事 業 活 動 報 告 - 障害者支援施設 かたくりの里

平成21年度
事 業 活 動
報 告
社会福祉法人 すこやか福祉会
かたくりの里
〒953-0103
新 潟市 西蒲 区 橋本 88- 1
TEL
0256-82-1811
FAX
0256-82-1815
平成21年度かたくりの里 事業報告
<目
次>
ページ
1
2
3
4
5
基 本 方 針
平成21年度事業方針
障害福祉サービス事業
2
2
3
■身体障害者療護施設
3
■施設入所支援
3
■生活介護
4
■短期入所
5
■地域生活支援事業
5
職 員 体 制
生活支援課 業務報告
6
6
■看 護
9
■機能訓練
9
■生活支援
11
■介 護
12
■栄 養
14
■業務委員会
14
自治会
14
ボランティア
16
防
災
16
広
報
17
研
修
17
図書・購買
20
環境整備
20
備
品
22
生
活
(食事)(生活)(リハビリ)
福祉サービスあり方検討会
6
7
22
23
クラブ活動
29
園芸クラブ
29
手工芸クラブ
29
書道クラブ
30
映画サークル
30
補助金・助成金事業報告
31
-1-
1 基本方針
■ 基本 方 針
〇 施 設 の目 的
障害者支援施設
かたくりの里は、
利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことがで
きるよう、入浴、排せつ及び食事の介護、創作的活動又は生産活動の機会の提供その他必要な施
設障害福祉サービスを適切かつ効果的に行うことにより、障害者の福祉の増進を図ることを目的とす
る。
〇 施 設 の方 針
「すべて障害者は、個人の尊厳が重んじられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有
するものとする。すべて障害者は、社会を構成する一員として社会、経済、文化その他あらゆる分野
の活動に参加する機会を与えられるものとする。」という、障害者基本法に基づき、利用者の尊厳、
人権とプライバシーを重視した対応に心掛け、充実した人生を安全で快適な生活環境のもとで過ご
せるように配慮する。また、高齢化等による2次的な障害の防止に努めると共に、地域社会との幅広
い交流を通して健全な生活が営まれる開かれた施設の運営を行う。施設の中だけで生活が完結す
ることではなく、社会の構成員として社会参加し、障害者問題に対する地域住民からの理解と認識を
深めるための啓発活動も必要である。利用者の社会生活を促進し、地域生活・在宅生活へ移行する
ために必要な援助や地域等との連絡調整を積極的に行う。
○利用者個人の尊厳を尊重し、適性、障害の特性その他の事情を踏まえて個別支援計画を作成します。こ
れに基づき利用者主体のサービスを提供するとともに、その効果について断続的な評価を実施し、利用者に
対して適切かつ効果的なサービスを提供します。
○生活の場としての施設支援サービスの提供とともに、地域生活への移行を意識した社会生活力
向上プログラムや積極的な社会参加を促進していくプログラム、日中活動を提供します。
○開かれた施設を目指し、地域交流スペースの活用と地域との連携を図ります。
2 平成21年度事業方針
( 1)「 やす ら ぎと 生 き がい 」を合 い 言 葉に 、明 る く 楽 しい生 活 空 間 を創 造 す る 。
( 2)利 用 者 のニ ー ズを 把握 し 、個 別 支 援 計 画を 策 定し 実 施 する 。
( 3)利 用 者 が積 極 的 に 社会 参 加 で き るよう 社 会 生活 力 向 上 プ ログ ラム を計 画 し実 施 す る。
( 4)利 用 者 が主 体 的 に 活動 で き る よ う自 治 会 と 協力 す る 。
( 5)利 用 者 の苦 情 等 に 対し ては 、真 摯 に 受 け止 め解 決 を図 る ように 努 める 。
○ 障 害 者 自 立 支 援 法に 基 づ く障 害 者 支 援 施 設 へ の移 行
平成18年4月1日に障害者自立支援法が施行されたことに伴い、身体障害者療護施設かたくりの
里は同法において旧法支援施設として位置づけられ、平成23年度末までに同法の障害者支援施
設へ移行することが求められていた。
-2-
このためかたくりの里においては平成21年10月1日に、次の指定を受け新体系へ移行した。
○ 指 定 障 害 者 支 援 施設 の 指 定
施設支援を行うとともに、生活介護を行う施設としての指定を受けた。
3 障害福祉サービス
■ 身体 障 害者療護施設
(平成21年4月1日~平成21年9月30日)
平成21年9月30日現在
障害程度区分
年
齢
利用者数
A
B
C
最小年齢
最高年齢
平均年齢
男性
37
18
13
6
38歳8ヶ月
79歳10ヶ月
58歳 9ヶ月
女性
15
9
3
3
39歳7ヶ月
66歳10ヶ月
56歳 5ヶ月
52
27
16
9
性別
男女平均年齢
58歳1ヶ月
療 護 施 設 稼 働 率
120
100
80
外 泊 日 数 (日 )
入 院 日 数 (日 )
稼 働 率 (% )
60
40
20
0
4月
5月
6月
7月
8月
障 害 程 度 区 分 が ABC の 3 段 階 か ら 、 1 ~ 6 の
9月
外泊日数 入院日数 稼働率%
6段階に新たに認定された。療護施設利用者の
4月
11
57
96.5
全てが施設入所支援を利用できる区分認定が
5月
6
34
95.9
され、経過措置を受ける利用者はいなかった。
6月
14
44
98.8
平成21年10月1日新体系へ移行し、施設
7月
4
11
99.8
入所支援と生活介護を提供することとなった。
8月
15
12
97.8
9月
7
35
95.8
■ 施設 入 所支援
(平成21年10月1日~平成22年3月31日)
平成22年3月31日
障害程度区分
性別
利用者数
3
4
5
年
6
最小年齢
男性
37
5
6
8
18 39歳2ヶ月
女性
15
1
2
5
7 40歳1ヶ月
52
6
8
13
25
-3-
男女平均年齢
齢
最高年齢
平均年齢
80歳4ヶ月 59歳
0ヶ月
67歳4ヶ月 56歳11ヶ月
58歳5ヶ月
施設入所支援 稼働率
120
100
80
外泊日数(日)
入院日数(日)
稼働率(%)
60
40
20
0
10月
11月
12月
1月
2月
定 員 5 0 名 ( ALS 居 室 利 用 者 は 定 員 外
3月
外泊日数 入院日数 稼働率
延べ人数
数で利用する)
10月
11
35
101
1,566
障害程度区分4(50歳以上は区分
11月
6
43
100.7
1,511
3)以上が該当する。
12月
9
46
100.5
1,557
利用待機者は9名(男8名女1名)
1月
8
42
100.8
1,562
障害程度区分認定がなく5名が保留と
2月
45
71
97.7
1,368
なった。
3月
4
56
100.1
1,552
83
293
100.1
9,116
入退所動向
平成22年1月30日付退所
■ 生活 介 護
男1名
平成22年2月15日付入所
男1名
(平成21年10月1日~平成22年3月31日)
平成22年3月31日
(地
域)
障害程度区分
3
4
5
6
利用者数
男性
14
1
6
3
3
1 19歳9ヶ月
63歳2ヶ月 45歳
9ヶ月
女性
7
3
2
0
0
2 20歳4ヶ月
61歳5ヶ月 50歳
0ヶ月
21
4
8
3
3
3
男女平均年齢
最高年齢
平均年齢
47歳3ヶ月
73名
生 活 介 護
1 0
9
8
7
6
5
4
3
2
1
最小年齢
齢
性別
全体
2
年
稼 働 率
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
施 設 入 所
地 域
全 体
1 0 月
1 1 月
1 2 月
1 月
-4-
2 月
3 月
施設入所 地 域 全 体 延べ人数
施設入所利用者者は区分4(50歳以上は
区分3)以上、地域生活(通所等)利用者
10月
98.2
34.6
78.1
1382
は、区分3(50歳以上は区分2)以上が
11月
98.1
39.9
77.7
1360
該当する。
12月
98.2
38.2
73.8
1405
支給量は施設入所、地域ともに月数-8日
1月
97.6
38.2
77.1
1397
営業時間は8:30~17:00年中無休
2月
94.9
36.1
76.9
1198
ただし、土日と年末年始の送迎サービスは
3月
96.7
38
78.2
1196
実施しない。
