1 フッ素について ̢ΏαΏ̒Ώ Q1******フッ素とはどのようなものですか? A;フッ素は自然の中に広く分布する元素の1つです。ハロゲン族の4元素(フッ素、塩素、 ヨウ素、臭素)の中で最も軽い元素です。地中はもとより海水、河川水、植物、動物などす べてに微量ながら含まれており、私たちが食べたり飲んだりするものの中にも、量は異なる ものの、必ずといっていいほど含まれています。このフッ素のような物質を自然環境物質と よんでいます。 Q2******フッ素によるむし歯予防はいつごろ始まったのですか? A;私たちが使っている飲み水のなかにも、微量ながらフッ素が含まれていますが、天然に 適量(約 1ppm)のフッ素を含んだ水を飲料水として使っていた人々にむし歯が少なかった という事実の発見からフッ素によるむし歯予防が始まりました。これらの地域の住民の健康 状態をさまざまな角度から検討されましたが、適量のフッ素は人体に何ら影響を及ぼすこと なく、むし歯予防にとってきわめて有効に働くことが確認されたのです。その後、1945 年アメリカの3都市とカナダの 1 都市で、この自然の法則をまねて飲料水のフッ素を人工的 にコントロールしてむし歯予防を行う水道水フッ素添加が実施されたのです。 Q3******自然のフッ素とむし歯予防に使うフッ素は同じものですか? A;むし歯予防のフッ素には、普通、フッ化ナトリウムが利用されます。このフッ化ナトリ ウムは、天然の岩石である“蛍石”から精製されるもので、自然のフッ素そのものです。フ ッ化ナトリウムを水に溶かした場合フッ素はイオン化します。一方、お茶や飲料水に含まれ るフッ素もこれと同じイオン化したフッ素であり、その性質はまったく同じものです Q4******フッ素は生体にとって有益な元素ですか? A;大量に摂取すれば、ようような中毒症状があらわれます。しかし、不足しても欠乏症状 があらわれ、骨多孔症、むし歯などが生じやすくなります。このような必須微量元素には、 鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、ケイ素、ヒ素、クロムなどがあります。適量であれば、むし歯の予 防には非常に効果を発揮します。フッ素は、生体にとっては非常に有益な作用を示す元素な のです。 2 Q5******お茶にはフッ素がたくさん含まれているそうですが、お茶で洗口しても効果がありま すか? A;お茶には比較的多くのフッ素が含まれており、濃度は 0.1∼0.7ppm といわれます。こ のようなことから、お茶で洗口することは効果があると考えられるかもしれませんが、実際 には次の理由から、フッ素を考えた場合のむし歯予防効果はあまり期待できません。フッ素 洗口は、歯の表面からフッ素を作用させて効果をあげる方法(局所応用法)ですが、一定濃 度以上の洗口液を用いないと効果がありません。通常の洗口濃度は、225ppm(週 5 回法) から 900ppm(週 1 回法)ですので、お茶の濃度が低すぎて、洗口してもフッ素によるむし 歯予防効果はあまり得られないでしょう。しかし、お茶に含まれるタンニンには殺菌作用と 酸化防止作用があり、むし歯予防にも役立つことが分かってきました。したがって、これが フッ素と協力してむし歯予防にある程度は働いているのかもしれません。 Q6******一般に安全・危険はどのように判断したらよいのでしょうか? A;安全性を考えるとき、“絶対安全”であると断言できる物質はないといっても過言では ないでしょう。例えば、塩は人間が生きていくのに欠かせないものですが、多くとりすぎる と、高血圧や成人病の原因になったり胃がんの発生を促進します。また酸素は空気中に 20% 含まれますが、未熟児を保育するとき保育器の酸素を 30%以上にすると眼の網膜に障害が起 こり失明することがあります。