全母子協 ニュース - 全国母子寡婦福祉団体協議会

全母子協
ニュース
National Federation of Single Parents and Children s Welfare Associations in Japan
第
46 号
2016 年(平成 28 年)1 月発行
一般財団法人
全国母子寡婦福祉団体協議会
〒140-0011 東京都品川区東大井五丁目26番20号
アクシルコート大井仙台坂104
電話 03-6718-4088 FAX 03-6718-4087
E-mail:[email protected] URL http://zenbo.org
厚生労働省 雇用均等・児童家庭局
局 長
香 取 照 幸
新しい年を迎えて
新年、あけましておめでとうございます。
年頭に当たり、日頃よりひとり親家庭の自立支援につきまして御理解と御協力を頂いておりますことに、心から
感謝申し上げます。
現在、経済的に厳しい状況に置かれたひとり親家庭の自立支援の充実が課題となっています。昨年末には、子ど
もの貧困対策会議で「すべての子どもの安心と希望の実現プロジェクト」を決定しました。このプロジェクトは、
ひとり親家庭に対し、就業による自立に向けた支援を基本としつつ、子育て・生活支援、学習支援などの総合的な
取組を充実することとしています。具体的には、子どもの居場所づくりへの支援、児童扶養手当の多子加算の増額
や、高等職業訓練促進給付金の支給期間の延長等を盛り込んでいます。
厚生労働省としては、ひとり親家庭等の自立促進と子どもたちの健やかな成長のため、このプロジェクトを着実
に進めてまいります。皆様におかれましても、一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。
本年も皆様方にとって幸多き年となりますよう祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。
来年度以
!
やっと実現
ひとり親家庭 の
児童扶養手当 2人目から増額へ!!
現 在
2 人目………… 5,000 円 3 人目以降…… 3,000 円ずつ
!
UP
■元 母子部長さんたちのコメント
私達、全 降
母
長年の運 子協の
動が実り
ます!
来年度以降
2 人目………… 10,000 円 3 人目以降…… 6,000 円ずつ
ー 全母子協・児童扶養手当に関する運動の足跡 ー
・自分たちの事は自分たちで!との思いで署名活動をしました。
・日本の明日を担う子ども達の為に日々運動をして参りました。
・全ての大会で、さまざまな請願運動を続けた結果です。
(髙田さん・品川区)(宮﨑さん・広島市)(藤田さん・福岡県)
■今の母子部長さんたちのコメント
昭和 36 年: 運動の成果「児童扶養手当」制定(11・29)
平成 5年: 18 才高校卒まで支給要望運動
平成 9年: 所得制限大幅引き下げに対する反対署名活動
平成 10 年: 所得制限引下げ撤回の要望運動展開
平成 11 年: 〃 の請願署名国会へ陳情
平成 18 年: 減額率緩和の署名運動
100 万人以上の署名が集まる!!
・やっと届いた!継続は力。母と子に希望の虹がたくさんみえるよう、益々団結して進みましょう。
・ひとり親家庭が、真の幸せになる為の支援は何かを求め抜いて、私たちがすべき事を展開します。
(合原さん・福岡県)(引間さん・青森県)
1
in 大 阪
平成 27 年度 全国母子寡婦福祉研修大会
平成 27 年度 近畿地区母子寡婦福祉研修大会
メインテーマ 地域と共生、拓こう活動の輪
会 期
会 場
参加者数
主 催: 一財)全国母子寡婦福祉団体協議会
11 月7日 ( 土 ) 8日 ( 日 )
近畿地区母子寡婦福祉団体
シェラトン都ホテル大阪
社福)大阪府母子寡婦福祉連合会
講 演: 演題:「仏の教えと心の教育―和顔愛語」
1036 名
講師:水掛不動尊法善寺住職神田眞晃氏
11月7日・8日の両日、シェラトン都ホテル大阪
続いて行政説明の後、6地区代表の発表、コーディ
において、大阪府副知事、大阪府議会議長、国会議
