おと愛でたし いとめでたし― 1:要約 2:研究方法 3

1班
音を読む
―おと愛でたし
MS科2年:
いとめでたし―
山本早央里
牛島輝
桑原勇斗
栁井ももこ
児玉光
猪原風希
花岡祐奈
指導者:上丸祐佳
1:要約
現代の私たちは、日常生活に精一杯で、過去を振り返る心の余裕を失っているのではない
か。古人の生活や価値観を探るため、随筆『枕草子』を題材に選び、読んでいくなかで、現
代とは音の捉え方が違うことに気付いた。音の中でも、特に描写の多かったホトトギス・ウ
グイスの声、夜の音を考察することによって、古人の価値観を探究した。
2:研究方法
情報収集・材料:『新版
枕草子』の注釈、当時の和歌集など(詳しくは参考文献)
枕草子全段を読み、会話を除く音の描写(全330段中64段)を抜き出した。抜き出した
音を、時間帯・季節・種類(物音・自然の音)
・作者の評価という項目を設けて表にまとめ、
音から読み取れる作者の心情や時代背景を話し合った。
抜き出した音の中でも本文中に多く見られた鳥の声(特にホトトギス・ウグイス)
、夜の音
について、当時の和歌や鳥の鳴き声を調べたり、
当時の生活を調べたりして意見を出し合い、
考察した。
3:ホトトギスとウグイスの声
作品中には、鳥の声に関する記述が多く、特に季語であるホトトギス、ウグイスの声が目
立った。しかし作者は、同じ季語でも、ホトトギスの声をより好んでいたようであり、その
ような記述が複数段にわたって見られた。
疑問①
作者がホトトギスの声>ウグイスの声が良いと考える価値観の根底にあるものは
何だろうか。
ホトトギスの声(夏の季語)
ウグイスの声(春の季語)
時間帯
夜に鳴く
夜に鳴かない
作者の
夜の方がよく感じられる
ねむたがりのようでみっともないが、生ま
評価
季節
作者の
評価
れつきだから、文句のつけようもない
夏だけ鳴く
夏、秋の終わり頃まで、年寄り臭い声で鳴
6月になるともっぱら鳴かなくなる
いている
何から何まで、一通りの形容では言い 春のうちだけ鳴くならば、どんなに素晴ら
尽くせない
しいだろう
作者は2種類の鳥について、表のように描写していた。鳥類図鑑やインターネットで生態
を調べると、ホトトギスは渡り鳥であるため、夏にのみ美しい鳴き声を聞かせ、季節をしっ
かり守る鳥だと分かった。一方、春を過ぎて鳴くウグイスは「老鶯」と呼ばれ、夏の季語に
もなるということが分かった。当時の貴族はどちらも風情ある鳥として好んだようだが、作
者は「春のうちだけ鳴くならば・・・・・・」という記述から分かるように、より季節を守るホト
トギスを好んだということが分かった。
まとめ①
作者は「季節」などの限定的な要素に惹かれているようだ。常に聞こえるわけではない音
に注意を払っていたのではないだろうか。
疑問②
限定的な要素に惹かれていたのは皆なのか?
作者がおまいりの途中で、農民がホトトギスについて「ひどくぶしつけ」な歌を歌う場面
を目撃している。農民と宮中の女性とではホトトギスの声に感じ方が違うのかと疑問をもち、
過去の人の音に対する価値観の違いを調べることにした。
◆農民の女性
「ホトトギス、あいつめ、てめえが鳴いてさ、おらは田を植える」と、ホトトギスの声を
嫌っている描写がある。
→夏は田植えの季節である。
ホトトギスの声は仕事の季節を伝えるため嫌っていた。
◆宮中の女性
ホトトギスの声を聞きに行こうという作者の提案に対し、他の女房たちも次々に「私も行
きたい。」と言っていて、ホトトギスの声を好んでいる描写がある。
→その季節を知らせる鳥は歌を詠むための季語になる。
ホトトギスの声は教養の1つである歌を詠むことにつながるため好んでいた。
まとめ②
音は生活と密接した関係にある。身分が変わると生活も変わるため、音への好みも変わ
る。よってホトトギスの声を季語として好む貴族は、農民に比べ、音の限定的な要素に惹
かれていたといえる。
4:夜の音
表にまとめていく中で、夜の音に対する好意的な評価が多いことに気がついた。
疑問①
作者にとって夜とは?
例えば、冬の寒い夜明けに作者が寝具に埋もれていると、鶏の鳴き声や、鐘の音が外か
ら聞こえてくるという記述がある。作者は寝具に埋もれているため音が聞こえづらく、暖
かくなるにつれて徐々に聞こえてくるその音を「風情がある」と称している。
他にも、足音や、戸をたたく音など、普段聞こえる音でも夜に風情を感じている描写が
ある。
また、真夜中に寝ぼけて鳴いた烏の鳴き声に「愛嬌がある」と称している場面も有る。
普段、「和歌に詠めない」「見た目、鳴き声が下品だ」等のことから悪いイメージを持って
いるカラスに対してここでは高評価をしているのである。
まとめ①
夜とは普段聞きなれた音を風情のあるものに変えるものであり、日ごろの悪いイメージ
をも払拭して、音だけを評価させるものであった。
疑問②
当時の環境が影響していたのではないか?
当時の環境を知るために、本文から環境が推測できる表現を抜き出したところ、
「沓の音
が一晩中聞こえている」
「少し身動きしただけで衣のすれる音がする」などの描写があった。
また夜でなくとも、
・
女房同士で男性たちの「声」だけを聞き、
「いやな声」
「名乗り方がいい」などと品
定めする遊び
・
女房同士で男性たちの「声」だけを聞き、
「これは誰それ」
「あれは誰それ」など、
声だけで誰かを言い当てる遊び
などをしている記述もあった。
まとめ②
宮中の夜は音の伝わりやすい環境にあった。また、男女が直接顔を合わせる機会のない
時代であるがゆえに、「音」や「声」には細心の注意を払うことが日常になっていた。
疑問③
なぜ夜が特別なのか?
作者は「昼よりも夜の方がいっそう気の抜けないのがおもしろい」と述べている。
仮説①「夜の静けさが音を引き立てているのではないか?」
仮説②「当時の人々が歌を詠むことに関係しているのではないか?」
風景や動物の声(音)は、季節の変化を感じるのに欠かせない要素である。和歌には、
季節を感じさせる季語を含まなければならない。当時、宮中には現代のような照明はなく、
明るいうちは目に見えるものが、夜は全く見えない状況であった。それゆえに、夜は視覚
に頼るのではなく、聴覚に頼って季節の変化を感じていたのではないだろうか。このよう
なことから、音の豊富な夜は作者にとって季節を感じ、歌を詠むために重要なものだった
ということが考察できた。
まとめ③
音の伝わりやすい宮中の夜は、昼には味わうことのできない風情があり、作者の好奇心
をかきたてていた。
5:結論
これまでの研究・考察により、以下の結論に至った。
作者
群を抜いた風流心を持っていて、季節や時間帯による限定的な音、足音や衣擦れの音な
ど、些細な音にまで気にかけている。
当時の人々
身分によって生活が違うため、教養として歌を詠む貴族と、実生活で精一杯の農民とで
は、同じ音でも感じ方が違い、気にする音も違う。音の伝わりやすい環境にあり、音だけ
で判断することも多かったため、音に敏感になっていた。
その他
・現代にはない音がたくさんあった(ex.2時間ごとに鐘を打ち鳴らす「時を奏する」音)
・私たちは当時の人々に比べ、季節の変化を感じ取る感性や音から人の気持ちを感じ取る
繊細さに欠けていることに気付いた。
→古来の日本人にあった、この「失われつつある感性」を取り戻すことで、窮屈な社会
生活に余裕を見出すことができるのではないだろうか。
6:反省と今後の課題
今回は枕草子における音の描写から古人の価値観を研究したので、限定的なものになって
しまった。
ほかのジャンル・時代の文学から、そして音以外に関する部分の描写からも古人の価値観
を研究してみたい。
7:参考資料
・ウィキペディア (http://ja.wikipedia.org/)
・
『新版
枕草子 上下巻』(訳 石田穣二/角川ソフィア文庫)
・
『古語大辞典』(中田祝夫 他 編/小学館)
・
『新編日本古語文学全集 9 萬葉集③・④』(小島憲之 他 訳/小学館)
・
『新編日本古語文学全集 18 枕草子』(松尾 聰 他 訳/小学館)
2班
をかしな日本史 ~真の悪はだれなのか~
MS科2年:甲斐遥 髙橋美喜 牧野佐和子 上原千穂 佐藤愛季 斉藤あおい
指導者:河野直志
1:要約
この研究では、歴史上の人物に対する一般的なイメージは、さまざまな視点から見ても一定な
のかを調べるため、悪いイメージを持たれる女性と良いイメージを持たれる女性の比較を行った。
2:研究方法
情報収集:この研究では、日本史に関する書籍・大河ドラマDVDを使用した。
3:研究課程・結果
(1) 豊臣秀吉の正室ねね、側室淀殿の比較
① 文献調査による人物像の把握
ねねは、秀吉のよき理解者であり、政治にアドバイスをし、朝廷とのよき関係づくり
をしていたことがわかった。このことから“良妻”というイメージがもたれる。
淀殿は、両親を秀吉によって滅ぼされた後、秀吉と結婚。秀頼・鶴松(幼少時死亡)
を出産していることがわかった。しかし、気に入らないお家のおとりつぶしや、子供を
溺愛し身勝手な行動をとったことなどから“悪女”というイメージがもたれる。
② 一般的なイメージと考察の比較
①をふまえ比較できる点“子供”“戦争”をもとにそれぞれ比較を行った
ⅰ)
“子供”に着目
・ねねは子供が産まれなかったが淀殿の出産で正室・側室の立場が逆転し、
淀殿のことを嫌っていたのでは?
