予習シリーズ理科 5 年上 15 回総合 解説 止 <演習問題集 練習問題> れい 有名な真空鈴の実験です。予習シリーズ第 11 回音と光(1)を読めば,実験内容は理解できるはず 1 なので,ここではくわしく解説しません。 問 1 (ア) 問 2 (エ)→完全に真空にはならないのと,鈴をつったひも(金属)を鈴の振動が伝わるので,全く聞 禁 こえなくなるわけではない。 問 3 (ウ) 問 4 真空 2 ようじょうたい 問1 葉状体 浮くのと同じしくみです。 問 3 (ウ) 載 問 2 (ア)→上面が水をはじくことで,表面張力によって沈みません。水面に一円玉をそっと置くと, 問 4 条件がほとんど変わらないもの 2 つを選びます。A と B は日光・肥料・畑の土の 3 つの条件が違 い,C と D は肥料・畑の土の 2 つの条件が違います。ここで,畑の土には肥料が含まれていること を考えると,C と D は条件がほぼ同じだということがわかります。→(イ) 断 転 問 5 E→増えないどころか,この条件では普通かれてしまうのでは?? 問 6 対照実験。調べたい条件以外は全て同じでなければなりません。→(オ) 問7 ①問 4 から,ほぼ同じ数の 21 と 22 は,それぞれ C か D ということがわかります。 ②問 5 より 1 は E。 ③残りは A と B だが,B は光が当たらず,C は当たるので,3 が B で 13 が A。 無 したがって,A:(ウ) B(イ)となります。 加藤理数学院 1 予習シリーズ理科 5 年上 15 回総合 解説 実験 A [説明]の条件を表にしてみると,右の ① ○ ようになっている。 ② ○ ○ 問 1 ④は発芽の 3 条件のうち,「光」 ③ がないので発芽しません。→- ④ ○ 問 2 発芽した①と⑤を比べると,共通 ⑤ ○ ○ ○ ○ してあるのは,A・C・D。 B C D E 発芽 ○ ○ ○ + ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ あるとわかる条件 - 空気・適温・光 - 水・適温・肥料 + 禁 1 止 <演習問題集 応用問題> これが,発芽の 3 条件,水・空気・適温のいずれかということになります。 問 3 問 2 の答と③・④を比較して考えます。D は,発芽の 3 条件のうち,③にも④にもあるものなので, 「適温」。③の残りと発芽した①を比べると,C は「空気」で B は「光」→A は「水」。したがって 2 載 水は A で肥料は E とわかります。(もちろん,他にも切り口はあります。) イ 問 1 温度による溶解度の変化が大きいものを選びます。→○ ウ 問 2 グラフを読むだけです。→○ 問 3 同じくグラフを読むだけです。水 100g にとかすとして,アが 100g とける温度を読み取ります。→ 40℃ 断 転 オ は 124 - 100 = 24g とけることがわかります。つまり,水 25g には, 問 4 問題文から,80℃の水 100g に○ 24 ´ 25 = 6g とけるので,あと, 6 - 5 = 1g とかすことができます。 100 3 ① ② ③ 問 1 右図の通り。 ①(ア) ②(キ) ③(カ) この問題を解くのには必 要ありませんが,②では光 無 の 3 原色(赤・緑・青)が合わさり,白色になることを確認しておきましょう。 加藤理数学院 2 予習シリーズ理科 5 年上 15 回総合 解説 問 2・問 3 <実験 2>は右図のよう 2F F り 離の 2 倍の位置)に置いた場合は, 光軸 反対側の 2F に物体と同じ大きさ とう りつ じつ ぞう 禁 の倒立実像が映る。本来,これは 暗記するものではなく,図のよう 2F に,ろうそく(今の場合はオレン ジ色の矢印)から光軸に平行に出 る光(赤)がレンズを通ったあと に F(焦点)を通ることと,レン F 2F F 2F 止 しょうてん きょ になります。物体を 2F( 焦 点距 F ズの中心を通る光(青)が直進することを使って作図します。ただ,この事実はテストでよく出題 載 されるので,結果を覚えておくべきです。したがって,問 2 はスクリーンの位置は 20cm(緑の点線) , 問 3 は(オ)となります。 (作図をしたことがないのなら,正確に長さを取って一度は作図しておく べきです。 ) 問 4・問 5 同様に<実験 3>を図にすると,下の図のようになります。このとき,上の図と比べて変化 するのは青色の線の角度です。すると,赤色と青色の線が交差する場所がレンズ寄りになり,ここ 断 転 に倒立実像(青色の矢印)ができる。したがって,問 4 は(ア) ,問 5 は(エ)となります。 レンズの公式 1 1 1 = + (f:焦点距離 f a b a:物体からレンズまでの距離 b:レンズから像までの距離) は高校物理。さすがに小学生には教えません。 まれに,レンズの上半分をおおうと, 像はどうなるか聞かれることがあり ます。この問いに対して、 「像は消え る」と答えてしまう子がいますが,像 は消えず,暗くなります。これを説明 2F F 2F F 光軸 無 したのが右の図です。 作図では,今まで解説したように赤色と青色の線だけを描き,像の位置を求めますが,実際には,赤 色の線と青色の線の間にも光はあり,この図につけ足したように,紫色の線のように進む光もあります。 したがって,上半分をおおっただけでは,青色と紫色の線の間の光が届くので,像は消えません。た だし,集まる光の量が減るので,像は暗くなってしまいます。 加藤理数学院 3
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