海外観光客出国退税ガイドライン一、出国退税（税金還付）政策海外観光客が出国する時、退税商店で購入した退税商品の付加価値税を還付してもらうことを出国退税政策と称する。海外観光客とは、中国国内で連続居住 183 日未満の外国人及び香港.マカオ.台湾同胞を指す。効力を持つ身分証明書類とは、旅券、香港.マカオ住民内陸往来通行証、台湾住民大陸往来通行証等である。二、退税物品退税物品とは、海外観光客本人が退税商店で購買した、税金還付条件に合う個人物品を指し、下記の物品は含まれない：（一）「中華人民共和国輸出入禁止.制限物品リスト」に掲載される出国禁止.制限物品；（二）退税商店で販売される、付加価値税免税政策が適用されて既に免税された物品；（三）中国財政部、税関総局、税務総局が定めたその他の物品。三、税金還付の条件（一）同一の海外観光客が同一の日に同一の退税商店で購入した免税品総額が人民元 500 元に達する場合；（二）免税品が使用または消費されていない場合；（三）出国日が免税品購入日（付加価値税領収書の発行日）より 90 日未満の場合；（四）購入した免税品が海外観光客本人により機内/ 船内へ持ち込まれるか、または同じ便で同時に出国する場合。四、還付金額の計算公式還付すべき付加価値税=出国する免税品の購入領収書（付加価値税を含む）×還付率（11％）還付代行機関が受け取る手数料=免税品の購入領収書（付加価値税を含む）×手数料率（2％）実際適用する付加価値税還付額=還付すべき付加価値税-還付代行機関が受け取る手数料五、還付手順（一）免税品の購入海外観光客は退税商店で免税品を購入した後、税金還付を申請する場合、効力を持つ本人の身分証明書類及び免税品を購入する際発行された、付加価値税の含まれた一般領収書を持ち、同退税商店に「海外観光客出国退税申請書」（以下「出国退税申請書」と称する）を要請する。処理手順：免税品を購入→税金還付を要する場合→ 「出国退税申請書」を要請（二）税関の検査と確認海外観光客は出国する時、免税品と「出国退税申請書」及び免税品購入領収書を持ち、税関に申告し、税関の検査と確認を受ける。税関は確認後「出国退税申請書」に捺印する。処理手順：免税品と関連書類を税関に提出→税関が検査と確認→税関が「出国退税申請書」に捺印。（三）代行機関で税金還付出国税金還付は海外観光客の出国手続きを処理する出国隔離地域内に位置する税金還付代行機関で処理する。海外観光客は効力をもつ身分証明書類、税関が検査.確認後捺印した「出国退税申請書」、免税品購入領収書を持ち代行機関に税金還付を申請する。代行機関は関連情報を確認後、海外観光客に付加価値税を還付し、還付金額を支払する。代行機関は付加価値税の還付金額から代行手数料を引き抜く。処理手順：代行機関に関連書類を提出して税金還付を申請→代行機関が審査確認→還付税金を領収又は口座還付処理し、「出国退税申請書」に確認署名する。六、還付貨幣還付貨幣は人民元で、還付方式は現金還付と銀行口座還付の二種類がある。還付金額が 10,000 元未満の場合、還付方式を選択可能であるが、還付金額が 10,000 元以上の場合、銀行口座への還付のみとなる。七、退税商店退税商店標識：退税商店リストは下記サイトを参考：広東省国家税務局（http://www.gd-n-tax.gov.cn）八、税関検査.確認場所広州白雲国際空港南沙港旅客ターミナル九、還付代行機関中国農業銀行株式有限公司広東省分行十、詳細な情報は下記を参考（一）広州市国家税務局ハットライン：12366-1 （二）広州市国家税務局官用ブログ:@広州国税；広州市国家税務局ヴィチャット：（三）下記サイトで検索：広州市国家税務局（http://www.12366.gov.cn）広州市財政局（http://www.gzfinance.gov.cn）広州税関（http://guangzhou.customs.gov.cn）広州市商務委員会（http://www.gzcoc.gov.cn）広州市旅游局（http://www.gzly.gov.cn）