動作説明 ボイラ給水設備フロー図

(資料 1)
ボイラ給水設備フロー図
動作説明
設備機器の記号説明
B-1,2
:ボイラ
S
BFP-1 ~ 3:ボイラ給水ポンプ
SR
HWT-1,2 :還水槽(ホットウエルタンク) AS
DF-1
:ドレンフィルタ
DFP-1,2 :ドレンフィルタポンプ
SF-1
:軟水装置
BCF-1
: 薬注装置
計装機器一覧表
:供給蒸気
:還水
: 供給空気
:手動弁(開状態)
:手動弁(閉状態)
FS-1
: B-1 ボイラ給水スイッチ
FS-2
: B-2 ボイラ給水スイッチ
FS-3
: 軟水給水スイッチ
FT-4
: ろ過水流量
LT-1
: HWT-1 レベル
LT-2
: HWT-2 レベル
PDIA-1,2:ドレンフィルタ差圧スイッチ
XV-1
: 軟水装置給水弁
1. ボイラ給水ポンプ運転制御(BFP-1,2,3)
(1) ボイラ(B-1,2)への給水は,清槽からボイラ給水ポンプ(BFP-1,2)より送水
される。
(2) ボイラで発生した供給蒸気(S)は各設備に供給された後,還水(SR)とし濁槽
へ回収される。
(3) ボイラ給水ポンプ故障時には,補助ポンプ(BFP-3)を使用する。
(4) ボイラ給水ポンプ(BFP-1,2,3)は,ボイラ制御盤(範囲外)から運転制御される。
(5) 水槽レベル L9 以下の場合,空転防止制御を行う。
2. ドレンフィルタポンプ運転制御(DFP-1,2)
(1) 清槽レベルを設定レベル範囲内に保つため,濁槽へ回収された還水(SR)は,ド
レンフィルタポンプによりドレンフィルタを通した後,清槽へ返送される。
(2) 清槽レベルが L3,L4 以下になると順次ドレンフィルタポンプが運転される。こ
の時,濁槽レベルは L6 以上であること。
(3) 濁槽レベルが L7 以下,または清槽レベルが L2 以上の時は,ドレンフィルタポン
プを停止する。
(4) 水槽レベル L9 以下の場合,空転防止制御を行う。
3. 軟水装置運転制御(SF-1)
(1) 清槽レベルが L5 以下になると軟水装置を起動し,清槽へ給水される。
(2) 清槽レベルが L2 以上になると軟水装置を停止する。
(3) 運転制御は SF 現場盤で行うものとする。
平23
42
2 級 実地−共通 No. 2
43
(資料 2)
レベル設定表
計装工事設計条件
1. HWT-1:清槽
制御動作
レベル高警報 LA-1H
DFP-1,DFP-2 停止
(1) 現場計器からの配線は,現場に接続箱を設けて給水制御盤へ多心化して配線すること。
条件(レベル設定値)
(2) 接続箱∼給水制御盤のケーブルは,接続箱でコモン線をジャンパー送り接続(IV 黄色)しケーブル
L ≧ 2,200mm で接点 L1 ON
の心数を減らすこと。
L ≧ 2,000mm で接点 L2 ON
SF-1 停止
また,ケーブル心線について,予備心線は不要とする。
DFP-1 起動
L ≦ 1,700mm で接点 L3 ON
DFP-2 起動
L ≦ 1,400mm で接点 L4 ON
SF-1 起動
L ≦ 1,100mm で接点 L5 ON
統一信号(4 ∼ 20mA DC)
:CVV-S 1.25mm2 ケーブル
レベル低警報 LA-1L
L ≦ 400mm で接点 L8 ON
接点信号,その他
:CVV 2mm2 ケーブル
BFP-1 ∼ BFP-3 空転防止
L ≦ 300mm で接点 L9 ON
(3) 配線に用いるケーブルは次の通りとする。
1) 現場計器∼接続箱
2) 接続箱∼給水制御盤
2. HWT-2:濁槽
統一信号(4 ∼ 20mA DC)
:CVV-S 1.25mm2 多心ケーブル
接点信号,その他
:CVV 2mm2 多心ケーブル
(4) ケーブル心線の識別は JIS の規定によるものとし,端子番号に対し昇順に割り付けること。
制御動作
条件(レベル設定値)
レベル高警報 LA-2H
L ≧ 2,200mm で接点 L1 ON
DFP-1,DFP-2 起動開始可能
L ≧ 1,000mm で接点 L6 ON
DFP-1,DFP-2 停止
L ≦ 500mm で接点 L7 ON
レベル低警報 LA-2L
L ≦ 400mm で接点 L8 ON
DFP-1,DFP-2 空転防止