■ 短期 入 所
(平成21年4月1日~平成22年3月31日)
平 成 2 1年 度 利 用 登 録 者 数
地
区
男性 女性
21名
男 性 1 6名
女性 5名
短期利用の理由 (人)
特 記 事 項
西蒲区
6
1
介護者の負担軽減(7)
生活介護併用
5
西
区
2
1
介護者の負担軽減(5)
生活介護併用
2
燕
市
5
3
介護者の負担軽減(7)
生活介護併用
6
入所待機
1
本人希望(1)
加茂市
1
0
介護者の負担軽減(1)
年間1回
田上町
1
0
介護者の負担軽減(1)
入所待機 生活介護併用
長岡市
1
0
介護者の負担軽減(1)
利用1回
定員5名で併設福祉型短期入所サービスを提供した。
月
利用者数 利用日数
10 月 か ら 生 活 介 護 を 開 始 し た こ と に よ り 、 短 期 入 所 と 日
4月
12
141
中活動を併用する短期入所(Ⅱ)を算定することができ
5月
11
144
るようになったため、3分の2の利用者が生活介護を併
6月
12
135
用することができ、利用者が増加した。
7月
12
148
施設利用待機者2名が長期にわたって短期入所利用さ
8月
13
146
れていため実質3名の定員枠で、利用をコーディネイト
9月
13
136
する必要があり、地域生活支援担当者は、利用要望に応
10月
14
158
えることができないことがあり、近隣他施設の紹介や調
11月
13
157
整する事があり苦慮した。
12月
13
156
1月
12
158
2月
13
146
3月
16
151
■ 地域 生 活支援事業(日中一時支援)
地域生活(居宅生活)されている障害者家族等の介護負担の軽減、障害者の見守りや生活の介護
を目的にサービス提供を実施した。入浴の確保、社会参加を目的にした方に対してもサービスを提
供した。
療護施設新法移行に伴い、生活介護事業へ編入した。生活介護非該当利用者2名については、
日中一時支援を継続利用していただいた。
-5-
4 職員体制
■ 人員 配 置
職 種 等
旧
法
新体系
施設長
1
1
医師(嘱託)
1
1
サービス管理責任者
看
護
3
3
作業療法士
1
1
生活支援員
4
介
■会
2
護
25
30
介護補助
2
管理栄養士
1
1
事務員
2
2
議
すこやか福祉会定例会議
月1回
運営会議
毎月第2
グループ会議
Aグループ
毎月第1火曜日
Bグループ
毎月第2火曜日
Cグループ
毎月第3火曜日
水曜日
17:00~
5 生活支援課 業務報告
■看
護
1 、 利 用 者 の 健 康 管理
①朝の申し送りから情報を得て、利用者の体調のチェックを行った。
②利用者の体重、体温、血圧測定を月1回行った。
③必要に応じて臨時に受診した。
2 、 利 用 者 の 医 療 処置
①排便チェック表に添って排便状態を把握して、必要に応じて浣腸、坐薬等で排便の介助を
した。
②膀胱洗浄、留置カテーテル交換、褥創処置軟膏処置、包交、点眼、点耳、点鼻、爪切り等
行った。
③使用した医療物品の消毒、高圧滅菌等を行った。
④医療廃棄物の管理し、処理の依頼をした。
3 、 利 用 者 の 通 院 介助
①通院の送迎を支援した。
-6-
②主治医への状態報告、主治医からの指示を受け次回の予約確認をした。
③調剤薬局へ処方箋を送り、薬の受け取りをした。
④個人のカルテに受診内容の記録を行い、必要事項はケース記録等でスタッフに伝達した。
⑤医務室の受診予定表に次回の予約を記入した。
4 、 利 用 者 の 服 薬 の管 理
①主治医から処方された薬を医務室で保管した。
②内服薬は個人別に投薬車で管理した。
③利用者の1日分の内服薬の準備を行なった。朝、昼、夕、眠前それぞれのトレーに薬を用
意した。
④誤薬を防ぐために、薬を用意した人がチェック表にサインをした。別の職員(看護師か介
護スタッフ)が薬の再確認しサインを行なった。
⑤昼の薬は看護師が与薬し、朝、夕、眠前の薬は介護職員が責任をもって利用者に支援した。
5、
嘱 託 医 診 療 の支 援
①大西洋司先生に月2回診察時、診察の介助を行なった。
②利用者の体調管理に関する相談をした。
③利用者の入退院があったときは報告した。
④インフルエンザ予防接種の準備と接種の介助をした。
⑤大西先生が主治医になっている利用者の定期処方を毎週 1 回行なった。
現在処方してもらっている 3 9人の利用者を四つのグループにわけ、毎週月曜日にファック
ス
を送り、翌週の水曜日に薬を受け取りに行った。
6 、 安 藤 医 院 (泌 尿 器 科 )の 往 診 介 助
①月2回、水曜日の午後往診していただき 14 人の方の主治医になっていただいた。10人
の方のフォーレ交換と14人の方の薬の処方を依頼した。
②往診1週間前に個人の定期薬をファックスで依頼した。
③フォーレカテーテルの交換、膀胱洗浄の介助を行った。
④月初めの診療時に往診費と利用者の請求額を集金し支払いを行なった。
7、利用者の入退院の準備および介助
①看護情報を作成し入院時用意した。
②病院に持っていく薬等の準備をし、介護スタッフに衣類等の入院準備を依頼した。
③入院中は、支援員とともに病院との連絡を行った。
④退院が決まったときは病院の担当看護師より必要な情報を受け取った。
8 、 利 用 者 の 体 重 測定 、 検 温 、 血 圧 測 定 を 月1 回 行 っ た 。
9 、 年 間 保 健 衛 生 計画 の 実 施
①インフルエンザ予防接種
施行日:平成21年
10月19日、11月2日、11月26日
接種人数:利用者46名
-7-
職員は各自で病院、または大西医院で接種を行なった。
②新型インフルエンザ予防接種
施行日:11月16日、12月7日
接種人数:利用者42人
③健康診断
年2回
〇 1 回目実施日:平成21年8月21日(木)
午後13時30分~15時30分
健診項目:検尿、採血、心電図、血圧測定、診察
参加人数:50名
〇2回目実施日:平成21年2月18日(木)午後13時30分~15時30分
健診項目:検尿、採血、心電図、血圧測定、診察
参加人数:55名(ショートスティ3名を含む)(参加されなかった方は、入院中5名、
体調不良2名)
胸部レントゲン撮影:3名
9 、 ス タ ッ フ 研 修 の実 施
①吸引方法、バイタル測定等の説明。
②新入職員へのオリエンテーション。
1 0 、 そ の 他 ・・・処置 に 使 用 す る 薬 剤 、 医 療材 料 、 物 品 等 の 購 入 及 び管 理 。
11、反
省
○経管栄養を行う利用者が6名になった。
○大西先生に利用者39人の主治医になっていただく。利用者の症状によっては他の医療機
関への紹介状を書いていただきスムーズ受診をすることができた。
○利用者の健康診断が昨年同様に行えた。
○インフルエンザやノロウィルスなどの施設内での感染がなくすごせた。
○利用者によっては、持病の悪化による入院や手術などが数例あった。
○今まで排便の介助をしていた方の中で、更に排便がスムーズに行えない方が増えてきたよ
うに感じられる。
医療機関受診等一覧(平成21年4月~平成22年3月)
人
内
科
数
回
数(日)
病院別受診状況
病
院
(平成21年4月~平成22年3月)
名
受診件数
外来
39
53
県立吉田病院
75
入院
4
182
岩室温泉病院
309
整
形
外来
16
14
外
科
外来
7
7
入院
1
22
信楽園病院
4
外来
14
18
坂井眼科
1
入院
4
108
西蒲メディカル病院
6
皮 膚 科
外来
3
2
さくらざわ眼科
3
耳 鼻 科
外来
15
16
新潟市民病院
1
婦 人 科
外来
19
27
いわぶち整形
10
泌尿器科
-8-
燕労災病院
大西医院
6
11
入院
精 神 科
1
51
おおくら耳鼻科
外来
20
16
金子医院
1
入院
1
8
三条済生会病院
1
477
296
新潟大学付属病院
4
外来
14
歯
科
眼
科
外来
15
16
安藤医院
3
脳 外 科
外来
2
4
下越病院
1
入院
1
68
新潟医療センター病院
1
外来
15
しまがきクリニック
2
入院
5
132
大島病院
2
外来
642
469
佐潟荘
入院
17
571
神経内科
合
計
-
計
14
20カ所
469
■ 機能 訓 練
1.活動内容
○リハビリテーション実施計画書の策定、モニタリングの実施。
平成 21 年 10 月よりリハビリテーション実施計画書の策定、実施を開始し、3 ヶ月に 1 回
の更新を行った。
○様々な作業活動の提供。
