プログラム・概要 (PDF形式

平成26年度 鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業研究発表会プログラム
平成27年2月14日
講演番号
学籍番号
氏名
卒業研究論文題目
9:05"00-9:25"00 情報通信工学研究室 8件(20分)
EE-01
情報-1
B11T3002M
青野 和紀
SDM-MIMOにおけるチャネル固有値による
ストリーム選択に関する研究
現在,複数のアンテナを用いて通信を行うMIMOが主流である.その伝送方式としてSDM伝送があり,すべてのストリームを用
概 いて通信を行う.ストリームとは送信信号を表しており,全ストリーム内に劣悪なストリームが含まれる場合,通信が不安定になっ
要 てしまう.そこで,本研究では全ストリーム内から通信可能なストリームだけを選択する方法を提案する.
MIMO-OFDMにおけるチャネル容量に基づく
AMCシステムに関する研究
通信に用いるパラメータを通信環境に適したものに適応的に変化させることで様々な環境下で通信可能にする
AMCシステムがある.従来のAMCシステムは通信環境に適したパラメータ情報が既知の状態でなければ使用でき
なかったが,本研究ではその情報を使用しないAMCシステムを提案する.
タグフィルタを用いたブラインドMIMO-OFDMシステムの
EE-03
情報-3 B11T3003H 青山 和樹
位相回転に関する研究
近年,タグフィルタを用いたブラインドMIMO-OFDMシステムが研究されている.このシステムは,冗長信号であるパ
イロット信号を用いないため,高い伝送効率が見込まれる.しかし,このシステムは高い信号推定精度を持つが,演
算量が膨大であった.そこで本研究は,演算量の削減について検討する.
キュムラントを用いる突発性騒音検出
EE-04
情報-4 B11T3052B 濵橋 直也
及び抑圧に関する研究
EE-02
概
要
概
要
情報-2
B10T3025B
門村 達紀
騒音重畳音声に含まれる騒音を抑圧するための音声強調法が研究されている.本研究では,騒音の中でも拍手や物を叩いた
概 りすることで発生する突発性騒音に対して有効な音声強調法を提案する.突発性騒音は短い時間で電力が急激に変化する特
要 徴をもっており,4次キュムラントを用いることで突発的な電力の変化をする突発性騒音のみを検出する.
音声強調のための4次キュムラントを用いた
適応アルゴリズムに関する研究
雑音除去技術は,雑音を含む観測信号から音声信号を抽出するために必要とされる.よって本研究では突発性雑
音の抑圧のため,4次キュムラントを基にする収束速度が速いRLFC(Recursive Least Fourth-order Cumulant)アル
ゴリズムを提案し,さらに音声の劣化の改善を行った.
並列型適応システムを用いる
EE-06
情報-6 B11T3067A 皆木 亮祐
Pre-inverse型ANCシステムに関する研究
ANCシステムにおいて一般的に用いられるFiltered-xアルゴリズムでは,二次経路特性の変動などによってシステム
の推定精度の低下や安定性に問題がある.そこで,並列型適応システムを用いるPre-inverse型ANCシステムを用
い,推定精度や安定性の問題を解決した.
外部雑音を用いない
EE-07
情報-7 B11T3042K 戸成 直正
Pre-inverse型ANCシステムに関する研究
騒音制御技術としてPre-inverse型ANC(Active Noise Control)がある.従来のANCシステムでは,二次経路の推定
に外部雑音を用いていた.しかし,外部雑音は出力に残留し,打ち消し精度を低下させる.そこで,本研究では外
部雑音を用いないPre-inverse型ANCシステムを提案する.
相関除去パラメータを有するSSCFアルゴリズムを用いるIIR型
EE-08
情報-8 B11T3038U
土屋 信
適応ノッチフィルタに関する研究
EE-05
概
要
概
要
概
要
情報-5
B11T3013B
大國 史人
従来の全域通過フィルタを用いた2次IIR型適応ノッチフィルタでは,タップ入力に含まれる外乱の影響によりバイアス誤差が発
概 生してしまうという問題が生じる.そこで本研究では,2次全域通過フィルタを用いたIIR型ノッチフィルタにSSCFアルゴリズムを
要 適用することでバイアス誤差を小さくし,推定精度を改善するシステムを構築しその有効性を確認する.
9:25"00-9:42"30 画像工学システム研究室 7件(17分30秒)
EE-09
画像-1
B11T3047M
西尾 篤
画像リサイズにおけるエネルギーバランスに関する研究
画像リサイズの新しい手法として二つのエネルギーを考慮したワーピング法がある.ワーピング法では,その二つのエネルギー
概 バランスを変化させることで,よりよいリサイズ結果を得られることがわかっている.エネルギーバランスは画像内の直線の数や
要 長さに関係している傾向があることに着目し,本研究では様々な画像を用いてその関連性を明らかにしていく.