L ≦ 300mm で接点 L9 ON
(5) シールドケーブルの接地は,接続箱端子台で接地をジャンパー送り接続(IV 緑色)し,給水制御盤
接地端子で 1 点接地する。
(6) 接続箱の端子番号「1 ∼ 10」は接点信号,「11 ∼ 20」は統一信号を割り付けること。
制御システム構成図
現 場
各機器
ボイラ制御盤
DF 現場盤
給水制御盤
電 源
インバータ
出力リレー
電磁開閉器
入出力
I/O
PLC
SF 現場盤
平23
44
2 級 実地−共通 No. 3
45
PLC 入出力回路図
平23
46
(資料 3)
2 級 実地−共通 No. 4
47
問 1. タイムチャート
解答用紙 1
還水槽レベル
(凡例)
清槽水位
HWT-1
濁槽水位
HWT-2
起動
ボイラ給水ポンプ BFP-1
停止
ドレンフィルタポンプ DFP-1
起動
停止
ドレンフィルタポンプ DFP-2
起動
停止
軟水装置 SF-1
起動
停止
異常
レベル警報 LA-2H
正常
(注)レベル警報の遅延タイマは無視してよい
ボイラ制御盤(BFP-1),DF現場盤(DFP-1,2),SF現場盤(SF-1)電源投入
給水制御盤(PLC)電源投入
工業会使用欄
平23
48
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
合計
受験番号
2 級 実地−共通 No. 5
49
解答用紙 2
問 2. ラダー回路図
M002
M023
M021
M001
DFP-1 運転条件
HWT-1 レベル
“L1”以上
M001
M022
“L2”以上
M023
“L3”以下
信号入力
LT-1
単位変換
比較回路
出力回路
DFP-1,2,SF-1 停止
M002
M024
“L4”以下
M025
M004
M003
“L5”以下
DFP-1,2 起動可能
M028
“L8”以下
M003
M029
“L9”以下
M004
DFP-1,2 停止
M003
M001
Y080
DFP-1 起動指令
M031
HWT-2 レベル
M005
DFP-2 運転条件
“L1”以上
M036
“L6”以上
信号入力
LT-2
単位変換
比較回路
出力回路
M005
M037
“L7”以下
M038
Y081
“L8”以下
DFP-2 起動指令
M039
“L9”以下
M025
Y082
SF-1 起動指令
Y082
受験番号
工業会使用欄
平23
50
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
合計
2 級 実地−共通 No. 6
51
工業会使用欄
52
平23
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
合計
備考
DFP-2
インバータ
DFP-1
インバータ
DFP-2
インバータ
DFP-1
インバータ
DFP-2
インバータ
DFP-1
インバータ
FT-4
LT-2
LT-1
PDIA-2
PDIA-1
FS-3
FS-2
FS-1
識別
クロ
シロ
アカ
ミドリ
308
317
318
11
316
307
10
315
9
8
306
314
7
6
305
304
キ
313
4
311
5
3
303
312
2
1
301
302
識別
端子
番号
CVV-S 4 × 1.25mm2
CVV 11 × 2mm2
記 入 例
20
19
2
17
16
15
14
13
12
11
10
識別
端子
番号
COM
DFP-1 空転防止指令
DFP-1 起動指令
COM
DFP-2 異常
DFP-2 運転
COM
DFP-1 異常
DFP-1 運転
TB2-13 DFP-1 インバータ
TB2-14 回転数設定(4 ∼ 20mA DC)
TB2-12 COM
TB2-11 DFP-2 空転防止指令
TB2-10 DFP-2 起動指令
TB2-9
TB2-8
TB2-7
TB2-6
TB2-5
TB2-4
TB2-3
TB2-2
TB2-1
接地
計器番号
給水制御盤
TB1-21
TB1-20
TB1-19
TB1-18
TB1-17
TB1-15 + FT-4
TB1-16 − (4 ∼ 20mA DC)
TB1-13 + LT-2
