(業者提示用・物品出納通知書用) 物品購入等仕様書(内訳書) A 担当者名 松川 発注局課 消防局緑消防署 電話(932)0119 納入期限 契約決定した日から90日以内 部分払 しない 納入場所 消防局緑消防署 用 途 緑消防団員用装備 分類 番号 品 名 防火ズボン メーカー・型番 (同等品可) 別添仕様書の とおり 合 品質・ 形状等 数 量 単 位 定 価 単価 @ 100 着 計 (備考) 1 発注に際しては、太枠内の各項目を必ず記入すること。(定価のないものは記入不要) 2 物品出納通知書の内訳書として用いる場合は、契約決定による単価及び金額等を記入 すること。 金 額 防火ズボン仕様書 横浜市緑消防団 平成 27 年7月 防火ズボン仕様書 この仕様書は、消防団員用防火ズボンについて定めるものである。 1 概要 この防火ズボンは、消防団員が災害現場で着用するもので基本概要は次のとおりとする。 (1) 防炎性と撥水性、優れた通気性を兼ね備え、安全性の向上と活動時のヒートストレス軽減を 目的とした上下セパレート型(ズボン)とする。 (2) 着用する消防団員の運動性を重視した立体デザインを取り入れる。 (3) 同等品申請の場合は事前に緑消防署庶務課へ現物を持ち込み承認を得ることとする。 2 形状 (別紙 1 参照) (1) 前合わせ 金属ファスナー、前立て(布ファスナー又は押しホック止め)とする。 (2) 脇ポケット 左右に雨蓋、マチ付きポケットを取り付ける。 また、右ポケット内側にペン差しを設ける。 (3) 裾 外側裾金属ファスナー開閉式とする。 (4) 膝当て 膝部に膝当てを外衣共生地で縫い付ける。 (5) 反射テープ オレンジ:シルバー:オレンジの約 75mm幅反射テープを裾口上部に縫着する。 (6) 付属 着脱式サスペンダーを取り付ける。 サスペンダーは、肩部分に着用時のストレスを集中させないH型またはX型構造とする。 (7) 中衣 金属ファスナーによる着脱式とする。 ウエストは金属ファスナー、裾はドット釦で着脱とする。 3 構造 表生地と中生地の 2 層構造とする。 4 材料 (1) 表生地 - 1 - 表生地の構成は表 1 のとおりとする。 表1 区分 規定 試験方法 重量 260 g/m2 以下 JIS-L-1096 メタ系芳香族ポリアミド 99% 導電繊維 1%を混紡した生地 混紡率 又は JIS-L-1030 難燃合成繊維とパラ系芳香族ポリ アミド(約 15%)を混紡した生地 組織 綾織又はリップストップ平織 引張強さ たて N/5cm よこ 引裂強さ N 1000 以上 600 以上 30 以上 30 以上 色相 JIS-L-1096 JIS-L-1096 ラベルドストリップ法 間隔 20cm、20cm/min JIS-L-1096 A-1 シングルタング法 ネイビー又は紺 たて、よことも 燃焼性 残炎時間1秒以下 JIS-L-1091 残じん時間1秒以下 A-1 法 炭化面積 15 ㎠ (2) 中衣生地 中衣生地は通気性に優れた防炎加工綿 100%(中密度織物) 、または、表側生地をメタ系芳香族ポ リアミド 100%、裏側生地は浸透性を有する表面加工をしたものとし、構成は表 2 とする。 表2 区分 はっ水度 (級) 透湿度 (g/㎡・24h) 通気度 規定 4以上 1000 以上 有すること (700sec 以下) - 2 - 試験方法 JIS-L-1092 スプレー法 JIS-L-1099 A-1 法 JIS-L-8117 (ガーレー法) (3) 補助材料 補助材料は表 3 とする。 表3 区分 規定 金属ファスナー 用途 黄銅製又はこれと同等の強度を有する。 表衣と中衣はライナー脱着とする。 但し、ライナー着脱用のファスナーはコイルファス 前合わせ、ズボン裾開閉部 ナーとする。 