品が発見された場合は、被保険者は、既に受け取った保険金を当会社に払い戻して、その返還 ②の事故通知を当会社が受領した日またはその修理工場へ入庫した日のいずれか遅い日の翌日から を受けることができます。この場合、発見されるまでの間に携行品に生じた損害に対して保険金を請 起算して7日以内にその修理工場が必要とするリサイクル部品(注)が到着しないときは、⑴の規定 求することができます。 は適用しません。 第 13 条(運転者の年齢に関する特約の不適用) この特約の適用においては、当会社は、運転者の年齢に関する特約の規定は適用しません。 (注) 中古の部分品をいい、再生の部分品を含みます。 第 14 条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款第5章基本条項の 規定を準用します。この場合において、同条項の規定中、下表に掲げる字句は、同表のとおり読み替 9 地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約 第1条(用語の定義) えるものとします。 この特約において、次の用語の意味は、次の定義によります。 規 定 読み替え対象の字句 用 語 定 義 第 20 条(事故発生時の義務) 被保険自動車 → 携行品 保険金 普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)に規定 第 22 条(他の保険契約等がある場合の する保険金をいいます。 保険金の支払額) 第4章車両条項 → 携行品補償特約 第2条(この特約の適用条件) 第 23 条(保険金の請求) この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第 29 条(代位) 車両損害 → 携行品損害 第3条(保険金を支払う場合) 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第3条(保険金を支払わない場合−その 1)③・⑥の規定にかかわらず、保険証券記載の自動車について次の①・②のいずれかに該当する事 8 リサイクル部品使用特約 由によって生じた損害に対しても、保険金を支払います。 第1条(用語の定義) ① 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ② ①の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 (50 音順) 第4条(保険金の支払時期) ⑴ 普通保険約款第5章基本条項第24条(保険金の支払時期)⑴の確認をするため、災害対策基本法(昭 用 語 定 義 和 36 年法律第 223 号)に基づき設置された中央防災会議の専門調査会によって被害想定が報告され た首都直下地震、東海地震、東南海・南海地震またはこれらと同規模以上の損害が発生するものと こ 国産自動車 日本国内で製造され、かつ、主務大臣の指定がなされている型式の自 見込まれる地震等による災害の被災地域における同条⑴①∼⑤の事項の確認のための調査が不可欠 動車をいい、日本の自動車メーカーによって日本国内で製造された輸 な場合には、同条⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日 (注)からその日を含めて 365 日を 出向けの自動車で、日本国外に輸出された後、日本国内に持ち込まれ 経過する日までに、保険金を支払います。この場合において、当会社は、確認が必要な事項および た自動車を含みます。 その確認を終えるべき時期を被保険者に対して通知するものとします。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 (注)被保険者または保険金を受け取るべき者が普通保険約款第5章基本条項第 23 条(保険金の請求) ⑵・⑶の規定による手続を完了した日をいいます。 ⑵ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由なく当会社が保険金を支払う ― B −41 ― ために必要な普通保険約款第5章基本条項第 24 条(保険金の支払時期)⑴①∼⑤の事項の確認を 妨げ、またはこれに応じなかった場合 (注) には、これにより確認が遅延した期間については、⑴ま たは同条⑴の期間に算入しないものとします。 (注)必要な協力を行わなかった場合を含みます。 : 機械装着車に関する「車両損害」特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 (50 音順) 定 義 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ふ 付属機械装置 医療防疫車、検査測定車、電源車、放送中継車等自動車検査証記載 の用途が特種用途である自動車に定着または装備されている精密機 械装置をいいます。 用 語 定 義 た 他の自動車の保険契約等 この保険契約の全部または一部に対して支払責任が同じである、他の 自動車について適用される保険契約または共済契約をいいます。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 みます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険金請求権者 無保険車傷害補償特約第1条(用語の定義)に規定する保険金請求権 者をいいます。 み 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 む 無保険車事故による 損害の額 無保険車傷害補償特約第9条(損害額の決定)に定める損害の額をい います。 よ 用途車種 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま す。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券に付属機械装置が明記されている場合に適用します。 (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 第3条(保険金を支払う場合) ⑴ 当会社は、この特約により、普通保険約款第4章車両条項第2条(保険金を支払う場合)の規定 れ レンタカー等の自動車 不特定の借主に有償で貸し渡すことを目的とする自動車をいい、1年 にかかわらず、保険証券に明記された付属機械装置については、被保険自動車の他の部分と同時に 以上を期間とする貸借契約により貸し渡すものを除きます。 損害を被った場合または火災もしくは盗難によって損害が生じた場合に限り、損害に対して保険金 を支払います。 ⑵ 当会社は、付属機械装置に生じた損害と被保険自動車の他の部分に生じた損害に対しては、それ 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車の用途車種が次の①∼⑧のいずれか該当する場合であって、かつ、記名 ぞれ各別に普通保険約款第4章車両条項第7条(損害額の決定)から第 10 条(支払保険金の計算) までの規定を適用し、損害に対して保険金を支払います。ただし、付属機械装置の損害に対しては、 被保険者が個人であるときに適用されます。 ① 自家用普通乗用車 免責金額を差し引きません。 ② 自家用小型乗用車 ; 他車運転危険補償特約 ③ 自家用軽四輪乗用車 ④ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) 第1条(用語の定義) ⑤ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超2トン以下) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ⑥ 自家用小型貨物車 (50 音順) ⑦ 自家用軽四輪貨物車 用 語 定 義 ⑧ 特種用途自動車(キャンピング車) 第3条(保険金を支払う場合−賠償責任) う 運転中 駐車または停車中を除きます。 ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の自動車を被保 険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、普通保険約款第1章賠償責任条項お き 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 よび被保険自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者 名被保険者をいいます。 は、次の①∼④のいずれかに該当する者に限ります。 し 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく責任保険ま ① 記名被保険者 たは責任共済をいいます。 ② 記名被保険者の配偶者 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 所有権留保条項付 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 売買契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 ⑵ 当会社は、この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第2条(保険金を支払う場合−対 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 人賠償)⑵の規定にかかわらず、他の自動車について生じた1回の対人事故による同条⑴の損害に をいいます。 対して、自賠責保険等によって支払われる金額がある場合は、損害の額が自賠責保険等によって支 払われる金額を超過するときに限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 た 他の自動車 次の①・②のいずれかに該当する自動車以外の自動車であって、その ⑶ ⑴・⑵の規定 (注1)に関して他の自動車の保険契約等がある場合は、当会社は、普通保険約款第 用途車種が自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用 5章基本条項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、他の 車、 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) 、 自家用普通貨物車(最 自動車の保険契約等に優先して、損害に対して保険金を支払います。ただし、他の自動車がレンタ 大積載量 0.5 トン超2トン以下)、自家用小型貨物車、自家用軽四輪貨 カー等の自動車である場合には、他の自動車の保険契約等によって支払われる保険金または共済金 物車または特種用途自動車(キャンピング車)であるものをいいます。 の額の合計額を、損害額(注2)から差し引いた額に対してのみ保険金を支払います。 ① 記名被保険者、その配偶者または記名被保険者もしくはその配 偶者の同居の親族が所有する自動車 (注) または常時使用する自動 (注1)普通保険約款第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵に規定する対人臨 車 時費用を除きます。 ② 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子が所有する自 (注2) それぞれの保険契約または共済契約に免責金額の適用がある場合には、そのうち最も低い免責 動車 (注) または常時使用する自動車を自ら運転者として運転中の 金額を差し引いた額とします。 場合は、その自動車 ⑷ ⑴の規定による普通保険約款第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵の対 (注)所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1 人臨時費用に関して他の自動車の保険契約等がある場合は、当会社は、普通保険約款第5章基本条 年以上を期間とする貸借契約により借り入れた自動車を含み 項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、他の自動車の保 ます。 険契約等に優先して、対人臨時費用に対して保険金を支払います。ただし、他の自動車がレンタカー 等の自動車である場合には、他の自動車の保険契約等により支払われる保険金または共済金の額の ― B −42 ― 合計額を、この保険契約により支払うべき保険金の額から差し引いた額に対してのみ保険金を支払 います。 第4条(保険金を支払う場合−自損傷害) ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の自動車を被保 険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、自損事故傷害補償特約および被保険 自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者は、他の自 動車の正規の乗車装置またはその装置のある室内 (注1) に搭乗中 (注2) の次の①∼④のいずれかに 該当する者に限ります。 ① 記名被保険者 ② 記名被保険者の配偶者 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 (注1)隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。駐車または停車中を除きま す。 (注2)極めて異常かつ危険な方法で搭乗している場合を除きます。 ① 被保険者の使用者の業務(注1)のために、その使用者の所有する自動車(注2)を運転している とき。 ② 被保険者が役員 (注3)となっている法人の所有する自動車(注2)を運転しているとき。 ③ 自動車の修理、保管、給油、洗車、売買、陸送、賃貸、運転代行等自動車を取り扱う業務とし て受託した他の自動車を運転しているとき。 ④ 被保険者が、他の自動車の使用について、正当な権利を有する者の承諾を得ないで、他の自動 車を運転しているとき。 (注1) 家事を除きます。 (注2) 所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1年以上を期間とする貸借契約によ り借り入れた自動車を含みます。 (注3) 理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関をいいます。 第7条(被保険自動車の譲渡の場合) この特約の適用においては、当会社は、普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡) ⑵の規定は適用しません。 ⑵ ⑴の規定に関して他の自動車の保険契約等がある場合は、当会社は自損事故傷害補償特約第 14 < 他車運転危険補償特約(二輪自動車用) 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、他の自動車の保険契約等 第1条(用語の定義) に優先して、傷害に対して保険金を支払います。ただし、他の自動車がレンタカー等の自動車であ この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 る場合には、他の自動車の保険契約等により支払われる保険金または共済金の額の合計額を、この (50 音順) 保険契約により支払われる保険金の額から差し引いた額に対してのみ保険金を支払います。 用 語 定 義 ⑶ ⑵の規定の適用においては、自損事故傷害補償特約第1条(用語の定義)に規定する保険金を次 の①∼③に区分して、それぞれ各別に適用します。 う 運転中 駐車または停車中を除きます。 ① 介護費用保険金 ② 医療保険金 き 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 ③ 死亡保険金および後遺障害保険金 名被保険者をいいます。 第5条(保険金を支払う場合−無保険車傷害) し 自動車 原動機付自転車を含みます。 ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の自動車を被保 険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、無保険車傷害補償特約および被保険 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく責任保険ま 自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者は、他の自 たは責任共済をいいます。 動車の正規の乗車装置またはその装置のある室内 (注1) に搭乗中 (注2) の次の①∼④のいずれかに 該当する者に限ります。 所有権留保条項付 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 ① 記名被保険者 売買契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 ② 記名被保険者の配偶者 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 をいいます。 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 た 他の自動車 次の①・②のいずれかに該当する自動車以外の自動車であって、その (注1)隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 用途車種が二輪自動車または原動機付自転車であるものをいいます。 (注2)極めて異常かつ危険な方法で搭乗している場合を除きます。 ① 記名被保険者、その配偶者または記名被保険者もしくはその配 偶者の同居の親族が所有する自動車(注)または常時使用する自動 ⑵ ⑴の規定に関して他の自動車の保険契約等がある場合で、保険金請求権者が他の自動車の保険契 車 約等によって保険金または共済金の支払を受けることができるときは、当会社は、普通保険約款第 ② 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子が所有する自 5章基本条項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)および無保険車傷害補償特 動車(注)または常時使用する自動車を自ら運転者として運転中の 約の規定にかかわらず、1回の無保険車事故による損害の額が、次の①・③の合計額を超過すると 場合は、その自動車 きに限り、次の算式によって算出した額を保険金として保険金請求権者に支払います。ただし、次 の②・③のうちいずれか高い額を、保険証券記載の保険金額から差し引いた額を限度とします。 (注)所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1年 以上を期間とする貸借契約により借り入れた自動車を含みま す。 次の①・②・④・⑤・⑥の合 1回の無保険車 無保険車傷害補償特約第 保険金の額 = 事故による損害 + 10 条(費用)の費用 − 計額または次の①・③・⑤・ 他の自動車の保険契約等 この保険契約の全部または一部に対して支払責任が同じである、他の ⑥の合計額のうちいずれか高 の額 自動車について適用される保険契約または共済契約をいいます。 い額 ① 無保険車傷害補償特約第3条(保険金を支払う場合)⑶①に規定する額 ② 無保険車傷害補償特約第3条⑶②に規定する額 ③ 他の自動車の無保険車傷害保険等の保険金額または共済金額 (注) ④ 他の自動車の保険契約等によって支払われる保険金または共済金の額 ⑤ 無保険車傷害補償特約第 11 条(支払保険金の計算)③に規定する額 ⑥ 無保険車傷害補償特約第 11 条④に規定する額 (注)他の自動車の保険契約等が2以上ある場合は、それぞれの保険金額または共済金額のうち最も高 い額とします。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 みます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険金請求権者 無保険車傷害補償特約第1条(用語の定義)に規定する保険金請求権 者をいいます。 み 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 む 無保険車事故による 損害の額 無保険車傷害補償特約第9条(損害額の決定)に定める損害の額をい います。 第6条(保険金を支払わない場合) 当会社は、普通保険約款第1章賠償責任条項および第5章基本条項ならびに自損事故傷害補償特約 および無保険車傷害補償特約の規定による場合のほか、次の①∼④のいずれかに該当するときに生じ た事故により、被保険者が被った損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 ― B −43 ― ② 記名被保険者の配偶者 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 よ 用途車種 登録番号標等 (注) 上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 (注) 極めて異常かつ危険な方法で搭乗している場合を除きます。 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま ⑵ ⑴の規定に関して他の自動車保険契約等がある場合で、保険金請求権者が他の自動車の保険契約 す。 等によって保険金または共済金の支払を受けることができるときは、当会社は、普通保険約款第5 (注) 車両番号標および標識番号標を含みます。 章基本条項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)および無保険車傷害補償特約 の規定にかかわらず、1回の無保険車事故による損害の額が、次の①・③の合計額を超過するとき に限り、次の算式によって算出した額を保険金として保険金請求権者に支払います。ただし、次の ②・③のうちいずれか高い額を、保険証券記載の保険金額から差し引いた額を限度とします。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車の用途車種が、二輪自動車であって、記名被保険者が個人である場合で、 保険証券にこの特約を適用する旨記載されているときに適用されます。 次の①・②・④・⑤・⑥の合 1回の無保険車 第3条(保険金を支払う場合−賠償責任) 無保険車傷害補償特約第 ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の自動車を被保 保険金の額 = 事故による損害 + 10 条(費用)の費用 − 計額または次の①・③・⑤・ ⑥の合計額のうちいずれか高 の額 険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、普通保険約款第1章賠償責任条項お い額 よび被保険自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者 は、次の①∼④のいずれかに該当する者に限ります。 ① 無保険車傷害補償特約第3条(保険金を支払う場合)⑶①に規定する額 ① 記名被保険者 ② 無保険車傷害補償特約第3条⑶②に規定する額 ② 記名被保険者の配偶者 ③ 他の自動車の無保険車傷害保険等の保険金額または共済金額(注) ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ④ 他の自動車の保険契約等によって支払われる保険金または共済金の額 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 ⑤ 無保険車傷害補償特約第 11 条(支払保険金の計算)③に規定する額 ⑵ 当会社は、この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第2条(保険金を支払う場合−対 ⑥ 無保険車傷害補償特約第 11 条④に規定する額 人賠償)⑵の規定にかかわらず、他の自動車について生じた1回の対人事故による同条⑴の損害に 対して、自賠責保険等によって支払われる金額がある場合は、損害の額が自賠責保険等によって支 (注) 他の自動車の保険契約等が2以上ある場合は、それぞれの保険金額または共済金額のうち最も高 払われる金額を超過するときに限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 い額とします。 ⑶ ⑴・⑵の規定(注) に関して他の自動車の保険契約等がある場合は、当会社は、普通保険約款第5 章基本条項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、損害の 第6条(保険金を支払わない場合) 当会社は、普通保険約款第1章賠償責任条項および第5章基本条項ならびに自損事故傷害補償特約 額が他の自動車の保険契約等によって支払われる保険金または共済金の額の合計額を超過するとき および無保険車傷害補償特約の規定による場合のほか、次の①∼④のいずれかに該当するときに生じ に限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 た事故により、被保険者が被った損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 (注)普通保険約款第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵に規定する対人臨時 ① 被保険者の使用者の業務(注1)のために、その使用者の所有する自動車(注2)を運転している 費用を除きます。 とき。 ⑷ ⑴の規定による普通保険約款第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵の対 ② 被保険者が役員 (注3)となっている法人の所有する自動車(注2)を運転しているとき。 人臨時費用に関して他の自動車の保険契約等がある場合は、当会社は、普通保険約款第5章基本条 ③ 自動車の修理、保管、給油、洗車、売買、陸送、賃貸、運転代行等自動車を取り扱う業務とし 項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、他の自動車の保 て受託した他の自動車を運転しているとき。 険契約等により対人臨時費用に対して支払われる保険金または共済金の額の合計額を超過するとき ④ 被保険者が、他の自動車の使用について、正当な権利を有する者の承諾を得ないで、他の自動 に限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 車を運転しているとき。 第4条(保険金を支払う場合−自損傷害) (注1) 家事を除きます。 ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の自動車を被保 (注2) 所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1年以上を期間とする貸借契約によ 険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、自損事故傷害補償特約および被保険 り借り入れた自動車を含みます。 自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者は、他の自 (注3) 理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関をいいます。 動車の正規の乗車装置に搭乗中 (注) の次の①∼④のいずれかに該当する者に限ります。 ① 記名被保険者 第7条(被保険自動車の譲渡の場合) ② 記名被保険者の配偶者 この特約の適用においては、当会社は、普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡) ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ⑵の規定は適用しません。 