TB1-14 − (4 ∼ 20mA DC)
ミドリ TB2-17 接地
TB2-15 DFP-2 インバータ
ミドリ TB2-16 回転数設定(4 ∼ 20mA DC)
アカ
シロ
クロ
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
PDIA-2
PDIA-1
FS-3
FS-2
FS-1
計器番号
TB1-11 + LT-1
TB1-12 − (4 ∼ 20mA DC)
TB1-10
TB1-9
TB1-8
8
9
TB1-7
TB1-6
6
7
TB1-5
TB1-4
5
4
TB1-3
TB1-1
端子
番号
3
18
DF 現場盤
識別
TB1-2
識別
給水制御盤
2
1
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
端子
番号
識別
端子
番号
計器番号
接続箱
現場計器
問 3. ケーブル結線表
解答用紙 3
受験番号
2 級 実地−共通 No. 7
53
問 4. 配線・配管作業上の留意点
解答用紙 4
2. 配線ケーブルの識別に関する問題です。
1. 配線接続作業における圧着端子に関する問題です。各問の解答を 内に書きなさい。
誤配線を避けるためケーブルは識別されています。制御用ケーブル(CVV)の JIS 規格に基づき心線
(1)圧着端子の形状の種類を 2 つ書きなさい。
識別方法がどのようになっているか 内に左から順番に書きなさい。
ア)
CVV 4 × 2mm2 イ)
3. 電線管とケーブルダクトの接続に関する問題です。
(2)右図の圧着端子の呼び(2 − 4)の意味を書きなさい。
材料名及び使用目的と使用工具を簡潔に解答欄に書きなさい。
2−4
ア)2 − 4 の 2 の意味
イ)2 − 4 の 4 の意味
(3) 圧着端子を選定する際に注意すべき点を具体的に 2 項目書きなさい。
ア)
イ)
(4)下図は圧着作業の不良状態の例を表示しています。その結果どんな不具合が発生するか具体的,かつ
簡潔に解答欄に書きなさい。なお,ア∼エの設問に対して,各解答欄に 1 項目づつ解答しなさい。
番 号
圧 着 不 良 例
解 答 欄
項 目
材
ア.
イ.
②
用
③
エ.
目
的
孔あけ使用工具
材
ウ.
使
料
用
名
目
的
固定使用工具
工業会使用欄
平23
名
①
使
54
料
解 答 欄
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
合計
受験番号
2 級 実地−共通 No. 8
55
問 5. 玉掛け作業の安全管理
解答用紙 5
①
右の図は,玉掛け作業の図です。
③
玉掛け作業を行う上で安全上必ず確認をしなければならないことがあります。
図の矢印が示した項目について,安全作業上最も重要なことを記入例に従い
④
安全確認事項欄に記入しなさい。
⑦
使用機械,工具等の使用前点検は終了しています。
職長
②
玉掛け作業者
作業条件
作業名
使用機械
使用工具
使用材料
保護具
配置者
資格
合図者
⑤
玉掛け作業
クレーン(5 トン)
玉掛けワイヤ,介錯ロープ,台木
鋼管パイプ
保護帽,安全帯,安全靴,保護手袋
職長,玉掛け作業者,合図者
玉掛け技能講習修了者
⑥
参 考 図
安全確認項目
安全確認事項
1
玉掛け作業場所
(記入例) 関係者以外は立ち入り禁止としているか
2
玉掛け作業者
職長
3
吊りフック
玉掛け作業者
4
玉掛けワイヤ
玉掛け作業者
5
吊り荷
職長
6
介錯ロープ
玉掛け作業者
7
合図者
合図者
工業会使用欄
平23
56
誰が
1
職長
2
3
4
5
6
7
8
9
合計
受験番号
2 級 実地−共通 No. 9
57
問 1. タイムチャート
解答用紙 1
還水槽レベル
(凡例)
清槽水位
HWT-1
濁槽水位
HWT-2
ボイラ給水ポンプ BFP-1
起動
停止
起動
ドレンフィルタポンプ DFP-1
停止
起動
ドレンフィルタポンプ DFP-2
停止
軟水装置 SF-1
起動
停止
異常
レベル警報 LA-2H
正常
ボイラ制御盤(BFP-1),DF現場盤(DFP-1,2),SF現場盤(SF-1)電源投入
(注)レベル警報の遅延タイマは無視してよい