⇒根拠 鶴松毒殺説
鶴松は亡くなった時にねねと暮らしていた。ねねは鶴松を毒殺したが、
鶴松はもともと病弱だったため病気で亡くなったと説明。
・淀殿の悪女説の根拠として子供の溺愛が挙げられる
しかし、溺愛していたのは親の仇である秀吉に、跡継ぎである秀頼を渡し
たくなかったからだと考える
⇒疑問)Q 子供を渡したくなかったなら結婚しなければよかったのでは?
A
淀殿は秀吉に保護され育てられた身なので、好きなところに嫁げ
ず、秀吉と結婚せざるを得なかった
ⅱ)戦争に着目
・ねねは淀殿が嫌いという個人的な感情で大阪城をでて、徳川側へ移動
このことにより豊臣の半分の勢力が徳川方につく⇒関ヶ原の戦いの敗因
・淀殿は徳川の戦略に気づき、自ら指揮を執って戦う
⇒
一般的に、豊臣が滅んだのは淀殿が原因だとされているが、大阪
夏の陣の敗因は、既に時勢は徳川方と察したほとんどの大名が、徳
川方へついたことであり、まだそれほど徳川の勢力が大きくなかっ
た関ヶ原の戦いの時点で、多くの大名を徳川方へ走らせたねねこそ
が、最終的な豊臣の敗因をつくったと考えられる。
③結果
ねねは一概に良妻とはいえず、淀殿も一概に悪女とはいえない。
(2)竹千代(後の3代将軍徳川家光)の生母江、乳母春日局の比較
①文献調査による人物像の把握
江は、母:お市の方、父:浅井長政の間に生まれた三女で、淀殿・お初を姉に持
ち、二代将軍徳川秀忠の正室である。竹千代・国松を出産した。
「長男は乳母が育て
る」という徳川家のしきたりにより、竹千代は乳母:春日局が、国松は江が育てた
ことがわかった。
春日局は、斉藤利三(明智光秀の家臣)の娘であり、父は豊臣家の家臣に殺され
たことから豊臣家を恨み、そのことが家光を将軍にして徳川家を繁栄させ、豊臣家
を衰退させようという行動につながっていることがわかった。
②江・春日局が主人公として描かれている本の比較
Ⅰ:江が主人公の本
ⅰ)二人の描かれ方
【
江 】
竹千代が誕生し、春日局が乳母になる。
↓
国松が誕生。国松が利発に育ったのに対し、竹千代は出来が悪く問題
児となる。
↓
次第に「跡継ぎは国松ではないか」と家臣の間で噂となる。
↓
竹千代は自分を跡継ぎにしたい春日局と、自分の本当の気持ちの間で
悩み、江に自分の気持ちを打ち明ける。
竹千代の本音は将軍になりたくないというものだった。
↓
江はどうにかしようとしたが、家康が跡継ぎに竹千代を推し、跡継ぎ
は竹千代に決定する。竹千代が将軍になった後も江は良好な関係を築
いていこうとする。
詳細を知った家康は竹千代が跡継ぎであることを明言し、跡継ぎ争いは
収束する。
ⅱ) 春日局の本の考察
江は、しきたりよりも自分の感情で行動し、春日局は、泰平の世を願い、
竹千代を支え続けた、と描かれている。
③結果
江が主人公の本は、個人の感情重視という現代感覚、春日局が主人公の本は、
お家存続という当時の観念で歴史を描いていることがわかった。
4:考察
3により、史実を理解する際に作者の考えや立場が影響し、個人で歴史を創りだしているとい
うことが分かった。つまり、私たちが習ってきた歴史も、教科書の出版会社・先生などの解釈が
入ることで、一概に正しいとはいえないといえる。
5:今後の課題
今回の研究では、戦国~江戸時代にかけて活躍した女性に焦点をあてたが、他の時代の女性や
男性に焦点をあてての研究ができれば、さらに考察も深まったと考えられる。
6:謝辞
今回の研究では、河野直志先生に資料提供・日本史の授業をしていただいた。先生に感謝する
とともに、この場を借りてお礼を申し上げたい。
7:参考文献
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%8F%B0%E9%99%A2
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%80%E6%AE%BF
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B4%87%E6%BA%90%E9%99%A2
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E6%97%A5%E5%B1%80
江~波瀾と愛憎の生涯~ 中島道子著
春日局 NHK 大河ドラマ・ヒストリー
秀吉を拒んだ女たち 楠戸義昭著
お江と戦国武将の妻たち 小和田哲男著
北政所と淀殿 小和田哲男著
女たちの戦国時代 米田一雄著
【
春日局 】
ほうそう
竹千代の乳母となるも、周囲からは顔の醜さ(昔 疱 瘡 を患った痕)ゆえに
嫌われ、周囲を見返すために竹千代を次期将軍にすることを決意。
↓
国松が誕生し、
「跡継ぎは国松では」という家臣の間の噂を聞き、焦燥に
かられる。
↓
焦った春日局は、家康に頼み、家康に竹千代を次期将軍に推してもらう。
ⅱ) 江の本の考察
江は、竹千代との仲を保つ努力をし、春日局は、竹千代の気持ちを考えず、
己の思いを優先し跡継ぎにしようとしている、と描かれている。
Ⅱ:春日局が主人公の本
ⅰ)二人の描かれ方
【 江 】
竹千代が誕生し、乳母となった春日局に懐き、嫌悪感がわく。
↓
国松が誕生し、自分で育てることになり、春日局への嫌悪感は弱まる。
↓
国松が利発、竹千代は問題児となったため、国松をますます溺愛。
このころ国松を跡継ぎにしようとする動きがでてきたため、本来跡継ぎ
である竹千代を将軍にしようと動く春日局への嫌悪感が強まる。
↓
家康が竹千代を跡継ぎに推し、跡継ぎ争いが収束した後も、春日局への
嫌悪感は残ったままであった。
【 春日局 】
竹千代の乳母となったが、江に嫌われる。しかし、乳母としての誇りを
もち奮闘する。
↓
国松が誕生し、江が国松を溺愛し、春日局への風当たりが緩和する。
成長し、問題児になった竹千代に対し利発な国松を江がさらに溺愛する。
↓
「跡継ぎは国松でないか」と噂が流れ、竹千代派と国松派で争いになりお家
分裂がおこることを危惧し、家康に助けを求める。
↓
3班
Changing the tax system saves the world ~そこからわかる日本の未来予想図~
M・S 科 2 年:近藤有紀子
黒木結衣 佐藤恵理 木村明日菜
小田祥子 高野遼太郎 清田航平
指導者:平野正人
1:要約
本研究では、現在問題となっている「消費税」に着目し、幸福との関係性をふまえて、他国
と比較することで理想の消費税を求めた。
2:研究方法・材料
情報収集・材料:インターネット、文献を用い、アンケートを実施した。
3:研究の過程
(1) 幸福度ランキングを予想
1 位 スイス連邦
2 位 イギリス
(永世中立国だから。「世界の銀行」と言われているから)
(オリンピックの経済効果があるから)
3 位 ドイツ (ユーロ圏内で安定しているから)
33 位 アメリカ
(経済格差が激しいから)
40 位 日本 (全体的に不安定だから)
・実際の幸福度ランキング、高消費税ランキング
幸福度ランキング
高消費税ランキング
1 位 デンマーク
1 位 アイスランド(25.5%)
2 位 スイス
2 位 スウェーデン、ノルウェー
3 位 オーストリア
デンマーク、ハンガリー
4 位 アイスランド
(25%)
5 位 フィンランド
17 位 アメリカ
22 位 イギリス
6 位 ルーマニア(24%)
デンマークは、他2カ国と比べ生活・福祉関連支出の割合が高く、教育にも力を入れている
ことがわかった。アメリカは国防費(軍事費)が多い。日本は収入の約半分は国債に充てら
れている。このことから、デンマークの人々は払った税金が自分たちのもとへ還元されてい
ると実感することができるが、反対に日本はデンマークに比べて、実感できないような使い
方をしていると考えられる。
次に、先日アメリカから留学生が来たこともあり、アメリカの学生に質問する機会があった
ので、延岡高校の学生とアメリカの学生に以下のようなアンケートを実施した。
① 現在の自国の消費税に満足していますか。
1:不満
10%
アメリカ
日本
2:や
や不満
19%
5:満足
17%
4:まあ
満足
20%
3:普通
34%
不満
満足し
11%
ている
23%
やや不
満
17%
普通
17%
まあ満
足して
いる
32%
② 自国の政府の消費税の使い道に満足していますか。
5:満足
0%
日本 4:まあ
1:不
満
30%
アメリカ
満足
1%
3:普
通
33%
2:や
や不満
36%
不満
25%
やや不
満
29%
満足し
ている
1%
まあ満
足して
いる
26%
普通
19%
アンケート結果より、アメリカに比べて満足度が低いことから、やはり日本は消費税が国民
のために使われているとは考えにくい。
(4) 理想の消費税を求める
高消費税ランキング上位の国が、幸福度ランキングの上位に入っていることから、や
はり高消費税の方が幸せになれると考えられる。そこで、ランキング中の国をピック
アップし、実際の国の経済状況や保障制度に焦点を当てて研究を進めた。
(2) 各国の状況
国名
デンマーク
イギリス
アメリカ
日本
経済状況
赤字
赤字
赤字
赤字
332.02
2.431.31
15.075.68
5.866.54
「公」の関与度
OASDI(老齢、遺
・社会保険
学費無料(国立) や国と自治体の
族、障害年金)
・医療保険
役割分担が制度
AFDC(要不要児
・年金保険
ごとにさまざま
童家庭扶助)
GDP*
単位:10 億
US ドル
保障制度
医療関係費無料
