平成25年度福岡県子育て女性のための職業訓練事業委託業務 募集要項 1 事業目的 子育てを理由に孤立する女性に対し、育児支援付職業訓練を実施することで、社会 参加し、職業能力向上を支援することを目的とする。 2 対象となる事業者 (1)起業して10年以内の事業者であること。 (2)福岡県内で起業し、本社が福岡県内に所在する事業者であること。 (3)事務所が複数ある場合は、その多くが福岡県内に所在する事業者であること。 ※事業者にはNPO法人等も含まれる。 (4)社会保険、労働保険に加入している事業所であること(適用除外事業所を除く)。 (5)県税を滞納していないこと。 (6)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項及び第2項 各号に規定する者に該当しないこと。 (7)福岡県物品購入等に係る物品業者の指名停止等措置要綱(平成24年3月26日 23総セ第26600号総務部長依命通達)に基づく指名停止期間中でないこと。 (8) 福岡県暴力団排除条例に定める暴力団員又は暴力団若しくは暴力団員と密接な 関係を有する者でないこと。 (9) 委託業務の実施に関するノウハウを有し、かつ当該委託業務を円滑に遂行するた めの必要な経営基盤を有していること。 3 募集事業の内容 子育ての中、女性でも受講しやすい科目をリサーチし家庭でもできる仕事などの、 技術を身に着けてもらう。 (1) 事業内容の要件 次のすべてを満たす職業訓練を実施できること。 ① 子育て中の女性が取り組みやすい科目の職業訓練であること。 ② 訓練時間中は必ず訓練実施施設と同一の施設内の託児サービスを提供 すること。 ③ 訓練を実施するために必要な設備を備えていること。 (ただし教材等受講者の所有となるものは受講者の負担とする。) ④ 訓練の講師は、当該訓練の内容を指導できる能力を有する者とする。 ⑤ 福岡県子育て女性就職支援センターと連携を図り、就労を希望する受講生に 対して就職支援を行う。 ⑥ 子育てマイスターを活用すること。 1 ⑦訓練は週に2日から3日開講し、訓練時間は1日2時間から3時間とする。 ⑧訓練期間は概ね2ヶ月とする。ただし、訓練内容によっては2ヶ月を超えるも のも認めるものとする。 ⑨事業を実施するにあたって失業者を新規に雇用すること。 ⑩事業費のうち新規雇用者に向けられる人件費の割合を60%以上とする。 (2)関係法令の遵守について 委託事業の実施にあたっては、労働基準法、労働関係調整法、最低賃金法、その 他関係法令等を遵守することとする。 (3)事業の期間 ① 事業の開始 委託契約の締結は、概ね平成25年7月中句となる見込みであり、契約締結 後、速やかに事業を実施する。 ② 事業の終了 提案事業の事業期間は、契約の日から最長で平成26年3月31日までとす る。 4 委託事業費 (1) 事業費 1社あたり690万円を目安。 (2) 対象となる経費 ① 新規雇用失業者の人件費 ア 賃金(自社の給与規程によること。) イ 通勤手当等の諸手当 ウ 社会保険料(雇用保険料、労災保険料等に係る事業主負担分を含む。) ※任意の損害保険料、生命保険料等は対象になりません。 エ 賞与等、提案企業等の社内規定において労働者への支給が義務づけられ ているもの ※委託事業に係る経費のうち、新規雇用失業者の人件費割合は、計画の みならず実績として60%以上となる必要がある。 ② その他の経費 ア 既存従業員の人件費(給料の一部) ※既存従業員の人件費を対象とする場合、その者が委託事業に従事した 業務量に応じた最小限の費用のみとし、その内訳と実績が事後確認で きることが必要。 2 イ 消耗品代等、事業と直接関連がある経費 ウ 機械・機器のレンタル料、リース料 ※ 次の経費は委託金額の対象外とします。 ・ 土地、建物を取得するための経費 ・ 施設や設備を設置又は改修するための経費 ・ その他、事業との関連性が認められない経費 ※ 長期間継続して使用保存できる机椅子類、棚類、機械類などの購入経 費は、基本的には委託金額の対象外となります。