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 = 他車運転危険補償特約(原動機付自転車用) (注)極めて異常かつ危険な方法で搭乗している場合を除きます。 第1条(用語の定義) ⑵ ⑴の規定に関して他の自動車の保険契約等がある場合は、当会社は、自損事故傷害補償特約第 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 14 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、他の自動車の保険契 (50 音順) 約等がないものとして算出した当会社が支払うべき保険金の額が、他の自動車の保険契約等により 用 語 定 義 支払われる保険金または共済金の額の合計額を超過するときに限り、その超過額に対してのみ保険 金を支払います。 う 運転中 駐車または停車中を除きます。 ⑶ ⑵の規定の適用においては、自損事故傷害補償特約第1条(用語の定義)に規定する保険金を次 の①∼③に区分して、それぞれ各別に適用します。 き 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 ① 介護費用保険金 名被保険者をいいます。 ② 医療保険金 し 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく責任保険ま ③ 死亡保険金および後遺障害保険金 たは責任共済をいいます。 第5条(保険金を支払う場合−無保険車傷害) ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の自動車を被保 所有権留保条項付 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、無保険車傷害補償特約および被保険 売買契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者は、他の自 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 動車の正規の乗車装置に搭乗中 (注) の次の①∼④のいずれかに該当する者に限ります。 をいいます。 ① 記名被保険者 用 語 定 義 ― B −44 ― 用 語 た 他の原動機付自転車 定 義 次の①・②のいずれかに該当する原動機付自転車以外の原動機付自転 車をいいます。 ① 記名被保険者、その配偶者または記名被保険者もしくはその配 偶者の同居の親族が所有する原動機付自転車 (注) または常時使用 する原動機付自転車 ② 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子が所有する原 動機付自転車 (注) または常時使用する原動機付自転車を自ら運転 者として運転中の場合は、その原動機付自転車 (注) 所有権留保条項付売買契約により購入した原動機付自転車、お よび1年以上を期間とする貸借契約により借り入れた原動機付 自転車を含みます。 第4条(保険金を支払う場合−自損傷害) ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の原動機付自転 車を被保険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、自損事故傷害補償特約およ び被保険自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者は、 他の原動機付自転車の正規の乗車装置に搭乗中(注)の次の①∼④のいずれかに該当する者に限りま す。 ① 記名被保険者 ② 記名被保険者の配偶者 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 (注) 極めて異常かつ危険な方法で搭乗している場合を除きます。 ⑵ ⑴の規定に関して他の原動機付自転車の保険契約等がある場合は、当会社は、自損事故傷害補償 特約第 14 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、他の原動機付 自転車の保険契約等がないものとして算出した当会社が支払うべき保険金の額が、他の原動機付自 転車の保険契約等により支払われる保険金または共済金の額の合計額を超過するときに限り、その 超過額に対してのみ保険金を支払います。 ⑶ ⑵の規定の適用においては、自損事故傷害補償特約第1条(用語の定義)に規定する保険金を次 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 の①∼③に区分して、それぞれ各別に適用します。 みます。 ① 介護費用保険金 ひ 被保険自動車 保険証券記載の原動機付自転車をいいます。 ② 医療保険金 ③ 死亡保険金および後遺障害保険金 ほ 保険金請求権者 無保険車傷害補償特約第1条(用語の定義)に規定する保険金請求権 第5条(保険金を支払う場合−無保険車傷害) 者をいいます。 ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の原動機付自転 車を被保険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、無保険車傷害補償特約およ み 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 び被保険自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における被保険者は、 む 無保険車事故による 無保険車傷害補償特約第9条(損害額の決定)に定める損害の額をい 他の原動機付自転車の正規の乗車装置に搭乗中(注)の次の①∼④のいずれかに該当する者に限りま 損害の額 います。 す。 ① 記名被保険者 よ 用途車種 登録番号標等(注) 上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 ② 記名被保険者の配偶者 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 す。 (注) 極めて異常かつ危険な方法で搭乗している場合を除きます。 (注) 車両番号標および標識番号標を含みます。 ⑵ ⑴の規定に関して他の原動機付自転車の保険契約等がある場合で、保険金請求権者が他の自動車 の保険契約等によって保険金または共済金の支払を受けることができるときは、当会社は、普通保 第2条(この特約の適用条件) 険約款第5章基本条項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)および無保険車傷 害補償特約の規定にかかわらず、1回の無保険車事故による損害の額が、次の①・③の合計額を超 この特約は、被保険自動車の用途車種が、原動機付自転車であって、記名被保険者が個人である場 合で、保険証券にこの特約を適用する旨記載されているときに適用されます。 過するときに限り、次の算式によって算出した額を保険金として保険金請求権者に支払います。た だし、次の②・③のうちいずれか高い額を、保険証券記載の保険金額から差し引いた額を限度とし 第3条(保険金を支払う場合−賠償責任) ⑴ 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が、自ら運転者として運転中の他の原動機付自転 ます。 車を被保険自動車とみなして、被保険自動車の保険契約の条件に従い、普通保険約款第1章賠償責 任条項および被保険自動車について適用される他の特約を適用します。ただし、この場合における 次の①・②・④・⑤・⑥の合 1回の無保険車 被保険者は、次の①∼④のいずれかに該当する者に限ります。 無保険車傷害補償特約第 保険金の額 = 事故による損害 + 10 条(費用)の費用 ① 記名被保険者 − 計額または次の①・③・⑤・ ⑥の合計額のうちいずれか高 の額 ② 記名被保険者の配偶者 い額 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 ① 無保険車傷害補償特約第3条(保険金を支払う場合)⑶①に規定する額 ⑵ 当会社は、この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第2条(保険金を支払う場合−対 ② 無保険車傷害補償特約第3条⑶②に規定する額 人賠償)⑵の規定にかかわらず、他の原動機付自転車について生じた1回の対人事故による同条⑴ ③ 他の原動機付自転車の無保険車傷害保険等の保険金額または共済金額(注) の損害に対して、自賠責保険等によって支払われる金額がある場合は、損害の額が自賠責保険等に ④ 他の原動機付自転車の保険契約等によって支払われる保険金または共済金の額 よって支払われる金額を超過するときに限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 ⑤ 無保険車傷害補償特約第 11 条(支払保険金の計算)③に規定する額 ⑶ ⑴・⑵の規定(注) に関して他の原動機付自転車の保険契約等がある場合は、当会社は、普通保険 ⑥ 無保険車傷害補償特約第 11 条④に規定する額 約款第5章基本条項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、 損害の額が他の原動機付自転車の保険契約等によって支払われる保険金または共済金の額の合計額 (注) 他の原動機付自転車の保険契約等が2以上ある場合は、それぞれの保険金額または共済金額のう を超過するときに限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 ち最も高い額とします。 (注)普通保険約款第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵に規定する対人臨時 第6条(保険金を支払わない場合) 費用を除きます。 当会社は、普通保険約款第1章賠償責任条項および第5章基本条項ならびに自損事故傷害補償特約 および無保険車傷害補償特約の規定による場合のほか、次の①∼④のいずれかに該当するときに生じ ⑷ ⑴の規定による普通保険約款第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通)⑵の対 た事故により、被保険者が被った損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 人臨時費用に関して他の自動車の保険契約等がある場合は、当会社は、普通保険約款第5章基本条 ① 被保険者の使用者の業務(注1)のために、その使用者の所有する原動機付自転車(注2)を運転 項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)の規定にかかわらず、他の自動車の保 しているとき。 険契約等により対人臨時費用に対して支払われる保険金または共済金の額の合計額を超過するとき ② 被保険者が役員 (注3)となっている法人の所有する原動機付自転車 (注2)を運転していると に限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 他の原動機付自転車の この保険契約の全部または一部に対して支払責任が同じである、他の 保険契約等 原動機付自転車について適用される保険契約または共済契約をいいま す。 ― B −45 ― き。 ③ 自動車の修理、保管、給油、洗車、売買、陸送、賃貸、運転代行等自動車を取り扱う業務とし て受託した他の原動機付自転車を運転しているとき。 ④ 被保険者が、他の原動機付自転車の使用について、正当な権利を有する者の承諾を得ないで、 他の原動機付自転車を運転しているとき。 (注1)家事を除きます。 (注2)所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1年以上を期間とする貸借契約によ り借り入れた自動車を含みます。 (注3)理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関をいいます。 ① 被保険者またはこれらの者の法定代理人の故意または重大な過失による事故 ② 被保険者が法令に定められた運転資格を持たないで自動車を運転している場合、道路交通法(昭 和 35 年法律第 105 号)第 65 条(酒気帯び運転等の禁止)第1項に規定に違反した酒気帯び運転 もしくはこれに相当する状態で自動車を運転している場合、または麻薬、大麻、あへん、覚せい 剤、シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれがある状態で自動車を運転している場 合に生じた事故 ③ 被保険者が、所有、使用または管理する財物について、正当な権利を有する者の承諾を得ない で所有、使用または管理している間に生じた事故 ④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によって生じた事故 ⑤ 被保険自動車もしくは被保険者が搭乗中の被保険自動車以外の自動車を空港 (注1)内で使用 (注2) している間に生じた事故 第7条(被保険自動車の譲渡の場合) この特約の適用においては、当会社は、普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡) (注1) 飛行場およびヘリポートを含みます。 ⑵の規定は適用しません。 (注2) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 > 弁護士費用等補償特約 第4条(保険金を支払わない場合−その2) 当会社は、次の①∼⑦のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払い ません。 (50 音順) ① 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴 動(注1) 用 語 定 義 ② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 ③ 台風、洪水または高潮 あ あっせん・仲裁機関 申立人の申立に基づき和解のためのあっせん・仲裁を行うことを目的 ④ 核燃料物質 (注2)もしくは核燃料物質(注2)によって汚染された物(注3)の放射性、爆発性そ として弁護士会等が運営する機関をいいます。 の他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 ⑤ ④に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 き 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 ⑥ ①∼⑤の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故 名被保険者をいいます。 ⑦ 被保険自動車もしくは被保険者が搭乗中の被保険自動車以外の自動車を競技、曲技(注4)もし し 自動車 原動機付自転車を含みます。 くは試験のために使用すること、または被保険自動車もしくは被保険者が搭乗中の被保険自動車 以外の自動車を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注5)するこ 自動車取扱業者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車販売業、陸送業、 とによって発生した事故 運転代行業等自動車を取り扱うことを業としている者をいい、これら の者の使用人、およびこれらの者が法人である場合はその理事、取締 (注1) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平穏が害さ 役または法人の業務を執行するその他の機関を含みます。 れ、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 (注2) 使用済燃料を含みます。 身体傷害 被保険者が被った身体の傷害 (注) をいいます。 (注3) 原子核分裂生成物を含みます。 (注4) 競技または曲技のための練習を含みます。 (注) 身体の傷害に起因する死亡を含みます。 (注5) 救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 そ 損害額 第2条(保険金を支払う場合)⑴に規定する損害の額をいいます。 第5条(保険金を支払わない場合−その3) 当会社は、次の①∼④のいずれかに該当する者が賠償義務者である場合は、これらの者に対する法 た 他の保険契約等 第2条(保険金を支払う場合)と全部または一部に対して支払責任を 律上の損害賠償を請求するときに要した費用に対しては、保険金を支払いません。 同じである他の保険契約または共済契約をいいます。 ① 第6条(被保険者の範囲)⑴①∼④に規定する被保険者 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含 ② 被保険者の父母、配偶者または子 みます。 ③ 被保険者の使用者。ただし、被保険者がその使用者の業務(注)に従事している場合に限ります。 ④ 被保険者の使用者の業務(注)に被保険者が所有、使用または管理する財物を使用している他の ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 使用人。ただし、被保険者がその使用者の業務(注)に従事している場合に限ります。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 (注) 家事を除きます。 み 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 第6条(被保険者の範囲) ⑴ この特約における被保険者は、次の①∼⑤のいずれかに該当する者とします。 第2条(保険金を支払う場合) ① 記名被保険者 ⑴ 当会社は、日本国内において発生した次の①・②のいずれかに該当する急激かつ偶然な外来の事 ② 記名被保険者の配偶者 故によって、被保険者 (注) が費用を負担したことによって被る損害に対して、この特約に従い、保 ③ 記名被保険者またはその配偶者の同居の親族 険金を支払います。 ④ 記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子 ① 自動車の所有、使用または管理に起因する事故 ⑤ ①∼④以外の者で、被保険自動車の正規の乗車装置またはその装置のある室内(注)に搭乗中の ② 自動車の運行中の、飛来中もしくは落下中の他物との衝突、火災、爆発または自動車の落下 者 (注)被保険者が死亡した場合は、その法定相続人とします。 (注) 隔壁等により通行できないように仕切られている場所を除きます。 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ⑵ ⑴における費用とは、あらかじめ当会社の同意を得て弁護士、裁判所またはあっせん・仲裁機関 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、極めて異常かつ危険な方法で自動車に搭乗している者は被保険者に含み に対して支出した弁護士報酬、訴訟費用、仲裁、和解または調停に要した費用であって、次の①・ ません。 ②のいずれかに該当する費用をいいます。 ⑶ ⑴の規定にかかわらず、自動車取扱業者が自動車を業務として受託している場合は、これらの者 ① 身体傷害により法律上の損害賠償を請求する場合に要した費用 は被保険者に含みません。 ② 被保険者が所有、使用または管理する財物の滅失、き損もしくは汚損およびこれらに起因して 第7条(個別適用) 被保険者が被る経済的損失について法律上の損害賠償を請求する場合に要した費用 この特約の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用します。 ⑶ 当会社は、⑴の事故が保険期間内に発生した場合にのみ、保険金を支払います。 第8条(支払保険金の計算) 第3条(保険金を支払わない場合−その1) 1回の事故につき当会社が支払う保険金の額は、次の算式によって算出した額とします。ただし、 当会社は次の①∼⑤のいずれかに該当する事故による損害に対しては保険金を支払いません。 被保険者1名につき、300 万円を限度とします。 ― B −46 ― 第2条⑵に規定する費用のうち、普通保険約款 (保険金を支払う場合) 保険金の額 = 第2条 − 第1章賠償責任条項において支払われるものが ⑵に規定する費用 ある場合は、その費用 イ.判決で認定された弁護士費用の額と当会社が第2条の規定により、既に支払った保険金の合 計額 ⑵ ⑴の規定により当会社が返還を求める保険金の額は次の①・②に定めるとおりとします。 ① ⑴ ①の場合は返還された着手金の金額に相当する金額。ただし、第2条(保険金を支払う場合) の規定により支払われた保険金のうち、着手金に相当する金額を限度とします。 ② ⑴ ②の場合は超過額に相当する金額。ただし、第2条の規定により支払われた保険金の額を 限度とします。 第 14 条(運転者限定に関する特約等の不適用) この特約の適用においては、当会社は、運転者限定に関する特約および運転者の年齢に関する特約 の規定は適用しません。 第 15 条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款およびこれに付帯 される特約の規定を準用します。 第9条(事故発生時の義務) ⑴ 保険契約者または被保険者は、第2条(保険金を支払う場合)⑴の事故が発生した場合または同 条⑴の事故によって被保険者が被った身体傷害により法律上の損害賠償を請求する場合で、被保険 者が同条⑵に規定する費用を支出しようとするときは、次の①・②に定める事項を第2条⑴の事故 の発生の日の翌日から起算して 180 日以内に、かつ、費用の支出を行う前に当会社に通知しなけれ ばなりません。 ① 事故の発生の日時、場所および事故の状況 ② 賠償義務者の住所および氏名または名称 ⑵ 保険契約者または被保険者が、⑴の規定に違反した場合、または当会社に事実を告げなかった場 合もしくは事実と異なることを告げた場合は、当会社は、それによって当会社が被った損害の額を ? 被保険自動車の入替における自動補償特約 差し引いて保険金を支払います。ただし、被保険者が、過失がなく第2条(保険金を支払う場合) 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ⑴の事故の発生を知らなかった場合、またはやむを得ない事由により、⑴の期間内に通知ができな かった場合を除きます。 用 語 定 義 第 10 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額) ⑴ 他の保険契約等がある場合であっても、当会社は、この特約により支払うべき保険金の額を支払 い 入替自動車 普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ ①に います。 定める新規取得自動車のうち被保険自動車を廃車、譲渡または返還し ⑵ ⑴の規定にかかわらず、保険金請求権者の請求があり、かつ、当会社がこれを承認した場合は、 た後、その代替として同条⑴ ①ア.∼エ.のいずれかに該当する者 他の保険契約等がないものとして算出した当会社の支払うべき保険金の額を保険金の支払額とし が新たに取得(注)し、または1年以上を期間とする貸借契約により借 て、他の保険契約等に優先して支払います。また、他の保険契約等によって、この保険契約に優先 り入れた自動車をいいます。 して保険金もしくは共済金が支払われる場合または既に保険金もしくは共済金が支払われている場 (注)所有権留保条項付売買契約に基づく購入を含みます。 合には、当会社は、それらの額の合計額をこの特約により支払うべき保険金の額から差し引いた額 に対してのみ保険金を支払います。 し 修理限度額 保険証券記載の修理限度額をいいます。 第 11 条(保険金の請求) ⑴ 当会社に対する保険金請求権は、被保険者が第2条(保険金を支払う場合)⑵に規定する費用を 所有権留保条項付 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 支出した時から発生し、これを行使することができるものとします。 売買契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 ⑵ 被保険者が保険金の支払を請求する場合には、保険証券に添えて次の①∼④の書類または証拠の を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 うち、当会社が求めるものを当会社に提出しなければなりません。 をいいます。 ① 保険金の請求書 ② 法律相談等を行った弁護士による法律相談の日時、内容についての書類 所有者 次の①∼③のいずれかに該当する者をいいます。 ③ 第2条(保険金を支払う場合)⑵に規定する費用について、その費用の支払を証明する書類 ① 被保険自動車または入替自動車が所有権留保条項付売買契約に ④ その他当会社が普通保険約款第5章基本条項第 24 条(保険金の支払時期)⑴ に定める必要 より売買されている場合は、その買主 な確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締結の際に当会社が交付 ② 被保険自動車または入替自動車が1年以上を期間とする貸借契 する書面等において定めたもの 約により貸借されている場合は、その借主 ⑶ 当会社は、事故の内容または損害額・傷害の程度等に応じ、保険契約者、被保険者または保険金 ③ ①・②以外の場合は、被保険自動車または入替自動車を所有す を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠の提出または当会社が行う調 る者 査への協力を求めることがあります。この場合には、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提 せ 全損 普通保険約款第4章車両条項第7条(損害額の決定)⑴による損害額 出し、必要な協力をしなければなりません。 または同条項第8条(修理費)の修理費が、保険価額以上となる場合 ⑷ 被保険者が⑵の書類に故意に事実と異なる記載をし、またはその書類もしくは証拠を偽造しもし (注)をいいます。 くは変造した場合には、当会社は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支 払います。 (注)車両が盗難され、発見できなかった場合を含みます。 第 12 条(代位) ⑴ 損害が生じたことにより被保険者が第2条(保険金を支払う場合)⑵に規定する費用の請求権そ ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 の他の債権(注) を取得した場合において、当会社がその損害に対して保険金を支払ったときは、そ の債権は当会社に移転します。ただし、移転するのは、次の①・②の額を限度とします。 ふ 分損 普通保険約款第4章車両条項第7条(損害額の決定)⑴による損害額 ① 当会社が損害額の全額を保険金として支払った場合 および第8条(修理費)の修理費がいずれも保険価額未満となる場合 被保険者が取得した債権の全額 をいいます。 ② ①以外の場合 ほ 保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。 被保険者が取得した債権の額から、保険金が支払われていない損害額を差し引いた額 (注)共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。 め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。 免責金額は被保険者の自己負担となります。 ⑵ ⑴②の場合において、当会社に移転せずに被保険者が引き続き有する債権は、当会社に移転した 債権よりも優先して弁済されるものとします。 よ 用途車種 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 第 13 条(支払保険金の返還) 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合は、被保険者に支払った保険金の返還を求める 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま ことができます。 