このように実際に使用する量が適量であるかどうかを判断し、 適量の範囲内で上手に利用することが賢明です。 Q7******公害のフッ素とむし歯予防のフッ素とはどこが違うのでしょうか? A;「公害のフッ素」と「むし歯予防のフッ素」とでは、その性質はまったく異なります。公害 のフッ素はアルミニウム精錬工場などから排出される強酸のフッ化水素(HF)などですが、 これに対して、むし歯予防のフッ素は、一般にフッ化ナトリウム(NaF)が用いられます。 同じ元素でも、結びつくものによって、すなわち、化合物によってまったく性質が変わりま す。 Q8******フッ素は身体にどのように摂りいれられ、また、どのように利用されるのでしょう か? A;フッ素は、体の中に入ると胃や腸から吸収されます。吸収されたフッ素は、血液の中に 入って各組織に運ばれますが、その大部分はそのまま腎臓から膀胱に移行し、24時間以内 に尿の中に排泄され体内に出ます。一方、排泄されなかったフッ素(子供で 10∼40%、成人 では約 10%)はさまざまな臓器、器官で利用されますが、主にフッ素の必要性の高い骨や歯 3 などの硬組織に貯えられます。成長期にあたる子供の場合、年齢が若いほど骨や歯の代謝も 活発なため、成人よりもフッ素を貯える割合が多くなっています。 Q9******フッ素を摂り過ぎた場合どんな害がありますか? A;どんなに安全といわれている物質でも、量が過ぎれば害を生じます。フッ素も同様で、 適量では身体の栄養、むし歯予防に役立ちますが、過量にとり過ぎると害(中毒)を生じま す。しかし、フッ素洗口やフッ素塗布ではけして起こりません。 適量 むし歯予防 症状 中毒死 (ppm) 0.8∼1.2 急性中毒 一度に多量のフッ素を摂取し た場合 フッ素量(mg) 100∼ 2500∼ 腹部の激痛 おう吐 悪心 量・濃度 骨硬化症 十(年間 ) 飲料水 慢性中毒 飲料水などから、フッ素を 長期間過量に摂取した場合 飲料水のフッ素濃度(ppm) 2∼ 8∼ 斑 状歯 摂取方法 過量 Q10******宝塚や西宮ではどうして斑状歯が起きたのでしょうか? A;1970 年代に社会問題化した宝塚や西宮の斑状歯はフッ素洗口によるものでなく、天然 に含まれた飲料水中の過量のフッ素が原因で起きたものです。六甲山系は、地質に多くのフ ッ素を含み、天然の水にもかなり高濃度のフッ素が含まれていました。(高濃度地区は 2.7ppm と推定されています。この天然水中の)フッ素濃度が高いという事実を知らずに長 期間にわたり使用しつづけたため、子供たちに斑状歯が発生してしまったのです。 Q11******子供の歯に時々白い斑点が見られますが、フッ素と関係はないでしょうか? A;子供の歯に、よく白斑(白い斑点、ないしは白い縞)が生じます。フッ素が原因で生じ る場合もありますが、フッ素以外の原因によってもかなり高い頻度で生じます。特に多いの が「むし歯」です。むし歯にかかり始めると、歯の表面のカルシウムが溶け出して白斑が生じ ます。この状態から全部がむし歯(穴があく状態)に進むとは限りません。むし歯の原因と なる歯垢を歯磨きで適切に除去したり、フッ素の応用を行なうと白斑がなおってしまうこと が多いのです。 4 Q12******フッ素洗口液やフッ素塗布液で歯が侵されたり歯がもろくなるということはありま せんか? A;フッ化ナトリウムは、化学的に安定した物質であり、その溶液で歯が侵されることはあ りません。また、フッ素は細菌の産生する産に対して抵抗力のある歯質を作るのであって、 固くなったり、もろくなったりするのではありません。 Q13******病気によっては、フッ素洗口やフッ素塗布を行なったりしてはいけないものがあり ますか? A;フッ素は自然環境物質であり、私たちは日常生活のなかで飲食物とともに常にフッ素を 摂取しています。