国際ロータリー第2750地区 第1回未来の夢計画セミナー 2012年7月27日 国際ロータリー第2750地区 ロータリー財団委員会 未来の夢計画とは・・・? 2017年にロータリー財団は100周年を迎えま す。この100周年を迎えるにあたって、ロータ リー財団をもう一度見直しを行ない、時代の ニーズに合ったものに変えていこうと言うのが、 2013-14年度からスタートするロータリー財 団の未来の夢計画です。 未来の夢計画は、ロータリー創立100 周年の年に準備が始まりました。 • すでに管理委員会やRI理事会で承認をされ、2013- 14年度より完全に新しい補助金システムに移行します。 • その為の試験的プログラムとして、全世界から100地区 が選ばれ、パイロット地区として2010-11年度より3年 間の試験的プログラムがスタートしました。(日本からは、 6地区が選ばれました。) 未来の夢計画が始まるとどうなるの? 未来の夢計画によってロータリー財団は、私た ち全てのクラブのための財団になります。今ま でのように財団独自のプログラムを消化すれば 良いプログラムから大きく変化します。つまり ロータリアンの為の財団に変わる訳です。プロ グラムも各クラブのロータリアン自らが創造し、 且つ、自らが活動するものに変わると言っても 良いと思います。 具体的にはどうなるの・・・? 1)寄付は、今までと変わりはありません。但し、「年次寄 付」は、これからは「年次基金」と呼びます。 2)補助金が大きく変わります。今までの「地区補助金」と 「マッチンググラント」は無くなり、新しく「新地区補助 金」とグローバル補助金」に生まれ変わります。 3)「ポリオ・プラス」と「ロータリー世界平和フェローシップ」 の2つのプログラムは今まで通りですが、他のプログラ ムは、廃止、または新しいプログラムに変更になります。 私たちにとって、改善なの? もちろん改善です。 今回、未来の夢計画がスタートすることによって、いろいろな ことが簡略化されます。また、使い勝手も良くなります。 地区に権限が委譲される部分も今まで以上に大きくなります。 地区ロータリー財団委員会では、さまざまな情報を集めて、 スムーズに移行できるように、準備を進めていますので、ご 安心ください。 分からなくなったときは、何でも地区ロータリー財団委員会 にお問い合わせください。 それでは、皆様に関係の深い 補助金についてご説明しましょう! • 補助金は次の3つになります。 1)新地区補助金(実際には2013-14年度に 未来の夢計画が始まると、「新」の文字が 取れます。) 2)グローバル補助金 3)パッケージ・グラント 新地区補助金とグローバル補助金は どう違うの? 新地区補助金は、今までの地区補助金のように、比較的 小さなプロジェクトを行なう際に効果的な補助金です。また、 今までの地区補助金では、人道的プロジェクトと環境保全 プロジェクトに限られていましたが、新地区補助金では、す べてのプロジェクトに使うことができます。この新地区補助 金は皆様のクラブのある地域から世界中ほとんどの国でも 使うことができます。 グローバル補助金は、今までのマッチング・グラントを ちょっと大きくしたようなプロジェクトを行なう際に効果的な 補助金です。但し、グローバル補助金を使う際には、3つ の条件に該当しなければなりません。①6つの重点分野に 該当すること、②持続的で計測可能なこと、③「授与と受諾 の条件」を満たしていること。このグローバル補助金を利用 したプロジェクトを行なう際には、地区DDFからの補助金と WFからの補助金の両方を使うことができます。 新地区補助金とグローバル補助金の 予算額は、このように決まります。 1.新地区補助金(DG) 3年前の年次基金の50%がDDF(地区財団活動資金) として、地区にその配分が任されます。 このDDFに恒久基金の運用益の地区シェア分を足した 金額の50%を上限として、新地区補助金(DG)に使う ことができます。(前年度からの繰越金は含まれません。) たとえば、3年前の年次基金が500,000ドル、恒久 基金の運用益の地区シェア分が40,000ドルだったと したら・・・。 3年前の年次 基金額 500,000ドル DDFとして地区に 戻ってくる金額 250,000ドル DDFの基準額 恒久基金の運用益の 地区シェア分 新地区補助金 40,000ドル 290,000ドル 145,000ドル 2.グローバル補助金(GG) DDFより新地区補助金分を差し引いた金額に、前年度から の繰越金を足して、更にそこからポリオ・プラスへの寄付と 平和センターへの寄付を差し引いた金額がグローバル補 助金の予算額となります。 図式にすると、以下のようになります。 3年前の 年次基金額 前年度か らの繰越 金 DDFとして地区 意に戻ってくる 金額 恒久基金の運用 益の地区シェア 分 ポリオ・プ 平和セン ラスへの ターへの 寄付 寄付 新地区補助金 グローバル 補助金 全体を図にするとこうなります。 