ネーターと助言者を交え研修討議を行いました。
員、厚労省家庭福祉課長等にご臨席賜り、同大会を
開催しました。
7日開会式では、とかしきなおみ厚生労働副大臣
より厚生労働大臣感謝状が母子・父子自立支援員、
団体職員、母子寡婦団体に贈られ、その後、吉村マ
厚労省表彰
サ子理事長より岐阜県母子寡婦福祉連合会・渡邊ヨ
シ子会長、宮城県母子福祉連合会・佐藤愛子前会長
に理事長顕彰が贈られました。
理事長表彰
開会宣言
研修討議・長上教授
主催者あいさつ
研修討議
8日はオープニングにコーラスグループ「リリーエ
コー」の大阪情緒たっぷりの歌声を楽しみ、法善寺
住職・神田眞晃氏の講演では、お話に心を打たれま
祝辞 大阪府副知事
した。
祝辞 大阪府議会議長
続いて大会宣言、決議を採択し、閉会式では、次
期開催団体(佐賀県)の代表挨拶が行われました。
最後は全員で「今日の日はさようなら」を合唱し、
再会を誓いました。
交流会
2
平成 27 年度 全国母子寡婦福祉研修大会
平成 27 年度 近畿地区母子寡婦福祉研修大会
コーラス
大会宣言
決議
次期団体あいさつ
閉会のことば
講演
大 会 宣 言
決 議
私たち全国母子寡婦福祉団体関係者は、ここに平成27年度全国母子寡婦福祉研修
平成 27 年度全国母子寡婦福祉研修大会において、母子家庭及び寡婦等の福祉の
向上を図るため次の事項を決議し、その実現を国及び関係機関に強く要望します。
大会を開催し、母子家庭及び寡婦等の現状を認識し、その生活の安定と向上のため
1、平成25年3月に施行された「母子家庭の母及び父子家庭の父の就業の支援に関
する特別措置法」に基づき、母子家庭の自立のため自治体や地元企業で正規雇
用の拡大を図るなど支援体制の積極的な取り組みを要望します。
に組織として果たすべき役割を確かめ合いました。
しかし、時代の移り変わりとともに人々の価値観の多様化や生活の格差も拡がるな
1、ひとり親家庭の親が安心して子育てと就業の両立が出来るよう、安定した住居の
確保、保育所への優先入所や、病児・病後児保育等の施策の充実、放課後児童
クラブの優先的利用など充実した子育て支援を要望します。
ど社会の抱える課題は尽きる事がありません。一方、景気は緩やかに回復している
1、児童扶養手当制度については所得制限の収入認定額を緩和されるとともに、同居
親族の所得要件の廃止や、第2子以降の支給額の増額など、生活実態に合わせ
て見直されることを要望します。
とはいえ、依然として厳しい雇用情勢の中で貧困に苦しむ母子家庭等にとってその
1、養育費の支払い履行確保に向けて、法的整備を要望します。
1、「ひとり親家庭及び寡婦の医療費助成制度」については、各都道府県自治体によ
り、助成する内容や自己負担額に格差が生じています。居住地にかかわらず格
差なく負担をし、あるいは助成が受けられるよう、国による新たな助成制度の創
設を要望します。
実感は殆ど感じられないのが現状です。このような状況に対し、私たちは今後、更
に会の社会的な意義と役割について認識を深め母子福祉の原点である「わが幸はわ
1、所得税・地方税において、扶養親族のいない生別寡婦や未婚の母に対しても寡
婦控除と同様の控除を適用されるよう要望します。
が手で」の精神を再確認し母と子の暮らしの安定と安心のために共に手を携え地域
1、子どもの貧困対策として、子どもの将来がその生まれ育った環境に左右されるこ
とのないよう、進学を経済的に支援するための給付型奨学金制度を始めとする
助成制度を新設されることを要望します。
社会に貢献する団体として一層団結し、総力をあげて母子寡婦福祉の向上のために
1、自動販売機の設置や売店の運営管理については、「母子家庭の母及び父子家庭
の父の就業の支援に関する特別措置法」に基づき優先して母子・父子寡婦福祉
団体に発注されるよう要望します。又事業主にたいしても発注の働きかけをさ
れるよう要望します。
邁進することをここに宣言します。
平成 27 年 11 月 8 日
平成 27 年 11 月 8 日
平成 27 年度全国母子寡婦福祉研修大会 参加者一同