機能訓練質を開放し、実施計画書に策定されている他にも、希望があれば、作業活動を提
供し、行っていただいた。
○リハビリ委員会との連携を図り、日中活動等の計画、立案、実行の補助。
日中活動を中心に連携し、多くの利用者に日中活動に参加していただいた。
○福祉用具・補装具の選定、管理、申請など
利用者にあった福祉用具・補装具の選定から管理までを、業者と連携し行った。
2.反
省
リハビリテーション実施計画書を基に、大きな事故も無く行うこと出来たが、計画書を策
定していても、参加が少ない利用者もおり、参加の促し方が不十分であったこと、リハビ
リ委員会との連携の
ほかにも、他職種との連携が不十分で、機能訓練事業の円滑な活動
が、行われないことがあったため、他職種へのリハビリテーション実施計画書の周知徹底
を図り、より円滑な活動と他職種との情報交換
に努める必要がある。
■ 生活 支 援
1 . 個 別 支 援 計 画 の取 り 組 み
①生活支援員が分担し計画書の作成を行うことにより、より円滑に計画書を作成することが
できた。
②カンファレンスを利用者および看護師・作業療法士・管理栄養士など各専門職種の参加に
て実施したことにより、利用者のニーズに対し職種間の連携をはかりながら支援内容を検
討することができた。
③中間評価を6ヶ月後、終了時評価を12ヶ月後に実施。
再アセスメントを、前回作成したアセスメントシートを基に実施したことで、利用者の思
いや身体状況の変化を収集しやすくなった。
-9-
④中間評価を取り入れることにより、より円滑に支援を行なうことができた。
⑤同意困難な利用者に対しての同意の取り方に関し、家族宛に郵送等で同意を頂くことによ
り解消することができた
⑥完成したケアプラン一式は、支援計画作成会議録と共に回覧した。
⑦ケアプランマニュアルの更新
課
題
○完成したケアプランの実施について、職員の認識が薄く、援助内容が統一されないあるい
は実施されないことがある。結果、利用者の生活や心身の不安定を招いてしまう。
○職員がケアプラン内容を把握できるよう、周知の仕方を工夫し、担当職員を中心に全職員
がケアプランに基づいた支援を実施できるようにしたい。
2 .外 出 支 援
目
的:外出することにより気分転換を図り、他の利用者と親睦を図る。
時
間 :1 1 :1 5~ 1 6: 3 0
日付
行き 先
4月 26 日 施 設 周辺
散歩
参加 者 職 員
備
考
2
2
5月 14 日 ユ ニ クロ 、パ ン 屋( 県 央)
2
2
5月 19 日 小 新 サテ ィ
3
3
5月 26 日 イ オ ン新 潟南
2
2
5月 28 日 レ ガ ーロ
1
1
6月
2
2
1
1
7月 23 日 釣 り (寺 泊)
1
1
8月 21 日 小 新 サテ ィ
2
2
8月 24 日 ア ピ タ新 潟西
2
2
8月 31 日 新 潟 空港
1
1
9月
2
2
1
1
2
2
1 0月 27 日 里 味 、ウ オロ ク 、コ メ リ( 吉田 )
2
2
1 1月 24 日 吉 田 、弥 彦
1
1
2月 23 日 ケ ー ズ電 気( 燕 三条 )
1
1
延 期実 施
2月 25 日 小 新 サテ ィ
1
1
延 期実 施
3月
2
2
延 期実 施
3月 16 日 ア ピ タ新 潟西
2
2
延 期実 施
4月
2
3
延 期実 施
2 日 小 新 サテ ィ
6月 25 日 障 害 者生 活ス テ ーシ ョ ン
サン ロ ード (新 潟 市)
6 日 レ ガ ーロ
9月 15 日 こ と ぶき 寿司 ( 西区 )
1 0月
3日 施 設 周辺
散歩
9 日 小 新 サテ ィ
6 日 小 新 サテ ィ
平成21年9月に予定していた外出支援については新型インフルエンザ流行に伴い大型店舗や感
染拡大地域への外出を避け施設近隣で実施したり、流行が終息するのを待って実施した。
- 10 -
■介
護
グ ルー プ会 議の 実 施
グループリーダーの役割は、会議が円滑に進行するように議題を調整する。又、その場
の中心となって活発な議論が行われるように会議をコントロールする。
会議自体は6~7名の少人数制の為、誰もが意見・意思を出しやすく、活気溢れる会議
にできることが特徴である。
活動報告
A グループ
1、会議内容
・ケアプラン更新にあたってのカンファレンス…21件
・全体支援について…4件
・講習会…3件
・研究発表への取り組み…5件
2、研究内容について
・テーマ:職員の意識向上・改革を目指した取り組みについて
・内
容:職員には自身の内省に関して、利用者には職員の仕事に関してのアンケートを
実施。アンケートを集計して課題・問題を明確にし、意識向上へのきっかけ作りを行っ
た。
今年度はその課題や問題を一つずつ解決させ、結果が出せるよう努める。
3、反省・改善点など
・会議を行うにあたっての下準備が不足したりなどし、内容の薄い会議が多くあった。
グループ会議のありかたを見直し、より施設にとって有益な話し合いが出来るよう努め
る。
・A グループは何を目標とし、何を成していきたいかというビジョンを明確に持ち、メ
ンバーの結束を強くする。
B グループ
○議
題
・研究発表に関して
6
・個別支援計画に関して
8
・利用者個人の支援計画に関して
1
・伝達講習
1
○研究についての報告
・テーマ:誤嚥性肺炎を予防する取り組み
・内
容:完全経腸栄養の利用者が年々当施設でも増えてきている現状の中で、口腔内の清
潔を保つ事の重要さを改めて認識できた取り組みでした。また口腔清掃のやり方も今まで
舌ブラシと歯磨きといったやり方でしたが、濡れガーゼを使ったやり方で行うことに見直
され、ジェルを取り入れたことで、口腔内外の保湿にも努めることができるようになった。
これらの取り組みを他の経腸栄養者にも還元でき始めていることが一番の成果だと思われ
る。
体位交換を行うことにより、自然排痰を促すことがわかり、褥瘡予防にもなった。
- 11 -
しかし体位交換の時間や角度等により辱蒼への懸念も考えられる為、今後は様子観察し
ていき、より良い援助につなげていければと思う。
○反省・今後の取り組みについて
・グループ編成後、主に研究発表に時間を費やしてきたが、各利用者へ深くアプローチす
ることができ、とても有意義な取り組みを行えた。またその中で各職員がそれぞれ責任を
持って取り組めた事でグループ内もまとまり一体感ができたことは良かった。
・各個人が問題意識を持ち議題を持ち寄ってくれたが、事前にできていなかったので、今
後は早めに提出してもらい参加できない職員にも意見を仰ぎたい。(リーダーが声掛けを
しながら促していく)
・各職種と連携がうまくとれていなかったので、連携を図ってより良い話し合いにしてい
きたい。
C グループ
1、会議内容
・終了時評価、カンファレンス・・・
・中間評価・・・
7件
4件
・研究発表に向けての取り組み(日中活動について)・・・
・講習会・・・
6件
4件
・施設の支援について・・・
3件
2、研究について
テーマ:エンジョイ日中活動
内
容:日中活動に参加している利用者が固定しているため、参加者を増やすことと日
中活動の充実を目標に研究した。日中活動の取り組みは、TVゲームの導入、介護職員
の貼り付け、利用者への声掛け徹底、日曜日の日中活動の実施を行うとともに、利用者、
職員に対してアンケートを実施した。際だって参加者の増加は見られなかったが、利用
者が希望する活動に楽しんで取り組むことができるようになった。マニュアルを作成し、
現在の日中活動が継続できるように取り組んでいく。
3、反省、課題
・主に研究発表に向けての話し合いが多く、利用者個人や施設向上に向けての話し合い
がなされてなかった為、今後は幅広い視野で話し合いをしていくようにする。
・会議に参加していない職員に対し、伝達が不十分な場面が多々あったのでグループ全
員が会議内容の詳細まで把握できるように努める。
■栄
養
活動内容1
実施月
行事食
内容
4月 施設開所日(赤飯)
健康教室
実施日
内容
22
調味料や食品に含まれる
選択メニュー
給食会議
参加数 開催日 参加数
7
15
1
塩分量
(桜餅、温泉饅頭、ゼリー)
5月 端午の節句(柏餅)
27
食べられる雑草
7
20
1
6月 選択メニュー
24
水分を摂りましょう
8
17
2
- 12 -
(サンドウィッチ、混ぜご飯)
魚の日(鮎料理)
7月 七夕献立(七夕そうめん)
22
土用の丑の日(うなぎ料理)
8月 選択メニュー(南蛮漬、牛じゃが)
どうして七夕に素麺を
8
22
2
7
19
2
16
3
食べるの?