・国民背番号制
・若者への保障
特色
が充実してい
る。
・食べ物は基本
消費税なし。
・社会保障の現
状は混迷の最
中。
・州によって税
・一律税上げ
率が異なる。
・欧米諸国と比
・社会保障の発
べて日本経済の
展は遅れてい
グローバル化は
る。
緩やか。
*国内総生産(GDP=Gross Domestic Production )とは、「一定期間の間に国内で生み
出された付加価値の合計金額のこと=国内の人々の収入の合計金額
デンマークは、高消費税だが現在の経済状況は赤字という結果になった。しかし、
社会保障をみてみると、無料制度が多く、また国の特色として若者への保障が充実し
ている、など良い方向へと保障制度は動いている。先進国であるイギリス、アメリカ、
日本だが、社会保障の発展は遅れている。
(3) 税金の使われ方
デンマーク
アメリカ
日本
イギリス
約 75%が生活・福祉関連支出。教育費 12%>警察。防衛費5%
約 37%が生活・福祉関連支出。約 30%が国防費
約 30%が生活・福祉関連支出。約 52%が国債費(1000 兆円)
復興費は 4%(3.8 兆円)
非公開
① 消費税は何に割り当ててほしいですか。
日本→教育、エネルギー開発、環境保全、公共事業、医療や東北への支援、年金給料
UP
アメリカ→教育、エネルギー開発、環境保全、医療・介護サービス、軍事強化、貿易
(5) 結論
◎品物によって、税率を変える。
・基本は5%
・食料・生活必需品は 0%、家電・車は 10%
◎消費税の使い道を変える。
・教育、エネルギー開発、環境保全
5:考察
以上の研究の結果より、私たちは「品物によって税率を変える」ことが大事だと考え
られる。これらのことを実現させるには、高税率に国民が納得できるように国民と政
府の信頼関係が重要である。また、税金を払った分だけ社会制度などを通して国民に
帰ってくるシステムが必要である。
6:今後の課題
今回の結果を参考に、以下のことを調べる。
[1] 他の国の税金を引き上げた時の状況を調べ、日本への活かし方を考える。
[2] 経済的な豊かさと精神的な豊かさの相関関係を考える。
7:謝辞
研究するにあたって、指導をしてくださった平野先生、マーティン、今回アンケート
に協力してくださった延岡高校 M・S 科生、アメリカの学生のみなさんにこの場を借
りて感謝申し上げます。
8:参考文献
・NPO 法人知的人材ネットワーク、あいんしゅたいん附置機関 (http://jein.jp/jifs.html)
・世界一わかりやすい国内総生産(GDP)の解説 (http://mbaenglish.seesaa.net)
・世界経済のネタ帳 (http://ecodb.net)
・なぜ、デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか。どうして、日本では
人が大切にされるシステムをつくれないのか
ケンジステファンスズキ
4班
THE・バイオエタノール
~野菜が生み出す未来のエネルギー~
MS 科2年:松本奈々
中野聡子
最勝寺里枝
中谷圭太
金丸尚紀
宇都宮健介
猪股小夏
指導者:壹岐菜都美
1:要約
地球温暖化を考えさせられる現代、何かクリーンで簡単なエネルギーは無いか?
と考え、辿り着いたのがバイオエタノールだった。
その製法は、野菜の皮や種といった食品残渣による生ゴミからつくることができ、
さらに生ゴミを減らすことができるというもので、環境の保護に貢献できるのでは?
と思い、生成を行うことにした。
2:研究方法・材料
(1)情報収集:バイオエタノールの知識を得るため、インターネットを利用した。また、
研究方法について宮崎大学工学部の先生に話を聞いた。
(2)材料:家庭から出ると思われる食品残渣
(じゃがいも、 腐ったじゃがいも、じゃがいもの皮、 人参の皮、ブロッコリーの茎、
ピーマンのタネ、青じそ)・酵素剤・酵母(パン酵母)・水
研究方法
① 食品残渣をそれぞれ加熱処理し、乾燥・粉砕する。
② ①と水に溶かした酵素剤を混ぜ、40℃で48時間加熱し続ける。
③ ②をろ過し、糖度を測定する。
④ ろ液に酵母を加え、30℃で24時間加熱し、発酵させる。
⑤ ④にストローで息を吹き込み、アルコールセンサーで簡易的にアルコール量を測定
する。
<測定結果>
アルコール量
ブロッコリーの茎
反応なし
じゃがいも
0.00
人参の皮
0.00
じゃがいもの皮
反応なし
青じそ
反応なし
腐ったじゃがいも
反応なし
ピーマンのタネ
反応なし
自分たちでアルコール量を測定したところ、測定方法が正しくなかったため、満足す
る結果が得られなかった。そこで、今回ご協力をいただいた宮崎大学工学部の與久仁
子さんに実験サンプルを送り、精密検査をしていただいた。
精密検査の結果が下の表のとおりである。
③のあとの
④のあとの
宮 大 で の
糖度
糖度
結果(vol.%)
ブロッコリーの茎
5.15
4.40
2.20
じゃがいも
6.95
3.10
5.30
人参の皮
5.60
5.20
3.20
じゃがいもの皮
4.75
7.20
---
青じそ
4.60
4.00
2.00
腐ったじゃがいも
6.65
3.20
4.55
ピーマンのタネ
4.42
4.80
1.80
じゃがいもの皮以外の野菜からはアルコールが生成されていた。
3:考察
以上の結果が得られたことにより、糖度が高い、つまり、でんぷんやセルロースを
多く含む野菜ほど生成されるアルコールの濃度が高いことがわかる。
また、じゃがいもの皮からアルコールが検出されなかったのは、次のように考えら
れる。
・発酵を阻害する他の菌に汚染されたため
・クロロゲン酸が多く含まれ、それが発酵を阻害したため
クロロゲン酸というのは抗酸化物質であり、このような発酵を阻害する物質が含ま
れる野菜ではアルコールを生成できず、材料に適してないのではないかと考えた。
現在はバイオエタノールを生成する目的で栽培されている野菜や穀物がある。それ
だけを利用するのではなく、野菜の残渣からもエタノールを生成し、エネルギーとし
て利用できる可能性があると考えた。
4:今後の課題
野菜からエタノールを生成することは可能だが、加熱処理や発酵に多くの時間がか
かることや、多量の野菜から少量しかエタノールが取れないことによる価格高騰の問
題などがあり、有効に活用するというのは難しい。
しかし、社会には食品残渣など、使えるはずなのに捨てられているものが溢れてい
る。これからは、そのようなものを活用し、できるだけ環境に負荷をかけないような
エネルギーサイクルを作り出すことが大事である。
また、今回の研究では、野菜ごとに試験管を分けてアルコール生成を行ったが、実
際の食品残渣は、さまざまな種類の野菜が混ざっているので、今回別々に調査した野
菜の粉末を一緒にしてもアルコールが生成できるのかを調べてみたい。
5:謝辞
今回ご協力してくださった宮崎大学工学部與久仁子先生、実験器具や場所を提供して
くださった化学の先生方、本当にありがとうござしました。
6:参考文献
http://response.jp/article/img/2009/08/05/128160/210783.html
Response
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%9E%
E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB
Wikipedia
5班
ズーム in 口蹄疫
~高校数学を駆使した疫病へのチャレンジ~
MS 科2年:猪原美咲 金丸彩香 松井朋 山田ちひろ 坂本佳 浅尾優太 児島瑞基
指導者:佐藤隆裕
1:要約
本研究では,口蹄疫が再発した際に役立つ情報を得ることを目的とし,発症確率を高校数学
の数列と確率を用いて計算した。
2:研究方法
・研究を行う際に発症確率やn次方程式の解の求め方を調べるため,インターネットを利用
した。
・口蹄疫を数学の世界に持ち込むために,モデル化という方法を用いた。※3参照
・発症確率を求め,宮崎県の口蹄疫の発症確率についての統計的データと比較し考察する。
3:研究の過程・結果
現実
モデル化
することによって,数学の世界に持ち込み数
計算
考察
現実場面の問題を対象とし,理想化・一般化
数学
モデル化
学を使って解決する。そして,現実の世界に
戻し考察する活動のことを言う。
現実
数学
◎P を一定と仮定する(0< P <1)
調査① 等差×等比(S-rS 法)
その日に発症する確率を P(一定)とすると,
発症しない確率は余事象の確率で 1-P とおける。
一日目
二日目
○(潜伏) (1-P)
(1 − P)
P
×(発症)
日数
確率
2
三日目
3
(1-P)P
(1 − P)
(1 − P)2 P
1
2
3
P
(1-P)P
(1 − P) P
2
n日目
…
…
(1 − P)n
(1 − P)n−1 P
・・・
n
・・・
(1 − P)n−1 P
S=1・P+2(1-P)P+3(1 − P)2 P+…+n(1 − P)n−1 P=6
ここで S-rS 法より
PS =
P{(1 − P)n − 1}
− nP(1 − P)n
(1 − P) − 1
n→∞とすると P(1 − P)n → 0となるから
1
PS=1
1
P=S = 6
考察①
1
6
P = (16.7%)
参考資料によると P=1.2%
↓
16.7%では大きすぎる
↓
P は一定ではないのではないか!?