す。 ① 弁護士への委任の取消等により被保険者が支払った着手金の返還を受けた場合 (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 ② 第2条(保険金を支払う場合)⑴の事故に関して被保険者が提起した訴訟の判決に基づき、被 保険者が賠償義務者からその訴訟に関する弁護士費用の支払を受けた場合で、 次のア.の額がイ. の額を超過する場合 ア.被保険者がその訴訟について弁護士に支払った費用の全額 ― B −47 ― 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車および入替自動車の用途車種が同一である場合 (注) に限り適用されます。 @ 対人臨時費用補償対象外特約 ただし、被保険自動車の所有者が法人であって、かつ、保険証券にフリート契約である旨記載されて 第1条(この特約の適用条件) いる場合を除きます。 この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第2条(対人臨時費用の補償対象外) (注)普通保険約款別表3に掲げる用途車種である場合を含みます。 ⑴ 当会社は、 この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第 15 条(費用−対人・対物賠償共通) ⑵の規定にかかわらず、同条⑵に規定する対人臨時費用を損害の一部とみなしません。 第3条(入替自動車に対する自動補償) ⑵ 当会社は、この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第 16 条(支払保険金の計算−対 ⑴ 当会社は、この特約により、普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑶の規 人賠償)⑵の規定にかかわらず、同条⑵ ②の対人臨時費用については保険金を支払いません。 定にかかわらず、同条⑴ ①に定める自動車の新規取得において、被保険自動車が廃車、譲渡また は返還された場合であって、入替自動車の取得日の翌日から起算して 30 日以内に、保険契約者が A 自賠責保険等適用除外車に関する「対人賠償損害」特約 書面により被保険自動車の入替の承認の請求を行い、当会社がこれを受領したときに限り、取得日 以後承認するまでの間は、入替自動車を被保険自動車とみなして、普通保険約款および被保険自動 第1条(用語の定義) 車について適用される他の特約を適用します。ただし、同条⑴ ①に定める自動車の新規取得にお この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 いて、廃車、譲渡または返還された被保険自動車について生じた事故による損害または傷害に対し (50 音順) ては、保険金を支払いません。 用 語 定 義 ⑵ ⑴の取得日とは、実際に入替自動車を取得した日であって、保険契約者または入替自動車の所有 者が、当会社に対して売買契約書等の客観的な資料を提出し、妥当な取得日であることを証明した し 自動車 原動機付自転車を含みます。 場合における取得日とします。ただし、入替自動車の自動車検査証以外の資料でその取得日が確認 できない場合は、入替自動車の自動車検査証に普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和 30 年法律第 97 号)に基づく責任保険ま の入替)⑴ ①に定める者の氏名が記載された日とします。 たは責任共済をいいます。 第4条(車両保険の特則) ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 被保険自動車について普通保険約款第4章車両条項の適用がある場合、取得日から、当会社が前条 の被保険自動車の入替の承認の請求を受けた時 (注1) までの期間の普通保険約款第4章車両条項、車 両価額協定保険特約、 車両新価保険特約および車両保険の修理限度額に関する特約の適用については、 第2条(自賠責保険等適用除外車に関する取扱い) 前条の規定にかかわらず、次の①∼④の定めるところによります。 ⑴ 当会社は、この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第2条(保険金を支払う場合−対 ① 入替自動車については、車両新価保険特約および車両保険の修理限度額に関する特約は適用し 人賠償)⑵および第 11 条(当会社による解決−対人賠償)⑶③の規定は適用しません。 ません。 ⑵ 当会社は、この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第 12 条(損害賠償請求権者の直 ② 入替自動車が車両価額協定保険特約第2条(この特約の適用条件)①に定める自動車であると 接請求権−対人賠償)⑶および第 16 条(支払保険金の計算−対人賠償)⑴の規定の適用にあたっ きは、入替自動車について同特約を適用します。 ては、それぞれ自賠責保険等によって支払われる金額を差し引きません。 ③ 入替自動車の取得の時における入替自動車の価額 (注2) を保険金額として定めるものとします。 (注) 保険証券記載の自動車に自賠責保険等の契約が締結されていない場合は、自賠責保険等によって ④ 取得日において被保険自動車に車両保険の修理限度額に関する特約の適用があるときは、入替 支払われる金額に相当する金額とします。 自動車について当会社の支払う保険金の額は、 車両価額協定保険特約第6条(支払保険金の計算) の規定にかかわらず、次条に定めるところによります。 第3条(自賠責保険等の契約がある場合) 被保険自動車に自賠責保険等の契約が締結されている場合には、前条の規定は適用しません。 (注1)当会社が第7条(保険料の返還または請求)⑴の規定により追加保険料を請求する場合は、そ の追加保険料を当会社が領収した時または取得日の翌日から起算して 30 日を経過した時のい B 対物超過修理費用補償特約 ずれか早い時とします。 (注2)入替自動車と同一の用途および車種、同年式で同じ消耗度の自動車の市場販売価格相当額とし 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 ます。 (50 音順) 第5条(車両保険の修理限度額に関する特約の支払保険金の計算) 用 語 定 義 1回の事故につき当会社の支払う保険金の額は、次のとおりとします。 ① 修理限度額が、保険金額以下である場合 あ 相手自動車 被保険自動車以外の自動車をいいます。 ア.全損のときは、保険金額または保険価額のいずれか低い額 イ.分損のときは、普通保険約款第4章車両条項第7条(損害額の決定)の損害額から免責金額 相手自動車の価額 損害が生じた地および時において、相手自動車と同一車種、同年代で を差し引いた額。ただし、修理限度額を限度とします。 同じ消耗度の自動車の市場販売価格相当額をいいます。 ② 修理限度額が保険金額を超えている場合 相手自動車の車両保険等 相手自動車に適用される保険契約または共済契約で、衝突、接触、墜 ア.全損の場合であって、その損傷を修理しないときは、保険金額または保険価額のいずれか低 落、転覆、物の飛来、物の落下、火災、爆発、盗難、台風、洪水、高 い額 潮その他の偶然な事故によって相手自動車に生じた損害に対して保険 イ.分損のときは、普通保険約款第4章車両条項第7条の損害額から免責金額を差し引いた額。 金または共済金を支払うものをいいます。 ただし、修理限度額または保険価額のいずれか低い額を限度とします。 第6条(保険契約の解除) 相手自動車の修理費 損害が生じた地および時において、相手自動車を事故発生の直前の状 ⑴ 当会社は、第3条(入替自動車に対する自動補償)の被保険自動車の入替の承認の請求があった 態に復旧するために必要な修理費をいい、相手自動車に損害が生じた 場合において、これを承認しなかったときは、保険契約者に対する書面による通知をもって、この 日の翌日から起算して6か月以内に相手自動車を修理することによっ 保険契約を解除することができます。 て必要となる修理費とします。 ⑵ ⑴に基づく当会社の解除権は、その承認の請求を受領した日からその日を含めて 30 日以内に行 使しなければ消滅します。 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 第7条(保険料の返還または請求) た 対物事故 被保険自動車の所有、使用または管理に起因して他人の財物を滅失、 ⑴ 当会社は、第3条(入替自動車に対する自動補償)の場合において、保険料を変更する必要があ 破損または汚損することをいいます。 るときは、当会社は、変更前の保険料と変更後の保険料との差に基づき計算した、未経過期間に対 する保険料を返還または請求します。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ⑵ ⑴の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故 (注) による損害または傷害に対 しては、保険金を支払いません。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 (注)取得日の翌日から起算して 30 日以内に生じた事故を除きます。 ― B −48 ― 第3条(対物超過修理費用) は裁判上の和解、調停もしくは書面による合意が成立した時から発生し、これを行使することがで ⑴ 当会社は、被保険自動車の対物事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担する場合で きるものとします。 あって、次の①・②に定める条件をいずれも満たすときは、普通保険約款第1章賠償責任条項第 ⑵ 第3条(対物超過修理費用)の対物超過修理費用の請求は、普通保険約款第1章賠償責任条項に 15 条(費用−対人・対物賠償共通)の費用のほか、被保険者が負担する対物超過修理費用は、こ 規定する記名被保険者を経由して行うものとします。 れを損害の一部とみなします。 第 10 条(準用規定) ① 滅失、破損または汚損した他人の財物が相手自動車であること。 この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款およびこれに付帯 ② 当会社が相手自動車の損害の調査を行った結果、相手自動車の修理費が、相手自動車の価額を される特約の規定を準用します。 上回ると認められること。 C レンタカーの対物賠償保険に関する特約 ⑵ ⑴の対物超過修理費用とは、次の算式によって算出した額をいいます。 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 対物超過修理費用 = 相手自動車の修理費 − 相手自動車の価額 (50 音順) 用 語 定 義 第4条(被保険者の範囲) この特約における被保険者とは、 普通保険約款第1章賠償責任条項第8条(被保険者の範囲−対人・ き 記名被保険者 保険証券記載の被保険者をいいます。 対物賠償共通)に規定する被保険者とします。 第5条(個別適用) ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ⑴ この特約の規定は、それぞれの被保険者ごとに個別に適用します。 れ レンタカー 道路運送法(昭和 26 年法律 183 号)第 80 条(有償貸渡し)第1項に ⑵ ⑴の規定によって、次条に定める当会社の支払うべき保険金の限度額が増額されるものではあり 基づき業として有償で貸渡しすることの許可を受けた自家用自動車を ません。 いいます。 第6条(支払保険金の計算) 当会社は、普通保険約款第1章賠償責任条項第 17 条(支払保険金の計算−対物賠償)の保険金が 支払われる場合には、同条に定める保険金のほか、第3条(対物超過修理費用)の対物超過修理費用 第2条(この特約の適用条件) を支払います。ただし、1回の対物事故により対物超過修理費用が生じた相手自動車1台につき、次 この特約は、被保険自動車がレンタカーであり、かつ記名被保険者がレンタカー事業者である場合 の算式によって算出した額または 50 万円のいずれか低い額を限度とします。 に適用されます。 第3条(対物賠償保険の特則) 当会社は、この特約により、記名被保険者の所有、使用または管理する財物の滅失、破損または汚 被保険者が相手自動車の価額について 損について被保険自動車の借受人である被保険者(注)が法律上の損害賠償責任を負担することによっ 負担する法律上の損害賠償責任の額 て被る損害については、普通保険約款第1章賠償責任条項第6条(保険金を支払わない場合−その 対物超過修理費 = 対物超過修理費用 × 3 対物賠償)の規定は適用しません。 用保険金の額 相手自動車の価額 (注) 記名被保険者の使用人、および記名被保険者が法人である場合はその理事、取締役または法人の 業務を執行するその他の機関を除きます。 第7条(相手自動車の保険契約等がある場合の取扱い) 相手自動車の車両保険等から保険金または共済金が支払われる場合であって、次の①の額が②の額 を超えるときは、当会社は、次の算式によって算出した額を対物超過修理費用として支払います。こ D 牽引自動車の対物賠償保険に関する特約 の場合において、既に、次の①の額から②の額を差し引いた額について対物超過修理費用保険金を支 第1条(用語の定義) 払っていたときは、その返還を請求することができます。 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 対物超過修理費用保険金の額 = 前条に定める保険金の額 − ( ①の額 − ②の額 ) ① 相手自動車の車両保険等によって支払われる保険金の額 (注) 。ただし、相手自動車の修理費の うち、相手自動車の所有者以外の者が負担すべき金額で相手自動車の所有者のために既に回収さ れたものがある場合において、それにより保険金の額が差し引かれるときは、その額を差し引か ないものとして算出された保険金の額とします。 ② 相手自動車の価額 (注)相手自動車の修理費以外の諸費用に対して支払われる額がある場合は、その額を除いた額としま す。 用 語 そ 装備 被牽引自動車の機能を十分に発揮させるために備品として備えつけら れている状態または法令に従い被保険自動車に備えつけられている状 態をいいます。 て 定着 ボルト、ナット、ねじ等で固定されており、工具等を使用しなければ 容易に取りはずせない状態をいいます。 ひ 被牽引自動車 自動車により牽引されることを目的とし、その目的に適合した構造お よび装置を有する自動車であって、普通保険約款第1章賠償責任条項 第6条(保険金を支払わない場合−その3 対物賠償)①∼③のいず れかに該当する者の使用または管理するものをいいます。ただし、同 条①∼③のいずれかに該当する者の所有するものを除きます。 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 付属品 被牽引自動車に定着または装備されているものをいい、次の①∼③の 物を含みません。 ① 燃料、ボデーカバーおよび洗車用品 ② 法令により被牽引自動車に定着または装備することを禁止され ている物 ③ 通常装飾品とみなされる物 第8条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額) この特約の全部または一部に対して支払責任が同じである他の保険契約または共済契約がある場合 は、当会社は、普通保険約款第5章基本条項第 22 条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額) ⑵ ④の規定により支払保険金の額を決定します。この場合において、同条④の規定中下表に掲げる 字句は、同表のとおり読み替えるものとします。 規 定 読み替え対象の字句 15 条(費 第 22 条(他の保険契約等がある場合の 第1章賠償責任条項第 用−対人・対物賠償共通)⑵の → 保険金の支払額)⑵ ④ 対人臨時費用 (50 音順) 定 義 ふ この特約 第9条(保険金の請求) ⑴ 当会社に対する保険金請求権は、被保険者と損害賠償請求権者との間で判決が確定した時、また ― B −49 ― 用 語 よ 用途車種 第2条(この特約の適用条件) この特約は、この保険契約に対物賠償責任保険が締結されている場合に適用されます。 登録番号標等 (注) 上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 第3条(対物賠償責任保険の支払限度額−その1) 当会社は、この特約により、被保険自動車の用途車種が、自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 自家用軽四輪乗用車、自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) 、自家用普通貨物車(最大積載量 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま 0.5 トン超2トン以下)、自家用小型貨物車、自家用軽四輪貨物車、特種用途自動車(キャンピング車)、 す。 二輪自動車または原動機付自転車の場合であって、かつ、対物事故において、被保険自動車に危険物 (注) 車両番号標および標識番号標を含みます。 (注1) を業務 (注2)として積載すること、または被保険自動車が、危険物(注1)を業務(注2)として 定 義 第2条(この特約の適用条件) この特約は、被保険自動車の用途車種が次の①∼⑫のいずれかに該当する自動車であって、かつ、 保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 ① 自家用普通貨物車(最大積載量2トン超) ② 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超2トン以下) ③ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) ④ 自家用小型貨物車 ⑤ 自家用軽四輪貨物車 ⑥ 自家用三輪自動車 ⑦ 営業用普通貨物車(最大積載量2トン超) ⑧ 営業用普通貨物車(最大積載量2トン以下) ⑨ 営業用小型貨物車 ⑩ 営業用軽四輪貨物車 ⑪ 営業用三輪自動車 ⑫ 軽三輪自動車 第3条(保険金を支払う場合) ⑴ 当会社は、この特約により、普通保険約款第1章賠償責任条項第6条(保険金を支払わない場合 積載した被牽引自動車を牽引することによって生じた損害(注3)に対して保険金を支払う場合には、 その損害 (注3) に対して当会社の支払う保険金の額は、次の①∼③に定める額を限度とします。 ① 対物賠償責任保険の保険金額が無制限の場合は、1億円 ② 対物賠償責任保険の保険金額が無制限以外の場合であって、1億円を超えるときは、1億円 ③ ①・②以外の場合は、対物賠償責任保険の保険金額 (注1) 道路運送車両の保安基準(昭和 26 年運輸省令第 67 号)第1条(用語の定義)に定める高圧ガス、 火薬類もしくは危険物、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成 14 年国土交通省 告示第 619 号)第2条(定義)に定める可燃物、または毒物及び劇物取締法(昭和 25 年法律第 303 号)第2条(定義)に定める毒物もしくは劇物をいいます。 (注2) 家事を除きます。 (注3) 対物事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害をいいま す。 第4条(対物賠償責任保険の支払限度額−その2) 当会社は、この特約により、被保険自動車が、前条に規定する用途車種以外の自動車であって、か つ、対物事故において、被保険自動車に危険物(注1)を積載すること、または被保険自動車が、危険 物 (注1) を積載した被牽引自動車を牽引することによって生じた損害(注2)に対して保険金を支払う 場合には、その損害 (注2)に対して当会社の支払う保険金の額は、次の①∼③に定める額を限度とし (注) の被牽引自動車が滅失、破 ます。 −その3 対物賠償)の規定にかかわらず、被保険自動車が牽引中 損または汚損された場合には、それにより被保険者が法律上の賠償責任を負担することによって被 ① 対物賠償責任保険の保険金額が無制限の場合は、1億円 る損害に対して保険金を支払います。 ② 対物賠償責任保険の保険金額が無制限以外の場合であって、1億円を超えるときは、1億円 ③ ①・②以外の場合は、対物賠償責任保険の保険金額 (注)駐車または停車中を除きます。 (注1) 道路運送車両の保安基準(昭和 26 年運輸省令第 67 号)第1条(用語の定義)に定める高圧ガス、 火薬類もしくは危険物、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成 14 年国土交通省 ⑵ ⑴の被牽引自動車には、付属品を含みます。 告示第 619 号)第2条(定義)に定める可燃物、または毒物及び劇物取締法(昭和 25 年法律第 第4条(他の特約との関係) 303 号)第2条(定義)に定める毒物もしくは劇物をいいます。 この保険契約に他車運転危険補償特約が適用される場合、同特約第3条(保険金を支払う場合−賠 (注2) 対物事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害をいいま 償責任)⑴の「他の特約」には、この特約を含めないものとします。 す。 第5条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約の趣旨に反しない限り、普通保険約款およびこれ に付帯される特約の規定を準用します。 F 対物賠償責任保険の保険金額に関する特約 第1条(用語の定義) E 危険物積載時における対物賠償責任保険の支払限度額に関する特約 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50 音順) 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 定 義 (50 音順) 用 語 た 定 義 対物事故 被保険自動車の所有、使用または管理に起因して他人の財物を滅失、 破損または汚損することをいいます。 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 た 対物事故 被保険自動車の所有、使用または管理に起因して他人の財物を滅失、 破損または汚損することをいいます。 対物賠償責任保険の 保険金額 第2条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券にこの特約を適用する旨記載されている場合に適用されます。 第3条(対物賠償責任保険の支払限度額) 保険証券記載の自動車をいいます。 当会社は、この特約により、危険物積載時における対物賠償責任保険の支払限度額に関する特約第 3条(対物賠償責任保険の支払限度額−その1)または同特約第4条(対物賠償責任保険の支払限度 登録番号標等 (注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 額−その2)の規定にかかわらず、対物事故により、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担するこ 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 とによって被る損害に対して保険金を支払う場合には、対物賠償責任保険の保険金額を限度として保 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいます。 険金を支払います。 (注) 車両番号標および標識番号標を含みます。 ひ 被保険自動車 よ 用途車種 保険証券記載の対物賠償責任保険の保険金額をいいます。 ― B −50 ― 対物賠償責任保険の 保険金額 保険証券記載の対物賠償責任保険の保険金額をいいます。 G 臨時代替自動車補償特約 H 臨時代替自動車補償特約(成績合算契約用) 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 (50 音順) 定 義 用 語 き 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 名被保険者をいいます。 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 ひ 被代替自動車 被保険自動車のうち、整備、修理、点検等のために整備工場等の管理 下にあって使用できない自動車をいいます。 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 り 臨時代替自動車 被保険自動車が整備、 修理、 点検等のために整備工場等の管理下にあっ て使用できない間に、その代替自動車として保険契約者が臨時に借用 して使用する自動車をいいます。ただし、保険契約者およびその使用 人が所有する自動車 (注)を除きます。 し 第2条(この特約の適用条件) この特約は、次の①・②のいずれかに該当する場合に、保険証券記載の条件に該当するすべての自 動車を対象として適用されます。ただし、リースカーに関する特約、全車両一括契約特約(成績合算 契約用)または全車両一括契約特約(中途対象自動車等の保険料一括精算方式・成績合算契約用)が 適用されている場合を除きます。 ① 記名被保険者が法人である場合 ② 記名被保険者が個人であって、全車両一括契約特約または全車両一括契約特約(中途取得自動 車等の保険料一括精算方式)が適用されている場合 第3条(保険金を支払う場合−賠償責任) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第1章賠償責任条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。ただ し、この場合における被保険者は、保険証券記載の被保険者およびその使用人に限ります。 第4条(保険金を支払う場合−人身傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第2章人身傷害条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第5条(保険金を支払う場合−搭乗者傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第3章搭乗者傷害条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第6条(保険金を支払う場合−自損傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被保険自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、自 損事故傷害補償特約および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第7条(保険金を支払う場合−無保険車傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、無 保険車傷害補償特約および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第8条(保険責任の始期および終期) ⑴ 臨時代替自動車に係る当会社の保険責任は、臨時代替自動車が保険契約者の直接の管理下に入っ た時に始まり、その管理下を離れた時に終わります。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、保険期間の始期において既に保険契約者の管理下に入っている臨時代替 自動車については、その始期をもって当会社の保険責任は始まり、また保険契約者が臨時代替自動 車を管理中であっても、保険期間の終期をもって当会社の保険責任は終わります。 第9条(この特約を適用しない場合) ⑴ この保険契約に全車両一括契約特約が適用されている場合には、同特約第5条(付保漏れがあっ た場合)または同特約第6条(通知に遅滞または脱漏があった場合)の規定により、同特約第3条 (中途取得自動車に対する自動補償)の規定が適用されない場合は、この特約を適用しません。 ⑵ この保険契約に全車両一括契約特約(中途取得自動車等の保険料一括精算方式)が適用されてい る場合には、同特約第5条(付保漏れがあった場合)または同特約第6条(通知に遅滞または脱漏 があった場合)の規定により、同特約第3条(中途取得自動車に対する自動補償)の規定が適用さ れない場合は、この特約を適用しません。 定 義 自動車 原動機付自転車を含みます。 所有者 次の①∼③のいずれかに該当する者をいいます。 ① 被保険自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されてい る場合は、その買主 ② 被保険自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借され ている場合はその借主 ③ ①・②の場合は、被保険自動車を所有する者 被代替自動車 被保険自動車のうち、整備、修理、点検等のために整備工場等の管理 下にあって使用できない自動車をいいます。 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 り 臨時代替自動車 被保険自動車が整備、修理、点検等のために整備工場等の管理下にあっ て使用できない間に、その代替自動車として被保険者(注1)が臨時に 借用して使用する自動車をいいます。ただし、保険契約者およびその 使用人が所有する自動車(注2)を除きます。 ひ (注) 所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1年 以上を期間とする賃貸借契約により借り入れた自動車を含みま す。 (50 音順) (注1)普通保険約款第1章賠償責任条項の適用がある場合は保険証 券記載の被保険者をいい、同条項の適用がない場合は被保険 自動車の所有者をいいます。 (注2)所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1 年以上を期間とする賃貸借契約により借り入れた自動車を含 みます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、 この保険契約に全車両一括契約特約(成績合算契約用)または全車両一括契約特約(中 途対象自動車等の保険料一括精算方式・成績合算契約用)が適用されている場合に、保険証券記載の 条件に該当するすべての自動車を対象として適用されます。 第3条(保険金を支払う場合−賠償責任) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第1章賠償責任条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。ただ し、この場合における被保険者は、保険証券記載の被保険者およびその使用人に限ります。 第4条(保険金を支払う場合−人身傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第2章人身傷害条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第5条(保険金を支払う場合−搭乗者傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第3章搭乗者傷害条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第6条(保険金を支払う場合−自損傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被保険自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、自 損事故傷害補償特約および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第7条(保険金を支払う場合−無保険車傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、無 保険車傷害補償特約および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第8条(保険責任の始期および終期) ⑴ 臨時代替自動車に係る当会社の保険責任は、臨時代替自動車が保険契約者の直接の管理下に入っ た時に始まり、その管理下を離れた時に終わります。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、保険期間の始期において既に保険契約者の管理下に入っている臨時代替 自動車については、その始期をもって当会社の保険責任は始まり、また保険契約者が臨時代替自動 車を管理中であっても、保険期間の終期をもって当会社の保険責任は終わります。 第9条(この特約を適用しない場合) ⑴ 当会社は、全車両一括契約特約(成績合算契約用)第5条(付保漏れがあった場合)または同特 約第6条(通知に遅滞または脱漏があった場合)の規定により、同特約第3条(中途対象自動車に 対する自動補償)の規定が適用されない場合は、この特約を適用しません。 ⑵ 当会社は、全車両一括契約特約(中途対象自動車等の保険料一括精算方式・成績合算契約用)第 ― B −51 ― 5条(付保漏れがあった場合)または同特約第6条(通知に遅滞または脱漏があった場合)の規定 により、同特約第3条(中途対象自動車に対する自動補償)の規定が適用されない場合は、この特 約を適用しません。 り 用 語 定 義 臨時代替自動車 記名被保険者が被保険自動車を整備、修理、点検等のために使用でき ない間に、その代替自動車として保険契約者がリース契約に基づき臨 時に貸与する自動車をいいます。ただし、記名被保険者およびその使 用人が所有する自動車(注)を除きます。 I リースカーに関する特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 (注)所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および1年 以上を期間とする賃貸借契約により借り入れた自動車を含みま す。 (50 音順) 定 義 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、この保険契約にリースカーに関する特約が適用されている場合に適用されます。 第3条(保険金を支払う場合−賠償責任) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第1章賠償責任条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。ただ し、この場合における被保険者は、記名被保険者およびその使用人に限ります。 第4条(保険金を支払う場合−人身傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第2章人身傷害条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第5条(保険金を支払う場合−搭乗者傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、普 通保険約款第3章搭乗者傷害条項および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第6条(保険金を支払う場合−自損傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、自 損事故傷害補償特約および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第7条(保険金を支払う場合−無保険車傷害) 当会社は、臨時代替自動車を被代替自動車とみなして、被代替自動車の保険契約の条件に従い、無 保険車傷害補償特約および被代替自動車について適用される他の特約を適用します。 第8条(保険責任の始期および終期) ⑴ 臨時代替自動車に係る当会社の保険責任は、臨時代替自動車が記名被保険者の直接の管理下に 入った時に始まり、その管理下を離れた時に終わります。 ⑵ ⑴の規定にかかわらず、保険期間の始期において既に記名被保険者の管理下に入っている臨時代 替自動車については、その始期をもって当会社の保険責任は始まり、また記名被保険者が臨時代替 自動車を管理中であっても、保険期間の終期をもって当会社の保険責任は終わります。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、次の①・②に定める条件をいずれも満たしている場合に適用されます。 ① 保険契約者と当会社との間に、リースカーの自動車保険に関する特約が締結されていること。 ② 被保険自動車がリースカーの自動車保険に関する特約第1条(対象とする自動車の範囲)に定 める自動車に該当すること。 第3条(保険責任の始期) 当会社は、この特約により、普通保険約款第5章基本条項第2条(保険責任の始期および終期)⑶ の規定は適用しません。ただし、次の①・②のいずれかに該当する事故による損害または傷害に対し ては、当会社は、保険金を支払いません。この場合において、既に保険金を支払っていたときは、当 会社は、その返還を請求することができます。 ① 保険契約者がリースカーの自動車保険に関する特約第3条(保険料の払込み)または第6条(申 込みの漏れまたは誤りの取扱い)⑵に定める払込期日までに保険料の払込みを行わなかった場合 は、保険料領収前に生じた事故 ② 保険契約者がリースカーの自動車保険に関する特約第2条(保険契約の申込み)に定める申込 期日までに申込みを行わなかった場合で、その事実について保険契約者が自己の故意および重大 な過失によらなかったことを立証できなかったときは、同特約第6条⑴に規定する訂正の手続を 行うまでの間に生じた事故 第4条(リース契約の終了または解除の場合) 当会社は、この特約により、被保険自動車についてのリース契約の終了または解除により保険契約 者が賃借人から被保険自動車の返還を受けた場合は、その事実発生の時以後に生じた事故による損害 または傷害に対しては、保険金を支払いません。 K 等級プロテクト特約 第5条(解除) リースカーの自動車保険に関する特約第8条(リース契約の終了または解除の場合)⑵の規定に基 第1条(用語の定義) づくこの保険契約の解除は、普通保険約款第5章基本条項第 14 条(保険契約解除の効力)の規定に この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 かかわらず、リースカーの自動車保険に関する特約第8条⑴の事実発生の時から将来に向かってのみ その効力を生ずるものとします。 用 語 定 義 J リースカーの臨時代替自動車補償特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 (50 音順) 記名被保険者 普通保険約款第1章賠償責任条項第1条(用語の定義)に規定する記 名被保険者をいいます。 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 ひ 被代替自動車 被保険自動車のうち、整備、修理、点検等のために記名被保険者が使 用できない自動車をいいます。 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 ほ ほ 保険事故 普通保険約款およびこれに付帯される特約に従い保険金を支払う事故 をいいます。 よ 用途車種 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家用普通乗 用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物車、 自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機付自転車等の区分をいいま す。 定 義 き (50 音順) (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、次の①・②に定める条件をいずれも満たしている場合で、かつ、保険証券にこの特約 を適用する旨記載されているときに適用されます。 ① 普通保険約款第1章賠償責任条項の適用があること。 ② 保険証券記載の自動車の用途車種が、次のア.∼ク.のいずれかであること。 ア.自家用普通乗用車 ィ.自家用小型乗用車 ウ.自家用軽四輪乗用車 エ.自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) オ.自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超2トン以下) カ.自家用小型貨物車 キ.自家用軽四輪貨物車 ク.特種用途自動車(キャンピング車) ― B −52 ― 第3条(第1回目の事故についての取扱い) 第6条(分割保険料不払の場合の免責) 当会社は、この特約により、保険証券記載の保険期間中第1回目に生じた保険事故については、等 当会社は、保険契約者が第2回目以降の分割保険料について、その分割保険料を払い込むべき払込 級すえおき事故とみなします。ただし、その事故が、等級すえおき (注) またはノーカウントとなる事 期日の属する月の翌月末を経過した後もその払込みを怠った場合は、その払込期日の翌日以後に生じ 故の場合は、第1回目の保険事故としません。 た事故による損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 第7条(解除−分割保険料不払の場合) (注)この特約により、等級すえおきとなる場合を除きます。 ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除することができます。 ① 払込期日の属する月の翌月末を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料の L 保険料分割払特約 払込みがない場合 ② 払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込みがなく、かつ、次回払 第1条(用語の定義) 込期日までに、次回払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込みがない場合 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50 音順) ⑵ ⑴の解除は、保険契約者に対して書面により解除の通知をし、解除の効力は、次の①・②の時か ら、それぞれ将来に向かってのみ生じます。 用 語 定 義 ① ⑴ ①による解除の場合は、その分割保険料を払い込むべき払込期日 ② ⑴ ②による解除の場合は、次回払込期日 し 次回払込期日 払込期日の翌月の払込期日をいいます。 ⑶ ⑴の規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、既に領収した保険料の総額から既経過 期間に対し、次の①・②のいずれかによって計算した保険料を差し引いて、その残額を返還します。 ね 年額保険料 この保険契約に定められた総保険料をいいます。 ① 保険契約者が、普通保険約款別表4の注3に規定する「年払」により分割保険料を払い込んで は 払込期日 保険証券記載の払込期日をいいます。 いる場合は、同表に掲げる短期率(一般) ② ①以外の場合は、普通保険約款別表4に掲げる短期率(月割) ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 ⑷ 保険期間が1年を超える場合は、保険年度ごとに⑶の規定を適用します。 保険年度 初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降について は、 それぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。ただし、 M 保険料分割払(口座振替方式)に関する特約 第1条(用語の定義) 最終年度については1年未満であっても1保険年度とします。 この特約において、次の用語の意味は、次の定義によります。 第2条(保険料の分割払) 用 語 定 義 当会社は、この特約により、保険契約者が年額保険料を保険証券記載の回数および金額(以下「分 割保険料」といいます。 )に分割して払い込むことを承認します。 提携金融機関 当会社と保険料口座振替の取扱いを提携している金融機関等をいいま 第3条(分割保険料の払込方法) す。 保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第1回分割保険料を払い込み、第2回目以降の分割保 険料については、払込期日までに払い込まなければなりません。 第2条(この特約の適用条件) 第4条(分割保険料領収前の事故) この特約は、この保険契約に保険料分割払特約が適用されており、かつ、口座振替により保険料を 保険証券記載の保険期間が始まった後であっても、当会社は、前条の第1回分割保険料領収前に生 じた事故による損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 払い込む場合に限り適用されます。 ただし、次の①・②のいずれかに該当する場合を除きます。 第5条(追加保険料の払込み) ① 保険料払込方式が総保険料を分割し毎年徴する方式である場合 ⑴ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ② 保険料払込方式が 10 回払方式である場合 ⑴・⑵の規定により、当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当 会社に払い込まなければなりません。 第3条(分割保険料不払の場合の特則) ⑵ ⑴の規定により追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がその 当会社は、この特約により、保険契約者が第2回分割保険料を払い込むべき払込期日までにその払 込みを怠り、かつ、払込みを怠った理由が、提携金融機関に対して口座振替請求が行われなかったこ 支払を怠ったとき (注) は、当会社は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約 とによる場合においては、第3回分割保険料の払込期日をその第2回分割保険料の払込期日とみなし を解除することができます。 て保険料分割払特約の規定を適用します。ただし、口座振替請求が行われなかった理由が保険契約者 (注)当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払が の責めに帰すべき事由による場合を除きます。 なかった場合に限ります。 ⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できるときは、 当会社は、 保険金を支払いません (注) 。 ただし、 N 保険料分割払特約(大口) 危険増加が生じた場合における、その危険が生じた時より前に発生した事故による損害または傷害 第1条(用語の定義) については除きます。 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50 音順) (注)既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 用 語 定 義 ⑷ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑷の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当会社に し 次回払込期日 払込期日の翌月の払込期日をいいます。 払い込まなければなりません。 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ て 提携金融機関 当会社と保険料口座振替の取扱いを提携している金融機関等をいいま の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して す。 は、保険金を支払いません。ただし、被保険自動車の入替における自動補償特約第3条(入替自動 ね 年額保険料 この保険契約に定められた総保険料をいいます。 車に対する自動補償)の規定により、入替自動車を被保険自動車とみなして普通保険約款および被 保険自動車について適用される他の特約を適用する場合は、同条⑵に規定する取得日の翌日から起 は 払込期日 保険証券記載の払込期日をいいます。 算して 30 日以内に生じた事故による損害または傷害を除きます。 ⑹ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑹ の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当会社 第2条(保険料の分割払) に払い込まなければなりません。 当会社は、この特約により、保険契約者が年額保険料を保険証券記載の回数および金額に分割して ⑺ ⑹の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ 払い込むことを承認します。 の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して 第3条(保険料の払込方法等) は、保険契約条件の変更および保険金額の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款 保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第1回保険料を払い込み、第2回目以降の保険料につ および被保険自動車について適用される特約に従い、保険金を支払います。 いては、払込期日までに払い込まなければなりません。 ― B −53 ― 第4条(保険料領収前の事故) 保険証券記載の保険期間が始まった後であっても、当会社は、前条の第1回保険料領収前に生じた O 初回保険料の口座振替に関する特約 事故による損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 第1条(用語の定義) 第5条(保険料不払の場合の特則) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 当会社は、保険料払込方法が口座振替である場合で、保険契約者が第2回保険料を払い込むべき払 (50 音順) 込期日までにその払込みを怠り、かつ、払込みを怠った理由が、提携金融機関に対して口座振替請求 用 語 定 義 が行われなかったことによるときは、第2回保険料の払込期日から1か月を経過した日 (注) をその第 2回保険料の払込期日とみなしてこの特約の規定を適用します。 ただし、 口座振替請求が行われなかっ し 指定口座 保険契約者の指定する口座をいいます。 た理由が保険契約者の責に帰すべき事由による場合を除きます。 初回保険料 次の①∼③の保険料をいいます。 (注)第2回保険料の払込期日から1か月を経過した日が提携金融機関の休業日に該当する場合は、そ ① 一時払の場合の保険料 の休業日の翌営業日とします。 ② この保険契約に保険料分割払特約が適用されている場合には第 第6条(追加保険料の払込み) 1回分割保険料 ⑴ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ③ この保険契約に保険料分割払特約(大口)が適用されている場 ⑴・⑵の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当会 合には第1回保険料 社に払い込まなければなりません。 初回保険料払込期日 指定口座から当会社の口座に保険料を振り替える日をいい、提携金融 ⑵ ⑴の規定により追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がその 機関ごとに定められた期日をいいます。 支払を怠ったとき (注) は、当会社は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約 を解除することができます。 次回払込期日 払込期日の翌月の払込期日をいいます。 (注)当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払が て 提携金融機関 当会社と保険料の口座振替の取扱いを提携している金融機関等をいい なかった場合に限ります。 ます。 ⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません (注) 。ただ ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 し、危険増加が生じた場合における、その危険が生じた時より前に発生した事故による損害または 傷害については除きます。 第2条(この特約の適用条件) (注)既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 ⑴ この特約は、保険契約締結の際に、当会社と保険契約者との間に、あらかじめ初回保険料を口座 振替の方法により払い込むことについての合意がある場合に適用されます。 ⑷ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑵ この特約は、次の①・②に定める条件をいずれも満たしている場合に適用します。 ⑷の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当会社に ① 指定口座が、提携金融機関に、保険契約締結の時に設定されていること。 払い込まなければなりません。 ② この保険契約の締結および保険契約者から当会社への損害保険料の口座振替依頼書の提出が、 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ 保険期間の初日の属する月の前月末日までになされていること。 の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険金を支払いません。ただし、被保険自動車の入替における自動補償特約第3条(入替自動 第3条(初回保険料の払込み) ⑴ 初回保険料の払込みは、初回保険料払込期日に、指定口座から当会社の口座に振り替えることに 車に対する自動補償)の規定により、入替自動車を被保険自動車とみなして普通保険約款および被 よって行うものとします。 保険自動車について適用される他の特約を適用する場合は、同条⑵に規定する取得日の翌日から起 ⑵ 初回保険料払込期日が提携金融機関の休業日に該当し、指定口座からの口座振替による初回保険 算して 30 日以内に生じた事故による損害または傷害を除きます。 料の払込みがその休業日の翌営業日に行われた場合には、当会社は、初回保険料払込期日に払込み ⑹ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) があったものとみなします。 ⑹に定めるところに従い、当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時 ⑶ 保険契約者は、初回保険料払込期日の前日までに初回保険料相当額を指定口座に預け入れておか に当会社に払い込まなければなりません。 なければなりません。 ⑺ ⑹の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して 第4条(初回保険料払込み前の事故の取扱い) ⑴ 初回保険料払込期日に初回保険料の払込みがない場合には、保険契約者は、初回保険料を初回保 は、保険契約条件の変更および保険金額の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款 険料払込期日の属する月の翌月末までに当会社に払い込まなければなりません。 および被保険自動車について適用される他の特約に従い、保険金を支払います。 ⑵ 当会社は、保険契約者が初回保険料払込期日の属する月の翌月末を経過した日までに初回保険料 第7条(保険料不払の場合の免責) を払い込んだ場合には、初回保険料払込み前の事故による損害または傷害に対して、普通保険約款 当会社は、保険契約者が、第2回目以降の保険料について、その保険料を払い込むべき払込期日の 第5章基本条項第2条(保険責任の始期および終期)⑶の規定、保険料分割払特約の適用があると 属する月の翌月末を経過した後もその払込みを怠った場合は、その払込期日の翌日以後に生じた事故 きは、同特約第4条(分割保険料領収前の事故)の規定および保険料分割払特約(大口)の適用が による損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 あるときは、同特約第4条(保険料領収前の事故)の規定は適用しません。 