環境にやさしい石炭利用 1 3E同時実現は国際社会の重要課題 エネルギ-資源 可採年数 石炭 155年 ウラン 天然ガス 石油 (再生可能エネ) 85年(*) 67年 41年 ∞ データ出所:BP統計2004,URANIUM2003 *:高速増殖炉で、副生プルトニウムの利用により、 ウラン利用効率を約30倍に高められる。 エネルギー安定供給 環境保全 Energy Security Environment Protection 持続的経済発展 Economic Sustainable 2 Growth エネルギ-源多様化と排出CO2削減 化石エネルギー クリーン利用 • 石炭,石油 • 超重質油,VR • LNG,LPG等 核エネルギー 利用拡大 • 核燃料リサイクル 自然エネルギー 利用拡大 • 太陽光(熱),風力,水力,地熱 • 波力,潮力,海水温度差 • バイオマス エネルギー変換 高効率化 • ボイラ,IGCC,ガスタービン • 内燃機等 • 燃料電池,複合サイクル エネルギー変換 核エネルギー有効利用 • 高速増殖,核融合 • 核熱利用(高温ガス炉) • 信頼性,安全性向上 エネルギー変換 自然エネルギー有効利用 • 発電 • 液体燃料化(バイオマス) 3 CO2回収・貯留 • 吸着,吸収,膜分離 • 深海貯留,海中拡散, 地下貯留 • 森林,藻類への固定 電気,動力,熱, 光・化学エネルギー の有効利用 • 電力利用拡大 • 代替燃料化 • 高効率冷暖房 • 太陽光利用 • 廃熱利用 等 アジアのエネルギー消費の実績と予測 石炭 石油 今後、ますます増加 天然ガス 原子力 再生可能エネルギー 水力 4 エネルギーバランス エネルギー自給率 主要国のエネルギー供給比率 100% 80% 60% 40% 20% 0% 原子力 100% 再生可能 エネルギー 80% 天然ガス 60% 40% 石炭 20% 石油 0% 日本 韓国 韓国 日本 ドイツ ドイツ フランス フランス アメリカ イギリス イギリス アメリカ 5 インド インド 中国 中国 各化石燃料のCIF価格の相対比較 ※価格はCIF価格 原油 LNG 価格差 一般炭 6 石油代替燃料製造への潮流 ○ 石油・随伴ガスは、 2015年頃以降、燃料供給が減少し、価格 が上昇。供給減少・価格上昇領域への準備が必要。 ○ 埋蔵量が豊富な石炭を、石油や随伴ガス(LPG)の代替燃料 に合成し利用していく技術の普及が必要。 炭素が多い燃料 2000 2010 2020 2030年 石 炭 タール 各燃料の市場普及 の限界ライン 石 油 供給・価格安定領域 随伴ガス 天然ガス 水素が多い燃料 7 供給減少・価格上昇領域 石炭採掘と輸送(例) 8 排煙処理設備 脱硝設備 ボイラー内での石炭燃焼 電気集塵器 脱硫設備 煙突 NH 3 脱硝設備 排ガス 脱硫設備 二酸化炭素(CO2) (アンモニア) 煙突 クリーンガス 硫黄酸化物(SOx) ボイラー 煤塵 排ガス - - 集塵器 NOx 空気 + マイナスイオン 灰分 - - 石こう 空気 SOx 触媒 + 煤塵 + - 煤塵 + プラスイオン 未燃焼カ-ボン NH3 - 排ガス NH3電源 NOx 水蒸気(H2O) N2 クリーンガス H2O (水) 集じん極 9 放電極 窒素酸化物(NOx) + ポンプ N2(窒素) 石灰と水 の混合液 クリーンガス 石炭の利用用途を広げる石炭ガス化 ガス化炉 石炭 H2 合成ガス 発電(ガスタービン、 ボイラー、発電機) CO 液体燃料 酸素または空気 及び水 ガスの 合成 化成品原料 10 CO2の回収と貯留 化石 燃料 CO2発生源 (火力発電所など) CO2輸送 CO2 回収設備 (パイプライン等) CO2貯留 CO2の貯留方法 海洋隔離 地中貯留 11 出典: Carbon dioxide Capture and Storage, IPCC Special Report 2005.09, http://arch.rivm.nl/env/int/ipcc/pages_media/SRCCS-final/IPCCSpecialReportonCarbondioxideCaptureandStorage.htm CO2削減に向けた基本的取組み 全世界の年間CO2排出量 将来見通し(現状放置) ・省エネルギーの促進 ・化石燃料利用の削減 ・石炭のクリーン利用と CO2の回収と貯留 ・原子力と再生可能エネルギー の利用増加 ・電力の利用拡大 (電力へのエネルギーシフト) 「2050年にCO2排出量を半減」 するための年間CO2排出量 現在 2020 2030 12 2040 2050年 御清聴有難うございました。 13
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