別紙 府内産木材の利用に係る特記仕様書の記載等について 1 特記仕様書への記載 府内産木材の利用に係る試行拡大に伴い、次の内容を特記仕様書に記載する こと。 (府内産木材の利用について) (1)府内産木材利用計画書の提出 本工事は京都府内産木材の利用を試行的に進める工事であり、受注者は府 内産木材の利用について、別紙、「府内産木材利用計画書」を提出することと する。 なお、やむを得ず府内産木材が利用できない場合は、監督員と協議の上、 「府 内産木材利用計画書」でその旨提出すること。 (2)府内産木材の利用用途 受注者は、設計図書で指定する工事目的物以外の仮設資材等において府内 産木材を利用することとするが、その利用用途については、受注者が自由に 選択できるものとする。 ただし、設計図書で指定する工事目的物に府内産木材を利用する場合は、 上記仮設資材等での府内産木材の利用を要しない。 (3)府内産木材の使用量等 1工事あたりの木材使用量については、標準的な注意喚起用の工事用看板 (550×1,400サイズ)1枚に相当する量(0.02m3)以上を必要とする。 (府内産木材製の工事看板を利用する場合は最低1枚以上設置すること。) なお、府内産木材製の資材は、今回工事で新規に購入する物のほか、受注 者が所有する物に限り転用を認めるものとする。 (4)工事成績評定等 「府内産木材利用計画書」に従い、現場で利用した資材が府内産木材であ ることがわかる設置状況写真とともに、京都府森林組合連合会が発行する木 製資材産地証明書の写しの提出により、府内産木材の利用が確認できた場合、 成績評定における創意工夫において加点対象とする。 ただし、転用材の場合や、設計図書で指定する工事目的物でのみ府内産木 材を利用する場合は加点対象としない。 (5)参考 1)府内産木材利用資材の製作・証明等 京都府森林組合連合会(075-841-1030) 2)府内産木材の活用例 工事用看板(別添参考図参照)、型枠、仮設柵、測量杭、丁張り 等 2 府内産木材が利用できない場合について 「公共建築物等における京都府産木材の利用促進に関する基本方針(平成23 年3月)http://www.pref.kyoto.jp/rinmu/1306925790638.html」の数値目標において、土 木工事の木材使用率※ は100%とされているため、「やむを得ず府内産木材が利 用できない場合」については、受発注者間で十分協議されたい。(※ 木材使用率:全ての 土木工事等の現場に占める、各種資材及び仮設資材等で府内産木材を使用した現場の割合を「木材使用率」とする。) (やむを得ない理由の例) ・本工事は、災害の応急復旧工事であり、緊急かつ工期も短い工事であるため、 工事用看板の調達に要する期間との調整を図ることができないため。 等 様式 平成 (発注者) 年 月 様 受注者 住所 氏名 府内産木材利用計画書 1 工事番号 2 工事名 3 工事場所 4 契約金額 府内産木材の利用計画について、以下のとおり報告します。 1 府内産木材の利用について ① 利用する ② 利用しない ① 仮設資材 ( 新規 ・ 転用 ) ※ 右の欄のいずれかに○ 2 府内産木材の利用資材について ※ 右の欄の該当する番号等に○をつけ、 具体的な資材、数量を記載 ② 設計図書に指定された材料 3 府内産木材を利用できない理由 ※ 1において、② 利用しないとした場 合、右の欄にその理由を具体的に記載 印 日 (記入例) 様式 平成○○年○○月○○日 京都府○○土木事務所長 様 受注者 住所 京都府○○市○○町○○ 氏名 (株)○○建設 ○○○○ 印 府内産木材利用計画書 1 工事番号 ○27○○第○○○号の1の○ 2 工事名 ○○川 3 工事場所 ○○市○○町○○地内 4 契約金額 ○○,○○○,○○○円 ○○○○工事 府内産木材の利用計画について、以下のとおり報告します。 1 府内産木材の利用について ① 利用する ② 利用しない ※ 右の欄のいずれかに○ 2 府内産木材の利用資材について ※ 右の欄の該当する番号等に○をつけ、 具体的な資材、数量を記載 3 府内産木材を利用できない理由 ※ 1において、② 利用しないとした場 合、右の欄にその理由を具体的に記載 ① 仮設資材 ( 新規 ・ 転用 ) 木製工事用看板 1100タイプ 1枚(0.03m3) ② 設計図書に指定された材料 土木用資材の取引業者一覧 業 者 名 1 2 3 4 5 郵便番号 住 所 電話 FAX 本所 604-8424 京都市中京区西ノ京樋ノ口町123番地 075-841-1030 075-841-1080 加工センター 623-0235 綾部市鍛冶屋町大谷1番地1号 0773-47-5028 