日ごろ飲食物から摂取するフッ素量は約 1mg 程度ですが、フッ素洗口時に 口の中に残るフッ素量は一日平均では約 0.2mg といったわずかな量です。また、フッ素塗布 についても口腔内残留量は 1∼2mg であり急性中毒量に遠く及ばないため問題はありません。 このように、日常私たちはフッ素を摂取してるのですから、通常の生活が送れる限り、フッ 素洗口を実施してもまったく問題がありません。 Q14******日本では諸外国に比べ、多くのフッ素を摂取しているのでしょうか? A;日本人が特に多く摂取しているわけではありません。海産物にフッ素が多いことから、 海産物を多く食べる日本人は諸外国に比べフッ素を多く摂取していると考えられがちです。 しかし、一方で肉の消費についてみると日本は諸外国に比べて少なく、肉から摂取するフッ 素量は諸外国から比べると少なくなっています。このように、食品全部からフッ素摂取量を 計算すると日本も諸外国と差はありません。 Q15******フッ素洗口液を捨てることで、学校周辺に環境汚染の心配はありませんか? A;ある物質が、環境汚染物質として問題にされるのは、それが何かの理由で自然界に放出 されたとき、それまで自然界に含まれていた量が大きく変化する場合や、今まで自然界にな かったものが人工的に放出されたために、生態系が何らかの影響を受ける場合です。例をあ げると、比較的フッ素含有量の少ない信濃川の場合でも自然の状態で一日約 5.5 トンのフッ 素を海へ流しています。一方新潟の全小学校(60 校)が洗口を実施した場合でも、一日あた りフッ素使用量は 100mg 程度しかありません。この二つの量を比較すると、フッ素洗口法 がいかにこの問題と関係ないかがわかると思います。 5 Q16******フッ素添加水は魚や他の生物に悪影響を与えませんか? A;むし歯予防のために水道水に添加されるフッ素濃度は 1.0ppm 前後に調整されています。 その点海水には、もともと 1.3ppm 前後のフッ素が含まれているのですから、海水魚に関し てはまったく心配がありません。また金魚などの淡水魚もフッ素添加された水の中で健康に 生息することが確認されています。農産物や家畜に対しても、フッ素添加の悪影響は認めら れていません。 Q17******フッ素はガンの原因になると聞きましたが? A;以前水道水にフッ素が添加されている地域ではガンによる死亡率が高い。という報告が ありましたが、その後の調査で、誤りであったことが判り、現在では、アメリカ国立ガン研 究所をはじめとする専門機関から、水道水フッ素添加とガンの発生とは無関係であることが 示されています。 Q18******フッ素は、骨に蓄積して障害を現したりしませんか。また、他の組織に対してはど うですか? A;フッ素は形成途中の歯や骨に多く取り込まれます。適量の場合には、障害をもたらすこ とはありません。しかし、摂取量が過剰になると、歯では斑状歯が生じ、骨では骨硬化症が 生じることが確認されています。フッ素も用いたむし歯予防法では、このような障害が発生 しない量に調節しているので、骨に悪影響が生じる心配はありません。 Q19******妊娠中の母親がフッ素を摂取しても胎児に悪影響はありませんか。また、授乳中 の母親の母乳に対してはどうでしょうか? A;水道水フッ素添加がなされている地域でも、胎児に対する悪影響は報告されていません。 また、死産や新生児の死亡率が増えるという報告もありません。仮に、母親が誤って大量の フッ素を飲み込んだとしても、血液や胎盤を経由するうちに胎児に移行するフッ素はごく少 量になってしまいます。それが証拠に、胎児期に歯の形成が行なわれている乳歯にはフッ素 を原因とする斑状歯がほとんどみられません。