26
9月 敬老の日(赤飯)
「噛む」ことの大切さ
未実施
秋分の日(おはぎ)
10月
28
さつま芋の話
7
21
2
11月 ラーメン屋台(味噌、醤油)
25
新聞に載った健康情報
7
18
2
21
脳トレ~魚偏の漢字当て
5
16
1
27
脳トレ~魚偏の漢字当て
6
20
2
24
花粉症対策
3
17
2
25
花粉症対策
2
17
2
選択メニュー
(混ぜ込みチャーハン、ピザトースト)
12月 すし屋台
クリスマスメニュー選択
(鶏ももロースト、鶏の唐揚げ)
大晦日(折り詰め)
1月 正月(おせち)
鍋料理(すき焼き、キムチ、海鮮)
2月 選択メニュー(ポークソテー、海老チリ)
鍋料理(すき焼き、カレー、石狩)
3月 すし膳
春分の日(おはぎ)
活動内容2
実施月
栄養帳簿関連
調理レク
実施日
内容
参加数
4月 嗜好調査
5月
6月
9
ピザトースト
26
7月
8月
11
パフェ
36
9月 嗜好調査
28
ポテトピザ
18
11月 荷重平均栄養量算出
19
ポッポ焼き
29
12月
16
ケーキをデコレーションする
32
2月
10
チョコバナナ
27
3月
30
クレープ
28
10月
1月 栄養情報を新潟市へ報告
栄養ケアマネジメント
10月より本格的に開始し、入所者、生活介護利用者に対して栄養スクリーニング(3 ヶ月サイ
クル)
・栄養モニタリング(低リスク:3ヶ月、中高リスク:1ヶ月サイクル)を行い、栄養ケ
ア計画(3 ヶ月サイクル、変更の時は、その都度)を立て健康管理に努めてきた。
- 13 -
健康状態を把握する為に体重測定、食事調査は欠かせないのであるが、毎日の食事調査はお
ろか月一回の体重測定も全員に行うことが出来なかった。体重測定、食事量調査の重要性が全
職員に周知されていないことが原因ではないかと思われるので、次年度で改善を図りたい。
また、経口維持加算Ⅱを摂食障害・嚥下障害のある利用者に対して加算していたが最初6名だ
ったのが、経口摂取が出来なくなり胃瘻造設し完全経腸栄養法に切り替わったことで、3名に
まで減った。しかし、栄養を口から摂るのと胃に直接入れるのでは、前者のほうが栄養の吸収
がよいので、今後も利用者全員が、出来る限り経口摂取できる期間が長く続くよう支援してい
きたいと思う。
まとめ
・給食会議には、毎回利用者から参加していただいているが、一人で参加されるより、二人で
参加されるほうが意見が活発に聞かれ、会議が有意義に進行するので次年度も複数の利用者に
参加していただきたいと思っている。
・健康教室は、
「脳トレ」をした時は、参加利用者は楽しそうにしていた。しかし、長年、管理
栄養士のみで行っており、利用者に新鮮な情報を提供しようとテーマを考えてきたが、マンネ
リ化が原因なのか終盤は参加者が激減した。次年度からは、多職種で行う。
・行事食は、予定になかった「クリスマスメニューの選択」など、選択メニューを回数多く行
った。利用者からは、選択するのが面倒くさいという声も聞かれたことがあったが、それを言
った人もご馳走を前にすると喜んでくださっていた。
・鍋料理では、今回はじめて「すき焼き」
「カレー鍋」をやったが、両者とも大好評だった。
すし屋台、すし膳は、毎回、何かしら問題があって美味しさに欠けていたが、今回はどちらと
も大変好評であった。
・ラーメン屋台は、2 種類のラーメンを用意した。こちらも好評であった。
・調理レクは、毎回参加者が多く好評であった。参加者数は、生活支援の利用者数に影響され
る。
・前年度より関わる職員数が増え、複雑な料理に挑戦することができた。
■ 生活 支 援業務委員会
職 員 の 業務 分 担 と して の委 員 会 活 動報 告 。
○自治会
<活動内容>
・毎月第4木曜日「利用者と施設の話し合い」の司会進行。
・自治会が休止となった為、行事を縮小し自治会の意見箱をなくした。
・月間予定表の貼りだし。
利 用 者 と 施 設 の 話し 合 い
実施日
参加人数
4 月 23 日 ( 木 ) 37 名
内容
5 月より介護体制について、早番 4 名遅番 4 名に変更する。
年間行事計画予定のお知らせ。
5 月 28 日 ( 木 ) 35名
冷暖房の機械が古くなった為室外機の一部交換を 6 月に行う
予定。6 月のミニミニ運動会のお知らせ。
- 14 -
新体系移行に伴う認定調査日の予定のお知らせ。
6 月 25 日 ( 木 ) 36 名
7 月のオセロ交流会のお知らせ。
7 月 23 日 ( 木 ) 37 名
オセロ大会表彰式。新潟市に新体系移行の開始届けを提出し
たことのお知らせ。8 月の花火のお知らせ。
8 月 27 日 ( 木 ) 32 名
色々な行事に積極的に参加してほしいとの呼びかけ。
9 月 24 日 ( 木 ) 35 名
10 月 1 日 よ り 『 身 体 障 害 者 療 護 施 設 』 か ら 『 障 害 者 支 援 施 設
かたくりの里』に名称が変わり新体系に移行する。
10 月 22 日
36 名
24 時 間 テ レ ビ よ り 、 日 産 セ レ ナ が 当 選 す る 。
33 名
12 月 か ら ス ポ レ ク を 開 始 す る お 知 ら せ 。
32 名
利用者の高橋義孝さんが短歌の部で新潟県知事賞を受賞した
(木)
11 月 26 日
(木)
12 月 24( 木 )
ことの報告。
1 月 27 日 ( 水 ) 35 名
1 月 29 日 よ り 月 1 回 相 談 支 援 専 門 員 が 来 て 、 利 用 者 の 皆 さ ん
の疑問点などについての相談会を開催するとのお知らせ。
2 月 25 日 ( 木 ) 28 名
自 治 会 の ア ン ケ ー ト を と っ た 結 果 、 賛 成 27 名 、 反 対 15 名 、
不 明 10 名 だ っ た 為 、 22 年 度 は 自 治 会 を 実 施 し て い く 予 定 。
しかし、役員不在の為行事ごとに利用者数名と協力して行っ
て い き 、 自 治 会 費 は 残 金 30 万 円 の 為 今 年 度 は 徴 収 し な い こ と
を報告する。
3 月 25 日 ( 木 ) 31 名
自治会費の出し入れについては、その都度報告し年度末には
利用者から監査役をして頂き共に確認すること、職員への慶
弔金はなしとすることのお知らせ。
行
事
・ミニミニ運動会 6 月 16 日(火)
利用者を紅白2チームに分け実施。
玉入れ、パン食い競争を行った。
・花火大会 8 月 19 日(水)19 時~
かたくりの里畑側駐車場にて花火大会を行った。
・文化祭 11 月 2 日(月)~
8 日 (日)
会議室にて、期間中 10 時 30 分~ 15 時 30 分まで作品展示した。
・クリスマス会 12 月 24 日(木)
ケーキ、ジュース会食
・節分2月 3 日(水)
1 階デイルームにて、豆まきを行った。
反省・感想
今年度は、自治会が休止のため行事を縮小して行ったためか利用者の活気がなかった
様子である。
アンケートで、喫茶の要望が聞かれたため来年度は 3 回ほど開催する予定。
各行事の担当職員を多く決めていたが、全員での話し合いもなかなかできずまとまり
にくかった為、来年度は 2 ~ 3 名と行事係 3 名と利用者数名で話し合う。
- 15 -
〇 ボ ラ ンテ ィア
活動報告
内 容 等
日
程
参加ボランティア
人数
お茶会
5月21日
本田幸子様
他
7名
たまねぎ染め
6月22日
遠藤洋子様
民謡
6月30日
丸山ルミコ様
蛍と野外コンサート
6月27日
国際福祉医療カレッジ様
10名
演奏会
7月10日
新潟西おやこ劇場様
2名
たまねぎ染め
7月14日
遠藤洋子様
1名
学生ボランティア
8 月 17,18,19 日
山口雄大様
1名
記念樹の柿贈呈式
10月17日
渡辺一男様
1名
他
15名
岩室小学校卒業生様
6名
1名
音楽療法
10月27日
永野留美子様
演奏会
11月24日
阿部民夫様
藍染め
12月9日
遠藤洋子様、
1名
岩室保育所発表会
12月15日
岩室保育所様
28名
学生ボランティア
12月18日
本間様
1名
門松作り
12月28日
佐藤正様
他
5名
餅つき会
1月10日
渡辺一男様、石添一儀様
2名
繭玉作り
1月12日
佐藤正様
他
5名
音楽療法
1月12日
永野留美子様
1名
業務ボランティア
1 月 25 日 ~ 3 月 19 日
丸山弥生様
1名
他
3名
その他
・ボランティア募集チラシの配布。
・年賀状の送付。
・だいろへの繕い物配達の確認。
【反省と課題】
・慰問ボランティアが少なかったので、もっと積極的に声を掛けていきたい。
・クラブ活動の先生や日中の業務を手伝ってくれるようなボランティアも募集して行きた
い。
〇防
災
防災計画に基づいて防災訓練、防災教育を実施した。
活動報告
日付
実 施内 容
4 月2 7 日
防 災教 育