0773-47-5032 本社 629-3101 京丹後市網野町網野126 0772-72-2220 0772-72-2888 舞鶴営業所 624-0905 舞鶴市字福来150-47 フ キ 0773-76-0133 0773-76-7174 福知山営業所 620-0855 福知山市土師新町4-12 ハ ゼ シンマチ 0773-27-8088 豊岡営業所 668-0815 兵庫県豊岡市日撫273-1 0796-24-6341 0796-24-7280 本社 621-0021 亀岡市曽我部町重利軍垂16番地1 0771-22-0355 0771-22-3525 本社 604-8831 京都市中京区壬生森前町5-9 075-802-0171 186075-841-1595 京北営業所 601-0252 京都市右京区京北五本松町下里4-1 075-852-1055 075-852-1031 伏見営業所 612-8207 京都市伏見区横大路三栖山城屋敷町110 075-621-0810 075-621-0821 亀岡営業所 621-0016 亀岡市大井町南金岐尾垣内7番地 0771-23-8751 0771-23-8753 本社 629-0141 南丹市八木町八木杉ノ前46-1 0771-42-2241 0771-42-5490 福知山営業所 620-0926 福知山市字新庄571 0773-23-8115 0773-23-8116 0773-23-3111 0773-23-3115 京都府森林組合連合会 浜宗産業(株) 丹和建材(株) 高石機械産業(株) ヒナド ヨコオオジミスヤマシロヤシキチョウ 笠浪(株) 6 芦田商事(株) 本社 620-0057 福知山市問屋町8-7 7 足立建機(株) 本社 620-0000 福知山市字荒河小字声田和12-43 0773-23-5588 0773-23-5582 8 (株)宮幸 619-1212 相楽郡和束町大字釜塚小字生水23 0774-78-2066 0774-78-2747 9 (株)ザイエンス大阪営業所 590-0814 大阪府泉北郡忠岡町新浜2-4-1 0724-39-4413 0724-38-0189 10 尾崎林産工業(株) 610-0302 綴喜郡井手町大字井手小字野畑19 0774-82-3137 0774-82-4895 11 志摩機械(株) 621-0036 亀岡市薭田野町柿花畑ヶ中76-1 0771-22-4461 0771-22-4401 太尾田 亀岡営業所長 アラガ 参考図① 木 製 工 事 用 看 板 (京都府内産スギ間伐材使用) 木製工事用看板 1100タイプ 板サイズ : 1,100×1,400 板 脚 支え 貫 計 □ □ □ □ 1100 1600 1120 690 × × × × 15 35 35 35 × × × × 140 40 40 40 × × × × 10 2 2 1 = = = = 0.023 0.004 0.003 0.001 0.032 m3 1100 板 □1100×15×140 ビス止め 1400 ボルト固定 脚 □1600×35×40 200 支え □1120×35×40 35 690 35 35 35 貫 □690×35×40 規 格 材 質 京都内産スギ間伐材 加 工 板、角材はプレーナー加工 金 物 ユニクロメッキ 京都府森林組合連合会 参考図② 木 製 工 事 用 看 板 (京都府内産スギ間伐材使用) 板 脚 支え 桟 貫 計 木製工事用看板 550 Aタイプ 板サイズ : 550×1,400 □ □ □ □ □ 1400 1600 1200 480 690 × × × × × 15 35 35 35 35 × × × × × 137.5 40 40 40 40 × × × × × 4 2 2 4 1 = = = = = 0.012 0.004 0.003 0.003 0.001 0.023 m3 550 板 □1400×15×137.5 ビス止め 脚 □1600×35×40 支え □1200×35×40 1400 ボルト固定 1200 桟 □480×35×40 200 貫 □550×35×40 35 35 480 550 35 35 規 格 材 質 京都内産スギ間伐材 加 工 板、角材はプレーナー加工 金 物 ユニクロメッキ 京都府森林組合連合会 参考図③ 木 製 工 事 用 看 板 (京都府内産スギ間伐材使用) 木製工事用看板 550 Bタイプ 板 脚 支え 貫 計 板サイズ : 550×1,400 □ □ □ □ 550 1600 1120 410 × × × × 15 35 35 35 × × × × 140 40 40 40 × × × × 10 2 2 1 = = = = 0.012 