JavaTM Edition v4.7

Java Edition v4.7
パワーアップしたパフォーマンス、
TM
データベースとの連携もスムーズな、Java ベースのマッピングサーバ
Java Edition v4.7
TM
今や多くの企業において「ロケーション情報の活用」は顧客サービスの向上、
効率的な資産
管理、
的確な意思決定には欠かせないものとなっています。
MapInfo MapXtremeシリーズはイントラネット、
インターネットで幅広いソリューションを実現す
るためのマッピングサーバでスタンドアロン型と比べ、
ユーザあたりのコストを大幅に削減します。
クライアントのプラットフォームを限定しないマッピングサーバ MapInfo MapXtreme Java
Editionは企業の資産を継承するとともに大人数による情報共有、
伝達、
分析を可能にします。
MapInfo MapXtreme JavaTM Edition v4.7 採用のメリット
インターネットのための設計
しているのが実情です。Javaベースのマッピン
MapInfo MapXtreme Java Editionの
グアプリケーション、 MapInfo MapXtreme
J a v a B e a n s のコレクションにより、S u n
通常、MapXtremeは標準のWebブラウザ
Java Edition は Virtual Machine( VM)
をサ
Microsystem の
で小さなGIFイメージ
(20KB未満)
を送ることが
ポートする全てのプラットフォームで使用するこ
Borland のBorland JBuilder、
Oracle の
NetBeans Java IDE、
できます。
また、
クライアント側の使いやすさを確
とが可能です。
Oracle9i JDeveloperなど、
Java 開発環境と容
実なものにするため、
Javaアプレットと一緒に使
MapInfo MapXtreme Java Editionは
易に統合します。
うことも可能です。中帯域から広帯域回線の環
J2EE(Java 2 Enterprise Edition)認定の
境では、
ベクトル形式の空間オブジェクトをクライ
サーブレットに対応しているので、
アプリケーショ
アント側のブラウザで動作するJavaアプレットに
ンはVMを実装するマシンであればUNIX、
Thin、
Medium、
Thickクライアントに対応し
Microsoft Windows 上などでの実行が可
た柔軟なアーキテクチャの構築が可能です。
送信することが可能です。
MapInfo MapXtreme Java Editionはデー
能です。リソースを最大限に活用したエンター
タを大幅に圧縮することによって、送信時間を
プライズソリューションの提供が可能になりま
10分の1までに軽減し、
ユーザレスポンスの時間
した。
柔軟かつスケーラブルなアーキテクチャ
Thinクライアント方式
マップ作成、
レンダリングはサーバ側で実行さ
れ、
地図はGIF、
GML、
JPEGイメージとしてクラ
を短縮します。
高いスケーラビリティ
フル機能のマッピングサーバ
イアント側に送られます。リクエストはサーバ側
安定したパフォーマンスを誇るMapInfo
で処理され、
クライアント側にはJavaを必要とし
ません。
■
移動、
拡大/縮小、
センタリングのような一般
MapXtreme Java Edition は、
複数ユーザに
的な地図表示用ツール
よるアクセスを可能にします。エンタープライズレ
■
情報ツールで地図上のフィーチャをクリックし
ベルのマッピングソリューションとして安定性の
属性情報を取得
あるパフォーマンスが必要とされています 。
クライアント側でJava アプレットをダウンロード
■
地図上のポイントの選択や半径内のポイント
MapXtreme はコンポーネントベースであるた
します。サーバからはGIF、
GML、
JPEGイメージ
の選択機能
め信頼性も高く、
マルチスレッドに対応している
として受け取られます。サーバからのダウンロー
のでインターネット、
イントラネットを問わず、
企業
ドデータの最小化とともに、
より強力で柔軟なユー
のあらゆるニーズに確実に対応します。
ザインターフェースを提供します。
Thickクライアント方式
■ 当社
■
住所ジオコーダーとの連携
座標系と投影法のサポート
■ レンジによる主題図の作成
Mediumクライアント方式
■
主題によるラベルのフォント、
色、
サイズの指定
一度のプログラミングでどこでも作動
