同志社大学「次世代研究者」プロファイル 2015年12月現在 基本情報 氏名 氏名(カナ) 学歴 職歴 指導教員 博士学位論文題目 渡辺 扇之介 ワタナベ センノスケ 氏名(英字) メールアドレス WATANABE Sennosuke sewatana(a)mail.doshisha.ac.jp 2004年4月 同志社大学工学部電気工学科 入学 2008年3月 同 卒業 2008年4月 同志社大学工学研究科電気電子工学専攻博士課程(前期) 入学 2010年3月 同 修了 2010年4月 同志社大学工学研究科数理環境科学専攻博士課程(後期) 入学 2013年9月 同 修了 2013年10月 同志社大学理工学部 研究員 2014年3月 同 退職 2014年4月 同志社大学研究開発推進機構 助手 現在に至る 渡邊 芳英 教授 取得学位 博士(理学) 専修外国語・読解可能な外国語 英語 Studies on Mathematical Structures of Network Optimization Problems(ネットワーク最適化問 題の数学的構造に関する研究) 研究活動 研究分野 離散最適化問題,計算代数,セルオートマトン 科研費分類による研究分野 数物系科学 研究テーマ 多項式を用いたセルオートマトンの代数的構造の研究 研究概要 セルオートマトンの研究は現象論としてのものが多く,数学的構造を調べたものは少ない.私 は,セルオートマトンの構造を調べるために,セルオートマトンを有理係数の多項式で表現し た.そして,その多項式を用いてセルオートマトンの保存量について調べた.現在の研究状況 は,様々な値を取る,様々な近傍を持つセルオートマトンに対して,保存量を持つセルオートマト ンを全て求めることに成功している.今後の興味としては,取る値の違う,近傍も違うセルオート マトンについて,同値関係を上手く定義し,同値類を数え上げることを目指している. 研究業績 (学術論文) 1. Bland’s rule for the Network Simplex Algorithm,JJM9,2016 2. Min-Plus代数における多項式の因数分解,同志社大学ハリス理化学研究報告 vol.56,2015 3. Min-Plus Algebra and Networks,RIMS Kokyuroku Bessatsu B47,2014 4. ネットワークシンプレックス法における巡回を防ぐ方法,同志社大学理工学研究報告 vol. 54,2013 5. Universal Gröbner basis associated with the maximum flow problem,JJIAM vol.30,2012 他 4件 (学会発表) 1. Min-Plus代数における固有多項式,第13回計算数学研究会,2015 2. 2部グラフにおける最大1対2マッチング問題,日本応用数理学会,2015 3. 3近傍ECAの群論的分類,日本応用数理学会,2014 4. Bland規則を用いたネットワークシンプレックス法,日本応用数理学会,2014 5. ネットワーク最適化問題とMin-Plus代数,龍谷数理科学セミナー招待講演,2013 6. Combinatorial Algorithm for the Longest Path Problem,The 8th Joint Symp. between Chonnam Univ. and Doshisha Univ.,2013 7. Maxflow-mincutset theorem via duality in LP problem,The 9th EASIAM,2013 他 10件以上 所属学会 日本応用数理学会 会員 日本オペレーションズ・リサーチ学会 会員 キャリア関連 志望進路 大学教員 進路 自己PR 学生の持つ自由な発想を具現化させる土台作りとなる教育を,そしてそれを自分の研究に生か せるように,典型的な数学にこだわることなく,広い視点を持って研究と指導に臨みたい. 取得資格等 中学・高等学校第一種教員免許(数学) ※メールアドレスの(a)は@を表します
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