事業報告書

平成 24 年度
事
業
報
告
公益財団法人 山梨県馬事振興センター
自 平成 24 年4月 1日
至 平成 25 年3月31日
平成 24 年度は、総務省・文部科学省が支援する「スポーツ拠点づくり推進事
業」による全日本ジユニア障害馬術大会 2012 が10年計画の 8 年目として、
当競技場で開催され、全日本ジュニア総合馬術大会も継続して行われた。
総合馬術ナショナルチームの強化合宿や各大学馬術部、乗馬クラブの講習会な
ど各種合宿及び講習会、大会等の行事が実施された。
また、主催行事として山梨グランプリ 2012 が馬事普及とジュニア育成事業と
して運営された。競技内容も充実させた結果、年々参加人馬が増加し 154 頭と
多数の人馬が参加した。その他の事業については、概ね当初事業計画に基づい
て実施した。特に本年は管理運営も充実し、老朽化しつつある施設を有効利用
し馬事普及を一層図った。
県有馬を中心とする乗用馬の飼養管理及び、調教技術の向上に努めた。
岐阜国体において、当センター職員の小宮山係長が障害飛越競技で優勝し、
山梨県の馬術競技の実力を全国に示した。また、(財)畜産生物科学安全研究所と
農水省の委託事業の受け入れも実施した。スポーツホースの預託事業は予定の
入厩頭数を確保することができなかったが順調に成果を上げた。公益財団法人
日本オリンピック委員会より競技別国内強化拠点並びに、ロンドンオリンピッ
ク強化拠点として継続認定を受け、日本馬術連盟の選手強化事業に協力した。
新しく公益財団法人の認可を受けて、定款にそって評議委員会・理事会を定期
的に開催した。
今年度の事業実施状況は以下のとおりである。
Ⅰ
総 務 関 係
1:諸 会 議
(1)第1回評議員会
4月9日
第1号議案 理事監事解任
第2号議案 新理事監事の選出
第3号議案 評議委員役員報酬決議
第4号議案 常勤役員報酬月額の決議
(2)第1回理事会
4月9日
第1号議案 理事長・専務理事の選出について
その他
1
(3)第2回評議員会
5月25日
第1号議案 平成23年度事業報告並びに収支決算報告の承認について
第2号議案 定款の変更決議
その他
(4)第2回理事会
5 月 25日
第1号議案 平成 24 年度事業報告並びに収支決算(案)について
第2号議案 平成 24 年度補正予算(案)について
その他
(5)第3回評議員会
3月27日
第1号議案 平成23年度貸借対照表の訂正について
第2号議案 平成24年度補正予算案について
第3号議案 平成25年度事業計画案及び収支予算案について
第4号議案 預金積立金の運用承認について
第5号議案 就業規則の改正について
第6号議案 理事監事の変更案について
(6)第3回理事会
3月27日
第 1 号議案 平成23年度貸借対照表の訂正について
第 2 号議案 平成24年度補正予算案について
第 3 号議案 平成25年度事業計画及び収支予算案について
第4号議案 預金積立金の運用承認について
第5号議案 就業規則の改正について
第6号議案 理事監事の変更案について
(7)
その他
・監査会
・八ヶ岳ホースショー実行委員会総会
・山梨スポーツ賞表彰
2:フェスタまきば実行委員会に協力
5 月 12 日
6 月 7日
2 月 22 日
10 月 7 日
3:場内公園化推進
引き続き花と緑と馬の競技場を目指して植栽・補植整備を実施した。
春季町内一斉美化運動実施
6 月 30 日
秋季町内一斉美化運動実施
9 月 30 日
Ⅱ.業 務 関 係
1:馬事技術普及奨励事業
2
(1)
選手強化
山梨県教育委員会指定の国体強化選手並びに山梨県馬術連盟指定
のジュニア強化選手に対する施設開放及び指導を行った。
(2) 各種大会の開催
全日本ジュニア障害馬術大会2012 並びに全日本ジュニア総合馬
術大会等、県内 4 大会、県外 14 大会が開催された。
(3) 合宿訓練
日本馬術連盟の総合馬術ナショナルチーム合宿をはじめ、各大学、
乗馬クラブ及び各県馬術連盟等の合宿、講習会を受け入れた。
2:優良乗用馬育成供給事業
(1) 馬の放牧育成を実施し草地の有効利用を図った。
(2) 馬の繁殖生産に関する事業
日本馬事協会からの貸し付け種雄馬を繋養し種付けを行った。
(3) 馬の温泉療養施設利用
3:受託事業
(1) 県有馬 6 頭の飼育調教管理委託事業を実施した。
(2) スポーツホースの調教管理委託事業を実施した。
(3)平成 24 年度動物用医薬品の使用基準・休薬期間設定のための、
残留試験委託事業
(4)「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」により5km野外コース
整備事業を実地した。
4:大会開催の支援
(1)八ヶ岳ホーストレッキング大会の開催を支援した。
(2)北杜市ふるさとウオーキング in こぶちさわの開催を支援した。
5:衛生検査
・定期種畜検査
・馬の伝染性貧血症検査
5 月17日
1月21日
3
6:その他の事業
(1) 八ヶ岳ホースショーイン・こぶちざわ
入場者 16,200 人
(2) 来訪者
(公社)日本馬術連盟 米山副会長
(公社) 日本馬術連盟 山内理事長
(公社)全国乗馬倶楽部振興協会 細野会長
日本社会人団体馬術連盟理事長
(財)畜産生物科学安全研究所 萬田理事長
(3)
見 学
北杜市小淵沢小学校社会学習
北杜市小淵沢中学校、校外学習
県内小学校遠足・(他 来場者総数
4
38,500 名)
8 月 4 日(土)