ウイルス量の増加になどによって P が変化するのかもしれない
◎P が変化するものと仮定する(0< P <1)
調査② 等差数列的に増加すると仮定
1日目に発症する確率 P
2日目からdずつ増えていくとすると,発症確率は
1日目
2日目
3日目
・・・
n日目
P
P+d
P+2d
・・・
P+(n-1)d
だから
S = 1・P+2(1 − P)(P + d) + 3(1 − P){1 − (P + d)}(P + 2d) + ⋯ +n(1 − P) … {P + (n − 1)d}
ここでn日目には必ず発症すると仮定すると,n日目の発症確率は1とおけて
1−P
d=
を代入して
P+�n − 1�d=1より
d=
1−P
n−1
n−1
1日目
P
2日目
P+
1−P
n−1
3日目
P+
2�1−P�
n−1
・・・
n日目
1
・・・
なので
期待値 S=6より
S = 1・p+2(1 − p) �p +
1−p
�+
n−1
3(1 − p) �1 − �p +
・・・ + n(1 − p) �1 − �p +
1−p
�� �p
n−1
+
2(1−p)
�+
n−1
・・・
(n − 2)(1 − p)
1−p
�� ・・・ �1 −
� ・1
n−1
n−1
n=6・n=7・n=8 のとき解は出なかった
考察②
0 < 𝑃𝑃 <1 の範囲で実数解を持たないからではないか?
調査③
等比数列的に増加すると仮定
1日目に発症する確率 P
2日目からr倍ずつ増えていくとすると,発症確率は
1日目
P
2日目
3日目
Pr
Pr
・・・
2
n日目
Pr n−1
・・・
だから
S = 1・P + 2 Pr(1 − P) + 3Pr 2 (1 − P)(1 − Pr) + ⋯ nPr n−1 (1 − P)(1 − Pr) … (1 − Pr n−2 )
ここでn日目に必ず発症すると仮定
Pr n−1 = 1
r n−1 =
1
P
= P−1
2を底とする対数をとると
(n − 1) log 2 r = −1・ log 2 P = − log 2 P
log 2 r =
−log 2 P
n−1
=
log 2 P
1−n
=
1
log 2 P
1−n
1
= log 2 P1−n
1
r = P 1−n
1
r = P1−n を代入して
1日目
P
2日目
1
P・P1−n
2−n
=P 1−n
期待値 S=6 より
3日目
2−n
・・・
1
P 1−n ・P 1−n
n日目
P
・・・
3−n
=P 1−n
2−n
2−n
�n −1�−n
1−n
=1
3−n
S=1・P+2・(1 − P)P 1−n +3・(1 − P) �1 − P 1−n � P 1−n +・・・
2−n
・・・+n(1 − P) �1 − P 1−n � … �1 − P
n=6 のとき解はでなかった
(n −1)−1
1−n
n=7 のとき約0.5%
� ・1
検算(n=7)
考察③
6 日=97%
0 < 𝑃𝑃 <1 の範囲で実数解を持たないからではないか?
7 日=103%
4:研究の総合的考察
・発症にかかわる様々な人的要因・環境要因を考慮して計算していないためこのような結果
となり,これらの要因を考慮するには現在の知識では対応できないため,高校数学の知識だ
けでの研究はこれが限界である。
・数列だけではなく,ほかの数学の分野も組み合わせる必要があるのではないか。
・n 次方程式の解法を研究する必要がある。
5:今後の課題
・情報収集元がインターネットであるため,更に研究を深めるために,専門家に伺うと良い。
・ネット上一つのサイトで計算したため,n 次方程式の解法の研究を深める。
・研究の内容がまだまだ不十分であり,結論の値(解)が正確ではないため,残念ながら研
究の動機に対する結論として,口蹄疫が再発した際の役に立つとは言えないので,研究内
容をより深めていく必要がある。
・より多くの条件を加え研究する必要性を感じた。
6:謝辞
今回の研究をするにあたり,ご指導頂いた担当の佐藤先生に感謝するとともに,発表会で,
研究に関するアドバイスをくださった大学の先生方や企業の方々に,この場を借りて深くお
礼申し上げます。
7:参考文献
・Wolfram Alpha
http://www.wolframalpha.com/
・農林水産省
http://www.maff.go.jp/
・京都大学「口蹄疫の最適感染リスク抑止モデルの開発」
http://psa2.kuciv.kyoto-u.ac.jp/lab/images/stories/users/abe/paper/POMWS_MikeAbe.p
df#search='%E5%8F%A3%E8%B9%84%E7%96%AB++%E5%BE%AE%E5%88%86
・チャート式(数研)
・数学 A・B 教科書(実教出版株式会社)
6班
ミッドウェー海戦
Another Story ~日本の希望と絶望~
M・S 科2年:福良拓也 日高知之
田島聡士 北岩寛大 稲田祐貴 本部竜馬 渡部和也
指導者:藤野泰義
1:要約
あることを数学で分析しようというテーマの中で、戦争と数学の関連性に興味を持った。ミ
ッドウェー海戦においてランチェスターの法則で導いた理論上の結果と実際の結果を比較し
た。
2:研究方法
① 各国の戦力を自分らで定義し、戦力数を求めた。
② ①で求められた値を、ランチェスターの法則に当てはめて、理論上の勝敗を決定した。
③ 事実との比較
3:研究の過程・結果
Ⅰ.ランチェスターの法則について調べた。
~ランチェスターの法則は戦闘をモデル化したもので、一騎討ちと集団戦の 2 パターンが
モデル化されている。
扱う文字
X:自軍の兵力数
Y:敵軍の兵力数 α 自軍の武器効率 β 敵軍の武器効率
β
X(0)=X0(初期兵力数) Y(0)=Y0(初期兵力数) E = (交換比)
α
ⅰ)一次法則(一騎討ち)
前提:一度に一人の相手と戦う「一騎討ち」
兵力数の減少は相手の武器効率に比例
ⅱ)二次法則(二次法則)
x0 − x = E(y0 − y)
前提:一人で複数の敵を同時に攻撃可能
戦力の減少は相手の武器効率と兵力数の積に比例
dx
= −αy
dt
dy
= −βx
dx
上の二式をtについて積分して辺々を引くと、x 2 β − y 2 α = C(C は積分定数)
初期条件より
x 2 β − y 2 α = x02 β − y02 α
上のⅰ、ⅱは勝敗のみしかわからない。そこで戦力の減少の推移を知ることができるよう
に時間的要素をとりいれた。
1
α
1
α
X(t) = �x0 − � y0 � et√αβ + �x0 + � y0 � e−t√αβ
2
β
2
β
β
1
β
1
Y(t) = �� x0 − y0 � et√αβ + �� x0 + y0 � e−t√αβ
α
2
α
2
Ⅱ.ミッドウェー海戦の流れを調べ、いくつかの場面にわけて各々の場面における勝敗を出し
た。
ⅰ)日本軍の索敵
ⅱ)日本軍の兵装転換
ⅲ)日本軍によるミッドウェー島襲撃
ⅳ)米軍による空襲
ⅴ)日本軍が着艦時に被爆
ⅵ)日本の残存兵が報復
ⅲ)とⅳ)とⅴ)とⅵ)をランチェスターの法則にあてはめて結果を出した。
その際、各軍の機体に搭載された機銃や大砲の弾丸の質量と初速度、毎分の発射頻度を用
いて、運動エネルギーの公式に当てはめて、武器能力数を求め、各軍の空母や戦闘機の強
さを示した。
1
mv 2 × (毎分の発射頻度)
2
(m = 弾丸の質量
v = 初速度)
この式で求めた値を用いて、戦闘に参加した機体の数などを考慮し、各軍の強さを数値で
示した。
ⅲ)ミッドウェー島襲撃
自軍 108
敵軍 64
100
時間
ⅳ)米軍による空襲
0.372
0.279
0.186
0.093
0.465
0.558
0.651
0.744
0.837
0.93
0
日本軍
兵
力
数
零戦…36 機 艦爆…36 機
艦攻…36 機
アメリカ軍
F2A…20 機 F4F…6 機
TBF…6 機 B-26…4 機
SB2U…12 機
SBD…16 機
自軍 238
敵軍 172
日本軍
200
空母…飛龍・蒼竜
加賀・赤城
0.804
0.67
0.536
0.402
