文 教 育 学 部 文教育学部 文教育学部共通 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅳ 通年 文教育学部 4.0単位 さまざまなトピックスをもとに、法教育の実践演習を積み重ねてもらい、 そのプロセスを通して法学のエッセンスに触れる、体験的法学入門。詳細 は、「法学通論I」と「法学通論II」のシラバスを参照。なおこの科目は 隔年開講科目であるため、2014年度は開講されない。次回開講は2015年度 の予定。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 文教育学部 2.0単位 私たちの生活では、どの場面でも「権力」が作用している。議会や外交交 渉はもちろん、幼稚園の 水飲み場でも夫婦の寝室でもそうである。権力とはいったい何なのか、ど のように人々の生活を組 み立てているのか。そして権力が集中して構成している「国家」とは何な のか。政治学の基礎を学び ながら、現代社会を作動させる権力現象を動態的に学ぶ。ナショナリズム 、民主主義、アイデンティ ティと差異、多元的共生、政治と暴力、大衆とエリートの関係、監視と管 理などに特に注目する。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 文教育学部 2.0単位 経済学、経済統計の基本的概念を習得することにより、経済現象や景気動 向を自分の頭で系統立てて理解するために必要な「視点」を身に付けるこ とを目指します。個々の知識を単に詰め込むのではなく、「経済について の見方・考え方」の基礎を構築することに重点を置きます。また、無味乾 燥に経済学を学ぶのではなく、極力現実の経済に即して論じます。経済指 標の読み方、景気や経済動向の見方、経済政策の考え方などの理解を目標 とします。 Ⅰ ∼ Ⅳ 通年 文教育学部 4.0単位 主題は「社会学」を学ぶ。目標は、自分の日常生活を社会的まなざしで見 つめ直すことによって、「あ、こういう世界もあるのだ」という驚きを味 わうこと。そして、「社会学的想像力」と「知的センス」を修得して欲し い。ついでに社会学の基礎概念について一定程度の知識も習得してもらえ れば幸いです。 ギリシャ語 (13B0012) 【英文強化】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 , 【英文強化】, 【仏文主 】, 三重野 清顕 【仏文強化】, 【仏文 副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 通年 文教育学部 4.0単位 古典ギリシャ語の初級文法を学びます。同時に、いろいろな例文などを通 して古代ギリシャ文化の多様な側面に触れることを目指します。 ラテン語 (13B0013) 【英文強化】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 , 【英文強化】, 【仏文主 】, 三重野 清顕 【仏文強化】, 【仏文 副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 通年 文教育学部 4.0単位 ラテン語の初級文法を学びます。同時に、いろいろな例文などを通して、 ラテン語の多様な文化的背景に触れることも目指します。 スペイン語 (13B0015) 【英文強化】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 , 【英文強化】, 【仏文主 】, 磯山 久美子 【仏文強化】, 【仏文 副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 文教育学部 4.0単位 コミュニケーションのためのスペイン語を学ぶ。アルファベットから始ま り、文法構造を学びながら、日常的に役立つ表現を学ぶ。教室では日常的 に役立つ表現も学びながら、実際にスペイン語を話す機会を増やしたい。 また異文化理解として、映画やビデオ教材なども活用する。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 文教育学部 2.0単位 哲学を学ぶ際に、哲学史を学ぶことは不可欠だと考えられています。 けれども実際の哲学史は、哲学を学ぶ研究者たちの研究成果の集積からな るものなので、研究の蓄積や潮流によって哲学史もまたたえず更新されて います。 この講義では、哲学史の大まかな流れがどのように描きかえられつつある のか、近年の更新状況を踏まえて紹介してみたいと思います。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 文教育学部 2.0単位 前半は、倫理学の一般的な内容について、その概略を講義する。倫理学と は何について考え、何を明らかにする学問か、そのためにどのような試み がなされてきたかを知ることが目標である。後半は、倫理学の一分野であ る日本倫理思想史のうちから古代および中世に題材をとり、「清き明き心 」と「正直」について講義する。これらに示されている倫理的価値の内容 を具体的に知り、日本の倫理思想について考える場合に必要とされる基本 的な視座を獲得することを目標とする。 法学通論 (13B0001) 小谷 眞男 マルセロ デ アウカンタ ラ 政治学概論 (13B0004) 小林 誠 経済学概論 (13B0006) 宮内 篤 社会学通論 (13B0007) 山嵜 哲哉 哲学通論Ⅰ (13B0018) 中野 裕考 倫理学通論Ⅰ (13B0021) 大久保 紀子 科目名 (授業コード) プログラム 教員 倫理学通論Ⅱ (13B0022) 履修年次 学期 クラス 単位数 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 文教育学部 2.0単位 「倫理」というと、思想家の名前や著作の内容を暗記する学問という印象 をお持ちの人もいるかもしれませんが、「いかに生きるか」という、あら かじめ答えが用意されていない問いを考える学問です。しかしこの問いは あまりにも漠然としているため、考えを深めることすら容易ではありませ ん。そのため、手がかりとして、過去の人がいかに生きたか、生きるかに ついて考えたかを学ぶのが、倫理学の一分野としての倫理思想史です。し かし、明治以降の学問は西洋の知識や技術を取り入れることを主目的とし ていたため、哲学や倫理学が、西洋思想の紹介が中心だったのも事実です (そのおかしさをK.レーヴィットが指摘しています)。そのような輸入学 問としての倫理学に疑問を投げかけ、独自の学を構築したのが、和辻哲郎 です。和辻は西洋思想の発想の問題点を指摘し、「人間の学」としての倫 理学を構築しました。その際、西洋思想の背景にある一神教の神(創造主 )に代わるものとして、和辻が注目したのが、仏教の「空」の思想でした 。ただ、和辻の仏教理解自体が、伝統に基づくものではなく、西洋から取 り入れた仏教学を踏まえたもので、それが和辻の「人間の学」に偏りを与 えています。授業では、和辻が京都帝国大学でおこなった「国民道徳論」 講義を軸に、和辻の多様な業績の相互関係を明らかにし、そのうえで、和 辻の理解とは異なる伝統仏教における「空」の考えを紹介し、それを踏ま えて日本倫理思想史を見直していきます。 授業の性格上、内容の単なる丸暗記は求めませんが、考える手がかりにす るためには授業の基本内容について押さえておく必要があり、それが成績 評価の基準となります。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 文教育学部 2.0単位 トルコ共和国の公用語であるトルコ語の基礎的文法(前半)、基本語彙の 習得を目指します。また、映画やテレビ映像等の視覚教材を取り入れ、実 用的会話と聞き取り練習も行います。これらを通じトルコの人びとの日常 生活のようすや考え方、歴史への理解を深め、国際交流の分野で役立つ能 力を身につけるのが目的です。 そのため、授業の始めに前回習った語句や文法の知識を確認する小テスト を行います。小テストの受験や課題の提出等授業への積極的な参加を希望 します。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 文教育学部 2.0単位 トルコ語の基礎文法(後半)と基礎的語彙を学びます。実用的会話の練習 のほか、簡単な読み物を辞書を使って読めることを目標とします。 Ⅰ ∼ Ⅳ 通年 文教育学部 4.0単位 イタリア語の音声、文法、表現の基礎をマスターするために、テキストの みならず、イタリア語のオペラや歌曲、映画や映画の中の言葉や音楽を、 DVDなど視聴覚的教材を取り入れて体得、また新聞、雑誌などの時事的教 材を用い、イタリアの今を学ぶ。またファッション、食事など、記事やイ ラストプリントなどで学ぶ。 Ⅰ 前期 文教育学部 2.0単位 「父親による児童虐待を見て見ぬ振りをした母親は、罪に問われることは ないのか?」 この科目は、民法や刑法などのさまざまなトピックスを練習問題として〈 法教育〉の演習を積み重ね、そのプロセスを通して法学のエッセンスをも 会得してもらおうという、一石二鳥の体験的法学入門である。高校教師役 を演ずる学生がその他の学生を生徒役に見立てて、50分授業をおこなうと いう設定で〈法教育〉演習の模擬授業をおこない、生徒役の学生はグルー プ・ディスカッションまたはディベートなどの方式で、教師役の学生によ って示された課題について議論を積み重ねる、というようなスタイルで毎 回進める。担当教員は、担当者の準備作業を適宜サポートし、毎回の残り 時間に応じて法学の基礎事項に関する補足的レクチャーをおこなう。終了 後、出席者全員から担当学生による模擬授業の進め方に対するコメントを 提出してもらい、教員経由で教師役の学生にフィードバックし、今後の教 職課程履修の参考にしてもらう。教職課程履修者を念頭において以上のよ うなスタイルを取るが、法学に関心があればもちろん教職履修の有無にか かわらず誰でも気軽に参加できる。 なお、この科目の履修者は、必ず後期の「法学通論II」も続けて履修する こと(順番は逆にできない)。2科目を合わせて実質的には4単位の通年科 目として運営する。2年生以上は「法学通論」(通年科目、4単位)のほう で履修すること。またこの科目は隔年開講であるため、2014年度は開講さ れない。次回の開講は2015年度の予定。 今年度は4月11日開講予定。 ところで冒頭の設問、あなたならどう答えますか?また、その「論拠」は 何でしょうか? 吉村 均 アジア諸語Ⅰ (13B0024) 松尾 有里子 アジア諸語Ⅱ (13B0025) 講義内容 松尾 有里子 イタリア語 (13B0029) 【英文強化】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 , 【英文強化】, 【仏文主 】, 田畑 安紀子 【仏文強化】, 【仏文 副】 法学通論Ⅰ (13B0034) 小谷 眞男 科目名 (授業コード) プログラム 教員 法学通論Ⅱ (13B0035) 履修年次 学期 クラス 単位数 Ⅰ 後期 文教育学部 2.0単位 マルセロ デ アウカンタ ラ 社会学通論Ⅰ (13B0040) Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 文教育学部 2.0単位 山嵜 哲哉 社会学通論Ⅱ (13B0041) 山嵜 哲哉 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 文教育学部 2.0単位 講義内容 「法学通論I」に引き続き、高校における法教育の実践的経験を通して法 学のエッセンスに触れてもらうことを目的とする。「法学通論I」のシラ バスを参照。 文教育学部 人文科学科共通 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 哲学基礎論 (13B0101) 【哲学主】, 【哲学副】, 【歴史主】, 【地理主】, 【グロ文主】, 【哲学主】, 三浦 謙 【哲学副】, 【歴史主】, 【地理主】, 中野 裕考 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 人文科学科 2.0単位 古代から現代に至る西洋哲学史の中で提唱されている重要な主張・考え方 を取り上げ、それらがどのようなことを問題にしているのかを思想史的ま たは現代的観点から解説する。 倫理学基礎論 (13B0102) 【哲学主】, 【哲学副】, 【歴史主】, 【地理主】, 【グロ文主】, 【哲学主】, 高島 元洋 【哲学副】, 【歴史主】, 【地理主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 人文科学科 2.0単位 倫理学といってもその内容は多様である。原理的なことを問題にする倫理 学、思想史的なことを問題にする倫理思想史、現代の倫理的な問題をとりあ げる応用倫理学。 この授業では、倫理学でどのようなことが勉強できるの かを具体的に示すことが目標である。出席者は、倫理に対する様々なアプロ ーチをしり、柔軟な物の考え方を、理解してほしい。 比較文化史 (13B0104) 【哲学主】, 【歴史主】, 【歴史副】, 【地理主】, 【グロ文主】, 【哲学主】, 神田 由築 【歴史主】, 【歴史副】, 【地理主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 人文科学科 2.0単位 「文字・書物・出版」をテーマに、日本史・アジア史・西洋史の教員がオ ムニバス式の講義を行う。人類は文字を発明して以来、これを通して次代 に「歴史」を伝えてきた。文字文化の展開は、やがてさまざまな書物を生 み出し、さらには出版というかたちにつながってゆく。「歴史」の基底に 文字があることは、多様な媒体が情報伝達手段となった今日も変わらない 。この「歴史」と不可分のテーマが、それぞれの時代・地域でどのように 展開していたのか、考えてみたい。最終回には担当教員全員によるシンポ ジウムを予定している。 比較社会史 (13B0105) 【哲学主】, 【歴史主】, 【歴史副】, 【地理主】, 【グロ文主】, 【哲学主】, 安成 英樹 【歴史主】, 【歴史副】, 【地理主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 人文科学科 2.0単位 今年度は、「お金」と「消費」をキーワードに講義を行う。過去の歴史世 界においていつの時代、いかなる地域でもいわゆる貨幣を媒介とする経済 活動は、人間社会に不可欠な要素として機能してきた。こうした貨幣の機 能や消費行動についての研究は、経済学や経済史での分厚い研究があるわ けだが、本講義ではそういった難しいことはひとまずおいておいて(?)、 昔の人びとはお金をどのように使い、またどんなものを買って(あるいは 交換して)いたのか、ものの値段(価値)はどうやって決まるのか、「贅沢 」とはなんであったのか、などさまざまな角度から切り込んで論じてみた い。講義担当者は、日本古代、日本中世、中東イスラム、フランス(ヨー ロッパ)をそれぞれ専門とする比較歴史学コース教員で、オムニバス形式 の授業である。 自然と人間 (13B0106) 【哲学主】, 【歴史主】, 【地理主】, 【地理副】, 【グロ文主】, 【哲学主】, 長谷川 直子 【歴史主】, 【地理主】, 【地理副】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 人文科学科 2.0単位 地球上のあらゆる自然現象は、自然の摂理のもと起こっています。人間は より快適に生活するため、さまざまな活動を行います。それが行過ぎると 自然の摂理を改変したり、人間にとっても不都合を招く事態になることも 起こりえます。それがいわゆる環境問題です。 この講義では、環境問題の理解にあたり、(担当教員が)重要だと考える いくつかのアプローチ方法を取り上げ、それらについて講義、演習を行い ます。そして、環境問題の本質は何か?、それらの問題を解決するのには どうしたらよいのかを考えてもらいます。 本人なりの環境観を構築してもらうのが目的です。 人間と空間 (13B0107) 【哲学主】, 【歴史主】, 【地理主】, 【地理副】, 【社会主】, 【グロ文主】, 宮澤 仁 【哲学主】, 【歴史主】, 【地理主】, 【地理副】, 【社会主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 人文科学科 2.0単位 人文地理学は、人間とその社会が、いかに空間や場所と関わり、それらを 作り出し、またそれらによって影響を受けてきたかに関心を寄せ、こだわ り続ける学問です。この授業では、ローカルな空間からグローバルな空間 まで、私たちの生きる現代の世界がいかに構築されているのかを、具体的 な現実をふまえて、理解することを目指します。 美術史基礎論 (13B0499) 【哲学主】, 【哲学副】, 【歴史主】, 【地理主】, 【グロ文主】, 【哲学主】, 秋山 光文 【哲学副】, 【歴史主】, 【地理主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 新1年度生を対象とした入門的な基礎講義。近年特に多様化しつつある美 術史学の方法論について、時代や地域・宗教など様々な異なる視点からア プローチしたい。多くの作例の画像資料を紹介しながら授業を進めるので 、美術史学研究の多様な可能性について関心を広げてほしい。 文教育学部 哲学・倫理学・美術史コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0090) 【哲学主】, 【哲学主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 各自研究テーマを設定し、指導教員の指導のもと卒業論文を作成する。 通不定期 哲学・倫理学・美術史コース 8.0単位 哲学全教員 高島 元洋 哲学AⅢ (13B0114) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 解釈論文の書き方を実践的に習得してもらいます。 哲学史において「古典」と呼ばれているもののうち一つ(あるいは複数) を自分で選び、自分なりの視点で分析し解釈を形成し、最終的には14,000 字程度の小論文にまとめてもらいます。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 クリプキ(黒崎訳)の「ウィトゲンシュタインのパラドックス」(産業図 書)を基本テキストにして、関係箇所も参考にしながら、ウィトゲンシュ タインの意味、規則、心、数学についての考え方を検討する。日本語、英 語、ドイツ語のどれかで参加可能。 中野 裕考 哲学BⅠ (13B0115) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 三浦 謙 哲学BⅡ (13B0116) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 哲学BIの続きの授業なので、BIと同じ内容です。 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 三浦 謙 哲学BⅢ (13B0117) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 植村 恒一郎 概念分析論演習Ⅰ (13B0122) 【哲学主】, 【哲学主】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 西洋近代哲学の一番重要なエポックを講義する。デカルト、スピノザ、ラ イプニッツ、バークリ、ヒューム、カントの学説の中心部分をなるべく分 かりやすく解説する。デカルトの「コギト・エルゴ・スム」については少 し詳しく説明するが、哲学は思考をゼロから立ち上げるのが醍醐味なので 、予備知識は一切不要。講義は、毎回プリントを配布。 Ⅱ ∼ Ⅳ 現代の自由主義経済をとる国民国家の成り立ちは根本的にはどのようなも 前期 のなのか、という問題を考えるときには欠かせないヘーゲル『法哲学講義 哲学・倫理学・美術史コース 』をドイツ語原典で丁寧に読みます。 2.0単位 中野 裕考 概念分析論演習Ⅱ (13B0123) 【哲学主】, 【哲学主】 Ⅱ ∼ Ⅳ 現代の自由主義経済をとる国民国家の成り立ちは根本的にはどのようなも 後期 のなのか、という問題を考えるときには欠かせないヘーゲル『法哲学講義 哲学・倫理学・美術史コース 』をドイツ語原典で丁寧に読みます。 2.0単位 中野 裕考 理論分析論演習Ⅰ (13B0125) 【哲学主】, 【哲学主】 Ⅱ ∼ Ⅳ 哲学の英語の入門書を読みます。テキストは、出席者の希望に合わせ、相 前期 談して決めます。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 三浦 謙 理論分析論演習Ⅱ (13B0126) 【哲学主】, 【哲学主】 Ⅱ ∼ Ⅳ 理論分析論演習Iと同様の、英語のテキストの購読です。 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 三浦 謙 問題分析論演習Ⅰ (13B0128) 【哲学主】, 【哲学主】 三浦 謙 Ⅱ ∼ Ⅳ 哲学の英語の入門書を購読します。内容は、出席者の関心に合わせて、相 前期 談して決めます。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 問題分析論演習Ⅱ (13B0129) 【哲学主】, 【哲学主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 問題分析論Iと同様の英文テキストの購読です。 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 三浦 謙 哲学演習BⅠ (13B0134) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ カント『純粋理性批判』「概念の分析論」の中の、「原則の分析論」を日 前期 本語訳(熊野純彦訳)で読みます。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 中野 裕考 哲学演習BⅡ (13B0135) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ カント『純粋理性批判』「概念の分析論」の中の、「超越論的弁証論」を 後期 日本語訳(熊野純彦訳)で読みます。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 中野 裕考 哲学演習BⅢ (13B0136) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 この授業では、近年の分析哲学において活況を呈している知覚の哲学を扱 います。20世紀中頃までは、ラッセルやストローソン、オースティンなど 多くの分析哲学者たちが知覚について論じていましたが、言語哲学の隆盛 とともに知覚の問題が主題的に論じられることは少なくなり、しばらくの あいだ知覚の哲学はせいぜい心の哲学の一分野でしかありませんでした。 しかし、言語哲学が分析哲学の王道として地位を失い、心の哲学の諸問題 が専門化するにつれて、知覚の哲学がそれ自体で広がりのある分野として 返り咲き始めました。いまなお生き残り続けるセンスデータ理論、現代の 標準的立場である志向説、さらには、両者に共通する前提に疑いをかけ近 年議論を巻き起こしている選言説など、代表的な哲学的知覚理論を取り上 げ検討します。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 本授業では、「自律的」であることが特徴とされてきた「近代主体」の概 念を、フランス現代思想の議論の中で問い直し、「自律的主体」の何が問 題であるのかを理解する。 はじめに、メルロ=ポンティ、ドゥルーズ、レヴィナス、リオタール、ボ ードリヤール、フーコー、デリダといった哲学者たちの思想の枠組みを概 観した上で、後半は、レヴィナスの主著である『全体性と無限』を取り上 げ、購読する。 授業を通じて、学生ひとりひとりが自分の探求したい哲学的問題、関心領 域を発見することを目標とする。 村井 忠康 哲学演習CⅢ (13B0139) 【哲学主】, 【哲学主】 木元 麻里 哲学特別研究AⅠ (13B0143) 【哲学強化】, 【哲学強化 】 Ⅰ ∼ Ⅳ 分析・言語哲学の代表者の一人であるデイヴィドソンの著作の購読。英語 前期 と日本語翻訳の双方で参加可能。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 三浦 謙 哲学特別研究AⅡ (13B0144) 【哲学強化】, 【哲学強化 】 太田 雅子 遠藤 千晶 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 〈前半・太田担当分〉 日本語で書かれた平易な分析哲学書を読みながら、哲学的思考法の特徴を 習得してもらうことを目標とする。今回は「人格の同一性」「自由意志と 決定論」などの典型的な哲学の諸問題を題材に、近年注目を集めている「 分析形而上学」の手法を紹介し、豊富な具体例とともに解決の道筋を示し たい。 〈後半・遠藤担当分〉 本講義では「他者」の問題について哲学的に考察していく。日常の中では 、我々は他者の存在をとりたてて問題にすることはない。しかし、そもそ も自己にとって他者とは何かと改めて問うとき、他者の存在は必ずしも自 明なものではなくなり、それは一つの問題として現れてくる。この他者の 問題について、カント、フッサール、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン 等の思索を参照しつつ多角的に考察していく。それぞれの学説について基 本的な知識を得るだけでなく、それらを検討しながら、他者の問題につい て自ら思考することを目指す。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 哲学研究指導 (13B0150) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 卒論ゼミ。卒論を書くためにどう研究を進めたらいいかを指導する。 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 三浦 謙 中野 裕考 倫理学概論Ⅰ (13B0152) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 前半は、倫理学の一般的な内容について、その概略を講義する。倫理学と は何について考え、何を明らかにする学問か、そのためにどのような試み がなされてきたかを知ることが目標である。後半は、倫理学の一分野であ る日本倫理思想史のうちから古代および中世に題材をとり、「清き明き心 」と「正直」について講義する。これらに示されている倫理的価値の内容 を具体的に知り、日本の倫理思想について考える場合に必要とされる基本 的な視座を獲得することを目標とする。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 「倫理」というと、思想家の名前や著作の内容を暗記する学問という印象 をお持ちの人もいるかもしれませんが、「いかに生きるか」という、あら かじめ答えが用意されていない問いを考える学問です。しかしこの問いは あまりにも漠然としているため、考えを深めることすら容易ではありませ ん。そのため、手がかりとして、過去の人がいかに生きたか、生きるかに ついて考えたかを学ぶのが、倫理学の一分野としての倫理思想史です。し かし、明治以降の学問は西洋の知識や技術を取り入れることを主目的とし ていたため、哲学や倫理学が、西洋思想の紹介が中心だったのも事実です (そのおかしさをK.レーヴィットが指摘しています)。そのような輸入学 問としての倫理学に疑問を投げかけ、独自の学を構築したのが、和辻哲郎 です。和辻は西洋思想の発想の問題点を指摘し、「人間の学」としての倫 理学を構築しました。その際、西洋思想の背景にある一神教の神(創造主 )に代わるものとして、和辻が注目したのが、仏教の「空」の思想でした 。ただ、和辻の仏教理解自体が、伝統に基づくものではなく、西洋から取 り入れた仏教学を踏まえたもので、それが和辻の「人間の学」に偏りを与 えています。授業では、和辻が京都帝国大学でおこなった「国民道徳論」 講義を軸に、和辻の多様な業績の相互関係を明らかにし、そのうえで、和 辻の理解とは異なる伝統仏教における「空」の考えを紹介し、それを踏ま えて日本倫理思想史を見直していきます。 授業の性格上、内容の単なる丸暗記は求めませんが、考える手がかりにす るためには授業の基本内容について押さえておく必要があり、それが成績 評価の基準となります。 大久保 紀子 倫理学概論Ⅱ (13B0153) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 吉村 均 日本倫理思想史Ⅰ (13B0155) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 倫理とは何か、倫理学・倫理思想史は何を議論するのか、といった基本的 前期 なテーマについて概説する。ここで問題にしたいことは、現代のわれわれ 哲学・倫理学・美術史コース が、生きて考えていることそれ自体である。 2.0単位 高島 元洋 日本倫理思想史Ⅱ (13B0156) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 倫理とは何か、倫理学・倫理思想史は何を議論するのか、といった基本的 後期 なテーマについて概説する。ここで問題にしたいことは、現代のわれわれ 哲学・倫理学・美術史コース が、生きて考えていることそれ自体である。 2.0単位 高島 元洋 西洋倫理思想史Ⅱ (13B0159) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 宮下 聡子 倫理学演習A (13B0160) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 倫理へのアプローチとして、他者と関わりながら自分らしく生きることに ついて、3つのテーマ「性格」「死」「社会」に沿って考えます。各テー マについて代表的な思想家の説を学び、倫理的に考える力をつけることを 目指します。西洋の思想家の説を主にとり上げますが、東洋とりわけ日本 の思想家の説にも折に触れて言及します。 Ⅱ ∼ Ⅳ 近年、国学や江戸時代の信仰について内外の関心が高まっている。この授 通年 業は、これまで武士道を扱ってきたが、今回は神道を基盤とする思想を考 哲学・倫理学・美術史コース える。 4.0単位 高島 元洋 倫理学演習B (13B0161) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 高島 元洋 Ⅱ ∼ Ⅳ 倫理学・倫理思想史に関する基礎的な研究をする。具体的なテーマについ 通年 ては、出席者と相談して決めたい。 哲学・倫理学・美術史コース 4.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 倫理思想史演習A (13B0162) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 日本近代において、西洋思想に対抗し、どのような考え方が形成されたか 通年 を考える。イデオロギーではなく、人間観を取りあげる。本年度は、福沢 哲学・倫理学・美術史コース 諭吉などを扱う。 4.0単位 高島 元洋 倫理学特殊講義AⅠ (13B0165) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 斎藤 真希 倫理学特殊講義AⅡ (13B0166) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 この授業では浄土教の歴史について概説する。浄土教は仏教のうち、主に 阿弥陀仏の浄土への往生を目的とする教えのことを指している。インドで 生じた浄土教は、中国での展開を経て、日本に受容されるに至った。やが て鎌倉時代、法然が始めた専修念仏によって、浄土教は日本の仏教のうち でも重要な位置を占めるものとなっている。こうしたインド、中国、日本 にわたる浄土教の展開の過程を、主要な文献に則して明らかにする。イン ド、中国における浄土教の様相を知ると共に、日本における浄土教のあり かたを、その起源にまでさかのぼって把握することが目的である。 Ⅱ ∼ Ⅳ 倫理学・倫理思想史に関する基礎的な研究をする。具体的なテーマについ 後期 ては出席者と相談してきめたい。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 斎藤 真希 倫理学特殊講義BⅠ (13B0168) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 倫理学・倫理思想史に関する基礎的な研究をする具体的なテーマについて 前期 は出席者と相談してきめたい。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 高島 元洋 倫理学特殊講義BⅡ (13B0169) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 倫理学・倫理思想史に関する基礎的な研究をする。具体的なテーマについ 後期 ては出席者と相談してきめたい。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 高島 元洋 倫理思想史特殊講義AⅠ (13B0171) 【哲学主】, 【哲学主】 板東 洋介 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 講義題目:「神道の倫理思想」 神道は、儒教・仏教・武士道・近代思想などの他の思想潮流にくらべて 、日本倫理思想史研究のうえで中心的な取り扱いを受けてきたとはいえな い。 それは、ひとつには極めてイデオロギー的な戦前の「国家神道」の記憶 のためであり、もうひとつには神道の基礎文献類からしてすでに、仏教や 儒教からの借り物の語彙・概念に満たされているためである。 神道思想が、記紀神話を根本典拠とするため日本の現実の国家体制と常 に一定の関係をもたざるをえないうえに、その思想形成過程において外来 の普遍思想である仏教や儒教からの深甚な影響をこうむっているのは確か である。しかし、その思想伝統のうちに、単なるイデオロギー的捏造物や 諸思想のアマルガムには見られないはずの、真摯な宗教的情熱や、他者の 他者性に対する鋭敏な感性や、深い倫理的省察が確かに息づいているから こそ、「神道指令」ののちもその命脈を保っていると捉えるべきなのであ る。 (現に、我々の多くはクリスマスを祝ったその週のうちに、あらたまった 心持ちで初詣に出かけてゆく。しかも折口信夫がいうように、その週の始 めに家々をおとづれて子どもたちに福をもたらしてゆく赤服の翁は、キリ スト教の聖人である以上に、我々にとって新来の「まれびと」なのかもし れないのである。) 本講義は、いかなる意味においても、正しく批判・克服し去られるべき 何らかの過去の思想・宗教への、無批判的な回帰をすすめるものではない 。超越・自然・他者・性などといった、人が人として生きてゆくうえでい つでも問題になるはずのもろもろのことがらについてのひとつの原理的な 思考のかたちとして、神道思想との対話を試みることを目的とする。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 倫理思想史特殊講義AⅡ (13B0172) 【哲学主】, 【哲学主】 Ⅱ ∼ Ⅳ 未定 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 日本の思想は中国・朝鮮と深いかかわりを持ちます。本講義では、日本が 外来思想としての中国儒教(特に朱子学を)どのように受容し、発展させ ていったのか、近世日本の儒者である伊藤仁斎や荻生徂徠の思想に触れな がら考察します。また、仁斎学や徂徠学において「道徳」や「社会」の概 念がどのように捉えられていたかについて考察しながら、倫理学的な課題 が儒教において、近世日本においてどのように考えられたかを取り上げ、 倫理学的諸問題へのアプローチの仕方を学ぶことを目標とします。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 今年度は、日本中世の『曾我物語』の倫理思想、特に「敵討」(かたきう ち)の思想を扱う。今日の感覚からすれば、少し血なまぐさい感じのする 「敵討」だが、日本人が演劇や講談で最も好んだものの一つは「敵討」を 題材にしたものであり、日本文化を知る上で、日本人がかくも愛した「敵 討」がどのようなものであったのか、なぜ人々は「敵討」に涙するのか、 ということを考えておくことは非常に有益である。無論、「敵討」のよう な私的復讐を奨励することが目的ではないが、そのように自らの生の目的 を見定め、使命に殉じていった人物、それを取り巻く人々のありようを深 く読み解くことによって、今を生きる自分たちの生のありようにも新たな 側面に光が当てられるよう、受講者それぞれが深く思索しつつ進めていく ことを目指す。なお必要に応じて、『曾我物語』に限らず広く「敵討」を 扱う諸文献を参照することもある。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 文明開化以降に流入した西洋近代の諸思想が、生き方として日本人に示 したのは、理性によって自ら立つ構えであった。しかし、すでに「封建遺 制」にすぎないはずの武士道が教える潔さや、儒教が教える志士仁人の意 識は、近代人となったはずの日本人の生を、そうした理性的自立よりも深 い層から支え続けた。