EE-10
画像-2
B11T3035B
田中 晃平
斜線の歪みを抑えた画像ワーピング法
従来の画像ワーピング法は,画像の重要な部分をなるべく変形させないようにリサイズすることに重点が置かれてい
概
た.しかし,画像中に斜線があった場合,リサイズ後に画像中の斜線が歪んでしまい不自然なリサイズとなる場合が
要
ある.そこで本研究では,画像中の斜線の歪みを抑えた画像ワーピング法を提案する.
EE-11
画像-3
B10T3026Z
金森 貴弘
参照グラフフーリエ変換を用いた多視点画像の圧縮
多視点画像は,ある一点を様々な角度から撮影したものであるが,撮影する視点が増えていくにつれてデータ量が
概
多くなるため,効率的な圧縮が求められている.そこで本研究では,構造が類似しているという多視点画像の性質に
要
着目し,参照グラフフーリエ変換を用いた効率の良い多視点画像の圧縮方法を提案する.
平成26年度 鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業研究発表会プログラム
平成27年2月14日
講演番号
EE-12
画像-4
学籍番号
氏名
卒業研究論文題目
B11T3029X
佐藤 純哉
参照グラフフーリエ変換を用いたデプスマップの圧縮
自由視点映像や3D映像の生成にはデプスマップ(奥行き情報)が必要となる.デプスマップは輪郭(エッジ)が顕著で
概
あり,エッジを考慮した圧縮が必要である.そこで本研究では,デプスマップとそのカラー画像は構造が似ていること
要
に着目し,参照グラフフーリエ変換による圧縮方法を提案する.
EE-13
画像-5
B11T3048H
西田 一貴
3D映像における動きベクトルを活用した動き探索回数の削減
近年,映像の高精細化に伴い,映像のエンコードの処理量が増加している.また,3D映像は左眼用映像と右眼用映像の二つ
概 で構成されているので,通常の映像に比べて更にエンコードの処理量が増加する.そこで,本研究では,符号化時の処理量を
要 減らすために,3D映像特有の左右の類似性を用いて動き探索回数を削減することを試みる.
EE-14
画像-6
B11T3055U
人見 俊介
HEVCにおけるCUサイズ決定の高速化に関する検討
最新の符号化方式として高効率映像符号化(HEVC)が標準化されたことにより,近年4K・8KなどのUHDTV(Ultra
概
High Definition Television)が導入された.そこで今回,本研究室が提案した分散を利用した手法を用い,フルハイ
要
ビジョンなどの大きな映像サイズに対し,有効性を検証する実験を行う.
HEVCにおけるフレーム間引きと
EE-15
画像-7 B11T3049B
橋本 渉
フレーム補間による映像圧縮の性能改善
近年,映像コンテンツは高精細化に伴い情報量が増大し,動画像圧縮の重要性が高まっている.しかし,圧縮率を高くすると
概 画質劣化も一般に大きくなってしまう.本研究では,最新符号化方式であるHEVCにおいてフレーム間引きでエンコード時の
要 ビットレートを削減し,フレーム補間を用いて時間的解像度を保つことで映像圧縮性能の改善の実現を図る.
9:42"30-10:00"00 システムデザイン研究室 7件(17分30秒)
EE-16
システム-1
B11T3005A
有賀 啓悟
鼻息動態解析システムの設計のためのデータ量削減
概 医師の診断において画像を用いる医療の一つに鼻息鏡診断がある.観測結果がすぐに消えてしまうという問題があ
要 るためカメラで撮影し動態解析を行うシステムがあり,その撮影した映像のデータ量の削減を目的とする.
EE-17
システム-2
B11T3039K
津森 貴史
混雑下における個々の追跡に関する研究
概 近年混雑場面における人物追跡のニーズが高まっている.本研究は混雑場面において人物追跡をする際,追跡対
要 象の個々の動きを精密に追跡すること,及び円形状オブジェクトで追跡対象の動きを置き換えることを目的とする.
EE-18
システム-3
B11T3063X
前田 和輝 Kinectを用いたオクルージョン時の人の3次元動作分析に関する研究
概 人の動作分析について2つのKinectセンサを用いてオクルージョン時の3次元での動作分析をする.本研究では観
要 測したデータをトラッキングされている関節の数の比率より合成する手法を提案する.
EE-19
システム-4
B11T3032X
曽谷 知輝
類似テクスチャ合成による細部推定を考慮した
エッジ保存型超解像における最適パラメータに関する研究
概 画像の高解像化に関し,本研究では高解像度画像の推定の際に行う線形結合の画像パターンに応じた最適な結
要 合数や,画像の最適化で使用するパラメータ決定について考察することによる高解像度化の実現を目的とする.
