コスメサイエンス メールNews資料 株式会社コスメサイエンス ヘルス&ビューティTopics Vol.01 季節の変わり目や体調、花粉などで「肌が敏感に傾く」8割。 「化粧品で肌荒れを起こした」約9割が経験あり。 化粧品購入時に気になることは「低刺激で安全」と「効果・有効性」がほぼ同数でトップ。 現代の敏感肌は“守り”だけでなく“攻め”の積極的ケアもしたい 【テーマ ・ キーワード: 肌の調子について】 <アンケート(意識調査)概要> ・アンケート方法:インターネット調査 ・アンケート期間:2009年4月1日~5月29日 ・有効回答数:1368人(10代:39人、20代387人、30代:554人、40代:280人、50代:108人) ①季節の変わり目や体調により肌が敏感な状態になったりしますか? 8割が季節の変わり目や体調の変化、花粉などの外的要因により「敏感になる」 ②新しい化粧品で肌荒れを起こした経験は? 約9割が経験あり。敏感肌では98%が経験あり。 ③肌が敏感に傾くとき、どんな症状が気になりますか? 全体では「肌荒れ」21.1%、続いて1.2ポイント差で「かゆみ」と続く。敏感肌では逆転し「かゆみ」が19.3%でトップ。 ④どんなときに肌が敏感に傾きやすいと感じますか? 全体、敏感肌とも「季節の変わり目」がトップ。敏感肌の傾向で目立つのは「新しい化粧品を使用したとき」と「花粉 や紫外線」などの外的要因。 ⑤トラブルが起きやすい化粧品は? 全体、敏感肌とも「化粧水」がトップ。2位は「日焼け止め」。 ⑥気になる肌悩みは? 全体、敏感肌ともに「シミ・くすみ」が最も気になる結果に。敏感肌でも「シミ・くすみ」が「かゆみ・赤み(炎症)」を上回 る。 ⑦化粧品購入時に気になることは? 「低刺激で安全」が23.1%でトップ。第2位は第1位と0.6ポイント差で「効果・有効性」22.5%。この傾向は敏感肌でも 同様 <このレポートに関するお問い合わせ先> 株式会社コスメサイエンス 広報室 〒351-0024埼玉県朝霞市泉水2-3-23 TEL:048-466-7088 FAX:048-466-5589 E-mail:[email protected] http://www.cosme-science.co.jp/ P1 設問①季節の変わり目や体調により肌が敏感な状態になったりしますか? 8割が「敏感な状態になる」と回答。 <グラフ1(Q1):季節の変わり目や体調により肌が敏感な状態になったり、肌の調子を崩したりしますか?(全体)(択一選択) 季節の変わり目や体調により肌が敏感な状態になったりしますか? 0% 10% 20% 30% 40% 全体(敏感肌除く) 50% 60% 70% 80% 80.1% はい 90% 100% 15.6% いいえ 4.3% 無回答 季節の変わり目や体調により肌が敏感な状態になったりしますか?(設問①グラフ1参照)については、80.1%の大多数の人 が「はい」と回答。「いいえ」と回答した人は15.6%にとどまりました。 設問②新しい化粧品で肌荒れを起こした経験はありますか? 約9割の人が「経験あり」。敏感肌では98%が「経験あり」と回答。 <グラフ2(Q2):新しい化粧品で肌荒れを起こした経験はありますか?(全体) (択一選択) 新しい化粧品で肌荒れを起こした経験はありますか? 0% 全体 10% 20% 30% 7.5% 40% 50% 60% 70% 43.5% 80% 90% 38.0% 頻繁にある たまにある めったにない 100% 11.0% 全くない <グラフ3(Q2):新しい化粧品で肌荒れを起こした経験はありますか?(肌質別) (択一選択) 新しい化粧品で肌荒れを起こした経験はありますか? 0% 脂性肌 10% 20% 6.9% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 100% 14.9% 40.6% 37.6% 90% 3.6% 11.4% 42.9% 42.0% 混合肌 1.7% 普通肌 敏感肌 5.4% 2.0% 65.5% 27.1% 頻繁にある 12.5% 39.8% 42.2% 乾燥肌 5.5% 14.6% 55.1% 28.7% たまにある めったにない 全くない 新しい化粧品で肌あれを起こした経験はありますか?(設問②グラフ2、3参照)について、「全くない」を除く“一度でも肌荒れ を起こした経験のある人”は全体で89%と約9割。