今日でもなおそうである。武士道や儒教は、すでに よくもわるくも、日本人が実存・生き方をめぐって原理的に展開する思考 の基層に─すくなくともその一端に─なってしまっているといえるだろう 。 武士道が教える人が世に立つありかたと、儒教が教えるそれとは、結局 は同じだと考える人もいれば(中江藤樹・山鹿素行・近代では新渡戸稲造 ら)、そもそも相容れないと考える人もいた(山本常朝・荻生徂徠ら)。 彼らは、いかなる理路によって、古代中国と乱世の日本というまったく異 なる時代・地域において育まれてきた二つの思想が、通底し、合一すると 考ええたのであろうか。また逆に、同じく封建社会の指導層の生と死とを 律する思想でありながら、両者のどこに決定的な違いを見ずにはおれなか ったのであろうか。 本講義では、近世における儒者の武士道論、あるいは武士道論者の儒教 論のような、武士道と儒教との相互交渉のさまを示すテキストを主に取り 上げながら、武士道と(日本近世の)儒教の両者が、人が世にあるありか たをそれぞれどのように原理的に捉えていたのかを明らかにしてゆく。す でに過去となった思想の歴史的研究としてではなく、われわれのすぐ足元 にあるものの再確認、およびそれとの対決として、すすめてゆきたい。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 哲学・倫理学・美術史コース 4.0単位 清沢満之は、日本で最初の宗教哲学者であり、浄土真宗の僧侶として親鸞 思想を近代に再生させた人物である。この授業では、近代仏教の代表的な 雑誌とされる『精神界』に発表された清沢の論説を購読し、彼の倫理思想 について検討する。何が述べられているのかを正確に理解できるよう、テ キストを丁寧に読み、考える力を身に着けることが目標である。 非常勤講師 倫理思想史特殊講義BⅠ (13B0174) 【哲学主】, 【哲学主】 木澤 景 倫理思想史特殊講義BⅡ (13B0175) 【哲学主】, 【哲学主】 非常勤講師 倫理学資料講読 (13B0176) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 鈴木 朋子 西洋倫理思想史資料講読 (13B0178) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 倫理学・倫理思想史に関する基礎的な研究をする。具体的なテーマについ 通年 ては、出席者と相談して決めたい。 哲学・倫理学・美術史コース 4.0単位 高島 元洋 倫理学研究 (13B0179) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】 高島 元洋 Ⅱ ∼ Ⅳ 倫理学・倫理思想史に関する基礎的な研究をする。具体的なテーマについ 前期 ては出席者と相談してきめたい。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 宗教と倫理学 (13B0182) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】 高島 元洋 Ⅱ ∼ Ⅳ 倫理学・倫理思想史に関する基礎的な研究をする。具体的なテーマについ 前期 ては、出席者と相談して決めたい。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 倫理学研究指導 (13B0186) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 4年生の卒論制作に関連する文献を読み、論文内容を充実させることを目 前期 標とする。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 高島 元洋 形象分析学演習Ⅰ (13B0189) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 東洋・日本美術に関する文献購読を通じ、古代仏教美術史学研究の基本的 通年 な方法論を修得する。 哲学・倫理学・美術史コース 4.0単位 秋山 光文 形象分析学特殊講義Ⅱ (13B0195) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】 秋山 光文 Ⅱ ∼ Ⅳ インド仏教美術における聖域の荘厳。インド古代美術史における諸問題に 通年 関し、基礎的な知識を習得した上で、問題の所在について考察し理解でき 哲学・倫理学・美術史コース る能力を養う。 4.0単位 西洋美術史AⅡ (13B0201) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 17世紀フランスの美術は、イタリアやフランドルのバロック美術に鼓舞さ れつつも、節度と秩序、知性、明晰な合理性を特徴とする独自の「古典主 義」様式を展開し、それを国民的様式にまで高めました。本講義では、画 家としての生涯のほとんどをローマで過ごしながら、17世紀フランス古典 主義を代表する存在となり、後世の美術に大きな影響を与えた画家ニコラ ・プッサンを中心に取り上げます。17世紀のローマとパリの美術の流れを 概観した上で、当時の社会的文化的背景、画家の創造活動と作品の受容の 問題、美術作品が持つ役割を視野に入れてプッサンの作品を分析し、それ らがフランスで受容され模範とされていく過程を追います。こうした検討 を通して、絶対王政が推し進められる中で成立し多彩なニュアンスを併せ 持つフランス「古典主義」美術の特質を浮き彫りにすることを目的としま す。講義では、具体的な作品分析を行ないますので、一次資料などの基本 文献やイメージ資料の操作方法を学ぶことができます。同時に、ヨーロッ パ美術史のひとつの要である17世紀フランス古典主義美術を概観すること で、より広い視野で西洋文化の歴史を考察するための基礎を身に付けるこ とが可能です。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 <聖母表象の再検討> 西洋視覚表象をジェンダー論の観点から理解し考 える基礎として、キリスト教神学思想と聖母信仰を取り上げ、イタリア絵 画を中心に聖母マリア表象を再検討する。フェミニズム神学とジェンダー 宗教史の成果を参照しながら、マリア神学の整備と聖母マリア信仰の高ま りを背景に作られた視覚表象を複眼的に分析する。ジェンダー論的な事例 研究をもとに、近世の女性パトロンがどのような戦略をもって女性表象を 創出したかを考察する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 日本美術を様々な角度で切り分けて、そのオリジナリティについて考察す る。大文明圏の周辺にあって独自の発展を遂げた日本美術の特質を理解す ることで、グローバル化する社会における自らの立ち位置を確認すること を目標とする。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 《絵巻とマンガ》絵巻物というと、800年も前のもので、国宝とされてガ ラスケースに収まっているもの、私たちには縁のないものと思ってしまい がちですが、当時の女性も男性も、子供も大人も夢中になってしまったも の。今のマンガと似ていませんか?一回の講義で一作品ずつ絵巻物を取り 上げ、表現や時代、社会背景などについて、絵巻と比較し考察したいと思 います。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 哲学・倫理学・美術史コース 4.0単位 美術史の研究論文を原書(英文)で講読し、専門的な文献の読み方を学ぶ と同時に、美術史研究の基本的方法や理論、分析の視点を具体的な例を通 じて学ぶ。 前期は 10B0218 , 後期は 10B0192 と同じ。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 哲学・倫理学・美術史コース 4.0単位 西洋を中心に近・現代の視覚表象をめぐる諸問題を取り上げ、多様な視点 から考察する。社会と「芸術」の位相や機能、表象をめぐる制度や受容の あり方、あるいは時代や社会の視覚性や、表象と空間、身体、装飾、「他 者」や暴力など、さまざまな問題をジェンダーやポストコロニアリズムな どの視点を含め、多数の具体的な事例を通じて考察する 望月 典子 西洋美術史BⅡ (13B0204) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 新保 淳乃 東洋美術史AⅡ (13B0207) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 矢島 新 東洋美術史BⅡ (13B0210) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 山本 陽子 美術史学演習Ⅰ (13B0212) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 天野 知香 美術史学特殊講義Ⅰ (13B0215) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学副】 天野 知香 科目名 (授業コード) プログラム 教員 美術史学研究指導Ⅱ (13B0220) 【哲学強化】, 【哲学強化 】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 卒業論文制作に向けた研究指導。中間発表を通じて、卒業論文の進捗状況 通年 を報告しながら指導を受ける。 哲学・倫理学・美術史コース 4.0単位 秋山 光文 天野 知香 哲学概論Ⅰ (13B0493) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 哲学を学ぶ際に、哲学史を学ぶことは不可欠だと考えられています。 けれども実際の哲学史は、哲学を学ぶ研究者たちの研究成果の集積からな るものなので、研究の蓄積や潮流によって哲学史もまたたえず更新されて います。 この講義では、哲学史の大まかな流れがどのように描きかえられつつある のか、近年の更新状況を踏まえて紹介してみたいと思います。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 解釈論文の書き方を実践的に習得してもらいます。 前期哲学AIIIの続きで、後期は最終成果のとりまとめに向けた具体的な作 業に入ります。 前期の時点で立てた問いに従ってテキストの詳細な読解と分析を積み重ね 、構想を修正しさらに展開し、自分独自の解釈を形成します。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 言語とは何だろうか? アリストテレスの『オルガノン』以来、フレーゲ の現代論理学を経て、21世紀の進化言語学まで、言語の本性は、西洋哲学 の大きなテーマであり続けた。ヘーゲルのように「メタファー」を言語の 本質とみなす言語観も生まれた。本講義では、アリストテレスやフレーゲ の言語観の他に、後期ウィトゲンシュタイン、オースティン、デリダなど の言語論、音楽と言語は同一起源で、ネアンデルタール人の歌声の中から 言語が生まれと考えるミズン『歌うネアンデルタール』など、進化言語学 の成果も紹介する。講義は、毎回プリントを配布。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 哲学の基本的問題を取り上げ、分析哲学の中でどのような議論が行われて いるのかを学ぶ。 授業では、毎回担当者を決め、テキストの内容をまとめたものを発表して もらう。また、それを基に全員で議論を行う。 ものごとを厳密に考える力を身につけること、そして、論理的な議論の進 め方を学ぶことが目標である。 具体的テーマとしては「原因とは何か」、「決定論と自由の問題」などを 予定しているが、初回授業で履修者の意見を聞いたうえで最終決定する。 中野 裕考 哲学AⅣ (13B5100) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 中野 裕考 哲学BⅣ (13B5101) 【哲学主】, 【哲学副】, 【哲学主】, 【哲学副】 植村 恒一郎 哲学演習BⅣ (13B5104) 【哲学主】, 【哲学強化】, 【哲学主】, 【哲学強化】 山本 麻衣子 倫理学研究指導Ⅱ (13B5107) 【哲学強化】, 【哲学強化 】 高島 元洋 Ⅱ ∼ Ⅳ 4年生の卒論制作に関連する文献を中心に読むが、各自が自分の問題意識 前期 を高めることを目指し、論文内容を充実させることを目標とする。 哲学・倫理学・美術史コース 2.0単位 文教育学部 比較歴史学コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日本文化史概論 (13B0249) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 古瀬 奈津子 安田 次郎 Ⅰ ∼ Ⅳ 日本史のうち、古代と中世について概観する。大学生として必要最低限、 前期 知っておいて欲しいことはカバーする予定。今年度は、「都市」をゆるや 比較歴史学コース かな共通テーマとする。 2.0単位 日本史概説 (13B0304) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 神田 由築 小風 秀雅 Ⅰ ∼ Ⅳ 17世紀以降の日本史の歴史を概観する。とくに「都市」をゆるやかなテー 後期 マとする。この授業では「都市」の歴史を通じて、日本通史における時代 比較歴史学コース の特徴をもつかんでほしい。 2.0単位 アジア史概説 (13B5300) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 岸本 美緒 Ⅰ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 中国を中心として、古代から現代に至る東アジアの歴史を概観する。適宜 、史料やトピック、近年の研究動向なども組み合わせて、東アジアの歴史 を多角的に理解できるようにしたい。成績は、平常点(出席、コメントペ ーパー)30%、期末試験70%でつける。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 中国を中心として、古代から現代に至る東アジアの歴史を概観する。適宜 、史料やトピック、近年の研究動向なども組み合わせて、東アジアの歴史 を多角的に理解できるようにしたい。成績は、平常点(出席、コメントペ ーパー)30%、期末試験70%でつける。 西洋史概説 (13B0306) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 新井 由紀夫 安成 英樹 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 この授業では、古代から近代にかけての西洋の歴史を、ロンドンとパリと いうふたつの都市社会を題材として読み解いていこうとするものである。 新井がロンドンを中心にして、また安成がパリを中心にして、それぞれの 都市社会の特徴について、基本的には時代を追って順に論じてゆく。した がって受講者は、ロンドンとパリというふたつの都市を通じて、西洋社会 の通史を見てゆくことになろう。中世から近代にかけてヨーロッパにおけ る都市とはどういう存在であったのか、そこに住まう人々はいかなる生活 を送っていたのか、またそれは現代の都市生活とはどのように異なるのか 、またそれがどのように「近代化」するのか、といったさまざまな問題を 考えてみたい。映像や図像資料を用いて、歴史的イメージを具体的につか める授業にしたい。 日本史入門講読 (13B2514) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史主】, 【歴史強化】 Ⅰ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 高校の教科書で習った日本近代史の「常識」を史料を読みながら再考して 、歴史に対する多様な見方と史料解読の重要さを理解する。とくに、日本 史の視点だけでなく、外国の視点から日本の近代を見ることを重視したい 。 東洋史概説 (13B0305) 岸本 美緒 小風 秀雅 外国史入門講読Ⅰ (13B0495) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史主】, 【歴史強化】 Ⅰ アジア史に関する刺激的な論文(日本語)を読み、自然・社会・人間につ 前期 いての多様な切り口を学び、歴史学の面白さを味わう。 比較歴史学コース 2.0単位 太田 啓子 三浦 徹 外国史入門講読Ⅱ (13B0496) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史主】, 【歴史強化】 Ⅰ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 本授業は、西洋史の研究論文(日本語)を参加者全員で輪読することで、 今西洋史の学問世界でどのようなテーマ、研究が盛んなのか、西洋史の専 門研究とは実際どのようなものか、あるいは西洋史のなにがおもしろいの か、といった基本的なことを実感してもらうことが目的としている。授業 では西洋史関連の文献を講読していくが、その際あつかう文献は、基本的 に受講者自身が関心を持っている分野から論文を選択してもらう。また、 分野や時代にあまりこだわらず、読んで(知的に)おもしろい文献を対象 にしたい。 Ⅱ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 日本史を研究していくためには、史料の読み方を学ぶことと、研究テーマ を自分で選ぶことができるようになることが必要である。7世紀から12 世紀までの代表的な史料を紹介しながら、史料に即してどのような研究テ ーマがあるのかを考えていく。 安成 英樹 日本史研究法 (13B0310) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 古瀬 奈津子 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 アジア史研究法 (13B5301) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 三浦 徹 Ⅱ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 中東・イスラム世界のしくみについて、地理環境・宗教・家族・教育・政 治・経済・法・文化・社会秩序などのテーマを取り上げ、さまざまな資料 をてがかりに、他の地域との比較の観点から質疑し、その特徴を考える、 また史資料や研究論文を読むための工具書を紹介し、研究方法を学ぶ。 Ⅱ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 中東・イスラム世界のしくみについて、地理環境・宗教・家族・教育・政 治・経済・法・文化・社会秩序などのテーマを取り上げ、さまざまな資料 をてがかりに、他の地域との比較の観点から質疑し、その特徴を考える、 また史資料や研究論文を読むための工具書を紹介し、研究方法を学ぶ。 西洋史研究法 (13B0312) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 安成 英樹 Ⅱ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 本授業は、歴史学、とりわけ西洋史学の研究を進めていくうえで、もっと も基本的かつ必要な技術・方法を習得してもらうことを目的とする。西洋 史学の分野で卒業論文を書く予定(希望)の学生は、できるだけ受講して ほしい。授業で取り上げるテーマは、前半はこれまで蓄積されてきた歴史 学の研究方法やその意義、史料論、最新の歴史研究方法、史学史などにつ いて紹介し(講義形式)、後半は辞典類の引き方や事項の調べ方、研究文献 の有無やその所在場所の探し方、専門雑誌の利用方法、パソコンやインタ ーネットの利用方法など、実用的・具体的な授業(演習形式)を行いたいと 考えている。また、卒業論文の書き方についても適宜触れていきたい。 日本史講読 (13B0250) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 古瀬 奈津子 Ⅱ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 日本史、なかでも古代、中世史を研究していくために必要な文献や史料の 読み方、調べ方について、基礎的な能力を身につけることを目的とする。 毎回課題となる史料について問題を出すので、予習は必須。レポーター制 を考えている。 アジア史講読 (13B5302) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 岸本 美緒 Ⅱ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 古代史から現代史まで、中国史の研究には多種多様な史料が用いられてい る。この授業では、中国史研究の上でよく使われる史料のうち代表的なも のを十数種取り上げ、直接にその内容に触れてその性格を理解することを めざす。配布する史料のうち、各自の興味のあるものを選び、読んできて 発表し、質疑応答を行う。漢文史料が中心であるが、関連の文献も多くま た教員もサポートするので、高校で習った漢文の知識で十分である。成績 は、発表(及びそのレジュメを改訂したレポート)70%、平常点(授業 での質疑や質問票)30%でつける。 Ⅱ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 古代史から現代史まで、中国史の研究には多種多様な史料が用いられてい る。この授業では、中国史研究の上でよく使われる史料のうち代表的なも のを十数種取り上げ、直接にその内容に触れてその性格を理解することを めざす。配布する史料のうち、各自の興味のあるものを選び、読んできて 発表し、質疑応答を行う。漢文史料が中心であるが、関連の文献も多くま た教員もサポートするので、高校で習った漢文の知識で十分である。成績 は、発表(及びそのレジュメを改訂したレポート)70%、平常点(授業 での質疑や質問票)30%でつける。 東洋史研究法 (13B0311) 三浦 徹 東洋史講読 (13B0251) 岸本 美緒 西洋史講読 (13B0252) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 佐々井 真知 Ⅱ 西洋史に関する英語論文を輪読することで、英語論文の読解に慣れ、西洋 後期 史研究のテーマや方法、論の進め方を学ぶ。 比較歴史学コース 2.0単位 古文書学 (13B0320) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 安田 次郎 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 歴史史料学 (13B5305) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 小風 秀雅 Ⅱ 日本近代の歴史資料の構造について理解し、あわせて史料解読力をつけ、 後期 近代という時代に関する認識を深めることを目的とする。必ずしも文字史 比較歴史学コース 料だけでなく、様々な非文字史料についても触れていきたい。 2.0単位 日本の古代・中世の文書について、基本的な文書を選んで、様式や読み方 について学び、そこから古代・中世社会の仕組みを読み解く。 テキストは、佐藤進一『[新版]古文書学入門』(法政大学出版局)を使 用するが、他の文書も紹介する。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 日本史論文講読 (13B5303) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史主】, 【歴史強化】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ 日本の古代から近代に至るまでの研究論文12本を読む。論文の批判的な 後期 読み方や、書き方の初歩を学ぶことを目的とするので、全員が必ず発表し 比較歴史学コース 、毎回発言することを課す。 2.0単位 神田 由築 外国史論文講読 (13B5304) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史主】, 【歴史強化】 新井 由紀夫 Ⅱ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 この授業は、将来外国史(東洋史・西洋史)の卒業論文を書こうとする学生 を対象として、専門論文とはどのようなものであるかを経験的に理解する 、すなわち歴史学のテーマや問題設定、史料の用い方、論旨の組み立て方 などを、実際に書かれた専門論文を精読することを通して実地に体感する ための授業である。各分野の専門性の高い論文を読みこなすだけの読解力 を養成すると同時に、授業での積極的な討議を通じて論点を整理し、歴史 学の最新のテーマや広く深い知識を涵養することを企図している。また討 論を通じて、自分の考えをまとめ、それを他者に的確に表現し伝達すると いったプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力があわせて磨か れることをも期待している。 歩いて学ぶ比較歴史Ⅱ (13B0248) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 岸本 美緒 Ⅱ ∼ Ⅳ 各地の遺物(展示物を含む)や遺跡、歴史的景観などを見学して、歴史認 後不定期 識を深めることを目的とするフィールドワーク形式の授業。 比較歴史学コース 2.0単位 歴史現地調査Ⅰ (13B0243) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅲ ∼ Ⅳ 日本古代史に関係する史跡、遺跡、博物館などを訪れ、発掘調査の現場や 前集中 史料調査の方法等を学ぶ。 比較歴史学コース 2.0単位 古瀬 奈津子 歴史現地調査Ⅱ (13B0244) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅲ ∼ Ⅳ 日本近代史に関係する史跡、近代化遺産、近代遺跡、博物館などを訪れ、 前集中 文化財行政の現場を実体験することにより、史料調査の方法等を学ぶ。 比較歴史学コース 2.0単位 小風 秀雅 日本古代史料演習Ⅰ (13B0266) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 古瀬 奈津子 Ⅲ ∼ Ⅳ 『続日本紀』五(岩波書店)を延暦8年5月から読み進める。奈良時代から 前期 平安時代への転換期における政治や社会の変化について考察する。古代史 比較歴史学コース の史料の読み方や調べ方などの基本を習得する。 2.0単位 日本古代史料演習Ⅱ (13B0267) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 古瀬 奈津子 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期に引き続き、『続日本紀』を読み進める。古代史料演習Ⅰ・Ⅱは連続 後期 して履修することが望ましい。 比較歴史学コース 2.0単位 日本中世史料演習Ⅰ (13B0269) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 安田 次郎 Ⅲ ∼ Ⅳ 室町将軍の政治顧問、「黒衣の宰相」と言われた醍醐寺の三宝院満済の『 前期 満済准后日記』を通して、当時の政治や社会のあり方を考える。 比較歴史学コース 2.0単位 日本中世史料演習Ⅱ (13B0270) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 安田 次郎 Ⅲ ∼ Ⅳ 室町将軍の政治顧問、「黒衣の宰相」と言われた醍醐寺三宝院満済の『満 後期 済准后日記』を通して当時の政治や社会のあり方を考える。 比較歴史学コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日本近世史料演習Ⅰ (13B0272) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 神田 由築 Ⅲ ∼ Ⅳ 日本近世史を研究するのに必要な基礎的な史料読解力や、分析手法、議論 前期 の展開の方法等を身に付けることを目的とする。 比較歴史学コース 2.0単位 日本近世史料演習Ⅱ (13B0273) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 神田 由築 Ⅲ ∼ Ⅳ 日本近世史を研究するのに必要な基礎的な史料読解力や、分析手法、議論 後期 の展開の方法等を身に付けることを目的とする。 比較歴史学コース 2.0単位 日本近代史料演習Ⅰ (13B0275) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 小風 秀雅 Ⅲ ∼ Ⅳ 明治日本政治史に関する史料を取り上げ、輪読する。参加者は自由に史料 前期 を選択して、解読するとともに、研究史や問題点を指摘し、自分なりに回 比較歴史学コース 答をだすことを求める。 2.0単位 日本近代史料演習Ⅱ (13B0276) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 小風 秀雅 Ⅲ ∼ Ⅳ 日本近代史料演習Ⅰを引き継いで、史料の解読を行う。 後期 比較歴史学コース 2.0単位 東アジア史演習Ⅰ (13B5306) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 岸本 美緒 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 中国史の漢文史料を自力で読解する能力を養う。清末の学者、梁啓超の文 集である『飲冰室文集』を題材として、比較的読みやすい歴史論を選び、 担当者を決めて輪読する。漢文に慣れるとともに、語彙や人名の調べ方を 学び、さらに関連の論文を参照して発表を行い、史料のなかから問題をつ かみだす能力を身につける。テキストは最初の時間に配布する。漢籍図書 館の見学、卒論計画の発表なども適宜行う。(備考)Ⅰ・Ⅱは連続して履 修すること。 東アジア史演習Ⅱ (13B5307) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 岸本 美緒 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 参加者の関心にあわせて、Ⅰに引き続き漢文史料を読むか、或いは中国近 現代史に関する現代中国語或いは英語の史料・文献を読むか、どちらかに する。担当者を決めて輪読する形式はⅠと同じ。テキストは未定。また、 それと並行して、3年生の参加者には、各自の関心をもつテーマについて 関連の論文を集め、研究史を整理して発表するという形式の報告もしても らう予定なので、夏休みのうちから少し準備しておいていただきたい。 西アジア史演習Ⅰ (13B5308) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 三浦 徹 Ⅲ ∼ Ⅳ 中東・イスラームを切り口とし、当該地域の歴史と社会を理解するととも 前期 に、歴史研究と地域研究、歴史と現代を架橋する方法を見出す。 比較歴史学コース 2.0単位 西アジア史演習Ⅱ (13B5309) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 三浦 徹 Ⅲ ∼ Ⅳ 中東・イスラーム世界について、現地の人びとの記した史料を読み、自分 後期 の目で、その歴史と社会を理解する。 比較歴史学コース 2.0単位 東洋社会経済史演習Ⅰ (13B0284) 岸本 美緒 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 中国史の漢文史料を自力で読解する能力を養う。清末の学者、梁啓超の文 集である『飲冰室文集』を題材として、比較的読みやすい歴史論を選び、 担当者を決めて輪読する。漢文に慣れるとともに、語彙や人名の調べ方を 学び、さらに関連の論文を参照して発表を行い、史料のなかから問題をつ かみだす能力を身につける。テキストは最初の時間に配布する。漢籍図書 館の見学、卒論計画の発表なども適宜行う。(備考)Ⅰ・Ⅱは連続して履 修すること。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 東洋社会経済史演習Ⅱ (13B0285) 履修年次 学期 クラス 単位数 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 岸本 美緒 都市社会史演習(外国)Ⅰ (13B0231) 講義内容 参加者の関心にあわせて、Ⅰに引き続き漢文史料を読むか、或いは中国近 現代史に関する現代中国語或いは英語の史料・文献を読むか、どちらかに する。担当者を決めて輪読する形式はⅠと同じ。テキストは未定。また、 それと並行して、3年生の参加者には、各自の関心をもつテーマについて 関連の論文を集め、研究史を整理して発表するという形式の報告もしても らう予定なので、夏休みのうちから少し準備しておいていただきたい。 (備考)Ⅰ・Ⅱは連続して履修すること。 Ⅲ ∼ Ⅳ 中東・イスラームを切り口とし、当該地域の歴史と社会を理解するととも 前期 に、歴史研究と地域研究、歴史と現代を架橋する方法を見出す。 比較歴史学コース 2.0単位 三浦 徹 都市社会史演習(外国)Ⅱ (13B0232) Ⅲ ∼ Ⅳ 中東・イスラーム世界について、現地の人びとの記した史料を読み、自分 後期 の目で、その歴史と社会を理解する。 比較歴史学コース 2.0単位 三浦 徹 西洋政治史演習Ⅰ (13B0287) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 新井 由紀夫 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 西洋中世史に関する論文を批判的に講読することによって、文献史学を実 践的に学ぶことを目標とする。参加者との相談し、西洋中世史に関する最 近の欧米の論文を各自選んで報告し、討議する方式でやる予定。レポート も別に提出してもらうが、基本的には一人で20頁程度の、最新の歴史学の 英語論文を1本報告することが求められる。また参加者は、毎回、他の参 加者の指定英語論文を事前に読んで演習に参加することが望ましい。それ がこなせれば、1年で約15本、300頁近くの専門論文を読みこなす能力が身 につくはずである。 西洋政治史演習Ⅱ (13B0288) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 新井 由紀夫 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 西洋中世史に関する論文を批判的に講読することによって、文献史学を実 践的に学ぶことを目標とする。参加者との相談し、西洋中世史に関する最 近の欧米の論文を各自選んで報告し、討議する方式でやる予定。レポート も別に提出してもらうが、基本的には一人で20頁程度の、最新の歴史学の 英語論文を1本報告することが求められる。また参加者は、毎回、他の参 加者の指定英語論文を事前に読んで演習に参加することが望ましい。それ がこなせれば、1年で約15本、300頁近くの専門論文を読みこなす能力が身 につくはずである。 西洋社会経済史演習Ⅰ (13B0293) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 安成 英樹 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 本授業は、アンシァン・レジーム期フランスの国制および社会の成り立ち 、仕組みについて、基本的な文献を講読することによりその特質を明らか にすることを目的とする。具体的には、アンシァン・レジーム期フランス 特有の政治・社会のありようや文化の多様性について広く理解を図り、あ わせて近世ヨーロッパ世界全体のもつ特質を検討する。また、外国語の文 献を毎週毎週定期的に読む(報告者でないときでも、当然あらかじめ読ん でおく)という習慣をつけることで、「外国語を読む」ということを苦に しなくなることをめざしたい。出席、授業への参加を重視する。 西洋社会経済史演習Ⅱ (13B0294) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】 安成 英樹 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 本授業は、同演習Ⅰに引き続いて、アンシァン・レジーム期フランスの国 制および社会の成り立ち、仕組みについて、基本的な文献を講読すること によりその特質を明らかにすることを目的とする。具体的には、アンシァ ン・レジーム期フランス特有の政治・社会のありようや文化の多様性につ いて広く理解を図り、あわせて近世ヨーロッパ世界全体のもつ特質を検討 する。また、外国語の文献を毎週毎週定期的に読む(報告者でないときで も、当然あらかじめ読んでおく)という習慣をつけることで、「外国語を 読む」ということを苦にしなくなることをめざしたい。 考古学通論Ⅰ (13B0322) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 考古学の定義、研究資料、研究法、について、主として縄紋時代を題材に 前期 講義する。 