観点別目標と評価基準

観点別目標と評価基準
3. 魚のたんじょう
5年
単元目標
動物の発生や成長などをそれらにかかわる条件に目を向
けながら調べ,見いだした問題を計画的に追究する活動を
通して,生命を尊重する態度を育てるとともに,生命の連
続性についての見方や考え方を育てる。
おもな学習活動
配当時間
1 たまごから子メダカへ
飼っているメダカにめすとおすがいるか調べてみま
しょう。
5
(1)
時間
メダカの受精卵はどのように変化し,育っていくので
しょうか。
●メダカのたまごが育つ様子を観察する
【チャレンジ1 観察】
○かいぼうけんび鏡の使い方
第
評 価 基 準
関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
知識・理解
●魚の卵の内部の様子や水中の小さ
な生物に興味・関心をもち,自らそ
れらの変化や成長を調べようとして
いる。
●卵の内部の変化の様子に生命の神
秘さを感じ,生命の連続性を調べよ
うとしている。
●魚の発生や成長について予想や
仮説をもち,条件に着目して観察
を計画し,表現している。
●魚の発生や成長とその変化にか
か わ る 時 間 を 関 係 付 け て 考 察 し,
自分の考えを表現している。
●魚を育てたり,魚の卵の内部の
変化の様子や水中の小さな生物を
顕微鏡などを操作したりして,そ
れらを継続的・計画的に観察して
いる。
●魚の卵の内部の変化の様子や,
水中の小さな生物を観察し,その
過程や結果を記録している。
●魚には雌雄があり,産まれた卵
は日がたつにつれて中の様子が変
化してかえることを理解している。
●魚は,水中の小さな生物を食べ
物にして生きていることを理解し
ている。
評 価 基 準
関心・意欲・態度
科学的な思考・表現
観察・実験の技能
知識・理解
魚の卵内部の様子の変化に興味・
関心をもち,自らそれらの変化や成
長を調べようとする。
メダカの卵の内部の変化と時間の
経過とを関係付け,卵の内部の変化
について考え,変化の様子を記録で
きる。
卵の中には養分があると推測した
り,孵化したばかりの子メダカの腹
のふくらみには,養分が残っている
と推測したりすることができる。
メダカの体の特徴を観察し,雄
と雌の区別ができる。
解剖顕微鏡を操作し,卵が育っ
ていく様子を観察し,図や文で記
録することができる。
A:メダカの卵の内部の変化と時
A:解剖顕微鏡の適切な操作の仕
雌雄のメダカの体の特徴をとら
え,子メダカになる卵を産ませる
には,雄と雌が必要であることを
理解している。
卵は日が経つにつれて,魚の姿
に育って,生まれてくることを理
解している。
子メダカは,卵の中の養分を使っ
て育ってきたことを理解している。
孵化したばかりの子メダカの腹
のふくらみには育つための養分が
残っていることを理解している。
A:魚の卵内部の様子の変化に興味・
関心をもち,自らそれらの変化や成
長を意欲的に調べようとする。
たまごからかえったばかりの子メダカのはらのふくら
みは,どのようなはたらきをしているのでしょうか。
間の経過とを関係付けながら考え予
想し,変化のようすを正確に記録す
ることができる。
A:卵の中の成長変化を養分と関
A:雄と雌の違いを明確にしなが
ら観察カードなどに記録すること
ができる。
方を身につけ,卵の内部変化を時
間経過に基づいて捉え,的確に記
録することができる。
係付けて考えたり,孵化したばかり
の子メダカの腹部が膨らんでいるこ
とに着目し,その中には養分が残っ
ているではないかと推測し,理由も
含めて表現することができる。
8
(2)
時間
2 水の中の小さな生物
池や小川などの水の中には,メダカの食べ物になるも
のがいるのでしょうか。
●水の中の小さな生物を調べる
【チャレンジ 2 観察】
3
(1)
時間
8
5 学年
※ ふりかえってみよう
※ 活用しよう
指導計画作成資料
水の中の小さな生物に興味・関心
をもち,自らそれらを調べようとす
る。
A:水の中の小さな生物に興味・関
心をもち,自らそれらを意欲的に,
率先して調べようとする。
水の中には子メダカの食べ物と
なる小さな生物がいることを推測
し,集めた小さな生物をメダカに
与えることができる。
A:子メダカの腹のふくらみが小
さくなっていく様子から,育って
きた子メダカは水中の小さな生物
を食べていることを予想し,集め
た小さな生物をメダカに与えて検
証することができる。
顕微鏡を操作し,水中の小さな
生物を観察したり,スケッチした
りすることができる。
池や川の水の中には,小さな生
物がたくさんすんでいて,メダカ
はそれらの生物を食べ物にして生
きていることを理解している。
A:顕微鏡を正しく操作し,水中
の小さな生物をいくつか観察した
り,正しくスケッチしたりするこ
とができる。
観点別目標と評価基準
9