平成 27 年度全国母子寡婦福祉研修大会 参加者一同
ここで11月7日(土)研修討議の中から、発表のご紹介
こんにちは!佐賀県の吉野ヶ里遺
跡の近くに住んでおります柿木でご
ざいます。
ある日、突然の交通事故で私と5
歳、3歳、1歳の3人の子ども達は
24
年目にな
年
22
母子家庭となり、今年で
りました。 私は今年3月まで
間、高校で教諭を務め、今は放送大
学で看護学士と認定心理士を目指し
て学び直しをしています。
私は自分の母校で教職の正規雇用
一財)
佐賀県母子寡婦福祉連合会 柿木 智佐子さん
にすぐに就けたので、最初の1年間
3
は児童扶養手当や医療費助成も頂
4ページへつづく▶
き、大変に助かりました。2年目か
らは手当や助成もなくなりました
が、親子4人で暮らしていける給料
を頂いて感謝の日々でした。
子どもが病気をしても休むことが
出来ない採用条件だったので、私の
両親や兄弟が総動員でバックアップ
してくれました。毎朝一番に保育園
に行って早出の先生の到着を待って
は一目散に職場へ、何度急ブレーキ
を踏んだ事でしょう。夕方になると
「母子部の活動状況の現実と課題」(一部抜粋)
周りの先生方に謝り倒して一番に職
場を出て一目散に保育園へ、それで
も居残りの中で最後でした。帰って
ご飯を食べながら眠りこけ、風呂に
テーマ
平成 27 年度 全国母子寡婦福祉研修大会
平成 27 年度 近畿地区母子寡婦福祉研修大会
わ が ま ま を 言 う こ と も な く、
た。子ども達は悟ったように、
やかましく言っておりまし
︵教職︶は出来ないからね﹂と、
かれないよ。そうすると先生
ないと、よそ様の子どもは預
分の子どもがちゃんとしてい
そ様の子どもを預かるのに自
りません。私は子ども達へ﹁よ
しい、厳しいだけの私しか知
この繰り返しで、子どもは忙
迎え、また一日の始まりです。
理の仕事をこなしながら朝を
準備やテストの採点・成績処
片づけ・洗濯・翌日の講義の
よ う で す。夜 中 に 目 が 覚 め、
つけたつもりが先に寝ていた
しまう。よく子どもを寝かし
も入らずまっ黒けのまま寝て
必要に迫られている方がいま
会員さんにも受験生を抱えて
は何箇所もあります。うちの
運営されている会が、現在で
全国では学習塾を母子会で
ております。
ら良いかと、いつも頭を痛め
母子会にする﹂にはどうした
いママさんの頑張る心に響く
魅 力 あ る 会 に な る の か﹂﹁若
私 の 地 域 が、﹁ど う す れ ば
動をされているのです。
を上手に使ってたくさんの活
どこの母子部も自立支援策
した。
の勢いを羨ましく思う日々で
した。それは、他県の母子部
会へ参加をする機会がありま
代表として全国や九州の研修
私は4年間、佐賀県母子部
た。
ばよいのかを考えてみまし
人ひとりに届くにはどうすれ
用﹂がひとり親家庭の皆様一
自立支援策 目指そう正規雇
私はこのテーマ﹁活かそう
ホ ー ム ペ ー ジ や ツ イ ッ タ ー、
動や施策の内容を届ける為に
の母子寡婦連合会の様々な活
現在、若いママさん達にこ
すことは期待できません。
が制度や会のことに関心を示
用出来ないので、知らない人
申請しないと貰えないし、利
ない現状です。日本の制度は
合会の存在を誰も教えてくれ
はもちろん、この母子寡婦連
ひとり親になってもこの制度
ん 達 に 届 い て い な い の で す。
知らないのです。若いママさ
が、大部分はそのことを全く
をたくさん行われています
佐賀県の母連でも自立支援
いと思います。
剣に取り組まなくてはいけな
の教育問題の格差などを、真
コミで言われている貧困家庭
する日々です。今こそ、マス
て行かないだろうかと、妄想
できれば口コミで仲間が増え
いった課題一つひとつを解決
ています。手探りでも、こう
は経済的に大変だ﹂と言われ
ん。
組んでいくことしかありませ
き直して、ひとつ一つに取り
況ですが、しっかり母体を築
策がなかなか見つからない状
〝今〟を 打 開 す る た め の 方
た。
大会でお願いしてまいりまし
ませんと、佐賀県大会や九州