5 月1 2 日
・ 春期 夜 間想 定避 難 訓練
6 月2 6 日2 8日
防 災教 育
夜 間想 定 避難 訓練 の 説明
備考
2 7日 7名
2 6日 6名
春 期夜 間 想定 避難 訓 練の 反省 と 排煙 装 置
- 16 -
28 日7 名
の 操作 確 認
7 月3 0 日
緊 急連 絡 網訓 練( メ ール )
1 3時 40 分 スタ ート
8 月2 7 日
防 災教 育
2 7日 5名
9 月2 5 日2 9日
秋 期総 合 避難 訓練 の 説明
10 月 1 3日
秋 季総 合 避難 訓練
11 月 2 8日
秋 季総 合 避難 訓練 の 反省 と火 災 時の 防 災 2 8日 6名
車 いす 階 段昇 降訓 練
2 5日 4名
29 日3 名
設 備の 確 認
12 月 2 2日
赤 電話 、火災 報 知器 の使 用 方法 の確 認
2 2日 5名
1 月2 6 日
緊 急連 絡 網( 携帯 電 話)
1 9時 45 分 スタ ート
2月 24 , 26 日
防 災教 育
2 4日 5名
ポ ータ ブ ル電 源・ 防 災備 品の 説 明
2 6日 4名
防 災教 育
3 0日 5名
3 月3 0 日
担 架の 使 用説 明と 階 段昇 降訓 練
反
省
防災教育の出席数があまりよくない。そのため防災に関する色々な事が職員に周知徹底
されていない様に思う。22年度は防災教育の回数を増やしたり、参加への呼びかけを
増やしていきたい。
2月に発電機の代わりにポータブル電源を購入したので、発電機を今後どう活用する
か検討したい。
〇広
報
活動報告
4月 かたくり通信18号を作成・印刷し、発行した。
7月 かたくり通信19号作成。
8月 かたくり通信19号を印刷、発行した。
11月 かたくり通信20号作成。
12月 かたくり通信20号を印刷、発行した。
3月 かたくり通信第21号の文章や写真を決める。
<感想、反省>
・ホームページを更新していけるよう準備し、手掛けていく。
・写真の貼り出しの希望が聞かれた為、手掛けていく。
・来年度も利用者の方々に楽しんでいただけるような広報を作成していく。
〇研
修
施設外研修
日
時
参加報告
研 修・ 会 議内 容
場所
出席 者
4 月2 7 日
障 害福 祉 関係 施 設長 会
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
施設 長
5 月1 0 日
新 潟県 理 学療 法 士会 研修 会
新 潟医 療 福祉 大学
八町
- 17 -
5 月1 6 日~ 17 日
栄 養マ ネ ジメ ン ト研 修会
ホ テル 大 野屋 (静 岡 県) 五十 嵐
6 月5 日
県 身協
ホ テル ニ ュー オオ タ ニ
藤井 施設 長
施 設長 ・ 庶務 担 当課 長会 議
長岡
増田
関 東・ 甲 信越 地 区身 障協
ホ テル ニ ュー オー タ ニ
藤井 施設 長
総 会及 び 施設 長 会議
長岡
増田
6 月1 1 日~ 12 日
新 任職 員 研修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
阿部 正幸
6 月1 2 日
人 事労 務 セミ ナ ー( 第一 回 ) 新 潟県 経 営者 協会 会 館
6 月1 7 日~ 19 日
全 身協
6 月1 9 日
県 身協 庶 務担 当者 会 議
ニ ュー オ ータ ニ長 岡
6 月2 3 日
人 事労 務 セミ ナ ー 第 2講
( 社) 新 潟県 経営 者 協会 大越
7 月2 日 ~3 日
新 任職 員 研修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
渡辺 諒
7 月4 日 ・1 8日
社 会福 祉 会計 簿 記講 座
県 央地 場 産セ ンタ ー
藤井 施設 長
7月
介 護福 祉 士実 習 指導 者研 修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
萩野
7 月9 日 ~1 0日
中 堅職 員 基礎 研 修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
佐藤 未来
7 月6 日
第 1回
新 潟市 万 代市 民会 館
五十 嵐真 由 美
7 月1 4 日
人 事労 務 セミ ナ ー
新 潟県 経 営者 協会 会 館
大越
7 月1 6 日~ 17 日
中 堅職 員 専門 研 修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
本多
相浦
7 月2 4 日
県 身協
桐 樹園
熊倉
大野
7 月3 0 日~ 31 日
新 任職 員 研修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
高橋
8 月2 0 日~ 21 日
中 堅職 員 専門 研 修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
大平
8 月2 8 日
西 蒲区
巻 地域 保 健福 祉セ ン ター 藤井 施設 長
6 月1 1 日~ 12 日
4 日~
5日
第1 回 総会 並び
研究 大 会
大越
く にび き メッ セ( 島 根) 岡本
土田
大越
7 月2 5 日~ 26 日
栄養 管 理指 導会
職員 研 修会
障が い 福祉 施 設連 絡会 議
8 月2 8 日
小林
増田
労 働時 間 管理 ・ 労働 基準 法 に 新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
大越
係 る説 明 会
9 月2 日
第 2回
衛生 管 理指 導会
新 潟市 万 代市 民会 館
9 月3 日
新 潟県 福 祉サ ー ビス 第三 者 評 新 潟県 庁
行 政庁 舎
五十 嵐
藤井 施設 長
価 受審 事 業者 研 修会
9 月3 日
平 成2 1 年度 バ ザー 講習 会
新 潟市 万 代市 民会 館
五十 嵐
9 月4 日
社 会福 祉 施設 運 営管 理者 研 修 新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
藤井 施設 長
9 月5 日 ・1 9日
社 会福 祉 会計 簿 記講 座
県 央地 場 産セ ンタ ー
藤井 施設 長
9 月8 日
安 全運 転 管理 者 講習
西 蒲区 交 通安 全セ ン ター 増田
9 月9 日
バ ザー 講 習会
白 根学 習 館
9 月1 5 日
指 定障 害 福祉 サ ービ ス事 業 者 新 潟県 自 治会 館
五十 嵐
藤井 施設 長
集 団指 導
9 月1 7 ~1 8日
第 32 回 関ブ ロ
川 越プ リ ンス ホテ ル
増田
1 0月 1 9日
サ ービ ス の質 の 向上 に向 け た 全 国社 会 福祉 協議 会
増田
~ 20 日
研 修大 会
地 方研 修 講師 養 成研 修会
1 0月 2 8日
県 サー ビ ス管 理 責任 者研 修
1 1月 6 日
新 任衛 生 管理 者 実務 セミ ナ ー 新 潟ウ ェ ルネ ス
1 1月 2 4日
県 サー ビ ス管 理 責任 者研 修
2 5日
1 1月 2 8日 29 日
朱 鷺メ ッ セ
新 潟県 自 治会 館
星野
大越
講堂
星野
( 分野 介 護)
社 会福 祉 士実 習 指導 者講 習 会 新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
- 18 -
増田
阿達
1 2月 1 2日
摂 取・ 嚥 下リ ハ ビリ テー シ ョ 新 潟県 歯 科医 師会 館
海津
ン セミ ナ ー
1 2月 4 日
福 祉サ ー ビス に 関す る苦 情 解 新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
藤井 施設 長
決 研修 会
1 月6 日
高次 脳機能障害支援従事 者研 修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
増田
1 月7 日
高次 脳機能障害支援従事 者研修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
吉田
1 月2 6 日
県 身協
ニ ュー オ オタ ニ長 岡
大越
1 月2 8 日
障 害者 権 利条 約 セミ ナー
新 霞ヶ 関 ビル
藤井 施設 長
1 月3 0 日~ 31 日
介 護福 祉 士実 習 指導 者講 習 会 新 潟青 陵 大学 短期 大 学部 武石
庶務 担 当者 会議
吉田
2 月2 0 日~ 21 日
2 月1 6 日~ 17 日
関 ブロ
施設 長 会議
藤井 施設 長
ホテル1テ ラスザガーデン