第8条(解除−保険料不払の場合) ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除することができます。 ⑶ ⑵の規定により、被保険者、保険金請求権者または損害賠償請求権者が、初回保険料払込み前の 事故による損害または傷害に対して保険金または損害賠償額の支払を受ける場合には、その支払を ① 払込期日の属する月の翌月末を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき保険料の払込 受ける前に、保険契約者は初回保険料を当会社に払い込まなければなりません。 みがない場合 ② 払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき保険料の払込みがなく、かつ、次回払込期 第5条(解除−初回保険料不払の場合) ⑴ 当会社は、初回保険料払込期日の属する月の翌月末を経過した後も、初回保険料の払込みがない 日までに、次回払込期日に払い込まれるべき保険料の払込みがない場合 場合には、この保険契約を解除することができます。 ⑵ ⑴の解除は、保険契約者に対して書面により解除の通知をし、解除の効力は、次の①・②の時か ⑵ 当会社は、⑴の解除を行う場合には、保険契約者に対して書面によりその旨を通知します。この ら、それぞれ将来に向かってのみ生じます。 場合の解除は保険期間の初日からその効力を生じます。 ① ⑴ ①による解除の場合は、その保険料を払い込むべき払込期日 第6条(準用規定) ② ⑴ ②による解除の場合は、次回払込期日 この特約に規定しない事項については、この特約の趣旨に反しない限り、普通保険約款およびこれ ⑶ ⑴の規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、既に領収した保険料の総額から既経過 に付帯される特約の規定を準用します。 期間に対し普通保険約款別表4に掲げる短期率(一般)によって計算した保険料を差し引いて、そ の残額を返還します。 ― B −54 ― ③ 払込方法が分割払(月払)の場合の第2回以降の保険料であるときは、第1回保険料の払込期 日以降に到来する毎月の払込期日 第1条(用語の定義) 第5条(初回保険料不払の場合の特則) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 前条において、保険契約者がこの保険契約の保険料を第3条(保険料の払込み)⑴に定める口座振 (50 音順) 替によって払い込む場合で、かつ、初回保険料を払い込むべき払込期日までにその払込みを怠り、そ の払込みを怠った理由が、提携金融機関に対して口座振替請求が行われなかったことによるときは、 用 語 定 義 初回保険料の払込期日の属する月の翌月の応当日をその初回保険料の払込期日とみなしてこの特約を 適用します。ただし、口座振替請求が行われなかった理由が保険契約者の責めに帰すべき事由による い 一時払 保険料 (注) を一時に払い込む方法をいいます。 場合を除きます。 (注) この保険契約に定められた保険料の総額をいいます。 第6条(追加保険料の払込み) ⑴ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) し 指定口座 保険契約者の指定する口座をいいます。 ⑴・⑵の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当会 社に払い込まなければなりません。 初回保険料 払込方法が分割払(年払)もしくは分割払(月払)の場合の第1回保 ⑵ ⑴の規定により追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がその 険料または一時払の場合の保険料をいいます。 支払を怠ったとき (注)は、当会社は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約 を解除することができます。 初回保険料払込期日 第4条(保険料の払込方法)⑵に定める初回保険料の払込期日をいい ます。 (注) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払が なかった場合に限ります。 次回払込期日 払込期日の翌月の払込期日をいいます。 P 初回保険料の口座振替翌月払特約 て 提携金融機関 当会社と保険料の口座振替の取扱いを提携している金融機関等をいい ます。 は 払込期日 指定口座から当会社の口座に保険料を振り替える日をいい、提携金融 機関ごとに定められた期日をいいます。 ふ 分割払(月払) 保険料(注) を保険証券記載の回数および金額に分割して毎月払い込む 方法をいいます。 (注) この保険契約に定められた保険料の総額をいいます。 分割払(年払) 保険料 (注) を保険証券記載の回数および金額に分割して毎年払い込む 方法をいいます。 (注) この保険契約に定められた保険料の総額をいいます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 保険年度 初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降について は、 それぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。ただし、 最終年度については1年未満であっても1保険年度とします。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、保険契約締結の際に、当会社と保険契約者との間にあらかじめ保険料を口座振替の方 法により払い込むことについての合意があり、かつ、次の①・②に定める条件をいずれも満たす場合 に適用されます。 ① 指定口座が提携金融機関に、保険期間の初日までに設定されていること。 ② この保険契約の締結および当会社への損害保険料口座振替依頼書の提出が保険期間の初日まで になされていること。 第3条(保険料の払込み) ⑴ 保険料の払込みは、払込期日に、指定口座から当会社の口座に振り替えることによって行うもの とします。 ⑵ 払込期日が提携金融機関の休業日に該当し、指定口座からの口座振替による保険料の払込みがそ の休業日の翌営業日に行われた場合には、当会社は、払込期日に払込みがあったものとみなします。 ⑶ 保険契約者は、払込期日の前日までに保険料相当額を指定口座に預け入れておかなければなりま せん。 ⑷ ⑴∼⑶の規定にかかわらず、保険契約者は、コンビニエンスストアでの払い込み等当会社の定め るところにより、保険料を口座振替以外の方法で払い込むことができます。 第4条(保険料の払込方法) ⑴ 保険契約者は、次の①∼③のいずれかの方法により保険料を払い込むこととします。 ① 分割払(年払) ② 分割払(月払) ③ 一時払 ⑵ 保険契約者は、次の①∼③に定める期日までに、保険料を払い込まなければなりません。 ① 初回保険料であるときは、保険期間の初日の属する月の翌月の払込期日 ② 払込方法が分割払(年払)の場合の第2回以降の保険料であるときは、第1回保険料の払込期 日以降に到来する毎年の払込期日 ⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません(注)。ただ し、危険増加が生じた場合における、その危険が生じた時より前に発生した事故による損害または 傷害については除きます。 (注) 既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 ⑷ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑷の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当会社に 払い込まなければなりません。 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険金を支払いません。ただし、被保険自動車の入替における自動補償特約第3条(入替自動 車に対する自動補償)の規定により、入替自動車を被保険自動車とみなして普通保険約款および被 保険自動車について適用される他の特約を適用する場合は、同条⑵に規定する取得日の翌日から起 算して 30 日以内に生じた事故による損害または傷害を除きます。 ⑹ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑹の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、その全額を一時に当会社に 払い込まなければなりません。 ⑺ ⑹の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険契約条件の変更および保険金額の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款 および被保険自動車について適用される特約に従い、保険金を支払います。 第7条(保険料不払の場合の免責) 当会社は、保険契約者が払込期日の属する月の翌月末を経過した後も、その払込期日に払い込むべ き保険料の払込みを怠った場合は、次の①・②に定める日以後に生じた事故による損害または傷害に 対しては、保険金を支払いません。 ① 払い込むべき保険料が初回保険料である場合は、この保険契約の保険期間の初日 ② 払い込むべき保険料が第2回以降の保険料である場合は、その保険料払込期日の翌日 第8条(事故発生時の取扱い) ⑴ 保険契約者が事故の発生の日以前に到来した払込期日に払い込むべき保険料の払込みを怠ってい た場合において、最初に払込みを怠った払込期日の属する月の翌月末までに当会社に保険金または 損害賠償額の支払請求が行われるときは、当会社は、保険契約者が既に到来した払込期日に払い込 むべき保険料の全額を支払ったときに限り、その事故に対する保険金を支払います。 ⑵ 事故の発生の日が、初回保険料払込期日以前であり、保険契約者が、初回保険料を初回保険料払 込期日に支払う旨の確約を行った場合で、かつ、当会社が承認したときは、当会社は、初回保険料 が払い込まれたものとしてその事故に対して保険金を支払います。 ⑶ ⑵の確約に反して保険契約者が初回保険料払込期日に初回保険料の払込みを怠り、かつ、初回保 険料払込期日の属する月の翌月末を経過した後も、その払込みを怠った場合は、当会社は、既に支 払った保険金の全額の返還を請求することができます。 第9条(解除−保険料不払の場合) ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除することができます。 ① 払込期日の属する月の翌月末を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき保険料の払込 みがない場合 ② 払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき保険料の払込みがなく、かつ、次回払込期 日までに次回払込期日に払い込まれるべき保険料の払込みがない場合 ⑵ ⑴の解除は、保険契約者に対して書面により解除の通知をし、解除の効力は、次の①・②の時か ら、それぞれ将来に向かってのみ生じます。 ― B −55 ― ① ⑴ ①による解除の場合は、その保険料を払い込むべき払込期日またはこの保険契約の末日のい ずれか早い日。ただし、その保険料が初回保険料である場合は、この保険契約の保険期間の初日 ② ⑴ ②による解除の場合は、次回払込期日またはこの保険契約の末日のいずれか早い日 ⑶ ⑴の規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、既に領収した保険料の総額から既経過 期間に対し次の①・②のいずれかによって計算した保険料を差し引いて、その残額を返還します。 ① 保険料の払込方法が分割払(年払)または一時払の場合は、普通保険約款別表4に掲げる短期 率(一般) ② 保険料の払込方法が分割払(月払)の場合は、普通保険約款別表4に掲げる短期率(月割) ⑷ 保険期間が1年を超える場合は、保険年度ごとに⑶の規定を適用します。 ⑸ ⑴の規定により初回保険料の払込みがないことにより解除された保険契約について、前条⑵の規 定により既に支払った保険金がある場合には、当会社は、保険契約者に対してこの保険金の全額の 返還を請求することができます。 第 10 条(分割払(月払)における特則) ⑴ 保険料の払込方法が分割払(月払)の場合において、保険契約者が保険料を払込期日の属する月 の翌月末までに払い込んだときであっても、保険契約者がこの保険契約における保険料の払込みを 免れることを目的として、故意にその翌月の払込期日に払い込まれるべき保険料の払込みを怠った ときには、当会社は前条⑵ ①の規定にかかわらず、その払込期日の前月の払込期日から解除の効 力が生じるものとします。 ⑵ ⑴の場合において、その保険料を払い込むべき払込期日の前月の払込期日の翌日以降に発生した 事故による損害または傷害に対して、当会社が既に支払った保険金があるときには、当会社は、保 険契約者に対してこの保険金の全額の返還を請求することができます。 振替に関する特約および初回保険料の口座振替翌月払特約の規定にかかわらず、普通保険約款第5 章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求―告知義務・通知義務等の場合)⑴・⑵・⑷・⑹の 規定により請求する追加保険料について、提携金融機関ごとに払込期日に指定口座から当会社の口 座に振り替えることによって払い込むものとします。 ⑵ 払込期日が提携金融機関の休業日に該当し、指定口座からの口座振替による追加保険料の払込み がその休業日の翌日に行われた場合には、当会社は、払込期日に払込みがあったものとみなします。 ⑶ ⑴の追加保険料を払い込む場合は、次の①・②に定めるところによります。 ① 保険料分割払特約が適用されており、かつ、保険証券記載の保険料払込方法が年払以外である 場合もしくは保険料分割払特約(大口)が適用されている場合、または初回保険料の口座振替翌 月払特約が適用されており、かつ、保険料の払込方法が分割払(月払)である場合は、追加保険 料の全額を一時に払い込むか、または当会社の定める回数および金額(以下「分割追加保険料」 といいます。 )に分割して当会社の定める毎月の払込期日に払い込まなければなりません。 ② ①以外の場合は、追加保険料の全額を一時に払い込まなければなりません。 ⑷ ⑶ ①の規定により、追加保険料を分割して払い込む場合は、次の①・②に定めるところにより ます。 ① この保険契約に保険料分割払特約が適用されている場合には、同特約第2条(保険料の分割払) に規定する分割保険料の金額と分割追加保険料の金額を合計した保険料を当会社に払い込まなけ ればなりません。この場合において、当会社は、合計した保険料を分割保険料とみなして同特約 を適用します。 ② この保険契約に保険料分割払特約(大口)が適用されている場合には、同特約第2条(保険料 の分割払)の規定による保険料の金額と分割追加保険料の金額を合計した保険料を当会社に払い 込まなければなりません。この場合において、当会社は、合計した保険料を同特約の保険料とみ Q 追加保険料の口座振替に関する特約 なして同特約を適用します。 第1条(用語の定義) ③ この保険契約に初回保険料の口座振替翌月払特約が適用されている場合には、同特約第4条(保 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 険料の払込方法)に規定する分割払(月払)の保険料の金額と分割追加保険料の金額を合計した (50 音順) 保険料を当会社に払い込まなければなりません。この場合において、当会社は、合計した保険料 を同特約の保険料とみなして同特約を適用します。 用 語 定 義 ⑸ 保険契約条件の変更日以後に発生した事故による損害または傷害に対しては、当会社は変更後の 条件で保険金を支払います。 し 次回払込期日 払込期日の翌月の払込期日をいいます。 ⑹ この保険契約に保険料分割払特約が適用されている場合には、同特約第5条(追加保険料の払込 み)の規定は適用しません。 指定口座 保険契約者の指定する口座をいいます。 ⑺ この保険契約に保険料分割払特約(大口)が適用されている場合には、同特約第6条(追加保険 初回追加保険料 第3条(追加保険料の払込み)⑶ ①の規定により追加保険料を分割 料の払込み)の規定は適用しません。 して払い込む場合は第1回分割追加保険料、第3条⑶ ②の規定によ ⑻ この保険契約に初回保険料の口座振替翌月払特約が適用されている場合には、同特約第6条(追 り追加保険料を一時に払い込む場合は追加保険料の全額をいいます。 加保険料の払込み)の規定は適用しません。 ⑼ 保険契約者は、払込期日の前日までに、追加保険料相当額を指定口座に預け入れておかなければ 初回追加保険料払込期 当会社の定める初回追加保険料払込期日をいいます。 なりません。 日 ⑽ 保険契約者が、普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通 知義務等の場合)⑹に定める通知を行った場合には、保険契約者または被保険者に正当な理由があ つ 追加保険料 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告 り、かつ、当会社が認めるときを除いて、保険契約者はこれを撤回することはできません。 知義務・通知義務等の場合)⑴・⑵・⑷・⑹に定める追加保険料をい 第4条(初回追加保険料領収前の事故) います。 ⑴ 前条⑴の規定により、初回追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、初回追 て 提携金融機関 当会社と保険料の口座振替の取扱いを提携している金融機関等をいい 加保険料払込期日に初回追加保険料の払込みがない場合には、保険契約者は、初回追加保険料を初 ます。 回追加保険料払込期日の属する月の翌月末までに当会社に払い込まなければなりません。 ⑵ 当会社は、保険契約者が初回追加保険料払込期日の属する月の翌月末を経過した後も初回追加保 は 払込期日 指定口座から当会社の口座に追加保険料を振り替える日をいい、提携 険料の払い込みを怠った場合は、次の①∼④の定めるところによります。 金融機関ごとに定められた期日をいいます。 ① 払込みを怠った追加保険料が、普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請 求−告知義務・通知義務等の場合)⑴・⑵の規定により請求したものである場合は、当会社は、 ほ 保険契約条件の変更日 普通保険約款第5章基本条項第4条(告知義務)⑶ ③の訂正の申出 保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除することができます。 の場合においては、保険期間の初日、同条項第5条(通知義務)⑴の ② ①の規定によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません(注)。た 通知の場合においては、通知すべき事実の発生日、および次の①∼③ だし、危険増加が生じた場合における、その危険が生じた時より前に発生した事故による損害ま の通知の場合においては、その通知を行った日以降の保険契約者が指 たは傷害については除きます。 定する日で、保険契約条件を変更すべき期間の初日をいいます。 ① 普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡)⑴ (注) 既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 ② 同条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ ③ 払込みを怠った追加保険料が、普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請 ③ 同条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義 求−告知義務・通知義務等の場合)⑷に定めるところに従い請求したものである場合は、初回追 務等の場合)⑹ 加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。ただし、 被保険自動車の入替における自動補償特約第3条(入替自動車に対する自動補償)の規定により、 入替自動車を被保険自動車とみなして普通保険約款および被保険自動車について適用される他の 第2条(この特約の適用条件) 特約を適用する場合は、同条⑵に規定する取得日の翌日から起算して 30 日以内に生じた事故に この特約は、この保険契約に保険料分割払特約、保険料分割払特約(大口)、初回保険料の口座振 よる損害または傷害を除きます。 替に関する特約または初回保険料の口座振替翌月払特約が付帯されている場合に適用されます。ただ ④ 払込みを怠った追加保険料が、普通保険約款第5章基本条項第 15 条⑹の規定により請求した し、保険料分割払特約および保険料分割払特約(大口)については、保険料払込方式が口座振替であ ものである場合は、初回追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対しては、保険 る場合に限ります。 契約条件の変更がなかったものとして、普通保険約款および被保険自動車について適用される特 第3条(追加保険料の払込み) 約に従い、保険金を支払います。 ⑴ 当会社は、この特約により、保険料分割払特約、保険料分割払特約(大口) 、初回保険料の口座 ― B −56 ― ⑶ 被保険者、保険金請求権者または損害賠償請求権者が、保険契約条件の変更日以後⑵に定める期 が付帯された保険契約にかかわる保険料相当額の全額を既に支払っている場合を除きます。 間内に生じた事故による損害または傷害に対して、保険金または損害賠償額の支払を受ける場合に ② 会員規約等に定める手続きが行われない場合 は、その支払を受ける前に、保険契約者は初回追加保険料を当会社に払い込まなければなりません。 第4条(保険料の直接請求および請求保険料支払後の取扱い) 第5条(解除−初回追加保険料不払の場合) ⑴ 前条⑵ ①の保険料相当額を領収できない場合には、当会社は、保険契約者に保険料を直接請求 ⑴ 当会社は初回追加保険料払込期日の属する月の翌月末までに初回追加保険料の払込みがない場合 できるものとします。この場合において、保険契約者が、クレジットカード発行会社に対してこの には、この保険契約を解除することができます。 特約が付帯された保険契約にかかわる保険料相当額を既に支払っているときは、当会社は、その支 ⑵ 当会社は、⑴の解除を行う場合には、保険証券記載の保険契約者に対して書面によりその旨を通 払った保険料相当額について保険契約者に請求できないものとします。 知します。この場合の解除は、 保険契約条件の変更日から将来に向かってのみその効力を生じます。 ⑵ 保険契約者が会員規約等に従い、クレジットカードを使用した場合において、⑴の規定により当 第6条(初回追加保険料不払の場合の特則) 会社が保険料を請求し、保険契約者が遅滞なくその保険料を支払ったときは、前条⑴の規定を適用 当会社は、保険契約者が初回追加保険料払込期日後1か月を経過した後も初回追加保険料の払込み します。 を怠り、かつ、払込みを怠った理由が、提携金融機関に対して口座振替請求が行われなかったことに ⑶ 保険契約者が⑵の保険料の支払を怠った場合は、当会社は保険契約者に対する書面による通知を よる場合においては、初回追加保険料払込期日の属する月の翌月の応当日 (注) を初回追加保険料払込 もって、この特約が付帯された保険契約を解除することができます。 期日とみなして第4条(初回追加保険料領収前の事故)および前条の規定を適用します。ただし、口 ⑷ ⑶の解除は、将来に向かってのみその効力を生じます。 座振替請求が行われなかった理由が保険契約者の責めに帰すべき事由による場合を除きます。 第5条(保険料の返還の特則) 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合)⑴・ (注)初回追加保険料払込期日の属する月の翌月の応当日が提携金融機関の休業日に該当する場合は、 ⑵・⑷・⑹、同条項第 16 条(保険料の返還−無効または失効の場合)⑵、同条項第 18 条(保険料の その休業日の翌営業日とします。 返還−保険金額の調整の場合)⑴および同条項第 19 条(保険料の返還−解除の場合)⑴∼⑶の規定 第7条(第2回目以降の追加保険料不払の場合の免責) ならびに普通保険約款に付帯された他の特約の規定により、当会社が保険料を返還する場合は、当会 当会社は、保険契約者が第3条(追加保険料の払込み)⑶ ①の規定により追加保険料を分割して 社は、クレジットカード発行会社からの保険料相当額の領収を確認の後に保険料を返還します。ただ 払い込む場合で、第2回目以降の追加保険料について、その追加保険料を払い込むべき払込期日の属 し、前条⑵の規定により保険契約者が保険料を直接当会社に払い込んだ場合、および保険契約者が会 する月の翌月末を経過した後もその払込みを怠ったときは、その払込期日の翌日以後に生じた事故に 員規約等に従いクレジットカードを使用し、クレジットカード発行会社に対してこの特約が付帯され よる損害または傷害に対しては、保険金を支払いません。 た保険契約にかかわる保険料相当額の全額を既に支払っている場合を除きます。 第8条(解除−第2回目以降の追加保険料不払の場合) 第6条(準用規定) 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除することができます。 この特約に規定しない事項については、この特約の趣旨に反しない限り、この保険契約に適用され ① 払込期日の属する月の翌月末を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき追加保険料の る普通保険約款および特約の規定を準用します。 払込みがない場合 ② 払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき追加保険料の払込みがなく、かつ、次回払 S 団体扱特約 込期日までに、次回払込期日に払い込まれるべき追加保険料の払込みがない場合 第1条(用語の定義) 第9条(準用規定) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 この特約に規定しない事項については、この特約の趣旨に反しない限り、普通保険約款およびこれ (50 音順) に付帯される特約の規定を準用します。 用 語 定 義 R クレジットカードによる保険料支払に関する特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 (50 音順) お 覚書 し 指定口座 集金契約 定 義 「保険料集金に関する契約書に係わる覚書」をいいます。 保険契約者が指定する口座をいいます。 「保険料集金に関する契約書」による保険料集金契約をいいます。 集金者 当会社との間に集金契約を締結した者をいいます。 集金日 集金契約に定める保険料の集金日をいいます。 当会社の指定するクレジットカードをいいます。 集金不能日 集金者による保険料の集金が不能となった最初の集金日をいいます。 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 職域労働組合等 保険料 この保険契約の保険料をいい、 普通保険約款第5章基本条項第15条 (保 険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合)⑴・⑵・⑷・ ⑹の追加保険料を含みます。 団体に勤務している者によって構成されている労働組合または共済組 織をいいます。 退職者 退職により団体の構成員でなくなった者をいいます。 団体 保険契約者が給与の支払を受けている企業体(注)または官公署をいい ます。 ほ 保険年度 初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降について は、それぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。