給水制御盤(PLC)電源投入
工業会使用欄
平23
58
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
合計
受験番号
解 答 例
2 級 実地−共通 No. 5
59
問 2. ラダー回路図
解答用紙 2
M002
M023
M021
M001
DFP-1 運転条件
HWT-1 レベル
“L1”以上
M001
M022
“L2”以上
M023
“L3”以下
信号入力
LT-1
単位変換
比較回路
出力回路
M022
DFP-1,2,SF-1 停止
M002
M024
“L4”以下
M025
M004
M036
M003
“L5”以下
DFP-1,2 起動可能
M028
“L8”以下
M003
M029
“L9”以下
M037
M004
DFP-1,2 停止
M003
M001
Y080
DFP-1 起動指令
M031
HWT-2 レベル
M022
でも
OK
M002
M024
M005
DFP-2 運転条件
“L1”以上
M036
“L6”以上
信号入力
LT-2
単位変換
比較回路
出力回路
M005
M037
入れ替え OK
“L7”以下
M038
M003
M005
“L8”以下
Y081
M039
M022
でも
OK
“L9”以下
M002
M025
DFP-2 起動指令
Y082
SF-1 起動指令
Y082
工業会使用欄
平23
60
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
合計
受験番号
解 答 例
2 級 実地−共通 No. 6
61
工業会使用欄
62
平23
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
合計
受験番号
備考
DFP-2
インバータ
DFP-1
インバータ
DFP-2
インバータ
DFP-1
インバータ
DFP-2
インバータ
DFP-1
インバータ
FT-4
LT-2
LT-1
PDIA-2
クロ
シロ
アカ
ミドリ
308
317
318
11
316
307
10
315
9
8
306
314
7
6
305
304
キ
313
4
311
5
3
303
312
2
1
301
302
識別
CVV-S 2 × 1.25mm
2
CVV-S 2 × 1.25mm2
CVV-S 2 × 1.25mm2
CVV 2 × 2mm2
CVV 2 × 2mm2
CVV 2 × 2mm
2
2
CVV 2 × 2mm
端子
番号
DF 現場盤
シロ
クロ
1
2
シロ
クロ
2
1
シロ
クロ
1
2
シロ
クロ
1
2
シロ
クロ
1
2
シロ
クロ
1
2
シロ
クロ
1
2
シロ
2
20
19
18
2
1
キ
6
キ
5
キ
4
キ
3
2
1
識別
ミドリ
6
5
ミドリ
4
3
ミドリ
CVV-S 4 × 1.25mm2
CVV 11 × 2mm2
記 入 例
ミドリ
シロ
17
クロ
15
シロ
16
14
クロ
ミドリ
13
12
シロ
ミドリ
11
10
クロ
シロ
9
8
シロ
クロ
7
6
シロ
クロ
5
クロ
4
3
クロ
シロ
2
シロ
1
クロ
クロ
1
PDIA-1
FS-3
FS-2
FS-1
CVV 2 × 2mm2
端子
番号
識別
識別
端子
番号
計器番号
接続箱
現場計器
問 3. ケーブル結線表
TB1-20
TB1-19
TB1-18
TB1-17
COM
DFP-1 空転防止指令
DFP-1 起動指令
COM
DFP-2 異常
DFP-2 運転
COM
DFP-1 異常
DFP-1 運転
計器番号
給水制御盤
接地
TB1-15 + FT-4
TB1-16 − (4 ∼ 20mA DC)
TB1-13 + LT-2
TB1-14 − (4 ∼ 20mA DC)
TB2-13 DFP-1 インバータ
TB2-14 回転数設定(4 ∼ 20mA DC)
TB2-12 COM
TB2-11 DFP-2 空転防止指令
TB2-10 DFP-2 起動指令
TB2-9
TB2-8
TB2-7
TB2-6
TB2-5
TB2-4
TB2-3
TB2-2
TB2-1
端子
番号
PDIA-2
PDIA-1
FS-3
TB1-11 + LT-1