永久歯の形成は生後まもなく始まりますから、 赤ちゃんにとって母乳中のフッ素も重要です。しかし、母親が摂取するフッ素のほんのわず かしか母乳に移行しませんから、乳児に害を及ぼすことはありません。むしろ母乳保育中の 乳児は、フッ素が不足しがちであるといえます。 6 Q20******フッ素利用の反対論は学問的に見るとどんな誤りがあるでしょうか? A;フッ素利用の反対論には学問的にみると次のような誤りがあります。 ① 不正確な調査や実験を論拠にする。 ② 過去に否定された事柄を再三持ち出す。(無理やり賛否両論があるような状況を作る) ③ 量的な考えを無視して議論する。 ④ 安全性の根拠になっているデーターの一部を取り出し、危険性があるようにいう。 ⑤ 因果関係を無視してガン、遺伝毒性、中毒など一般の恐怖心を煽る言葉を多用する。 ⑥ 薬害、公害などを引き合いに話題にし、フッ素も同じであるかのようなイメージをつく り出す。 ⑦ 学問的には無意味な「絶対安全」を議論する。 Q21******歯磨きや甘味制限などの基本となる努力をしないで薬であるフッ素に安易に頼る のは正しいむし歯予防とはいえないと思いますがどうでしょうか? A;むし歯の原因は口腔内の細菌叢が作る歯垢(歯の汚れ)です。この歯垢が多量にできな いようにするのが甘味制限であり、歯垢を取り除く方法が歯磨きです。一方、フッ素は歯垢 の病原性に対する抵抗力を向上させる方法であり、歯磨きや甘味制限にはない効果をもって います。つまり、歯磨き、甘味制限、フッ素利用は、ともにそれぞれのむし歯予防作用は異 なるため、どれが基本とはいえず、いずれも大切です。しかし、歯磨き、甘味制限だけで地 域全体のむし歯が減少したという例はなく、公衆衛生的手段とはいえません。このような意 味から従来のむし歯予防である歯磨き、甘味制限に加えて、フッ素による歯質強化を行う必 要があります。 Q22******フッ素洗口にかかる費用はどのくらいですか? A;保育園や学校でみんなで行うフッ素洗口なら、週1回法で、使い捨ての紙コップを使っ たとして、器具、薬剤などを全費用合わせても1年間で1人約 200 円です。各家庭で行うフ ッ素洗口は、歯科医院で処方されるフッ素洗口薬剤(ミラノ−ル)を使用する場合が多いの ですが、瓶代が 100 円、薬代が半年分で約 800 円、1 年間で合計 2000 円弱です。 Q23******フッ素は歯の質にどのような作用をして虫歯を防ぐのでしょうか? A;基本的な作用としては、フッ素がエナメル質結晶(ハイドロキシアパタイト)の構造を 改善して結晶の性質を良くし、虫歯菌の産生する有機酸に対して抵抗性のある歯質を作ると 7 いうことです。まず、全身応用方法(フッ素を体内に摂りいれる方法)についてみると、顎 の骨の中で歯が作られている時期に、微量のフッ素が①不完全なリン酸カルシウム結晶をよ り完全に近いハイドロキシアパタイト結晶へと、その生成を促進します。さらにフッ素は② エナメル質の結晶内部に入り、フルオロアパタイトという最も安定な結晶生成を促します。 また、口の中に歯が生えてきてからでも、フッ素が歯の表面に作用してエナメル質表層のフ ッ素量を増加させ、前述の①②と同様な働きをして、歯の抵抗性獲得のの自然現象を早めて くれるのです。一方、口の中に生えている歯に直接フッ素を応用する局所応用法では、その 作用フッ素濃度の違いにより反応が異なります。フッ素洗口法やフッ素入り歯磨き剤の応用 では、低濃度のフッ素溶液がエナメル質表面に作用して表層のフッ素量を増加させ、やはり 前述の①②と同様な働きをします。歯科医院で行うフッ素歯面塗布法など高濃度のフッ素溶 液を用いた場合には、まず初めにエナメル質表層にフッ化カルシウムが生成されます。