水戸 ( 茨 城)
2 月2 6 日
県 身協
ニ ュー オ ータ ニ長 岡
藤井 施設 長
施 設長 ・ 庶務 担 当課 長会 議
増田
2 月2 6 日
社 会福 祉 関係 職 員研 究発 表
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
熊倉 佐藤 保 坂
3 月5 日
西 蒲区
巻 地域 保 健セ ンタ ー
藤井 施設 長
障 がい 福 祉施 設 連絡 会議
増田
3 月9 日
メ ンタ ル ヘル ス 研修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
増田
3 月1 0 日
コミュニケーションスキルアップ研修
新 潟ユ ニ ゾン プラ ザ
髙橋
3 月1 5 日
改正 育児・介護休業法等 説 明 会 土 地改 良 会館
施設内研修
日時
6月 8日
藤井 施設 長
実施報告
研修 内容
講師
栄養 ケア マ ネジ メ ント 伝達 講 習
五十 嵐
出席 者
亀 山、 若 月、 大野 、
北 川、 八 町、 船山 、
藤 口、 大 平、 阿達
7 月2 2日
全 国身 体 障害 者施 設 協議 会
研究 大会
岡 本、 土田
伝達 講習
平 、阿 部 朝、 五十 嵐
8月 4日
大野
県 身協 職 員研 修 会
8 月1 1日
八 町、 高 橋、 阿達 、 大
若 月、 本 多、 海津 、
相 浦、 阿 部ま
伝達 講習
熊倉
萩 野、 佐 藤、 渡辺 、 岡
本 、諸 橋
関 東・ 甲 信越 地 区
1 0月 9日
亀 山、 藤 口、 海津 、
身 体障 害 者施 設職 員 研修 大 会
阿達
伝達 講習
1 1月 1 9日
小 林、 岡 本、 五十 嵐 、
吉田
心 肺蘇 生 法・ AE D 取り 扱 い
西 蒲消 防署
亀 山、 藤 口、 星野 、
講 習会
岩室
土 田、 阿 達、 北川 、
阿 部ま 、 田辺
1 1月 3 0日
ノ ロウ ィ ルス に関 す る講 習 会
佐 藤、 吉 田、 阿部 主
五 十 嵐管 理 栄養 士
- 19 -
任 、星 野 主任 、船 山 、
阿 達、 亀 山係 長
1 月1 2 日
萩 野、 有 坂、 保坂 、
「摂 取・ 嚥 下リ ハ ビリ テー シ ョン
1 月1 9 日
阿 部朝 、 田辺 、河 合
セミ ナー 」 伝達 講 習会
海津
2 月2 日
若 月、 船 山、 佐藤
堤 、本 多 、土 田、 小
林 、阿 部 主任 、熊 倉
藤 井施 設 長、 増田 、
3 月1 7 日
グル ープ 研 究発 表
若 月 、海 津 、熊 倉
(全 身協 研 究大 会 応募 選考 会 )
萩 野、 亀 山、 星野 、
藤 口、 吉 田、 五十 嵐 、
田 辺、 船 山、 高橋 達 、
土 田、 諸 橋、 阿達
〇 図 書 ・購 買
<図
書>
・岩室図書館より本を借用した
21年4月23日
2月14日
10冊
7月5日
14冊
9月20日
11冊
22年
11冊
・年1回、本の利用者にアンケートを実施した。
現在購読している雑誌については、変更はしなくてよい。
今後購入してほしい本はあるかについては、個人の嗜好が強いため個人購入をお願
いした。
図書に関して望むことは、特になかった。
・在宅図書サービスの活用について、1名の利用があった。
反省・感想
・本をかりる際の記録用紙が不徹底のため、本を紛失してしまった。(後日図書館へ連
絡をしたところ、返却されているという回答があった。)記録用紙記入の働きかけを
行う。
・新しい雑誌の購入の希望があったが、デイサービスにある雑誌の利用が終了したら2
階で利用させてもらうようにする。
・本を借りるときや新しく本を購入するための資料にするため、常時「図書への意見
箱」を設置する。(自治会との話し合いの場で説明する。)
<購
買>
・毎週月曜(むつみ屋)、火曜(温泉病院売店)に購入希望のファックスを送信した。
水曜(むつみ屋)、土曜(温泉病院)に品物を受け取る際、支払い等の援助を行った。
・9月27日に衣料品販売を実施した。
・レンズ付きフイルムは希望があった時に、現像に出した。
反
省
・衣料品販売は、購入した利用者が多かった。靴下やジャケット類が欲しかった等の意
見が開催後に聞かれたため、次回は事前に欲しいもののアンケートをとって対応する。
・下着、靴下のような衣類は、季節の変わり目に購入日を設定して注文を受け付ける。
- 20 -
〇環境整備
活動内容
4月
・年間清拭開始
・加湿器を片づける
・窓網戸清掃
・床のワックスがけ
5月
・ベットパット・枕・布団交換(冬掛け→夏掛け)
西側(水曜日)
南側(木曜日)
北側(金曜日)
東側(土曜日)
・衣替え移行期間
6月
・夏季大清掃計画書作成
・エアコンフィルター掃除
・暖房~冷房の切換
7月
・夏季大清掃実施(居室・車椅子)
8月
・夏季大清掃実施(スタッフルーム他)
・名無し衣類処分
・床のワックスがけ(居室なし)
9月
・上半期活動見直し
10月
・衣替え移行期間
・ベットパット・枕・布団交換(夏掛け→冬掛け)
西側(水曜日)
南側(木曜日)
北側(金曜日)
東側(土曜日)
・冷房~暖房の切換
・窓網戸清掃
11月
・冬季大清掃計画書作成
12月
・冬季大清掃実施(スタッフルーム他)
・床ワックスがけ
2月
平成22年度活動計画書作成
3月
平成22年度予算案計画書
上記以外の定例業務
・施設内環境整備
・週間日程表清掃
・洗濯室掃除
・洗濯機、乾燥機のフィルター掃除
反省と課題
・夏季、冬季の大清掃が実施期間を長く設けたが日中の業務に追われ、なかなかスムー
ズに進まなかった。
・床のワックスがけは、利用者に事前に連絡し居室を整理・整頓して対応したので、ス
- 21 -
ムーズに行われた。
・収納スペースが限られている為、来年度はより一層整理整頓を心掛けたい。
・備品などが、年々古くなり壊れやすくなってきている為、より取り扱いに心掛けるよ
う職員の周知徹底を図る。
・週間日程表は毎日の業務がスムーズに行えるように、その都度話し合い改善しながら
行うように心がける。
・利用者に毎日快適に過ごして頂く為に、住環境を快適性、安全性、機能性を考慮しな
がら生活の質を高めていけるように考えていく。
○備
品
活動内容
・消耗物品の発注と管理、購入手配
・介護用品の管理・発注
・故障・破損物等修理依頼
・備品倉庫管理
・備品管理簿と備品貸出表の作成、管理
反
省
・備品管理簿が完成したが、1 階デイ管理簿が上手く毎月更新できなかった。
・備品貸出表については、記入漏れが目立っていた為、備品の貸出しや移動時、記入の仕
方など職員への周知徹底を図っていく必要がある。
○生
食
活 (食 事
生活
リハ ビ リ )
事
・毎月の給食会議に出席した。
→利用者からの苦情・意見を給食会議の資料として作成した。
・10 月・食事介助の業務分担表を作成した。
→作成したことにより食事介助の流れが以前よりスムーズになる。
・1、2月・鍋料理(選択メニュー)の食席を決める。
・22 年度の食事の席を作成。
→ 4 月より実施する。問題が生じるとその都度検討し変更など行い、より良い
食事環境作りを行う。
<22年度の課題>
・利用者より食事について苦情や意見があがった時には、栄養士や看護師と連携をとり
ながら、利用者にとってより良い食事環境が作れるよう支援する。
生
活 ( 入 浴 、 排 泄、 整 容 )
活動内容
・入浴、整容、排泄に関わる業務全般の管理。
・各業務マニュアルの更新。
・各業務の整理。
・入浴日程表、排泄チェック表の更新、見直し。
反省など
- 22 -
・加齢や病状の進行により障害程度が重度化する利用者が増え、入浴介助がより複雑に
なってきた。入浴介助手順書を細かく更新するなど、しっかりと管理し、周知させ、
必要であれば利用者個々の介助手順の講習会も行っていく。
・備品等ハード面も整え、よりスムーズな業務の遂行を可能にする環境作りに勤める。
リハビリ
活動報告
①移乗・移動に関わることの検討
移乗機器、福祉車両の講習会(3ヶ月に1回)の実施
(移乗機器は浴室、トイレ、ALS居室で使用中)
②日中活動の計画、支援
③日中活動参加者誘導リスト作成、リハビリ誘導者リスト作成
日中活動
回数
散
週2・3回 2~3名 だいろコース
歩
参加人数 様子等
(冬 期 以 外 )
丸子山公園コース
レガーロコースを利用者や天候にあわせて行った。満
たされてる人は満たされているが全く外に出てない人
へのアプロ-チが必要
カラオケ
月7・8回 10名程 いろいろな歌を歌われ満足されている。ニーズは高い
が最新の歌が無いと不満聞かれる
ゲーム
月2回
5 ~6名 参加人数が少ないが浸透しつつある
スポレク
月2回
10名程 楽しそう、満足されている。風船バレーは特に盛り上
がり職員も共にするとさらに盛り上がる。玉いれ・サ