比較歴史学コース 2.0単位 鷹野 光行 考古学通論Ⅱ (13B0323) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 近年さまざまな研究の進展により、大きく歴史像が変化した弥生時代の考 後期 古学について学ぶ。 比較歴史学コース 2.0単位 杉山 浩平 史跡調査 (13B0325) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 藤森 健太郎 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 本講義では、日本史の理解に不可欠の史跡および文化財保護・活用の重要 性と現状について論じ、さらに、いくつかの史跡をテーマに、それらから 何が解明されるのかを紹介する。過去の遺産を総合的に「史跡」として後 世に伝える意義についてともに考えてみたい。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日本古代中世文化史 (13B0318) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 中世後期の歴史とくに文化史について、奈良・興福寺の僧である尋尊の一 生に即してみていく。尋尊は15世紀前半に摂関一条兼良の子として生ま れ、幼くして興福寺に入った。50年以上にわたるその日記『大乗院寺社 雑事記』は、当時の様子を知るための一級史料である。彼の人生に寄り添 いながら、またときにはそこから離れて、戦国前夜の日本を探る。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 「近世社会と文化」をテーマとして、これからの近世文化論を模索する。 この授業では以下の2点を特徴とした形態をとる。1つは、具体的な史料 を読み込むこと。これは前年度の「歴史史料学」の流れを引き継ぐもので 、近世文書(くずし字)の読み方を実地的に学ぶことから始め、史料の読 解まで至る。よって、古文書に興味のある学生の受講が望ましい。2つめ は、隣接分野との関係を意識すること。とりわけこれまで文学の領域で研 究が進められて来た歌舞伎や浄瑠璃作品のテキスト分析を、歴史的観点か ら行うことを試みる。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 10世紀から12世紀までの平安時代史について論じる。摂関政治を中心 に、天皇制、政治システム、宮廷文化、平安京の都市性、受領と地方政治 、遣唐使廃止後の国際関係、武士の世のはじまりなど、摂関政治について いろいろな側面から考察する。 安田 次郎 日本近世近代文化史 (13B0319) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 神田 由築 日本古代中世社会経済史 (13B0330) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 古瀬 奈津子 日本近世近代社会経済史 (13B0331) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 19世紀から20世紀にかけて、日本が近代化していく過程を、時代を追 前期 って、テーマを選びながら明らかにする 比較歴史学コース 2.0単位 小風 秀雅 都市社会史 (13B5335) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【地理強化】, 【歴史強化 】, 【歴史副】, 【地理強 化】 非常勤講師 Ⅱ ∼ Ⅳ 明治期日本の近代化の努力の様相を、様々な領域からテーマを選んでそ 後期 の実態をあきらかにしつつ、近代化をどのように捉えたらよいのか、一緒 比較歴史学コース に考えたい。学生の関心もできるだけ取り入れていきたい。 2.0単位 比較女性史 (13B5337) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 非常勤講師 東アジア政治史 (13B5318) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 近現代中国は、欧米諸国との結びつきを深めていく中で、戦争・革命・ ナショナリズム・社会主義の色彩を強めていった。しかし他方で、欧米の 自由主義・立憲主義および近代的国民国家の論理に触れたからこそ、憲政 を一貫して模索した時代でもあった。本講義は、この憲政の歴史的な流れ を概観し、現代中国政治および現代台湾政治を歴史的視点から考察する。 近現代中国の憲政史は、「08憲章」(劉暁波)にある「中国立憲百年」と いう言葉や「中華民国憲法(1947年公布)と戦後台湾政治」という切り口 に象徴されるように、現代中国および現代台湾の政治動向と深く結びつい ている。 ☆キーワード:憲政、自由主義、社会主義、中華民国憲法、中華人民共 和国憲法 ☆成績評価:平常点+レポート Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 イランの近代化と女性 1979年のイラン革命によって、イランでは、王制が倒され、イスラーム の宗教指導者による統治を掲げるイラン・イスラーム共和国が樹立された 。イスラーム政権は、女性たちに、外出する際には、体の全身を覆うヴェ ールの着用を義務づけ、政治から、映画や音楽などの文化、服装や行動規 範に至る社会の隅々までイスラーム的価値観が行き渡るよう政策を推進し た。そんなイスラーム体制下のイランでも、現代の若い女性たちの最大の 関心は、日本と同じようにお洒落と、就活に、婚活である。なぜ、イラン の女性たちは、ヴェールをかぶらねばならないのか? 結婚事情は? と いった素朴な疑問について、受講者の皆さんと議論しながら、その歴史的 、宗教的背景を勉強します。女性の服装やミスコンテスト、女子教育、社 会進出、結婚、離婚、参政権といった女性の地位や表象に関わる重要なト ピックをとりあげ、日本の例と比較しながら、近現代におけるイランの女 性と家族を巡る社会的変化を理解する。 中村 元哉 東洋政治史 (13B0335) 貫井 万里 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 東アジアの歴史と文化 (13B5322) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 中国近世(明末から清代)の地方社会の生活や地域住民の社会観について 、具体的な史料に基づいて解説する。家・村・同業団体のような小さな社 会集団をはじめとして、国家天下に至るまで、中国の人々が自らの生きる 社会のかたちをどのようにとらえていたか、比較史的視点も交えて考えて みたい。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 イランの近代化と女性 1979年のイラン革命によって、イランでは、王制が倒され、イスラーム の宗教指導者による統治を掲げるイラン・イスラーム共和国が樹立された 。イスラーム政権は、女性たちに、外出する際には、体の全身を覆うヴェ ールの着用を義務づけ、政治から、映画や音楽などの文化、服装や行動規 範に至る社会の隅々までイスラーム的価値観が行き渡るよう政策を推進し た。そんなイスラーム体制下のイランでも、現代の若い女性たちの最大の 関心は、日本と同じようにお洒落と、就活に、婚活である。なぜ、イラン の女性たちは、ヴェールをかぶらねばならないのか? 結婚事情は? と いった素朴な疑問について、受講者の皆さんと議論しながら、その歴史的 、宗教的背景を勉強します。女性の服装やミスコンテスト、女子教育、社 会進出、結婚、離婚、参政権といった女性の地位や表象に関わる重要なト ピックをとりあげ、日本の例と比較しながら、近現代におけるイランの女 性と家族を巡る社会的変化を理解する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 中国近世(明末から清代)の地方社会の生活や地域住民の社会観について 、具体的な史料に基づいて解説する。家・村・同業団体のような小さな社 会集団をはじめとして、国家天下に至るまで、中国の人々が自らの生きる 社会のかたちをどのようにとらえていたか、比較史的視点も交えて考えて みたい。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 近現代中国は、欧米諸国との結びつきを深めていく中で、戦争・革命・ ナショナリズム・社会主義の色彩を強めていった。しかし他方で、欧米の 自由主義・立憲主義および近代的国民国家の論理に触れたからこそ、憲政 を一貫して模索した時代でもあった。本講義は、この憲政の歴史的な流れ を概観し、現代中国政治および現代台湾政治を歴史的視点から考察する。 近現代中国の憲政史は、「08憲章」(劉暁波)にある「中国立憲百年」と いう言葉や「中華民国憲法(1947年公布)と戦後台湾政治」という切り口 に象徴されるように、現代中国および現代台湾の政治動向と深く結びつい ている。 ☆キーワード:憲政、自由主義、社会主義、中華民国憲法、中華人民共 和国憲法 ☆成績評価:平常点+レポート Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 「男らしさと近現代」 ドイツ・ヨーロッパ近現代史を「男らしさ」という観点から捉え直す。 「長い16世紀」を通じて基盤が形成され、「啓蒙の世紀」である18世紀に 社会を構築する重要な論理として成立した「男らしさ」観念が、ナショナ リズムや帝国主義、世界大戦の時代を経てどのように変化し、どのような 役割を果たしたのかを理解する。あわせて、そのコインの裏面である「女 らしさ」観念の変容についても議論する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 「男らしさと近現代」 ドイツ・ヨーロッパ近現代史を「男らしさ」という観点から捉え直す。 「長い16世紀」を通じて基盤が形成され、「啓蒙の世紀」である18世紀に 社会を構築する重要な論理として成立した「男らしさ」観念が、ナショナ リズムや帝国主義、世界大戦の時代を経てどのように変化し、どのような 役割を果たしたのかを理解する。あわせて、そのコインの裏面である「女 らしさ」観念の変容についても議論する。 岸本 美緒 西アジアの歴史と文化 (13B5323) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 貫井 万里 東洋社会文化史 (13B0338) 岸本 美緒 東洋史特殊講義Ⅰ (13B0333) 中村 元哉 西洋近現代史 (13B5331) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 小野寺 拓也 西洋現代史 (13B0357) 小野寺 拓也 西洋文化史 (13B5332) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 篠原 琢 西洋政治文化史 (13B0358) 篠原 琢 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 この講義では、国内に多様な民族、人種集団を抱え、歴史的に差別や平等 に関して試行錯誤しつつ、一つの国家として「統合」を目指してきたアメ リカ合衆国の歴史を考察します。ひとつの国家に多数の民族が共存する「 多民族国家アメリカ」、多様な集団の共存する「多元的社会アメリカ」と いう観点からアメリカ史を学び、国家、民族、ナショナリズムとは何か、 平等とは何か、基本的な概念についての知識を獲得し、現代社会について の理解を深めたいと思います。また、私たちを囲む世界は、どのようなも のなのか。私たちはどのような時代の流れの中に生き 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 フランス史 (13B0360) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 この授業では、フランスのアンシァン・レジーム期の民衆やエリートたち の日常生活について、社会史の最新研究の成果を織り交ぜながら分かり易 く検討したい。今年度は昨年に引き続き、ある農民の生涯を通して具体的 な民衆の生活や首都パリの世界に触れてみたい。具体的なテーマとしては 、青年期の生活と若者特有の文化、パリの社交生活・人的結合関係(ソシ アビリテ)、遊びと余暇、娯楽、疫病、結婚、旅行、などについてあつか っていきたい。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 比較歴史学コース 2.0単位 「ふつうの人々」とナチ体制・ホロコースト 「戦争と殺戮の世紀」である20世紀には、あわせて2億人近い人々が 戦時暴力の犠牲となった。しかし、これほど大規模な戦時暴力は、一握り の独裁者や政治家、軍人たちだけではなし得ないことであり、多くの「ふ つうの人々」の協力が不可欠であった。 この授業ではナチ体制やホロコーストを例に、なぜそのような暴力が可 能になったのかを、それに加担した様々なドイツ人の視点から考察する。 また、ユダヤ人がホロコーストをどのように経験したのかもあわせて考え る。 史料としては、手紙や日記など「ふつうの人々」が残した、いわゆる「 エゴ・ドキュメント」を多用する。また、必要に応じて心理学の議論も紹 介する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 最近イギリスで放映された、イギリスのある村(小さなコミュニティー) からみた歴史と社会の変化をおったドキュメンタリー番組を使って、イギ リスの歴史について、生活者の視点から考える。番組は英語で、たまに英 語字幕がついていることがある。従って歴史的な背景や英語について解説 を加えつつ見てゆきたい。授業では、ほぼ毎回コメントシートを書いても らい、翌週に質問や疑問に答えてゆくことで、理解度を確かめつつ進めて ゆきたい。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 この授業は、比較歴史学コースの西洋史専攻、とくに将来フランス史に関 する卒論を書こうという学生を主たる対象として、平易なフランス語文献 を丹念に読むことでフランス語の読解力をつけると同時にフランス史(と くに近世)のさまざまな知識を身につけてもらうことを目的とする。比較 歴史学の学生で第二外国語で習ったフランス語をもう少し勉強したい人や フランス史に関心のある人でも履修してもらってかまわない。なお出席を 重視する。また予習が不可欠。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 比較歴史学コース 2.0単位 この授業は、比較歴史学コースの西洋史専攻、とくに将来フランス史に関 する卒論を書こうという学生を主たる対象として、平易なフランス語文献 を丹念に読むことでフランス語の読解力をつけると同時にフランス史(と くに近世)のさまざまな知識を身につけてもらうことを目的とする。ただ し、比較歴史学の学生で第二外国語で習ったフランス語をもう少し勉強し たい人やフランス史に関心のある人でも履修してもらってかまわない。 Ⅳ 後不定期 比較歴史学コース 2.0単位 最近の歴史学、学際的分析手法による歴史研究を駆使しつつ、西洋史の教 員による共同ゼミ形式で授業を進め、卒論作成に向けての実践力を身につ ける。また、広く西洋史にかんする情報の収集、学説などについても討議 することで、論文作成のための総合的かつ有用なスキルアップを図る。比 較歴史学コース4年生以外は受講不可(聴講は可)。 安成 英樹 ドイツ史 (13B0361) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 小野寺 拓也 イギリス史 (13B0362) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 新井 由紀夫 歴史学文献講読Ⅱ (13B5334) 【歴史強化】, 【歴史副】, 【歴史強化】, 【歴史副】 安成 英樹 西洋史諸言語Ⅱ (13B0365) 安成 英樹 歴史情報論(外国) (13B0226) 新井 由紀夫 安成 英樹 史学研究指導 (13B0376) 【歴史主】, 【歴史主】 講義内容 Ⅳ 歴史学の卒業論文作成に関して、学生の研究テーマに沿って、各教員が指 前不定期 導する。比較歴史学コース所属の学生にとって、この科目は卒業の必修単 比較歴史学コース 位であるので必ず履修すること。 2.0単位 歴史全教員 卒業論文 (13B0091) 【歴史主】, 【歴史主】 歴史全教員 安田 次郎 Ⅳ 四年間の研究の総括として卒業論文を作成する。 通不定期 比較歴史学コース 8.0単位 文教育学部 地理学コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0092) 【地理主】, 【地理主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通不定期 地理学コース 8.0単位 各自が設定した研究テーマについて、指導教員の指導のもとに卒業論文を 作成する。 社会地理学 (13B0384) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 中條 曉仁 Ⅰ ∼ Ⅳ 前集中 地理学コース 2.0単位 本講義は、我が国の農山村の社会経済を通して我が国の地域システムを多 面的・多角的に検討することを目標とする。特に、地域問題として取り上 げられる「過疎・過密」「高齢化」「地域格差」という諸事象の特質を、 それらが顕著に現れている農山村を通して読み解く。 講義では、現代農山村で生じている経済地理的変化をふまえて、高齢者の 生活をめぐる地域社会や家族の対応、地域振興(地域づくり)を手がかり にして「高齢社会地域」としての農山村の可能性を考えたい。 地図学 (13B0391) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 小堀 昇 Ⅱ ∼ Ⅳ 前集中 地理学コース 2.0単位 地図の歴史から科学的な側面まで基本的な内容から実際の利用方法、さら に地図の利活用法について学ぶ。 講義はプリントを配布する。また、毎時、講義に関連した実習を行い、理 解を深める。 経済地理学 (13B0393) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 水野 勲 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 経済は、私たちの日常生活と深く結びついています。しかし、経済は「市 場」と呼ばれる抽象空間だけで作用しているのではなく、現実の地理空間 の中で営まれています。市場(しじょう)を考える上で、市場(いちば) の具体的な姿は重要です。世界の中で、そして国内の中で、さらに都市の 中で、なぜ所得や産業や雇用に地理的な差異が見られるのでしょうか。そ して、いわゆる経済活動(貨幣と商品の交換)の中で、自然や労働はどの ように関わるのでしょうか。本講義では、経済地理学の基本的な考え方を 、できるだけ具体例を通じて明らかにします。 都市地理学 (13B0394) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【社会主】, 【地理主】, 【地理強化】, 宮澤 仁 【地理副】, 【社会主】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 地理学コース 2.0単位 グローバル化や高度情報化、人口の少子高齢化など、経済社会が大きく変 わるなかで変貌する現代の都市空間と都市住民の生活について考えるため の地理学的な視点・概念・方法を学びます。 自然地理学 (13B0401) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 長谷川 直子 早川 裕弌 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 自然地理学で取り扱う、地球上のさまざまな場で起こる自然プロセスにつ いて理解する。 具体的には、地形、気候、植生、水文の基本を、講義と実地観察を組み合 わせて学ぶ。 室内講義だけでなく、現場で見て体験することを重視しているため、現地 観察には積極的に参加してください。 測量学 (13B0405) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【人環強化】 , 【人環副】, 【地理主】, 中山 大地 【地理強化】, 【地理副】 , 【人環強化】, 【人環副 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前集中 地理学コース 2.0単位 実習を通じ、測量の基礎を修得することを目的とする。この実習を履修す ることにより、トラバース測量、平板測量を用いた100分の一地形図が作 成できるようになる。実習は5人程度のグループに分けて行なうため、遅 刻・無断欠席は厳禁である。実習地は学内の空き地を利用する。そこに設 置した6本の杭を基準点とし、トータルステーションを用いて基準点の測 量を行う。その後、平板測量(平板及びアリダードを使用)を用いて広い 範囲の標高を求める 環境地理学基礎演習 (13B0420) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 長谷川 直子 森島 済 Ⅱ ∼ Ⅲ 後期 地理学コース 4.0単位 ①自然環境を自ら測ることを通して自然の摂理を理解する。 ②さまざまなデータ(自ら観測したデータや全球規模の膨大なデータなど) を図化し分析できる能力を身に付ける。 地理全教員 宮澤 仁 水野 勲 長谷川 直子 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 人文地理学分析基礎演習 (13B0421) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 宮澤 仁 水野 勲 Ⅱ ∼ Ⅲ 前期 地理学コース 4.0単位 地域社会でのフィールドワークを想定し、調査レポートを作成するための 基礎的な知識や技術を講義、実習する。地域情報に関する知識、統計資料 の扱い方、統計分析の基礎、フィールドワークの技法などを扱う。 地域分析学演習Ⅰ (13B0449) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 水野 勲 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 地理学コース 2.0単位 人文地理学の中で空間、時間、時空間について考察した古典的な英文論文 を毎週読みます。 地域分析学演習Ⅱ (13B0450) 【地理主】, 【地理主】 Ⅳ 前不定期 地理学コース 2.0単位 卒業論文に向けて、各自のテーマに関連する文献の購読、討論、現地調査 の報告を行う。 環境地理学演習Ⅰ (13B0451) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 長谷川 直子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 環境問題に関する様々なトピックのうち、参加学生が興味のあるものを取 り上げて、それに関して調査し、発表することをくり返す。 このことから、環境問題の複雑さと、一つのテーマを探求することを学ぶ 。 環境地理学演習Ⅱ (13B0452) 【地理主】, 【地理主】 Ⅳ 前不定期 地理学コース 2.0単位 卒業論文に向けて、各自のテーマに関連する文献と進捗状況の報告・討論 、 現地調査の報告などを行います。 社会地理学演習Ⅰ (13B0455) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 梶田 真 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 社会地理学では,地域をどのような視点から理解するのか,そしてそれを どのような形で記述・提示するのかが重要な意味を持っています.本演習 では,単に取り上げた文献の内容を理解するだけでなく,その背後にある 筆者のメッセージも含めて議論し,社会地理学者たちがどのような問題意 識の下で研究を展開しているのかを考えていきたいと思います. 社会地理学演習Ⅱ (13B0456) 【地理主】, 【地理主】 Ⅳ 通不定期 地理学コース 2.0単位 卒業論文に向けて、各自のテーマに関連する文献と進捗状況の報告・討論 、現地調査の報告などを行います。 Ⅰ ∼ Ⅳ 通不定期 地理学コース 1.0単位 地理学に関わるテーマについての調査実習。日帰りの旅行を主とする。地 理学の基本のひとつはフィールドワークであり、その地域の現場に立って 思考することである。この科目はそのトレーニング科目と位置づけられて いる。合計4日分の参加およびレポート提出により1単位を認定する。地 理学コース必修科目。グローバル文化学環が実施する日帰りの地域調査( 地域研究実習Ⅰとして開催されているもの)に参加した場合も、日数にカ ウントできる(一日参加して両方の授業で認めることはできない)。4年 次に履修登録をすること。 <読替> 10年度以降生は 13B5507 で履修 水野 勲 長谷川 直子 水野 勲 地理学フィールドワークB (13B0463) 地理全教員 佐々木 リディア 水野 勲 宮澤 仁 長谷川 直子 目代 邦康 早川 裕弌 小田 隆史 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 地理学フィールドワーク演習 (13B0466) 【地理主】, 【地理主】 Ⅲ 前不定期 地理学コース 2.0単位 地理学フィールドワークAに備えた学習・準備のための演習。地理学コー ス必修。本年は山形県山形市での実施を予定している。調査地に選んだ地 域に特徴的な現象に関する関連文献、統計などの探索、文献の内容につい て報告、討論を行う。 宮澤 仁 地理情報システム演習Ⅰ (13B0497) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理主】, 【地理強化】 1.調査のテーマ/領域 地方都市・農村の産業と生活 2.調査の内容/概要 地方都市・農村に特有の産業のあり方、生活スタイ ルについて、フィールドワークの方法の習得を通して明らかにする。 3.調査の範囲/対象 饑ケ78 YE ィ,ノ&霎h+(,h,ノ ) hシh 馼シh 観。地方都市・農村の人間と環境の関係、コミュニティのあり方全体を対 象とする。 4.主な調査項目 地方都市・農村の自然環境、人口、生業、社会関係、文 化について集落別の比較考察を行う。集落ごとの世帯・家族構成、生業・ 職業の実態、事業所の活動や経営状況、景観や自然との共存のあり方など 。より詳細には、事前の地理学フィールドワーク演習で統計資料、空中写 真、地形図、文献を調査して、概要をつかんだ上で、その地域に即した調 査項目を明確にしてから現地調査にのぞむ。 5.データ収集(現地調査)の方法 市役所などの公的機関の行政担当者や企 業関係者からその地域についてのレクチャーを受ける。現地で自分たちの 足で歩き回り、観察・観測を行う。現地における種々の活動・催しに参加 する機会があれば、そこで体験実習を行う。現地に居住するインフォーマ ントからの聞き取りを行う。 6.調査の実施時期・調査地・調査員の数 xネ %以 h,テY?ィュH ( ニ ハx 形市で実施。教員2名、TA1名、院生3名、学部3年生7名の予定。 7.調査における学生のかかわり/役割 いくつかのグループに分かれて、 院生リーダーとともに現地で聞き取りを行う。聞き取りや観察の結果につ いては、現地の宿泊先の大広間などで報告会を毎晩開いて発表する。調査 後は、帰京後にレポートを完成させ、これを冊子にまとめて、現地の関係 者にお礼状とともに発送する。このプロセス全体について、教員・TA・院 生の指導や補助を受けつつ、学部学生が主体的に担っていく。 Ⅱ ∼ Ⅲ 後期 地理学コース 2.0単位 地理情報システム(GIS)を用いた地理情報解析について学ぶ。また、代 表的なGISについて基本的な使用方法を習得する。 都市と自然 (13B2501) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 水野 勲 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 地理学コース 2.0単位 都市と自然は、しばしば対立的に捉えられています。それは、自然が何か 人間社会の外部にあるものと考えられてきたからです。都市の中に自然は ないのか? また自然に思われるものの中に、かつての人間の営為はない のか? この授業では、都市と自然の相互関係を、環境、空間、場所、景 観、地名といった地理学の基本的な観点から、具体例を通じて学んでもら います。また、休日を利用して、東京都内の野外調査を、別途行ってもら います。 <読替> 04以前生 13B0389で履修 , 05∼07生 13B0390で履修 地誌学 (13B2502) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 水野 勲 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 特定の地域がどのような場所なのかを総体的に記述することが地誌であ るとすれば、地域の個性とはどのようなものか、またその個性を記述する 方法はどのようなものか、ということが問題になります。古今東西の地誌 書の他に、百科事典、旅行ガイドブック、町歩きガイド、紀行文、小説、 写真集などで記述された地域の描写を幅広く検討し、地誌のスタイルはど のようなものがありうるかを考えます。 <読替> 07年度以前生は 13B0406 日本地誌 で履修 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 <読替>2011年度以降生は 13B5500 地理環境学演習Ⅰ で履修 地理学特殊講義Ⅱ (13B2504) Ⅱ ∼ Ⅳ 未定 地理学コース 2.0単位 自然地理学、環境地理学、防災に関わる文献を輪読する。これにより、テ ーマ設定の仕方や研究方法などを学び、自らが卒論を書くときの助けとす る。 <読替>2011年度以降生は 13B5501 地理環境学演習Ⅱ で履修 地理学特殊講義Ⅲ (13B2505) Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 地理学コース 2.0単位 環境地理学、自然地理学に関する専門的な文献を読み、レジュメを作成し 、授業中に発表する。 以上のことを通して、自分の興味と卒業研究へ向けたテーマを明確にして 行く。 場合によってはフィールドへ行くこともある。 <読替>2011年度以降生は 13B5502 地理環境学演習Ⅲ で履修 宮澤 仁 地理学特殊講義Ⅰ (13B2503) 水野 勲 長谷川 直子 ィ 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 地理学英書講読 (13B2509) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 小田 隆史 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 地理学コース 2.0単位 人文地理学に関する論文を講読する。学術論文の精読を通して、英語文献 をいかに理解し、要約するかを学ぶ。 都市・福祉地理学演習Ⅰ (13B2510) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 宮澤 仁 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 地理学コース 2.0単位 現代都市の生活問題・福祉的課題を地理学の観点・方法に基づいて考える 。 都市・福祉地理学演習Ⅱ (13B2511) 【地理主】, 【地理主】 Ⅳ 前不定期 地理学コース 2.0単位 都市・福祉地理学のテーマで卒業論文を作成するための演習 Ⅲ 通不定期 地理学コース 2.0単位 次年度、卒業論文に取り組むにあたり必要となる、研究テーマ、対象地域 、研究方法、所属ゼミ等を決定する。4年生の卒論中間・最終発表会への 参加も必須である。 Ⅳ 後不定期 地理学コース 2.0単位 夏休みまでにフィールドで調査した内容をまとめ、補足調査もしながら、 卒業論文を作成するまでの議論を行う。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 <読替>2010年度以前生は 13B2503 地理学特殊講義Ⅰ で履修 地理環境学演習Ⅱ (13B5501) 【地理強化】, 【地理強化 】 Ⅱ 未定 地理学コース 2.0単位 日本における周辺地域(農山村地域)の生活条件と福祉に関する地理学分 野の文献を読む。 <読替>2010年度以前生は 13B2504 地理学特殊講義Ⅱ で履修 地理環境学演習Ⅲ (13B5502) 【地理強化】, 【地理強化 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 地理学コース 2.0単位 環境地理学、自然地理学に関する専門的な文献を読み、レジュメを作成し 、授業中に発表する。 以上のことを通して、自分の興味と卒業研究へ向けたテーマを明確にして 行く。 場合によってはフィールドへ行くこともある。 <読替>2010年度以前生は 13B2505 地理学特殊講義Ⅲ で履修 講義内容 宮澤 仁 地理学研究法演習 (13B2512) 【地理主】, 【地理主】 地理全教員 宮澤 仁 水野 勲 長谷川 直子 地理学卒業演習 (13B2513) 【地理主】, 【地理主】 地理全教員 宮澤 仁 水野 勲 長谷川 直子 地理環境学演習Ⅰ (13B5500) 【地理強化】, 【地理強化 】 水野 勲 長谷川 直子 地理環境学演習Ⅳ (13B5503) 【地理強化】, 【地理強化 】 非常勤講師 Ⅱ ∼ Ⅳ 未定 地理学コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 文化地理学演習 (13B5504) 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理強化】, 【地理副】 齋藤 元子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 地理学コース 2.0単位 北アイルランドの文化地理をテーマとする。北アイルランドは、アイルラ ンド共和国との併合を望むカトリックと英国への帰属の維持を望むプロテ スタントとの紛争の地というイメージが強いが、1998年の和平合意以降、 当地の景観や空間編成にどのような変化が起こったかを考察する。 地理学フィールドワークA (13B5506) 【地理主】, 【地理主】 Ⅲ 通不定期 地理学コース 2.0単位 地理学フィールドワーク演習の準備・調査をもとに行う、4泊5日の調査 実習。各自で関心のあるテーマを軸に、フィールドワークの基本(観察、 体験実習、聞き取り)を修得する。夏季に、山形県山形市で調査する予定 である。その調査に基づいて、後期不定期に報告書作成の演習を行う。 宮澤 仁 地理学フィールドワークB (13B5507) 【地理主】, 【地理副】, 【地理主】, 【地理副】 地理全教員 佐々木 リディア 水野 勲 宮澤 仁 長谷川 直子 目代 邦康 早川 裕弌 小田 隆史 1.調査のテーマ/領域 地方都市・農村の産業と生活 2.調査の内容/概要 地方都市・農村に特有の産業のあり方、生活スタイ ルについて、フィールドワークの方法の習得を通して明らかにする。 3.調査の範囲/対象 地方都市・農村の地区ごとの世帯、生業、事業所、景 観。地方都市・農村の人間と環境の関係、コミュニティのあり方全体を対 象とする。 4.主な調査項目 地方都市・農村の自然環境、人口、生業、社会関係、文 化について集落別の比較考察を行う。集落ごとの世帯・家族構成、生業・ 職業の実態、事業所の活動や経営状況、景観や自然との共存のあり方など 。より詳細には、事前の地理学フィールドワーク演習で統計資料、空中写 真、地形図、文献を調査して、概要をつかんだ上で、その地域に即した調 査項目を明確にしてから現地調査にのぞむ。 5.データ収集(現地調査)の方法 市役所などの公的機関の行政担当者や企 業関係者からその地域についてのレクチャーを受ける。現地で自分たちの 足で歩き回り、観察・観測を行う。現地における種々の活動・催しに参加 する機会があれば、そこで体験実習を行う。現地に居住するインフォーマ ントからの聞き取りを行う。 6.調査の実施時期・調査地・調査員の数 8月∼9月中の5日間。山形県山 形市で実施。教員2名、TA1名、院生3名、学部3年生7名の予定。 7.調査における学生のかかわり/役割 いくつかのグループに分かれて、 院生リーダーとともに現地で聞き取りを行う。聞き取りや観察の結果につ いては、現地の宿泊先の大広間などで報告会を毎晩開いて発表する。調査 後は、帰京後にレポートを完成させ、これを冊子にまとめて、現地の関係 者にお礼状とともに発送する。このプロセス全体について、教員・TA・院 生の指導や補助を受けつつ、学部学生が主体的に担っていく。 Ⅰ ∼ Ⅲ 通不定期 地理学コース 2.0単位 地理学に関わるテーマについての調査実習。日帰りの旅行を主とする。地 理学の基本のひとつはフィールドワークであり、その地域の現場に立って 思考することである。この科目はそのトレーニング科目と位置づけられて いる。合計7日分の参加および事前講義への出席、事後のレポート・報告 書の提出で、2単位を認定する。