DDF(地区財団活動資金) DG (新地区補助金) 3年前の年 次基金と恒 久基金の運 用益の地区 シェア分の 最大で50% DDFより新地 区補助金、ポ リオ・プラス や平和セン ターへの寄付 を除いた金額 GG グル―バル 補助金 プロジェクト 3年前の年次基金の 50%+恒久基金の 運用益の地区シェア 分+前年度からの 繰越金 ポリオ・ プラス ロータリー 平和セン ター 新地区補助金を説明しましょう! ■新地区補助金の申請から終了までの流れ 1)クラブは、当該年度の前年度2月頃までに、当該年度に行なう新 地区補助金を使ったプロジェクトの企画・立案をします。その際に、 クラブは、プロジェクトを企画・立案する際に、添付資料「新地区 補助金とグローバル補助金の授与と受諾の条件」を参照し、プロ ジェクトがこの条件を満たしているかを確認してください。 2)当該年度の前年度2月1日より5月末日までの4か月間にクラブ は、地区の補助金委員会に新地区補助金の申請書を提出します。 申請はガバナー事務所に必ず郵送することとし、消印の順番で受 け付けをします。 3)2月より毎月1回補助金委員会を開催し、補助金委員会の新地区 補助金チームが中心となり、申請書の確認をいたします。 補助金委員会では、クラブからの申請を順次承認していき、予算 額に達した時点で、終了とさせていただきます。よって、申請は、 できるだけ早くされることをお勧めします。 チェックポイント① 補助金の申請の時期が代わりますので、早めに補助金を使うプロ ジェクトを立案する必要があります。 地区補助金は、今までは前年度末の6月15日より申請の受付を開 始し、予算が枯渇した時点で受付終了としていましたが、未来の夢 計画では、前年度後半の2月1日より5月31日までの4か月間に 新地区補助金の受付を行なうことになっています。 <今までの地区補助金と新地区補助金の申請期間の変更点> 2011-12年度まで 2012-13年度 前年度の6月15日から 申請受付開始 3月31日締切 (先着順とし、予算が 枯渇した時点で終了) 前年度の5月15日より 申請受付開始 9月14日締切 (先着順とし、予算が 枯渇した時点で終了) 2013-14年度から 前年度の2月1日より 申請受付開始 前年度の5月31日に締切 (先着順とし、予算が 枯渇した時点で終了) チェックポイント② 未来の夢計画開始にあたって、新地区補助金の支給は、3年前の 年次基金への寄付額に応じて、支給限度額(上限)になります。基準 は以下の通りです。 ■基準:3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が100ドル以上 →このクラブには、5,000ドルを上限として新地区補助金を支給します。 ■減額:3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が0.01ドルから99.99 ドル →このクラブには、4,000ドルを上限として新地区補助金を支給します。 ■増額:3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が200ドル以上 →このクラブには、6,000ドルを上限として新地区補助金を支給します。 →3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が100ドル増額になるご とに新地区補助金の支給上限を1,000ドル上乗せしていきます。尚、 1件あたりの新地区補助金の支給限度額は、10,000ドルとします。 ■無資格:3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が0ドルのクラブは、新 地区補助金の参加資格がありません。 4)3年前の年次基金の一人あたりの平均寄付額は、ロータリー財団 が発表する当該年度の終了する6月末時点の月次寄付報告 (MCR=Monthly Contribution Report)の金額を適応します。 5)申請に対する支給限度額、支給方法は、年度の状況応じて改定 されることがあります。その際のご案内は、事前にクラブに通達を します。 6)新地区補助金を申請する際は、クラブからは最低1,000ドルの 現金拠出をしていただきます。たとえば、上限5,000ドルの補助 金を申請できるクラブは、クラブ拠出金1,000ドルを合わせて、 合計6,000ドルまでのプロジェクトを行なうことができます。もし、 それ以上の支出になる場合は、その増加分の支出はクラブで拠 出していただくことになります。 7)新地区補助金を利用したプロジェクトの成立は、最低の金額として、 クラブ拠出金1,000ドル、新地区補助金1,000ドルの合計 2,000ドルとなります。 