宮城県丸森町にある「斎理屋敷」について詳しく知りたい。

宮城県丸森町にある「斎理屋敷」について詳しく知りたい。
「斎理屋敷」は江戸時代から昭和にかけて7代続いた豪商「斎藤家」の屋敷。
代々の当主が斎藤理助を名乗ったことから斎理と呼ばれるようになった。呉服・太物
の商いから、養蚕、味噌醤油の醸造など幅広い商売を手がけて栄えたが、第二次大
戦後に店を閉じた。
斎理第七代斎藤理助氏から斎理屋敷及び収蔵品が丸森町に寄贈されたことから、
収蔵品を調査・整備して、昭和63年に「蔵の郷土館斎理屋敷」として開館し、一般公
開している(有料)。
蔵と屋敷に、豪商の暮しぶりを物語る豪華な調度品や、商売の道具など様々な品
を展示しているが、これについては『町の豪商 斎理屋敷収蔵品』に詳しく記してある。
「斎理屋敷」をキーワードに検索すると、『町の豪商』 斎理屋敷収蔵品、『丸森町
史』 通史編、『丸森町史』 史料編、『蔵の遺した時代』が見つかった。
また、斎理屋敷は観光名所として有名なので、ホームページを検索した。ホーム
ページには斎理屋敷の歴史や入場料、催し物などが載っていてわかりやすい。
参考資料
『丸森町史』 通史編(丸森町史編さん委員会/編集 丸森町 1984年)
『丸森町史』 史料編(丸森町史編さん委員会/編集 丸森町 1980年)
『町の豪商 斎理屋敷収蔵品』 丸森町文化財第十一集
(丸森町教育委員会 1986年)
『蔵の遺した時代』 蔵の郷土館斎理屋敷収蔵品抄録
(丸森郷土研究会/編 1990年)
蔵の郷土館斎理屋敷ホームページ http://www.marumori.net/sairi.html
(2010年3月1日現在)
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