出来ないことはまちがいあり
う。今のままでは会の存続が
世代交代を考えて行きましょ
してこの輪が出来た時に次の
現状は大変だと思います。そ
手をつないで輪になれない
を連れてきて下さい。
とり親さんは両方の手に2人
を誘って来て下さい。若いひ
でいいですからひとり親さん
のように、寡婦の皆様は1人
婦、未 来 へ つ な ぐ 世 代 の 輪﹂
今年度のテーマ﹁母子と寡
だと思います。
faceという口コミが一番
や っ ぱ り f a c e t o
ようです。
の会員増加となる事は少ない
います。しかし、これが直接
くち
優しく丈夫に、そして明るく
す。その方は正規雇用、子ど
つぶやきブログなど開設して
くち
育ってくれました。
も一人でも﹁塾に行かせるの
4
3ページのつづき◀
地区研修大会 特集
●平成 27 年 9 月 5 日∼ 10 月 11 日 各地区において開催された大会をまとめました。
9月5日・6日、
方の発表がとても印象に残りました。(P7 掲載)
第59回東北・北海道地区母子寡婦福祉
研修大会が宮城県母子福祉連合会主催、ホテル松
2日目には、まず岐阜大学落語研究会の学生らに
よる落語が披露され、その後、大会決議、申し合わ
島大観荘(松島町)で行われました。研修討議では7
せ事項を採択。閉会式では和やかな雰囲気の中で
名の方から、ひとり親の就労の実情や日常生活支援
「今日の日はさようなら」を参加者全員で斉唱して
事業、母子福祉資金の見直しなどの提案、母子会活
有意義な研修となりました。
◀講演
◀オープニング
動に対する意気込みなどの意見発表がありました。
講演では社会福
祉法人南郷福祉会
の西澤優李子理事
長 から元 気に10 0
歳まで過ごすため
の心構えや、生活
習慣についての貴
重なお話しをいた
▶閉会式
だきました。
▶研修、助言者
9月6日・7日は、
中部地区母子寡婦福祉研修大会が岐阜県
9月12日・13日には、
母子寡婦福祉連合会主催により岐阜グランドホテル
中国・四国地区母子寡婦福祉研修大会
で催されました。
が、広島市JMSアステールプラザで行われました。
オープニングを大垣麋城太鼓による勇壮なパフォー
厚労省・川鍋慎一室長の行政説明は、多様化するひ
マンスで賑々しく飾り開幕。初日のシンポジウムでは
とり親家庭の事情に寄り添った支援ができるかと
6名による発表、4名の助言が行われました。その中
の、種々の説明はわかりやすく、参加者は大いに期
では、本大会はじめてとなる富山県代表の父子家庭の
待を持ちました。
5
地区研修大会 特集
また、研修討議は発表への助言も適切で好評でした。
研修会では、支援員に相談し自立した方、保育事業
2日目の野球評論家・山本一義氏の講演「戦後70年
を始めた会、ひとり親の集う場を作り事業を立ち上げ
カープと生きて」では、氏の母の苦労話しに、満場が感
た方達の発表で有意義な研修でした。
動のるつぼに包まれました。
講演では、家康公四百年祭にちなんで「戦国の女性
▼ようこそ広島へ
たちと子育て」と題し静岡大学名誉教授・小和田哲男
氏の興味深いお話を聞き、交流会ではマジック&バ
ルーンアートのアトラクションを楽しみました。
10月10日・11日、
第62回九州地区
母子寡婦福祉研
修大会が福岡市民会
館で開催されました。
剣詩舞「黒田武士」で幕
が開き、研修討議では、
過酷な境遇から自立を
達成した発表に会場中
が共感しました。
▲オープニング
▲特別講演
9月27日は、
第69回関東地区母子寡婦福祉研修大会
が静岡県母子寡婦福祉連合会主催、ホテルアソシア静
岡で行われました。
▲研修討議
シングルパ
パ宮原礼智さ
んのユーモア
あふれる特別
講演のあと、
アトラクショ
▲アトラクション
ンでは、ハンディを抱えた子どもたちのバンド「ピュ
アハート」が、それを微塵も感じさせない、すばらしい
演奏を披露し拍手喝采を浴びるなど、笑い・涙・感動に
包まれた研修会になりました。
▲交流会
▲講演
6
特集
塾?独学?どうする?!
学習支援 特集
厚生労働省のホームページを、ご紹介します!