8)前年度の5月中に最終的に、各クラブからの申請を最終チェックし、 地区として1件の申請書(スペンディングプランと言います)に取り まとめをします。 9)前年度6月上旬に、最終的に、この一括した申請書をTRF(ロータ リー財団)に提出します。 10)TRFからは、8月下旬~9月下旬頃に地区の専用口座に一括して、 新地区補助金が振り込まれます。 11)補助金委員会では、入金を確認したのち、各クラブの専用口座に 振り込みます。 12)クラブは、プロジェクト終了後、1か月以内に最終報告書を補助金 委員会宛てに提出します。この最終報告書は、今までの地区補 助金と同様に、①最終報告書、②領収書、③写真、④受益者から の感想等をまとめて提出してください。 13)クラブは、少なくとも年度内の5月末日までにプロジェクトを終了さ せ、6月上旬までに最終報告書を提出してください。 14)補助金委員会では、各クラブからの報告書を取りまとめて、一覧 表にした最終報告書を作成し、次年度の各クラブからの申請を一 覧表にした申請書と一緒に6月中旬頃にTRFに提出します。次年 度の地区補助金の申請書の提出と同時に行ないますので、クラブ は最終報告書の早期提出と提出期限2の厳守をお願いします。 15)この流れが、毎年のサイクルとなります。2つの年度が重なる期間 がありますので、ご注意ください。 グローバル補助金を説明しましょう! ■グローバル補助金の必要条件 1)グローバル補助金を申請するためには以 下の条件を満たす必要があります。 ①6つの重点分野に該当するプロジェクトであ ること ②持続的で、効果が測定可能なプロジェクトで あること ③「新地区補助金とグローバル補助金の授与 と受諾の条件」を満たすプロジェクトであること 2)グローバル補助金は今までのマッチング・グ ラントのように、DDF(地区財団活動資金)か らの補助金とWF(国際財団活動資金)から の補助金の両方の補助金を受けることがで きます。 ①DDFからの補助金の金額は、地区で一定の支給限度 額を設けています。 ②WFからの補助金は、以下のようにクラブ拠出金に対し ては、1:0.5の割合で、DDFからの補助金に対しては、 1:1の割合で支給されます。 ※WFからの補助金の最低支給限度額は、15,000 ドルとなります。上記の要件を満たしていても、この 最低支給限度額に満たない場合は、対象外となりま す。この場合、新地区補助金を利用することも考え られます。(WFからの補助金の上限は、20,000ドル) チェックポイント③ グローバル補助金を利用したプロジェクトを企画立案する際に重 要なことは、プロジェクト予算をどのようにねん出するかです。 グローバル補助金を利用したプロジェクトの場合は、地区DDFよ からの補助金とWFからの補助金を上手に組み合わせる必要が あります。 クラブからの拠出金 1 : 0.5 5,000ドル 10,000ドル 地区DDFからの補助金 10,000ドル WFからの補助金 1:1 WFからの補助金 10,000ドル 3)グローバル補助金の申請から終了までの流れ A) グローバル補助金の受付は随時行ないます。但し、当該年度 の地区DDF(地区財団活動資金)の受付は、原則として前年度 の2月1日より開始します。 B) クラブは、プロジェクトを企画・立案する際に、「新地区補助金 とグローバル補助金の授与と受諾の条件」「重点分野の目的 と目標」を参照し、プロジェクトがこの条件を満たしているかを 確認してください。 C) クラブは、申請書を提出する前に、まずFirst Stepとしてオンラ インによるセルフチェックを行なわなければなりません。また、 ホスト・パートナー(プロジェクトの実施国のロータリークラブ) や担当者を決定し、更に地区の補助金委員会に地区DDFから の補助金の申請を行なうために必要な見積もりも取らなけれ ばなりません。 D) そのために、できるだけ早期に地区補助金委員会の担当者に 連絡を取り、アドバイスを受けてください。 D)担当者と相談の上、最初に地区補助金委員会に DDFの申請書を提出していただきます。 E)地区補助金委員会のグローバル補助金チームで 確認、承認されたのち、クラブは申請書をTRFに提 出します。 この申請書は、オンラインで行ないます。 G)クラブが申請書をオンラインで送信すると、ガバ ナーと地区ロータリー財団委員長のもとに届きま す。二人がオンライン上で承認のチェックを入れる と、申請が完了します。 H)クラブは申請が終了しましたら、この申請書のコ ピーを必ず地区補助金委員会に提出してください。 I)TRFとり承認が下りると、プロジェクトを開始すること ができます。 K)TRFでは、承認後、補助金を受領する口座と署名 人の情報を入力し、実施国と援助国両方が同意の チェックを入れるとともに、クラブからの拠出金が TRFに振り込まれますと、クラブからの拠出金と補 助金を合算し、クラブの専用口座に振り込みます。 この情報やチェックの入力もオンラインで行ないま す。 