EE-20
システム-5
B11T3070A
守本 晴彦
胸部X線像の画像復元における処理パラメータの最適化
概 胸部X線像は撮影原理によってわずかにぼけが生じる.本研究では,画像に応じて復元処理に使用するパラメータ
要 を決定することでノイズやリンギングの発生を抑える復元パラメータ決定について考察する.
EE-21
システム-6
B10T3074Z 渡部 振一郎
エッジ輝度に依存しないカメラ応答関数の微分特徴量解析
犯罪捜査におけるカメラ画像の役割は近年,その重要性を増している.画像の正当性を保証するため,カメラ応答
概
関数を利用するものがあるが画像の明るさによって精度が変わる問題点があった.本研究では正規化によって明る
要
さの影響を改善する手法を提案する.
EE-22
システム-7
B11T3068Y
三宅 智洋
近赤外イメージングのための非対称系への拡張に関する研究
近赤外光の水への吸収特性が温度に依存することを応用し微小領域の微小温度変化をイメージングする.本研究
概
では,非対称Abel変換を用いることで,水の対流によって熱源からの温度の広がりが対称でなくなる場面の温度分
要
布の推定を提案する.
平成26年度 鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業研究発表会プログラム
平成27年2月14日
講演番号
学籍番号
氏名
卒業研究論文題目
10:00"00-10:20"00 信号処理工学工学研究室 8件(20分)
EE-23
信号-1
B11T3022A
神庭 正典
広域画像の提示による飛行ロボットの操作性向上
概 本研究では、広域画像を提示することによってヘッドマウントディスプレイ着用時の飛行ロボットの操作性向上を提案する。飛行
要 ロボット自身に広域画像を生成させることで、カメラ変更などによる不具合を生じさせずに操作性の向上が望める。
EE-24
信号-2
B11T3024U
北村 理知
離散球面画像におけるFASTの実現
近年、魚眼カメラのような、半球よりも広い視野を持つ全方位カメラがロボット、監視カメラ、車などに用いられている。魚眼カメラ
概 が広い視野を持つ一方、写される対象は画像上の位置によって形が変化する。その変化に影響されないコーナー検出器とし
要 て、離散球面画像上でFASTを基にした検出器であるS-FASTを提案する。
概
要
概
要
脳波による継続認証の研究
-視 覚閾下刺激による誘発脳波に関する検討近年、情報社会に伴い本人の確認の手段として生体情報を用いたバイオメトリクス認証が注目されている。しかし、
利用者の成りすましの恐れがあるために継続的な認証を行う必要がある。よって本研究では、一般的にヒトが検出で
きない刺激とされている閾下刺激により無意識に生じる誘発脳波を用いた認証を提案する。
4つのレーザーポインターを用いた
EE-26
信号-4 B11T3053A 原田 貴宏
重複視野を持たないカメラの相対姿勢の校正
本研究では、汎用カメラモデルに基づいてカメラの相対姿勢を計算するgPnPアルゴリズムを利用して、レーザー光
線の4つの観測データで重複視野のないカメラ間の相対姿勢の校正法を提案する。さらに、実際に校正板に4つの
レーザーポインターを取り付けた校正装置を製作し、提案手法の有効性に関する検証実験を行った。
EE-25
信号-3
B11T3051H
服部 雅史
EE-27
信号-5
B11T3054Y
原田 秀喜
行動パターンによるアルツハイマー検出
脳の委縮によって引き起こされるアルツハイマーに最適な治療法はない。ネズミをモルモットとして新薬の実験をするので、その
概 ネズミがアルツハイマーから回復状態になっているかを見分ける必要がある。従来では目視や迷路学習が用いられたが今回は
要 新規物体認識試験をし、行動パターンを利用する。
EE-28
信号-6
B11T3060C
藤浦 達也
全天周カメラを用いた注視点奇跡の記録装置
人間が環境を認識する際、視覚が一番重要な感覚である事が知られており、そして人間は興味の対象を注視すると いう性質
概 を持つ。そのため人間の行動についての研究、推定に非常に有効である。本研究では、ユーザーが装着している眼球カメラか
要 ら獲得し た注視点の軌跡を、装着している全天周画像に記録するシステムを提案する。
EE-29
概
要
信号-7
B10T3055C
馬場 美咲
聴覚情景分析の変形DFT対による逐次処理実現
人間には、大勢の人々の会話が飛び交う中で特定の相手の声だけに注意を向ける、カクテルパーティ効果と呼ばれる聴覚能力がある。この能力の理論を主軸に、逆変換
処理が単純で実数計算のみで実現できる変形離散フーリエ変換対を用いて、複数の会話の中から特定の会話のみを聞き分け出力する音声分離を、入力に対して順を