地理学コース(2011年度以降生は地理環 境学主・副プログラム)の必修科目。グローバル文化学環が実施する日帰 りの地域調査(地域研究実習Ⅰとして開催されているもの)へ参加した場 合も、日数にカウントできる(一日参加して両方の授業で認めることはで きない)。4年次に履修登録をすること。 <読替> 05∼09生 13B0463 で履修 文教育学部 言語文化学科共通 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 言語文化学科 2.0単位 英語圏の言語と文化を研究するための入門講義。シェイクスピアの『夏の 夜の夢』(英語原文)をテキストとして使用し、英語の歴史、英詩の特徴 、演劇の手法、文学的伝統とその今日的意味について考察する。 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 言語文化学科 2.0単位 先秦から唐代までの中国文学史においてトピックとなる作品や事柄につい て学ぶ。 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 言語文化学科 2.0単位 中国近世の文学の特質につき、以下のようにさまざまな角度から論じる。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 言語文化学科 2.0単位 この講義では、二〇世紀中国の五四運動を起点とする新文学のあゆみにつ いて、個性ある作家たちの様々な文学活動とその作品を通して、どのよう な思想と情念が表現されているかを学び、その希求するものについて考え てみます。またそのような文学作品を生む社会的背景などの外在的要因だ けではなく、文学自身の中に潜み、その変貌を促す内在的動力因について も考えてみたいと思います。 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 言語文化学科 2.0単位 この授業では、フランスを中心にヨーロッパにおける文学と音楽の関係に ついて講義します。特に19世紀にオペラ化された文学作品に焦点をあて、 オペラの台本と原作の関係などを検討しながら、文学と音楽の相互的な交 わりによって何が生み出されてきたのかを考えたいと思います。 Ⅰ ∼ Ⅱ 通年 言語文化学科 4.0単位 我々が日常用いている言語は、大変身近な存在であるだけに、あまり意識 することがない。本講義では、主に理論言語学の視点から、言語の持つ特 徴を捉えるための基礎知識を養う。言語に対する客観的な視点を養うこと により、より専門的な学習への準備を行うことになる。言語について考え る楽しさを味わってほしい。 言語学入門Ⅰ (13B6000) 【日文主】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】, 【日文主】, 野口 徹 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅲ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 我々が日常用いている言語は、大変身近な存在であるだけに、あまり意識 することがない。本講義では、主に理論言語学の視点から、特に語と文に 見られる仕組みに注目しながら、言語の持つ特徴を捉えるための基礎知識 を養う。言語に対する客観的な視点を養うことにより、より専門的な学習 への準備を行うことになる。言語について考える楽しさを味わってほしい 。なお、後期に開講される言語学入門IIを連続して履修することが望まし い。言語学入門IIのみの履修は認められないので注意すること。 言語学入門Ⅱ (13B6001) 【日文主】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】, 【日文主】, 野口 徹 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅲ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 我々が日常用いている言語は、大変身近な存在であるだけに、あまり意識 することがない。本講義では、主に理論言語学の視点から、特に音声と言 語習得の問題を中心に、言語の持つ特徴を捉えるための基礎知識を養う。 言語に対する客観的な視点を養うことにより、より専門的な学習への準備 を行うことになる。言語について考える楽しさを味わってほしい。 英語圏言語文化概論 (13B0502) 戸谷 陽子 中国古典文学史(先秦∼唐) (13B0503) 伊藤 美重子 中国古典文学史(宋∼清) (13B0504) 【日文主】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】, 【日文主】, 和田 英信 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】 アジア比較言語文化論 (13B0505) 佐藤 普美子 ヨーロッパ言語文化論 (13B0506) 【日文主】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】, 【日文主】, 田中 琢三 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】 言語学概論 (13B0507) 野口 徹 ・建安期における士大夫の文学の成立から盛唐まで ・中唐期以降の変革 ・唐詩と宋詩 ・北宋文学の特質─士大夫と文学 ・詩話─北宋士大夫の情報交換のメディア ・詩話の成立とその変容 ・南宋文学の特質 ・金元以降の展開 ・日本における中国文学の受容 ・日本の詩話 科目名 (授業コード) プログラム 教員 英語圏言語文化入門 (13B6502) 【日文主】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】, 【日文主】, 戸谷 陽子 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅱ 英語圏の言語と文化を研究するための入門講義。シェイクスピアの『夏の 前期 夜の夢』(英語原文)をテキストとして使用し、英語の歴史、英詩の特徴 英語圏言語文化コース 、演劇の手法、文学的伝統とその今日的意味について考察する。 2.0単位 文教育学部 日本語・日本文学コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0093) 【日文主】, 【日文主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通不定期 日本語・日本文学コース 8.0単位 日文全教員 日本古典文学史論(上代) Ⅰ ∼ Ⅱ 日本上代文学の発生と展開を概観する。『古事記』『日本書紀』『風土記 (13B0508) 前期 』『日本霊異記』「祝詞」古代歌謡などの日本上代文学作品の原文に触れ 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース ることによって、その作品世界の特質について理解する。映像資料を用い 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 ながら理解を深める。 【日文強化】, 【日文副】 荻原 千鶴 日本古典文学史論(中古) Ⅰ ∼ Ⅲ 「中古文学」は平安時代の文学をさします。この授業では、受講生のみな (13B0509) 後期 さんが、中古文学に関する基礎知識を習得し、文学の展開を頭に描き、そ 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース れらを説明できるようになることが目標です。 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 【日文強化】, 【日文副】 松岡 智之 日本古典文学史論(中世) Ⅱ ∼ Ⅲ 日本中世文学の諸相について理解する。中世文学は、一つ前の平安時代に (13B0510) 前期 比べると格段にジャンルの幅が広がり、文学を担っている人々の階層も大 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース きく拡大している。地域的な拡大も目覚しい。とてもこれらを半期の授業 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 で概説することはできないので、主に和歌・連歌、説話、軍記に絞り込み 【日文強化】, 【日文副】 、その特質について説明したいと思う。 浅田 徹 日本古典文学史論(近世) Ⅱ ∼ Ⅳ 近世文学の特色を理解し、特に物語・小説の展開を把握する。基礎知識を (13B0511) 前期 身につけるとともに、各ジャンルの特徴や主要作者、読者層についての理 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 解を深める。 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 【日文強化】, 【日文副】 佐藤 至子 日本近代文学史論(近代) Ⅲ 明治期の小説を中心に文学史上の主要な作家や作品を取り上げ、日本の近 (13B0512) 前期 代文学の流れを概説する。表現の特徴など文学的な特質や傾向を同時代の 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 社会状況や文化状況と関連付けながら解説する。海外の文学からの影響関 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 係や美術など他の芸術分野との交流についても視野に入れながら講義する 【日文強化】, 【日文副】 。 谷口 幸代 日本近代文学史論(現代) Ⅲ ∼ Ⅳ 大正期以降昭和30年代までの日本近代文学の歴史について、作家の経歴 (13B0513) 後期 や代表作品の特徴、主要雑誌を分析しながら通時的に考察する。 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 【日文強化】, 【日文副】 大塚 常樹 日本語構造論概論 (13B0514) Ⅰ 日本語についての基礎的な知識を学ぶことを目標とする。テキストに沿い 前期 ながら、日本語の歴史・音声・語彙・文法・談話、日本語学の諸分野およ 日本語・日本文学コース び外国語との対照研究について広く学ぶ。 2.0単位 坂本 清恵 日本語音声表現論 (13B0524) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 吉田 雅子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 「音声と表現」をキーワードに,言語のさまざまな事象について考察・分 析し,理解を深める. 講義内容に関連したリアクションペーパー記述を随時課題とする.期末に は講義内容を発展させたテーマでレポートを作成する. 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日本文学概説 (13B0529) 【日文主】, 【日文副】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】, 松岡 智之 【日文主】, 【日文副】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 文学にとって重要なことは何かを、日本文学を題材にして考えます。この ことを通して、日本文学各ジャンルの基礎知識を得ること、作品を分析的 に読めるようになることが目標です。古典から近現代文学まで、さまざな 作品を取り上げます。 日本古典文学論特殊研究(上代) Ⅰ ∼ Ⅳ 「日本古典文学史論(上代)」の続きとして、『万葉集』を文学史の流れ (13B0540) 後期 の中で考える。『万葉集』の各期の歌を、時代の流れに沿って講読・鑑賞 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース し、その問題点を考察することにより、上代文学作品理解への導入とする 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 。映像資料を用いつつ、理解を深める。 【日文強化】, 【日文副】 荻原 千鶴 日本古典文学論特殊研究(中古) Ⅱ ∼ Ⅳ 光源氏の物語世界 (13B0541) 前期 読み継がれてきた古典文学の魅力を知り、理解を深めることをめざします 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 。 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 『源氏物語』をとりあげ、光源氏の物語世界が宮廷の文化をどのようにと 【日文強化】, 【日文副】 りこみながら構築されていくのかを 植田 恭代 考えます。 日本古典文学論特殊研究(中世) Ⅱ ∼ Ⅳ 中世文学の諸ジャンルから、特色ある作品を取り上げて講義することで、 (13B0542) 後期 中世文学の多様さを理解してもらう。 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 【日文強化】, 【日文副】 浅田 徹 日本古典文学論特殊研究(近世) Ⅱ ∼ Ⅳ 黄表紙と合巻は、18世紀後半から19世紀にかけて流行した絵入りの戯作小 (13B0543) 後期 説である。代表的な作品を読みながら、ジャンルの変遷、内容・表現の特 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 色、社会状況との関わりなどについて理解を深める。 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 【日文強化】, 【日文副】 佐藤 至子 日本古典文学論講読(上代) (13B0548) Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 『『古事記』中巻を講読します。中巻には、第1代神武天皇空から第15代 応神天皇までの時代の系譜、歴史的記述、伝説、歌謡等が記され、その中 には三輪山伝説、サホビコ・サホビメやヤマトタケルの伝説なども語られ ます。ここでは、『古事記』中巻の内容を知識として獲得、理解し、また 、その構成や意図について考察していくことを目標とします。 Ⅰ ∼ Ⅲ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 平安時代の歌物語『伊勢物語』を読み解きます。授業者が、表現の特徴や 歴史・思想・文化等の背景に注意しながら、一文一文解釈し解説します。 これを受けとめながら、受講者のみなさんが、現代の注釈・現代語訳付き テキストを用いて、『伊勢物語』の文章を理解し、自分なりの感想や疑問 点を持ち、それらについて考え、解決する力を獲得することが、この授業 の第一の目標です。さらに、一段階抽象化して物語とは何か文学とは何か について考え、まとめる力の涵養をめざします。 寺田 惠子 日本古典文学論講読(中古) (13B0549) 松岡 智之 日本古典文学論講読(近世) (13B0551) Ⅰ ∼ Ⅲ 『西鶴諸国ばなし』(貞享二年刊)を読む。また、そこに登場する地名・ 後期 人名・書名・事件などを手がかりに、西鶴作品に対する理解を深める。 日本語・日本文学コース 2.0単位 森 暁子 日本近代文学論特殊研究(近代) Ⅱ ∼ Ⅳ この講義では、近代日本の文化において重要な位置を占めてきた活字メデ (13B0563) 後期 ィアの成立と発展について考えます。主に一冊の本が出来るまでをたどり 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース ながら、著作権や出版権など基礎的な知識を習得します。さらにジャーナ 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 リズムの成立事情や活字文化の担い手としての〈本〉のありかたなどを学 【日文強化】, 【日文副】 んでいきます。 谷口 幸代 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日本近代文学論特殊研究(現代) Ⅱ ∼ Ⅳ 近現代詩の戦略と方法を追究する。 (13B0564) 前期 明治期から現代まで、時代を切り開いた詩人、後生への影響が大きい詩人 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース の代表作品、問題作品を取り上げて、時代的な意義、技法的な分析、言語 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 戦略を分析する。 【日文強化】, 【日文副】 大塚 常樹 日本近代文学論講読(近代) (13B0567) Ⅰ ∼ Ⅲ 森鴎外の「舞姫」から芥川龍之介の「舞踏会」まで、日本近代文学の中か 後期 ら著名な小説を具体的に取り上げて講読する。現代の文学と比較対照させ 日本語・日本文学コース ながら、各作品の特質や時代との関わりについて考えたい。 2.0単位 谷口 幸代 書道Ⅰ (13B0573) 【日文強化】, 【日文強化 】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 山本 まり子 書道Ⅱ (13B0574) 【日文強化】, 【日文強化 】 文字、すなわち書は、長年にわたって築き上げられてきた文化そのもので ある。そこには実用性も然ることながら、豊かに繰り広げられた芸術性を 見ることができる。通時的に見ると、一字一字の字形には(一点一画の形 にも)普遍的な要素が存する。本授業では、実技を通して、それら種々相 のうち規範的とされるもののいくつかについて体系的に学び、かつ、歴史 的・文化的事項について理解を深めたい。「授業計画」の通り、前期は漢 字を主とする。 Ⅰ ∼ Ⅳ 書道の諸分野の中で、特に仮名文字に習熟し、各種字体を理解する。 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 森 暁子 日本語学研究指導 (13B0575) 【日文主】, 【日文主】 Ⅳ 日本語学の研究と論文作成。 前不定期 日本語・日本文学コース 2.0単位 高崎 みどり 日本文学研究指導 (13B0576) 【日文主】, 【日文主】 Ⅳ 大きな論文をまとめるための基礎的知識等を身につけ、必要な作業を実習 前不定期 する。 日本語・日本文学コース 2.0単位 浅田 徹 荻原 千鶴 大塚 常樹 松岡 智之 谷口 幸代 市古 夏生 書道Ⅰ (13B0701) 【日文強化】, 【日文強化 】 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 文字、すなわち書は、長年にわたって築き上げられてきた文化そのもので ある。そこには実用性も然ることながら、豊かに繰り広げられた芸術性を 見ることができる。本授業では、実技を通して、規範的とされるもののい くつかについて体系的に学び、かつ、歴史的・文化的事項について理解を 深めたい。「授業計画」の通り、後期は仮名を主とする。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 日本語の語彙について理解を深め、日本語の表現の特徴とは何かを考える 。前半は語種と語感、話し言葉と書き言葉、オノマトペ(擬音語・擬態語 )、若者語、女性語などいくつかの観点から日本語の語彙の特徴を考えて いく。後半は、類義関係や対義関係を中心に、語の意味を手がかりに語彙 体系を理解する。個々の類義語の意味関係を詳細に検討する機会を設け、 語の意味について深く考えることで類義語の使い分けに関する意識を養う 。以上の内容を通して日本語に対する理解を深め、日本語の豊かな使い手 となることを目指す。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 主に現代語の文法事項を取り上げ、文法面に見る日本語の特徴を考えてい く。主語の省略、指示語の体系、自動詞と他動詞、受動態など、いくつか の文法的なトピックから日本語の特徴を捉え、その背景にある日本語の文 化について理解を深める。また、日本語の文法と意味の関わりを理解する ことにより、文章や会話において効果的な表現ができること、表現が正し く読み取れることを目指す。 山本 まり子 日本語構造論特殊講義(文章語)Ⅰ (13B0722) 中里 理子 日本語構造論特殊講義(文章語)Ⅱ (13B0723) 中里 理子 科目名 (授業コード) プログラム 教員 日本語構造論特殊研究 (13B0724) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅳ 日本語の文章・談話についての基礎的知識の習得―ことばの最大単位であ 後期 る「文章」についての研究の角度、方法などを学ぶ。 日本語・日本文学コース 2.0単位 高崎 みどり 日本古典文学論基礎演習Ⅰ Ⅱ 日本文学を研究するための、基礎的方法を身につける。研究にあたって必 (13B0725) 前期 要な、基本的辞書・索引・叢書・参考書類の操作に習熟し、日本文学研究 【日文主】, 【日文主】 日本語・日本文学コース のあり方について学ぶ。 2.0単位 荻原 千鶴 日本古典文学論基礎演習Ⅱ Ⅱ 註釈と史料とに強くなろう。受講者の分担発表と質疑応答とによる演習形 (13B0726) 後期 式で、日本の古典文学を研究するために身につけておきたい、註釈的説明 【日文強化】, 【日文強化 日本語・日本文学コース 能力と史料読解力との涵養をめざします。取り上げる素材は、『源氏物語 】 2.0単位 』とその古註釈、『紫式部日記』『栄花物語』と同時代の古記録、儀式書 など、担当者の専門分野である平安時代の文学作品と関連資料です。 松岡 智之 日本中世文学論特殊講義Ⅰ (13B0735) Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 原田 香織 能楽における中世武家文芸の思想と現代性 2013年は世阿弥生誕650年の記念すべき年です。その世阿弥が大成化し た能楽(能と狂言)とは、どのようなものでしょう。単なるパフォーミン グアートとしての観点だけではなく、文化・思想・芸術という縦横の糸が 能楽には張り巡らされております。 日本人であっても世界遺産・能楽に関する理解度は年々低下しているの が現状です。室町時代が禅などにより日本の思想の一つの達成点を示して いるのと同時に、足利将軍家の庇護下で大成した能楽は、現在も日本を代 表する古典芸能、舞台芸術として享受されているものの、その様相は一見 難解に見えます。 本講義では能楽について、観阿弥・世阿弥以来、江戸時代に式楽として 定着した経緯を見た上で、代表的な作品の古典受容、戯曲的構造、身体表 現、演出方法などを知るとともに、明治時代以後の海外への影響、平成の 現代の能楽の方向性や能楽のコラボレーション、新作能など能楽の新しい 可能性についても考えていきます。 到達目標 1、能楽の歴史について知識を得ると同時に、能楽の基礎知識、室町時代 の文化的背景や古典文学との関係、思想について、理解し説明できること 。 2、能と狂言との舞台上での特徴、モードとしての装束・面・小道具など 日本の美に関する特徴を、国際的な視点から説明できること。 3、能楽堂での鑑賞の要点を身につけること。 4、国際的な視点から、芸術としての能を国際的に異なる文化圏出身者に 対してもきちんと論じられること。 日本近代文学論特殊講義Ⅰ Ⅱ ∼ Ⅳ 文学理論に基づくテクスト分析の方法を学ぶ。 (13B0745) 前期 文学を感性ではなく、理論に基づいて分析する、その方法を学ぶ。文学テ 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース クストは作者、テクスト、語り、媒体、読者を前提に、さまざまな約束事 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 で成り立つコミュニケーションである。コミュニケーションである以上、 【日文強化】, 【日文副】 其処には前提や約束事、目的や反応、各種戦略がある。本授業では、修辞 大塚 常樹 論、ナラティヴ(語り)、言語戦略論、対読者戦略論などを、ジャンルと形 式、メディア特性、題名、名前、設定、語り手、情報操作、時間と再現、 想定読者、話法、文化コード、コンテクスト、暗号、布石、叙法など、多 岐にわたって、具体的な作品や話題を対象に分析する。 日本語構造論演習Ⅰ (13B0843) 高崎 みどり 日本語構造論演習Ⅱ (13B0844) Ⅲ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 日本語について、各自の興味のある角度から、文献を読んだり、実際の材 料からデータをとったりして、調べていく。具体的に分析することで、よ り深く日本語というのものを考えてみたい。テキストの各自興味のある章 を選び、そこで提示されている材料や方法を利用しながら自分で掘り下げ て、調べをすすめ発表する。 Ⅲ 日本語の表記や語彙、文法、表現や文体、話し言葉、歴史、などについて 後期 、各自で材料や研究角度を選んで自由に調査・分析をし、発表・ディスカ 日本語・日本文学コース ッションを行う。 2.0単位 高崎 みどり 日本古典文学論演習(上代)Ⅰ Ⅲ 『万葉集』を扱い、上代文学研究の方法を修得する。 (13B0849) 前期 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 荻原 千鶴 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日本古典文学論演習(上代)Ⅱ Ⅲ 『古事記』を扱い、上代文学研究の方法を修得する。 (13B0850) 後期 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 荻原 千鶴 日本古典文学論演習(中古)Ⅰ Ⅲ 受講者の分担発表と質疑応答とによる演習形式で、平安時代の物語文学『 (13B0851) 前期 源氏物語』を読み解きます。澪標巻(みおつくしのまき)を取り上げる予 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 定です。受講者のみなさんが、辞書・事典類、索引、諸註釈書や関連する 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 各種資料を用いつつ、『源氏物語』の文章中の語句を理解し、説明できる ようになること、妥当で読みやすい現代語訳を作れるようになることが、 松岡 智之 第一の目標です。そして、この演習を通して、平安時代の古典文学を研究 する基礎力の涵養をめざします。 日本古典文学論演習(中古)Ⅱ Ⅲ 受講者の分担発表と質疑応答とによる演習形式で、平安時代の物語文学『 (13B0852) 後期 源氏物語』を読み解きます。「日本古典文学論演習(中古)Ⅰ」に引き続 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース き、澪標巻(みおつくしのまき)を取り上げる予定です。辞書・事典類、 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 索引、諸註釈書や関連する各種資料を用いつつ、『源氏物語』の文章中の 語句を理解し説明する力、妥当で読みやすい現代語訳を作れる力に磨きを 松岡 智之 かけましょう。この演習を通して、受講者のみなさんが、平安時代の古典 文学を研究する基礎力を獲得することが目標です。 日本古典文学論演習(中世)Ⅰ Ⅲ 三条西実隆と宗牧の両吟による連歌「住吉法楽百韻」を読む。連歌はどの (13B0853) 前期 ように進んでいくのか、宗牧自身の手になる詳しい注釈に従って輪読し、 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 体得する。 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 浅田 徹 日本古典文学論演習(中世)Ⅱ Ⅲ 「日本古典文学論演習(中世)Ⅰ」に続き、「住吉法楽百韻」を読む。詳 (13B0854) 後期 しくは「Ⅰ」参照。 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 浅田 徹 日本古典文学論演習(近世)Ⅰ Ⅲ 近世前期の奇談・怪異小説類を対象として、諸種の参考文献を精査して、 (13B0855) 前期 作品に注解を加え、本文の理解を深めると同時に、テーマ及び方法を考察 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース する。対象作品は、第一回授業時に受講生と相談の上、決めることとする 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 。 市古 夏生 日本古典文学論演習(近世)Ⅱ Ⅲ :近世前期の怪異小説を対象として諸種の参考文献を精査して、作品に注 (13B0856) 後期 解を加え、本文の理解を深めると同時に、テーマ及び方法を考察する。 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 市古 夏生 日本近代文学論演習(近代)Ⅰ Ⅲ 日本近代文学を研究するための基礎情報の収集、作品構造の基本的な分析 (13B0857) 前期 方法の学習を軸に、近代小説とその研究上の諸問題を具体的な作品の研究 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 報告と討議によって学習する。本年度は夏目漱石の「三四郎」を取り上げ 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 る。 谷口 幸代 日本近代文学論演習(近代)Ⅱ Ⅲ 日本近代文学について、夏目漱石の「それから」を具体的にとりあげ、作 (13B0858) 後期 品分析の方法に関する理解を実践的に深める。学生の報告と討議を主とし 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 、考察を文章にまとめる方法も学ぶ。 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 谷口 幸代 日本近代文学論演習(現代)Ⅰ Ⅲ 日本の20世紀文学について、文学理論に基づいた分析を行う。 (13B0859) 前期 文学の理論の習得も兼ねる。 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 大塚 常樹 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日本近代文学論演習(現代)Ⅱ Ⅲ 前期のⅠに引き続いて、卒論に向けて、細部の問題点の掘り下げや、広い (13B0860) 後期 視野に立った論点の追究を行う。 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 【日文主】, 【日文強化】 2.0単位 大塚 常樹 日本文学論講読Ⅳ (13B6100) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 谷口 幸代 Ⅰ ∼ Ⅳ 森鴎外の「舞姫」から芥川龍之介の「舞踏会」まで、日本近代文学の中か 後期 ら著名な小説を具体的に取り上げて講読する。現代の文学と比較対照させ 日本語・日本文学コース ながら、各作品の特質や時代との関わりについて考えたい。 2.0単位 日本語学通論 (13B6101) 【日文主】, 【日文副】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】, 坂本 清恵 【日文主】, 【日文副】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 日本語学演習Ⅰ (13B6102) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文主】, 【日文強化】 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 日本語についての基礎的な知識を学ぶことを目標とする。テキストに沿い ながら、日本語の歴史・音声・語彙・文法など日本語学の諸分野について 広く学ぶ。日常使っていることばを再確認するとともに、現代語を中心に 日本語のさまざまな特徴と研究方法を学ぶ。 高崎 みどり 日本語学演習Ⅱ (13B6103) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文主】, 【日文強化】 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 高崎 みどり 日本語学基礎演習 (13B6104) 【日文強化】, 【日文強化 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 日本語学を研究するための基礎的方法を身につける。日本語の文字資料を 対象に、文字、語彙、文法、文章等の視点から、どのような研究ができる か、またそれが他の研究とどのように関連していくかについても、実際の 演習を通して考えていく。 日本語語彙論 (13B6105) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 中里 理子 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 日本語の語彙について理解を深め、日本語の表現の特徴とは何かを考える 。前半は語種と語感、話し言葉と書き言葉、オノマトペ(擬音語・擬態語 )、若者語、女性語などいくつかの観点から日本語の語彙の特徴を考えて いく。後半は、類義関係や対義関係を中心に、語の意味を手がかりに語彙 体系を理解する。個々の類義語の意味関係を詳細に検討する機会を設け、 語の意味について深く考えることで類義語の使い分けに関する意識を養う 。以上の内容を通して日本語に対する理解を深め、日本語の豊かな使い手 となることを目指す。 日本語文法総論 (13B6106) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 中里 理子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 主に現代語の文法事項を取り上げ、文法面に見る日本語の特徴を考えてい く。主語の省略、指示語の体系、自動詞と他動詞、受動態など、いくつか の文法的なトピックから日本語の特徴を捉え、その背景にある日本語の文 化について理解を深める。また、日本語の文法と意味の関わりを理解する ことにより、文章や会話において効果的な表現ができること、表現が正し く読み取れることを目指す。 日本文学論講読Ⅰ (13B6110) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 寺田 惠子 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 『『古事記』中巻を講読します。中巻には、第1代神武天皇空から第15代 応神天皇までの時代の系譜、歴史的記述、伝説、歌謡等が記され、その中 には三輪山伝説、サホビコ・サホビメやヤマトタケルの伝説なども語られ ます。ここでは、『古事記』中巻の内容を知識として獲得、理解し、また 、その構成や意図について考察していくことを目標とします。 高崎 みどり 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 日本文学論講読Ⅱ (13B6111) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 松岡 智之 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 日本語・日本文学コース 2.0単位 日本文学論講読Ⅲ (13B6112) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 森 暁子 Ⅰ ∼ Ⅳ 『西鶴諸国ばなし』(貞享二年刊)を読む。また、そこに登場する地名・ 後期 人名・書名・事件などを手がかりに、西鶴作品に対する理解を深める。 日本語・日本文学コース 2.0単位 講義内容 平安時代の歌物語『伊勢物語』を読み解きます。授業者が、表現の特徴や 歴史・思想・文化等の背景に注意しながら、一文一文解釈し解説します。 これを受けとめながら、受講者のみなさんが、現代の注釈・現代語訳付き テキストを用いて、『伊勢物語』の文章を理解し、自分なりの感想や疑問 点を持ち、それらについて考え、解決する力を獲得することが、この授業 の第一の目標です。さらに、一段階抽象化して物語とは何か文学とは何か について考え、まとめる力の涵養をめざします。 日本古典文学論特殊講義Ⅰ Ⅱ ∼ Ⅳ 『万葉集』の挽歌を、時代の流れに沿って読み、その問題点を考察するこ (13B6113) 後期 とにより、上代文学作品を理解する。人の死をいたむ歌の展開を『古事記 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース 』『日本書紀』の歌謡からたどり、表現の自立、歌の場、歌をとりまく社 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 会状況など、種々の角度から古代的特質を探り当て、多様な展開を見出し 【日文強化】, 【日文副】 てゆく。映像資料を用いながら理解を深める。 