修学旅行2日目 到着! そして 夜の祇園へ。 班別自主研修から、全10班のうち 9 班は帰ってきましたが、ひと班の到着が遅れ ています。 バスがとても混んでいて、計画していたバスに乗れずにいる模様です。 旅館前で待っていると、たどり着いた5人。 心配かけまいとしたのでしょう、走って到着です。ごくろうさまでした。 到着を待って、今晩は早めの夕食。 京名物「ゆば」の鍋物です。 「いただきます!」 今晩の夕食を早めに設定したのは、 夜の祇園に出かけるため。 京の芸能を観賞します。 あいにくの雨の中、バスへと向かいます。 祇園。 夜の 7 時、そして雨模様ですが、たくさんの人、人、人・・・・・・・・・・ 狭い道を人の波をかき分けるようにして、大型バスが進んだ先はーーーー 祇園コーナー。 日本や京都の芸能を、ダイジェストで紹介するホールです。 二中生がホールでの公演を待って列を作っていると・・・・・ 直前の公演を見た人たちが、その脇を通って帰っていきます。 そのほとんどが外国からの観光客とおぼしき人たち。 その方々に向けての、二中生のあいさつは、 途中からなぜかハイタッチになり――――― 快く応じてくださる方々に勇気を得て、あいさつが続きます。 公演は約1時間。 開演までじっと待つ間、期待も高まります。 そして、いよいよ開演。 「琴」、「生け花」、「雅楽」・・とステージ上の実演が続きます。 中学生には、少し難しいかな・・・・ とも思ったところでしたが、 次に「狂言」が登場すると・・・・・・ 釣りの「うき」がぐぐっ、と水中に引き込まれるごとくに、 生徒たちの反応が、一気に変わりました。 舞台に引き込まれるように見入っています。 言葉のわからない外国の方々からも笑い声が聞こえて・・・・・ 古典芸能おそるべし―――。 このあと、 舞妓さんによる京舞、 文楽、 と続き、 文化の薫り高い祇園の夜は、更けていったのでした。
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