敏感肌では98%が“肌荒れを起こした経験”があると回答しています。また、 「頻繁にある」と「たまにある」の合計は、全体でも5割を超えていますが、特に敏感肌では92.6%と大多数の人が新しい化粧品 で肌荒れを起こしやすい(可能性がある)といえそうです。 (※敏感肌の回答はアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎に該当する方の回答です) P2 設問③肌が敏感に傾くとき、どんな症状が気になりますか? 全体では「肌荒れ」21.1%、続いて1.2ポイント差で「かゆみ」と続く。敏感肌では逆転し「かゆみ」が 19.3%でトップ。 <グラフ4(Q3):肌が敏感に傾くとき、どんな症状が気になりますか?(全体)(複数選択) 肌が敏感に傾くとき、どんな症状が気になりますか? 0% 全体 10% 20% 20.0% 30% 40% 16.0% かゆくなる 化粧品が合わない 50% 60% 70% 80% 11.2% 4.1% 11.8% 13.5% ブツブツができる 極端に乾燥する 90% 100% 21.1% 化粧品がしみる 肌が荒れやすい 2.3% 炎症を起こす その他 <グラフ5(Q3):肌が敏感に傾くとき、どんな症状が気になりますか?(肌質別)(複数選択) 肌が敏感に傾くとき、どんな症状が気になりますか? 0% 10% 20% 30% 24.7% 脂性肌 40% 17.8% 50% 60% 70% 80% 11.6% 11.0% 3.4% 6.2% 90% 23.3% 100% 2.1% 3.2% 混合肌 20.0% 18.3% 13.9% 普通肌 20.0% 19.5% 10.0% 7.3% 乾燥肌 20.0% 12.5% 敏感肌 19.3% 14.4% 9.0% 11.6% 22.8% 1.3% 1.8% 11.4% 1.8% 28.2% 2.5% かゆくなる 化粧品が合わない 12.8% 11.5% 14.8% ブツブツができる 極端に乾燥する 15.5% 18.2% 21.1% 7.7% 7.7% 16.1% 化粧品がしみる 肌が荒れやすい 1.5% 4.6% 炎症を起こす その他 どんな症状で肌が敏感だと感じますか?(設問③グラフ4、5 参照)について、全体では「肌荒れ」が21.1%でトップ。続いて 1.2ポイント差で「かゆみ」と続き、第3位は「ブツブツ」16.0%でした。敏感肌では「かゆみ」が19.3%でトップ。続いて「肌あれ」 16.1%、「炎症」15.5%と続きました。 (※敏感肌の回答はアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎に該当する方の回答です) 設問④どんなときに肌が敏感に傾きやすいと感じますか? 全体、敏感肌とも「季節の変わり目」がトップ。敏感肌の傾向で目立つのは「新しい化粧品を使用したと き」と「花粉や紫外線」などの外的要因。 <グラフ6(Q4):どんな症状で肌が敏感だと感じますか?(全体)(複数選択) どんなときに肌が敏感に傾きやすいですか? 0% 全体 10% 27.6% 季節の変わり目 生理前 その他 20% 30% 40% 50% 16.9% 60% 19.6% ストレスを感じたとき 新しい化粧品を使ったとき P3 70% 16.8% 80% 90% 7.0% 11.2% 100% 0.8% 体調が悪いとき 花粉や紫外線などの外的要因 <グラフ7(Q4):どんなときに肌が敏感に傾きやすいと感じますか?(肌質別)(複数選択) どんなときに肌が敏感に傾きやすいですか? 0% 10% 20% 30% 22.7% 脂性肌 40% 50% 60% 24.3% 70% 21.0% 80% 90% 18.8% 100% 2.8% 9.4% 1.1% 5.2% 27.8% 混合肌 16.6% 33.3% 普通肌 乾燥肌 16.3% 30.2% 16.3% 19.4% 21.1% 16.2% 23.7% 敏感肌 20.2% 15.9% 19.8% 17.2% 季節の変わり目 体調が悪いとき 新しい化粧品を使ったとき その他 15.4% 13.2% 9.9% 0.8% 2.8% 9.8% 0.8% 5.5% 14.9% 11.7% 1.2% 14.3% 0.5% ストレスを感じたとき 生理前 花粉や紫外線などの外的要因 どんなときに肌が敏感に傾きやすいと感じますか?