フッ 化カルシウムは唾液に溶け出す性質のある生成物ですので、唾液中に少しずつ溶出します。 このことがフッ素の供給源となって低濃度のフッ素を再びエナメル質に作用させることにな り、前述の①②の働きをして歯質を強くします。 Q24******むし歯のなり始めでもフッ素の効果がみられると聞きましたが、本当ですか? A;むし歯は、歯の汚れ(歯垢)に生息している細菌が産生した有機酸によって、エナメル 質からカルシウムやリンが溶け出すことによって始まるもので、これを「脱灰」といいます。 しかし、唾液に過飽和に存在するカルシウムやリンが、すぐに脱灰した部位に再沈着するの です(これを「再石灰化」といいます) 。フッ素は、この再石灰化を促進させる効果があります。 フッ素は、健全なエナメル質部分よりも脱灰部分に多く取り込まれるという特徴を有してい ます。脱灰された部分では「脱灰」と「再石灰化」がたえず繰り返されているのですが微量のフ ッ素がたえず供給される状況下では、「再石灰化」の反応が「脱灰」の反応よりも優る可能性が 多くなります。そうすると、エナメル質は再び硬化して正常なものへと修復されていくので す。 Q25******フッ素は、歯の質の強化以外にも何か恩恵があるのですか? A;フッ素は、歯質の強化以外にも虫歯を予防するメカニズムを持っています。フッ素は、 細菌のもつ酵素の働きを弱め、有機酸の産生や粘着性のある菌体外多糖体(歯垢の基礎質で、 かつ、細菌のエネルギー源)の合成を抑制します。 8 Q26******子供にフッ素入りの歯磨き剤を毎日使用させています。歯科医院でフッ素の歯面 塗布を受けても大丈夫ですか? A;大丈夫です。毎日のフッ素入り歯磨き剤の使用に加えて、フッ素の歯面塗布を併用して も、フッ素が過剰に摂取されるなどの問題はありません。 Q27******家庭でフッ素を利用してむし歯予防をしたいのですが、具体的にはどのような方 法が有効ですか? A;歯がつくられている時期(生まれたときからせいぜい8歳ぐらいまで)であれば栄養的 価値がありますから、フッ素を多く含む飲み物や食物をとるように心がけましょう。それに 加えて、生えてきた歯のためにはフッ素製剤の使用をお勧めいたします。それには、毎日の 歯磨きのときにフッ素入りの歯磨き剤を使用するのが有効です。薬店やスーパーなどで売ら れてる製品の中にはたくさんのフッ素入り歯磨き剤があります。包装箱の薬用成分の表示に、 “フッ化ナトリウム配合”とか“MFP(モノフルオロリン酸ナトリウム)配合”とか起債 されているものがそうです。子供用のものがたくさんありますし、歯科医院でしか売られて いない歯磨き剤の中にもフッ素が配合されているものがあります。また、歯科医院を通して フッ素洗口剤(製品名:ミラノ−ル)を購入し、家庭でフッ素洗口を実行することもできま す。さらに最近では、歯磨きの後にフッ素溶液を歯に噴霧するスプレータイプのフッ素製剤 (製品名:レノビ−ゴ)も市場に出回り、手軽に家庭内でフッ素応用ができるようになりま した。 Q28******歯科医院の中ではどういったフッ素製剤がむし歯予防に利用されているのです か? A;最も代表的なものにフッ素塗布製剤があり、主に酸性または中性のフッ化ナトリウムが 使用されています。製品名は、中性のものはフッ化ソーダ液、フッ化ナトリウム液、酸性の ものはフルオールN液、フローデンA,フロアーゲルがあります。それに虫歯の進行を抑制 する薬剤(製品名:サホライド)にもフッ素が配合されています。正しくはフッ化ジアミン 銀製剤といって、銀の作用により塗布後に虫歯の部分が黒くなるのが特徴です。 TEL;0294(53)7466 田所歯科医院
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