0.004 0.003 0.001 0.020 m3 550 板 □550×15×140 ビス止め 脚 □1600×35×40 ボルト固定 支え □1120×35×40 貫 □410×35×40 35 410 35 規 格 材 質 京都内産スギ間伐材 加 工 板、角材はプレーナー加工 金 物 ユニクロメッキ 35 35 京都府森林組合連合会 森林は、府 府民にとってか かけがえのな ない貴重な財産 産であり、木材 材生産という う経済的機能にとどまらず ず、災害の発 京都府が率 率先して木材利 利用を進める る「公共建築物 物」と「土木工 工事(治山・河 河川等の工事 事)」で具体的 的な数値目標 標を 生や地球温 温暖化を防止 止するなど、府 府民の豊かな な暮らしを守る るなど様々な公 公益性を有し しています。 設定し、京都 都府産木材の の利用拡大を を図ります。 森林の持つ つ様々な機能 能を維持してい いくためには、間伐などの の適切な森林 林整備を進め、 、健全な森林 林を育てると ともに、森 森林の恵みである木材を利 利用していく という「森林 林サイクル(植 植える、育てる る、伐採する る、また植え ◆府内産木 木材使用量 :200m3 3 る・・・)」を循 循環させるこ ことが何よりも も大切です。 ◆木 京都府産木 木材を利用す することは、森 森林の適正な整 整備につなが がり、森林の有 有する公益的 的機能の発揮 揮や山村地 造 化 ◆府内産木 木材使用量:2,500 0m3 率 :100% ◆木 材 使 用 率:100% ◆内 装 の 木 質 化 率 :100% 域における る林業従事者 者の新たな雇用 用の創出、木 木材販売収益 益の森林所有者 者への還元等 等を通じて、山 山村をはじ めとする地 地域経済の活 活性化に貢献し します。 m3 m 公共建 建築物での府内 内産木材使用量 量 160 ・丸太本数 1,667本 ・炭素固定量 147t-c 134m3 120 2200 20 200 H27 ・丸太 太本数 20,833本 ・炭素固定量 1,833t-c 1800 1600 H19~ ~21の平均 2,112m33 2000 100 0 2,5000m3 2400 180 140 土木事業で での府内産木材 材使用量 2600 200m3 200 3 0 H19~21の平 平均 H27 出典:林野庁HPより 木材 材利用により森 森林の持つ様 様々な機能(災 災害発生・地球 球温暖化の防止等)が維持 持・発揮されます す。 の利用拡大と 京都府が率 率先して、多く くの府民が利用する公共施 施設を木造・木質化するこ ことで、木材の という直接的な 府民にPRし、 住宅等の一般建築物にお 利用の促進と 効果はもとよ より、木材の の良さを広く府 おける木材利 といった波及効 果も期待出来ます。 ① ※ 低 低層建築物※1 はすべて木 木造化します。 。 ② す すべての施設 設で内装の木 木質化に取り組 組みます。 ③ す すべての土木 木工事の現場 場で木材を使用 用します。 ④ 備 備品等のうち調達可能なも ものは木製と とします。 ⑤ こ これらに使用する府内産木 木材は、原則 則として 低層建築物はすべて木造化 すべての施設の内装の木質化 レージCO2認 認証木材※2」と とします。 「ウッドマイレ すべての土木工事の現場で木 木材を使用 ※1 ※ ※2 備品 品等のうち調達可能なものは木製 高さ 13m m 以下、床面積 積 3,000m2 以下の建築物 木材の輸 輸送過程時の二 二酸化炭素排出 出量(ウッドマイレ レージCO2)を数値で示し、京 京都府産木材を を利用すること で地球温 温暖化防止と森林 林整備を進める る府独自制度で で産地認証された木材 ① 市 市町村におけ ける木材利用を を拡大する「市 市町村基本方 方針」の作成を を働きかけま ます。 ② 府 府民の目に触 触れる機会の の多い学校、老 老人ホーム等 等の教育、社 社会福祉施設 設や、府民の利 利用が多い 店 店舗、コンビニ ニなど展示効 効果の高い民間施設の建築 築計画段階で で木材利用を を働きかけます す。 出 出典:絵で見る森林 林・林業白書 木材みん んなで使っちゃおう! 