2016年2月1日 渋谷地域における CLT の実施について JMRA 会員各位 一般社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会 拝啓 貴下益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。 さて、今般、渋谷地域における CLT の実施について、渋谷警察署の交通課を訪問して、現 在の渋谷警察における取扱い等をヒアリングして参りましたので、御報告させていただきま す。 ヒアリング結果 -----------------------------------------------------------------------------------<道玄坂地区以外について> ・路上でスクリーニングやアンケートそのものを実施するなど歩行者の妨げとなるような道 路交通法に抵触する行為がないかぎり、アンケート勧誘行為そのものは道路使用許可の対 象とはならない。 ・チラシ配りをする場合には、チラシ配りを目的とした道路使用許可を取得しなければなら ない(逆に、チラシ配り目的で申請があった場合には、実際にチラシ配りにする限り受け 付ける。)。 <道玄坂地区について> ・道玄坂地区については、「チラシ配り」名目であっても、アンケート実施を目的とする限 り道路使用許可を出す予定はない。 ・2015年秋から会場側がルールを策定してアンケート勧誘行為を実施していることは交 通課も認識している。しかし、現時点でアンケート調査に関するトラブル情報は入っていな いため、交通課としても、少なくとも現時点までは、貸スペース協議会が策定したルール (以下「会場ルール」とします。具体的内容は下記をご参照ください。)に基づいてアンケ ート勧誘行為が実施されているかぎり、歩行者の妨げにはなっていないものと評価してい る。 -----------------------------------------------------------上記ヒアリング結果を踏まえ、当協会として、渋谷地域における CLT(街頭でのリクルート勧 誘)の在り方について、以下のとおりとさせていただきます。 <道玄坂地区以外について> 当協会としては、渋谷警察署に対して「アンケート実施」を目的とした道路使用許可を求め てきたところです。しかしながら、そもそも道路使用許可の有無にかかわらず、路上でスクリ ーニングやアンケートそのものを実施するなどの歩行者の妨げとなる行為は道路交通法違反行 為として許されない行為です。その意味で、道路交通法違反行為とならないかぎり、アンケー ト勧誘行為そのものは道路使用許可を申請する必要がないと渋谷警察署が判断したことは CLT (街頭でのリクルート勧誘)の実施において、特段の影響はないものと考えます。 会員各位におかれましては、歩行者の妨げとなるような道路交通法違反行為をすることなく、 また、地域商店の活動の妨げとなることなく、円滑に CLT(街頭でのリクルート勧誘)を実施 1 するようお願い申し上げます。 なお、CLT(街頭でのリクルート勧誘)の実施に際してのチラシ配布は必須ではありません が、もしチラシ配布を実施すると決定した場合には、渋谷警察署の指導に従い、道路使用許可 を取得して下さい。 <道玄坂地区について> 上記ヒアリング結果にあるとおり、道玄坂地区においては、会場ルールに基づいてアンケー ト勧誘行為が実施されているかぎり、歩行者の妨げにはなっていないことが確認できました。 従前、当協会は、道玄坂地域における CLT (街頭でのリクルート勧誘)実施については、2015 年 5 月 8 日付「渋谷地域における CLT の実施について」において、「原則として街頭リクルー トではなくプレリクルートを推奨」としてまいりましたが、今後は、上記ヒアリング結果を踏 まえ、プレリクルートのみならず、会場ルールと同程度の歩行者の妨げとならない厳格なルー ルを策定の上これを遵守して実施される CLT (街頭でのリクルート勧誘)も、会員各社の判断 のもとに実施することを推奨いたします。 但し、もし今後再び道玄坂地域での街頭リクルート勧誘が歩行者の妨げとなるような事態が 生じれば、さらに道玄坂地域での CLT (街頭でのリクルート勧誘)実施が困難となることが予 想されます。道玄坂地域で CLT(街頭でのリクルート勧誘)を実施するに際しては、歩行者の 妨げとならない厳格なルールを策定の上、これを遵守して実施するようお願い申し上げます。 以上 <参考> 会場ルールの具体的内容 2
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