荻原 千鶴 日本古典文学論特殊講義Ⅱ Ⅱ ∼ Ⅳ 季語・季題は俳諧という日本の短詩型文学に固有の詩語である。四季の詞 (13B6114) 後期 は和歌の伝統の中で醸成され、連歌においても季の詞は必須であった。そ 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース の延長上に、俳諧の四季の詞が成立し、近世にはそれを集めた歳時記や類 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 題発句集が続出してくる。<日本文学における四季の詞>というテーマを 【日文強化】, 【日文副】 考えながら、グローバル化してゆく現在、国際HAIKUにおける世界歳 東 聖子 時記にまで視野をひろげてみたい。 日本古典文学論特殊講義Ⅲ Ⅱ ∼ Ⅳ 能楽における中世武家文芸の思想と現代性 (13B6115) 後期 2013年は世阿弥生誕650年の記念すべき年です。その世阿弥が大成化し 【日文主】, 【日文強化】, 日本語・日本文学コース た能楽(能と狂言)とは、どのようなものでしょう。単なるパフォーミン 【日文副】, 【日文主】, 2.0単位 グアートとしての観点だけではなく、文化・思想・芸術という縦横の糸が 【日文強化】, 【日文副】 能楽には張り巡らされております。 原田 香織 日本人であっても世界遺産・能楽に関する理解度は年々低下しているの が現状です。室町時代が禅などにより日本の思想の一つの達成点を示して いるのと同時に、足利将軍家の庇護下で大成した能楽は、現在も日本を代 表する古典芸能、舞台芸術として享受されているものの、その様相は一見 難解に見えます。 本講義では能楽について、観阿弥・世阿弥以来、江戸時代に式楽として 定着した経緯を見た上で、代表的な作品の古典受容、戯曲的構造、身体表 現、演出方法などを知るとともに、明治時代以後の海外への影響、平成の 現代の能楽の方向性や能楽のコラボレーション、新作能など能楽の新しい 可能性についても考えていきます。 到達目標 1、能楽の歴史について知識を得ると同時に、能楽の基礎知識、室町時代 の文化的背景や古典文学との関係、思想について、理解し説明できること 。 2、能と狂言との舞台上での特徴、モードとしての装束・面・小道具など 日本の美に関する特徴を、国際的な視点から説明できること。 3、能楽堂での鑑賞の要点を身につけること。 4、国際的な視点から、芸術としての能を国際的に異なる文化圏出身者に 対してもきちんと論じられること。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 日本語学特殊研究 (13B6116) 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】, 【日文主】, 【日文強化】, 【日文副】 高崎 みどり Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 日本語・日本文学コース 2.0単位 講義内容 類義関係や対義関係を中心に語彙体系を理解させるとともに、個々の類義 語の意味関係を詳細に検討することで、ある一つの語とその周辺にある語 との意味領域の関連を具体的に考えさせる。また、演習形式を部分的に取 り入れることで、学生個人の分析力、考察内容を資料にまとめる文章力、 わかりやすく発表するプレゼンテーション能力、グループ討議を行う力を 養う。 日本古典文学論基礎演習Ⅰ Ⅱ 日本文学を専門的に学ぶために必要な、基本的な文献の取り扱い、調査の (13B6117) 前期 方法、古典作品の本文についての知識などを、実習によって身につける。 【日文主】, 【日文主】 日本語・日本文学コース 2.0単位 浅田 徹 文教育学部 中国語圏言語文化コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0094) 【中文主】, 【中文主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 卒業論文の指導を行う。 通不定期 中国語圏言語文化コース 8.0単位 中文全教員 中国現代文学史 (13B0577) 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】, 【中文主】, 【英文主】, 【仏文主】 佐藤 普美子 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 この講義では、二〇世紀中国の五四運動を起点とする新文学のあゆみにつ いて、個性ある作家たちの様々な文学活動とその作品を通して、どのよう な思想と情念が表現されているかを学び、その希求するものについて考え てみます。またそのような文学作品を生む社会的背景などの外在的要因だ けではなく、文学自身の中に潜み、その変貌を促す内在的動力因について も考えてみたいと思います。 中国文学古典講読 (13B0578) 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】 和田 英信 Ⅱ ∼ Ⅳ 古典散文作品の講読を通して読解力を養成し、中国古典散文を読むための 前期 基本的知識を習得する。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 中国語学概論 (13B0579) 【中文主】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文副】 Ⅰ ∼ Ⅱ 中国語の基本的な文法用語、構文を学ぶ。練習問題を通して中国語の文法 後期 構造への理解を深め、基礎力を強化し初級から中級へのステップアップを 中国語圏言語文化コース はかる。 2.0単位 伊藤 さとみ 中国語コミュニケーション・スキル Ⅱ ∼ Ⅳ 中国語運用能力を高めることを目指す授業です。 (13B0580) 前期 【中文主】, 【中文副】, 中国語圏言語文化コース 【中文主】, 【中文副】 2.0単位 曹 泰和 中国語ヒアリング演習 (13B0581) 【中文強化】, 【中文強化 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 馮 日珍 中国語作文基礎演習 (13B0582) 【中文主】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 日本語を中国語に訳したり、与えられた語句や文型を用いて作文をする。 前期 また、作文の誤用例についての分析を行い、中国語で作文をする力の向上 中国語圏言語文化コース を目標とする。 2.0単位 曹 泰和 中国事情 (13B0583) 【中文強化】, 【中文強化 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 現在の中国の事情を理解する。併せて、情報収集、討論、発表等のスキル 前期 を向上させることも目標とする。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 宮尾 正樹 中国古典文献講読入門 (13B0584) 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】 伊藤 美重子 Ⅱ ∼ Ⅳ 中国古典文献を講読しながら、読解に必要な基礎知識の習得を目指す。 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 中国古典文献講読基礎 (13B0585) 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】 伊藤 美重子 Ⅱ ∼ Ⅳ 中国古典文献の理解のための基礎知識を学ぶ 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 中国語講読 (13B0586) 【中文主】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 中国近現代文学作品を講読する。 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 伊藤 さとみ 中国文化論 (13B0587) 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】, 【英文強化】 , 【中文主】, 【中文強化 】, 宮尾 正樹 【中文副】, 【英文強 化】 中国古典小説演習 (13B0589) Ⅱ ∼ Ⅳ 中国文化について学ぶと同時に、中国に関する情報の収集・取り扱いの方 後期 法について学ぶ。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 Ⅱ ∼ Ⅳ 古典散文作品の講読を通して読解力を養成し、中国古典散文を読むための 前期 基本的知識を習得する。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 和田 英信 中国近代作家論 (13B0591) Ⅲ ∼ Ⅳ 中国近現代文学を研究するために必要な手続きについて学ぶ 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 宮尾 正樹 中国現代作家論 (13B0592) 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】 宮尾 正樹 中国近代作品論 (13B0593) Ⅱ ∼ Ⅳ 作品講読を通じて、中国現代文学のあり方を考える 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 Ⅲ ∼ Ⅳ 中国近代文学の代表的作品の講読を通じて、近代中国における文学のあり 後期 方について考える。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 宮尾 正樹 中国現代作品論 (13B0594) 【中文強化】, 【中文強化 】 Ⅲ ∼ Ⅳ 中国現代文学の代表的作品の講読を通じて、中国における文学のあり方に 後期 ついて考える。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 宮尾 正樹 中国語学文献講読 (13B0596) 【中文強化】, 【中文強化 】 伊藤 美重子 Ⅲ ∼ Ⅳ 漢字や漢字字書に関する基礎知識および文献調査の方法を学ぶ 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 日中対照言語学 (13B0597) 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文強化】, 【中文副】 伊藤 さとみ Ⅱ ∼ Ⅳ この授業では、現代中国語の文法を、生成文法の立場から分析する方法を 前期 紹介する。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 中国語文法論 (13B0599) 【中文強化】, 【中文強化 】 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 この授業では、現代中国語を意味論の観点から分析する方法を学ぶ。具体 的なテーマとしては、単語をラムダ式に翻訳する方法、計算の仕方および 名詞の外延・内包の問題、動詞の時制・アスペクトの分析、モダリティの 定義などを取り上げる。 伊藤 さとみ 中国古典詩講義演習 (13B0604) 【中文強化】, 【中文強化 】 Ⅲ ∼ Ⅳ 古典詩の講読を通じて、詩の読解力を養成し、あわせて中国古典詩を読む 後期 際の基本的知識を学ぶ。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 和田 英信 中国古典語学講義演習 (13B0607) Ⅲ ∼ Ⅳ 中国古典文献を講読しながら、読解に必要な基礎知識の習得を目指す。 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 伊藤 美重子 中国古典語学講読演習 (13B0608) Ⅱ ∼ Ⅳ 中国古典文献の講読に必要な基礎知識を学ぶ。 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 伊藤 美重子 中国現代語学演習 (13B0610) Ⅲ ∼ Ⅳ この授業では、現代中国語の文法を、生成文法の立場から分析する方法を 前期 紹介する。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 伊藤 さとみ 中国語上級演習 (13B0613) Ⅲ ∼ Ⅳ 中国語の上級レベルの会話を習得することを目標とする。 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 曹 泰和 中国語学基礎演習 (13B0614) Ⅱ ∼ Ⅳ 中国古典文献を講読しながら、読解に必要な基礎知識の習得を目指す。 前期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 伊藤 美重子 中国語作文応用演習 (13B0615) 【中文主】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 日本語を中国語に訳したり、与えられた語句や文型を用いて作文をする。 後期 また、作文の誤用例についての分析を行い、中国語で作文をする力の向上 中国語圏言語文化コース を目標とする。 2.0単位 曹 泰和 中国語会話演習 (13B0618) 【中文強化】, 【中文強化 】 曹 泰和 Ⅱ ∼ Ⅳ 中国語の上級レベルの会話を習得することを目標とする。 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 中国語ヒアリング基礎 (13B0619) 【中文主】, 【中文副】, 【中文主】, 【中文副】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 中国語の聞く力を鍛える授業です。発音された音を正確にキャッチし、文 字に頼らず、音で分かることを目指します。また、ヒアリングは自分の発 音とは切っても切れない関係にあるので、正確な発音で会話することにも 力を入れます。 馮 日珍 中国古典語学特別演習 (13B0751) Ⅳ 中国古典の分野で卒業論文を作成する人のために、論文作成に必要な事柄 通年 を学ぶ。 中国語圏言語文化コース 2.0単位 伊藤 美重子 中国現代語学特別演習 (13B0752) 【中文主】, 【中文主】 Ⅳ 通年 中国語圏言語文化コース 2.0単位 この授業は、現代中国語の文法について卒業論文を作成する人のための授 業です。中国語圏言語文化コース、中国語学で卒論を書く人は履修してく ださい。授業の目標は、現代中国語の文法について理解を深め、論文を作 成する技術を習得することにあります。 伊藤 さとみ 中国古典文学特別演習 (13B0753) 【中文主】, 【中文主】 Ⅳ 卒業論文を作成するための技術を身につけます。 通年 中国語圏言語文化コース 2.0単位 和田 英信 中国現代文学特別演習 (13B0754) Ⅳ 中国近現代文学研究方法の基礎を学ぶ 通年 中国語圏言語文化コース 2.0単位 宮尾 正樹 中国古典文学史(先秦∼唐) Ⅰ ∼ Ⅱ 先秦から唐に至るまでの中国文学史においてトピックとなる作品や事柄に (13B6301) 前期 ついて学ぶ。 【中文主】, 【中文副】, 中国語圏言語文化コース 【中文主】, 【中文副】 2.0単位 伊藤 美重子 中国言語文化論演習 (13B6304) 【中文強化】, 【中文強化 】 中文全教員 伊藤 美重子 和田 英信 伊藤 さとみ 宮尾 正樹 Ⅲ ∼ Ⅳ さまざまな視点から中国言語文化に関する研究方法を学ぶ 後期 中国語圏言語文化コース 2.0単位 文教育学部 英語圏言語文化コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0095) 【英文主】, 【仏文主】, 【英文主】, 【仏文主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通不定期 英語圏言語文化コース 8.0単位 英文全教員 野口 徹 英語学概論 (13B0621) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅱ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 言語の規則性・普遍性を意味の面から考察し、意味論の基礎知識を身に付 けることを目標とする。「語の意味から文の意味がどのように導き出され るのか」という問題に焦点を置き、主に英語の例を用いて、語の意味・文 の意味・その両者の関係について学ぶ。 Ⅱ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 This is a practical pronunciation class in which students will work on improving both production and comprehension of the sounds of English. The goal of the class is for students to understand the principles of English pronunciation, and thus improve both their spoken output and listening comprehension. 中西 公子 英語音声学演習 (13B0623) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 エドワード・シェイファー 英文法 (13B0624) Ⅰ 英文法の考察を通して言語の規則性・普遍性について学び、言語を体系的 通年 に捉える訓練を行う。あわせて英語特有の性質についても理解を深め、英 英語圏言語文化コース 語力の向上を目指す。 4.0単位 中西 公子 英文法演習 (13B0625) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 野口 徹 Ⅱ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 英文法の知識を最近の生成文法理論の観点から捉える訓練を行う。主に統 語論の問題に焦点を当てて、英語の基本的な文構造に関する理解を深める 。数多くの言語資料に接することにより、様々な構文の背後にある規則性 を発見する手順を身につけることが主な目標となる。3年次に開講される 「特別演習(言語研究方法論)I」における学習の準備段階の授業と位置 づけられる。 英作文演習(初級) (13B0627) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅱ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 In this class students will improve their ability to plan, organize, write, and revise their English essays. Students will also expand their vocabulary knowledge through an online vocabulary course. エドワード・シェイファー 英作文演習(中級) (13B0628) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 ダイアン・ナガトモ Ⅱ ∼ Ⅳ A foreign language composition class is actually two subjects: the 後期 language (English) and composition. In this class, students will 英語圏言語文化コース further develop their abilities to write English essays, and at 2.0単位 the same time common student errors will be worked on. 英作文演習(中級) (13B0629) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 KIERNAN PATRICK JAMES Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 他学科・他コース 2.0単位 This course will give students a good foundation in writing in English. The aim of the course will be to learn to write good, or as the textbook title suggests "great" essays in English. This will include introducing and practicing sentence and paragraph organization and style. Students will also be introduced to ideas of genre and register in writing which will necessitate doing other kinds of writing tasks besides writing essays. Most writing will be done on the computer in order to become familiar with formatting conventions in English, though some brainstorming activities will be done using a pencil and paper or even orally. The course will also introduce the concept of plagiarism, a kind of copying that is considered cheating, and learn how to avoid it. 科目名 (授業コード) プログラム 教員 英会話演習(初級) (13B0630) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 The purpose of this class is to help students develop the skills to converse about many of today's social issues, wuch as employment, gender, and global warming. Students learn to express their own opinions through pair and group discussion, presentations, role plays, and reading and listening exercises. 英会話演習(中級) (13B0631) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 エドワード・シェイファー Ⅱ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 The purpose of the class is for students to continue developing speaking fluency, listening ability, and vocabulary expansion, through topic-based activities involving reading preparation, group presentations, and class discussions. 英会話演習(上級) (13B0632) 【英文強化】, 【英文強化 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 This course is intended to improve students’ speaking and listening skills. The focus will be on using English as a means of communication. Students will be encouraged to speak about their own ideas and experiences rather than to simply learn vocabulary and grammar. For the first half of the class students will learn how to express themselves in English on topics related to everyday life. For the second half of the class the professor and students will jointly design a number of projects, such as discussions, debates, presentations, watching videos, etc., with class materials being chosen jointly by the professor and students. ダイアン・ナガトモ エバノフ 惠智子 英米文学演習(入門) (13B0635) Ⅱ 英文学演習(初級)aと同内容。 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 松﨑 毅 英米文学演習(初級) (13B0636) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅱ 前期 言語文化学科 a 2.0単位 ロマン派の詩人 Samuel Taylor Coleridge の代表作である The Rime of the Ancient Mariner を精読する。英語の詩のリズムと韻律とはどのよう なものかについて理解を深めるとともに、言葉が伝える論理や思考だけで なく、それが喚起するイメージと意味の重層性について考える。 松﨑 毅 英米文学演習(中級) (13B0637) 【英文強化】, 【英文強化 】 Ⅱ 19世紀イギリスの女性詩人 Christina Rossetti の抒情詩を、産業化、宗 後期 教、セクシュアリティー等の多様な観点から読み解く。 英語圏言語文化コース 2.0単位 非常勤講師 特別演習(英米文学研究方法論)Ⅰ Ⅲ 英語圏文学について卒業論文を作成することを視野に、ポスト構造主義以 (13B0640) 前期 降の現代の代表的批評理論のいくつかを、概説的なテクストを通して学ぶ 【英文主】, 【英文主】 英語圏言語文化コース 。 2.0単位 松﨑 毅 特別演習(英米文学研究方法論)Ⅱ Ⅲ ∼ Ⅳ 英語圏文学について卒業論文を作成することを視野に、ポスト構造主義以 (13B0641) 後期 降の現代の代表的批評理論のいくつかを、概説的なテクストを通して学ぶ 【英文主】, 【英文主】 英語圏言語文化コース 。 2.0単位 松﨑 毅 特別演習(作品分析)Ⅰ (13B0642) 戸谷 陽子 Ⅳ 卒業論文執筆を目指して、対象作品の選択、テーマの設定、方法の検討、 前期 資料の収集等、執筆に至る実践的な文学研究の方法を演習形式で学ぶ。期 英語圏言語文化コース 末レポートとして卒論のIntroductionを作成することを目標とする。 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 特別演習(作品分析)Ⅱ (13B0643) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 各自が選んだ文学テクストについて、どのような先行研究をふまえどのよ 後不定期 うな批評的アプローチをもって分析するか、また、作品に関する独自の所 英語圏言語文化コース 見をどのように論考として構成していくかについて指導を行う。 2.0単位 松﨑 毅 戸谷 陽子 清水 徹郎 特別演習(言語研究方法論)Ⅰ Ⅲ (13B0644) 前期 【英文主】, 【英文主】 英語圏言語文化コース 2.0単位 野口 徹 特別演習(言語研究方法論)Ⅱ Ⅱ ∼ Ⅲ (13B0645) 後期 【英文主】, 【英文主】 英語圏言語文化コース 2.0単位 「英文法演習」に引き続き、英文法の知識を比較的最近の生成文法理論の 観点から捉える訓練を行う。主に統語論の諸問題に焦点を当てて、英語の 統語規則について理解を深める。数多くの言語資料に接することにより、 様々な構文の背後にある規則性を発見する手順を身につけることが主な目 標となる。3年次後期に開講される「特別演習(言語研究方法論)II」、 「英語学特殊講義II」、「英語学特殊講義IV」における学習の準備段階の 授業と位置づけられる。 意味論の基礎知識に基づき、数多くの言語資料を用いて、言語の意味にお ける普遍的特徴を探る訓練を行う。 この演習を通して興味を持てる研究課題を探し、独自の着眼点を見つける ことを目標とする。 中西 公子 特別演習(言語資料分析)Ⅰ (13B0646) Ⅳ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 英語学の基礎知識に基づき、様々な言語資料を用いて言語の普遍的特徴を 探る。論文を客観的かつ建設的に批判し、読解した内容を基に適切な分析 を論理的に導き出す思考力を高める。以上を通じ、英語学における発想と 議論の仕方を学ぶ。 中西 公子 特別演習(言語資料分析)Ⅱ (13B0647) Ⅳ 各自の興味に基づいて収集された言語資料に関し、その資料に見られる言 後不定期 語学的な特徴をどのように整理し、分析するかについて、多様なアプロー 英語圏言語文化コース チで考察できるようにする。 2.0単位 野口 徹 ダイアン・ナガトモ エドワード・シェイファー 中西 公子 山腰 京子 英文学史Ⅰ (13B0649) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 清水 徹郎 Ⅱ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 英文学史Ⅱ (13B0650) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 清水 徹郎 Ⅱ 近代小説の誕生から現代英語圏文化までの流れを考察する。 後期 小説、詩、演劇の各ジャンルの作品に英語のオリジナルで触れる。 英語圏言語文化コース 2.0単位 英米事情 (13B0663) 【英文主】, 【英文副】, 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【英文主】, 【英文 副】, ダイアン・ナガトモ 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 英語圏言語文化論 (13B0664) 清水 徹郎 古英語の時代から18世紀までの英文学史をたどりながら、各時代の原文テ キスト抜粋を読んで演習を行う。 教科書としては、John Peck and Martin Coyle, _A Brief History of English Literature (Palgrave Macmillan, 2002)を参考書的に使用し、 演習用のテキストとしてはWebやThe Early English Books On-lineなどか ら各自抜粋をダウンロードして使用する予定。歴史的英語にも馴染んでも らう。 The aim of this class is familiarize students with the cultural similarities and differences between the U.S.A., the U.K. and other English speaking countries. Students will be required to do presentations in English on the materials they have researched. Ⅱ ∼ Ⅳ 演劇文化研究方法論: シェイクスピアと現代批評 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 第二言語教授法研究 (13B0665) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 履修年次 学期 クラス 単位数 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 講義内容 In this class we will study the principles and practices of English teaching methodology. Students study such issues as classroom management, syllabus design, and language teaching pedagogy. エドワード・シェイファー 英語圏テキスト講読 (13B0666) 【英文主】, 【英文主】 Ⅱ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 清水徹郎 英作文演習(初級) (13B0704) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅱ 前期 他学科・他コース 2.0単位 KIERNAN PATRICK JAMES 英文法 (13B0706) This course will give students a good foundation in writing in English. The aim of the course will be to learn to write good, or as the textbook title suggests "great" essays in English. This will include introducing and practicing sentence and paragraph organization and style. Students will also be introduced to ideas of genre and register in writing which will necessitate doing other kinds of writing tasks besides writing essays. Most writing will be done on the computer in order to become familiar with formatting conventions in English, though some brainstorming activities will be done using a pencil and paper or even orally. The course will also introduce the concept of plagiarism, a kind of copying that is considered cheating, and learn how to avoid it. Ⅰ 英文法の考察を通して言語の規則性・普遍性について学び、言語を体系的 通年 に捉える訓練を行う。あわせて英語特有の性質についても理解を深め、英 英語圏言語文化コース 語力の向上を目指す。 4.0単位 中西 公子 英米文学演習(初級) (13B0709) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅱ 前期 言語文化学科 b 2.0単位 遠藤 郁子 英語学入門 (13B0713) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅱ 言語の仕組みに関する基礎知識を土台に、子供の言語習得を中心に据えた 前期 考察を進める。 英語圏言語文化コース 2.0単位 山腰 京子 英語圏テキスト講読Ⅰ (13B0755) Ⅱ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 清水 徹郎 英語圏テキスト講読Ⅱ (13B0756) Ⅱ ∼ Ⅲ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 清水 徹郎 英米文学演習(中級) (13B0757) 【英文強化】, 【英文強化 】 非常勤講師 アメリカ南部作家の書いた短編小説の名作を読む。複雑な歴史的・文化的 背景をもつアメリカ南部の小説を、人種・ジェンダー・階級・家族などの 問題について考えながら読む。それと同時に、それぞれの作品がもつ構造 を分析し、その意味を読み解く。さまざまなアプローチを用いてアメリカ 南部の短編小説を読むなかで、各受講者が小説を読む「愉しみ」を見つけ ることを目標とする。 Ⅱ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅲ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 シェイクスピアの悲劇『リア王』を読み、初期近代の英語を学ぶとともに 、悲劇について考察する。 