3094「(26春)」 災害時、新エネルギーで発電した電力の送電施設整備に関する 財政支援 ○実施したいこと 実施 災害時の分散自立型エネルギーシステムを構築するため、新エネルギーで発電した電力を、専用線で送電 することにより、総合特区内の特定施設(避難所や物資供給拠点等)において電力使用を可能とする。 現行の規制・制度の概要と問題点 ■一般的な電力供給 発電所 変電所 配電網 送電網 ・東日本大震災では多くの施設への電力供給が止 まってしまった ⇒災害時に特定施設で使用したい電力は 通常の送 ⇒災害時に特定施設で使用したい電力は、通常の送 電網を使用すると他地域の設備被害等に左右され 送電不能となってしまう。 財政上の支援措置の提案 ◎総合特区内の災害・停電時における協力協定を 締結している特定施設(避難所や物資供給拠点 等)に対し、太陽光や木質バイオマス等の新エ ネルギーで発電した電力を融通するために整備 する災害時専用線の整備に対する財政上の支援 措置を求める。 新エネルギー供給 ・太陽光発電 太陽光発電 ・木質バイオマス発電 『平成26年春協議の結果』 <本県回答> ◎経済産業省見解 ・電気事業法上、電力会社がこれを設置し、その費用を電気 料金で回収する制度となっているため、財政上の支援には なじまない。 ⇒《対応しない》 ◎内閣府見解 ・内閣府設置法第4条第3項に規定されている当府の所掌 事務であると判断できないため、当府では新規の予算 制度を検討することはできない。 ⇒《対応しない》 等 一旦 協議終了 ・本提案は、有事の際の拠点施設への電力 供給のための送電線整備に対する支援を 求めるもの。 ・エネルギー基本計画や国土強靭化法等、 エネルギ 基本計画や国土強靭化法等 災害予防という視点から支援の可能性 について見解を伺いたい。 ⇒《受け入れられない》 4
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