合併により県下の商工会が三十八に再編される 喜界町で 特産品講習会開催 、県庁 三 月 二 十 六 日︵ 火 ︶ において﹁商工会合併認可書 町村大合併に伴う商工会の合 三十八に再編され、平成の市 これにより、平成二十五年 四月一日には県下の商工会が 喜界町は豊かな地域資源を 活用した特産品開発が盛んで ﹁姶良市商工会﹂ ・ ﹁かのや市商工会﹂ 交付式﹂が行われ、合併予定 すが、地理的条件から販路が 三月二十六日に、喜界町で 製造・小売業者向けの業種別 の姶良市商工会・かのや市商 併もひとまず終了となりまし 限られているというのが現状 姶良市商工会は四月一日 に、姶良市東餅田の本所︵旧 開拓について講演頂き、特産 イザーの上水流溜氏に、販路 利道満姶良市議会議長、森義 式典には笹山義弘姶良市 長、酒匂卓郎県議会議員、玉 経済の発展に寄与する商工会 上に会員に頼りにされ、地域 は﹁これまでの旧三商工会以 ました。また、森県連合会長 その後、くす玉割りやテー プカットが行われ、出席者全 名が受講しました。 品開発に携わる事業者等十二 です。今回は県連合会アドバ 姶良町商工会︶で開所式を盛 講習会が開催されました。 工 会 の 各 商 工 会 を 代 表 し て、 た。 森義久かのや市商工会長に伊 秋 丸 紘 一 姶 良 町 商 工 会 長 と、 姶良市商工会の開所式 久県商工会連合会長等をはじ 大に開催いたしました。 め、関係者約五十人が出席し として、ますます発展するこ 員で新しい商工会の門出を祝 しました。 とを祈念する﹂と述べ、激励 ました。 秋丸紘一姶良市商工会長は ﹁県下でも大きな商工会とな た歴史を大事にしながら指導 いました。 り責任は重い。各地域で培っ 業活動や高度化する会員ニー 体制を強化し、広域化する企 来賓の笹山姶良市長は﹁合 併のメリットを生かし地域経 や市商工会﹂としてのスター 生まれ変わり、新たな﹁かの や市商工会吾平支所﹂として なお、同日鹿屋市吾平町で は﹁吾平町商工会﹂が﹁かの い自然環境を体験してもら もの造りの現場や、すばらし 持 つ バ イ ヤ ー 等 を 島 に 招 き、 発想で、販路確保に影響力を 効果が上がりにくい。逆転の 百貨店等で 講 演 に 入 り、 「 の出展イベントは経費の割に 済を先導してほしい﹂と祝辞 トを切りました。 ました。 を述べられ、期待感を示され ズに応えたい﹂と抱負を述べ 講演中の上水流アドバイザー 藤県知事より合併認可書が交 付されました。 合併認可書交付式 平成25年5月10日 み な み 風 商工連ニュース 第429号(1) 5 うな商談手法もある 」との話 に、 受講者も強く関心を持ち、 てもらい、その意見に基づき、 真っ白な状態から意見を出し 持 っ て い る も の だ。 先 ず は ている事業者は色々な意見を 年度には﹁本当に観光を考え を除くほとんどの掲載内容を 作成して、基となる町の地図 た。さらに、表紙まで独自に 選定し、掲載交渉を行いまし マップのコンセプトに沿って た。事業所の紹介コーナーも 産物販売店を回ることで地元 を上げています。 多く、その対応に嬉しい悲鳴 ルしたい等欲しいという声が い。物産展で大島紬をアピー い。都会にいる身内に送りた 頭のみならず自宅に貼りた もなされました。 活発な質問も出る講習会とな すぐに出来る事業・数年をか 小委員会で作りあげました。 にお金を落としてもらいた い、島をまるごと売り込むよ りました。 けて実行する事業等判断して 時間を要し、マップそのも のもプロが作成した洗練され い。また、奄美には龍郷のよ 当日は、森県連会長が﹁今 回の緊急経済対策は我々中小 多くの補助事業が公募・実 事 業 再 生、 商 店 街 対 策 等、 り、 ものづくりや販路開拓、 役員会を開催しました。 多くの役員から真っ先に上 がったのが﹁龍郷町観光マッ から実際にマップ作成に携わ 実際に事業を開始出来たの は二十三年度。観光部会の中 が出来ました。 出事業を活用し事業費の確保 え、交渉の結果、県の雇用創 特に文化編については、伝統 を 強 調 し た﹁ 文 化 編 ﹂ で す。 た﹁自然編﹂と大島紬や民俗 ポスターは風景を全面に配し することが出来ました。