とても苦悩に満ちた芝居なので、辛い話に耐える忍耐力を養うことになる 。 米文学史Ⅰ (13B0759) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 戸谷 陽子 Ⅲ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 植民地時代から現代に至るアメリカ合衆国の文学を今日的視点から概観す る。文学史において主要とされてきた作家・作品を紹介するが、社会・思 想・政治・文化的な諸条件および歴史の中での価値観の変遷をも視野に入 れ、人種・階級・ジェンダー等の問題についても考察しつつ講義を行う。 米文学史Ⅱ (13B0760) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 戸谷 陽子 Ⅲ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 植民地時代から現代に至るアメリカ合衆国の文学を今日的視点から概観す る。文学史において主要とされてきた作家・作品を紹介するが、社会・思 想・政治・文化的な諸条件および歴史の中での価値観の変遷をも視野に入 れ、人種、階級、ジェンダー等の問題についても考察しつつ講義を行う。 英文学特殊講義Ⅱ (13B0762) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 松﨑 毅 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 John Bunyan の宗教寓意物語 The Pilgrim's Progress をテクストに、英 語圏文化の基礎知識としてのキリスト教的な世界観や歴史観について論じ るとともに、アレゴリーから小説へという文学ジャンルの発展の経緯につ いて考える。 英文学特殊講義Ⅲ (13B0763) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 大場 昌子 Ⅱ ∼ Ⅳ アメリカのユダヤ系作家の短編小説を読み、背景となるユダヤ文化および 前期 1960年代以降のアメリカ社会についても学びながら、作品の特質について 英語圏言語文化コース 理解する。 2.0単位 英文学特殊講義Ⅴ (13B0765) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 非常勤講師 Ⅱ ∼ Ⅳ 後不定期 英語圏言語文化コース 2.0単位 対照表現学演習Ⅰ (13B0769) 【英文主】, 【英文主】 Ⅲ 英語の論文の書き方を学ぶための初めの段階として、英語で論理的に意見 前期 を述べるエッセイが書けるようになることを目指す。 英語圏言語文化コース 2.0単位 英米文学演習(上級) (13B0758) 【英文強化】, 【英文強化 】 清水徹郎 南部女性作家カーソン・マッカラーズの処女長編作品を読み、南部という 特殊な地域の歴史的な問題、マッカラーズという女性の伝記上の問題、「 南部文芸復興」という文化史的な問題、そのほかさまざまな観点から論ず る。 ダイアン・ナガトモ 対照表現学演習Ⅱ (13B0770) 【英文主】, 【英文主】 Ⅲ 英文で書かれた学術論文の構成と論文の中で用いられる表現について学習 後期 し、卒業論文作成の準備を行う。 英語圏言語文化コース 2.0単位 山腰 京子 英語学特殊講義Ⅱ (13B0772) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 野口 徹 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 特別演習(言語研究方法論)Iで学んだ言語分析の手法を基に、統語論お よび形態論の諸問題をより具体的かつ批判的に理解することを目標とする 。統語論と形態論の文献をいくつか取り上げ、具体的な分析方法を比較検 討する。授業は、担当者による講義と受講者による発表により討論形式で 進める。積極的な討論への参加が求められる。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 英語学特殊講義Ⅲ (13B0773) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 中西 公子 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 「英語学概論」に引き続き、言語の規則性・普遍性を意味の面から考察し 、意味論の応用知識と語用論の基礎知識を身に付けることを目標とする。 「語の意味から文の意味がどのように導き出されるのか」という問題に焦 点を置き、主に英語の例を用いて、語の意味・文の意味・その両者の関係 について学ぶ。 英語学特殊講義Ⅳ (13B0774) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 山腰 京子 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 本講義では、子供による母国語の習得について、生成文法理論に基づいて 行われてきた主要な先行研究を概観し検討する。子供はどのような言語知 識を持っているのか、なぜ子供の母国語習得は短期間で可能なのか、とい ったことを中心に検討していきたい。学期末には子供の発話が収められて いるデータベースを活用し、各自興味を持った文法現象について調査しレ ポートを作成するという試みを行う予定である。 英語学特殊講義Ⅶ (13B0777) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 MCREADY Eric Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 生成文法理論の基本的な考え方,特に、その研究目標と方法論についての 理解を深めることをめざし, 英語の語構造と文構造について、音韻・形 態・統語・意味の各側面にみられる特性を考察することにより、統語構造 と意味解釈のかかわりについて考察する。 英作文演習(上級) (13B0783) 【英文強化】, 【英文強化 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 英語圏言語文化コース 2.0単位 This course is intended to give students an overview of the field of academic writing, as both an academic discipline and a practical subject. The teacher will (1) introduce students to some basic concepts in the field of academic writing,selecting ideas and (2) help students to develop practical skills. The class will especially focus on paragraph writing. We discuss comparisons and contrasts between Japan and the West in class. The topics include culture and identity, stereotypes, values, and culture shock. The class will be conducted informally and include group discussions, debates for preparing topics related to the theme of エバノフ 惠智子 英米文学演習(入門) (13B2635) Ⅱ 「英米文学演習(初級)b」に同じ。 前期 英語圏言語文化コース 2.0単位 遠藤 郁子 英文法Ⅰ (13B6500) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅰ 英文法の考察を通して言語の規則性・普遍性について学び、言語を体系的 前期 に捉える訓練を行う。あわせて英語特有の性質についても理解を深め、英 英語圏言語文化コース 語力の向上を目指す。 2.0単位 中西 公子 英文法Ⅱ (13B6501) 【英文主】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文副】 Ⅰ 「英文法I」に引き続き、英文法の考察を通して言語を体系的に捉える訓 後期 練を行う。 英語圏言語文化コース 2.0単位 中西 公子 英語圏言語文化研究 (13B6503) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 清水徹郎 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 a 2.0単位 英語圏言語文化研究 (13B9503) 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】, 【英文主】, 【英文強化】, 【英文副】 杉岡 洋子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後集中 b 2.0単位 演劇文化研究方法論: シェイクスピアと現代批評 文教育学部 仏語圏言語文化コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0096) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ フランス語圏の文化や社会について各自テーマを設定し論文をまとめる。 通不定期 大学入学以来4年間の勉学の総決算となるものである。 仏語圏言語文化コース 8.0単位 仏文全教員 中村 俊直 近代仏文学演習 (13B0668) Ⅳ 通年 仏語圏言語文化コース 4.0単位 (前期)ロマン主義文学の先駆とされるアベ・プレヴォ―の小説『マノン ・レスコー』(1731年)を講読する。ファム・ファタル(宿命の女)の源 流となった女主人公マノンの人物像を探りながら、この作品の魅力に迫り たい。 (後期)20世紀のフランスを代表する批評家ロラン・バルトの文化論『エ ッフェル塔』(1964年)を講読する。バルトの知的刺激に満ちた文章を読 み解きながら、フランス現代思想の一端に触れてみたい。 教科書・参考文献は授業中に指示します。 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 仏語圏言語文化コース 4.0単位 何人かのフランスの文学者の美術批評を読む。そのことによって文学と絵 画、または言語とイメージ(図像/映像)の相関関係について考える。小 林秀雄、ディドロ、ゴーチエ、ボードレール、マラルメ、ゾラ、ヴァレリ ー、プルースト、コレットなどを予定している(変更の可能性が有る)。 テキスト(基本的にはフランス語、場合によっては日本語)はコピーを配 布する。 Ⅳ 通年 仏語圏言語文化コース 4.0単位 文学と美術との相互影響関係を考える。それは、記号論的な観点から言え ば、言語記号と視覚記号とのそれぞれの特性を考えるということである。 そのために文学者の書いた美術批評を取り上げてそのテキストを精密に読 解する。また、このような文学者の文章を読むことにより、フランス語の 読解力のさらなる向上を目指すことも本授業の重要な目標である。テキス トはコピーを配布する。 Ⅱ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 この授業では、一通りフランス語の基礎学習を終えた学生を対象とし、基 礎を応用した文章作成力の醸成を目標としています。 授業は主に演習を中心とした下記二つのパートで進行します。 第一部では、聴解や話言葉を習文法の復習を行います。 テーマを設定し、それについての作文演習を行います。講師が、学生が作 成した文章の添削を行いながら、文法や語彙などの解説行います。 第二部では、手紙や小作文の書き方を習得します。 Ⅱ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 この授業では、一通りフランス語の基礎学習を終えた学生を対象とし、基 礎を応用した文章作成力の醸成を目標としています。 授業は主に演習を中心とした下記二つのパートで進行します。 第一部では、聴解や話言葉を習文法の復習を行います。 テーマを設定し、それについての作文演習を行います。講師が、学生が作 成した文章の添削を行いながら、文法や語彙などの解説行います。 第二部では、手紙や小作文の書き方を習得します。 Ⅳ 通年 仏語圏言語文化コース 4.0単位 担当者が一つのテーマ(社会問題など)を取り上げた発表を行った後、そ のテーマについて全員で議論をします。 A chaque cours, les etudiantes racontent ce qu'elles ont fait, vu ou lu recemment ou ce qu'elles jugent digne d'interet. Puis un tour de table a lieu sur un theme en rapport avec un texte etudie en cours. 基礎仏語学演習 (13B0677) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 アレクサンドル マンジャン Ⅲ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 この授業は下記二つのパートで進行する。 第一部では、聞き取り(ディクテ)を行う。 第二部では、新聞記事、文学の抜粋や歌などを使った書き取り・和文仏訳 などの演習を行う。 中級仏語学演習 (13B0678) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 アレクサンドル マンジャン Ⅲ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 この授業は下記二つのパートで進行する。 第一部では、聞き取り(ディクテ)を行う。 第二部では、新聞記事、文学の抜粋や歌などを使った書き取り・和文仏訳 などの演習を行う。 田中 琢三 現代仏文学演習 (13B0669) 中村 俊直 現代仏文学特殊講義 (13B0671) 中村 俊直 基礎仏作文演習 (13B0672) 【仏文主】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文副】 アレクサンドル マンジャン 中級仏作文演習 (13B0673) 【仏文主】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文副】 アレクサンドル マンジャン 上級仏会話演習 (13B0676) アレクサンドル マンジャン 科目名 (授業コード) プログラム 教員 上級仏語学演習 (13B0679) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通年 仏語圏言語文化コース 4.0単位 仏語作文力の向上を目指す。フランス風のアカデミック作文構造を利用し 、自分の意見や考えを文章にまとめる練習をする。必要に応じてプリント を配布する。 卒業論文のフランス語要旨の書き方の助言や指導も行う。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 20世紀フランス演劇を代表する戯曲家のひとりJean Anouilh (1910-198 7)の''Antigone'' (初演1944)を読みます。 この作品は、ギリシャ悲劇『アンティゴネ』(ソポクレス作)に基づい て書かれていますが、ソポクレスのテクストの中心主題である「人為の法 令」と「神の掟、人性の自然にもとづく法」との対立(呉茂一)の悲劇か ら、アヌイ(より正確な発音はアヌイュ)の再解釈によって、偽善、凡庸 、エゴイズムに満ちた生への痛烈な批判と、不可能な幸福の追求とをテー マに持つ現代劇へと作り替えられています。 主人公のアンティゴーヌは20才。あの、オイディプス王の娘です。平凡 な仕合わせこそ一番だと諭す叔父で国王のクレオンと、もっと純粋な激し い生を願うヒロイン。その一方で、とても女性的な魅力を持つ姉に憧れた りもしている…。思春期から大人への入り口で揺れ動く心、反抗、純粋さ 、一途さ。そしてまた人間の愚かさ、惨めさ。 授業では、アヌイの代表作であるこの作品を味わいながら、演劇テクス トの分析と解釈の方法を学びます。あわせてフランス語テクストの読解力 を養うことも目標です。 テクストは、Jean Anouilh, ''Antigone'', Table Ronde, coll. ''La petite Vermillon'', 2008. 研究室で販売。 Ⅳ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 フランス演劇テクストを抜粋で読み、戯曲テクストの分析と解釈について 学びます。演劇作品を演劇史のなかに位置づけること、演劇用語を学ぶこ と、テクストについて客観的に論述できるようになること、なによりも、 フランス語で演劇作品を読み、聞く力を養うこと、を目標とします。 アレクサンドル マンジャン 仏文学特殊研究 (13B0681) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 仏文学特別演習 (13B0682) 岩切 正一郎 仏語言語文化研究指導 (13B0683) 【仏文主】, 【仏文主】 Ⅳ 卒業論文の作成に必要な一般的諸条件の指導を行うとともに、各学生の論 後期 文テーマに沿って、個別の議論、指導を行う。10月の末か11月の初めに、 仏語圏言語文化コース 学生各人による論文中間発表会を合同で行う。 2.0単位 中村 俊直 田中 琢三 仏語学特殊研究 (13B0685) Ⅲ ∼ Ⅳ フランス企業あるいはフランス企業と取引のある日本企業で日常的に使用 通年 されているビジネスフランス語の基礎を具体的な事例を使って学習し、実 仏語圏言語文化コース 際の実務に応用できる能力と知識の習得を目指します。 4.0単位 本講義では、(1)実務フランス語の教科書を使った学習と(2)実際に 企業で使用された様々なドキュメントの翻訳や訳読を組み合わせた授業を 行います。 (1)では、社内会議、メールのやり取り、電話での受け答え、出張の報 告、クレームの処理など教科書のテーマにそって、実際にフランス企業で 使われるビジネス交渉用語や表現、職場で使うちょっとした言いまわしや 単語をシミュレーション形式で学習していきます。また、随時、フランス の有給休暇制度や給料明細など、文化的なトピックも取りあげます。 (2)では実務翻訳で求められる和訳を中心とした授業を行います。各自 、フランス語原文を日本語に翻訳した後、出来た翻訳物を相互に発表し、 意見を述べ合うという形式で行います。テクニカルタームを含んだビジネ ス会議資料、メールによる基本的なビジネスレターで使用される例文など にも触れていきます。資料は、定期刊行物、パンフレット、商用の資料、 ウェブサイトのコンテンツ、マニュアル、商品説明、技術資料、広告コピ ー、映画の字幕、歌詞などから選定します。実際に講師が受注したものを 取り扱うこともあります。また、受講生から具体的な希望があれば、その 点も考慮して資料を選定します。 教科書(仏文助手室で販売する):Anne-Lyse Dubois, Beatrice Tauzin, Express 2 Le monde professionnel en francais, Hachette 科目名 (授業コード) プログラム 教員 独文学演習 (13B0686) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通年 言語文化学科 4.0単位 独検合格、ドイツ語圏留学なども視野に入れながら、ドイツ文学の作品を 一字一句おろそかにしないで読んでいく楽しみを学ぶ。世界で最も有名な 文学作品の一つと言っても決して過言ではない『ハイジ』は、本来作者ヨ ハンナ・シュピーリ(1827-1901)が、ゲーテ(1749-1832)の『ヴィルヘ ルム・マイスターの修業時代と遍歴時代』を目標にして書いた作品で、原 題は『ハイジの修業時代と遍歴時代』というのである。つまりこれは、一 人の人間の成長過程を克明に描き続けていく、ドイツ文学特有の「教養小 説」の系譜に連なる作品に他ならない。 仏語圏言語文化論Ⅰ (13B0780) 【英文強化】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 , 【英文強化】, 【仏文主 】, 中尾 和美 【仏文強化】, 【仏文 副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 モロッコ人作家ベンジェルーンが、10歳の娘に語りかけるように書いた 『娘に語るラシスム』(Le racisme explique a ma fille)を購読しなが ら、フランス語圏、フランスの植民地政策、言語政策、移民、人種差別、 格差などの社会問題を考える。 仏語圏言語文化論Ⅱ (13B0781) 【英文強化】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 , 【英文強化】, 【仏文主 】, 本間 邦雄 【仏文強化】, 【仏文 副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 近・現代のパリを中心とする都市文化を考察する授業です。2013年度は 、おもに20世紀の欧米の万博と日本の博覧会を通じて、建築・芸術・映像 文化・消費文化等の動向、所産を考察し、現代との関連を検討します。お のずから、近代日本、ジャポニスムにも関係してきます。 テーマに関連するミシュラン・パリガイドの説明文を読解し、パリ地図 やガイドの実践的な運用法を身につけることも目的としています。 仏語圏言語文化論Ⅲ (13B0787) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 長井 文 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 この授業では、シモーヌ・ド=ボーヴォワールの『第二の性』の序文の講 読を行います。第二次世界大戦後のフランスにおけるフェミニズムおよび 女性を取り巻く問題に関する理解を深めると同時に、論文形式で書かれた フランス語に慣れ親しむことを目標とします。 仏語圏言語文化論Ⅳ (13B0788) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 20世紀は、イマージュ=映像の世紀とも言われます。その特徴を具現し ていると考えられる映画文化を扱います。映画の発祥(フランスです)か ら、モノクロ・無声映画、モノクロ・トーキー(発声)映画、カラー映画 と発展していきますが、その中でフランス映画は、ヌーヴェル・ヴァーグ など、特有の役割を演じています。その具体例をシナリオの一部も参照し ながら鑑賞して、影響関係や特徴を考えます。 さらに、ロラン・バルトなどの思想家・批評家の映画論も参照して、映 画の見方、とらえ方を学ぶことによって、映画の斬新さ、不可測な面白さ も見えてくるでしょう。 また、日本映画の代表例として、欧米での評価も高い小津安二郎の映画 をとりあげ、映画に関する、一種のジャポニスムか、あるいはある種の普 遍性が開かれるのかを考えてみたいと思います。 映画の鑑賞の仕方は自由ですが、筋やストーリーを追うだけの鑑賞では なく、躍動感とともに思いもかけず揺動する、身体的感覚・世界を広げた り、巻き込まれる時間世界の細部への注目など、いろいろ試してみるのも 一興だと思います。 なお授業中に、各自の課題発表と質疑応答の時間を設ける予定です。 菅野 健 科目名 (授業コード) プログラム 教員 西欧社会文化論Ⅱ (13B0842) 【仏文主】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文副】 荒又 美陽 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅳ ヨーロッパ社会の現在―いくつかの課題とキーワード 前期 仏語圏言語文化コース ヨーロッパは、19世紀以降、近代社会のお手本と見られ、政治・経済・ 2.0単位 社会・文化といったさまざまな分野において熱心に研究されてきた。とり わけ、フランスは、ごく最近までそのモデルケースとみなされてきた。し かし、現在では、ヨーロッパの価値観をそのまま先進的なものと考えるこ とは難しくなっている。さまざまな差別や社会的分断の契機がそこに潜ん でいることも明らかにされてきた。 今、日本において、ヨーロッパについて学ぶことは、いかなる意味を持っ ているのだろうか。まずは、このような問いからはじめたい。たとえヨー ロッパの社会ではなく、歴史や芸術について学ぶにせよ、現代日本という 足場から逃れることはできない。この授業では、主にフランスの例を通じ て、ヨーロッパについて学び、研究するための基礎となる知識を身につけ つつ、ヨーロッパ研究の重要性がどこにあるのかについて受講生と共に考 えていきたい。 具体的には、現代ヨーロッパの政治や経済について考える基礎について示 した後、フランスを主な事例として、移民、宗教、ジェンダー、教育など の切り口から、ヨーロッパの社会がどのような問題を抱えているのか、ま たどのように解決しようとしているのかに話を進めていく。さらに、それ らに対してEU統合が与えた影響などについても示していく。 授業を通して、受講者は、ヨーロッパについて学び、研究を進めるための キーワードを知り、自らの関心を絞って学習を進めることが可能になる。 そのため、授業で取り上げる課題やキーワードの考え方を用いて、学期中 に日本の新聞で取り上げられたヨーロッパの記事を分析し、自らの見解を 示すレポートを提出することを学期末の課題とする。準備のために、毎週 授業内容についてディスカッションを行うほか、いくつかテーマについて は小レポートにまとめてもらう。評価は、期末のレポートの完成度を重視 する。 応用仏語学演習Ⅰ (13B0861) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 COHEN JACQUELINE ARIANE MINA Ⅲ ∼ Ⅳ Ce cours est destine aux etudiantes de 3ieme et 4ieme annees qui 前期 souhaitent approfondir leur connaissance de la France a travers sa 仏語圏言語文化コース langue et sa culture. 2.0単位 Dans ce cours,vous apprendrez a mieux communiquer en francais et a mieux connaitre la Franc. Par des 応用仏語学演習Ⅱ (13B0862) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 COHEN JACQUELINE ARIANE MINA Ⅲ ∼ Ⅳ Ce cours est destine aux etudiantes de 3ieme et 4ieme annee qui 後期 souhaitent approfondir leur connaissance de la France a travers sa 仏語圏言語文化コース langue et sa culture. 2.0単位 Dans ce cours, vous apprendrez a mieux communiquer en francais et a mieux connaitre la France. Par des フランス社会文化論Ⅰ (13B0863) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 フランス植民地主義とその遺産 近年、フランスの植民地主義についての研究が各分野で進んでいる。そ こにはまず、植民地の独立から一定の期間がたち、歴史としての研究が可 能になってきたということがある。第二次大戦直後に植民地が独立し、戦 争責任とともにこの問題と向き合ってきた日本と比べ、少なくとも15年か ら20年ほどの遅れがあり、またその評価も安定的とは言えない。また、旧 植民地から宗主国への移民の子孫が、フランス市民としてこの問題にスポ ットを当てるようになったという経緯もある。それは、現代フランス国内 の社会問題との関連も大きい。 この講義では、ヨーロッパが植民地を拡大していく歴史と、その中でフ ランスが果たした役割をたどり、その現在まで残る課題を示していく。受 講者がフランスを新たな側面からとらえなおし、また世界各地に残るフラ ンス統治の遺産について考察を進められるようにすることを目標としたい 。 欧州文化論Ⅱ (13B0865) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 ヨーロッパの芸術文化の特質を「ファッションとアート」という観点か ら学ぶ。授業では、おもに19世紀末から20世紀初頭に焦点を当て、この時 代に現れた芸術運動の影響や、衣服造形に関心を抱いた芸術家たちの活動 をたどる中、芸術との結びつきがどのように創造的なファッションを生み 出し、新しい時代を拓いたかを考える。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 フランス社会文化論Ⅱ (13B0869) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 1 授業題目 「フランス政治外交論」 後期 仏語圏言語文化コース 2 授業の基本的目標 2.0単位 フランスは、アメリカ主導のイラク戦争に反対した事例でも見られたよ うに、自主独立外交を標榜・推進し、国際社会において一種独特の存在感 を示してきた。最近のユーロ危機への対応やリビアへの介入などに見られ た積極的な外交姿勢も、記憶に新しい。そうした異彩を放つフランス外交 の特質とは何か。フランス外交を主導してきた政治・外交指導者の言動、 外交政策の転換点を示す演説などの一次史料を原文で読み解き、検証しな がら、言葉に込められたメッセージを読み取り、その裏に秘められた思想 を分析する。 西欧社会文化論Ⅳ (13B5701) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 内村 理奈 Ⅰ ∼ Ⅲ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 フランス社会文化論Ⅲ (13B6700) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 荒又 美陽 Ⅱ ∼ Ⅳ 都市パリにみる近現代の社会問題 後期 仏語圏言語文化コース パリという都市は、古代ローマ時代あるいは中世からのヨーロッパの一都 2.0単位 市でありながら、フランスという国民国家の首都となったことから、近代 都市のモデルとみなされてきた経緯がある。他方、19世紀から20世紀 にかけては、ここは大植民地帝国の母都市でもあった。今もなお、世界で 最も観光客をひきつけるこの都市は、どのような歴史と社会状況に支えら れて現在の姿を形成したのだろうか。 この講義では、身体論の視点からフランスの服飾文化と社会を読み解くこ とを主題とします。特に中心となる時代は17世紀から18世紀のいわゆるア ンシャン・レジーム期ですが、身体にじかに触れている服飾を通して、当 時の身体感覚の形成過程や特性を明らかにしながら、そこに映し出されて いる当時の社会状況を読み解いていきます。なぜ、私たちは白いシャツを 清潔だと思うのか、あるいは、敗北を認めたときに使う「脱帽」という言 葉はどのような経緯で誕生したのか、ファッションにはエチケットが不可 欠だが、そのルーツはどのようなものだったのか、なぜウェディングドレ スにはヴェールがついているのか、など、知っているようで知らない服飾 文化の根源をたどりながら、当時の社会が何を身体に求めていたのかを解 き明かしていきます。そして、アンシャン・レジーム期という過去の時代 に形成されてきた身体感覚や服飾の文化が、後の時代にどのように継承さ れ、現代につながってきているのかを考えていきます。フランス17,18世 紀に誕生した清潔感やふるまいやエチケットの特質を探ることによって、 現代に生きる私たちの、ふだん気にも留めず当たり前に思っている身体感 覚や、服飾文化の意味を問い直し、今後を展望していくのが本講義の目標 です。 この講義では、中世から現代までのパリの歴史を一気に取り上げ、近現代 フランスにおいてこの都市がいかなる役割を担ってきたのか、そして現在 どのような問題を抱えているのかを示していく。またその作業は、さまざ まな社会問題を考える際に、具体的な都市への現われを見ることの有効性 をも示すことにもつながるだろう。 授業を通して、受講生は、ヨーロッパの都市について考える際の基礎的な 視点を得ることになる。ここから、学期末には、パリと他の都市(ヨーロ ッパに限定しない)を比較し、授業で用いられた概念の有効性を検証する レポートを作成することを課題とする。その準備を兼ねて、各授業内でデ ィスカッションを行うほか、いくつかのテーマについて小レポートを用意 してもらう。評価は、学期末のレポートの完成度を重視する。 フランス社会文化論Ⅳ (13B6701) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 山田 文比古 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 国際社会において独特の存在感を示すフランス外交の秘密を探る。イラク 戦争での対米非協力の一方で、リビアやマリへの軍事介入に踏み切ったフ ランスの独自の論理と外交力を検証・分析することで、文化・芸術の国と いうイメージとはまったく異なる、フランスの知られざる側面を知る。ま た、そうしたフランスを通じて見える世界は、通常我々が親しんでいるア メリカの論理とアングロサクソンのメディアを通じて見える世界とは、少 々趣を異にする。ヨーロッパや中東・イスラム、アフリカなど、フランス を通じて見ると違って見える世界を考察する。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 仏語圏社会言語論Ⅰ (13B6702) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 Ⅱ フランス企業あるいはフランス企業と取引のある日本企業で日常的に使用 前期 されているビジネスフランス語の基礎を具体的な事例を使って学習し、実 仏語圏言語文化コース 際の実務に応用できる能力と知識の習得を目指します。 2.0単位 本講義では、(1)実務フランス語の教科書を使った学習と(2)実際に 企業で使用された様々なドキュメントの翻訳や訳読を組み合わせた授業を 行います。 (1)では、社内会議、メールのやり取り、電話での受け答え、出張の報 告、クレームの処理など教科書のテーマにそって、実際にフランス企業で 使われるビジネス交渉用語や表現、職場で使うちょっとした言いまわしや 単語をシミュレーション形式で学習していきます。また、随時、フランス の有給休暇制度や給料明細など、文化的なトピックも取りあげます。 (2)では実務翻訳で求められる和訳を中心とした授業を行います。各自 、フランス語原文を日本語に翻訳した後、出来た翻訳物を相互に発表し、 意見を述べ合うという形式で行います。テクニカルタームを含んだビジネ ス会議資料、メールによる基本的なビジネスレターで使用される例文など にも触れていきます。資料は、定期刊行物、パンフレット、商用の資料、 ウェブサイトのコンテンツ、マニュアル、商品説明、技術資料、広告コピ ー、映画の字幕、歌詞などから選定します。実際に講師が受注したものを 取り扱うこともあります。また、受講生から具体的な希望があれば、その 点も考慮して資料を選定します。 教科書:Anne-Lyse Dubois, Beatrice Tauzin, Express 2 Le monde professionnel en francais, Hachette(仏文助手室で販売) 仏語圏社会言語論Ⅱ (13B6703) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 Ⅱ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 「仏語圏社会言語論I」に引き続き、フランス企業あるいはフランス企 業と取引のある日本企業で日常的に使用されているビジネスフランス語の 基礎を具体的な事例を使って学習し、実際の実務に応用できる能力と知識 の習得を目指します。 本講義では、(1)実務フランス語の教科書を使った学習と(2)実際に 企業で使用された様々なドキュメントの翻訳や訳読を組み合わせた授業を 行います。 (1)では、社内会議、メールのやり取り、電話での受け答え、出張の報 告、クレームの処理など教科書のテーマにそって、実際にフランス企業で 使われるビジネス交渉用語や表現、職場で使うちょっとした言いまわしや 単語をシミュレーション形式で学習していきます。また、随時、フランス の有給休暇制度や給料明細など、文化的なトピックも取りあげます。 (2)では実務翻訳で求められる和訳を中心とした授業を行います。各自 、フランス語原文を日本語に翻訳した後、出来た翻訳物を相互に発表し、 意見を述べ合うという形式で行います。テクニカルタームを含んだビジネ ス会議資料、メールによる基本的なビジネスレターで使用される例文など にも触れていきます。