TSUBAME 利用における留意事項 はじめに 1. パスワードについて

利用者各位
学術国際情報センター
TSUBAME 利用における留意事項
はじめに
TSUBAME は大規模なシステムですが、資源が無限にあるわけではありません。複数の利用者が同
時にシステムを利用する上で、利用者は次の事項に注意し、システムの効率的な運用にご協力いただ
けるようお願いします。
システムの運用に支障があるとセンター側で判断した場合には、実行中/実行待ちジョブの強制削除、
またはファイル等の削除などを行う場合がありますので、あらかじめご了承ください。
1. パスワードについて
パスワードを他人に教えるなど、アカウントを共有する行為は決して行わないでください。また、
下記のルールを参考に、推測されにくいパスワードを各自設定し、厳重に管理してください。
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8 文字の英数字 (大文字、小文字の区別あり)や符号を組み合わせる。
z
英数字で設定する場合は、最低一文字は大文字を使用する。
z
ユーザ名と同一のパスワードは設定しない。
z
英単語等、辞書に載っているものは設定しない。
パスワード変更方法例:
$ ssh login.cc.titech.ac.jp ※ssh で login.cc.titech.ac.jp に接続してください
$ passwd
Changing password fo user user001
Enter login(LDAP) password: 旧パスワード
New UNIX password: 新パスワード
Retype new UNIX password: 新パスワード
LDAP password information changed for user 001
passwd: all authentication tokens updated successfully.
※login.cc.titech.ac.jp でパスワード変更をすることにより、media-o,media-s,mail-o,mail-n
の各ホストのパスワードも同時に変更されます。
脆弱なパスワードが設定されていないかセンター側で、定期的に検査をしております。脆弱なパス
ワードが設定されていることが判明した場合、利用者へのお断りなく、システム側でパスワードを変
更させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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2. 適切なキューで実行してください
TSUBAME にログインしてジョブを実行すると、インタラクティブノードで処理が開始されます。
インタラクティブノードおよび novice キューはプログラム開発、あるいは小規模なアプリケーション
の実行を目的としたノードですので、本格的なジョブを実行する場合は n1ge コマンドを利用してバ
ッチノード(約 600 ノード)で処理してください。また、バッチノードの利用にあたっては、各キュー
の利用目的を守り、特に novice キューで本格的なジョブを実行することのないようご注意ください。
なお、キューの利用目的を守らなかったり、システムの運用に支障があると判断された場合、実行
中の利用者ジョブを連絡なく強制終了する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
バッチ実行した方が良いジョブの例:
4CPU 以上の並列ジョブ/2GB 以上メモリを使用するジョブ/長時間 (例えば 30 分以上)実行されるジ
ョブ
n1ge コマンドの使用法については、利用の手引きをご覧ください。
3. データ出力には一時領域を利用してください
TSUBAME のディスク領域には目的別にホーム領域(/home)、一時領域(/work)、長期保存領域
(/archive)の三種類の領域があります。バッチジョブからは、長期保存領域(/archive)を参照できない
ためご注意ください。ホーム領域(/home)ではプログラム開発や実行バイナリの保存にとどめ、プログ
ラムからの出力には短期作業領域(/work)をご利用ください。短期作業領域(/work)はホーム領域
(/home)よりも容量が大きく、また Lustre 分散ファイルシステムにより高速度の入出力が可能です。
4. バッチジョブの投入数にご注意ください
バッチシステムの効率的な運用のため、大量のジョブを投入しないよう注意してください。スクリ
プトなどで自動的にバッチ投入をおこなう場合、バッチシステムの動作に支障が無いよう、十分な配
慮をお願いいたします。
なお、システムの運用に支障がある場合、利用者のバッチジョブを削除する場合がありますので、
あらかじめご了承ください。
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5. バックグラウンドジョブの禁止
バッチジョブ内ではバックグラウンド実行をしないでください。バッチジョブの中でバックグラウ
ンドジョブを実行すると、バッチシステムがジョブの利用 CPU 数を正しく認識できず、当該ノード
に必要以上の負荷がかかり、その結果、ノード内で実行されている全てのジョブに性能低下などの影
響が出ることがあります。
バックグラウンドの例 (下記のようなジョブは実行しないでください)
#!/bin/sh
./a.out &
#job end
6. ディスクはこまめに整理してください
TSUBAMEのディスク領域の使用量に注意し、不要なファイルは削除する等、空き容量の確保にご
協力ください。なお、システムの運用に支障がある場合、アクセスのない古いユーザファイル等を削
除して空き領域の回復を行う場合がありますので、あらかじめご了承ください。
7. センターからの情報を確認してください
TSUBAME の運用や利用に関する詳細は、利用の手引きやセンターのページを参照してください。
GSIC ホームページ:
http://www.gsic.titech.ac.jp/
研究システムホームページ:
http://www.gsic.titech.ac.jp/~ccwww/
利用の手引き:
http://www.gsic.titech.ac.jp/~ccwww/tebiki/index.html
問い合わせ:
http://www.gsic.titech.ac.jp/faq.html#qa
8. ご意見をお寄せください
TSUBAME の運用についてできるだけ多くの利用者からご意見をいただき、より快適な利用環境
を構築したく思います。利用者の皆様のご理解とご協力を今後ともよろしくお願いいたします。
ご意見窓口:
コンピュータシステム担当 内線 2035
[email protected]
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