L)プロジェクトが、1年を超える場合には、中間報告 書を提出すれば、引き続きプロジェクトを継続させ ることができます。 M)プロジェクトは、最終報告書の提出し、TRFからの ファイルクローズの連絡を受けて、終了となります。 チェックポイント④ 新地区補助金と同様にグローバル補助金の地区DDFから の補助金の支給も、3年前の年次基金への寄付額に応じ て、支給限度額(上限)が決まります。基準は以下の通りで す。尚、1件当たりの補助金の上限は、20,000ドルとなり ます。 ■基準:3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が100ドル以上 →このクラブには、クラブ拠出金の3倍まで支給します。 ■減額:3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が0.01ドルから99.99 ドル →このクラブには、クラブ拠出金の2倍まで支給します。 ■無資格:3年前の年次基金の一人当たりの平均寄付額が0ドルのクラブは、グ ローバル補助金の参加資格がありません。 ※3年前の年次基金の一人あたりの平均寄付額は、ロータリー財団が発表する当該年度が 終了する6月末時点の月次報告書(MCR)の金額を適用します。 チェックポイント⑤ グローバル補助金の6つの重点分野 平和と紛争予防/紛争解決 疾病予防と治療 水と衛生 母子の保健 基本的教育と識字率向上 経済と地域社会の発展 その他の補助金を簡単にご紹介します。 パッケージ・グラント 1)パッケージ・グラントとは? A) この補助金は、財団と協力組織が合同で立案するものです。 協力組織とは、特定の重点分野を専門として活動する組織 で、グローバル補助金プロジェクトを財政面・技術面で支援 するほか、対外的な働きかけを行います。パッケージ・グラン トでは、WF(国際財団活動資金)と協力組織からの資金に よって100パーセント資金が調達され、ロータリアンがプロジェ クトの実施にあたります。 B) パッケージ・グラントの選択肢は、利用が可能になり次第、 ウェブサイトに掲載される予定となっています。 C)私たちの地区の取り組み 私たちの地区では、当面、パッケージ・グラントに関しての情 報収集等に努め、十分な情報を得たのちに、各クラブの皆様 にご案内をしていく予定です。 その他のプログラムをご紹介します。 • 奨学金 今までの国際親善奨学金の制度は廃止され、代わりに地区ごとに独自の ロータリー奨学金制度が行なわれます。私たちの地区では、グローバル補 助金を利用した新たな奨学金制度を立ち上げ、「国際ロータリー第2750 地区ロータリー奨学金」をスタートさせます。 • VTT(職業研修チーム) 今までのGSE(研究グループ交換)は廃止され、新たにVTT(職業研修チー ム=Vocational Training Team)がスタートします。GSEは2つの地区が双方向 の派遣をしていましたが、VTTでは一方の派遣のみでOKになります。また、 VTTでは、海外で指導をするチームの派遣や、研修を受けるチームの派遣 も行なうことができます。(※現時点での直近の派遣は考えていません。) • ロータリー平和フェローシップ &ポリオ・プラス この2つのプログラムは、今までと変わりありません。 • その他のプログラム 原則として廃止になりますが、新地区補助金とグローバル補助金を利用して 同様なプロジェクトを申請することはできます。 ここからは、クラブにお願いすることを 挙げさせていただきます。 未来の夢計画が始まるにあたって、クラブの皆 様にあらかじめ準備をしていただかなければな らないことがあります。 難しいことではありませんが、大切なことですの で、皆様のご協力をお願いします。 すでにご案内の通り、未来の夢計画は今年度 から始まっていると言っても過言ではありませ ん。クラブに置かれましては、できるだけ早い時 期に対応をしていただければと思います。 クラブにお願いをすること 1.MOUを地区との間で取り交わしていただきま す。 MOUとは「Memorandum of Understanding」のことで、日本語に すると「覚書」になります。 クラブは地区とこのMOUを取り交わし、地区はTRF(ロータリー財 団)とMOUを取り交わします。 このMOUを取り交わすことで、クラブや地区はロータリー財団の プログラムへの参加資格を取得することになります。 クラブと地区がMOUを取り交わす時期は、12月1日より1月31 日までとします。 このMOUには、クラブ会長エレクトとクラブ会長ノミニーのお二人 の署名が必要になります。 原則として、すべてのクラブにMOUを取り交わしていただきます。 クラブにお願いをすること 2.MOUを取り交わす前提として、地区が主催す る「補助金管理セミナー」に必ず出席していた だきます。 