ただし、 最終年度については1年未満であっても1保険年度とします。 み 未払込保険料 保険料(注)および追加保険料の総額から既に払い込まれた保険料の総 額を差し引いた額をいいます。ただし、保険期間が1年を超える場合 は、その保険年度の1か年分保険料および追加保険料の総額から既に 払い込まれたその保険年度の保険料の総額を差し引いた額をいいます。 か 会員規約等 クレジットカード発行会社の会員規約等をいいます。 く クレジットカード ほ 第2条(クレジットカードによる保険料支払の承認) 当会社は、この特約に従い、クレジットカードにより、保険契約者が、この保険契約の保険料を支 払うことを承認します。ただし、会員規約等によりクレジットカードの使用が認められた者または会 員として認められた法人と保険契約者が同一である場合に限ります。 第3条(保険料領収前に生じた事故の取扱い) ⑴ 保険契約者から、この保険契約の申込時または告知・通知事項等の承認の請求時等に保険料のク レジットカードによる支払の申出があった場合は、当会社は、クレジットカード発行会社へそのク レジットカードの有効性および利用限度額内であること等の確認を行ったうえで、当会社がクレ ジットカードによる保険料の支払を承認した時 (注) 以後、普通保険約款第5章基本条項第2条(保 険責任の始期および終期)⑶、同条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等 の場合)⑶・⑸・⑺および普通保険約款に付帯された他の特約に定める保険料領収前に生じた事故 の取扱いに関する規定を適用しません。 (注)保険期間の開始前に承認した場合は、保険期間の開始した時とします。 た (注)法人・個人の別を問いません。 (注)この保険契約に定められた総保険料をいいます。 ⑵ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合には、⑴の規定は適用しません。 ① 当会社がクレジットカード発行会社から保険料相当額を領収できない場合。ただし、保険契約 第2条(この特約の適用条件) 者が会員規約等に従いクレジットカードを使用し、クレジットカード発行会社に対してこの特約 この特約は、次の①∼③に定める条件をいずれも満たしている場合に適用されます。 ― B −57 ― ① 保険契約者が団体に勤務し、毎月その団体から給与の支払を受けていること。 ② 団体または職域労働組合等と当会社との間に集金契約が締結されていること。 ③ 保険契約者が、集金者に次のア・イを委託し、集金者がそれを承諾していること。 ア.集金者が集金日に保険契約者から保険料を集金すること。 イ.上記ア.により集金した保険料を当会社に支払うこと。 第3条(保険料の払込方法等) ⑴ 当会社は、この特約により、保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を一時にまたは保 険証券記載の回数および金額(以下「分割保険料」といいます。)に分割して払い込むことを承認 します。 ⑵ 保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を一時に払い込む場合は、保険契約締結の時に 直接当会社に払い込むか、または集金契約に定めるところにより、集金者を経て払い込まなければ なりません。 ⑶ 保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を分割して払い込む場合は、次の①・②に定め るところによります。 ① 第1回分割保険料は、保険契約締結の時に直接当会社に払い込むか、または集金契約に定める ところにより、集金者を経て払い込まなければなりません。 ② 第2回以降の分割保険料は、集金契約に定めるところにより、集金者を経て払い込まなければ なりません。 第4条(保険料領収前の事故) ⑴ 前条⑵の規定により、保険契約者が集金者を経て保険料を払い込む場合は、普通保険約款第5章 基本条項第2条(保険責任の始期および終期)⑶の規定は適用しません。 ⑵ 前条⑶の規定により、保険契約者が保険料を払い込む場合は、保険証券記載の保険期間が始まっ た後であっても、当会社は、前条⑶①の第1回分割保険料領収前に生じた事故による損害または傷 害に対しては、保険金を支払いません。ただし、第1回分割保険料が集金契約に定めるところによ り、集金者を経て払い込まれる場合を除きます。 第5条(追加保険料の払込み) ⑴ 普通保険約款第5章基本条項第15条 (保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑴・ ⑵の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は集金者を経ることなく、その 全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。 ⑵ ⑴の規定により追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がその 支払を怠ったとき (注) は、当会社は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約 を解除することができます。 (注)当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払が なかった場合に限ります。 ⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できるときは、 当会社は、 保険金を支払いません (注) 。 ただし、 危険増加が生じた場合における、その危険が生じた時より前に発生した事故による損害または傷害 については除きます。 (注)既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 分割して払い込むものとします。 ⑷ 保険契約者が⑴の追加保険料を集金者を経て払い込む場合、保険契約者または被保険者は普通保 険約款第5章基本条項第4条(告知義務)⑶ ③の訂正の申出または次の①∼④のいずれかの当会 社に通知すべき事実が発生した場合には、書面、電話または情報処理機器等の通信手段(注)により 当会社に直接通知しなければなりません。 ① 普通保険約款第5章基本条項第5条(通知義務)⑴ ② 普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡)⑴ ③ 普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ ④ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑹ (注) インターネット、イントラネットおよびエクストラネットを含みます。 第7条(保険料領収証の発行) 当会社は、集金者を経て払い込まれた保険料については、領収した保険料の合計額に対する保険料 領収証を集金者に対して発行し、保険契約者に対してはこれを発行しません。 第8条(特約の失効) ⑴ この特約は、次の①または③∼⑤のいずれかに該当する事実が発生した場合には集金不能日、② に該当する事実が発生した場合には集金不能日の翌日から起算して1か月を経過した日から将来に 向かってのみその効力を失います。ただし、②については、その事実が発生した日の翌日から起算 して1か月以内に、集金者が保険契約者にかわって保険料を当会社に支払った場合を除きます。 ① 集金契約が解除された場合 ② 保険契約者が、指定口座から口座振替により保険料を払い込む場合で、保険契約者または集金 者の責めに帰すべき事由により、保険料が集金日の翌日から起算して1か月以内に指定口座から 集金者の口座へ振り替えられなかったとき。 ③ 保険契約者が団体から毎月給与の支払を受けなくなった場合。ただし、保険契約者が退職によ り団体の構成員でなくなった場合において、退職後も引き続きこの特約に従い保険料を払い込む 場合を除きます。 ④ 保険契約者が保険料の支払を拒んだ場合 ⑤ ①∼④の場合のほか、この保険契約について集金契約に基づく集金者による保険料の集金が行 われなくなった場合 ⑵ ⑴ ①・⑤いずれかの事実が発生した場合は、当会社は遅滞なく、書面をもって保険契約者に対 してその旨を通知します。 第9条(特約失効後の未払込保険料の払込み) 前条⑴の規定により特約が効力を失った場合は、保険契約者は次の①・②に定める期間内に、未払 込保険料の全額を集金者を経ることなく、一時に当会社に払い込まなければなりません。 ① 保険契約者が、②以外の方法により保険料を払い込んでいる場合は、集金不能日から1か月以 内 ② 保険契約者が、指定口座から口座振替により保険料を払い込んでいる場合は、集金不能日から 2か月以内 第 10 条(未払込保険料不払の場合の免責) 当会社は、前条に定める期間内に未払込保険料の全額が払い込まれなかった場合には、次の①・② に定める日から未込保険料の全額を領収するまでの間に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険金を支払いません。 ① 保険契約者が、②以外の方法により保険料を払い込んでいる場合は、集金不能日 ② 保険契約者が、指定口座から口座振替により保険料を払い込んでいる場合は、集金不能日の翌 日から起算して1か月を経過した日 第 11 条(特約失効後の翌保険年度以降の保険料の払込み等) ⑴ 第8条(特約の失効)⑴の規定によりこの特約が効力を失った場合は、保険契約者は、翌保険年 度以降の各保険年度の1か年分保険料を集金者を経ることなく、一時に当会社に払い込むものとし、 この場合の払込期日は、各保険年度の保険期間の初日応当日とします。ただし、集金不能日(注)に おいて、集金不能日 (注)が属する保険年度の前保険年度の未払込保険料がある場合は、集金不能日 (注) から1か月を経過する日を払込期日とします。 (注)第8条⑴ ②の規定によりこの特約が効力を失った場合は、集金不能日の翌日から起算して1か 月を経過する日とします。 ⑷ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑷ の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は集金者を経ることなく、そ の全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険金を支払いません。ただし、被保険自動車の入替における自動補償特約第3条(入替自動 車に対する自動補償)の規定により、入替自動車を被保険自動車とみなして普通保険約款および被 保険自動車について適用される他の特約を適用する場合は、同条⑵に規定する取得日の翌日から起 算して 30 日以内に生じた事故による損害または傷害を除きます。 ⑹ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ⑹の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は集金者を経ることなく、その 全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。 ⑺ ⑹の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険契約条件の変更および保険金額の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款 および被保険自動車について適用される他の特約に従い、保険金を支払います。 ⑵ 保険契約者は、当会社の承認を得て、⑴以外の払込方法とすることができます。 第6条(追加保険料の払込みの特則) ⑶ 保険契約者が払い込むべき保険料について、保険契約者が払込期日までにその払込みを怠った場 ⑴ 前条⑴・⑷・⑹の規定にかかわらず、集金者と当会社との間に覚書が締結されている場合には、 合は、当会社は、その払込期日の翌日以後に生じた事故による損害または傷害に対しては、保険金 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合)⑴・ を支払いません。 ⑵・⑷・⑹の規定により、当会社が追加保険料を請求したときは、保険契約者は集金契約および覚 第 12 条(解除−特約失効による未払込保険料不払の場合等) 書に定めるところにより、集金者を経て払い込むことができます。 ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除することができます。 ⑵ 第3条(保険料の払込方法等)の規定により、この保険契約に定められた総保険料を一時に払い ① 第9条(特約失効後の未払込保険料の払込み)に定める期間内に未払込保険料の全額が払い込 込んでいる場合は、⑴の追加保険料の全額を一時に当会社に払い込むものとします。 まれない場合 ⑶ 第3条(保険料の払込方法等)の規定により、この保険契約に定められた総保険料を分割して払 ② 前条⑴に定める払込期日までに保険契約者が払い込むべき保険料が払い込まれない場合 い込んでいる場合は、⑴の追加保険料の全額を一時に払い込むか、または当会社が承認する回数に ⑵ 当会社は、⑴の解除を行う場合には保険契約者に対して書面によりその旨を通知します。この場 ― B −58 ― 合の解除は次の①・②のいずれかに該当する日から将来に向かってのみその効力を生じます。 第2条(この特約の適用条件) ① ⑴ ①または②に該当する場合であって、前条⑴ただし書きに定める払込期日であるときは、 この特約は、次の①∼③に定める条件をいずれも満たしている場合に適用されます。 集金不能日(注) ① 保険契約者が集団の構成員(注)であり、かつ、集団扱特約を付した保険契約を締結することが ② ⑴ ②に該当する場合であって、前条⑴ただし書き以外の払込期日であるときは、その払込期日 認められている者であること。 (注)第8条(特約の失効)⑴ ②の規定によりこの特約が効力を失った場合は、集金不能日の翌日か (注) その集団自身、その集団の役職員、その集団を構成する集団の構成員およびその集団を構成する ら起算して1か月を経過する日とします。 集団の構成員の役職員を含みます。 ⑶ ⑴の規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、既に領収した保険料の総額から既経過 ② 集団または集団から委託を受けた者と当会社との間に集金契約が締結されていること。 期間に対し、次の①・②のいずれかによって計算した保険料を差し引いて、その残額を返還します。 ③ 保険契約者が、集金者に次のア・イのことを委託し、集金者がそれを承諾していること。 ① 保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を一時に払い込んでいる場合、または普通保 ア.集金者が集金日までに保険契約者から保険料を集金すること。 険約款別表4の注3に規定する「年払」により分割保険料を払い込んでいる場合は、同表に掲げ イ.上記ア.により集金した保険料を当会社に支払うこと。 る短期率(一般) 第3条(保険料の払込方法等) ② ①以外の場合は、普通保険約款別表4に掲げる短期率(月割) ⑴ 当会社は、この特約により、保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を一時にまたは保 ⑷ 保険期間が1年を超える場合は、保険年度ごとに⑶の規定を適用します。 険証券記載の回数および金額(以下「分割保険料」といいます。)に分割して払い込むことを承認 第 13 条(退職者が保険契約者である場合の特則) します。 団体が、福利厚生制度の一環として、退職者を保険契約者としてこの特約を付した保険契約の締結 ⑵ 保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を一時に払い込む場合は、保険契約締結の時に を認める場合において、退職者がこの特約を付して保険契約を締結するときは、次の①・②の定める 直接当会社に払い込むか、または集金契約に定めるところにより、集金者を経て払い込まなければ ところによります。 なりません。 ① 第2条(この特約の適用条件)①の規定は適用しません。 ⑶ 保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を分割して払い込む場合は、次の①・②の定め ② 第1条(用語の定義) 「団体」の定義中、 「保険契約者が給与の支払を受けている企業体または るところによります。 官公署」は「保険契約者が退職した企業体または官公署」と読み替えるものとします。 ① 第1回分割保険料は、保険契約締結の時に直接当会社に払い込むか、または集金契約に定める ところにより、集金者を経て払い込まなければなりません。 T 団体扱における集金事務の委託に関する特約 ② 第2回以降の分割保険料は、集金契約に定めるところにより、集金者を経て払い込まなければ なりません。 第1条(用語の定義) 第4条(保険料領収前の事故) この特約において、次の用語の意味は、次の定義によります。 ⑴ 前条⑵の規定により、保険契約者が集金者を経て保険料を払い込む場合は、普通保険約款第5章 用 語 定 義 基本条項第2条(保険責任の始期および終期)⑶の規定は適用しません。 ⑵ 前条⑶の規定により、保険契約者が保険料を払い込む場合は、保険証券記載の保険期間が始まっ 集金者 団体扱特約に定める集金契約を当会社との間に締結した者をいいま た後であっても、当会社は、前条⑶ ①の第1回分割保険料領収前に生じた事故による損害または す。 傷害に対しては、保険金を支払いません。ただし、第1回分割保険料が集金契約に定めるところに より、集金者を経て払い込まれる場合を除きます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、団体扱特約が適用されており、集金者が保険料の集金に係わる事務を第三者に委託し、 第5条(追加保険料の払込み) ⑴ 普通保険約款第5章基本条項第15条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合)⑴・ その委託内容を当会社が承諾した場合に適用されます。 ⑵の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は集金者を経ることなく、その 第3条(当会社への保険料払込みの取扱い) 全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。 当会社は、保険契約者が集金者から保険料の集金に係わる事務の委託を受けた者を経て払い込んだ ⑵ ⑴の規定により追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がその 保険料については、集金者を経て払い込んだものとして取り扱います。 支払を怠ったとき (注)は、当会社は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約 U 集団扱特約 を解除することができます。 第1条(用語の定義) (注) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払が この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 なかった場合に限ります。 (50 音順) ⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません(注)。ただ 用 語 定 義 し、危険増加が生じた場合における、その危険が生じた時より前に発生した事故による損害または 傷害については除きます。 お 覚書 「保険料集金に関する契約書に係わる覚書」をいいます。 (注) 既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 し 集金契約 「保険料集金に関する契約書(集団扱) 」による保険料集金契約をいい ⑷ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) ます。 ⑷ の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は集金者を経ることなく、そ 集金者 当会社との間に集金契約を締結した者をいいます。 の全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ 集金日 集金契約に定める保険料の集金日をいいます。 の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険金を支払いません。ただし、被保険自動車の入替における自動補償特約第3条(入替自動 集金不能日 集金者による保険料の集金が不能となった最初の集金日をいいます。 車に対する自動補償)の規定により、入替自動車を被保険自動車とみなして普通保険約款および被 集団 保険証券記載の集団をいいます。 保険自動車について適用される他の特約を適用する場合は、同条⑵に規定する取得日の翌日から起 算して 30 日以内に生じた事故による損害または傷害を除きます。 ほ 保険年度 初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降について ⑹ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) は、 それぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。ただし、 ⑹の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は集金者を経ることなく、その 最終年度については1年未満であっても1保険年度とします。 全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。 ⑺ ⑹の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ み 未払込保険料 保険料 (注) および追加保険料の総額から既に払い込まれた保険料の総 の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して 額を差し引いた額をいいます。ただし、保険期間が1年を超える場合 は、保険契約条件の変更および保険金額の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款 は、その保険年度の1か年分保険料および追加保険料の総額から既に および被保険自動車について適用される他の特約に従い、保険金を支払います。 払い込まれたその保険年度の保険料の総額を差し引いた額をいいます。 第6条(追加保険料の払込みの特則) (注) この保険契約に定められた総保険料をいいます。 ⑴ 前条⑴・⑷・⑹の規定にかかわらず、集金者と当会社との間に覚書が締結されている場合には、 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合)⑴・ ― B −59 ― ⑵・⑷・⑹の規定により、当会社が追加保険料を請求したときは、保険契約者は集金契約および覚 合の解除は次の①・②のいずれかに該当する日から将来に向かってのみその効力を生じます。 書に定めるところにより、集金者を経て払い込むことができます。 ① ⑴ ①の場合または②に該当する場合であって、前条⑴ただし書きに定める払込期日であると ⑵ 第3条(保険料の払込方法等)の規定により、この保険契約に定められた総保険料を一時に払い きは、集金不能日 (注) 込んでいる場合は、⑴の追加保険料の全額を一時に当会社に払い込むものとします。 ② ⑴ ②に該当する場合であって、前条⑴ただし書き以外の払込期日であるときは、その払込期日 ⑶ 第3条(保険料の払込方法等)の規定により、この保険契約に定められた総保険料を分割して払 (注) 第8条(特約の失効)⑴②の規定によりこの特約が効力を失った場合は、集金不能日の翌日から い込んでいる場合は、⑴の追加保険料の全額を一時に払い込むか、または当会社が承認する回数に 起算して1か月を経過する日とします。 分割して払い込むものとします。 ⑷ 保険契約者が⑴の追加保険料を集金者を経て払い込む場合、保険契約者または被保険者は普通保 ⑶ ⑴の規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、既に領収した保険料の総額から既経過 険約款第5章基本条項第4条(告知義務)⑶ ③の訂正の申出または次の①∼④のいずれかの当会 期間に対し、次の①・②のいずれかによって計算した保険料を差し引いて、その残額を返還します。 社に通知すべき事実が発生した場合には、書面、電話または情報処理機器等の通信手段 (注) により ① 保険契約者がこの保険契約に定められた総保険料を一時に払い込んでいる場合、または普通保 当会社に直接通知しなければなりません。 険約款別表4の注3に規定する「年払」により分割保険料を払い込んでいる場合は、同表に掲げ ① 普通保険約款第5章基本条項第5条(通知義務)⑴ る短期率(一般) ② 普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡)⑴ ② ①以外の場合は、普通保険約款別表4に掲げる短期率(月割) ③ 普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ ⑷ 保険期間が1年を超える場合は、保険年度ごとに⑶の規定を適用します。 ④ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) V 全車両一括契約特約 ⑹ 第1条(用語の定義) (注)インターネット、イントラネットおよびエクストラネットを含みます。 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 第7条(保険料領収証の発行) (50 音順) 当会社は、集金者を経て払い込まれた保険料については、領収した保険料の合計額に対する保険料 用 語 定 義 領収証を集金者に対して発行し、保険契約者に対してはこれを発行しません。 第8条(特約の失効) し 自動車 原動機付自転車を含みます。 ⑴ この特約は、次の①・③のいずれかに該当する事実が発生した場合には、集金不能日、②に該当 する事実が発生した場合には集金不能日の翌日から起算して1か月を経過した日から将来に向かっ 取得 所有権留保条項付売買契約による購入または1年以上を期間とする賃 てのみその効力を失います。ただし、②については、その事実が発生した日の翌日から起算して1 貸借契約による借入れを含みます。 か月以内に、集金者が保険契約者にかわって保険料を当会社に支払った場合を除きます。 取得時 中途取得自動車が保険契約者の直接の管理下に入った時をいいます。 ① 集金契約が解除された場合 ② 保険契約者または集金者の責めに帰すべき事由により、保険料が集金日の翌日から起算して1 所有権留保条項付 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融 か月以内に集金されなかった場合 売買契約 業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売された自動車の所有権 ③ 当会社が集金者からこの保険契約について集金契約に基づく保険料の集金を行わなくなった旨 を顧客に移さず、留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約 の通知を受けた場合 をいいます。 ⑵ ⑴ ①・③のいずれかの事実が発生した場合は、当会社は遅滞なく、書面をもって保険契約者に 対してその旨を通知します。 せ 精算日 保険証券記載の精算日をいいます。 第9条(特約失効後の未払込保険料の払込み) ち 中途取得自動車 保険契約者が自ら使用するために、保険証券記載の条件に該当し、保 前条⑴の規定により特約が効力を失った場合は、保険契約者は集金不能日 (注)から1か月以内に、 険期間の中途で取得した自動車をいいます。 未払込保険料の全額を集金者を経ることなく、一時に当会社に払い込まなければなりません。 つ 通知日 保険証券記載の通知日をいいます。 (注)前条⑴ ②の規定によりこの特約が効力を失った場合は、集金不能日の翌日から起算して1か月 を経過する日とします。 通知漏れの中途取得 第4条(通知)⑴の通知において、遅滞または脱漏のあった中途取得 第 10 条(未払込保険料不払の場合の免責) 自動車 自動車をいいます。 