イコロリレーは出来る、出来ないあるため盛り上がり
不足。
書
道
月2回
8名程
ニーズは高いが毎回同じ顔ぶれだが声かけにより参加
される人もいるので声かけ必要
手工芸
反
月2回
10名程 ニーズは高い。革細工はいろいろのものを検討中
省
ゲームやスポレク等、新たな活動を行って、定着しつつあるので、内容を充実させてい
きたい。また、準備マニュアルも徹底不足だったので周知させる。
〇 福 祉 サ ー ビス あり 方検 討 会
〈活動内容〉
1、業務検討
・個別ケース検討(5件)
・施設の設備整備について
・新型インフルエンザについて
・トイレの改修について
・ショートステイ利用時の忘れ物について
・食事介助分担表の作成について
- 23 -
・リハビリテーション実施計画書作成について
・AEDの適切な管理について
・H21年度障がい福祉施設等指導監査について
・カンファレンスについて
・日中活動について
・ショートステイの医療受診について
・グループメンバー、各利用者担当の変更について
・地震、停電時の対応について
・2階トイレの環境整備について
・自治会について
・利用者の爪切りについて
・利用者の衣服等、身だしなみについて
・H22年度業務委員会について
・職員の勤務姿勢について
・健康診断について
・新潟市障がい施設入所者相談会について
・全身協全国発表大会について
・健康教室について
・H22年度あり方検討委員会の役割分担について
反省点・課題
・今年度は当日勤務者が誰でも出席できるような形式を試みたが、出席率が非常に悪く、
介護分野、各グループからの検討議題が少なかった。来年度は各グループリーダーに必
ず出席してもらうようにし、より活発な業務検討を行っていく。
2、業務マニュアルについて
〈更新時期〉
H21年12月末
〈追加・改訂箇所〉
○防災マニュアル
・停電時の対応
・消火器、消火散水栓の使用方法
・システム電源(ポータブル電源)使用方法
以上3点追加
○図書、購買マニュアル
・図書
1、在宅図書サービスの利用
・カメラの現象、焼き増し
・衣料品販売について
→
随時
以上3点追加
○備品マニュアル
・発注業者、発注方法、発注量の変更
・年末の仕事を追加
・備品倉庫管理品
・備品管理簿
追加
追加
〈反省点〉
・マニュアルの更新時期が遅かったため、講習会の開催が出来なかった。
- 24 -
・マニュアルの更新時期、講習会開催についてなどに関する取り決めの作成が出来なかった。
3 、 事 故 報 告 書 ・ ヒヤ リ ハ ッ ト レ ポ ー ト に つい て
1.はじめに
平成 21 年度は、事故の報告は無くヒヤリハット事例のみであったが、一歩間違えば
大きな事故につながる可能性がある。事故を未然に防ぐためには、ヒヤリハット事例を
分析し、改善策を見出すことにあると思われる。平成 21 年度分のヒヤリハットレポー
トの集計を行った。
2.ヒヤリハットレポート集計結果
平成 21 年度は、事故報告書が無かったため、ヒヤリハットレポートのみの集計とする。
①形態
転倒
転落
誤嚥
異食
誤薬
管 抜去
離設
褥瘡
17
9
4
4
3
13
3
1
窒息
火傷
衝突
そ の他
4
2
3
3
転倒、転落が最も多く、ついで管抜去、誤嚥、誤薬、異食、離設、火傷と続いた。褥創
については、3 月より新しくヒヤリハット事例に追加した為、1 件となっている。
②発生時刻
時
刻
0 ~1
1~2
2~ 3
3~ 4
4 ~5
5~6
6~7
7~ 8
1
0
0
0
1
2
4
4
8 ~9
9 ~ 10
10 ~ 11
11 ~ 12
12 ~ 13
13 ~ 14
14 ~ 15
15 ~ 16
1
2
4
4
8
3
2
2
16 ~ 17
17 ~ 18
18 ~ 19
19 ~ 20
20 ~ 21
21 ~ 22
22 ~ 23
23 ~ 24
3
6
5
3
3
3
0
1
発 生件 数
時
刻
発 生件 数
時
刻
発 生件 数
発生時刻は、食事時や夕方以降の職員数が減少する時間帯に多くみられる。
③発生場所
場
所
発 生 件数
居 室
食 堂
浴 室
トイレ
リ ハ室
デ イ
地域 交 流
その 他
35
10
1
3
1
1
0
2
発生場所は居室が最も多く、食堂、トイレと続いた。その他は、どこでも発生しうる事例
居室で事例は転倒、転落がほとんどとなっていた。
④原
因
確
認
5
健 康状 態
5
状 態把 握
環境 整 備
見 守り 体制
不 注意
対応 の遅 れ
18
21
10
11
7
技
量
3
利用者の身体条件に対しての環境整備の不徹底が目立ち、以前のヒヤリハット事例が活かさ
れていない状況が見受けられた。また、見守り体制が不十分な事による事例も多い。
- 25 -
⑤利用者の疾患
脳 血管 障 害
脊髄 損 傷
頭 部外 傷
12
8
9
脳
症
脳性 麻 痺
A LS
3
2
10
脳血管障害が多くなっているのは、歩行可能な方が多いが、片麻痺のためにバランス能力
の低下がみられ、転倒が多くなっているため。同じく、脊髄損傷の方は、体幹機能が弱く、
車椅子での座位姿勢をうまくとれないため、車椅子からの転落が多くなっているため。
その他の疾患は、高次脳機能障害を呈し、理解力の低下が著明なため、職員側の環境整備
が必要だが、対策が不十分なため。その他、少数は省略した。
3.形態別集計
17 件
①転倒
発生場所の多くは、居室となっていて、自立歩行か、見守りにて歩行可能な利用者に
多く発生している。歩行自立の方に関しては、利用者の不注意な事が多く、見守り自立
な利用者に対しては、見守り不足が原因となっており、職員の認識不足がみられる。同
じく、認知機能に障害を呈している利用者に対しては、声かけによる対応では、不十分
であるにもかかわらず、環境整備が不十分でその環境整備に対しての職員間の周知徹底
不足が原因となっている。
②転落
9件
転落の多くは車椅子からの転落で、体幹筋力の低下のみられる頚髄損傷の方に多くみら
れた。車椅子以外からの転落は認知機能の障害により自分で落ちてしまった方によるも
の。いずれも、移乗介助時の座位姿勢を整えたり、走行中の姿勢の崩れに早期に気付き、
対応したりすれば防げた可能性のあるものが多く、職員の車椅子座位姿勢に対しての意
識改革が必要と思われる。
13 件
③管抜去
完全抜去
4件
接続部外れ
4件
抜去の恐れ
5件
接続部外れは、利用者本人によるもので、うち 2 件が誤嚥の恐れがあるものであった。
抜去の恐れは、フォーレ使用者が一人で移乗してしまった事によるもの。
原因としては、利用者の認知機能低下によるものの他に、注入中に職員が見ていない状
況が挙げられる。そのため、同じ事例が繰り返されたり、拘束を行わなければならない
状況になっている。
④誤薬
3件
内訳は薬の外し忘れ、重複、服用時間の間違えがそれぞれ 1 件ずつとなっている。
すべて服薬済みの事例で、すべて職員の確認不足によるもの。
⑤誤嚥、窒息の恐れ
4件
内訳は、食物以外の誤嚥 2 件、食事による窒息の恐れ 1 件、口腔内の残渣物による誤嚥
の恐れ 1 件であった。
⑥火傷
2件
すべてお茶によるもので、1 件は職員の不注意、もう 1 件は環境整備不足による事例で
あった。いずれも防げる事例であった。
⑦ずり落ち
4件
- 26 -
4 件すべて車椅子乗車姿勢不良によるものであった。車椅子の変更や修理によりすべて
解決となっているが、車椅子姿勢不良は、現在もみられる為、注意が必要。
3.問題点のまとめ
今回の集計により、ヒヤリハット事例の傾向が見えてきて、その問題点は大きく 3 つに
わけることができた。
①認知機能の低下がみられる方に対しての環境整備が不十分
多くの利用者は、認知機能の障害を持っていて、声かけや指導だけでは、十分な対策に
なっていない。
②ヒヤリハットレポートや事故報告書で決められた対策が十分に取られておらず、再発を
繰り返している。
レポートに対策が記入されているのにも関わらず、周知徹底が行われないか、すぐに対
策が忘れられてしまう。または、変更になった対策の記録が残らない。
③見守りが必要な事例においての見守り体制が取れず、拘束が行われている。
食事時等に職員がいなくなる、見守りが必要で食堂にいるのに職員がいないなど、施設
側の理由により、拘束が行われている。
上記の問題点の解決のために、平成22年2月よりヒヤリハットレポート、事故報告書
の書式の変更を行い施行している。十分な対策が検討されるようにカンファレンスの項目
を付け加え、裏面には、周知徹底を図るために、職員名簿を添付した。ヒヤリハットレポ
ートの注目度は上がったが、実際に、周知徹底されているかは疑問に感じる事がある。レ
ポートの他にも業務連絡、ケース記録等で、周知徹底を促しているが、実際には行われて
いない事が多く、ヒヤリハット事例の軽減にはつながっていない現状がある。