追って一つひとつ処理する逐次処理システムの実現を目標とした研究の初歩として、二人の会話をひとりひとりに分離するシステムを構築する。
EE-30
信号-8
B10T3070U
藪内 翔平
脳波測定における顔面筋電図が及ぼす影響
近年、監視カメラの設置台数が増加している。高齢化により介護の分野も監視カメラを設置しているが死角やプライバシーなど
概 様々な問題がある。そこで、脳波計から要介護者の行動・状態を判別することでそれらの問題をクリアできるのではないかと考
要 え、本稿では脳波測定において顔面の動作が及ぼす影響について考察する。
10:20"00-10:35"00 固体電子工学研究室 6件(15分00秒)
有機薄膜太陽電池とその応用に関する基礎的研究
-ボルタンメトリー法によるP3HT:PCBM特性評価有機薄膜太陽電池の効率向上のために、膜特性の測定・動作安定性を検討する新たな手法としてボルタンメトリー
概
法を調査した。その結果、あらたな評価・設計法としての有効性を示すことができた。測定はボルタンメトリー法を用
要
い、P3HT、PCBM単膜ならびにP3HT:PCBM BHJ膜の薄膜表面・界面による電流-電圧特性について示した。
有機薄膜太陽電池とその応用に関する基礎的研究
EE-32
固体-2 B10T3039B 志方 和司
-多層BHJ薄膜化の基礎特性EE-31
固体-1
B09T3013X
奥山 太思
概 光吸収波長の異なる分子層を積層しP3HT:PCBM単膜と比較して,その変化を検討するとともに作製膜への熱処理
要 効果を検討した。P3HT:PCBM単膜とPCBM/CuPc/P3HT:PCBM多層膜による違いを明らかにした。
EE-33
固体-3
B11T3045Z
並河 健司
有機薄膜太陽電池とその応用に関する基礎的研究
-P3HT:PCBMバルクヘテロ接合膜へのCuPcおよびMgPc添加の検討-
吸収波長領域を拡大させることによる有機薄膜太陽電池の効率向上を目的とし、新たに添加分子としてCopper(II)
概
PhthalocyanineおよびMagnesium(II) Phthalocyanineを検討した。P3HTが吸収できない長波長の光を吸収することを
要
見出した。P3HT:PCBMのバルクヘテロ接合膜に添加した膜および素子の特性に及ぼす影響について調べた。
平成26年度 鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業研究発表会プログラム
平成27年2月14日
講演番号
EE-34
固体-4
学籍番号
氏名
卒業研究論文題目
B11T3073K
山本 一樹
有機薄膜太陽電池とその応用に関する基礎的研究
-電力変換検討用の出力制御実験回路の調査-
概 太陽光,風力発電からのエネルギーは変動が激しく、電力変換後に実用する上で安定しないため大きな問題となっている。そこで大振幅変動
に対応する前段階としてDC-DC変換出力の安定制御に関する基本的な方法について調査し、回路シミュレーション上で小電力のDC-DC
要 アップコンバータの出力電圧変動を、今回は従来のPI制御により安定化させることを検討した。
有機薄膜太陽電池とその応用に関する基礎的研究
-実回路(実機)の作製のためのDC-DC変換回路の調査1k~10kW程度のDC-DCアップコンバータの作製、評価を目指す上で、試験評価用回路として1W~数W程度の回
路を設計、試作し設計、評価法を調査した。設計通りの動作を確認し効率は95.17%の値を示しており、設計の手法と
しては確立できたと思われる。今後1kW~10kWの回路(実機)の作製のための指針を得た。
有機薄膜太陽電池とその応用に関する基礎的研究
EE-36
固体-6 B11T3028Z 佐々木 仁士
-アクティブバッファを用いた電流形DC-DC変換の基礎検討本研究では比較的検討の少ないアクティブバッファ回路を用いた電流形変換回路での基礎的な検討を試みた。高
速スイッチングが可能なパワーMOS-FETを用いた1kW程度の電流形DC-DC変換回路において回路シミュレーショ
ンによる損失予測を行い、電圧形変換回路と比較するとMOS-FETでの損失を最大11.8Wの低減を確認した。
休憩 10:35"00 ~ 10:45"00 (10分)
EE-35
概
要
概
要
固体-5
B09T3066Y
湯谷 慎一
10:45"00-10:52"30 電子材料工学研究室 3件(7分30秒)
EE-37
材料-1
B09T3037K
田中翔悟
遷移金属元素添加In2O3の合成と構造
室温で強磁性を示す希薄磁性半導体が研究されている.本研究では,In2O3を母体として遷移金属元素を添加する
概
ことで室温で強磁性となる希薄磁性半導体を作製し,その構造と磁性を調べることで強磁性発生の原因について検
要
討する.