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000087522.html
を、ご覧ください。
【学習支援ボランティア事業】
ひとり親家庭への支援施策に関する事例集
『地域の母子会』福岡県………………………………… 福岡県母子寡婦福祉連合会
『最小限の予算で効果的な支援』北海道 札幌市…… 札幌市母子寡婦福祉連合会
『派遣方式』石川県 金沢市…………………………… 金沢市母子寡婦福祉連合会
詳しくは
お住まいの母子会へ
他にも、それぞれの地域で学習支援を行っています。
お問合せは、お住まいの母子会へお尋ねください。
高岡市母子寡婦福祉会
山本 博志 さん
私は、3年前妻を亡くしました。当時、娘は小
そんな塾に参加してもうすぐ1年が経とうとし
学校4年生で、私達は長野県に住んでおりまし
ています。娘も4月から中学生になり、より慌た
た。私は、悩みましたが勤めていた会社を辞め
だしく、また春から同じ父子家庭の方も参加し
故郷である富山県に戻ることにしました。そし
ました。お互いにいろいろな問題、大きな心の
て、現在に至るまで複数のアルバイトをしなが
傷を抱えています。塾仲間の方々と出会えて私
らギリギリの生活をしています。
達親子は、本当に勇気づけられました。世の中
戻ってから2年経った頃、私はインターネット上
には、いろんなことがあって、私達は特別では
で偶然、学習支援ボランティアの存在を知りまし
ないし、ひとりではないと。仲間との出会いが
た。ひとり親家庭の小中学生に無償で勉強を教え
前向きな自分を取り戻す第一歩になったと思い
ていただける行政サービスです。娘も勉強の事で
ます。
悩んでいた頃だったので、すぐに塾に参加させて
このような行政サービスが等しく同じひとり
頂く事にしました。そこで知り合った高岡市のひま
親家庭に活用できることを望みます。子供に
わり会の会長さん、塾の先生、ひとり親家庭の皆さ
とって一番必要な事は、より良い教育を受けら
んとは、気さくな方々ばかりですぐに打解けられま
れる機会であります。そして、ひとり親家庭の
した。子供達の勉強だけでなく大人達の相談の場
方々が本音の部分で情報交換できる場にもっと
ともなり、今は週1回が楽しみにもなっています。
力を注いでほしいと思います。
7
平成28年度活動テーマ
叙勲受章
全国統一活動テーマ
地域と共生、守ろう こどもの未来
平成27年秋の叙勲において、1名の方が受章の栄誉に
浴されました。
ここに謹んでお祝いを申し上げるとともに、お知らせ
致します。
旭日双光章
母子に関するテーマ
「目指そう!自立、活かそう!支援策」
善家 千鶴 様
母子・寡婦に共通するテーマ
一財)愛媛県母子寡婦福祉連合会 会長
「母子と寡婦 明日(あした)へつなぐ世代の輪」
子供の未来応援国民運動 発起人会議
平成27年10月19日に首相官邸にて開催されました。
子どもの貧困の連鎖解消を目的とする「子供の未来応援国民運動」の
展開について話し合われ、国・自治体・民間企業・関係団体等による応
援ネットワークの形成(官公民の連携・協働)により、ひとり親家庭・
多子世帯等の子どもたちが未来に夢と希望を抱くことのできる社会を目
指す支援応援の方向性が示され、また「子供の未来応援基金」が創設さ
れました。
今後の活動が期待されます。
(シンボルマーク)
行事予定
行 事 名
日 時
開催団体
場 所
平成27年度 第2回理事会
3月 5日(土)
全母子協
きゅりあん(東京都品川区)
平成27年度 第2回評議員会
3月12日(土)
全母子協
きゅりあん(東京都品川区)
平成27年度 就労促進情報関係者連絡会議
並びに 全国母子寡婦指導者研修会
3月13日(日)
全母子協
アワーズイン阪急(東京都品川区)
近畿地区母子寡婦福祉研修大会
7月10日(日)
大阪市
大阪国際交流センター
東北・北海道地区母子寡婦福祉研修大会
9月10日(土) 11 日(日)
北海道
ロワジールホテル函館
中部地区母子寡婦福祉研修大会
9月11日(日) 12 日(月)
三重県
鳥羽シーサイドホテル
中国・四国地区母子寡婦福祉研修大会
9月24日(土) 25 日(日)
愛媛県
ひめぎんホール
関東地区母子寡婦福祉研修大会
9月25日(日)
横浜市
はまぎんホール・ヴィアマーレ
佐賀県
佐賀市文化会館
平成28年度全国母子寡婦福祉研修大会
九州地区母子寡婦福祉研修大会
10月22日(土) 23 日(日)
編集後記
春の初め 明けまして おめでとうございます。
ひとり親家庭支援施策の方向性は相談窓口のワンストップ化推進、
世の中は消費税の軽減税率適用など、話題はホット?!
記事の原稿などのご協力を頂きました事を、御礼申し上げます。
本年も、皆様のご健康と幸多き事を心からお祈りいたします。(広)
8