0.268
0.134
0.938
1.072
1.34
1.206
0
零戦…10 機
兵
力
数
アメリカ軍
F4F…26 機
TBD…41 機
SBD…85 機
時間
ⅴ)着艦時に被爆
自軍 174
敵軍 47
日本軍
200
0.116
0.087
0.058
0.029
0.145
0.174
0.203
0.232
0.261
0.29
0
-200
兵
力
数
空母…蒼竜・加賀・赤城
アメリカ軍
SBD…47 機
時間
ⅵ)残存兵が報復
自軍 94
敵軍 118
日本軍
零戦…12 機 艦爆…18 機
200
時間
0.083401…
0.055601…
0.027800…
0.111202…
0.139002…
0.166803…
0.194604…
0.222404…
0.250205…
0.278005…
100
0
-100
兵
力
数
艦攻…10 機
空母…飛龍
アメリカ軍
F4F…28 機
空母…ヨークタウン
Ⅲ.Ⅱで求めた結果と実際の結果を比較した
実際の対戦では、ⅲとⅳでは日本軍が、ⅴとⅵではアメリカ軍が勝利している。しかし、今
回の検証では、ⅲとⅴでは日本軍が、ⅳとⅵではアメリカ軍が勝利しており、ⅳとⅴで事実
的結果と理論的結果の相違が見られる。
4.考察
以上の研究より得られた結果より
① 日本軍の戦力は圧倒的であったにも関わらず敗北した
② 戦力の数値化はだいたいあっていた
③ 武器効率の求め方は正しかったのか
④ ミッドウェー海戦はターニングポイントが多数あった
などの事実、問題点、疑問があげられる。
5.今後の課題
「4.考察」をふまえて、
① 歴史的な事実に、より深く着眼して再考察
② ランチェスターの法則に気候や地形などの条件を加える方法の追求
③ 戦力の数値化や計算の手順などを見直して、今回の結果を再確認
④ 経済学など、他の分野へのアプローチ
⑤ ランチェスターの法則の理解不能だった箇所の再検証
などの課題があがった。
6.謝辞
今回の研究をするにあたり、ご指導とご協力を頂いた担当の藤野先生、また、発表会で、研
究についてのアドバイスを頂いた大学の教授の方や企業の方々にこの場を借りてお礼申し上
げます。
7.参考文献
・Excel で学ぶランチェスター戦略
・零戦燃ゆ
・Wikipedia
7班
音の個性~なみなみならぬ波の秘密~
メディカル・サイエンス科2年:宮田 彩加
飛山 千香 濱名 優弥
陣 大夢 山本 一志 小島 拓也
指導者:湯浅弘一
1:要約
音色の違いは波形に表れると物理で学習したが、実際に、楽器を用いて音色と波形の関係性
について調べた。
2:研究方法・材料
(1) 音のデータ収集
チューナー・ファゴット・ヴィオラ・トライアングル・アゴゴベル・トランペット・ク
ラリネット・チェロ・グロッケン・ボンゴ・トロンボーン・サックス・コントラバス・
カウベル・マリンバ・ホルン・フルート・ギター・シンバル・鉄琴・オーボエ・
ヴァイオリン・ピアノ単音・ピアノ和音・木琴・口笛・声・黒板をひっかく音
(2) データ解析
音の分解ソフト「音知」
音の合成ソフト「作音」
3:研究の過程および結果
実験1 データをとった。
【目的】物理的な根拠をえるために、研究の材料を採集
【方法】データを比較
【結果】①管楽器、弦楽器といった楽器の種類ごとに波形の違いがみられた。
→波形の違いは倍音によって決定される。
②一波長が 441Hzにならない楽器がみられた。
実験2 波形の比較
【目的】 弦楽器、管楽器の波形の違い
【方法】 波形、倍音、聞こえ方に着目
【疑問】 波形の違いは音色にどのような影響を与え、違いをもたらしているのか。
【仮説】
自分たちで倍音を合成して、同じ大きさ、同じ振動数で比較すれば、波形と音色の関
係性がわかるのではないか。
【実験】 音の大きさをそろえて、弦楽器(ヴァイオリン)
、管楽器(フルート)の波形を合成す
る。
~二つの波形を比較~データをもとに波形を合成~
【結果】
弦楽器(ヴァイオリン)
管楽器(フルート)
倍音
多い
少ない
波形
のこぎり波
Sin 波に近い
聞こえ方
はっきり
ぼんやり
・ヴァイオリン
・フルート
【考察】 倍音が多く含まれている波形がはっきり聞こえる。
【疑問】 倍音の種類と割合のどちらが原因になっているのか。
【実験】①倍音の種類
②音の割合(波形の形による)
【考察】種類と割合が両方とも関係している。
よりたくさんの倍音を加えたほうがはっきり聞こえる。
よりたくさんの倍音の割合の変化があるほうがはっきり聞こえる。
だが、次のことも考えられる。
人間の耳は、2000~3000Hz の周波数帯の音が大きく聞こえる仕組みになっている。
n=5~7 を含む音がはっきり聞こえる。
例)ヴァイオリン・ピアノ・口笛
【結論】ヒトが聞こえやすい高さの倍音を多く含む楽器もあれば、そうでないものもある。よっ
て、ヒトの耳で判断する以上、倍音の種類が多いとはっきり聞こえやすくなるとは一概
には言えない。
実験3 低音楽器の振動数の不一致を調べる
【疑問】なぜ一部の楽器では 1 波長の基本振動数が 440Hz にならないのか。
ヴィオラ(1 波長:440Hz 基本振動:100)
ファゴット(1 波長:220Hz 2 倍振動:100)
【考察】ファゴットは、基本振動は 220Hz だが、その 2 倍振動(440Hz)が最も大きいので、
これが人間の耳に最も大きく聞こえるため、すべて含めて 440Hz に聞こえた。
ただし、中にはこのようなデータも取ることができた。
バスクラリネット(1 波長:220Hz 3 倍振動:100)
解決する糸口として、Missing Fundamental(心理学用語・
「失われた基底音」)
%
60
50
40
30
20
10
0
この時、1倍振動の”ラ”が聞こえる
1
2
3
4
5
6
n倍振動
【結論】パソコン上で最も大きく聞こえたことになっているのは 220.5Hz の音である。そして
実際に聞こえるのが 441Hz のラであることは、チューナーで確認した。これらの違い
の1つに、Missing Fundamental があると考えた。
4:考察
楽器には、基本振動が通常の 1/2 になっているものや倍音の種類や割合が多いものなどたくさん
の種類があり、それぞれの楽器が奏でる音の波形を見ると、「はっきり」と聞こえるか、「ぼんや
り」
と聞こえるかを読み取れる事がわかった。また、音について研究する際、Missing Fundamental
や人間の耳の適正振動数など、心理的要因や人体的要因も絡んでくるとも考えられた。
5:今後の課題
・今回は単音について研究をしたが、和音についてはどうか。
・日常生活の中にある音について調べてはどうか。
6:謝辞
今回の研究をするにあたり、ご指導いただいた穂高一条先生に深くお礼申しあげます。そし
て、データの採取にあたりご協力いただいた延岡高校の吹奏楽部、音楽部のみなさんありが
とうございました。
7:参考文献
・Missing Fundamental
http://www.musicon.co.jp/ms3b.htm
8班
TOGURO IN WONDER LAND -最近どう?とぐろ、まいてる?MS 科 2 年
白川耕 日野琢也
甲斐大地 柳田直哉 山口尚紀 岡田幸大 甲斐達朗 中島秀喜
指導者:池田寛
1:要点
身近な現象の一つである、
「粘り気のある液体を垂らしたときにその液体が床面上でとぐろを
巻く」という現象のメカニズムについて実験し調べた。
2:研究方法・材料
右の図 1 のようにろうと台にろうとをとりつけ、
装置を組み立てる。
粘り気のある液体をその装置で垂らし、できたとぐろの形、太さ、直
径を観察した。
図1 実験装置
粘り気のある液体として水あめ、コンデンスミルク、シャンプーの
3 つを用意した。
太さ
直径
3:研究の過程・結果
図 2 直径と太さの説明
実験 1
30
9
25
8
7
20
15
太さ(mm)
直径(mm)
3 つの液体のとぐろの変化を落下する高さや口径を変えながら計測した
10
5
0
6
8
10 12 14 16 18 20
高さ(cm)
6
5
4
3
2
1
0
6
水あめ
8
10
12
14
16
18