EE-38
材料-2
B11T3023Y
北谷賢治
遷移金属元素添加ZnGa2O4スピネルの合成と構造
強磁性の発生には、添加元素がモーメントをもち、母体に対して置換していることが重要である。ZnGa2O4はスピネ
概
ル型構造を示し,金属元素が配位する2つのサイトをもっている.本研究では、Coを置換させるサイトを選択できる
要
か、サイトの差で強磁性をもつかを検討する。
EE-39
材料-3
B11T3066B
松葉赳則
TM, Y共添加ジルコニアの作成と結晶構造
希薄磁性半導体の強磁性の発生の原因は分かっておらず、理論的には酸素空孔、3dのスピンが必要だと考えられ
概 ている。そこで、酸素空孔を有している(ZrY)O を母体として、Co、Niを添加した試料を作製し、構造と格子定数、強
2
要
磁性であるか調べる。
10:52"30-11:22"30 光半導体工学研究室 12件(30分)
EE-40
光半導体-1
B11T3050M 長谷川 浩康
分子線エピタキシー法によるN添加p-ZnSTeの作製とp型特性
向上
概 本研究室ではこれまでZnSTe:NにおいてEBICやI-V測定からp型の特性が示された。本研究では成長温度、Sの供
要 給量、Te組成等を見直して結晶性の向上と、p型特性の向上を目指す。
EE-41
光半導体-2
B11T3046X
難波 直
分子線エピタキシー法によるGaP基板上のZnSTe成長層の構
造的評価に関する研究
概 本研究室のこれまでの研究でZnSTe:Nにおいてp型化を示す結果が得られた。しかし、ZnSTe:Nは結晶性が悪いと
要 いう問題がある。そこで、本研究室ではまずZnSTeで結晶性の良い試料の作製を目指す。
EE-42
光半導体-3
B11T3019A
門田 匡弘
分子線エピタキシー法によるGaP基板上のZnMgS成長層の構
造的評価に関する研究
概 ZnSの実用化の為に結晶性の高品質化が求められ、欠陥の抑制が必要である。Mgをドープすること、臨界膜厚以下
要 のバッファー層を用いることによりミスフィット転位などの欠陥の抑制を目指した。
EE-43
光半導体-4
B11T3071Y
山田 秀明
分子線エピタキシー法によるCuGaS2薄膜の作製
分子線エピタキシー法によって中間バンド型太陽電池に適した母体材料であるCuGaS2薄膜を作製する。構造評価
概
や光学的特性評価、電気的特性評価を用いて原理検証のために高品質な単結晶薄膜の最適な成長条件の確立
要
を目指す。
平成26年度 鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業研究発表会プログラム
平成27年2月14日
講演番号
EE-44
光半導体-5
学籍番号
氏名
卒業研究論文題目
B11T3065H
松下 将也
分子線エピタキシー法によって作製したCuGaS2薄膜の評価
概 分子線エピタキシー法によってCu-richの条件下で作製したCuGaS2薄膜に生じるCuXS相を取り除くことのできるエッ
要 チング液の模索を行う。またエッチング前後の比較を行い、CuGaS2薄膜としての評価を行う。
EE-45
光半導体-6
B11T3017H
小野 航輝
RS-MBE法によるZnO:N薄膜の
ホモエピタキシャル成長及び評価
ZnOは高効率な紫外領域発光デバイスとしての応用が期待されているが、強い自己補償効果により、p型の作製が困難であり、
概 デバイスの実用化には至っていない。そこで本研究では、ZnO基板上にNドープZnOをホモエピタキシャル成長を行うことで、
要 高品質で再現性のあるp型ZnOの作製、及び評価を行った。
EE-46
光半導体-7
B11T3057C
弘中 一希
RS-MBE法を用いたsapphire基板上のZn極性ZnO:N薄膜の
エピタキシャル成長及び評価
ZnOは3.37eVのワイドバンドギャップをもつことから,高効率な紫外領域の発光デバイスとしての応用が期待されている。本研究
概 ではRS-MBE法による成長でNO+O 混合ガスを用いてc-plane sapphire基板上にZnO:Nをヘテロエピタキシャル成長させ,
2
要 ZnOのp型伝導制御を目指している。
EE-47
光半導体-8
B11T3072U
山本 敦史
ZnO/ZnMgO 無極性量子井戸によるシュタルク効果を用いた
紫外光変調器の開発
光通信はさらなる高速化が求められており、紫外光波帯の光変調器の実用化が求められている。本研究では3.37eVの紫外バ
概 ンドギャップエネルギー及び、室温にて60meVと大きな励起子結合エネルギーを有するZnOに着目し開発を行っている。本年
要 より基板をr-plane sapphireに変更しZnO/ZnMgO無極性量子井戸を用いたシュタルク効果型紫外光変調器を目指している。
EE-48
光半導体-9
B10T3042B
田末 章男
有機‐無機ハイブリッド型紫外光検出器(PIN型)の開発
~窓層薄膜化による高感度化と暗電流特性の安定化~
紫外光検出素子は、様々な用途への応用が期待されている。本研究では、窓層にPEDOT:PSS、活性層にZnSe系半導体を用
概 いた有機-無機ハイブリッド型紫外光検出器の研究を行っている。PEDOT:PSSの溶媒希釈による窓層の薄膜化において,ア
要 ニール条件の検討をおこない窓層薄膜化による高感度化と暗電流特性の安定の両立を目指す。
EE-49
光半導体-10
B11T3010U
内田 繁人
インクジェット法による有機‐無機ハイブリッド構造ZnSe系紫外
APDの開発 ~APDの応答速度と集積化~
紫外光検出器は様々な分野での応用が期待されている.本研究では有機導電膜PEDOT:PSSを用いた有機‐無機ハイブリッド
概 構造の紫外APDの研究・開発を行っている.具体的には,高速応答可能なAPDの作製条件および信号の干渉が起こらない素
要 子間ギャップの最小値の検討を行い,紫外高速集積型APDの実用化を目指す.