当会社は、前条に定める期間内に未払込保険料の全額が払い込まれなかった場合には、集金不能日 ふ 付保漏れ この保険契約締結の時に、保険契約者が自ら使用するために既に取得 (注)から未払込保険料の全額を領収するまでの間に生じた事故による損害または傷害に対しては、保 していた自動車で保険証券記載の条件に該当するものを、この保険契 険金を支払いません。 約によって保険に付していなかったことをいいます。 (注)第8条(特約の失効)⑴ ②の規定によりこの特約が効力を失った場合は、集金不能日の翌日か ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 ら起算して1か月を経過する日とします。 第 11 条(特約失効後の翌保険年度以降の保険料の払込み等) み 未精算等の中途取得 第7条(保険料の精算)⑴に規定する追加保険料(注)の全額が精算日 ⑴ 第8条(特約の失効)⑴の規定によりこの特約が効力を失った場合は、保険契約者は、翌保険年 自動車 までに払い込まれなかった場合におけるその精算日に対応する保険証 度以降の各保険年度の1か年分保険料を集金者を経ることなく、 一時に当会社に払い込むものとし、 券記載の通知締切日の1か月前の応当日の翌日以後に取得した中途取 この場合の払込期日は、各保険年度の保険期間の初日応当日とします。ただし、集金不能日 (注) に 得自動車をいいます。 おいて、集金不能日 (注) が属する保険年度の前保険年度の未払込保険料がある場合は、集金不能日 (注)第7条⑵の保険料がある場合は、相殺した後の保険料とします。 (注)から1か月を経過する日を払込期日とします。 (注)第8条⑴ ②の規定によりこの特約が効力を失った場合は、集金不能日の翌日から起算して1か 第2条(この特約の適用条件) 月を経過する日とします。 この特約は、この保険契約締結の時において、保険契約者が自ら使用するために既に取得していた ⑵ 保険契約者は、当会社の承認を得て、⑴以外の払込方法とすることができます。 自動車で保険証券記載の条件に該当するもののすべてを、この保険契約によって一括して保険に付し、 ⑶ 保険契約者が払い込むべき保険料について、保険契約者が払込期日までにその払込みを怠った場 かつ、保険期間の中途で保険契約者が自ら使用するために取得する自動車で、保険証券記載の条件に 合は、当会社は、その払込期日の翌日以後に生じた事故による損害または傷害に対しては、保険金 該当するもののすべてを、この保険契約によって漏れなく保険に付すこととする場合であって、保険 を支払いません。 証券にこの特約を適用する旨記載されているときに適用されます。 第 12 条(解除−特約失効による未払込保険料不払の場合等) 第3条(中途取得自動車に対する自動補償) ⑴ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除することができます。 ⑴ 保険契約者が自ら使用するために、保険証券記載の条件に該当する自動車を保険期間の中途で取 ① 第9条(特約失効後の未払込保険料の払込み)に定める期間内に未払込保険料の全額が払い込 得した場合は、当会社は、この特約により、中途取得自動車に対して、自動的にこの保険契約を適 まれない場合 用します。 ② 前条⑴に定める払込期日までに保険契約者が払い込むべき保険料が払い込まれない場合 ⑵ 中途取得自動車にかかわる当会社の保険責任は、取得時に始まり、保険期間の末日の午後4時に ⑵ 当会社は、⑴の解除を行う場合には保険契約者に対して書面によりその旨を通知します。この場 終わります。 ― B −60 ― 第4条(通知) ⑴ 保険契約者は、毎月、保険証券記載の通知締切日以前1か月分の中途取得自動車を、通知日まで W 全車両一括契約特約(成績合算契約用) に、当会社所定の書面により当会社に通知しなければなりません。 第1条(用語の定義) ⑵ この保険契約締結の時に保険に付された自動車または中途取得自動車を、保険契約者が廃車、譲 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 渡または返還した場合も、⑴と同様とします。 (50 音順) 第5条(付保漏れがあった場合) 用 語 定 義 ⑴ 当会社は、付保漏れが判明した場合には、第3条(中途取得自動車に対する自動補償)の規定を 適用しません。ただし、その付保漏れの事実を当会社が知った時までに前条⑴の通知を受領してい し 自動車 原動機付自転車を含みます。 る中途取得自動車を除きます。 ⑵ 付保漏れが保険契約者の故意および重大な過失によらなかったことを保険契約者が証明した場合 せ 精算日 保険証券記載の精算日をいいます。 で、当会社が付保漏れの事実を知った時以後の最も早い通知日までに保険契約者がその付保漏れ自 ち 中途対象自動車 保険期間の中途で新たに保険証券記載の条件に該当することとなった 動車について書面によって訂正を申し出て、当会社がこれを承認したときは、⑴の規定を適用しま 自動車をいいます。 せん。 第6条(通知に遅滞または脱漏があった場合) つ 通知日 保険証券記載の通知日をいいます。 第4条(通知)⑴の通知に遅滞または脱漏があった場合は、通知漏れの中途取得自動車および当会 社がその遅滞または脱漏の事実を知った時以後、同条⑴の規定により通知されるすべての中途取得自 通知漏れの中途対象 第4条(通知)⑴の通知において、遅滞または脱漏のあった中途対象 動車に対して、当会社は第3条(中途取得自動車に対する自動補償)の規定を適用しません。ただし、 自動車 自動車をいいます。 その遅滞または脱漏が、保険契約者の故意および重大な過失によらなかったことを保険契約者が証明 ふ 付保漏れ 保険証券記載の条件に該当する自動車を、この保険契約によって保険 した場合で、当会社がその遅滞または脱漏の事実を知った時以後の最も早い通知日までに保険契約者 に付していなかったことをいいます。 がその通知漏れの中途取得自動車について書面によって訂正を申し出て、当会社がこれを承認したと きを除きます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 第7条(保険料の精算) ⑴ 当会社は、第4条(通知)⑴の通知を受領した場合は、未経過期間に対して日割をもって計算し み 未精算等の中途対象 第7条(保険料の精算)⑴に規定する追加保険料(注)の全額が精算日 た追加保険料を請求します。 自動車 までに払い込まれなかった場合におけるその精算日に対応する保険証 ⑵ 当会社は、第4条(通知)⑵の通知を受領した場合は、未経過期間に対して日割をもって計算し 券記載の通知締切日の1か月前の応当日の翌日以後に取得した中途対 た保険料を返還します。 象自動車をいいます。 ⑶ ⑴・⑵の保険料は、毎月、精算日までに精算するものとします。 (注)第7条⑵の保険料がある場合は、相殺した後の保険料とします。 ⑷ 当会社は、未精算等の中途取得自動車について生じた事故による損害または傷害に対しては、保 険金を支払いません。この場合において、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還 を請求することができます。 ⑸ 未精算等の中途取得自動車のうち既に精算日の到来しているものにつき⑴の追加保険料 (注) の全 第2条(この特約の適用条件) 額が払い込まれた場合は、その払込みの時以後に生じた事故による損害または傷害に対しては、⑷ この特約は、この保険契約締結の時において、保険証券記載の条件に該当する自動車のすべてを、 の規定を適用しません。 この保険契約によって一括して保険に付し、かつ、保険期間の中途で新たに保険証券記載の条件に該 当することとなった自動車のすべてを、この保険契約によって漏れなく保険に付すこととする場合で (注)⑵の保険料がある場合は、相殺した後の保険料とします。 あって、保険証券にこの特約を適用する旨記載されているときに適用されます。 第8条(契約条件等の変更) 第3条(中途対象自動車に対する自動補償) ⑴ この保険契約締結の時に保険に付された自動車または第4条(通知)⑴の通知を当会社が既に受 ⑴ 当会社は、この特約により、中途対象自動車に対して、自動的にこの保険契約を適用します。 領している中途取得自動車について、保険期間の中途で保険契約の条件を変更する場合には、保険 ⑵ 中途対象自動車にかかわる当会社の保険責任は、中途対象自動車がその所有者または被保険者 契約者は、自動車1台ごとに、その都度書面をもってその旨を当会社に通知し、承認を請求しなけ (注) の直接の管理下に入った時に始まり、保険期間の末日の午後4時に終わります。 ればなりません。 (注) 普通保険約款第1章賠償責任条項の適用がある場合は保険証券記載の被保険者をいい、同条項の ⑵ 第4条(通知)⑴の通知を当会社が受領していない中途取得自動車 (注) について、その取得時か 適用がない場合は中途対象自動車の所有者をいいます。 ら保険証券記載の条件と異なる条件で保険に付す場合または保険期間の中途で保険契約の条件を変 更する場合には、保険契約者は、自動車1台ごとに、その都度書面をもってその旨を当会社に通知 ⑶ ⑵において所有者は、次の①∼③のいずれかに該当する者とします。 し、承認を請求しなければなりません。 ① 中途対象自動車が所有権留保条項付売買契約により売買されている場合は、その買主 ② 中途対象自動車が1年以上を期間とする貸借契約により貸借されている場合は、その借主 (注)通知漏れの中途取得自動車を除きます。 ③ ①・②以外の場合は、中途対象自動車を所有する者 ⑶ ⑴・⑵の場合において、当会社が追加保険料を請求したときは、保険契約者は、その全額を一時 第4条(通知) に当会社に払い込まなければなりません。 ⑴ 保険契約者または被保険者は、毎月、保険証券記載の通知締切日以前1か月分の中途対象自動車 ⑷ ⑶の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ を、通知日までに、当会社所定の書面により当会社に通知しなければなりません。 の払込みを怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対し ⑵ この保険契約締結の時に保険に付された自動車または中途対象自動車が、保険証券記載の条件に ては、保険契約条件の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款および被保険自動車 該当しなくなった場合も、⑴と同様とします。 について適用される他の特約に従い、保険金を支払います。 第5条(付保漏れがあった場合) 第9条(特約の解除) ⑴ 当会社は、付保漏れが判明した場合には、第3条(中途対象自動車に対する自動補償)の規定を ⑴ 当会社は、次の①∼③のいずれかに該当する場合には、 保険契約者に対する書面による通知をもっ 適用しません。ただし、その付保漏れの事実を当会社が知った時までに前条⑴の通知を受領してい て、この特約を解除することができます。 る中途対象自動車を除きます。 ① 第5条(付保漏れがあった場合)⑴に該当する場合。ただし、同条⑵の規定により訂正がなさ ⑵ 付保漏れが保険契約者または被保険者の故意および重大な過失によらなかったことを保険契約者 れた場合を除きます。 または被保険者が証明した場合で、当会社が付保漏れの事実を知った時以後の最も早い通知日まで ② 第6条(通知に遅滞または脱漏があった場合)に該当する場合。ただし、同条ただし書の規定 に保険契約者または被保険者がその付保漏れ自動車について書面によって訂正を申し出て、当会社 により訂正がなされた場合を除きます。 がこれを承認したときは、⑴の規定を適用しません。 ③ 第7条(保険料の精算)⑴の追加保険料 (注)の全額が精算日までに払い込まれなかった場合。 第6条(通知に遅滞または脱漏があった場合) ただし、同条⑸に該当する場合を除きます。 第4条(通知)⑴の通知に遅滞または脱漏があった場合は、通知漏れの中途対象自動車および当会 社がその遅滞または脱漏の事実を知った時以後、同条⑴の規定により通知されるすべての中途対象自 (注)第7条⑵の保険料がある場合は、相殺した後の保険料とします。 動車に対して、 当会社は第3条(中途対象自動車に対する自動補償)の規定を適用しません。ただし、 ⑵ 保険契約者は、この保険契約を普通保険約款第5章基本条項第 12 条(保険契約の解除)⑶の規 その遅滞または脱漏が、保険契約者または被保険者の故意および重大な過失によらなかったことを保 定により解除する場合を除き、この特約を解除することができません。 険契約者または被保険者が証明した場合で、当会社がその遅滞または脱漏の事実を知った時以後の最 ― B −61 ― も早い通知日までに保険契約者または被保険者がその通知漏れの中途対象自動車について書面によっ 用がある場合に適用されます。 て訂正を申し出て、当会社がこれを承認したときを除きます。 第3条(継続契約を締結する場合の特則) 第7条(保険料の精算) ⑴ 当会社は、この特約により、全車両一括契約特約等付契約の継続契約を締結する場合で、保険期 ⑴ 当会社は、第4条(通知)⑴の通知を受領した場合は、未経過期間に対して日割をもって計算し 間の初日の属する月における前契約の中途取得自動車については、この保険契約締結後最初に到来 た追加保険料を請求します。 する通知日に通知したときに限り、保険期間の初日に取得した中途取得自動車として取り扱います。 ⑵ 当会社は、第4条(通知)⑵の通知を受領した場合は、未経過期間に対して日割をもって計算し ⑵ この特則を適用した場合であっても、前契約の保険期間における最後の通知日に対応する通知締 た保険料を返還します。 切日の翌日以降の前契約の中途取得自動車については、前契約として全車両一括契約特約等第4条 ⑶ ⑴・⑵の保険料は、毎月、精算日までに精算するものとします。 (通知)および第7条(保険料の精算)に定めるところにより、通知および保険料の精算を行わな ⑷ 当会社は、未精算等の中途対象自動車について生じた事故による損害または傷害に対しては、保 ければなりません。 険金を支払いません。この場合において、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還 Y 全車両一括契約特約等(成績合算契約用)付契約の継続に関する特約 を請求することができます。 ⑸ 未精算等の中途対象自動車のうち既に精算日の到来しているものにつき⑴の追加保険料 (注) の全 第1条(用語の定義) 額が払い込まれた場合は、その払込みの時以後に生じた事故による損害または傷害に対しては、⑷ この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 の規定を適用しません。 (50 音順) (注)⑵の保険料がある場合は、相殺した後の保険料とします。 用 語 定 義 第8条(契約条件等の変更) せ 前契約の中途対象自動車 全車両一括契約特約等(成績合算契約用)第3条(中途取得自動車に ⑴ この保険契約締結の時に保険に付された自動車または第4条(通知)⑴の通知を当会社が既に受 対する自動補償)⑴に規定する中途対象自動車をいいます。 領している中途対象自動車について、保険期間の中途で保険契約の条件を変更する場合には、保険 契約者は、自動車1台ごとに、その都度書面をもってその旨を当会社に通知し、承認を請求しなけ 全車両一括契約特約等 全車両一括契約特約(成績合算契約用)または全車両一括契約特約(中 ればなりません。 (成績合算契約用) 途対象自動車等の保険料一括精算方式・成績合算契約用)をいいます。 ⑵ 第4条(通知)⑴の通知を当会社が受領していない中途対象自動車 (注) について、新たに保険証 つ 通知日 全車両一括契約特約等(成績合算契約用)に規定する通知日をいいます。 券記載の条件に該当することとなったときから保険証券記載の条件と異なる条件で保険に付す場合 または保険期間の中途で保険契約の条件を変更する場合には、保険契約者は、自動車1台ごとに、 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 その都度書面をもってその旨を当会社に通知し、承認を請求しなければなりません。 (注)通知漏れの中途対象自動車を除きます。 第2条(この特約の適用条件) この特約は、保険証券にフリート契約である旨記載されており、かつ、全車両一括契約付約等(成 ⑶ ⑴・⑵の場合において、当会社が追加保険料を請求したときは、保険契約者は、その全額を一時 績合算契約用)の適用がある場合に適用されます。 に当会社に払い込まなければなりません。 ⑷ ⑶の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ 第3条(継続契約を締結する場合の特則) ⑴ 当会社は、この特約により、全車両一括契約特約等(成績合算契約用)付契約の継続契約を締結 の払込みを怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対し する場合で、保険期間の初日の属する月における前契約の中途対象自動車については、この保険契 ては、保険契約条件の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款および被保険自動車 約締結後最初に到来する通知日に通知したときに限り、保険期間の初日に保険証券記載の条件に該 について適用される他の特約に従い、保険金を支払います。 当することとなった中途対象自動車として取り扱います。 第9条(特約の解除) ⑵ この特則を適用した場合であっても、前契約の保険期間における最後の通知日に対応する通知締 ⑴ 当会社は、次の①∼③のいずれかに該当する場合には、 保険契約者に対する書面による通知をもっ 切日の翌日以降の前契約の中途対象自動車については、前契約として全車両一括契約特約等(成績 て、この特約を解除することができます。 合算契約用)第4条(通知)および第7条(保険料の精算)に定めるところにより、通知および保 ① 第5条(付保漏れがあった場合)⑴に該当する場合。ただし、同条⑵の規定により訂正がなさ 険料の精算を行わなければなりません。 れた場合を除きます。 ② 第6条(通知に遅滞または脱漏があった場合)に該当する場合。ただし、同条ただし書の規定 Z 通信販売に関する特約 により訂正がなされた場合を除きます。 ③ 第7条(保険料の精算)⑴の追加保険料 (注)の全額が精算日までに払い込まれなかった場合。 第1条(用語の定義) ただし、同条⑸に該当する場合を除きます。 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50 音順) (注)第7条⑵の保険料がある場合は、相殺した後の保険料とします。 用 語 定 義 ⑵ 保険契約者は、この保険契約を普通保険約款第5章基本条項第 12 条(保険契約の解除)⑶の規 定により解除する場合を除き、この特約を解除することができません。 け 契約意思の表示 保険契約申込みの意思を表示することをいいます。 X 全車両一括契約特約等付契約の継続に関する特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 用 語 契約条件の変更日 次の①∼③に定める通知を行った日以降の保険契約者が指定する日 で、保険契約条件を変更すべき期間の初日をいいます。 ① 普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡)⑴ ② 同条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ ③ 同条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義 務等の場合)⑹ (50 音順) 定 義 前契約の中途取得自動車 全車両一括契約特約等第3条(中途取得自動車に対する自動補償)⑴ に規定する中途取得自動車をいいます。 つ 通知書 保険料、保険料払込期限、保険料払込方法等を記載した通知書をいい ます。 全車両一括契約特約等 全車両一括契約特約または全車両一括契約特約(中途取得自動車等の 保険料一括精算方式)をいいます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 つ 通知日 全車両一括契約特約等に規定する通知日をいいます。 も 申込書 所定の保険契約申込書をいいます。 ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 せ 第2条(保険契約の申込み) ⑴ 当会社に対して通信により保険契約の申込みをしようとする者は、次の①・②のいずれかの方法 第2条(この特約の適用条件) により保険契約の申込みをすることができるものとします。 この特約は、保険証券にフリート契約である旨記載されており、かつ、全車両一括契約特約等の適 ① 申込書に所要の事項を記載し、当会社に送付すること。 ― B −62 ― ② 電話、情報処理機器等の通信手段 (注) を媒介とし、当会社に対し契約意思の表示をすること。 (注)インターネット、イントラネットおよびエクストラネットを含みます。 通知義務等の場合)⑹の規定により当会社が追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に 対して、保険契約者は、保険契約条件の変更日からその日を含めて 30 日以内に、追加保険料を払 い込まなければなりません。 ⑺ ⑹の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がそ の支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対して は、保険契約条件の変更および保険金額の変更の承認の請求がなかったものとして、普通保険約款 および被保険自動車について適用される他の特約に従い、保険金を支払います。 第7条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約の趣旨に反しない限り、普通保険約款およびこれ に付帯される特約の規定を準用します。 ⑵ ⑴ ①の規定により当会社が申込書の送付を受けたときは、通知書を保険契約者に送付するもの とします。 ⑶ ⑴ ②の規定により当会社が契約意思の表示を受けたときは、通知書および申込書を保険契約者 に送付し、または電子データメッセージによる通知を保険契約者に送信するものとします。 ⑷ ⑴∼⑶の規定により当会社から申込書が送付された場合には、保険契約者は、申込書に所要の事 項を記載し、所定の期間内に当会社へ返送するものとします。 ⑸ 保険契約者により⑷の申込書が所定の期間内に当会社に返送されない場合は、当会社は、保険契 約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除することができます。この場合の解除 [ 継続契約の取扱いに関する特約 は、保険契約の引受けを行った日から将来に向かってその効力を生じます。 第3条(保険料の払込み) 第1条(用語の定義) ⑴ 保険契約者は、保険料払込期限までに、保険料 (注) を払い込まなければなりません。 この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50 音順) (注)この保険契約に保険料分割払特約が適用されている場合には第1回分割保険料とします。 用 語 定 義 ⑵ ⑴の保険料払込期限は、 この保険契約に適用されている他の特約に別段の定めがある場合を除き、 保険期間の初日の前日とします。 け 継続契約 この保険契約と保険契約者、保険証券記載の被保険者および被保険自 ⑶ 保険期間が始まった後でも、当会社は、保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対し 動車を同一とする保険契約であって、この保険契約の保険期間の末日 ては、保険金を支払いません。 を保険期間の初日として、この特約により当会社と締結する保険契約 第4条(解除−保険料不払の場合) をいいます。 ⑴ 当会社は、前条⑵の保険料払込期限までに保険料 (注1) の払込みがない場合 (注2) には、この保 険契約を解除することができます。 継続漏れ この保険契約の継続契約の締結手続き漏れをいいます。 (注1)この保険契約に保険料分割払特約が適用されている場合には第1回分割保険料とします。 し 車両保険金額 車両保険の保険金額をいいます。 (注2)当会社が、保険契約者に対し保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払がな ひ 被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。 かった場合に限ります。 ⑵ 当会社は、⑴の解除を行う場合には、保険契約者に対する書面によりその旨を通知します。この ほ 保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。 場合の解除は、保険期間の初日からその効力を生じます。 や 約款、料率等 普通保険約款、特約、保険料率等をいいます。 第5条(当会社への通知方法) 保険契約者または被保険者が、普通保険約款第5章基本条項第4条(告知義務)⑷ ③の訂正の申 出または次の①∼④に定める通知を行う場合は、書面または電話、情報処理機器等の通信手段 (注) に より、当会社に直接行わなければなりません。 第2条(この特約の適用条件) ① 普通保険約款第5章基本条項第5条(通知義務)⑴ この特約は、保険証券にノンフリート契約である旨記載されている場合に適用されます。 ② 普通保険約款第5章基本条項第7条(被保険自動車の譲渡)⑴ 第3条(継続契約に関する特則) ③ 普通保険約款第5章基本条項第8条(被保険自動車の入替)⑴ 当会社は、この特約により、継続漏れがあった場合であっても、次の①∼⑧に定める条件をいずれ ④ 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求−告知義務・通知義務等の場合) も満たしているときに限り、継続契約について、この保険契約が満了する日の内容と同一の内容で継 ⑹ 続されたものとして取り扱います。 ① 保険期間が1年以上であること。ただし、この保険契約の保険期間が1年未満であっても、当 (注)インターネット、イントラネットおよびエクストラネットを含みます。 会社が別に定めるところにより、この保険契約と前契約を1保険契約とみなした場合の通算した 第6条(追加保険料の払込み) 保険期間が1年以上となるときは、保険期間が1年以上であるものとして取り扱います。 ⑴ 前条の通知に基づき、 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求―告知義 ② 保険期間内において、当会社が保険金を支払う事故が発生していないこと。 務・通知義務等の場合)⑴・⑵の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、 ③ この保険契約がこの特約を適用して締結されたものではないこと。 請求の日からその日を含めて 30 日以内に、追加保険料を払い込まなければなりません。 ④ 被保険自動車を同一とする他の保険契約または共済契約がないこと。 ⑵ ⑴の規定により追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がその ⑤ 電話、面談等により、保険契約者に対して直接継続の意思表示を行ったにもかかわらず、保険 支払を怠ったとき (注) は、当会社は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約 契約者の事情により継続漏れとなったものでないこと。 を解除することができます。 ⑥ 保険期間内において、保険契約者または当会社から継続契約の締結を行わない旨の意思表示が なかったこと。 (注)当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払が ⑦ 保険契約者が、保険期間の末日の翌日から起算して 30 日以内に書面により、継続契約の申込 なかった場合に限ります。 みを行うこと。 ⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません (注) 。ただ ⑧ 保険契約者が⑦の申込みと同時に継続契約の保険料を当会社に払い込むこと。ただし、継続契 し、危険増加が生じた場合における、その危険が生じた時より前に発生した事故による損害または 約に付帯される特約により、別に定めがある場合を除きます。 