20
高さ(cm)
コンデンスミルク
シャンプー
水あめ
図 3 直径と太さのグラフ
コンデンスミルク
シャンプー
実験の結果、図 3 から、直径も太さも大体、落下させる高さが高いほど小さくなるというこ
とが分かった。
観察したところ、巻く方向は完全にランダムだということが判明した。
また、口径を小さくすると独特な巻き方をし、
口径が小さいとき、高さが 0~3 センチのときはどの液体も巻かずにそのまま落ち、
10 センチを超えると途切れて続かないということがわかった。
液体の落下の様子は下の表にまとめた。
巻きやすさは
シャンプー
>
コンデンスミルク
>
水あめ
となった。
表 1 液体の種類と落下の様子
液体の種類
落下の様子
水あめ
上にひっぱられて、とぎれながら落下
シャンプー
基本的にきれいなとぐろをつくりやすい
コンデンスミルク
ぽたぽたと切れやすく、とぐろをつくりにくい
この時冷蔵庫から取り出してすぐのものと、冷蔵庫から取り出してしばらくおいて常温に
戻した後のものとでは流れる速さなど、巻く様子に違いがあるように見られた。
これより、温度も関係しているのではないか?という疑問が生まれた。
ここで温度を変化させて再度実験を行い観察してみた。
実験2
冷蔵庫で保管していた水飴と、室温に戻した水飴を垂らして観察した。
触った感覚でもあきらかに温度の違う2種類のみを実験し観察した。
この2種類の液体同量を同じ高さから垂らし、流れ終えて途切れるまでの時間を計る。
また、そのときのとぐろを巻く様子を観察した。
その結果、温度を高くするととぐろが積もった高さが少し高くなった。
仮説
とぐろが積もる高さが高くなった ということは とぐろの落ちる速度が速くなった
と
とらえることができ、そして、落ちる速度が速くなった ということは 液体の粘度が弱く
なったのではないか ととらえることができる。
つまり、温度は粘度に影響して、粘度の変化によって巻く様子が変化すると考えられる。
(温度の上昇は粘り気の減少につながり、温度の低下は粘り気の増加につながっている)
そこで、実験1の3つの液体の粘度を調べてみた。
水あめ、コンデンスミルク、シャンプーを実験2と同様に途切れるまでの時間が長いほど
実験結果
粘り気の順位
水あめ (6分47秒)
シャンプー
(39秒)
コンデンスミルク
(13秒)
ちぎれるまでの時間(秒)
粘り気が強いとして比較すると、
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
液体の種類
(水あめがちぎれるまでの時間は、シャンプー、
図 4 ちぎれるまでの時間
コンデンスミルクより長く、粘り気が他の 2 種類の液体に比べてかなり大きかった)
また、次のことも分かった。
・温度を上げると落下速度が上昇。
・温度を変えてもとぐろの大きさの変化は見られない。
・とぐろが巻く高さは温度が低い時と比べて高い時の方が少し高く積もった。
このことから、水あめは粘り気が強すぎてしまったためとぎれてしまい、コンデンスミル
クは粘り気が小さすぎたため巻かなかったと考えられる。
このことから、とぐろの形成には粘り気が大きく関係している。
4:考察
これまでの実験から得られた結果より、このとぐろ現象に影響を与えている要素の中でも「粘
り気」が大きく影響しているということがわかった。
そこで、口径を細くして水あめを垂らした実験の時、液体が切れた後上向きに上昇した様子
から液体には上向きの力(張力)がはたらいているのではないかと考えた。
そう考えると、液体が最初に床面についてから、ただ重力にしたがって垂れていくわけでも、
折りたたむように倒れるわけでもなく、図 5 のように上向きに働く張力によって円を描くよ
うにしてとぐろを巻くということのつじつまが合う。
このことから、粘り気によりその場に落下を続けることができないことによって生じた、
前に進もうとする力(推進力)と、液体の糸から受ける張力によって生じる向心力によって
液体は円を描くように落下し、粘り気により積み重なりとぐろをまく と考えられる。
とぐろが描く円
とぐろが描く円
とぐろが描く円
張力
向心力
推進力
液体
図 5 とぐろ現象のメカニズム
5:今後の課題
・とぐろに影響する要素を解明していくために様々な条件、例えば風、床面の材質、落下さ
せる液体の量などを同じ条件にしたうえで実験を行って分析をしていく必要があった。
・粘度、密度に関しても比較して実験を行う必要があった。
・今回実験した液体よりさらに多くの液体について調べる必要があった。
・粘度を正確に測ることができる道具をつかって調べられたら粘度ととぐろの関係がさらに
詳しく調べられたと思う。
・口径や直径の変化が一定ではないところを詳しく調べてみたが、何度調べても結果が変わ
らず、原因を解明できなかったことが悔やまれた。
6:謝辞
研究するための道具を貸していただいた家庭科と化学の先生方、また問題点を指摘していた
だいた外部評価の先生方、そして、今回 8 班の指導をしていただいた池田先生に感謝すると
共に、この場を借りてお礼を申し上げたい。
7:参考文献
物理の散歩道「ミルクの糸」
9班
flame magic ~身近な食品における炎色反応~
メディカル・サイエンス科2年:市来拓朗
木佐貫泰生 佐藤敬士 佐藤卓也
永田哲也 馬場晃 前里拓実
指導者:甲斐英勝
1:要約
本研究では、炎色反応について、研究を行ってきた。
食品には金属元素が含まれているので、炎色反応が起こるのではないかと考え、
確認できるか実験し、検証した。
2:研究方法・材料
食品において炎色反応が確認できるのか実験を行った。
使用食品:干しエビ・ワカメ・パセリ・鶏レバー
実験器具:試験管
ビーカー ガラス棒 薬さじ ガスバーナー 三脚 蒸発皿 乳鉢
針金 蒸留水 エタノール コバルトガラス
食品に含まれる栄養素を調べた。
その中からカリウム、カルシウム、ナトリウムが多く含まれている食品をそれぞれ選び購入
した。
3:研究の過程
実験1
【方法】4種の食品を蒸発皿の上でガスバーナーを使用し、直接燃焼させた。
【予想】下記の食品栄養成分表を元に表①のように予想を立てた。
食品栄養成分表(食品1g あたり)
(単位:mg)
干し エ ビ
ワカ メ
パセ リ
鶏レ バー
ナト リ ウム
1500
6600
9
85
カ リ ウム
740
5200
1000
330
カ ルシ ウ ム
7100
780
290
5
銅
5. 17
0. 08
0. 16
0. 32
食品
干しエビ
ワカメ
パセリ
鶏レバー
色
橙
紫
紫
紫
表①
【結果】表②の通り
食品
干しエビ
ワカメ
パセリ
鶏レバー
色
黄
黄
赤紫
黄
表②
Fig2 実験の様子
Fig1 パセリの燃焼
実験2
【方法】実験1で使用した食品をさらに燃焼させ、灰にした後、蒸留水に溶かし、溶液の上
澄みに針金をつけ、ガスバーナーの火を近づけた。
【予想】実験1の結果をもとに表②のように予想を立てた。
【結果】表③の通り
食品
干しエビ
ワカメ
パセリ
鶏レバー
色
黄
黄
黄
黄
表③
Fig3 灰にしたパセリの炎色反応
実験3
【方法】実験2のパセリの燃焼を、コバルトガラスを通して観察した。
※コバルトガラス・・・500-700nm の範囲に強い吸収を持つため、炎色反応の観察時に、ナ
トリウムに由来する 589nm の輝線を吸収するフィルターとして利
用される
【結果】はっきりと変化を確認できなかった。
4:研究の結果
・実験1ではパセリだけがほぼ予想通り赤紫色を示した。その他の 3 つの食品はすべて黄色
を示した。
・実験2ではすべて黄色を示した。
5:考察
考察Ⅰ
パセリ
『パセリ』の実験結果の変化の考察
・考察①
K が無くなったのではないか?
Wikipedia より Na の炎色反応は強く表れる。
実験1
赤紫
実験2
黄
Fig4 パセリの結果の変化
パセリにおいて、Fig4 のような変化が見られたことを
K が失われたということを理由にすることはできない。
・考察②
一般的な炎色反応の観察を行った際、それぞれ観察時間に限りがあったことから
熱を加えると元素に変化が起こり、炎色反応の観察できない状態になるのではないか?