EE-50
光半導体-11
B10T3045M
田中 翔也
薄膜MoS2を用いたTFTの作製
近年ナノエレクトロニクスデバイス材料として,2次元層状構造を持つ物質が注目を集めている.本論文では硫化モリブデン
概 (MoS2)という2次元構造を持つ物質を用いて,液晶ディスプレイの画素スイッチとして用いられている非常に薄いトランジスタ
要 (TFT : Thin Film Transistor)を作製し,このTFTの特性を調べることを目的とする.
全炭素二次電池の開発
~大容量二次電池の開発~
近年、太陽光発電などの電気貯蔵する低価格で大容量な電池の開発がされている。また、炭素素材は電池の電極
概
材料として注目されている。そこで本研究では低価格である活性炭(白炭)を使用した、全炭素二次電池の実用開発
要
を目指す。
EE-51
光半導体-12
B10T3052Y
西村 亮佑
11:22"30 ~11:37"30 マイクロデバイス工学研究室 6件(15分)
EE-52
マイクロ-1
B11T3018B
柏木康平
積層構造メタマテリアルに関する研究
近年,動作周波数がTHz帯域であるTHz波メタマテリアルの研究が盛んに行われている.本研究ではAgIC(Ag
概
Inkjet Circuit)プリンターにより,メタマテリアルによく用いられる構造の一つであるSRR(Split-Ring Resonator)を作製
要
し,積層することで,安価で手軽な広帯域動作THz波メタマテリアルの作製を試みる.
Fishbone型MEMS共振器においてshort beamの形状が
マイクロ-2 B11T3034H
EE-53
高橋良
共振モードに及ぼす影響
概 Fishbone型MEMS共振器においてshort beamの形状がどのように影響してくるのかQ値(quality facter)という指数を
要 中心に研究を行い、オリジナルモデルよりもQ値の高いモデルを考察する。
活性炭電極を用いたZn/Brフロー電池の研究と
その小型化における電気浸透流ポンプの検討
二次電池の一種にレドックスフロー電池がある。本研究では電極に活性炭を用いたZn/Brフロー電池を設計、作製
概
した。また、電池構成要素の一つであるポンプに電気浸透流ポンプを提案し、有限要素法を用いたシミュレーション
要
によりその有効性について検討した。
EE-54
マイクロ-3
B11T3043C
永井善規
平成26年度 鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業研究発表会プログラム
平成27年2月14日
講演番号
EE-55
マイクロ-4
学籍番号
氏名
卒業研究論文題目
B11T3062Z
藤田結衣
環境モニタリング用クロロフィルと
濁度センサーの小型化の検討
概 高性能・小型・安価なMEMS技術を用いたセンサーネットワークシステムを用いて、クロロフィルや濁度などの水質を
要 モニタリングするMEMSセンサーモジュールを作製することが本研究の目的である。
EE-56
マイクロ-5
B08T3020U 小田雄一郎
コプレーナ伝送線路におけるメタル厚さと損失に関する考察
概 高周波伝送線路であるコプレーナ線路について、導体厚や周波数を変えながら特性インピーダンスと透過率をシ
要 ミュレーションし導体厚と損失に関する考察を行うことが本研究の目的である。
EE-57
マイクロ-6
B11T3012Z
岩元 貴裕
高感度センシングのための金ナノロッド作製
近年、 金属ナノ粒子がバルク金属とは異なる光応答を示すプラズモニクスの研究が行われ、光応答によって引き起こされる電
概 場増強効果を用いた応用がなされている.ナノサイズの金ナノ粒子である金ナノロッドを用いた電場増強効果に最適な金ナノ
要 ロッド構造体の作製を試みる。
11:37"30-12:02"30 電磁エネルギー応用工学研究室 10件(25分)
EE-58
電エネ-1
B11T3025K
小塩 智弘
電界下における緑豆もやしの影響
今後の人口増加に対応するために食料の増産は必須であり,植物工場などが期待されている.本研究では緑豆もやし様々な条
概 件の電界を印加することで成長の違いを観察した.その結果,適度な交流電界を印加することで,無印加の場合と比較して全長
要 が長くなった.このことは適度な電界を印加することで,植物工場における生産サイクルの短縮化が期待できる.