資料は、定期刊行物、パンフレット、商用の資料、 ウェブサイトのコンテンツ、マニュアル、商品説明、技術資料、広告コピ ー、映画の字幕、歌詞などから選定します。実際に講師が受注したものを 取り扱うこともあります。また、受講生から具体的な希望があれば、その 点も考慮して資料を選定します。 教科書:Anne-Lyse Dubois, Beatrice Tauzin, Express 2 Le monde professionnel en francais, Hachette(仏文助手室で販売) 上級仏会話演習Ⅰ (13B6704) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 アレクサンドル マンジャン Ⅲ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 仏語会話力の向上を目指す。自分の意見や考えを文章にまとめる練習をす る。 A chaque cours, les etudiantes racontent ce qu'elles ont fait, vu ou lu recemment ou ce qu'elles jugent digne d'interet. Puis un tour de table a lieu sur un theme en rapport avec un texte etudie en cours. 上級仏会話演習Ⅱ (13B6705) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 アレクサンドル マンジャン Ⅲ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 仏語会話力の向上を目指す。自分の意見や考えを文章にまとめる練習をす る。 A chaque cours, les etudiantes racontent ce qu'elles ont fait, vu ou lu recemment ou ce qu'elles jugent digne d'interet. Puis un tour de table a lieu sur un theme en rapport avec un texte etudie en cours. 近代仏文学演習Ⅰ (13B6708) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 田中 琢三 Ⅲ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 ロマン主義文学の先駆とされるアベ・プレヴォ―の小説『マノン・レスコ ー』(1731年)を講読します。ファム・ファタル(宿命の女)の源流とな った女主人公マノンの人物像を探りながら、この作品の魅力に迫りたいと 思います。 教科書・参考文献は授業中に指示します。 近代仏文学演習Ⅱ (13B6709) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 田中 琢三 Ⅲ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 20世紀のフランスを代表する批評家ロラン・バルトの文化論『エッフェル 塔』(1964年)を講読します。バルトの知的刺激に満ちた文章を読み解き ながら、フランス現代思想の一端に触れてみたいと思います。 教科書・参考文献は授業中に指示します。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 現代仏文学特殊講義Ⅰ (13B6714) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 中村 俊直 Ⅲ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 現代仏文学特殊講義Ⅱ (13B6715) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 中村 俊直 Ⅲ 後期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 仏文学特別研究 (13B6716) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 岩切 正一郎 Ⅱ ∼ Ⅲ 前期 仏語圏言語文化コース 2.0単位 西欧社会文化論Ⅲ (13B6717) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 中尾 和美 Ⅱ ∼ Ⅲ フランス語を現代経済やビジネス界と結びつけることで、フランス語での 後期 実践を磨きつつ、現代社会を考察する。 仏語圏言語文化コース 2.0単位 講義内容 フランス演劇テクストを抜粋で読み、戯曲テクストの分析と解釈について 学びます。演劇作品を演劇史のなかに位置づけること、演劇用語を学ぶこ と、テクストについて客観的に論述できるようになること、なによりも、 フランス語で演劇作品を読み、聞く力を養うこと、を目標とします。 独文学演習Ⅰ (13B6900) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 菅野 健 Ⅲ 前期 言語文化学科 2.0単位 独検合格、ドイツ語圏留学なども視野に入れながら、ドイツ文学の作品を 一字一句おろそかにしないで読んでいく楽しみを学ぶ。世界で最も有名な 文学作品の一つと言っても決して過言ではない『ハイジ』は、本来作者ヨ ハンナ・シュピーリ(1827-1901)が、ゲーテ(1749-1832)の『ヴィルヘ ルム・マイスターの修業時代と遍歴時代』を目標にして書いた作品で、原 題は『ハイジの修業時代と遍歴時代』というのである。つまりこれは、一 人の人間の成長過程を克明に描き続けていく、ドイツ文学特有の「教養小 説」の系譜に連なる作品に他ならない。 独文学演習Ⅱ (13B6901) 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】, 【仏文主】, 【仏文強化】, 【仏文副】 菅野 健 Ⅲ 後期 言語文化学科 2.0単位 独検合格、ドイツ語圏留学なども視野に入れながら、ドイツ文学の作品を 一字一句おろそかにしないで読んでいく楽しみを学ぶ。世界で最も有名な 文学作品の一つと言っても決して過言ではない『ハイジ』は、本来作者ヨ ハンナ・シュピーリ(1827-1901)が、ゲーテ(1749-1832)の『ヴィルヘ ルム・マイスターの修業時代と遍歴時代』を目標にして書いた作品で、原 題は『ハイジの修業時代と遍歴時代』というのである。つまりこれは、一 人の人間の成長過程を克明に描き続けていく、ドイツ文学特有の「教養小 説」の系譜に連なる作品に他ならない。 文教育学部 人間社会科学科共通 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 人間科学論 (13B1001) 【社会主】, 【社会副】, 【教育主】, 【心理主】, 【グロ文主】, 【社会主】, 瀧田 修一 【社会副】, 【教育主】, 【心理主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 人間社会科学科 2.0単位 講義内容 【人間社会科学科以外の学生も受講可能】 本講義では、様々な社会調査データの事例や、調査を行う前提にある社会 科学的な考え方の紹介を中心に、社会調査と言われる営みの全体像につい て解説する。受講者が、社会調査士として実際に調査を行っていく際の作 法や手順を身につけること、ならびに社会に溢れる調査データを読みこな せるリテラシーを身に付けることを目的とする。 講義の前半では、社会調査の意義や歴史について学んだ後、調査の前段 階としての既存情報・調査の利用の仕方などについて学ぶ。後半では、問 いの立て方などの社会科学的な考え方を学んだ上で、問いを実証していく /洗練させていくための様々な調査方法について解説する。 ※社会調査士の認定科目の一つです。 人間科学方法論 (13B1002) 【社会主】, 【社会副】, 【教育主】, 【心理主】, 【心理副B(人社以外学生用 】, 木村 文香 【グロ文主】, 【社会 主】, 【社会副】, 【教育 主】, 【心理主】, 【心理 副B(人社以外学生用】, 【 グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 人間社会科学科 2.0単位 人間科学では、実験や調査によるデータを扱うことが必須となる。本講義 では、データの処理、データからの推定、検定など、人間科学において用 いられる統計の基礎的知識と統計的考え方について学ぶ。具体的には、デ ータから、平均、分散、相関係数、回帰直線などを求めることができるよ うになること、また、カイ自乗検定、分散分析などを用いて帰無仮説の検 定を行えるようになることを目標とする。 人間と社会 (13B1003) 【社会主】, 【社会副】, 【教育主】, 【心理主】, 【グロ文主】, 【社会主】, 杉野 勇 【社会副】, 【教育主】, 【心理主】, 平岡 公一 【グロ文主】 坂本 佳鶴恵 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 人間社会科学科 2.0単位 主題は、社会学の基本的知識と、それを基盤とした・現代的な諸問題・諸 現象へのアプローチである。 社会学を学習する為の準備段階として、社会学における古典的・典型的 なものの見方や考え方を幅広く知る事を目標とする。(予定される具体的 なテーマは、コミュニティと社会関係資本、都市的生活様式、社会階層と メディア、家族、社会福祉と社会保障など。) 人間と発達 (13B1004) 【社会主】, 【社会副】, 【教育主】, 【教育副】, 【心理主】, 【グロ文主】, 教育全教員 【社会主】, 【社会副】, 【教育主】, 三輪 建二 【教育副】, 【心理主】, 【グロ文主】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 人間社会科学科 2.0単位 教育科学コースの入門的な授業。教育科学の学問領域全体についての基本 的な理解をもってもらうことを目標とする。 人間と情報 (13B1005) 【社会主】, 【社会副】, 【教育主】, 【心理主】, 【心理副B(人社以外学生用 】, 心理学コース全教員 【グロ文主】, 【社会 主】, 石口 彰 【社会副】, 【教育 主】, 内藤 俊史 【心理主】, 【心理 副B(人社以外学生用】, 菅原 ますみ 【 グロ文主】 坂元 章 大森 美香 上原 泉 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 人間社会科学科 2.0単位 人間と情報というテーマの下で、発達心理学、認知心理学、社会心理学、 教育心理学、パーソナリティ心理学、臨床心理学の基本的な内容を学ぶ。 科学としての心理学の基礎知識と自ら問題を発見する能力を身につけるこ とを目標とする。 文教育学部 社会学コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通不定期 社会学コース 8.0単位 自ら研究テーマを設定して、資料や文献を収集・検討しながらリサーチ・ クエステョンを育て、研究設計に応じてアンケート調査やインタヴュー調 査を実施し、最終的に、学習の総まとめとして論文を完成させる。 社会政策論Ⅰ (13B1007) 【地理強化】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 , 【生社強化】, 【地理強 化】, 平岡 公一 【社会主】, 【社会 強化】, 【社会副】, 【生 社強化】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 社会学コース 2.0単位 社会保障を中心に社会政策(社会保障、社会福祉、住宅政策、雇用政策等 )の概論的な講義を行う。社会政策の歴史的展開、社会保障制度の概要、 社会保障の主要な政策課題と争点の基礎的理解が目標である。国際比較の 視点を重視する。1回目の授業に必ず出席すること。 社会政策論Ⅱ (13B1008) 【地理強化】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 , 【生社強化】, 【地理強 化】, 平岡 公一 【社会主】, 【社会 強化】, 【社会副】, 【生 社強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 社会学コース 2.0単位 社会福祉(介護サービスを含む)の基礎理論と、今日の社会福祉政策の課 題に関わる主要な論点を取り上げる。社会福祉に関する基礎的な理解が目 標である。国際比較の視点を重視する。1回目の授業に必ず出席すること 。 社会政策論演習Ⅰ (13B1009) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 平岡 公一 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 社会学コース 2.0単位 所得格差、地域間格差、男女格差、働き方による格差、外国人対日本人の 格差、障害者差別など、格差の諸側面を扱った論文を収録したテキスト、 および格差問題解決のための社会保障・雇用等の政策を扱った論文を読み ながら、格差社会化の原因や、格差問題解決にむけての政策課題について 理解を深める。 社会政策論演習Ⅱ (13B1010) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 平岡 公一 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 社会学コース 2.0単位 専門論文を読むことを通して、社会政策論Ⅰ・社会政策論Ⅱで学んだ事柄 についての理解を深める。 社会調査法 (13B1015) 【社会主】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会副】 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 社会学コース 4.0単位 構造化された質問紙を用いた大規模標本調査(いわゆる量的調査)を念頭 に置き、調査目的の設定・明確化/調査の企画・設計/調査票の作成/調 査の実施/調査結果の集計・分析/レポートの作成までの調査全体の一連 の過程を実習する。各時間とも、個人・グループでの作業及び全体での討 論や打合せへの積極的な参加が必須である。それらの作業を通して、調査 結果の分析・報告のみならず、調査方法の特性や実施上の困難についても 考察し、社会調査に関わる倫理問題に対する意識向上も目指す。 卒業論文 (13B0097) 【社会主】, 【社会主】 平岡 公一 杉野 勇 坂本 佳鶴恵 岩間 夏樹 なお、関心のある学生[院生]に対しては、近年日本にも導入され始めて きた質的データ分析ソフト(MAXQDA2007またはSPSS TEXT ANALYSIS for Surveys)についての紹介も行う。 ジェンダー論 (13B1016) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【教育主】, 【社会主】, 【社会強化】, 椎野 信雄 【社会副】, 【教育主】 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 社会学コース 2.0単位 授業のテーマは、ジェンダーの社会学入門。学習の基本目標は、<ジェン ダーの視点>というものの見方を理解すること。到達目標は、<ジェンダ ーの視点>を理解して、人間や社会の諸現象を自分の人生と関連させて考 察できるようになること。最終レポートは、自分の生活に関わる人間社会 現象を、<ジェンダーの視点>から社会学するレポートになっているかど うかが、成績評価の判断基準です。課題提出は時間厳守のこと(提出遅延 は減点します)。毎回の授業の最後にコメントペーパーを書いてもらいま す。成績評価の基準は、<ジェンダーの視点>の理解度(性別男女観のア ンラーン度)です。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 現代社会論 (13B1017) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【教育主】, 【生社強化】, 【社会主】, 中島 ゆり 【社会強化】, 【社会副】 , 【教育主】, 【生社強化 】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 社会学コース 2.0単位 この講義では、社会調査を中心に据えながら社会科学の理論と研究方法を 幅広く学習する。1.社会調査の意義と目的、2.社会調査の歴史と倫理 、3.社会調査の種類と方法、4.量的調査の実例、5.質的調査の実例 などを学ぶ。社会調査を正しく行い、調査データを利用できるようになる ことを目指す。また、社会調査を通じて、現代社会の様々な現象について 考えていく。 現代生活論 (13B1019) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【生社強化】 , 【社会主】, 【社会強化 】, 上谷 香陽 【社会副】, 【生社強 化】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 社会学コース 2.0単位 この授業の主題は、コミュニケーションを題材にして、私たちの現代の生 活について社会学的に考察することです。私たちの現代の生活やコミュニ ケーションのあり方は、「近代社会」という社会のあり方と密接に関わっ ています。「近代社会」とは、西洋において16世紀以降に生まれ18世紀に 確立した社会関係や生活様式の総体のことです。この「社会」は、西洋中 心の資本主義経済の拡大とともに、西洋と非西洋の間の非対称的な関係を 内包しながら、地球規模で世界システムとして全世界に影響を及ぼしてき ました。日本では、この西洋発・西洋中心の「近代社会」の影響のもと、 19世紀に明治政府が誕生し、「近代社会」作りが始まりました。このこと をふまえ、授業では、自己の内面から、相互行為、集団、組織、地域社会 、マスコミ、国際、地球規模まで様々な領域を取り上げ、自分の日々の生 活におけるコミュニケーションの形式のあり方と、「社会」のあり方との 相関関係を明らかにします。また、20世紀半ば以降日本以外の先進国で顕 在化してきた、「近代社会」に内包される矛盾を自己変革するような社会 関係や生活様式やコミュニケーションの形式を模索する動きについても、 理解を深めます。この授業の最終的な目標は、「近代社会」の様々なコミ ュニケーションの形式を理解し、受講者各自が自分自身のコミュニケーシ ョン観を見直してみることです。成績は、出席、授業コメント、毎回の予 習課題、学期末レポートの合計で評価します。自分の日々の生活で実際に 起こっている具体的なコミュニケーションの事例をとりあげ、社会学的な 発想で考察できているかが、学期末レポートの評価の基準です。 社会意識論 (13B1020) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【生社強化】 , 【社会主】, 【社会強化 】, 菅原 ますみ 【社会副】, 【生社強 化】 松本 聡子 室橋 弘人 猪股 富美子 王 杰 瀧田 修一 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 社会学コース 2.0単位 2013年度の「社会意識論」は「格差社会の人間発達科学論A」のコードシ ェア科目となりますので、開講曜日・時限、担当者、内容などは「格差社 会の人間発達科学論A」をご覧下さい。 社会問題論 (13B1025) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【生社強化】 , 【社会主】, 【社会強化 】, 三部 倫子 【社会副】, 【生社強 化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 社会学コース 2.0単位 自殺、ひきこもり、性差別、少子化、同性愛差別など、現代社会には多く の「社会問題」が存在する。しかし、誰がそれを社会問題と判定している のだろうか?それはいつから社会問題として取りあげられるようになるの だろうか?何が社会問題かの判断には常に価値が含まれており、それを解 くのは容易ではない。授業では、社会問題をめぐる社会学的アプローチを 学び、社会問題を考えるための知識と技法を身につけることを目標とする 。 現代社会論演習Ⅰ (13B1028) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 杉野 勇 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 社会学コース 2.0単位 複数プログラム選択履修制度の学生が初めて受講する年度であり,社会 学コース4年生と社会学主プログラム3年生が混在し,且つ社会学副プログ ラム3年生が受講する可能性もある。そこで,「社会学」とは何かについ て考える為の文献を中心的に講読する。もし余裕があれば広く社会科学を 学ぶ為の基礎的知識に関する文献として行動経済学の解説書の一部も取り 上げる。課題文献を読みながら、社会科学において経験的である事、 evidence-basedである事の意味を理解し、更には論理的・分析的であると は如何なる事かについての各自なりの考えを持つ事を目標とする。 現代社会論演習Ⅱ (13B1029) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 杉野 勇 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 社会学コース 2.0単位 今期は、社会科学(Social Science)の1つとして社会学(Sociology)を考 えると云う事を主題とする。社会科学の中で学際的(interdisciplinary) な思考を養う事を目標とし、隣接社会科学として、経済学、法学、政治学 、社会心理学などを取り上げ、それぞれの分野でもかなり社会学と共通も しくは関連すると思われる内容やアプローチについて、文献を皆で講読し ながら学習する。 現代生活論演習Ⅰ (13B1032) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 坂本 佳鶴恵 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 社会学コース 2.0単位 このゼミでは、『社会学的フィールドワーク』世界思想社を、おもなテキ ストとし、社会生活の基本的な分析手法のひとつである質的調査の視点と 方法、課題について学ぶとともに、4年生を中心に各自のテーマにもとづ く個人発表をおこない、社会学的な論文の作成のしかたについて学ぶ。 テキストは本の章構成とは異なる順番で読むので、初回の授業で確認する こと。 また、坂本を卒業論文の指導教官としたい学生は必ず履修すること。 講義内容 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 現代生活論演習Ⅱ (13B1033) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 坂本 佳鶴恵 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 社会学コース 2.0単位 各自のテーマによる発表を基本とする。社会学的テーマの設定のしかた、 考察、分析方法、文献調査・購読、論文の書き方、議論のしかたを身につ けることを目的とする。坂本を卒論の指導教員とする人は履修すること。 社会学研究指導Ⅰ (13B1036) 【社会主】, 【社会主】 Ⅲ 通不定期 社会学コース 2.0単位 自らの問題関心を深めつつ、卒業論文執筆の前段階として必要な作業を具 体的に認識し、主体的に学習と研究を進めていく姿勢を涵養する。 担当教員の指導のもとで、各自の問題関心に関連した基礎的学習を行い、 文献検索・情報探索の方法に習熟し、論文の執筆の仕方を身に付けるなど 、卒業論文執筆に向けての準備を計画的に行えるようになる事が目標であ る。 Ⅳ 通不定期 社会学コース 2.0単位 卒業論文執筆に向けて必要な問題を整理して認識し、資料の探索や調査の 実施など、自らその問題の解決に主体的に取り組み、適宜そのプロセスと 知見を他者に対しても説明可能な(accountable)なものとして報告できる ようになる事を目標とする。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 社会学コース 2.0単位 この講義では、社会調査を企画、実施、分析し、報告書としてまとめるた めの一連の知識を身につけることを目指す。具体的には、質的調査として インタビュー調査を、量的調査として質問紙調査を取り上げ、質的・量的 調査の実際を学ぶ。同時に社会調査を通じて、社会科学の方法や社会学的 なものの見方も学んでいく。 杉野 勇 平岡 公一 坂本 佳鶴恵 社会学研究指導Ⅱ (13B1037) 【社会主】, 【社会主】 杉野 勇 平岡 公一 坂本 佳鶴恵 社会調査の設計と実施 (13B1214) 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】, 【社会主】, 【社会強化】, 【社会副】 中島 ゆり 文教育学部 教育科学コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0098) 【教育主】, 【教育主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通不定期 教育科学コース 8.0単位 教育全教員 教育思想概論 (13B1039) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 池田 全之 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 この講義の主題は、さまざまな教育思想を検討することによって、教育現 象を多角的に検討するための基礎を理解することにある。この講義を聴講 ことによって、学生に身につけてもらいたい力は以下の三つである。1) これまで提唱されてきた代表的な教育思想のあらましを説明できる。2) 「よい教育は何を目ざすのか」について自分なりに考えを発表できる。3 )教育について自分の見解を論理的に説明することができる。 教育史概論 (13B1040) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 米田 俊彦 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 近代における教育の制度・政策や社会的文化的諸実態の史的展開を概説す る。江戸時代末期から現代までの日本を主たる対象としつつ、必要に応じ て欧米等の教育史にも言及する。古沢・米田編『教育史』(学文社)を教 科書として使用するほか、必要な資料等は随時プリントとして配布する。 教育社会学概論 (13B1041) 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 王 杰 【教育副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 教育社会学の基礎理論、取り組む課題を紹介し、1.社会的資源の配分と教 育、2.学校教育の機能、選抜の構造、教室秩序の社会的構成、3.人口の変 動、移動と教育、4.教育社会学の方法論といったテーマを中心に概説する 。 文化人類学概論 (13B1042) 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 棚橋 訓 【教育副】 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 フィールドワーク(臨地調査)から得られる「文化の多様性の視点」に基 づいて人間現象を捉える研究分野としての文化人類学について、基礎講義 より数歩踏み込んで「専門性」を意識した概論の講義を行う。「文化」概 念をめぐる議論をピヴォットに、文化人類学は、民族・国家・政治・経済 ・法・開発・宗教・性・心理等々をめぐる現代的課題をどのように分析し 、何を提言し、いかなる寄与を目論むのか。具体例に即して概論していく 。幾分専門的な概念や理論を知識として身につけてもらうとともに、それ らを「使って考える方法」の手がかりを得ることを目標とする。 教育方法学概論 (13B1044) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 冨士原 紀絵 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 国内外の教育方法に関する諸理論や実践記録の検討を通して、過去から現 在に至るまでの「学校」や「授業」を規定している諸要因を学ぶ。これま で自分自身が経験することによって形成されてきた「学校教育」・「教師 像」・「授業」を相対化し、柔軟に捉え直すことを目指す。 教育課程概論 (13B1045) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 木村 範子 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 カリキュラムに関する基礎的理論と、授業を行う際に必要とされる実践的 なカリキュラム開発の諸原理を習得することを目的とする。 教師は、日 々の授業を通して、生徒の内に秘めた様々な可能性を引き出し、実現化し ていく教育活動を行っている。その授業は、具体的にどのように計画され 、何が教えられ、展開され、評価されるのか。 本講義では、「何を」教えるのかについて、その一連の過程における原 理と方法を検討し、実践的意義と課題を考察する。 教育開発概論 (13B1046) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 浜野 隆 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 教育開発とは、主に発展途上国において社会的・経済的発展のために教育 を量的に拡大させたり、質的に改善させたりすることです。この授業では 、教育開発の理論、国際機関の役割、発展途上国の教育の現状と課題、国 際協力、教育開発の今日的課題(教育行財政、分権化、ジェンダーと女子 教育、保育・幼児教育と乳幼児発達支援、識字、職業教育と高等教育など )、国際理解・平和のための教育、日本の教育開発経験等について学んで いきます。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 生涯学習概論 (13B1048) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 三輪 建二 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 教育学は従来、子どもや青少年の学校教育に関する理論に重点が置かれて おり、一生涯にわたる学習を意味する生涯学習は、多くの学生にとってな じみの薄いものになっている。この講義では、生涯学習の理念の変遷、生 涯学習社会の構築に向けての今日の動向、生涯学習の諸理論(特に成人学 習論)などを理解する。また、生涯学習の概略を理解することを通して、 子ども会活動、学校・家庭・地域の連携事業、学校ボランティア、大学で の社会人学生との出会いなど、自分たちにとっても生涯学習が身近なもの であることを、また自らのアイデンティティ形成にも役立つ考え方である ことを理解する。 博物館学概論 (13B1049) 【教育強化】 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 博物館に関する基礎的知識を理解し、専門性の基礎となる能力を養う。博 物館の定義、博物館学の目的・方法・構成、博物館の歴史と現状について 講義により理解を図る。 教育人間学特殊講義 (13B1050) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 坂野 慎二 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 人間と社会の在り方、学校と社会の在り方を、近現代の各国の状況を素材 としながら考察する。具体的には、主に第2次世界大戦以降の欧米諸国及 び日本の教育政策・教育理念を分析の対象とする。中等教育の拡大、高等 教育の大衆化、生涯学習といった、近現代で課題となった教育政策の背後 にある思想・理論から、その根底にある教育のあり方を抽出し、関連する 思想や理論との比較検討を行う。 教育史料分析特殊講義 (13B1053) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 奥村 典子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 本講義は、近代における日中両国の教育文化交流史の諸相について概説す る。特に明治末期中国にわたったお雇い日本人教習や顧問ならびに一時期 隆盛をきわめた中国人の日本留学に注目して、日本においては服部宇之吉 や吉野作造など、中国においては孫文や魯迅など代表的な歴史人物をとり あげ、それぞれの活動状況と教育文化交流史に果たした役割を考察する。 本講義を通じて、近代における日中両国の教育文化交流史の流れとその特 質について理解することを目標とする。 成績の評価は、出席30%、レポート70%とする。 学校社会学特殊講義 (13B1055) 【社会主】, 【社会強化】, 【教育主】, 【教育強化】 , 【教育副】, 【社会主】, 大多和 直樹 【社会強化】, 【教育主】 , 【教育強化】, 【教育副 】 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 教育社会学における調査法を学ぶ。卒論などで、自分で調査を設計し分 析できることを目指し、その基礎をつくる。調査設計および実施方法に力 点を置き、文献のほか、ミニ演習を交えて学ぶ。本科目は、社会調査士取 得のためのカリキュラムの中のB「調査設計と実施方法に関する科目」で ある。 一通り、社会調査の過程を全て体験する。とくに仮説作りの苦悩や、な かなか思うようにはいかない分析(論理的推論の末の解決)などを経験でき れば、いいと思う 民族誌学特殊講義 (13B1057) 【社会主】, 【社会強化】, 【教育主】, 【教育強化】 , 【教育副】, 【社会主】, 深山 直子 【社会強化】, 【教育主】 , 【教育強化】, 【教育副 】 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 性の人類学:「彼らをつうじて性を理解する」 「性」をつうじて、「彼ら」(動物および異文化の人びとなど)につい て理解するということなのだろうか。あるいは、逆に、「彼ら」をつうじ て、「性」について理解を深めるということなのだろうか。いったいどち らなのでしょうか。このプロジェクトでは、わたしたちは、後者、すなわ ち、「彼ら」をつうじて、「性」についての理解を深めることを目指しま す。受講者は、文化人類学の初歩を学んでいることがのぞましい。 成績の評価は、授業中の姿勢、レスポンスペーパーの記述内容、レポー ト内容で 教育方法学特殊講義 (13B1060) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 桐谷 正信 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 教育科学コース 2.0単位 戦後初期のコア・カリキュラムと三層四領域論を手がかりに,カリキュ ラムの概念について考察を深める。この科目では,当時の教師たちがカリ キュラムをどう捉えていたか(カリキュラム観)をコアとする。ここでの 文献と討論を手がかりに,各人で自分なりのカリキュラム像を形成してほ しい。 カリキュラムが、教育方法をも含む全体的、総合的な概念であることを 理解してほしい。 教育開発特殊講義 (13B1063) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 小原 優貴 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 本講義では、グローバル時代の途上国における教育と社会の発展のあり 方について、各国の社会的・文化的背景を踏まえて理解することを目的と する。前半の授業では、途上国の教育にみられる不平等の構造とこうした 不平等の解消を目指す教育政策や教育プログラムについて概説する。また 、グローバル化にともなう幸福感・満足感、能力観の変容、移動や雇用の 問題を教育との関係から分析する。本講義では、急速な経済成長を遂げる インドやバングラデシュ、国民総幸福度を成長指標に掲げるブータンなど の南アジア諸国をおもに取り上げるが、比較対象として先進諸国の事例も 扱う。後半の授業では、日本の教育経験や途上国への教育支援のあり方を 分析し、最後に、授業で学習したことを踏まえて、グローバル時代の市民 性と教育のあり方について検討する。<読替>NGO/NPO論(13B2049)と同 一内容。 講義内容 鷹野 光行 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 博物館資料の収集,整理保管等に関する理論や方法に関する知識・技術を 習得し,また博物館の調査研究活動について理解することを通じて, 博物 館資料に関する基礎的能力を養う。