3月19日 - 学校法人東洋英和女学院

春 を 招 く 雨 が 降 る 3 月 19 日 土 曜 日 に 東 洋 英 和 女 学 院 大 学 大 学 院 の 学 位 授 与 式 が 六 本
木校地で執り行われました。人間科学研究科博士後期課程 1 名、人間科学研究科修士
課 程 24 名 、 国 際 協 力 研 究 科 修 士 課 程 5 名 、 計 30 名 に 学 位 が 授 与 さ れ ま し た 。
池田学長の式辞では 2 年前の入学式の式辞から再度、夏目漱石の草枕の冒頭「智に働
け ば 角 が 立 つ 。情 に 棹 さ せ ば 流 さ れ る 。意 地 を 通 せ ば 窮 屈 だ 」と い う 一 節 を 述 べ ら れ 、
習得した知を生かしていく重要性を述べられました。
修了生代表からはご指導いただいた先生方、学生生活をサポートしてくださった職
員の皆様への感謝の言葉が伝えられました。互いに切磋琢磨した仲間とともに卒業す
る喜びに溢れていたのではないでしょうか。
午後からは東京プリンスホテルへ移動して修了パーティーが行われました。たくさん
の修了生たちの喜びにあふれた雰囲気の中、お一人ずつスピーチが あり、入試の思い
出や学生生活でのご苦労を振り返り、また、思わず涙ぐまれてしまう姿を見て、充実
した学生生活を送られていたのだと感じられました。
帰るときには雨も上がり、淡く日も射しており、深い知性を身に着けて社会に戻ら
れる修了生の皆様を祝福しているようでした。今後は同じ同窓生として、共に社会に
関わっていくことが晴れがましく思える一日でした。
大学院同窓会