TB1-12 − (4 ∼ 20mA DC)
TB1-10
TB1-9
TB1-8
TB1-7
TB1-6
TB1-5
ミドリ TB1-21
6
5
4
3
2
1
6
5
4
FS-2
FS-1
計器番号
ミドリ TB2-17 接地
TB2-15 DFP-2 インバータ
ミドリ TB2-16 回転数設定(4 ∼ 20mA DC)
アカ
シロ
クロ
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
識別
CVV-S 6 × 1.25mm2
CVV 6 × 2mm2
TB1-3
3
TB1-4
TB1-2
TB1-1
端子
番号
2
1
識別
給水制御盤
解答用紙 3
解 答 例
2 級 実地−共通 No. 7
63
問 4. 配線・配管作業上の留意点
解答用紙 4
2. 配線ケーブルの識別に関する問題です。
1. 配線接続作業における圧着端子に関する問題です。各問の解答を 内に書きなさい。
誤配線を避けるためケーブルは識別されています。制御用ケーブル(CVV)の JIS 規格に基づき心線
(1)圧着端子の形状の種類を 2 つ書きなさい。
識別方法がどのようになっているか 内に左から順番に書きなさい。
ア)
R 型(丸型)
CVV 4 × 2mm2 イ)
黒
白
赤
緑
先開型(Y 型,フォーク型)
3. 電線管とケーブルダクトの接続に関する問題です。
(2)右図の圧着端子の呼び(2 − 4)の意味を書きなさい。
材料名及び使用目的と使用工具を簡潔に解答欄に書きなさい。
ア)2 − 4 の 2 の意味
電線の適合断面積が 2mm2
イ)2 − 4 の 4 の意味
端子のビスの寸法が 4mm
2−4
(3) 圧着端子を選定する際に注意すべき点を具体的に 2 項目書きなさい。
ア)
電線のサイズに適合した端子を選ぶ
イ)
端子止めビスのサイズに適合した端子を選ぶ
(4)下図は圧着作業の不良状態の例を表示しています。その結果どんな不具合が発生するか具体的,かつ
簡潔に解答欄に書きなさい。なお,ア∼エの設問に対して,各解答欄に 1 項目づつ解答しなさい。
番 号
圧 着 不 良 例
解 答 欄
材
ア.
使
イ.
②
ビスの締め付けが適正に締め付けられない
ウ.
適切に接続されているか判断出来ない
③
エ.
名
絶縁ブッシング
用
目
的
ケーブルに傷を付けないように保護
孔あけ使用工具
ノックアウトパンチ
材
名
ロックナット
的
電線管をケーブルダクトに機械的に固定
使
料
用
目
固定使用工具
圧着端子から心線が抜ける恐れがある
工業会使用欄
平23
料
解 答 欄
①
他の端子と接触する可能性がある
64
項 目
1
2
3
4
5
6
7
ウォーターポンププライヤ
8
9
10
合計
受験番号
解 答 例
2 級 実地−共通 No. 8
65
問 5. 玉掛け作業の安全管理
解答用紙 5
①
右の図は,玉掛け作業の図です。
③
玉掛け作業を行う上で安全上必ず確認をしなければならないことがあります。
図の矢印が示した項目について,安全作業上最も重要なことを記入例に従い
④
安全確認事項欄に記入しなさい。
⑦
使用機械,工具等の使用前点検は終了しています。
職長
②
玉掛け作業者
作業条件
作業名
使用機械
使用工具
使用材料
保護具
配置者
資格
合図者
⑤
玉掛け作業
クレーン(5 トン)
玉掛けワイヤ,介錯ロープ,台木
鋼管パイプ
保護帽,安全帯,安全靴,保護手袋
職長,玉掛け作業者,合図者
玉掛け技能講習修了者
⑥
参 考 図
安全確認項目
安全確認事項
1
玉掛け作業場所
(記入例) 関係者以外は立ち入り禁止としているか
2
玉掛け作業者
玉掛けは有資格者が行っているか
職長
3
吊りフック
吊りフックの滑り止めは動作しているか
玉掛け作業者
4
玉掛けワイヤ
玉掛け方法は適切か,吊り角度は 60 度以内か
玉掛け作業者
5
吊り荷
吊り荷の重量は確認してあるか
職長
6
介錯ロープ
吊り荷にしっかり結わえているか
玉掛け作業者
7
合図者
オペレーターと合図の確認をしているか
合図者
工業会使用欄
平23
66
誰が
1
職長
2
3
4
5
6
7
8
9
合計
受験番号
解 答 例
2 級 実地−共通 No. 9
67