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郵政事業の抜本的な見直しとあるべき「郵政改革」のための要望書

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衆議院総務委員各位
2009年10月27日
郵政事業の抜本的な見直しとあるべき「郵政改革」のための要望書
郵政労働者ユニオン中央本部
2007年10月1日、郵政民営化がスタートし、2年余りが経過しました。この間、日
本郵政グループ各社は、地域社会と人びとのために貢献するという崇高な理念、経営方針に
反して別紙資料にあるように国民の利便性を低下させ、地域で暮らす人びとに不安を与えて
きています。また、「かんぽの宿」問題で特定企業との癒着が顕在化し、新たな利権ともい
うべき構造が企業中枢で形成されていたことが白日の下に曝されました。現経営陣(西川社
長)には郵政事業とサービスが国民共有の財産であるという認識が根本的に欠落していると
いわざるを得ません。
さて、今回の総選挙で自・公連立政権に代わり、民主党を中心とする連立政権が発足しま
した。3党合意を基礎に株式売却の凍結から「郵政改革」の取り組みが始まろうとしていま
す。10月20日には、「基本方針」が閣議決定され今後様々な角度からこの「郵政改革」
の具体的な内容が検討されることになります。私たちは、この「基本方針」について支持で
きる内容が盛り込まれていると判断しています。
今回、「基本方針」に盛られた内容を発展させ、地域・利用者に開かれた郵政事業づくり
を進める立場から以下の要望を行います。
記
1.集配局の再編、ATMの撤去、簡易局の閉鎖など公社時代から新会社へ至る経過の中で
切り捨てられてきた様々な郵政公共サービスを点検し、国民・利用者の利便性を高めるた
めに復活のための具体的な措置を検討されたい。
2.郵政民営化見直し論議を政党や議員レベルだけの論議とせず、幅広く有識者、地域・利
用者、さらに関係団体からの意見を聴取するなど市民に開かれた協議の場を設置されるこ
とを検討されたい。
3.有名無実化している信書を基準としたリザーブドエリアの設定を見直し、郵便ユニバー
サルサービスの維持のために必要な優遇措置を検討されたい。
4.経営形態の再編成に関しては、①3事業一体サービスが提供される仕組み、②郵便のみ
ならず金融ユニバーサルサービスが持続できる仕組みを構築すると共に、③民営化リスク、
すなわち委託手数料への消費税課税、預金保険料等の負担を無くす仕組みを検討すること。
5.10月1日完全統合が見送られたJPエクスプレスについては、総務省の2009年3
月末の事業計画「認可の条件」のとおり、統合計画の抜本的な見直しをすみやかに行うこ
と。
6.「郵便局ネットワークを地域や生活弱者の権利を保障し格差を是正するための拠点とし
て位置づけ」(基本方針2)、実際に拠点として活用する前提として、日本郵政グループ
会社自らが格差を是正していく必要があります。現在日本郵政グループ会社で働く21万
人の非正規雇用社員の雇用と労働条件の抜本的な改善(正社員化と均等待遇)を検討する
こと。
以上。
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