また、見守り体制については、休憩の取り方や業務改善等で、改善が図れると思われる
が、十分な体制が整えられていない。
4.今後の課題
今回の集計で分かった問題点を解決するため、各職種での業務改善と職員全体としての
意識改革が必要だと思われる。職種間での連携はもちろんの事、業務係の積極的な活動
を行い、日々の業務の中で、忘れがちな部分まで、フォローする体制作りが必要と思わ
れる。
また、ヒヤリハットレポートを十分に活かすためにも、十分なカンファレンスの実施
と、対策の実施が十分に行われているか再評価する体制作りも必要と思われる。
今後も、あり方検討会等で、継続して問題に取り組み、事故を未然に防ぐ事に努めな
ければならない。
4、苦情解決
苦情ノート、メッセージボックスより
H21年度
苦情件数
・・・
12件
要望件数
・・・
3件
〈苦情〉
・顔拭きタオルが魚臭い
→おしぼりと顔拭きタオルが同じ種類のタオルを使用しているため、まじってしまうこと
がある。違う種類のタオルを使用することでおしぼりと顔拭きタオルをしっかり区別した。
- 27 -
・英語のあいさつをする利用者がいるのでやめさせてほしい(利用者多数)
→御本人に現状を説明し、日本語であいさつして頂くようお願いした。
・配膳車が来たら、いつまでも早出しの人の食事の世話をしないで早く配膳してほしい
→配膳が極端に遅れないように注意することを職員が周知徹底する。
・健康診断の結果に関して、異常のない利用者にも知らせてほしい。健康な利用者にも目を
配ってほしい
→看護と連携してそのように対応していく。
・昼食時、食堂で唸り声を上げる利用者を何とかしてほしい
→唸り声がひどい時は居室へ誘導させて頂く事とした。
・隣の居室の利用者が朝6時からドンドンとうるさい音を立てるため何とかしてほしい。
→音が出ないような居室環境整備行う。
・トイレ1の床が尿で汚いので何とかしてほしい。
→トイレ改修を実施することで軽減させていく予定。(H22年度実施予定)
・居室扉の開閉時の音がうるさい利用者がいるのでなんとかしてほしい
→特に就寝前の扉の開閉音が響いてうるさいので、就寝介助を頼まれた職員は本人と一緒
に居室へ行くようにした。
・文化祭で作品を発表したが、職員の反応が薄い。
→作品に限らず、本人の意欲を向上させるような声かけを職員全体として行っていく事と
した。
・居室で大声を出す利用者がいる
→カンファレンスを開催し対応するが、未だ続いている様子。
・ナースコールを何も言わないで切る職員がいる
→職員全体で気をつけていく事とした。
・2月5日に火災報知機が鳴った祭、結果誤報にも関わらず、訂正の放送をなぜ入れなかっ
たのか
→次回より気をつけるのはもちろんだが、防災委員会にてマニュアル作成、職員への周知
を義務づける。
〈要望〉
・普通食に戻してほしい
→現在の食事量が適切であるため、現状でお願いしていく。
・サンドバッグを購入してほしい。
→購入は無理だが、それに代わる器具や運動等を考えていく。
・図書コーナーにある雑誌の種類を増やしてほしい。
→図書・購買委員会で検討し、来年度予算に組み込むようにする。
〈反省点・課題〉
・苦情、要望に対する対応は検討しているが、その後の様子等含め、解決しているかどうか、
しっかりと評価できるような体制が今後必要である。
・苦情ノート、メッセージボックスの使用について、新規利用者にもその都度お知らせして
いく。
- 28 -
5、モラル
・身体拘束等廃止に向けた取り組みの実施
〈反省点・課題〉
・H22年度は身体拘束等廃止マニュアルの見直しを行い、講習会を行うことで職員の意識
改革、権利擁護意識の向上を図る。
6 クラブ活動
■ 園 芸 クラ ブ
年間活動報告
4月 1 2日 ( 日)
ジ ャガ イ モを 植え る
5月 1 0日 ( 日)
さ つま い も苗 植え
7月 2 0日 ( 日)
ジ ャガ イ モ収 穫祭
8月
3日 ( 月)
枝 豆の 収 穫祭 ・会 食 会
1 0月
5日 ( 日)
さ つま い も掘 り
<反省・感想>
・枝豆は、去年収穫した豆を植えたが腐って発芽されなかった。
そのため、別の種を植えたところ、スムーズに発芽し収穫することができた。
大好評だったため来年度も枝豆を植えたいと思う。
・ジャガイモ、さつまいもとも豊作だった。
みなさんジャガイモとさつまいもの成長と試食を楽しみにされていた。
ジャガイモは調理レクでジャガイモピザを作り、さつまいもは石焼き芋にして会食した。
・耕運機で時々畑を耕してもらったので草取りの回数が減り良かった。
・園芸用品をパイプラックで整理したので、ピロティがすっきりした。
■ 手 工 芸 クラ ブ
活動内容
ネット手芸、刺繍、ちぎり絵、押し花、ステンシル、クリスマスリース、毛糸、ひな人形
共同作品(カーテン)、皮細工
10月中旬
岩室地区合同文化祭出展
11月2日
すこやか福祉会文化祭出展
1月
活動日
礼状送付
日 中 活動 で 実 施 し 、 月 ご と に 活動 日 を 設 定 し た 。
参加利用者
15名
活動反省と課題
・行事の飾りや、地域交流スペースの棚のカーテンなどを共同作品として作ることができた。
・個人で作品を作りたい人や、メンバーとの会話が楽しみな人など、個人によって参加意識
が違うことを再確認できた。
- 29 -
・
「作る」だけでなく、メンバーとの会話を楽しむ場としても展開していきたい。
■ 書 道 クラ ブ
1.参加行事
8 月・・・にいがたフェスティバルに出展
11 月・・・文化祭、日本肢体不自由児協会美術展に出展
計 15 名
2.参加利用者
※体 調 等 に よ っ て 変 動 あ り。
3.活動内容・反省
・本年度より以前までボランティアとして来て頂いていた先生が来られなくなってしまった
ため、インターネットの無料の手本を使用し、手本として使用した。来年度は手本集を購
入し、使用していく予定。
・施設内で個人もしくは 2 ~ 3 名の作品を展示していく。
・介護職が参加できなかった日の活動記録が書かれていなかった。活動記録はクラブ終了後
に必ず記入し、次回のクラブ活動につなげる。
・施設外に作品を出展する機会がないか調べ、参加利用者の意欲につなげる。
■ 映 画 サー ク ル
平 成 21 年 4月 か ら 平 成 22 年3 月 ま で の 上 映 作 品
上映映画
参加者
4月
「おくりびと」
8名
5月
「ホームレス中学生」
7名
6月
「北島三郎コンサート」
9名
7月
「ハッピーフライト」
6名
8月
「崖の上のポニョ」
9名
9月
インディジョーンズ
10 月
クリスタルスカルの王国
「ハムナプトラ 3 呪われた皇帝の秘宝」
5名
5名
11 月
「スラムドック
12 月
「ターミネーター4」
10 名
1月
「スタートレック」
10 名
2月
「必殺3」
11 名
ミリオネア」
10 名
「ハチ」
3月
6名
10 名
「必殺4」
8名
「アマルフィ」
・今年度、映画サークルで購入した DVD
(『北島三郎コンサート』と『おくりびと』と『ALWAYS 2』を購入済み)
<平成 21 年度の感想>
2 月より毎月 2 本の映画上映となりより色々なジャンルの映画を上映できるようにな
ったため、今後も利用者の意見を取り入れながらバランスよく上映していきたい。
- 30 -
7 補助金・助成金 事業報告
■ 新潟 市 障が い者施設重度者支援事業補助金
補助事業の実施期間
平成21年4月1日~平成21年9月30日
交付変更決定額
¥ 7 24 ,6 8 0
■ 障害 者 自立支援対策臨時特例交付金による特別対策事業
・通 所 サ ー ビ ス 等 利 用促 進 事 業
新潟市
¥818,600
燕
市
¥543,600
弥彦村
¥64,000
田上町
¥7,440
¥1 ,4 3 3, 64 0
・新 事 業 移 行 促 進 事 業
新潟市
¥5 6 1, 00 0
¥286,000
燕市
¥66,000
長岡市
¥66,000
新発田市
¥33,000
阿賀野市
¥22,000
柏崎市
¥11,000
十日町市
¥11,000
三条市
¥11,000
上越市
¥11,000
妙高市
¥11,000
胎内市
¥11,000
聖籠町
¥11,000
田上町
¥11,000
■ 新潟 県 福祉・介護人材処遇改善補助金
新 潟 県
( 対象 期間 平成 2 1 年 1 0 月~ 平 成2 2 年 1 月 )
¥ 2 ,2 26 ,0 7 5
■ 障害 者 自立支援法対策事業費補助金「事業者コスト対策」
新 潟 県
¥ 1 00 ,0 0 0
■ 特定 求 職者雇用開発助成金
新潟労働局
¥ 2 00 ,0 0 0
■ 第32回「 24時間テレビ」福祉車両寄贈
「24時間テレビ」チャリティー委員会より
リフト付きバス4 WD
- 31 -
日産・セレナ
1台