NO.3 相模原市立図書館 Twitter ℡ 相模原市立図書館 Facebook 2016 年 9 月発行 相模原市立図書館 042(754)3604 相模原市の図書館 ホームページ http://www.lib.sagamihara.kanagawa.jp/ 知りたい 探したい 調べたい 調べものコーナーは、何かを知りたい、探したい、調べたい人 のためのコーナーです。辞書や事典、地図や図鑑、郷土資料など をたくさんそろえています。インターネット(閲覧のみ)、オンラ インデータベースもご利用いただけます。何かをお調べの際は、 遠慮なくカウンターのスタッフへご相談ください。 目次 p2.宇宙について知る、調べる p3.郷土資料 ~JAXA編~ 寄贈雑誌のコーナーより p4.社史の紹介 相模原さんぽ ~新田稲荷神社と呼ばわり山~ 1 宇宙について知る、調べる このコーナーでは特定のテーマを取り上げて、調べものコーナーにある 辞書・辞典・図鑑などをご紹介していきます。図書館の本を通じて、宇宙 に触れてみませんか? ●参考資料 R440『天文年鑑 2016年版』 天文年鑑編集委員会/編 誠文堂新光社 2015 2015 年の新発見や観測結果、2016 年に予想され る天体現象などがまとまったデータブックです。特定年 の宇宙に関するトピックスを調べるのに便利です。 ※ 相模原市立図書館では、1974 年版から最新版ま で所蔵しています(一部抜けている版があります) 。 R440『天文・宇宙開発事典 トピックス古代‐2009』 日外アソシエーツ編集部/編 日外アソシエーツ 2009 有史以来、天文・宇宙に関する人類の想像、発見、解明 の軌跡をまとめた年表形式の事典です。巻末索引により人 名や事項名から、特定の話題を検索することができます。 R440『新・天文学事典』 谷口 義明/監修 講談社 2013 R440『UFO百科事典』 ジョン・スペンサー/編著 基礎的事項はもちろん、理論や歴 史、観測データにいたるまで、天文に 関する広範な知識がこの一冊に凝縮 されています。小さいながらも、カ ラー写真や図説の豊富さと、高密度 の解説が魅力です。 原書房 2009 英国UFO研究協会が、全世界か ら収集したUFOの目撃報告や調査 資料の中から、重要な事例をまとめ た事典です。一例として、鎌倉幕府 第四代将軍・藤原頼経による発光体 の目撃報告も取り上げています。 Q.地球外生命体はいるのだろうか? 近年の定説や推定について知りたい。 A.上で紹介した次の資料に、参考になりそうな記載がありました。 R440『新・天文学事典』 谷口 義明/監修 講談社 2013 この資料のp527~560 に「宇宙生物学」の章があり、地球外生命 に関する仮説や探索・研究などがまとめられています。 2 相模原市には、JAXA(宇宙航空研究開発機構)相模原キャンパスが あります。小惑星探査機「はやぶさ」でも話題になり、市や商店街でも “はやぶさの故郷”として盛り上げています。 *JAXA 相模原キャンパス* キャンパス内には研究・管理棟、研究センター棟、ロケット・人工衛星 ・探査機に搭載する機器開発・試験を行う施設等があります。 自由見学もでき、毎年夏休みには特別公開も行っています。 アクセス:JR 横浜線「淵野辺駅」より徒歩 20 分 お問合せ:042-759-8008(受付時間:平日 9:30〜17:45) K1-53/ブルーファイル『JAXA’s』 日本宇宙フォーラム/編 JAXA(宇宙航空研究開発機構) 32 号から所蔵しています。JAXA のプロジェクトや研究に関する最新情報 等を掲載しています。 K1-44/ブルーファイル『宇宙(そら)のとびら』 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センター 5 号から所蔵しています。 (*欠号あり)宇宙開発や天文、宇宙につながる 情報を青少年向けに分かりやすくまとめています。 K1-44『探査機はやぶさ7年の全軌跡 ニュートンムック Newton別冊』ニュートンプレス 2010 はやぶさの全容と、プロジェクトマネージャー川口淳一郎教授を始めとする スタッフのインタビューも多数収録しています。 K1-44『小惑星探査機はやぶさの大冒険』 山根 一眞/著 マガジンハウス 2010 『国立天文台ニュース』 (自然科学研究機構 国立天文台ニュース編集委員会 月刊) 突発的なものから社会的関心を呼ぶ天文現象まで、美し い写真と共に掲載しています。さらに、最新の研究成果や プロジェクトの紹介等、ホットな情報が満載です。 3 このコーナーでは相模原市立図書館で所蔵している社史をご紹介します。社史は 書庫にありますので、お気軽にお申し付けください。 K1-53『日本電気株式会社百年史』 日本電気 2001 日本電気株式会社が日本に誕生したのは 1899(明治 32)年。あのペリーの来 航から約 50 年後のことになります。日本初の外資系企業として設立され、電話・ 通信事業の歴史・カラーテレビ・家電・半導体コンピュータの開発など、事業の 展開が紹介されています。本誌は創立 100 周年を迎えて発行した記念誌です。 日本電気の工場が相模原市にあるのをご存知ですか? 電電公社が電信電話設 備拡充 5 ヵ年計画を実行に移すなかで、生産設備の増強を迫られるようになった 日本電気は、手狭になった三田と玉川に続く第三の工場立地を模索するようにな りました。そして、1962(昭和 37)年 11 月に相模原工場を完成させました。当 時の初代相模原工場長が、なぜ相模原に新工場を建設するのか・・・? など、さま ざまな質問に答えています。ぜひ本文をご覧ください。 相模原■ 新田稲荷神社と呼ばわり山 ■さんぽ JR横浜線沿い、共和にあるこの神社は江戸時代文政元年(1818年) 淵野辺新田が開拓され、その鎮守として建立されました。境内にある細戈 (くわしほこ)神社は昭和20年に陸軍兵器学校より遷座したものです。 また境内に今も残る小さな丘は“呼ばわり山”で新田開発前から広い相模 野の原野で迷子になった人を鐘を鳴らしたり太鼓をたたいたりしながら呼 ばわると必ず見つかると言われた信仰の場所です。 小惑星探査機はやぶさが消息を絶った際、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)の川口教授が当時行方不明のはやぶさ発見を祈願して毎夜のよ うに呼ばわり山に立ち寄ったことが話題にもなりました。呼ばわり山は平 成14年に相模原市登録史跡に登録されました。 参考文献:K1-29『大野北地区史跡MAP』 大野北地区史跡を守る会/編 大野北地区史跡を守る会 2012 K1-38『呼ばわり山』相模原市立博物館市民学芸員紙芝居クラブ/作・絵 2015 4
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