( 設問④グラフ6、7参照)について、全体、敏感肌とも「季節の変わり目」 がトップ。第2位「体調が悪いとき」、第3位「ストレスを感じたとき」と続きました。敏感肌の傾向としては、他の肌質と比べ最も 目立つのが「新しい化粧品を使用したとき」。そのほか「花粉や紫外線などの外的要因」に他の肌質と比べ弱いこともうかがえ ます。 (※敏感肌の回答はアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎に該当する方の回答です) 設問⑤トラブルが起きやすい化粧品は? 全体、敏感肌とも「化粧水」がトップ。2位は「日焼け止め」。 <グラフ8(Q5):トラブルが起きやすい化粧品は?(全体)(複数選択) トラブルが起きやすい化粧品 0% 全体 10% 20% 15.7% 30% 21.5% クレンジング・洗顔類 日焼け止め 40% 50% 7.6% 13.7% 化粧水 スペシャルケア 60% 70% 19.3% 美容液 メイクアップ化粧品 80% 90% 6.4% 13.7% 乳液・クリーム類 その他 <グラフ9(Q5):トラブルが起きやすい化粧品は?(肌質別)(複数選択) トラブルが起きやすい化粧品 0% 脂性肌 10% 19.4% 20% 30% 17.1% 40% 50% 6.5% 14.7% 混合肌 15.8% 22.8% 6.9% 13.1% 普通肌 16.6% 21.7% 6.4% 13.6% 乾燥肌 15.7% 敏感肌 13.8% クレンジング・洗顔類 日焼け止め 21.0% 20.8% 7.6% 9.8% 化粧水 スペシャルケア 13.1% 15.1% 60% 70% 90% 100% 20.0% 7.1% 12.9% 2.4% 19.4% 5.9% 13.8% 2.3% 18.3% 22.4% 16.1% 美容液 メイクアップ化粧品 P4 80% 5.5% 5.1% 8.6% 100% 14.9% 3.0% 12.0% 3.0% 14.7% 1.1% 乳液・クリーム類 その他 2.2% トラブルが起きやすい化粧品は?( 設問⑤グラフ8、9参照)について、全体21.5%、敏感肌20.8%でいずれも「化粧水」がトッ プ。続いて全体19.3%、敏感肌16.1%で「日焼け止め」が第2位でした。メイクアップを除き続いてポイントが高かったのは、全 体では「クレンジング・洗顔」」15.7%、「乳液・クリーム」13.7%と続き、敏感肌では「乳液・クリーム」15.1%、「クレンジング・洗 顔」13.8%と続きました。全体、敏感肌ともにデイリーケアでは「美容液」によってトラブルを起こす人は比較的少ないようです。 設問⑥気になる肌悩みは? 全体、敏感肌ともに「シミ・くすみ」が最も気になる結果に。敏感肌でも「シミ・くすみ」が「かゆみ・赤み(炎症)」を上 回る。 <グラフ10(Q6):気になる肌悩みは?(全体)(複数選択) とくに気になる肌悩みは? 0% 10% 20% 18.5% 全体 30% 8.0% 40% 50% 19.9% 乾燥 シワ 毛穴 60% 11.7% 70% 11.6% 80% 90% 11.5% かゆみ・赤み(炎症含む) ニキビ・吹き出物 その他コメント 100% 17.7% 1.2% シミ・くすみ たるみ <グラフ11(Q6):気になる肌悩みは?(肌質別)(複数選択) とくに気になる肌悩みは? 0% 脂性肌 混合肌 普通肌 10% 6.1% 20% 11.9% 15.6% 12.7% 乾燥肌 16.2% 6.5% 5.3% 27.1% 敏感肌 21.3% 30% 20.4% 40% 50% 8.3% 14.4% 乾燥 シワ 毛穴 70% 23.0% 11.1% 25.1% 6.7% 60% 15.4% 19.6% 17.3% 80% 9.4% 13.4% 23.7% 11.9% 9.4% 13.0% 10.0% 90% 14.4% 6.7% 11.0% かゆみ・赤み(炎症含む) ニキビ・吹き出物 その他コメント 12.0% 8.6% 20.1% 16.2% 13.5% 16.2% 100% 1.4% 1.0% 1.5% 1.4% 1.2% シミ・くすみ たるみ 気になる肌悩みは?( 設問⑥グラフ10、11参照)について、全体では「シミ・くすみ」19.9%、「乾燥」18.5%、「毛穴」17.7%と 続き、敏感肌では「乾燥」21.3%、「シミ・くすみ」17.3%、「毛穴」16.2%と続きました。