EE-59
電エネ-2
B10T3050B
中越 雅紀
生体認証のための
様々な歩行状態による人体の帯電量の変化
本研究では歩行により人体に発生する帯電量の変化から個人の特徴を引き出すことが新しい非接触の生体認証として利用で
概 きるのではないかと考えた.様々な歩行状態の帯電した被験者による誘導電流の変化を測定し,誘導電流波形が異なることが分
要 かった.この結果は個人認証システムの構築に寄与すると考えられる.
EE-60
電エネ-3
B11T3058B
福泉 照夫
人体の帯電量変化を用いた歩行認証における
ニューラルネットワークの有効性の検討
ニューラルネットワークは個人の特徴を環境に応じて判別することができ,バイオメトリクスにも応用されている.歩行の際に生じる
概 誘導電流を用いた生体認証においてもニューラルネットワークが応用できるのではないかと考え,有効性の調査行った.様々な
要 条件下でニューラルネットワークに関する検証を行い,その結果限られた条件下での認証が可能であることが分かった.
EE-61
電エネ-4
B11T3006Y 齊宮 誠一郎
白炭電極と太陽電池を用いた
電気透析法による脱塩と電力回収
概 本研究は,太陽電池を用いて乾燥地帯などの水不足の地域で活用できるスタンドアロンの造水システムの開発を目指すものである.白炭電極
を用いた電気透析装置を製作し,塩水の脱塩特性,及び脱塩終了後のイオンを吸蔵した白炭電極を電池として電力の回収を図った.その結果,
要 太陽電池を用いることでの脱塩及び電力の一部回収に成功したため,その有効性を確認することが出来た.
EE-62
電エネ-5
B11T3003A
足立 雄一
PVモジュールによる臭素電池の充放電特性
概 太陽光発電用蓄電池として電解液として臭化カリウム水溶液,電極としておが屑を原料としてつくられた白炭からなる複数の臭素電池に対し
て,太陽電池を用いての充電および負荷を接続しての放電実験を行った.臭素電池は製作過程でのばらつきのため,品質が必ずしも一定し
要 ていないが,充電時の電圧は安定しており,臭素電池は電力貯蔵用の二次電池としての期待ができると思われる.
EE-63
電エネ-6
B11T3007U
入柿 雄海
Al金属をベースとした
Al/Cu Al/SiO 2/Si構造の表面・界面に関する基礎研究
近年,アルミニウム(Al)金属やアルミナ(Al2O3)薄膜を用いた研究が盛んに行われている. しかしながら,半導体などの研究と
概 比較して実践的な研究が多いが,基礎的な研究は少ない. そこで本研究では,スパッタ法によりCu/AlとAl/SiO2/Siを作製し,
要 それらの表面・界面に関する基礎的な研究をおこなった.
EE-64
電エネ-7
B11T3036A
田中 新也
Cu/Al 2O3/Al素子の作製と電気的特性
Al金属や酸化物の性質は不明な点が多い.メモリ素子の研究では,Al2O3薄膜中を介したトンネル効果による現
概
象,その提案発現機構は十分には明らかにされていない.本研究ではCu/Al2O3/Al素子を作製し,スイッチング特
要
性とフィラメントパスの形成, 酸素欠損との関係を調べた.
EE-65
電エネ-8
B11T3004B
穴井 達也
MgO基板上のBaTiO3薄膜の作製及び評価
強誘電体は,誘電性,圧電効果,逆圧電効果,焦電効果などの性質を持っている.現在の主たる強誘電体材料としてPbZr1−
概 xTixO3(PZT系)があるが,鉛を含まない強誘電体材料が望まれている.BTO系が今後の鉛フリー強誘電体材料として最も実用
要 の可能性を有している.本研究では,MgO基板上のBTO厚膜を作製し,それらの特性を評価した .