事業に必要な機械・ 機器については、委託事業費による購入は避け、リース等により調達 してください。 5 応募手続き等 (1) 応募期間(応募書類の受付期間) 平成25年6月3日(月)から平成25年6月15日(土) (2) 応募方法 持参(午前9時から午後5時まで)、または郵送(6月15日午後5時まで必 着)により応募書類を提出してください。電子メール、FAXによる提出はでき ません。 (仕様書等はフラウのホームページ(http://www.frau.co.jp/kunren.html)に 掲載予定) (3) 提出先 株式会社フラウ(委託先開拓業務県委託事業者) 〒810-0041 福岡市中央区大名2-11-22-3F TEL:092-751-8830 FAX:092-751-8831 (4) 提出書類(用紙の大きさは日本工業規格A列4とする) ① 企画提案応募書(様式1) ② 企画提案書(様式任意) ③ 経費見積書(様式2) ④ その他企画提案を説明するのに必要な書類 ⑤ 定款の写し ⑥ 過去2期分の決算書又は事業報告書(収支状況がわかるもの) ⑦ 登記簿謄本の写し ⑧ 会社概要・経歴書 3 ⑨ 役員名簿 ⑩ 県税に未納がないことの証明書(福岡県の県税事務所が発行したもの) ⑪ 社会保険(健康保険・厚生年金保険)の加入を証明する書類(下記のうちい ずれか一つ)(適用除外事業所を除く) a 健康保険及び厚生年金保険の保険料の納入に係る領収証書(申請時の直前 のもの)の写し b 健康保険及び厚生年金保険の納入証明書(原本)(申請日前3ヶ月以内に 発行されたものに限る。) ⑫ 雇用保険の加入を証明する書類(下記のうちいずれか一つ)(適用除外事業 所を除く) a 労働保険概算・確定保険料申告書の控え及びこれにより申告した保険料の 納入に係る領収済通知書(申請時の直前のもの)の写し b 雇用保険料納入証明書等(原本)(申請日前3ヶ月以内に発行されたもの に限る) ※新規創業等により上記書類を揃えることができない場合には、事前にご相 談ください。 (5)提出部数 ①企画提案応募書 1部 ②企画提案書及び経費見積書 5部 ③(4)の④~⑫までの書類 1部 (6)その他 ①提案書類に虚偽の記載したものの応募は無効とする。 ②提出された企画書等は委託先の選定のみに使用する。 ③企画書の作成及びその他参加に要した経費については参加者の負担とする。 ④提出された企画書等は採用の有無に関わらず返却しない。 6 委託事業の選定 以下の選定方法に基づいて審査を行い、予算の範囲内で事業実施候補を選定します。 なお、審査については非公開としますので、あらかじめご了承ください。審査の結果 については、7月中旬頃に通知する予定。 【審査の視点】 ・実施計画書及び実施体制は、円滑な事業実施ができるものとなっているか。 ・実現性の高い内容となっているか。 ・経費の内容及び金額は妥当なものか 4 7 契約についての留意点等 (1)契約の締結 提案を基に事業推進体制及び遂行能力、計画の実現性、事業効果等の観点から 審査を実施し、契約候補者を選定のうえ、別途定める予定価格の範囲内で契約を締 結する。なお、契約締結に係る費用は受託業者の負担とする。 (2)契約保証金 契約保証金は福岡県財務規則第170条により減免できるほかこれを徴する。 (3)委託料の支払い 委託料は精算払いにより支払うものとする。ただし、必要と認められた場合は 概算払いによって支払うものとする。 (4)再委託の制限 本委託業務の一部を第三者に委託することができる。その場合は、再委託先ご との業務の内容、再委託先の概要等について、事前に県と協議し承認を得なけれ ばならない。 (5)対象経費 委託の対象経費は別表のとおりとし、領収書等で支出が確認できるものを対象と する。ただし、受託者による飲食費や、委託業務とは直接関係のない経費、備品の 購入など受託者財産取得となる経費は対象外とする。 (6)委託事業費の精算 委託費の支払いは、精算払いとする。 委託事業費の精算の結果、委託契約額に満たないときは、精算額をもって委託 料とする。精算の際、新規雇用失業者が雇用期間の途中で退職した場合には、賃 金及び諸手当については日割りもしくは実費計算、社会保険料については月割り 計算で精算する。 (7)委託事業による収入の取り扱い 委託期間終了後に委託契約額を確定した結果、委託事業の実施により発生した収 入がある場合、得られた収入から委託契約額を上回る事業費を差し引いた額を返還 するものとする(例を参照のこと)。 ただし、委託契約期間終了後においても、受託者が自助努力により引き続き事業 を継続し、委託契約期間終了日時点で当該委託事業に従事している失業者のうち1 /2以上の者を継続して雇用する場合、委託費により発生した収入の返還を要しな いこととする。(委託者に対し、精算以前に報告のうえ協議を行うこと。) 5 (例)下表の場合、収入(3,500 千円)と、委託契約額を超える事業費増額分(1,000 千 円)との差額(2,500 千円)を返還するものとする。 (単位:千円) 委 契約額 託 事 業 10,000 事業費(人件費、リ 10,000 ース料、物件費等) 委託契約額を超え 1,000(b) る事業費 収入 3,500(a) ※返還額:3,500 千円(a)-1,000 千円(b)=2,500 千円 8 事業報告 (1)事業終了後、委託契約書等に基づき速やかに業務の成果に関する報告書及び雇用 実績報告書を提出すること。なお、「委託事業に係る経費のうち、新規雇用者に向 けられる人件費の割合(60%以上)」を実績として充足する必要がある。 また、事業途中においても、事業の進捗状況等の報告を求める場合がある。 事業途中において、事業内容の変更、廃止等を行う場合には速やかに報告すること。 (2)当事業は県の監査対象であるほか、会計検査院による会計実地検査の対象となる。 6 職業訓練の取り扱い 訓練の種類 施設内訓練 制度の概要 職業能力開発促進法、委託訓練実施要領により規定さ (公共職業訓練) れた訓練。 講師や設備等定められた基準を満たす必要がある。 【主な基準】 委託訓練 講師:職業訓練指導員免許保持者 (公共職業訓練) 施設:訓練生 1 人あたり2㎡以上 受託訓練:総訓練時間100時間以上 等 子 育 て 女 性 の た め 本要項 3 の(1)に記載されている要件を満たす訓練 の職業訓練 職業訓練:給付金等の支給なし ≪公共職業訓練≫ ・ 法や国の実施要領により規定された基準を満たした訓練であり、それにより失業給付 金等の支援を受けられる。 ・ 基準を満たさない訓練は単なる職業訓練となり、失業給付金の支援制度はない。 ・ ハローワークの受講指示が必要 ≪他の女性就業支援施設との違い≫ ・ 子育て女性就職支援センター等は明確に就職を希望する求職者に職業を斡旋し、就職 支援するのに対し、本事業では漠然と就労意欲を持つ子育て女性を対象に手軽な職業 技能を習得させ、就労意欲を喚起する。 7 (別表) 委託対象経費 事業内容 主な経費 新規雇用失業者の人件費 賃金 (自社の給与規程によること) 通勤手当等の諸手当 社会保険料(雇用保険料、労災保険料にかか る事業主負担分を含む。) 賞与等(社内規程において労働者への支給 が義務づけられているもの) 職業訓練に係る経費 講師謝金 講師交通費 会場借上代 パソコンリース代 上記、「新規雇用失業者の人件費」 、「職業訓 従事者の人件費 練に係る経費」以外で事業実施に係る経費 印刷費 広報費 交通費 消耗品費 光熱水費 等 ※受託者による飲食費等、委託業務とは関係のない経費は対象外 ※備品の購入など受託者の財産取得となる経費は対象外 ※「一式」とはせずに、経費の区分がわかる見積書とすること。 8 等
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