久石譲氏プロフィール１９５０年１２月６日生国立音楽大学作曲科に在学中より、現代音楽の作曲家として活動を始める。１９８４年の映画「風の谷のナウシカ」以降、「となりのトトロ」など宮崎駿監督の９作品の音楽を担当するほか、滝田洋二郎監督「おくりびと」、北野武監督「ＨＡＮＡ−ＢＩ」など数々の映画音楽を手がけ、２０１０年李相日監督「悪人」では日本アカデミー賞７度目の最優秀音楽賞を受賞。海外でも韓国映画「トンマッコルへようこそ」や中国映画「おばさんのポストモダン生活」で最優秀音楽賞を受賞するなど、日本を代表 ⒸKazumi Kurigami する作曲家として国内外で高く評価されている。２００３年「風の盆から」（ＮＨＫ・第５８回文化庁芸術祭参加作品）、２００９年「坂の上の雲」（ＮＨＫスペシャルドラマ）などテレビ番組の音楽も手掛けている。また、１９９８年「長野パラリンピック冬季競技大会」総合プロデューサーとして式典・文化イベントの総合演出を担当。２００４年に新日本フィルハーモニー交響楽団と「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ」を結成し、初代音楽監督に就任。２００８年８月、「久石譲 in 武道館−宮崎アニメと共に歩んだ２５年間−」では管弦楽と混声合唱・児童合唱、吹奏楽、マーチングバンドを含む総勢１２００名の大規模編成を指揮・ピアノ共演するなど、作曲だけでなく、指揮・演奏、プロデュースをも手掛け、ジャンルにとらわれない独自のスタイルを確立して活躍している。２００９年からクラシックの指揮者としても本格的な活動を開始。「久石譲クラシックス・シリーズ」では、積極的にクラシック音楽を取り上げたコンサートを開催し、ライヴ盤「JOE HISAISHI CLASSICS」としてアルバム CD 化。近年、本名の「藤澤守」名義による作品も発表するなど、その活動は留まることを知らない。１９８１年「MKWAJU」から２０１０年「Melodyphony」まで多数のソロアルバムをリリース。２０１１年６月以降、東日本大震災チャリティーコンサートを東京、大阪、パリ、北京で開催し、同コンサートを収録したライヴ盤「The Best of Cinema Music」リリース。被災地への楽器支援を行っている。２００９年紫綬褒章受賞。２０１０年国立音楽大学招聘教授。