実験2において多くの K がそのような状態になったと考えると、
Na の方が強い反応を示した
6:今後の課題
・灰の成分を調べるべきだった。
・燃やしたときの、炎の温度や気温、湿度などを記録するべきであった。
7:謝辞
今回の課題研究で実験の協力やアドバイスをしてくださった甲斐先生、発表会で研究につい
てアドバイスをしてくださった先生方に感謝し、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
この研究で得た知識や経験を活かして、今後も頑張っていきます。
8:参考文献
・化学資料集(フォトサイエンス)
・学校図書
・Wikipedia~炎色反応~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E8%89%B2%E5%8F%8D%E5%BF%9C
・Wikipedia~コバルトガラス~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%8
2%AC%E3%83%A9%E3%82%B9
・簡単!栄養 and カロリー計算
http://www.eiyoukeisan.com/
10 班
Penicillin~20 世紀における偉大な発見~
MS科2年:菊池直登 伊地知雄大 北野広大 豐丸晴好 竹市汐里 財津綾菜 長山亜希子
指導者:伊黒智洋
1. 要約
私たちは MS 科の一期生であり、将来医療の現場に携わりたいと考える者も少なくない。
そこで、医療に関する研究をしたいと考えていたところ、JIN という漫画がきっかけとなり
「ペニシリンの抽出」の研究をしていくことにした。
JIN とは江戸時代にタイムスリップした医者南方仁が江戸の医療設備の整わない環境のなか
で近代医療を実現していく物語であり、その中で原始的な手法を用いてペニシリンの抽出を
行っている。この手法とほぼ同じ方法で、実験室レベルでのペニシリンの抽出を試みた。(ペ
ニシリンは、1929 年にフレミングによって発見された世界初の抗生物質であり、青カビをも
とに作られた。青カビの周辺に菌が繁殖しないことから抗菌作用が見いだされた。)
2. 材料
食パン、ブルーチーズ、各種いも(じゃがいも・里芋・長芋・さつまいも)、寒天培地、
炭酸水素ナトリウム、酢酸、油、活性炭、生理食塩水、大腸菌
3.研究の過程・結果・考察
実験1:カビの培養
この実験ではカビの培養をした。カビはパンからとった青カビを使用し、培養液は4種類
のいも(さつまいも・長いも・里いも・じゃがいも)の煮汁と米のとぎ汁を 1:1 で混合
したものを使用した。
結果
さつまいも
長いも
里いも
じゃがいも
×
○
○
×
考察:さつまいも、じゃがいもにはあまりカビが増えなかったことから、培養液へ溶けだし
たデンプンの量が少なかったと考察し、実際にカビが増殖することを確認するために
実験2を行った。
実験2:寒天培地での培養
培地を栄養が豊富な寒天培地に変え、実験 1 と同じ手順で行った。
結果・カビはすべて黒くなったものの、カビの増殖を確認することができた。よって、実験
1でカビが増えなかったのは培養液に問題があったのではないかと考えて実験3を行
った。
考察・実験 1 のように考えたため、栄養があることが確かである寒天培地で行った結果、黒
ではあるがカビは増えたことから、培養液に問題があると考えた。
・すべて黒色のカビが増えていたことから、青カビを植え付けたつもりが他のカビが混
ざっており、青色より黒い色のほうが繁殖力強かったと考えた。
実験3:培養液を工夫してカビの培養を行った
よりデンブンを溶出させるためにじゃがいもを細かく切り、それから煮汁をつくった。そ
の煮汁を培養液とした。また、実験2ではカビが全て黒くなったため、青カビでないと判
断したので、青カビを確実に得るためにブルーチーズを使用した。
結果
増殖した。実験 1 と比べ、デンブンの量が多か
ったので増殖したのではないかと考えられる。
考察:パンで得たカビでは黒カビが増殖したため、ブルーチーズを用いて実験を行
ったところ、じゃがいもの煮汁でも栄養が十分であれば、増やすことができ
ると考えられる。
実験4:単離
① 実験 3 で得たカビの培養液をろ過した。
② ろ液に油を加え、不溶性・油溶性・
水溶性のものに分けた。
③ 水溶性のものを取り、それに活性炭を入れ、
ペニシリンを吸着させた。
④ 酢酸を注ぎ不純物を流出させ、重曹水を注ぎ、ペニシリンを抽出させた。
ここで得られた抽出液をペニシリン①とする。
⑤ さらにペニシリンを流出させるため、活性炭を重曹水につけておく。
ここで得られた抽出液をペニシリン②とする。
実験5:抗菌テスト
抽出した物質の抗菌作用の有無を以下の手順で確認した。
手順:1 ペニシリン①、ペニシリン②、パンのカビ、生理食塩水、
抗菌作用が確認されている物質、の5種類をろ紙にしみこませる。
2 それを寒天培地に乗せ、その周りに大腸菌を
滴下する。
3 阻止円ができているか確認する。
※ここで、生理食塩水と抗菌作用が確認されている物質
(ペニシリンGとストレプトマイシンを混ぜたもの)を
用いたのは、対照実験をするためである。
結果
ペニシリン①
ペニシリン②
パンのカビ
生理食塩水
抗菌作用あり
×
○
×
×
○
3. 考察
実験 1 ・さつまいも、じゃがいもにはあまりカビが増えなかったことから、培養液へ溶け
だしたデンプンの量が少なかったのではないかと考えた。
実験 2 ・実験 1 のように考えたため、栄養があることが確かである寒天培地で行った結果、
黒ではあるがカビは増えたことから、培養液に問題があるのではないか。
・すべて黒色のカビが増えていたことから、青カビを植え付けたつもりがほかのカ
ビが混ざっており、青色より黒い色のほうが繁殖力強かったと考えた。
実験 3 ・パンで得たカビでは黒カビが増殖したため、ブルーチーズを用いて実験を行った
ところ、じゃがいもの煮汁でも栄養が十分であれば、増やすことができる。
実験 5
・パンのカビ自体の抗菌作用も確認したが、フレミングが確認したような阻止円は
確認できなかった。カビの量が少量であったことが原因として考えられる。
・ペニシリン①に阻止円がなかったことから、ペニシリンの抽出が不十分であった
のではないか。
・炭酸水素ナトリウム水溶液を流しただけだったので、抽出がうまくいかなかった
ようである。
・炭酸水素ナトリウム水溶液に漬け置きしていたペニシリン②に阻止円が見
られたことから、抗菌作用のあるものが炭に吸着していたと考えられる。
実験全体 ・JIN と同じ手法を用いて、カビから抗菌作用を示す物質を単離することが
できた。
4. 今後の課題
・全体を通して、実験の再現性を確認することが不十分であった。実験で使用する材料の量
や、薬品の濃度、実験時間を統一するなどして、再現性のある実験を行う。特に抽出の操
作、抗菌作用確認の実験を改善して再度実験を行う。
・後日、カビは吸収する栄養素によって色が変化することが分かった。今回の実験で失敗で
あると思われた黒カビにも抗菌作用があったかもしれない。青カビ以外のカビ(黄色、黒
いカビ等)にも抗菌作用があるか調べる。
5.謝辞
今回実験に協力して下さった九州保健福祉大学の渡辺先生をはじめとする多くの方々に感
謝し、この場を借りてお礼申し上げたい。
6.参考文献
・ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%AA
%E3%83%B3
・論文「ペニシリンの単離」
http://www.hst.titech.ac.jp/~meb/2006/Penicillin06.pdf#search='%E3%83%9A%E3%8
3%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8D%98%E9%9B%
A2'
・漫画「JIN―仁―」
11班
二枚貝の環境浄化~アサリよ、汚染をあっさり見逃すな!~
M・S 科2年 : 後藤夏季 那須将司 前田祥一朗 金好秀馬
西田沙織 木津佑允 佐藤駿 田中玲奈
指導者
: 萩原映李
1:要約
今日、環境汚染が問題とされている。そのなかでも私たちは延岡の水質汚染について興味を持っ
た。延岡市の水資源に詳しい宮崎大学の神田猛教授にお話を聞きに行ったところ、延岡に多く生
息するアサリやシジミを始めとする二枚貝が水質浄化作用を持つというお話をうかがった。
そこで私たちは二枚貝の水質浄化のしくみや環境浄化への貢献度に興味を持ち、本研究を行った。
2:研究方法・材料
方法:
(1)水質浄化実験
(2)浄化のしくみの調査
(3)生息環境についての実験
(4)環境浄化の貢献度についての実験・予測
材料:パックテスト(COD、リン酸、亜硝酸)
土々呂町妙見湾
アサリ(購入) オキシジミ(土々呂町妙見湾にて捕獲)
3:研究の過程
(1) 水質浄化実験
方法
延岡市土々呂町妙見湾でオキシジミを採取した。そのうちの5匹を5分間静置した濁った
海水に入れ、以下の調査・観察を行った。
① 20分ごとの海水の透明度を目視により観察する。
② 10分ごとにパックテストによる水質調査を行う。
(COD、リン酸、亜硝酸)
・参考
名前
特徴
汚い
きれい
0.2
COD
水中の有機物を薬品で分解するときに使われる酸素量。
10
リン酸
工場や家庭から出る排水・肥料などに含まれている。
1
亜硝酸
生活排水や畑で使った肥料から発生する有害物質。
10
0.02
0
結果 ①透明度の変化の観察
下の写真のように、水の透明度が上がっていくのが確認できた。
オキシジミが2本の管で水を出し入れするのが観察された。
汚
い
きれい
②水質調査実験
リン酸と亜硝酸はパックテストではいずれも計測されなかった。
COD の値には時間ごとの変化が見られた。
COD 値の変化
時間(分)
10
20
30
40
50
60
COD 値
6
7
8
10
7
4
①の結果より、目視では時間の経過とともに海水の透明度は上がっていることから海水は次第
に浄化されていると予想されるが、値が高いほど汚れているとされる COD 値も時間の経過とと
もに上昇しているのはなぜだろうという疑問が生じた。
観察中にオキシジミがさかんに2本の管で水の出し入れをしていたことから、二枚貝の吸水・
排水のしくみに関係しているのではないかと考えた。
(2) 浄化のしくみの調査
摂食
出水管
食べられる物を
含んだ水
入水管
不要物
外套膜
この図にあるように、二枚貝は入水管からエサの混じった汚い海水を取り込み、えらで食べら
れない不要物を白い膜に包んで外套膜から排出する。そしてえらを通った海水の中から COD 値
の原因である有機物や微生物を食し、きれいになった海水を出水管から排出している。
これより、実験(1)の②で初めの40分間 COD 値が上昇したのは、オキシジミが入水管か