■
複合レンダリング
(例:クライアント側のGPSを
MapInfo MapXtreme Java Editionで構
クライアントはHTMLファイルを直接受け取る
利用したトラッキング、
ダイナミックなラベル表
築されたアプリケーションは理論上、
ハードウェ
のではなく、
Java アプレットをダウンロードし、
地
示等)
アやプラットフォームに依存せず移植、再利用
図データはベクトル形式で送られます。このよう
標準のMapInfoTAB、
gst、
mdfファイル形式
が可能で、
あらゆるWeb環境に対応しています。 に地図の機能はクライアントのアプレットに存在
より柔軟なアプリケーション構築が可
製品にはApache Tomcat 4.1(フリーソフト) するため、
■
の読み込み
■ 空間データサーバ、
SpatialWare
Webアプリケーショ
for Informix、 が標準で提供されるため、
Oracle 8i Spatial v8.1.5、
v8.1.6、
Oracle 9i
Spatial、
SpatialWare for SQLServerへの
接続
100%PureJavaTM
ンの開発環境を別途購入する必要がありません。
効率的なアプリケーション開発を実現
能です。
データベースへの接続
MapXtremeはサーバ側のデータベースに
MapInfo MapXtreme Java Editionには、
格納された空間データへ、
安定性のあるアクセ
Thinクライアント向けにダイナミックなHTMLコ
スを実現します。 また、 Oracle、 Informix
ンテンツの作成を容易に実現するカスタムJSP
Universal Server、Microsoft SQL Server
マルチプラットフォーム
タグ・ライブラリなど、
Webアプリケーションの開
2000、
MapInfo
パフォーマンス、
信頼性、
安定性、
スケーラビリ
発に役立つ数々のツールが含まれています。迅
Serverへの読み書き機能でマップオブジェクト
ティの面から通信や保険など、
多くの業界では
UNIX を使用していますが、
同組織内の他のユー
削除することができます。
速にプロトタイプを作成するためのウィザード、 を新規に作成、
MapInfo
MapXtreme
Java Edition v4.7
Webアプリケーションウィザードは、
コーディング
ザは Windows システムで作業しているケース
を簡略化し効率的なアプリケーション構築を提
は Oracle 8i Spatial と Oracle 9i Spatial に
も多く、
企業内に様々なプラットフォームが混在
供します。
完全対応しています。
SpatialWare
for
SQL
MapInfo MapXtreme JavaTM Edition v4.7の新機能
SVGサポート
パフォーマンスの改善
グラデーションの塗り
MapXtreme Java Editionは主要な分野で
色のグラデーションでオブジェクトを塗ったり、 MapXtreme Java EditionはSVG画像を
大幅にパフォーマンスが向上しています。最も
ユーザ用のSVGクライアント機能もあ
色を他の色へ少しずつ変化させることができます。 表示でき、
大きく向上したのは、
ESRI社 shapeファイルフォー
マットのオープニングとラスターイメージの表
示です。
バッファ
線や多角形の周囲でバッファが可能で、既
ります。SVG(Scalable Vector Graphic)
は、
自然分布レンジ
2次元のグラフィックをXMLで描画するための
レンジ主題図を作成するときに、
自然分布レン
ジを使用できます。
より均等にデータを分布させ
側の端末環境に左右されず、
豊かなグラフィッ
るために、
各レンジの平均値を使用するアルゴリ
ク機能や国際性があり、
アニメーションやインタラ
ズムによって、割り振られます。自然分布レンジ
クティブな動きも可能です。
存の図形の周辺に新しい図形を作成できます。 は均等に分布していないデータの効果的な表
ホームランドセキュリティ アプリケーションはこの
機能を使って、
ハイウェイやランドマークから一
定の距離に影響される範囲を割り出します。
円グラフ、棒グラフの主題図
スタンダードなグラフィックフォーマットです。閲覧
現方法です。
OGC WMS
OGC WMS (Web Map Service) version
TAB Edit
1.1.1を導入しています。パラメータを設定するこ
MapXtreme Java EditionはTABファイル