MOUを取り交わす条件として、MOUに記載された内容を読 了し、了解していただくことと、この「補助金管理セミナー」に 出席することの2つが定められています。 「補助金管理セミナー」は今のところ11月下旬頃に開催を する予定です。 この「補助金管理セミナー」は、クラブ会長エレクト、もしくは クラブで任命した代表者が出席することになっています。ム への参加資格を取得することになります。 クラブにお願いをすること 3.MOUを取り交わすためにクラブ会長ノミニーを それまでに選任していただきます。 MOUの署名は、クラブ会長エレクト(2013-14年度会長)とク ラブ会長ノミニー(2014-15年度会長)のお二人にしていただ きます。 クラブによっては、会長ノミニーの選任の時期が遅いクラブ もあるかと思いますが、遅くとも毎年12月上旬に開催され る年次総会で選任していただけたらと思います。 MOUは、毎年取り交わすことになりますので、会長ノミニー の選任の時期を早めに行なうことを慣例としていただけたら と思います。 クラブにお願いをすること 4.補助金を利用するプロジェクトを企画立案する ために、関係する委員長の内定を早めに行な うことを推奨します。 未来の夢計画では、前年度を計画年度と位置づけています。 このため、特に新地区補助金の申請時期を2月1日より5月 31日までとしています。 新地区補助金の申請には、それまでにプロジェクトを企画 立案する必要があり、また、具体的には見積書の入手や当 も行なっておく必要があります。 そのために、正式な選任は年次総会時でも良いのですが、 早め~準備に取りかかれるように、9月~10月頃に内定し ていただき、準備に取りかかっていただくことを推奨します。 クラブにお願いをすること 5.地区ロータリー財団委員会では、いろいろな研 修会やセミナーを行なう用意ができています。 地区ロータリー財団委員会では、全体での研修会やセミナーを 開催するほか、グループごとの研修会やクラブ単位での研修会 にも対応させていただく用意をしています。 もちろん、是非、卓話にもお呼びいただけたらと思います。 8月には、未来の夢計画に関する卓話者養成研修会も行ない、 各クラブからのご依頼に対応できる体制を整えます。 また、本日配布させていただいた「未来の夢ハンドブック」もクラ ブからのご希望があれば、有料にはなりますが、販売もさせてい ただきます。 また更に、ロータリー財団委員会独自のホームページも開設しま すので、いろいろな情報を発信させていただけると思います。 今後のスケジュールの再確認 • 2012年10月~11月 地区とロータリー財団(TRF)との 間のMOUを取り交わします。 • 2012年11月下旬 補助金管理セミナーを開催します。 このセミナーへの参加はクラブと地区の間のMOU取り交 わしの条件になっています。合わせて、同時期に第2回 ロータリー財団未来の夢計画セミナーも実施する予定で す。 • 2012年12月1日~2013年1月31日 クラブと地区の 間のMOUを取り交わします。この時、MOUにはクラブ会 長エレクトとクラブ会長ノミニーに署名をしていただきます。 • 2013年2月1日~5月31日 新地区補助金の申請を 受け付けます。但し、予算に達した時点で締切となります。 • 2013年2月1日より グローバル補助金のためのDDF 申請書の申請の受付を開始します。 私たちの地区のロータリー財団委員会 のホームページが開設されました。 • このホームページでは、このパワーポイント の資料も掲載されていますし、その他にもい ろいろな情報や資料が掲載されています。 • たとえば、ロータリー奨学生の募集要項、申 込書や寄付の進捗状況や補助金の使用状 況も掲載されます。 • ホームページのアドレスは次の通りです。 http://www.2750trf. jp/ ホームページのアドレスは次の通りです。 http://www.2750trf. jp/ ここをクリックすると、 本日の資料をPDFで ご覧いただけるペー ジにリンクします。 いよいよスタートです。 • 「未来の夢計画」と言う言葉は、あくまでも準備段 階での言葉です。正式に始まると、ただの「ロータ リー財団」になります。 • 「新地区補助金」も現在の「地区補助金」と区別を するために「新」の字が付いていますが、正式に始 まると「地区補助金」と呼ぶようになります。 • その他、今まで使っていた言葉が新しい言い方に 変わるものがあります。「年次寄付→年次基金」、 「職業訓練チーム→職業研修チーム」、「共同組織 →戦略組織」と言った具合です。 ロータリー財団の未来の夢計画に スムーズに移行していくためには、 各クラブの皆様のご理解とご協力が 必要です。 新しく生まれ変わるロータリー財団を 今後ともよろしくお願いします。 ありがとうございました。
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