ら吸水してから出水管から排水するまでに約40分要するのではないかと考えた。初めは外套膜
から排出した不要物により COD 値は上昇したが、40分後に浄化された水が出水管から排水さ
れたことでビーカー内の水の浄化が始まり、COD 値が減少したのではないかと考えられる。
(3)生息環境についての実験
二枚貝が懸濁物食者であることがわかった。そこで二枚貝はきれいな水よりある程度汚染度の
高い水を生息地として好むのではないかと考えた。
方法 COD 値の低いきれいな海水と、海水に肥料を加え COD 値を高くした汚い海水を用意し、
それぞれに6匹ずつアサリを入れ、排水を行う回数を調べた。
結果
10分あたりの排水回数
COD 値の低い水
6回
COD 値の高い水
19回
排水回数が多いということは摂食を盛んに行い、より活発であると考えられる。よって二枚貝
はきれいな水よりある程度汚染度の高い水を生息場所として好んでいることが分かる。
(4)環境浄化の貢献度についての実験・予測
実際に二枚貝がどのくらいの水を浄化しているのか実験した。
方法 海水に入れて約40分経過し、浄化を始めたと予想されるアサリ1匹の10分間あたりの
排水回数を数えた。また、1回の排水でアサリが浄化する水の
量を測った。
結果
1匹の10分間あたりの排水回数
試行回数
1
2
3
4
5
排水回数
5
5
6
5
5
平均5.2回
1匹の1回あたりの排水量
試行
回数
排水量
(mg)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
0.08
0.05
0.32
0.90
0.16
0.23
0.70
0.30
0.40
0.25
平均 0.188mg/1回
(4)の結果より、二枚貝が吸水と排水の過程で水質浄化を行っていると仮定し、二枚貝が一生
のうちに浄化可能な水量を予測した。
(8年・・・アサリが成体になってからの平均寿命)
二枚貝が一生のうちに浄化可能な水量(予測)
排水量(ml)
排水回数(回)
(排水回数×0.188)
1日あたりの排水量
749
0.14
1年あたりの排水量
273312
51.38
2186496
411.00
8年(アサリの寿命)
約
411.0ml
5:考察
近年、アサリに代表される二枚貝の漁獲量が減少している。
私たちははじめ、水質汚染により二枚貝の住む環境が汚染されたことがその原因であると
考えていた。しかし、本研究により二枚貝がきれいな水を好んでいるわけではないというこ
とがわかった。よって、上下水道の整備など人間が本来あるべき環境に手を加えすぎたこと
により、二枚貝のエサとなる微生物やプランクトンが減少し、二枚貝の個体数減少の大きな
原因になっているのではないかと考えた。
私たちは、20世紀の科学技術の発展によって破壊してきた環境を取り戻そうと様々な手
を尽くしているつもりでいるが、その行動がまた大きな生態系のバランスを崩している原因
になっているのではないか。
これから私たちは、人間と本来あるべき自然の生態系との関係、またそれを取り戻すため
の手段や方法を見直していくべきである。
「環境破壊を食い止めようとすることが逆に生態系のバランスを崩していることがある」
6:今後の課題
・二枚貝などの水質浄化作用を持つ生物を利用して、実用的に多くの水を浄化するしくみに
応用できないのか研究してみたい。
・二枚貝が好んで生息する水温と環境破壊の関係性を調べたい。
・二枚貝の具体的な食べ物や外套膜から出す懸濁物を詳細に調査したい。
7:謝辞
本研究に協力していただいた宮崎大学生物環境科学科延岡フィールド研究室の神田猛教授、
また指導していただいた萩原先生に感謝するとともにこの場を借りてお礼を申し上げたい。
8:参考文献
・学校図書
・生物資料集 ・インターネット(wikipedia)
12班
麹でこんなにきれいキレイ
~知られざる麹パワー~
MS 科2年:西田智一 近藤尚也 高村美有 甲斐理一郎
佐藤友哉 矢野優志 柳田健一郎
指導者:矢野めぐみ
1:要約
昔から私たちの食生活に欠かせない「味噌」
「醤油」
「日本酒」、これらに共通するのが「麹」
である。この「麹」について調べることで「麹」には様々な作用があることが分かった。
その中でも注目したのが、メラニン生成阻害、抗酸化作用と抗菌作用である。これらを探
るべく実験を行った結果、麹には食分野以外でも幅広い実用性があることが分かった。
2:研究方法・材料
研究)Ⅰ.メラニンの生成阻害
Ⅱ.抗酸化作用
Ⅲ.抗菌作用
材料)麹(発酵、未発酵)アスコルビン酸
ソジン ブドウ糖
ショ糖 食塩 蒸留水
黒カビ
KH2PO4、K2HPO4、Yeast Extract・・・0.3g
NaCl・・・0.06g
MgSO4・7H2O・・・0.054g CaCl・2H2O・・・0.039g
蒸留水・・・300ml
ジャガイモ イ
NH4Cl・・・0.15g
マンニトール・・・3.0g
寒天・・・2.4g
3:研究の過程
まず、地元延岡で麹と言えば千徳酒造と思い、社員の方にお話を伺った。その際、何気
なく見た社員の方の手がきれいだったことに興味を持ち、これが麹の持つ性質によるも
のではないかと考え、以下の実験を行った。
Ⅰ:メラニン生成阻害
女性が気になるシミをつくらせないために、シミの元であるメラニンの生成を麹が阻害
できるか実験した。
実験
はじめに、蒸留水を入れた試験管を6本用意し、そのうち5本にアスコルビン酸、発酵
した麹、未発酵の麹、ショ糖、食塩をそれぞれ入れた。(麹について発酵の有無でメラ
ニン生成阻害に違いが出るのではないかと考え、未発酵・発酵の2種類を準備した。
)次に、
ジャガイモを皮ごとすりおろし、その絞り汁を全試験管に加えた。
最後に全試験管に蒸留水をさらに加え、そのまま室温で2日放置し変化を観察した。
アスコルビン酸は、メラニンの生成が阻害され、メラニンができなくなることが
わかっている。この実験でアスコルビン酸と同様の結果が出れば、麹のメラニン
の生成阻害の機構は、アスコルビン酸と同様の経路であることが推測される。
<メカニズム>
メラニンは人体において次のように作られる。
まず、太陽光の紫外線やストレス、大気汚染などにより皮膚の表面で活性酸素が発
生する。するとその刺激によってメラノサイト(表皮の細胞が変化したもの)が活
性化しいくつかの段階を経てメラニンを作り出す。このメラノサイトからメラニン
ができる過程を阻害する。
活性酸素
メラノサイト
メラニン
(刺激)
活性化を
阻害
結果
アスコルビン酸、発酵した麹は他の物質
のように黒色に変化しなかった。
考察
このことから発酵した麹にはメラニンの
生成を阻害することがわかり、
美容効果が期待できると考えられる。
写真左から、蒸留水、アスコルビン酸、
発酵麹、未発酵麹、ショ糖、食塩
また、麹は発酵の前後で結果に違いが
生じたことから発酵後にメラニン生成を
阻害することも分かった。
Ⅱ:抗酸化作用
アンチエイジングにつながる活性酸素を麹が抑制できるか実験した。
実験
イソジン5%を入れた試験管を 6 本用意し、各試験管にアスコルビン酸、発酵した麹、
未発酵の麹、ショ糖、食塩、蒸留水を加える。比較のため何も加えないイソジン5%を1
本用意した。その後、一日間放置し、色の変化を観察した。
<メカニズム>
活性酸素は体内でビタミンなどから電子を奪い身体を酸化(老化)させる働きを持ち、抗
酸化作用とは他の物質から電子を奪い酸化してしまう前に電子を与えその働きを抑止する
効果のことをいう。つまり抗酸化作用とは、体内で起こる酸化還元反応の結果によっても
たらされるものである。
イソジンはこの活性酸素と同じ、他の物質から電子を奪い酸化する力を持っている(酸化
剤としての働き)
。この実験でイソジンの溶液に加えた物質が、他の物質に電子を与える力
(還元剤としての働き)を持っていれば酸化還元反応が起こったことが証明できる。それ
は、イソジン中に存在するヨウ素(I2
有色)に電子を与えヨウ素イオン(I −
無色)に
変えたことになる。つまり、抗酸化作用をもつと言える。
結果
アスコルビン酸、発酵・未発酵の麹は無色に変化し
た。
考察
写真左から、イソジン、アスコルビン酸
アスコルビン酸、発酵した麹、未発酵の麹には
発酵麹、未発酵麹、ショ糖、食塩、
抗酸化作用があると考えられる。
蒸留水
Ⅲ:抗菌作用
様々な場所で増え続けるカビを抑える効果を麹がもつのか実験した。
〈標準培地のつくり方〉
KH2PO4、K2HPO4、Yeast Extract、NaCl、NH4Cl、MgSO4・7H2O、CaCl・2H2O
マンニトール、寒天を準備した量だけ丸底フラスコに入れた。その後、蒸留水を加えオー
トクレープにかけた。次にクリーンベンチでシャーレに移しかえ、固めた。
実験
麹を培養するための標準培地をつくり、培地に麹、麹+ブドウ糖、黒カビを一定の比で植
えつけ、二日間培養した。その後それぞれの面積を測り、比で表した。
(ブドウ糖を加えた理由はそれによって抗菌効果が高まるとの情報を得たためである。)
結果
下記の表のように、麹、麹+ブドウ糖は広範囲に広がり、黒カビの繁殖を抑えた。
考察
麹には菌の増殖を抑える効果が期待できると考えら
れる。
また、今回の実験でブドウ糖を加えない方がより抗
菌効果が高かった理由として
・ブドウ糖の量が足りなかった
・ブドウ糖が黒カビの増殖を手助けした
などが考えられる。
4:研究の結果
以上3つの実験から麹は美容効果、抗酸化作用、抗菌作用を持つことが証明された。
5:考察
麹を化粧品に利用することで美白効果が、抗菌作用を利用して部屋のカビ取りに、
食品に加えることで本来、麹が持っているデンプンの分解する反応によるうまみアッ
プやアンチエイジング効果が期待できる。このように麹には食分野だけでなく美容や
抗菌という分野においても幅広い実用性があると考えられる。
6:今後の課題
今回の研究から、加えた麹の種類や量、培養温度を変えることで、反応速度や結果な
どの変化が見られるかどうかを調べる。
また、麹のどんな性質が抗酸化作用や抗菌作用などを示すのかを調べる。
7:謝辞
今回の実験に協力してくださった矢野めぐみ先生、千徳酒造の社員の方々をはじめ、
多くの方々に感謝し、この場を借りてお礼を申し上げます。
8:参考文献
・ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%B9
・子供科学実験講座
http://www.ccr.uec.ac.jp/activity/extra1/labnote.pdf#search='%E3%83%81%E3%83
%AD%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BC%E5%AE%9F%E9%A8
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