とによってユーザが地図(イメージ)
を作成でき
を編集できます。これまではOracle Spatial 向
ます(図3)。
円グラフ
(図1)、
棒グラフ
(図2)
を作成できます。 けだけに空間データを作成できましたが、
これに
主題図では地図上に数値データを割り当て、
範
よって、
MapInfo製品間でより簡単にシェアでき
囲を表示できます。
るT A Bファイルを作 成 できます 。O r a c l e
Spatialを持たないユーザにもご利用いただけます。
図1 円グラフの主題図
図4 主題図ウィザードの設定画面
図2 棒グラフの主題図
図3 OGC WMSによるパラメータ設定画面
図5 主題図の画面例
※図は英語版サンプルです。
MapInfo MapXtreme JavaTM Edition v4.7の主な機能と特徴
プロトタイプ ウィザード ツール
JDBC接続プール
アプリケーション開発でコーディングが不要になるツー
M a p X t r e m e で 構 築したアプリケーションが 、
数値データの主題図
ルです。新しくアプリケーションを開発する場合に加え
MapXtreme と JDBC 接続を共有できます。これに
個別の数値データに対して異なる色が割り当てられま
ス接続のリソースネームだけが必要です。
て、
変更や拡張をするときにも、
ウィザードが自動的にコー
よりパフォーマンスが向上し、
展開を簡略化します。
す。例えば各々の販売領域やファーストフード店が色
ドを書きます。プロトタイプや簡単なアプリケーションを
カスタムJSPタグ ライブラリ
分けされます。
開発する時間を削減でき、
スキルやテクニックをあまり
アプリケーションとコントロールを管理するエンタープラ
JavaBeans
もたない方でもご利用になれます。
ビジュアルなインターネッ
イズマネージャで、
簡単にJSPタグをカスタマイズできます。 MapXtreme JavaBeans は、
スタイルエディタ
アプリケーションの調整、
更新を迅速に行えます。
ト開発環境(IDE)で使うことができます。開発者はコー
カスタムイメージをシンボルにして、
シンボルライブラリを
名前付きレイヤ/名前付きレンダリング
ドを書くかわりにドラッグ&ドロップを使い、
オブジェクト
TM
作成・管理することができます。XMLでも作成できます。 XMLでレイヤとレンディションを指定できるので、
開発
をアプリケーションに加えます。
また、
トグルスイッチによっ
主題図ウィザード
が単純になり、
素早く地図を展開できます。プログラミ
てJavaBeans がローカルにベクトルデータを送るので
ウィザードによって実際のデータをもとに、
主題図を簡
ングの過程が単純化され、
パフォーマンスが向上しま
はなく、
サーバから描画することが可能です。その他、
単に作成できます(前頁図4, 5)。
パン、
センタリングツール、
主題図ウィザード、
レ
した。データソースや格納場所が変更された場合でも、 ズーム、
データ管理
ファイルの格納場所を指定する必要がなく、
名前を指
イヤと主題図の凡例、
多数の探索ツール
(例として範
従来の地図定義マネジメントツールを強化し、
地図定
定するだけですみます。
囲選択、
矩形選択、
多角形選択など)
です。
義ファイルの編集、
データセットの作成・管理ができます。 連続表示
マップ定義マネジャ
データ結合
部分的イメージを、
一定の間隔で連続してより詳細な
ユーザがベースの地図をビジュアルに扱えます。
外部にあるデータを使用したり、
そのデータを結合して
イメージにレンダリングでき、
この時間の間隔はユーザ
MapInfoTABファイル、
ラスターファイル、
Spatial
主題図のように分析することもできます。例えば、
異な
が設定できます。例えば、
大きな地図全体を一度に表
Ware for Informix、 Oracle 9i & Oracle 8i
るデータベースにある、
領域の境界線データと販売実
示するかわりに、
5秒ごとに徐々にはっきりと見えるよう
Spatial 8.1.6 & 8.1.7 レイヤのマップ定義を保存でき
績データの2つを結合して販売領域の地図を作ること
に表示できます。
ます。
ができます。従来のバージョンでは、
分析用データは同
先進的な図形描写
じデータベースで保存されていなければなりませんで
拡大可能なベクターデータによるシンボロジーをサポー
動作環境
した。
トしています。シンボル、
線のスタイル、
塗りのパターン、
MapXtreme Java Editionは下記の条件を満たす
