地球にやさしいプラスチック

地球にやさしいプラスチック
一般的なプラスチックの特徴: プラスチックは強い、軽い、くさらない、衛生的、加工しやすいなど
の理由で、私たちの身の回りでたくさん使われています。もともとプラスチック(plastic)という言葉
は、英語で「柔軟に形を変えられる」という意味を持っています。
これからのプラスチック: 便利なプラスチックですが、主に石油を原料として作られています。
また、くさらないという性質のために捨てられると深刻な環境問題を引き起こします。そこで、プ
ラスチックを捨てずに回収し、何度も使う(リサイクル)するという方法が注目されています。ど
のようなプラスチックがリサイクルされているのでしょうか? また、最近では石油ではなく植物
を原料としたプラスチックも開発されています。土に埋めると分解し環境悪化を引き起こさず、
地球にやさしいプラスチックを紹介します。
身の回りのプラスチックリサイクル
ペットボトルのリサイクル
ペット樹脂を使用した
石油製品。ペットボトル、
ビデオテープなど
低密度ポリエチレンを使用した
石油製品。ラップフィルム、
農業用シート、ポリ袋など
高密度ポリエチレンを
使用した石油製品。レジ袋
バケツ、灯油ポリ缶など
ポリプロピレンを使用した石油製品。
食品容器、収納容器、浴用品など
塩化ビニール樹脂を使用
した石油製品。ラップ、
パイプなど
ポリスチレンを使用した石油製品。
トレー、植木ばち、おもちゃなど
消費者による
分別
自治体による
分別収集
事業者による
再商品化
リサイクルの流れ(3つの役割)
植物を原料にしたプラスチック
特にポリ乳酸は、すでに実用化されており、私たちの身の回
りの様々なところに使用されはじめています。
とうもろこし
じゃがいも等
乳酸
植物を原料にしたプラスチックの用途
でんぷん
プラスチック
(ポリ乳酸)
土で分解するプラスチック
例)梱包関連製品、ガーデニング用グッズなど
ポリ乳酸を他の高分子や無機物と
混合(複合化)することで、高耐熱性、
剛性、成形加工性などが飛躍的に
向上し、適用範囲が広くなりました。
ポリ乳酸(トウモロコシ)と植物繊維(ケナフ)
を使った携帯電話も作られています。
例)家電製品、パソコン、電子レンジ用シート
ポリ乳酸は土の中で分解する
プラスチックでもあります。
プラスチック
(ポリ乳酸)
二酸化炭素
水
わたしたちの周りには、少しずつ「植物由来のプラスチック」、
「土で分解するプラスチック」が増えてきています。
将来、ほとんどがこのようなプラスチックになる時代が来る
かもしれません。
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