敏感肌の悩みの代表「乾燥」はトップだっ たものの、「シミ・くすみ」や「毛穴」が「かゆみ・赤み(炎症)」といった敏感肌に起こりがちなトラブルを上回りました。 (※敏感肌の回答はアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎に該当する方の回答です) 設問⑦化粧品購入時で気になることは? 全体、敏感肌ともに「低刺激で安全」がトップに。全体での第2位は1位とわずか0.6ポイント差で「効果・有効性」。 この傾向は敏感肌でも同様。 P5 <グラフ11(Q7):化粧品購入時で気になることは?(全体)(複数選択) 化粧品購入時の気になることは(価格以外) 0% 10% 19.1% 全体 20% 30% 9.8% 40% 50% 60% 23.1% 70% 80% 22.5% 無香料・無着色 低刺激で安全 配合成分(流行の成分や新規成分など) アルコールフリー 9.8% 90% 7.7% 100% 7.2% 0.8% 防腐剤 効果・有効性 アレルギーテスト済み その他コメント <グラフ12(Q7):化粧品購入時で気になることは?(肌質別)(複数選択) 化粧品購入時の気になることは(価格以外) 0% 脂性肌 混合肌 普通肌 乾燥肌 敏感肌 10% 20.5% 17.6% 22.9% 20.1% 18.3% 20% 30% 8.8% 9.3% 40% 50% 9.6% 10.4% 70% 25.6% 22.0% 11.0% 60% 23.7% 25.9% 22.7% 23.6% 24.1% 無香料・無着色 低刺激で安全 配合成分(流行の成分や新規成分など) アルコールフリー 23.5% 100% 5.1% 4.2% 0.9% 7.6% 6.7% 0.6% 10.2% 5.0%3.9% 1.1% 9.2% 9.0% 90% 11.2% 10.3% 23.2% 14.2% 80% 11.9% 6.2% 7.1% 0.7% 11.3% 0.9% 防腐剤 効果・有効性 アレルギーテスト済み その他コメント 化粧品購入時で気になることは?( 設問⑦グラフ11、12参照)について、全体、敏感肌ともに「低刺激で安全」がトップに。全 体での第2位は1位とわずか0.6ポイント差で「効果・有効性」でした。敏感肌では「低刺激で安全」に続いて「無香料・無着色」 18.3%、「効果・有効性」14.2%と続きました。全体では「低刺激で安全」でありながらほぼ同数で「効果・有効性」を求める結果 となりましたが、「無香料・無着色」も“低刺激”と捉えると敏感肌でも「低刺激で安全」でありながら「効果・有効性」を求める傾 向は同様です。 設問3で肌が敏感に傾くときの気になる症状が「かゆみ」と回答した敏感肌でも、設問6で気になる肌悩みについて「シミ・くす み」が「かゆみ・赤み(炎症)」を上回る結果からも、敏感肌を含む全ての肌質でシミやくすみケアのようなアクティブなケアが求 められていることがうかがえます。肌の調子が悪いときは「炎症、かゆみ」を抑えることが優先になる敏感肌ですが、肌の調子 がよいときは、新陳代謝がスムーズに行われない敏感肌に起こりがちな「シミ・くすみ」といった悩みが気になるようで、肌悩み もその時々の肌の状態により複雑です。設問1で敏感肌はもちろん、全ての肌質で“季節の変わり目や体調などで肌が敏感に 傾く“人が8割にのぼり、現代の肌は不安定な(敏感)状態になっている人が大多数といえますが、現代の敏感肌は「低刺激」 の”守り”だけではなく、「効果・有効性」を求める“攻め”の積極ケアも望んでおり、現代の敏感肌の悩みは複雑化しているよう です。 (※敏感肌の回答はアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎に該当する方の回答です) 「不安定な肌」とは・・・季節の変わり目や体調、環境などによって肌の調子が悪くなり、普段しみない化粧品がしみたり肌が不 安定な(一時的に敏感肌と同じような症状が出ることもある)状態に傾く肌。 「敏感肌」とは・・・環境や化粧品などの特定の成分や特定の要素によりトラブルを起こしやすい肌。 今回の調査結果の“敏感肌”は、アトピー性皮膚炎、日光アレルギーなどのアレルギー性皮膚炎であると回答された方の回答 です。 P6
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