公 共 建 築 物 等 に お け る 「 木 材 利 用 の 目 標 」 区 分 推 進 方 向 取 組 の 対 象 積極的に木材利 用を進める部分 広く府民に利用される下記施設に 土台、柱、梁、桁、壁、フ ついて、特に木造・木質化を推進 ローリング、間仕切り、室内 ドア、カウンター、ルー ① 学校施設 バー、手すり 等 ② 社会福祉施設(老人ホーム、保育 所等) また、木造化が困難な場合は、木造と非木造との ③ 医療施設(病院・診療所等) ④ スポーツ施設(体育館、水泳場等) 混構造の採用も積極的に検討 ⑤ 社会教育施設(図書館、公民館等) (1) 防火地域及び準防火地域において、建築基準法等の規定 ⑥ 文化・観光施設 により木造化が困難な場合 ⑦ 警察・消防施設(警察署、交番、 (2) 建築物に求められる強度、耐火性等の性能を満たすため 消防署、消防詰所等) に極めて断面積の大きな木材を使用する必要があるなど、 ⑧ 住宅施設(公営住宅等) 構造計画やコストの面で木造化が困難な場合 (3) 災害時の活動拠点室等を有する災害応急対策活動に必要 ⑨ 公園施設(管理棟・案内所等) ⑩ 農林水産業関連施設 な施設、治安上の目的等から木造以外の構造とすべき施 設、危険物を貯蔵又は使用する施設等のほか、伝統的建築 ⑪ 庁舎・宿舎 物その他の文化的価値の高い建築物、文化財の収蔵・展 ⑫ その他①~⑪に類する施設 府有施設の建築にあたっては、「高さ13m(軒高9 m)以下、かつ延べ面積3,000㎡以下」の施設は 原則として木造化 ただし、法令等により木造化が困難な(1)~(3)の 場合を除く 木 造 化 示施設など、当該建築物に求められる機能等の観点から、 木造化になじまない又は木造化を図ることが困難な場合 府有施設の建築、改修又は模様替えにあたって は、府内産木材により内装を木質化 壁面、フローリング、間仕切 り、室内ドア、カウンター、 ルーバー、手すり 等 木 製 品 ○ 5年後の 府内産木材使用量 ⇒ 200㎥ (H27年度) ○ 延床面積当たりの木材使用量 ⇒ 床面積1,000㎡以下 22㎥/100㎡以上 床面積1,000㎡超 15㎥/100㎡以上 ○ 木造化率※1 ⇒ 100% かつ ○ 内装の木質化率※2 ⇒ 100% ○ 木材使用量に占める府内産木材の 割合 ⇒ 50%以上 ※1 木造化率 建物物の構造耐力上主要な部分である 壁、柱、梁、桁等の全部又は一部に木材 を利用することを「木造化」といい、新 築等された施設に占める木造化された施 設の割合を「木造化率」という。この場 合、上記の構造耐力上主要な部分の5割 以上に木材が使われているものを木造化 された施設とする。また、木造との混構 造の場合は、床面積比で5割以上につい ○ 延床面積当たりの木材使用量 て、上記の木造化の要件を満たすものを ⇒ 福祉施設・住宅施設 木造化された施設とする。 3.0㎥/100㎡以上 ※2 内装等の木質化率 天井、床、壁、窓枠等の室内に面する 部分に木材を利用することを「内装等の 木質化」といい、新築等又は模様替えが 行われた施設に占める内装等の木質化が 行われた施設の割合を「内装等の木質化 率」とする。 木 質 化 府有施設における机、椅子などオフィス家具等の 全ての府有施設 購入に当たっては、府内産木材を用いた製品を積極 的に導入 いす、机、棚、収納用什器 (棚以外)、パーティショ ン、コートハンガー、傘立 て、掲示板、案内板、カウン ター 等 土木工事又は外構工事での各種資材及び仮設資材 ① 農林水産業関連施設 などで、府内産木材・木製品を積極的に使用 ② 道路施設(林道を含む) ③ 公園施設 併せて、新たな木材利用法を検討 ④ 河川施設 ⑤ 砂防施設 ⑥ 治山施設 ⑦ 外構施設 ⑧ その他①~⑦に類する施設 ○ 公園・外構施設以外 柵、視線誘導標、標識、案 内板、階段、側溝蓋、沈床 護岸、杭柵、治山ダム、土 留め、法面保護、基盤吹付 け材、流路、水路、魚礁 等 ○ 公園・外構施設 四阿、パーゴラ、遊具、ベ ンチ、緑化支柱、木レンガ ・チップ舗装(歩道)、ボー ドウォーク、階段、ウッド デッキ、フェンス、柵、プ ランター、標識、案内板 等 ○ 仮設資材等 型枠、残置式型枠、工事用 看板、仮設柵、バリケード 等 土木工事 ※4 取組指標:木造化及び木質化に係る取組指標は、建築物を新築する場合に適用 取 組 指 標※4 数 値 目 標 ― ○ 5年後の 府内産木材使用量 ⇒ 2,500㎥ (H27年度) ※3 ○ 木材使用率 ⇒ 100% ※3 木材使用率 全ての土木工事等の現場に占める、各 種資材及び仮設資材等で府内産木材を使 用した現場の割合を「木材使用率」とす る。 上記以外 1.5㎥/100㎡以上 かつ ○ 木材使用量に占める府内産木材の 割合 ⇒ 50%以上 ○ オフィス家具等については、調達 可能ものについては、原則、木製と し、府内産木材を使用したものを導 入 ○ 府内産木材使用量 ⇒ 基準値※5の1.2倍以上 ※5 基準値:平成19年度~21年度の実績の 平均
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