75mm 幅、蛍光 オレンジ×シルバー×オレンジ 反射テープ (ユニチカスパークライト製又は同等品とする。 ) 裾口上部 布ファスナー 25mm 幅、50mm 幅 前立て、脇ポケット、裾タブ ドット釦 黄銅又は BLX メッキとする。 前立て、裾着脱、ウエストタブ部分 ゴム 綾ゴム、幅 50mm ズボンサスペンダー 縫い糸 アラミド糸 №30 又は No.40 外衣本縫い 5 寸法 寸法は、表 4 による。サイズ表にない場合は協議とする。 単位 cm±5% 表4 ズボン 股下 75cm サイズ 腰囲 脇丈 股下 M 82~90 106.5 75 L 90~98 106.5 75 2L 98~106 106.5 75 3L 106~114 106.5 75 ズボン 股下 70cm サイズ 腰囲 脇丈 - 3 - 股下 M 82~90 101 70 L 90~98 101 70 2L 98~106 101 70 3L 106~114 101 70 ズボン 股下 65cm サイズ M 腰囲 脇丈 股下 82~90 96 65 ズボン 股下 60cm サイズ S 腰囲 脇丈 股下 76~82 89 60 ※納品サイズの内訳については、契約決定後に指示する。 6 縫製 縫製要領は、次のとおりとする。 (1) 一般要領 ア 縫い飛び、縫い外れがなく、糸調子は、糸につれ、たるみがなく、縫い目曲がりが目立たない ものとする。 イ 運針数は 3cm 間隔で、9 針以上とする。 ウ 縫い始め及び縫い終わりは、完全に返し縫いを行うものとする。 (2) 前合わせ 金属ファスナー合わせとし、更に左身頃の続き前立てと右身頃とは布ファスナー止め、上部はドッ ト釦止めとする。 (3) 脇ポケット 左右に雨蓋付2方マチポケットを取り付ける。ポケット底部にはアイレットを取付け、雨蓋とは布 ファスナー止めとする。 (4) 裾 裾外側を金属ファスナーで開閉できる構造とする。 (5) 反射テープ - 4 - 幅は約 75mm とし、裾口上部に縫着する。 (6) サスペンダー 着脱式のサスペンダーを取り付ける。 (7) 中衣 ア 表 2 の中衣を用い、腰は金属ファスナー、裾はドット釦で着脱式とする。 イ 腰裏側に取付ける (8) 片布 腰裏側に付ける 外衣:左腰内側 中衣:左腰 (9) サイズ表示 片布(図1参照)内に記入する。 図1 7 契約後の提出書類等 (1) 落札業者は契約締結後、15 日以内に次のア~ウを緑消防署庶務課へ堤出することとする。 ア 生地(原反) 本仕様書で規定する生地物性を保証する生地(表生地と中衣生地)の原反の出荷証明書を提供品 として緑消防署庶務課へ堤出する(全幅×30cm) イ 試験成績書 前項目アの生地を用いた表地と中衣生地について、公的機関で試験し、試験成績書を堤出するこ と。 ウ 本仕様書に規定する製品の品質、性能を有する製品見本 (2) 緑消防署庶務課へ堤出した上記ア~ウは返却しないものとする。 8 検査 (1) 検査日の日時、内容については契約業者と確認をとり検査前に通知するものとする。 (2) 緑消防署は製品が納品されてから 10 日以内に検査を実施する。 (3) 検査結果が不合格と認められた場合は緑消防署担当者と協議し、補修等の措置を講ずる。 (4) 検査に要した費用は全て契約業者の負担とする。 - 5 - 9 納品 (1) 契約締結日から 90 日以内に緑消防署庶務課への納品とする。 (2) 契約業者は納入物品について品質保証書を堤出すること。 10 その他 本仕様書に疑義がある場合は緑消防署庶務課の指示、承認を受けることとする。 - 6 - 別紙 1 防火ズボン形状図 ウエスト調節ベルト (布ファスナー又はD環仕様) - 7 -
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