傷害については除きます。 第4条(継続契約の車両保険金額および適用される特約) ⑴ 前条の規定にかかわらず、この保険契約に普通保険約款第4章車両条項の適用がある場合は、継 (注)既に保険金を支払っていた場合は、その返還を請求することができます。 続契約の車両保険の保険金額等は、次の①・②の定めるところによります。 ⑷ 前条の通知に基づき、 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求―告知義務・ ① 継続契約の車両保険金額については、次のア・イのとおりとします。 通知義務等の場合)⑷ の規定により当会社が追加保険料を請求した場合は、保険契約者は、保険 ア.被保険自動車に車両価額協定保険特約が適用されている場合は、同特約第3条(協定保険価 契約条件の変更日からその日を含めて 30 日以内に、追加保険料を払い込まなければなりません。 額)に規定する額 ⑸ ⑷の規定により追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契約者がその イ.上記ア.以外の場合は、この保険契約の車両保険金額を基準とし、法定減価償却残存率等を 支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対しては、 参考に算出した額 保険金を支払いません。ただし、被保険自動車の入替における自動補償特約第3条(入替自動車に ② この保険契約に車両保険の修理限度額に関する特約が付帯されている場合は、継続契約の修理 対する自動補償)の規定により、入替自動車を被保険自動車とみなして普通保険約款および被保険 限度額については、次のア.∼ウ.のとおりとします。 自動車について適用される他の特約を適用する場合は、同条⑵に規定する取得日の翌日から起算し ア.この保険契約の修理限度額がこの保険契約の車両保険金額以下である場合であって、①ア. て 30 日以内に生じた事故による損害または傷害については除きます。 に規定する額以下となるときは、継続契約の修理限度額は、この保険契約の修理限度額と同じ ⑹ 前条の通知に基づき、 普通保険約款第5章基本条項第 15 条(保険料の返還または請求―告知義務・ 額 ― B −63 ― イ.この保険契約の修理限度額がこの保険契約の車両保険金額以下である場合であって、①ア. 用 語 定 義 に規定する額を超えるときは、①ア.に規定する額と同じ額 ウ.この保険契約の修理限度額がこの保険契約の車両保険金額を超えている場合であって、 ①ア. 引受保険会社 保険証券記載の保険会社をいいます。 に規定する額を超えるときは、 継続契約の修理限度額は、 次の算式によって算出した額で、 かつ、 5万円の整数倍の額(注)とします。ただし、算出された額が 30 万円未満となるときは、継続 契約の修理限度額は、30 万円とします。 第2条(独立責任) この保険契約は、引受保険会社による共同保険契約であって、引受保険会社は、保険証券記載のそ れぞれの保険金額または引受割合に応じて、連帯することなく単独別個に、保険契約上の権利を有し、 この保険契約の修理限度額 義務を負います。 継続契約の修理限度額 = ①ア.に規定する額 × 第3条(幹事保険会社の行う事項) 保険契約者が保険契約の締結に際しこの保険契約の幹事保険会社として指名した保険会社は、全て この保険契約の車両保険金額 の引受保険会社のために次の①∼⑩に掲げる事項を行います。 ① 保険契約申込書の受領ならびに保険証券等の発行および交付 ② 保険料の収納および受領または返戻 (注)10 万円未満の端数が生じた場合は、次の ・ のとおりとします。 ③ 保険契約の内容の変更の承認または保険契約の解除 5万円未満の額のときは、0万円 ④ 保険契約上の規定に基づく告知または通知に係る書類等の受領 5万円以上 10 万円未満の額のときは、5万円 ⑤ 保険金請求権等の譲渡の通知に係る書類等の受領およびその譲渡の承認または保険金請求権等 の上の質権の設定、譲渡もしくは消滅の通知に係る書類等の受領およびその設定、譲渡もしくは ⑵ 前条の規定にかかわらず、この保険契約に適用されている特約のうち、当会社の規定により、継 消滅の承認 続契約において、その特約を付帯できる条件を満たさないときは、当会社は、継続契約にその特約 ⑥ 保険契約に係る承認書の発行および交付または保険証券に対する裏書等 を適用しません。 ⑦ 保険の目的その他の保険契約に係る事項の調査 第5条(継続契約に適用される保険料率等) ⑧ 事故発生もしくは損害発生の通知に係る書類等の受領または保険金請求に関する書類等の受領 ⑴ 第3条(継続契約に関する特則)の規定にかかわらず、当会社は、この保険契約の保険事故実績 ⑨ 損害の調査、損害の査定、保険金等の支払および引受保険会社の権利の保全 等により、この保険契約の契約内容と異なる保険料を当会社の定めるところにより継続契約に適用 ⑩ その他①∼⑨の事務または業務に付随する事項 することができます。 ⑵ この保険契約に適用した約款、料率等を改定した場合には、当会社は、継続契約について、継続 第4条(幹事保険会社の行為の効果) この保険契約に関し幹事保険会社が行った前条①∼⑩に掲げる事項は、全ての引受保険会社がこれ 契約の保険期間の初日における約款、料率等が適用されるものとします。 を行ったものとみなします。 第6条(保険責任に関する特則) この特約により締結された継続契約に対しては、普通保険約款第5章基本条項第2条(保険責任の始 第5条(保険契約者等の行為の効果) この保険契約に関し保険契約者等が幹事保険会社に対して行った通知その他の行為は、全ての引受 期および終期)⑶の規定は適用しません。 保険会社に対して行われたものとみなします。 第7条(準用規定) この特約に規定しない事項については、この特約に反しない限り、普通保険約款およびこれに付帯 される特約の規定を準用します。 ] 共同保険に関する特約 第1条(用語の定義) この特約において、次の用語の意味は、次の定義によります。 ― B −64 ― 特 約 適 用 表 ※保険証券に添付してご送付している特約は下記一覧には掲載しておりません。 お申し出により適用される特約 証 券 上 の 表 示 箇 所 ・ 表 表 示 箇 所 記名被保険者 および補償の 対象となる方 の条件 運転者の年齢欄 臨時運転者特約欄 割引・割増等欄 示 内 容 特約コード 表 示 内 容 21 歳以上 − 26 歳以上 − 30 歳以上 − 35 歳以上 − 「あり」を表示 お車に関するその他の補償欄 特約・その他の補償内容欄 用 さ れ る 特 約 参照ページ 運転者の年齢に関する特約 B − 26 B − 26 DW 臨時運転者特約 運転者家族限定 HP 運転者限定に関する特約(家族) 運転者本人・夫婦限定 DX 運転者限定に関する特約(本人・夫婦) − 全車両一括契約特約 B − 60 − 全車両一括契約特約(成績合算契約用) B − 61 車対車 HB 自動車相互間衝突危険「車両損害」補償特約(相手自動車確認条 件付) B − 32 車両危険限定A HD 車両危険限定補償特約(A) B − 32 車対車+限定 A HB HD ※上記 2 特約が適用されます 代車費用欄に「○」が表示されます BF 車両保険の代車費用に関する特約 B − 37 車内携行品欄に「○」が表示されます BE 車内携行品補償特約 B − 38 自損事故補償対象外 BN 自損事故傷害補償対象外特約 B − 29 無保険車補償対象外 BP 無保険車傷害補償対象外特約 B − 31 人傷従業員補償対象外 DS 人身傷害従業員補償対象外特約 B − 31 搭傷従業員補償対象外 DQ 搭乗者傷害従業員補償対象外特約 B − 32 車価協特約 25 車両価額協定保険特約 B − 32 車両新価保険特約 DA 車両新価保険特約 B − 34 修理限度額補償特約 DN 車両保険の修理限度額に関する特約 B − 35 車両全損時臨費対象外 CB 車両保険の全損時臨時費用補償対象外特約 B − 36 車両盗難補償対象外 CH 車両盗難危険補償対象外特約 B − 36 休車費用日額を表示 DZ 休車費用補償特約 B − 36 二輪自動車・原動機付自転車に関する車両盗難時の臨時費用補償 特約 B − 39 携行品補償特約 B − 40 他車運転危険補償特約(二輪自動車用) ※ご契約のお車が二輪自動車の場合 B − 43 他車運転危険補償特約(原動機付自転車用) ※ご契約のお車が原動機付自転車の場合 B − 44 フリート全車両一括あり お車の補償内容 〈車両保険の種類〉欄 適 ライダーサポート ES ― B −65 ― B − 26 B − 32 B − 32 証 券 上 の 表 示 箇 所 ・ 表 表 示 箇 所 示 内 容 特約コード 表 示 内 容 リサイクル部品特約 CM 保険料・お支払方法欄 用 さ れ る 特 約 参照ページ リサイクル部品使用特約 B − 41 15 地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約 B − 41 弁護士費用等補償特約 EQ 弁護士費用等補償特約 B − 46 対人臨費補償対象外 DU 対人臨時費用補償対象外特約 B − 48 自賠下積特約 21 自賠責保険等適用除外車に関する「対人賠償損害」特約 B − 48 対物超過修理費用補償 CK 対物超過修理費用補償特約 B − 48 けん引対物補償特約 CA 牽引自動車の対物賠償保険に関する特約 B − 49 対物賠償保険金額特約 73 対物賠償責任保険の保険金額に関する特約 B − 50 等級プロテクト EE 等級プロテクト特約 B − 52 クレジット払特約 9L 9M クレジットカードによる保険料支払に関する特約 B − 57 団体扱集金委託 ZE 団体扱における集金事務の委託に関する特約 B − 59 通信販売に関する特約 97 通信販売に関する特約 B − 62 共同保険特約 00 共同保険に関する特約 B − 64 一般分割年払 2 回払 一般分割年払 3 回払 一般分割年払 4 回払 一般分割年払 5 回払 − 保険料分割払特約 B − 53 一般分割:12 分割− 12 回 口座振替 一般分割月払 24 回払 一般分割月払 36 回払 一般分割月払 48 回払 一般分割月払 60 回払 保険料分割払特約 B − 53 − 保険料分割払(口座振替方式)に関する特約 B − 53 大口分割××回払 手集金 大口分割××回払 口座振替 − 保険料分割払特約(大口) B − 53 初回口座当月払特約 9E 初回保険料の口座振替に関する特約 B − 54 初回口座翌月払特約 95 初回保険料の口座振替翌月払特約 B − 55 団体扱:一時払 団体扱:12 回払 団体扱年払 2 回払 団体扱年払 3 回払 団体扱年払 4 回払 団体扱年払 5 回払 団体扱月払 24 回払 団体扱月払 36 回払 団体扱月払 48 回払 団体扱月払 60 回払 − 団体扱特約 B − 57 集団扱:一時払 集団扱:12 回払 集団扱年払 2 回払 集団扱年払 3 回払 集団扱年払 4 回払 集団扱年払 5 回払 集団扱月払 24 回払 集団扱月払 36 回払 集団扱月払 48 回払 集団扱月払 60 回払 − 集団扱特約 B − 59 地震噴火津波車両補償 特約・その他の補償内容欄 適 ― B −66 ― ご契約条件により自動的に適用される特約 以下の特約はご契約条件により自動的に適用されます。 証券には表示されない特約もありますのでご注意ください。 適 用 さ れ る 条 件 証券表示の 有 無 適 用 さ れ る 特 約 参照ページ 以下の条件をすべて満たされるご契約の場合 ① 対人賠償責任保険をご契約の場合 ② 人身傷害保険をご契約されていない場合 有 自損事故傷害補償特約 ※ご自身・乗車中の方の補償内容〈自損事故傷害〉欄に「○」が表示されます B − 27 対人賠償保険をご契約の場合 有 無保険車傷害補償特約 ※ご自身・乗車中の方の補償内容〈無保険車傷害〉欄に「○」が表示されます B − 29 以下の条件をすべて満たされるご契約の場合 ① ご契約のお車の用途車種がバスの場合 ② 搭乗者傷害保険をご契約の場合 無 バスの搭乗者傷害保険金支払に関する特約 B − 31 以下の条件をすべて満たされるご契約の場合 ① 車両保険をご契約の場合 ② ご契約のお車の用途車種が自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車、自家用普通貨 物車(最大積載量 0.5 トン以下) 、自家用小型貨物車、自家用軽四輪貨物車、特種用 途自動車(キャンピング車)の場合 無 車両価額協定保険特約 B − 32 証券上の特記事項欄に付属機械装置の名称が明記されているご契約の場合 無 機械装着車に関する「車両損害」特約 B − 42 以下の条件をすべて満たされるご契約の場合 ① 記名被保険者が個人の場合 ② 対人または対物賠償責任保険をご契約の場合 ③ ご契約のお車の用途車種が自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車、自家用普通貨 物車(最大積載量 0.5 トン以下) 、自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超2トン以 下)、自家用(小型・軽四輪)貨物車、特種用途自動車(キャンピング車)の場合 無 他車運転危険補償特約 B − 42 以下の条件のいずれかを満たされるご契約の場合 ① ご契約のお車の所有者が個人の場合 ② 証券上の割引・割増等欄に「ノンフリート割増引率」の表示がある場合 無 被保険自動車の入替における自動補償特約 B − 47 以下の条件をすべて満たされるご契約の場合 ① 記名被保険者がレンタカー業者である場合 ② 対物賠償責任保険をご契約の場合 ③ ご契約のお車がレンタカーである場合 無 レンタカーの対物賠償保険に関する特約 B − 49 対物賠償責任保険をご契約の場合 無 危険物積載時における対物賠償責任保険の支払限度額に関する特約 B − 50 以下の条件のいずれかを満たされるご契約の場合 ① 記名被保険者が法人の場合 ② 全車両一括契約特約をセットされており、証券上の割引・割増等欄に「フリート 全車両一括あり」と表示がある場合 無 臨時代替自動車補償特約 B − 51 全車両一括契約特約(成績合算契約用)をセットされており、証券上の割引・割増等欄 に「フリート全車両一括あり」と表示がある場合 無 臨時代替自動車補償特約(成績合算契約用) B − 51 全車両一括契約特約等(成績合算契約用)付契約の継続に関する特約 B − 62 リースカーの自動車保険に関する特約をセット(※)されており、ご契約のお車がリース カーの自動車保険に関する特約第1条に定める自動車に該当する場合 (※)弊社とリースカーの自動車保険に関する特約についての特約書を締結されている場 合をいいます。 無 リースカーに関する特約 B − 52 有 リースカーの臨時代替自動車補償特約 ※特約・その他の補償内容欄に「リースカー臨時代替車」と表示されます B − 52 ― B −67 ― 適 用 さ れ る 条 件 証券表示の 有 無 適 用 さ れ る 特 約 参照ページ 証券上の保険料・お支払方法欄に以下のいずれかの表示がある場合 ① 一般分割年払 2 回払 ② 一般分割年払 3 回払 ③ 一般分割年払 4 回払 ④ 一般分割年払 5 回払 ⑤ 一般分割:12 分割− 12 回 口座振替 ⑥ 一般分割月払 24 回払 ⑦ 一般分割月払 36 回払 ⑧ 一般分割月払 48 回払 ⑨ 一般分割月払 60 回払 ⑩ 大口分割××回払 口座振替 ⑪ 初回口座当月払特約 ⑫ 初回口座翌月払特約 無 追加保険料の口座振替に関する特約 B − 56 全車両一括契約特約をセットされており、証券上の割引・割増等欄に「フリート全車両 一括あり」と表示がある場合 無 全車両一括契約特約等付契約の継続に関する特約 B − 62 すべてのご契約 無 継続契約の取扱いに関する特約 B − 63 ― B −68 ― 【補償を受けられる方の範囲】 下表は補償を受けられる方の範囲を普通保険約款・特約の各補償ごとに記載した一覧です。 ※この約款冊子の掲載順になっています 普 通 保 険 約 款 の 各 補 償 補 償 を 受 け ら れ る 方 の 範 囲 参照ページ 対人・対物賠償責任保険 普通保険約款第1章賠償責任条項 第8条に定める方 B− 2 人身傷害保険 普通保険約款第2章人身傷害条項 第5条に定める方 B− 6 搭乗者傷害保険 普通保険約款第3章搭乗者傷害条項 第5条に定める方 B− 7 車両保険 普通保険約款第4章車両条項 第6条に定める方 B− 9 特 約 特約コード 補 償 を 受 け ら れ る 方 の 範 囲 参照ページ 自損事故傷害補償特約 − 自損事故傷害補償特約 第6条に定める方 B − 28 無保険車傷害補償特約 − 無保険車傷害補償特約 第7条に定める方 B − 30 人身傷害従業員補償対象外特約 DS 人身傷害従業員補償対象外特約 第2条に定める方 B − 31 搭乗者傷害従業員補償対象外特約 DQ 搭乗者傷害従業員補償対象外特約 第2条に定める方 B − 32 自動車相互間衝突危険「車両損害」補償特約(相手自動車確認条件付) HB 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ B− 9 車両危険限定補償特約(A) HD 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ B− 9 車両価額協定保険特約 25 車両価額協定保険特約 第1条用語の定義にて被保険者と定める方(「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ) B− 9 車両新価保険特約 DA 車両新価保険特約 第1条用語の定義にて被保険者と定める方 B − 34 車両保険の修理限度額に関する特約 DN 休車費用補償特約 DZ 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ B− 9 休車費用補償特約 第5条に定める方 B − 36 車両保険の代車費用に関する特約 BF 車両保険の代車費用に関する特約 第7条に定める方 B − 37 車内携行品補償特約 BE 車内携行品補償特約 第6条に定める方 B − 38 二輪自動車・原動機付自転車に関する車両 盗難時の臨時費用補償特約 二輪自動車・原動機付自転車に関する車両盗難時の臨時費用補償特約 第4条に定める方 B − 40 携行品補償特約 携行品補償特約 第5条に定める方 B − 40 賠償責任 ライダーサポート 他車運転危険補償特約 (二輪自動車用) 他車運転危険補償特約 (原動機付自転車用) リサイクル部品使用特約 自損傷害 他車運転危険補償特約(二輪自動車用)第3条に定める方 ES 他車運転危険補償特約(二輪自動車用)第4条に定める方 無保険車傷害 他車運転危険補償特約(二輪自動車用)第5条に定める方 賠償責任 他車運転危険補償特約(原動機付自転車用)第3条に定める方 自損傷害 他車運転危険補償特約(原動機付自転車用)第4条に定める方 無保険車傷害 他車運転危険補償特約(原動機付自転車用)第5条に定める方 B − 44 B − 45 CM 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ B− 9 地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約 15 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ B− 9 機械装着車に関する「車両損害」特約 AZ 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ B− 9 賠償責任 他車運転危険補償特約 自損傷害 無保険車傷害 他車運転危険補償特約 第3条に定める方 − 他車運転危険補償特約 第4条に定める方 他車運転危険補償特約 第5条に定める方 ― B −69 ― B − 42 B − 43 特 約 特約コード 補 償 を 受 け ら れ る 方 の 範 囲 参照ページ 弁護士費用等補償特約 EQ 自賠責保険等適用除外車に関する「対人賠償損害」特約 21 対物超過修理費用補償特約 CK レンタカーの対物賠償保険に関する特約 − 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ B− 2 牽引自動車の対物賠償保険に関する特約 CA 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ B− 2 対物賠償責任保険の保険金額に関する特約 − 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ B− 2 賠償責任 B − 46 B− 2 対物超過修理費用補償特約 第4条に定める方( 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ) 臨時代替自動車補償特約 第3条に定める方 人身傷害 臨時代替自動車補償特約 搭乗者傷害 弁護士費用等補償特約 第6条に定める方 「普通保険約款の各補償」の対人賠償責任保険と同じ B − 51 「普通保険約款の各補償」の人身傷害保険と同じ − B− 2 B− 6 「普通保険約款の各補償」の搭乗者傷害保険と同じ B− 7 自損傷害 「特約」の自損事故傷害補償特約と同じ B − 28 無保険車傷害 「特約」の無保険車傷害補償特約と同じ 賠償責任 人身傷害 臨時代替自動車補償特約 搭乗者傷害 (成績合算契約用) 自損傷害 − 無保険車傷害 賠償責任 「普通保険約款の各補償」の人身傷害保険と同じ B− 6 「普通保険約款の各補償」の搭乗者傷害保険と同じ B− 7 「特約」の自損事故傷害補償特約と同じ B − 28 「特約」の無保険車傷害補償特約と同じ B − 30 B − 52 「普通保険約款の各補償」の人身傷害保険と同じ − 無保険車傷害 B− 6 「普通保険約款の各補償」の搭乗者傷害保険と同じ B− 7 「特約」の自損事故傷害補償特約と同じ B − 28 「特約」の無保険車傷害補償特約と同じ B − 30 下記の特約は保険証券に添付してご送付している特約の為、この約款冊子には記載がありません。 特 約 B − 51 リースカーの臨時代替自動車補償特約 第3条に定める方 人身傷害 リースカーの臨時代替自 搭乗者傷害 動車補償特約 自損傷害 B − 30 臨時代替自動車補償特約(成績合算契約用)第3条に定める方 特約コード ※特約コード順になっています 補 償 を 受 け ら れ る 方 の 範 囲 地震・噴火・津波危険「搭乗者傷害」補償特約 05 「普通保険約款の各補償」の搭乗者傷害保険と同じ 火災・爆発・漏えい危険のみ補償特約(対人・対物) 06 「普通保険約款の各補償」の対人・対物賠償責任保険、特約の自損事故傷害補償特約と同じ 対物賠償損害に関する火災・爆発・漏えい危険のみ補償特約 09 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ 対物賠償損害に関する火災・爆発・漏えい危険のみ高額補償特約 10 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ 対物賠償損害に関する火災・爆発・漏えい危険のみ補償特約 11 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ 対物賠償損害に関する火災・爆発・漏えい危険のみ高額補償特約 12 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ 地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約(縮小支払) 16 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 詐欺・横領危険「車両損害」補償特約 17 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 下請事業者所有自動車に関する企業賠償責任補償特約 20 対人賠償保険上乗せ危険補償特約 22 「普通保険約款の各補償」の対人賠償責任保険と同じ 対物賠償保険上乗せ危険補償特約 23 「普通保険約款の各補償」の対物賠償責任保険と同じ 下請事業者所有自動車に関する企業賠償責任補償特約 第2条に定める方 ― B −70 ― 特 約 特約コード 補 償 を 受 け ら れ る 方 の 範 囲 車両価額協定保険特約に関する縮小支払特約 24 販売用・陸送自動車等自動車保険特約 26 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 販売用・陸送自動車等自動車保険特約 第3条に定める方 販売用自動車保険特約 30 販売用自動車保険特約 第6条に定める方 販売用自動車保険特約(車両保険なし) 31 販売用自動車保険特約(車両保険なし)第6条に定める方 展示自動車等の火災・盗難危険限定補償特約 38 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 展示自動車等の火災・盗難危険限定補償特約(販売車方式を除く) 39 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 販売用自動車の風水雪害・ひょう害危険「車両損害」補償特約 42 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 販売用自動車の特定危険限定補償特約 43 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 販売用自動車の特定危険限定補償特約(在庫高通知方式) 44 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 整備受託自動車保険特約(整備従事者数方式) 47 整備受託自動車保険特約(整備従事者数方式)第4条に定める方 整備受託自動車保険特約(整備受託台数方式) 48 整備受託自動車保険特約(整備受託台数方式)第4条に定める方 サービス・ステーション受託自動車保険特約 49 サービス・ステーション受託自動車保険特約 第4条に定める方 駐車場受託自動車保険特約 50 駐車場受託自動車保険特約 第4条に定める方 オートオークション受託自動車保険特約 51 オートオークション受託自動車保険特約 第4条に定める方 電装業者・洗車業者・塗装業者・タイヤ交換業者受託自動車保険特約 52 電装業者・洗車業者・塗装業者・タイヤ交換業者受託自動車保険特約 第4条に定める方 特定試験使用自動車保険特約(台数方式) 53 特定試験使用自動車保険特約(台数方式)第4条に定める方 特定試験使用自動車保険特約(仮登録番号標方式) 54 特定試験使用自動車保険特約(仮登録番号標方式)第4条に定める方 運転代行受託自動車保険特約 56 運転代行受託自動車保険特約 第7条に定める方 58 特定区域内土砂等運搬自動車保険特約 第4条に定める方 特定区域内土砂等運搬自動車保険特約 66 67 競技・曲技・試験使用等補償特約 68 「普通保険約款の各補償」の補償項目と同じ 69 AJ 管理請負自家用自動車保険特約 85 管理請負自家用自動車保険特約 第3条に定める方 管理請負自家用自動車に関する被保険者追加特約 87 販売用自動車の火災・盗難等危険限定補償特約 AB 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 管理請負自家用自動車に関する被保険者追加特約 第3条、第4条に定める方 販売用自動車のタイヤ単独損害危険補償特約 − 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 販売用自動車の貸与中危険補償特約 − 販売用自動車の貸与中危険補償特約(人数方式) − 販売用自動車等に関する「対人賠償損害」特約 − 「特約」の販売用・陸送自動車等自動車保険特約、販売用自動車保険特約と同じ 販売用自動車等に関する「対物賠償損害」特約 − 「特約」の販売用・陸送自動車等自動車保険特約、販売用自動車保険特約と同じ 販売用自動車等の付属品に関する「車両損害」特約 − 「普通保険約款の各補償」の車両保険と同じ 販売用自動車の貸与中危険補償特約 第2条に定める方 販売用自動車の貸与中危険補償特約(人数方式)第2条に定める方 ― B −71 ―
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