平成26年度 鳥取大学工学部電気電子工学科 卒業研究発表会プログラム
平成27年2月14日
講演番号
EE-66
電エネ-9
学籍番号
氏名
卒業研究論文題目
B10T3056B
原田 敬弘
3軸加速度センサーを用いた見守り支援システムの
構築と状態分析に関する基礎研究
概 高齢者の転倒や孤独死の対策として,介護者が高齢者の状態を把握できる3軸加速度センサーとニューラルネットワークを用いた見守り支援
システムを提案,構築した.本論文では被験者の右上腕にセンサノードを装着させ,4種類の動作を行わせ,加速度データを無線通信を介し
要 て取得した.取得した加速度データを用いてニューラルネットワークに学習させ,汎化能力をテストした結果,各動作を判別する事ができた.
EE-67
電エネ-10
B11T3041U
土井 幸希
ネットワークカメラによる要支援者の
見守り支援システムの構築と性能評価
高度高齢化社会を迎え,将来的に介護が必要な状態になる可能性を持つ要支援者を対象とした見守り支援システムを構築し
概 た.このシステムでは,ネットワークカメラからの画像に対して画像処理(エッジ検出)を施し,そのエッジ検出画像の画素値デー
要 タを入力としたニューラルネットワークによる危険度の判定性能の評価を行った.
12:02"30-12:20"00 電子物理工学研究室 7件(17分30秒)
EE-68
物理-1
B10T3047B 手良向 晴貴
BaTiO 3ナノ粒子を塗布した無機薄膜EL(エレクトロルミネッセン
ス)素子における発光効率の改善に関する研究
無機薄膜EL素子の駆動電圧を低減させるために、発光層と絶縁層の間にBaTiO ナノ粒子を塗布し、発光効率の改善について検討を行っ
3
概 た。今回作製したBaTiO ナノ粒子を塗布した素子では、無塗布の素子に比べて約4倍の発光効率の増加が得られた。これまでのSrTiO
3
3ナノ
要 粒子を塗布した素子では、約2.2倍の発光効率の増加が得られた。
EE-69
物理-2
B11T3016M
岡田 将大
Euを付活した酸化フッ化硫化物系蛍光体
-アニオン設計による電荷移動状態(CTS)励起帯の制御-
現在市販されている白色LED用赤色蛍光体の問題点を解決するために、青色波長域のみに励起帯を有し、かつシャープな赤色発光を示す
概
蛍光体の作製が求められている。本研究では、アニオン元素の組み合わせによりイオン性、共有結合性の強さを制御することで、Eu3+のCTS
要 励起帯による青色励起の実現を目指した。
EE-70
物理-3
B11T3009C
上原 航
溶液合成法によるCuAlS2:Mnナノ蛍光体
の作製と評価に関する研究
太陽電池の発電効率を向上させるべく、ナノ蛍光体を分散した波長変換膜が注目されている。波長変換膜に用いる蛍光体として、400 nm 付
概 近の近紫外波長域に励起帯を持ち、可視光で高効率で発光するナノ蛍光体が求められる。本研究では、溶液合成法によるCuAlS :Mn2+ナノ
2
要 蛍光体の作製を検討した。
EE-71
物理-4
B11T3021B
河野 公紀
酸化物メモリ電極の非貴金属化に関する研究
概 抵抗変化型メモリのスイッチング特性への陰極材料依存性を調査した結果, PtよりNiが①低電圧動作, ②高データ
要 保持特性, ③低コストであり陰極材料として優れていることが明らかになった.
EE-72
物理-5
B11T3074C
渡邉 浩平
導電性ブリッジメモリの省電力化に関する研究
概 導電性ブリッジメモリのメモリ層にイオン液体を添加することで, 従来の素子構造に比べ大幅な低消費電力化と信
要 頼性の向上が実現された. この研究成果は省電力非ノイマン型コンピュータの実現に貢献すると期待される.
EE-73
物理-6
B11T3001X
青木 智宏
導電性ブリッジメモリの酸化物材料依存性に関する研究
イオン液体供給型の導電性ブリッジメモリの酸化物材料依存性を調査した結果, 酸化物層はメモリ性能に影響を及
概
ぼすことが明らかになった. 横型構造をもつ導電性ブリッジメモリにおいてもイオン液体による動作電圧の低減が可
要
能である.
ペロブスカイト酸化物単結晶を用いた
EE-74
物理-7 B11T3030B 塩見 俊樹
ReRAMの動作機構に関する研究
Bi2Sr2CaCu2O8+δ(Bi-2212)バルク単結晶を用いた抵抗変化型メモリは, 酸素イオンのみならず水素イオンによるメモ
概
リ動作が可能である. 本研究では, 水素導入に伴うBi-2212結晶内部の変化を調査し, さらに他材料を用いた水素イ
要
オン拡散型ReRAMの作製を行った.