「魅力的な将棋 AI コンテスト・プレマッチ」開催案内 大会名: 「魅力的な将棋 AI コンテスト・プレマッチ」 主催:魅力的な将棋 AI コンテスト運営委員会 後援:電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション 協力:81Dojo 大会開催の目的: コンピュータ将棋は十分に強くなり、アマチュアにとっては強すぎる存在になってきています。コンピ ュータ将棋は、強さだけでなく「対戦して楽しい!」 「対戦して為になる!」というような人間のパー トナーとしての要素が強く求められるようになっています。 このコンテストでは、対戦相手として「魅力的な将棋 AI」を競うものとします。 「魅力的」という評価 基準は、必ずしも一様ではなく、様々な評価項目が考えられます。このコンテストでは、それぞれのプ ログラムの尖った「魅力」を積極的に評価するものにしたいと考えています。 大会概要: 本大会の参加者には、81Dojo の対局機能および各種通信機能(チャット機能、矢印描画機能、感想戦 での検討機能など)を自由に使い、対局相手として魅力的な AI を目指して対局ボットを開発して頂き ます。(参加者には道場サーバ接続用のアクセス権と、通信プロトコル(floodgate 方式改)のマニュア ルが配布されます) 開発されたプログラムを 81Dojo の EARTH サーバ上で運用して頂き、評価期間中に一般ユーザとの 対局を行った上で、ユーザ投票による審査を行ないます。一般ユーザ評価の終了後、審査委員会による 特別審査の結果を総合し、優勝者を決定します。 スケジュール: 2015 年 12 月 12 日 2016 年 3 月 31 日 参加申し込み開始 エントリー締め切り 2016 年 4 月 1 日~5 月 31 日 2016 年 6 月 81Dojo での参加プログラム公開、一般ユーザによる評価と投票 審査委員会による審査、結果発表、表彰 一般審査の形式: プログラムと一定回数以上対局した一般ユーザは、そのプログラムを評価することが出来るようにな ります。 (アンケート形式) 特別審査委員: 池田 心(北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科) 伊藤 毅志 (電気通信大学 情報理工学研究科) 勝又 清和 (日本将棋連盟) 川崎 智秀 (81Dojo) 高橋 和 (日本将棋連盟、 日本まなび将棋普及協会 代表理事) 瀧澤 武信 (早稲田大学 政治経済学術院、 コンピュータ将棋協会 会長) 松原 仁 (はこだて未来大学、 人工知能学会 会長) エントリー方法: 次ページの参加募集要綱をご確認の上、エントリーフォームよりお申込み下さい 「魅力的な将棋 AI コンテスト・プレマッチ」参加募集要綱 エントリーからコンテスト実施までの流れ 1. エントリー締め切り(2016 年 3 月 31 日)までに、エントリーフォームに必要事項を記入し送信し て下さい。 2. 事務局より、81Dojo サーバ接続用のアクセス権と、通信プロトコルのマニュアルを提供いたしま す。 3. 開発中の動作確認は、81Dojo の専用テストサーバで実施することができます。 4. 開発が完了したプログラムは、テストサーバ上にて、事務局による動作確認審査を受けて頂きます 5. 審査を通過したプログラムは、一般ユーザ評価期間(2016 年 4 月 1 日)になりましたら 81Dojo の EARTH サーバで稼働を開始して下さい。 6. 開発が上記より遅れたプログラムも、2016 年 4 月末までの間は、審査完了次第、一般ユーザ評価 に途中参加可とします。 7. 一般ユーザ評価では、下記のルールでボットを運用して下さい。 評価期間中は、稼働時間をできるだけ確保するよう努めて下さい 稼働時には、原則として同一のボットを 2 体以上稼働させるように努めて下さい (不正防止 のため) ボットが対局待をするルールは以下に従って下さい 手合いは平手(先手、後手は選択可) 持ち時間は、5 分-30 秒または 15 分-60 秒のどちらかを選択 一般ユーザ評価を開始したプログラムは、その後の変更を禁止します。ただし、事務局が許可 したバグの修正は構いません。 8. 一般ユーザ評価期間の終了(2016 年 5 月 31 日)次第、ボットの稼働を停止して下さい 9. 一般ユーザ投票、および特別審査員による採点により、優勝者を決定します 通信プロトコル概要 81Dojo の対局サーバは floodgate で使用されている shogi-server に機能追加をしたものとなって おります。floodgate に参加されている開発者であれば、比較的小規模の変更により 81Dojo での対 局ボットを運用可能です。 評価項目 対戦した楽しさ (1-5点) コミュニケーション(チャット)の楽しさ (1-5点) 感想戦機能 (1-5点) 技術の新奇性 (1-5点) その他、作者が主張する魅力 (1-10点) (※作者には、自身のプログラムの魅力についてのアピール文を添えて頂きます) 総合的に魅力的と感じたかどうか? (1-10点) お問い合わせ先 本大会参加に関してご不明な点がありましたら、[email protected] まで遠慮なくお問い合わせ下さい。
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