データプロバイダへのAPIの公開と提供
線と塗りの可視/不可視、
True Typeフォントもサポー
データプロバイダはTABファイル、
Oracle 8i など、
異な
トしています。
必要があります。
■
るデータフォーマットの読み方や表示方法を指定します。 JDBCデータプロバイダ
これによって、
MapXtremeアプリケーションの中で使
XMLベースの記述により、
フィーチャレベルのレンダリ
サーブレット/Java Server Pages をサポートする
Webサーバ、
サーブレット/JSPをサポートするプラ
グインを使用したWebサーバ、
もしくはスタンドアロン
われている様々なデータフォーマット向けに、
ユーザ独
ングができます。シングルレイヤで異なるレンディションを
のサーブレットコンテナ。サーブレットコンテナまたは
自のデータを作成できます。
秒単位で実行可能です。例えばシングルレイヤでハイ
プラグインは、2.3サーブレットAPI仕様および1.1
合成レンダリング
ウェイ、
主要道路、
マイナーな道路を違う色や線のスタ
アプリケーション開発者が道路アプリケーションを作る
イルを使って表示できます。
ことができるように、
注記レイヤを強化しました。画面を
マップ定義ファイル(MDF)
はデータベース志向のア
リフレッシュするか静止の状態でいるかも選べます。
プリケーションをデータベース内に格納し、
ファイルシス
JSP API仕様をサポートしている必要があります。
■
Java 2プラットフォーム対応のバージョン1.4.1以上の
■
サーバにビデオカードが設置されていること。Sun
VM
静止した背景に動的なデータを重ねることもできます。 テムレベルでは情報を管理する必要がありません。
レイヤ変更ウィザード
MDFはXMLで現わされます。
ウィザードを使ってレイヤのプロパティ表示や編集がで
グリッドオブジェクトをサポート
きるので、
データやサーバの格納場所を変えるのに便
グリッドは、
ピクセルレベルで属性情報の記録を可能に
利です。
します。高度や温度、
電波信号の強弱といったデータ
属性検索
を使って、
レリーフマップ
(地形図)
を作るのにもよく使
Solarisでは、
ビデオカードもしくはX11サーバのい
ずれか
(拡張グラフィック機能のためJava 2Dで必要)
■
200MB以上のハードディスク容量(インストール時
は最大760MB)
■
サンプル地図データ用の400MB以上のハードディ
スク容量
MapXtremeでは複数の属性を組み合わせてデータ
われます。
を検索できます。
パフォーマンスとセキュリティの向上のためのデー
アニメーションイメージ
タベース接続プール
サーバが初期化されたときに接続が確立するので、
標準価格
地図上にシンボルとしてアニメーションGIFイメージを
配置できます。
各ユーザが個別にデータベースに接続する必要がな
1ユーザ価格 :40,000円(税別)*
全体のレイヤ表示
く、
パフォーマンスが向上します。データベースアクスセ
1CPU価格:2,000,000円(税別)
レイヤ全体を表示するために素早くズームイン、
ズーム
ス用のユーザ名とパスワードはインターネット側に送ら
*10ユーザからの販売になります。詳細はお問い合わせください。
アウトができるので、
簡単に情報を検索できます。
れないので、
セキュリティは強化されます。データベー
■
256MB以上のRAM
MapXtreme Java Edition v4.7
MapInfoソリューション導入のお問い合わせは株式会社アルプス社または販売代理店まで
株式会社 アルプス社 法人事業部
〒106-6128
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
TEL 03-6440-6318 FAX 03-6440-6323
E-mail [email protected]
http://www.alpsmap.co.jp
http://www.mapinfo.jp
● ©2006 MapInfo Corporation. All rights reserved. MapInfo、
MapInfo Meridian のシンボル、
MapInfo MapXtreme は、
MapInfo Corporation またはその関連会社の商標です。
● その他のマークおよび商標の所有権は、
それぞれ各社に帰属します。
(富士通SSL)
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