この ら観光ポスターを二種類作成 ることが出来、残予算の中か また、極力自分たちで作り 上げた結果、事業費もおさえ 過ぎません。もう一度、豊か アピールするツールの一つに れはあくまで龍郷という町を スターを作成しましたが、こ た。この度、観光マップ・ポ 信できない状態にありまし より観光地としての情報が発 この島は平成二十一年度の 皆既日食以来度重なる災害に プ作成﹂事業でした。町役場 る委員を三名選出しての小委 の龍郷柄を織っている写真が 龍郷町商工会 経営指導員 中俣 信雄 います。 報発信を行っていきたいと思 指導員として出来る限りの情 プ等のツールを用いて地元の ムページやSNS、観光マッ アピール出来るように、ホー たい。と思っています。 員会を発足。印刷事業者を選 な自然と魅力溢れる街並みを に対して事業の必要性を訴 定しました。それから実際に 町内外から評価を受けて、店 させるかを考えていきまし 所をどのようにマップに反映 つ役員自らの足で回りその名 トでした。観光名所を一つ一 観光資源の紹介﹂がコンセプ 郷の住民だからこそ知りえる ﹁ よ く あ る 名 所・ 宿 泊 所 紹 介の観光マップではなく、龍 した。 マップを作る作業の始まりで これからは、このマップを 手に島外観光客が飲食店や土 いこう﹂との部会長の方針の たものではありませんが、龍 うな小さくても魅力あふれる 企業者にとって絶好のチャン 施されています。詳しい情 平成二十一年度に発足した 龍郷町商工会の観光部会。翌 通り、真っ白な資料で第一回 郷の住民だからこそ知りえる 総会にあわせて、県下商工会 三月二十八日︵木︶城山観 光ホテルにて開催された臨時 地域力活用市場獲得等 支援事業説明会 開催 観光資源を紹介するマップと 町があることも知ってもらい 補正︶と二十五年度予算の ※大型経済対策︵二十四年度 成り得たと感じました。 の会長、事務局長、経営指導 員 等 六 十 名 出 席 の も と、 ﹁地 域力活用市場獲得等支援事業 ス。 積 極 的 に 活 用 し て ほ し 報については、商工会まで 説明会﹂を行いました。 い。 ﹂ と あ い さ つ し た 後、 全 お問い合わせ下さい。 ﹁切れ目のない対策﹂によ 国連市場開拓支援課の廣田課 事業内容説明会会場 長が事業内容の説明を行いま した。 この事業は、二百億円の基 金をもとに全国連が、 新商品・ ● 指 導 員 レ ポ ー ト 新サービスの開発や、国内外 ﹁龍郷町 の販路開拓等を支援するもの 観光マップ﹂ です。廣田課長からは ﹁今後、 の発行まで この事業以外にも様々な支援 事業が公募されるので、会員 さん等へ積極的に周知してい た だ き た い。 ﹂と協力の依頼 龍郷観光マップ 第429号(2) み な み 風 商工連ニュース 平成25年5月10日 盛り上がりを見せています。 表の活性化に寄与したいと 販売し大ヒットを記録。十月 、 XBOX360 から昨年六 PS3 月に発売され、十万本以上を うアドベンチャーゲームが ボ テ ィ ク ス・ ノ ー ツ ﹂ と い か。種子島を舞台とした﹁ロ ﹁聖地巡礼﹂という言葉を 聞いたことがあるでしょう リエーションズ︶を経営する テム開発会社︵㈱ネクストク ているのが、西之表市でシス の交渉・仲介役として活動し ゲーム発売前からメーカーと きました。その中心となって 迎ポスター制作などを行って でのアニメの先行試写会、歓 ントでのブース出展や、島内 定商品を委員会で製作して販 ティクス・ノーツの種子島限 市商工会フェスタでは、ロボ ラシの配布などから始め、同 ブースを設置。ポスターやチ ル活用し、各種イベントにて 部の役員でもあり、人脈をフ 島さんは西之表市商工会青年 ボティクス・ノーツ 普及委 員会﹂を有志五人で結成。川 い う 思 い か ら、﹁ 西 之 表 市 ロ からはアニメ ﹁ロボティクス・ 売も行いました。 東京・ 種子島観光協会では、 秋葉原で行われたゲームイベ ノーツ﹂が全国フジテレビ系 川島令考さんです。 ● 人 ・ 街 ・ ロ マ ン 列で放映され、ゲームを体験 平成25年5月10日 地巡礼﹂と称して訪れていま ファンの方が今種子島へ﹁聖 之表市の登場回数が少ないこ 場する場所の確認を行い、西 川島さんは同ゲームをいち 早くクリアしてゲーム中に登 し、西之表市民の間にも徐々 道で献身的な活動が功を奏 Iターン者である川島さん を中心とした普及委員会の地 地域社会に貢献するために出 り上げ、活気づけ、さらには 前向きに一歩進んで会社を盛 ②内容は? ただき、秋から冬にかけて約 者、各木材市場等の協力をい 社 は、 南 九 州 地 区 の 伐 採 業 既存の薪納入業者は小規模 でかつ高齢者が多い。一方当 ㈲東村木材の 東村裕二さん スケールメリットを活かし、 す。 員会﹂が設立されました。川 来ることはないか、と常々思 島さんは同委員会でも中心的 に作品が浸透していき、昨年 子町・南種子町よりもはるか な 存 在 で す。 ﹁ 今 後 も、 イ ベ と、またその後の聖地巡礼者 に 少 な い こ と を 知 り、 ﹁ぜひ 案していた。 全島を周ってほしい﹂という 経営指導員 上萩原 好孝 西之表市商工会 す。 て開発していく﹂と意欲的で 方々や商工業の方々と協力し 島限定の関連商品を商店街の な仕掛けづくりを行い、種子 を行い、来島者が増えるよう ント等を通じて種子島のPR に﹁ロボティクス・ノーツ委 児島県ではなじみ深い飲料水 ﹁ 愛 の ス コ ー ル ﹂ や﹁ ヨ ー グ ルッペ﹂なども登場。今、種 子島は﹁聖地﹂として大変な 「おじゃり申せ、種子島!」 ポスター 思い、自身が住んでいる西之 十二月、同市商工会では正式 ゲーム・アニメの中では忠 実に島の風景が描写され、鹿 ﹁ぜひ全島を周 っ て ほ し い ﹂ と 話す川島令考︵ の り た か ︶ 氏 の動向調査で、西之表市への 課題が多いことから、当社の 当 社 は、 従 業 員 の 高 齢 化、 設備の老朽化、後継者問題等 ①きっかけは? 曽於市財部町南俣 ㈲東村木材 鰹節生産用の薪製造 販売及び薪ストーブ 設置販売事業への進出 ● 経 営 革 新 承 認 企 業 紹 介 入込客数が、同じ島内の中種 した方、アニメを観た多くの み な み 風 商工連ニュース 第429号(3) 鹿児島県中小企業共済協同組合 TEL099(225)4218 鹿児島市名山町 9-1(県産業会館 5 階) FAX099(227)3595 ホームページ http://www.synapse.ne.jp/kenkyosai 救出当時の感動を後世に語 り継ぎたいと隣接して建立 普通車 1,000 円 軽自動車 550 円(月々)の掛金で人身事故の場合 300 万円まで補償!(対物見舞金もあります) されたクジラのモニュメン ト﹁座礁クジラの記念碑﹂や ﹁大浦特産品販売所ふるさと 館﹂と共に新たな地域観光資 源として活用され、地域活性 いる。 化に役立つことが期待されて 自動車保険等に関係なく契約者(あなた)にお支払い 一千トンの仕入を行っている して展示する施設﹁くじらの 県共済の自動車 県共済の自動車 共済 ため、一日最大十四パレット 南さつま市の「くじらの 眠る丘」 ・クジラの骨格標 本展示施設がオープン 平成十四年一月に旧大浦町 の小湊海岸に十四頭のクジラ が座礁し、一頭救出、十三頭 眠る丘﹂が南さつま市大浦町 事故 費用 の薪の生産が可能であり、高 品質の薪を大量に一括納入で きるというスケールメリット を持っている。そこで、供給 量が不足の傾向にある鰹節生 産用の薪に特化して製造販売 を行うことによって付加価値 を高めていく。 が死亡した。十年を経過した 今年三月、座礁したマッコウ 鰹節生産用の薪製造販売を 継続することにより、安定し にオープンした。 ③今後の抱負は? た地元の雇用の場を作りた クジラ︵一体︶を骨格標本と い。さらには、現在計画中の まで 鹿児島県内 各商工会 お問い合わせは 薪ストーブの販売に積極的に への補償分 同施設には、座礁した時の 救出作業や海底沈下処理作業 30,000円 への補償分 相手側 取り組み、燃料としての薪の ㈲東村木材の材木置場 契約者側 対物担保 特約共済金 風景の記録写真パネルも展示 されている。 座礁クジラの記念碑 ● 一 枚 の 写 真 需要の安定確保に努めたい。 座礁クジラの骨格標本 展示施設「くじらの眠る丘」 第429号(4) み な み 風 商工連ニュース 平成25年5月10日
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