博物館における調査研究活動、博物館 資料の概念、博物館資料の収集・整理・活用についての理解を図る。※博 物館概論を先に又は同時に履修すること。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 博物館の行財政、組織や職員など基本的な運営状況を把握し、ミュージア ム・マネージメントの視点に立った博物館経営の理論と実践を学び、また 博物館における情報の意義と活用について理解して、生涯学習社会に即応 した博物館の教育活動について考察する。 教育科学特殊講義Ⅰ (13B1072) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 菅原 ますみ 松本 聡子 瀧田 修一 河田 敦子 原 葉子 王 杰 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 2013年度の「教育科学特殊講義Ⅰ」は「格差社会の人間発達科学論B」の コードシェア科目となりますので、開講曜日・時限、担当者、内容など「 格差社会の人間発達科学論B」をご覧下さい。 教育科学特殊講義Ⅳ (13B1075) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 菅原 ますみ 松本 聡子 室橋 弘人 猪股 富美子 王 杰 瀧田 修一 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 2.0単位 2013年度の「教育科学特殊講義Ⅳ」は「格差社会の人間発達科学論A」の コードシェア科目となりますので、開講曜日・時限、担当者、内容など「 格差社会の人間発達科学論A」をご覧下さい。 教育人間学演習 (13B1076) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 池田 全之 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 教育科学コース 4.0単位 主題:近年書かれた人間形成論に関わるテキストをひも解き、テキストの 中で展開されている思想の人間形成論的な着想を理解する。 目標:1)テキストで書かれている内容を、自身の経験と照らし合わせな がら、自分の言葉で要約できる。 2)テキストで問題にされている事柄について、その内容を批判的 に検証しながら、自分の見解を表明できる。 教育史料分析演習 (13B1079) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 米田 俊彦 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 教育科学コース 4.0単位 主として戦前から戦後(現代)までの教育史や教育制度・行政にかかわる事 象を取り上げ、教育を歴史(時間の流れ)に即して理解し、そこから本質的 な意味を探る力を修得することを目指す。今年度は小学校、中学校、高等 学校の学校沿革史をいくつか取り上げて読み合わせ、戦前から戦後を通じ て(現代に近い時期まで)、学校制度や社会の変化との関連で学校の教育 実態がどのように変化してきたのかを、具体的な学校や地域に即して考え ることにしたい。また、できれば資料館等の見学を行いたい。 学校社会学演習 (13B1081) 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 上田 智子 【教育副】 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 教育科学コース 4.0単位 この授業では「学校文化の社会学」をテーマに、学校をめぐる教育社会学 の諸理論と先行研究を学習する。前期は藤田英典・志水宏吉編『変動社会 のなかの教育・知識・権力』を、後期は広田照幸監修『リーディングス日 本の教育と社会』の中から、第2巻(受験社会・受験競争)、第13巻(教 育の不平等)、第16巻(ジェンダーと教育)を中心に講読する予定である 。1年の授業を通じて、学校をめぐる社会学的理論と研究方法を取得する ことが最終目標である。 民族誌学演習 (13B1083) 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【社会主】, 【教育主】, 【教育強化】, 棚橋 訓 【教育副】 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 教育科学コース 4.0単位 本演習では、文化人類学の理論と方法を一層深く学び、その学んだ理論と 方法を使って履修者各自が実際に「発信」するための作法の習得を目指す 。具体的には、文化人類学の専門基本文献の講読を通じて、先ずは(1) 文化人類学の理論と方法論に親しみ、次いで(2)資料を収集し分析する 手法と(3)発表と議論の技能の習得を試みる。そして、(4)自らリサ ーチして書く能力の開発・実践・洗練を目指す。文化人類学は、フィール ドワーク(臨地調査)での対話・観察・体験に根ざし、人々の日常的な相 互行為の現場や、日常と非日常がせめぎ合う現場における人間現象の多様 性を捉えることからその作業が始まる。こうした文化人類学の方法の特性 をより良く理解するために、本年度は「デジタル世代のコミュニケーショ ン研究」の問題を見据えて、先行研究を検討しつつ学びを重ねたい。 博物館資料特殊講義 (13B1070) 鷹野 光行 博物館活動特殊講義 (13B1071) 奥田 環 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 教育方法学演習 (13B1086) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 冨士原 紀絵 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 教育科学コース 4.0単位 初等・中等教育段階の学校の「授業」を規定する様々な要素(教師、学級 、学校経営、教材と教具など)を多角的に検討し、よりよい授業とは何か 、それを支える条件とは何かを追求する。 教育開発演習 (13B1089) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 浜野 隆 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 教育科学コース 4.0単位 先進国と発展途上国、グローバリゼーション、教育開発の理論、国際機関 の役割、途上国の教育の現状と課題、教育開発のための国際協力を学ぶ。 特に、「すべての子どもが学校へ行けるように」「すべての人々が教育を 受けられるように」することを目指すEFA(Education For All)運動の動 向、発展途上国における教育の現状、国際協力の課題などについて考える 。また、英語文献の翻訳を通じて、教育開発の実践に通用する英語力の習 得を目指す。 社会教育学演習 (13B1095) 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】, 【教育主】, 【教育強化】, 【教育副】 三輪 建二 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 教育科学コース 4.0単位 生涯学習・社会教育の実践(青少年事業・公民館事業・保健師の活動・教 員の授業研究など)の実践記録を読みあい、実践の背後にあるおとなの学 びの理論、実践の省察論を検討する。後半(夏季集中)には施設・事業を 訪問し、質的調査に関わりゼミ論にまとめる。 社会教育計画Ⅱ (13B1099) 【教育強化】, 【教育強化 】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 社会教育計画とは、第1に、地方自治体が立案・作成する行政上の計画( 事業計画,施設計画,人事・財政計画)ととらえられる。計画策定は、社 会教育(生涯学習推進)政策、地域の現状・課題の把握、地域住民の学習 ニーズを統合しながら、長期∼単年度の計画を策定・実施し、評価するま でを含む。第2に、住民の学習ニーズに基づきながら、学習事業(プログ ラム)を立案・実施することである。近年では、市民活動団体(NPO)な どが学習活動を企画・運営し、行政はそれを援助する場合も多い。本授業 では、第2に焦点をあて、社会教育事業を担当した職員による実践記録と 当該事業の資料、関連文献を読み併せながら、住民の主体的な学習活動を 支える条件整備と職員の役割について検討する。授業内では、グループで の学習・発表を通じて、他者と学習を支え合うことを体験しながら、社会 教育(実践)の理解につなげていく。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 教育科学コース 2.0単位 人間形成における社会教育の役割と重要性について歴史的に振り返りなが ら分析し、現代社会と社会教育のあり方や問題点を考察することを目的と する。特に、高度情報・グローバル・少子高齢社会における女性のライフ コースの学びを追求する。人間形成に大きな影響を与えるメディアやコミ ュニティ形成にも注目し、資料を提示し考察する。また、高齢者と社会教 育、女性と社会教育、青少年と社会教育、学校教育と社会教育の関連につ いても言及する予定である。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 女性とライフキャリア 2.0単位 「女性とライフキャリア∼働くこと・生涯学習」について講義と意見交換 ・発表を行う。 グローバル化が進む中、ダイバーシティや女性活用推進もグローバルな視 点抜きでは語れない。働く女性をめぐる日本の現状や課題を明らかにしな がら、企業や組織で「個」を活かすキャリア形成、そのために必要なコミ ュニケーション力を実践を通じて学ぶ。また、働き方が多様化している今 、ワークライフバランスや生涯学習などについて、日本と外国の事例を比 較検討し、将来展望を考える。 テーマに沿ったロールモデルのゲスト・レクチャーも予定。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前不定期 教育科学コース 2.0単位 社会教育・生涯学習関連の事業や施設について、実地調査に基づいて理解 する。 社会教育・生涯学習施設を訪問し、その事業や活動について調べ、問題点 を明らかにし今後のあり方を検討する。 自己の生涯学習や人生設計にも活かせるよう様々な事例も紹介する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 教育科学コース 2.0単位 社会教育主事は教育委員会で、社会教育を行うものに「指導・助言」をす る専門職である。近年は、主事資格を取得して社会教育指導員、NPO職 員、学校教員、自治体職員、企業人になる人も多く、地域での学習支援の コーディネーターの希望者が取得する傾向にある。定期的に社会教育・生 涯学習関連施設での実習を行い、社会教育実践における仕事(学習プログ ラムの企画・立案、実施と評価、コーディネーター、ネットワーキングな ど)を体験する。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 教育科学コース 3.0単位 博物館における実習を通じ学芸員の業務の理解を図る。 博物館学概論と博物館活動特殊講義の既修者に限る。 掲示を見落さないこと。 西原 亜矢子 社会教育特講Ⅰ (13B1100) 【教育強化】, 【教育強化 】 加藤 敬子 社会教育特講Ⅱ (13B1101) 【教育強化】, 【教育強化 】 坪田 秀子 池田 和嘉子 社会教育課題研究 (13B1103) 【教育強化】, 【教育強化 】 加藤 敬子 社会教育実習 (13B1104) 【教育強化】, 【教育強化 】 秦野 玲子 博物館実習 (13B1105) 鷹野 光行 奥田 環 科目名 (授業コード) プログラム 教員 教育実地研究 (13B1106) 【教育主】, 【教育主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ 通年 教育科学コース 2.0単位 教育に関する諸施設の参加観察を行い、多様な教育の実態を理解し、教育 に対する知見を実践的に深めることを目的とする。 Ⅲ 通不定期 教育科学コース 1.0単位 4年次の卒業論文執筆に向けて、テーマや内容を絞っていくための合同指 導と合同ゼミを行う。教育科学プログラムで卒業論文執筆を計画する3年 生は必ず履修すること。 Ⅳ 通不定期 教育科学コース 1.0単位 4年次生を対象に、卒業論文作成に向けて基本的技法の習得を目指す。具 体的には、テーマ設定、資料収集とその読み、そしてそれを論理的に論文 化していく手続きを指導する。教育科学コース必修科目である。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 教育科学コース 2.0単位 附属学校でのインターンシップを行う。授業、特別活動、部活動などの教 員の日常業務を観察、体験し、学校における教育活動についての実際的、 具体的理解を深める。同時に、児童、生徒への理解も深める。 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 教育科学コース 2.0単位 博物館に関する基礎的知識を理解し、専門性の基礎となる能力を養う。博 物館の定義、博物館学の目的・方法・構成、博物館の歴史と現状について 講義により理解を図る。 冨士原 紀絵 三輪 建二 教育科学研究指導Ⅰ (13B1108) 【教育主】, 【教育主】 棚橋 訓 教育全教員 教育科学研究指導Ⅱ (13B1109) 【教育主】, 【教育主】 冨士原 紀絵 教育全教員 学校インターンシップ (13B1251) 【教育強化】, 【教育副】, 【教育強化】, 【教育副】 米田 俊彦 冨士原 紀絵 木村 真冬 博物館概論 (13B1334) 【教育強化】 鷹野 光行 教育制度特殊講義 (13B5600) 奥村 典子 Ⅰ 後期 教育科学コース 2.0単位 文教育学部 心理学コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0099) 【心理主】, 【心理主】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ 通不定期 心理学コース 8.0単位 卒業論文研究の立案、文献研究、調査・実験の実施、データ解析、論文執 筆を行う。 教育心理学概論 (13B1116) 【教育主】, 【心理主】, 【心理副A(人社学生用)】 , 【心理副B(人社以外学生 用】, 髙木 友子 【教育主】, 【心理 主】, 【心理副A(人社学生 用)】, 【心理副B(人社以 外学生用】 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 心理学コース 2.0単位 主に乳幼児における教育、発達、学習についての心理学的知見を学ぶ。 社会心理学概論 (13B1117) 【教育主】, 【心理主】, 【心理副A(人社学生用)】 , 【心理副B(人社以外学生 用】, 鈴木 佳苗 【教育主】, 【心理 主】, 【心理副A(人社学生 用)】, 【心理副B(人社以 外学生用】 Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 心理学コース 2.0単位 社会心理学では、社会的な状況で人がどのように考え、どのように感じ、 どのように行動するのかを実証的に研究している。この授業では、「人の 印象はどのように形成されるのか(個人内過程)」「人を説得するにはど のようにすればいいのか(対人・相互作用過程)」「人は集団の中で他者 からどのような影響を受けているのか(集団)」、メディア利用の影響な ど、幅広い研究分野の理論や研究知見について概説する。 発達心理学概論 (13B1118) 【教育主】, 【心理主】, 【心理副A(人社学生用)】 , 【心理副B(人社以外学生 用】, 上原 泉 【教育主】, 【心理 主】, 【心理副A(人社学生 用)】, 【心理副B(人社以 外学生用】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 心理学コース 2.0単位 発達心理学の基礎的な知見や理論を紹介する。また、子育て論、関連す る養育や教育の問題についても随時触れる。幼少期の基礎的な心理や行動 の発達に関する知識と発達心理学の研究法を身につけることを目指す。 臨床心理学概論 (13B1119) 【教育主】, 【心理主】, 【心理副A(人社学生用)】 , 【心理副B(人社以外学生 用】, 大森 美香 【教育主】, 【心理 主】, 【心理副A(人社学生 用)】, 【心理副B(人社以 外学生用】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 心理学コース 2.0単位 臨床心理学は、心理的な問題の解決や援助の方法の確立をめざした学問領 域である。近年では、“こころ”の問題のみならず身体的な問題の解決に も応用されている。本授業では、 現代社会で問題としてしばしばとりあ げられる、うつ、精神疾患、ストレス、摂食障害など心理的な問題にふれ ながら、臨床心理学の全体構造、異常心理学の概要、心理的援助の方法に ついて理解を深めることを目的としている。 認知心理学概論 (13B1120) 【教育主】, 【心理主】, 【心理副A(人社学生用)】 , 【心理副B(人社以外学生 用】, 池田 まさみ 【教育主】, 【心理 主】, 【心理副A(人社学生 用)】, 【心理副B(人社以 外学生用】 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 心理学コース 2.0単位 心理全教員 内藤 俊史 石口 彰 菅原 ますみ 坂元 章 上原 泉 大森 美香 具体的には、次の4つのポイントについて学習を進める: 1)臨床心理学の全体構造 2)異常心理学 3)アセスメントの方法 4)心理的援助の方法 人間の認知情報処理過程(パターン認知、注意、学習・記憶、知識表現な ど)に関して、神経生理学、計算理論、行動科学的側面から平易に解説す る.また、簡単な実験やデモを通して、人間の認知的特性を体験的に学ぶ 。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 心理学基礎演習(理論) (13B1123) 【心理主】, 【心理主】 Ⅱ 前期 心理学コース 2.0単位 心理学に関する幅広い知識と人間に関わる事象について論理的・分析的に 考える力を習得することを目的とする。具体的には、心理学の諸領域(認 知、発達、教育、社会、臨床)の基礎的文献の購読、学生によろ発表、討 論、講義を行う。 Ⅱ 後期 心理学コース 2.0単位 心理学の諸領域の基礎や研究についての専門書(英文)を講読する。英文 講読の仕方,専門用語の理解,レジュメの作成法,プレゼンテーションや ゼミでの討論の仕方を習得することを目標とする。 Ⅱ 前期 心理学コース 2.0単位 教育心理学、社会心理学、発達心理学、パーソナリティ心理学、臨床心理 学、認知心理学における心理測定・実験・調査の基本技術の習得を目的と する。5個程度の種目それぞれについて、心理検査・実験・調査の実習を 行う。各種目において、受講者それぞれが実験者や被験者の立場をとりな がらデータを収集し、実験レポートをまとめる。 Ⅱ 後期 心理学コース 2.0単位 心理学基礎実験演習Ⅰとともに、教育心理学、社会心理学、発達心理学、 パーソナリティ心理学、臨床心理学、認知心理学における心理測定・実験 ・調査の基本技術の習得を目的とする。5個程度の種目それぞれについて 、心理検査・実験・調査の実習を行う。各種目において、受講者それぞれ が実験者や被験者の立場をとりながらデータを収集し、実験レポートをま とめる。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 道徳性の発達と道徳教育について、これまでに提案されてきた理論を解説 する。特に、Piaget, J.、Kohlberg,L.の認知論的発達理論に焦点を当て 、それらの理論の特徴と限界について解説する。また、最近の道徳性につ いての研究の動向を示す。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 この授業では、講義と演習を通じて、メディアの影響問題を中心に、メデ ィア心理学について学習する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 本学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成 」(2007 2011年度)では、社会的格差と人間発達に焦点を当て、社会学 、教育学、心理学を組み合わせた学際的な観点から、様々な研究を行って きました。本講座はその成果を本学教育に還元することを目的としていま す。 講座A「子どもの発達に見る格差:地域・学校・家庭」では、幼児期か ら青年期に至る子どもの発達過程に伴う格差について集中的に取り上げて いきます。幼児期の言語発達に見られる格差、幼児∼児童期の養育環境の 違いがその後の発達に与える影響、中高生におけるクオリティオブライフ などの格差の現状、青少年とメディアとの関わりが引き起こす諸問題、進 路選択における格差の形成といった話題について、各分野を専門とする講 師がグローバルCOEプログラムの研究成果を元に講義を行います。これに より社会の様々な側面に存在する格差について理解を深め、今後考えてい くきっかけとなることを目標とします。 菅原 ますみ 大森 美香 心理学基礎演習(応用) (13B1124) 【心理主】, 【心理主】 田中 麻未 心理学基礎実験演習Ⅰ (13B1125) 【心理主】, 【心理主】 心理学コース全教員 上原 泉 大森 美香 内藤 俊史 石口 彰 菅原 ますみ 坂元 章 心理学基礎実験演習Ⅱ (13B1126) 【心理主】, 【心理主】 心理学コース全教員 上原 泉 大森 美香 内藤 俊史 石口 彰 菅原 ますみ 坂元 章 教育心理学特殊講義Ⅰ (13B1127) 内藤 俊史 社会心理学特殊講義Ⅰ (13B1131) 坂元 章 社会心理学特殊講義Ⅳ (13B1134) 菅原 ますみ 松本 聡子 王 杰 猪股 富美子 室橋 弘人 瀧田 修一 科目名 (授業コード) プログラム 教員 発達心理学特殊講義Ⅳ (13B1138) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 他者と関わり集団生活を営む形に進化してきた人間。近年,社会的な存在 である人間は,他者とのコミュニケーションにかかわる認知的に高度なプ ロセスも,自動的に行っていることが明らかにされている。しかしここで 疑問なのは,そのような認知パターンが人間に普遍的に見られるのか,あ るいは生まれ育つ文化によって異なるのか,ということである。本授業で は,人間の発達と進化と文化の両観点から捉えることにより,ヒトとはど のような存在なのかという問いに迫る。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 【授業のテーマ】 家族関係と精神病理の発達 【授業の到達目標】 以下の基礎的知識の修得を目標とする: ① 87H5 98,X,ノ ネュIJル$(,h彿 ュhナx,h,ネュi ク, (*(,H,ネョ )4凉ミ 解の獲得 ② 9Uノ4 V yリ,ネ・Iwh,hニ ネ8 4ィ6ィ5 ,亊h+x.舒 )4倬hリ ,ネ ケ; ③ 家族関係に関するダイナミックな視点の獲得 【授業の概要と方法】 生涯にわたる人間の心理的発達を踏まえ、個人の精神病理の発現と家族関 係とのかかわりについて論じる。受講生に対しては、発達心理学概論およ び臨床心理概論を履修していることを期待するが、初学者がいる場合には 適宜基本的事項を補足しながら進めていく予定である。テーマごとに受講 者間での討論をおこなう。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 本学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成 」(2007 2011年度)では、社会的格差と人間発達に焦点を当て、社会学 、教育学、心理学を組み合わせた学際的な観点から、様々な研究を行って きました。本講座はその成果を本学教育に還元することを目的としていま す。 講座Bでは、ジェンダーをめぐる格差が当該社会文化でどのように形成さ れたのかを、歴史的かつ国際的な比較を加えながら検討することを目的と します。具体的には、日本、中国、東南アジア、ドイツについて、教育、 家族、経済、政策、権力など多様な視点を切り口に、ジェンダーの格差構 造を6人の研究者が講義します。最終回では、それぞれの社会におけるジ ェンダーをめぐる格差の形成と構造の特色を、シンポジウム形式で比較・ 検討します。ジェンダーをめぐる格差に対する積極的な関心をもち、それ が自分の生活とどのように関わっているのかを考えられるようになること が、この講義の到達目標です。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 人間の高次認知機能のひとつである「思考」を中心に、そのメカニズムに 関する理論やモデルを平易に解説する。授業では簡易実験や演習を行うこ とで、実際に「考える」体験を通して理解を深めることに努める。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 道徳性とその発達というテーマの下に、文献検索そして英語論文の理解の 能力を高めることを目的とする。 教育心理学演習(基礎) (13B1149) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 内藤 俊史 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 思いやり行動やその発達研究の現状と課題を理解する 社会心理学演習(応用) (13B1151) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 社会心理学の分野における先端的あるいは重要な学術論文を講読し、社会 心理学の研究知見、研究方法、論文の書き方、発表の仕方などについて学 習を深める。扱う論文のリストは、授業時に配布する。実験や調査の実施 やデータ分析を行う。 清水 由紀 臨床心理学特殊講義Ⅰ (13B1139) 菅原 ますみ 臨床心理学特殊講義Ⅳ (13B1142) 菅原 ますみ 王 杰 原 葉子 河田 敦子 松本 聡子 瀧田 修一 認知心理学特殊講義Ⅰ (13B1143) 池田 まさみ 教育心理学演習(応用) (13B1148) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 内藤 俊史 長谷川 真里 坂元 章 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 社会心理学演習(基礎) (13B1152) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 坂元 章【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 社会心理学の分野における基礎的な文献を講読し、社会心理学の研究知見 、研究方法、論文の書き方、発表の仕方などについて学習を深める。扱う 文献のリストは、授業時に配布する。 発達心理学演習(応用) (13B1154) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 発達心理学に関する演習。文献購読、コーディングやデータ分析演習(観 察データなど含む)、実習と発表(可能であれば簡単な調査などの実施も 検討)を通して、実験・調査を計画、実行、分析する力を養う。 発達心理学演習(基礎) (13B1155) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 大神 優子 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 発達心理学の主要な知見について、どのような方法でその知見が得られた のか具体的な「実験」を学びながら考える。実験論文の読み方・レジュメ の作り方なども学ぶ。最終的には、先行研究について批判的な読み方がで きること、また、自分の意見を他者にわかりやすく・説得的にプレゼンで きるようになることを目指す。 臨床心理学演習(理論) (13B1156) Ⅱ ∼ Ⅳ 前集中 心理学コース 2.0単位 臨床心理学的研究に求められる研究法の基礎,統計的検定の基礎と実際, 統計的検定の結果の読み方,論文・レポートの書き方を習得することを目 的とする。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 心理学研究では,観察,実験,調査によって得られたデータを数量化し, 統計的な手法を用いて分析することによって客観的に結果を記述すること が欠かせない。臨床心理学研究でも,これは同様である。本授業では,臨 床心理学研究において,特に重要な統計的手法である,平均値の差の検定 ,一元配置の分散分析,因子分析,重回帰分析を,グループ実習形式で, 実際に統計ソフトSPSSを使いながら学習を進める。 臨床心理学演習(基礎) (13B1158) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 松浦 素子 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 発達精神病理学、臨床心理学に関する文献を講読し、不適応的な心理や行 動の出現や出発について理解や考察を深めることを目的とする。同時に、 上記の領域における実証研究を読み解き、データ解析への理解を深め、批 評的に考え、プレゼンテーションやライティングを通して自らの考えを発 信する力を養う。 認知心理学演習(応用) (13B1160) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 プログラミングソフト及び心理学実験用ソフトを利用して、基本的な認知 心理学実験の手法を習得する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 認知心理学の日本語演習テキスト用い、認知心理学の主要なテーマ「視覚 」「記憶」「言語」「思考」それぞれについて、扱われる問題と基本的な 理論を理解する。さらに、各理論と関係する具体的な実験研究の紹介を通 して,実験の組み立てについての理解を深める。 また、授業ではほぼ毎回、各自に異なる課題がホームワークとして課され る。ホームワークの遂行と発表を通して、学んだ知識をもとに論理を展開 する力を養うことも目的とする。 上原 泉 川島 亜紀子 臨床心理学演習(応用) (13B1157) 菅原 ますみ 大森 美香 石口 彰 認知心理学演習(基礎) (13B1161) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 薬師神 玲子 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 教育心理学研究法Ⅱ(基礎) (13B1164) Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 具体的な心理学の研究の進め方や論文の書き方について学ぶことを目的と する。 基本的には、実際に行われつつある研究(教育心理学関係の4年生の卒業 論文のテーマや教員の関わる研究テーマ)が、そのままこの授業のテーマ となる。具体的な論文作成の過程における問題に関わることによって、論 文のテーマの設定、文献検索、実験・調査目的の設定、方法結果の統計的 処理について、具体的な形で学ぶことを 目的とする。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 具体的な心理学の研究の進め方や論文の書き方について学ぶことを目的と する。基本的には、実際に行われつつある研究(教育心理学関係の4年生 の卒業論文のテーマや教官の関わる研究テーマ)が、そのままこの授業の テーマとなる。具体的な論文作成の過程における問題に関わることによっ て、論文のテーマの設定、文献検索、実験・調査目的の設定、方法結果の 統計的処理について、具体的な形で学ぶことを目的とする。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 社会心理学研究法2(応用)とともに、社会心理学の研究論文を読み、実 際に研究を計画、実施し、その成果を論文にまとめることを通して、社会 心理学の研究法を習得する。履修には、社会心理学やデータ分析について の基本的な知識が必要である。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 社会心理学研究法2(基礎)とともに、社会心理学の研究論文を読み、実 際に研究を計画、実施し、その成果を論文にまとめることを通して、社会 心理学の研究法を習得する。履修には、社会心理学やデータ分析について の基本的な知識が必要である。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 発達心理学の卒業論文執筆に必要な、知識、研究手法(実験、調査、観察 、質問紙法)、基礎技術の獲得を目指す。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 卒業論文の執筆に必要な技術を獲得する。研究手法、分析技術、論文執筆 、発表技術を身につける。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 臨床心理学および健康心理学の研究方法の習得・研究遂行を通して、人間 行動への科学的アプローチを身につけることを目的とする。具体的には、 研究テーマの選択、文献購読、研究計画の立案、データ収集および分析を 行い、論文(卒業論文)を執筆する。実証方法のみにとどまらず、効果的 なプレゼンテーションや論理的なライティングの習得も目標とする。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 臨床心理学および健康心理学の研究方法の習得・研究遂行を通して、人間 行動への科学的アプローチを身につけることを目的とする。具体的には、 研究テーマの選択、文献購読、研究計画の立案、データ収集および分析を 行い、論文(卒業論文)を執筆する。実証方法のみにとどまらず、効果的 なプレゼンテーションや論理的なライティングの習得も目標とする。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 臨床心理学、パーソナリティ心理学、発達精神病理学の研究法について学 び、各自の研究テーマに関する文献研究および研究計画の作成を行う。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 臨床心理学、パーソナリティ心理学、発達精神病理学等に関する各自の研 究を実施し、卒業論文を完成させる。 内藤 俊史 教育心理学研究法Ⅱ(応用) (13B1165) 内藤 俊史 社会心理学研究法Ⅱ(基礎) (13B1168) 講義内容 坂元 章 社会心理学研究法Ⅱ(応用) (13B1169) 坂元 章 発達心理学研究法Ⅱ(基礎) (13B1172) 上原 泉 発達心理学研究法Ⅱ(応用) (13B1173) 上原 泉 臨床心理学研究法Ⅰ(基礎) (13B1174) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 大森 美香 臨床心理学研究法Ⅰ(応用) (13B1175) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 大森 美香 臨床心理学研究法Ⅱ(基礎) (13B1176) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 菅原 ますみ 臨床心理学研究法Ⅱ(応用) (13B1177) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 菅原 ますみ 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 認知心理学研究法Ⅰ(基礎) (13B1178) Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 心理学コース 2.0単位 認知心理学に関連する最新の研究を紹介し、方法論を含めて、討論する。 また、実験用のコンピュータソフトの使い方を習得する。基本的には、4 年生用の授業であるが、3年生で履修希望の場合には、事前に連絡するこ と。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 認知心理学に関連する最新の研究を紹介し、方法論を含めて、討論する。 また、研究法(基礎)を踏まえて、発展的成果を上げる。効果的なプレゼ ンテーションの方法も学ぶ。基本的には、4年生用の授業である。 Ⅲ 前期 心理学コース 2.0単位 心理学の主要領域(教育心理学、発達心理学、社会心理学、認知心理学、 臨床心理学)に関する研究法の実験演習である。著名な実験や調査の英語 論文の講読を通して、1)実証研究を批評的に読む、2)実験や調査の方 法を学ぶ、3)研究結果を読み解く、4)個々の実証研究に対する考察を 深める力を養う。 Ⅲ 後不定期 心理学コース 2.0単位 心理学の諸領域(教育心理学、発達心理学、社会心理学、認知心理学、臨 床心理学)に関する実験演習。心理学の主要領域のなかから1領域を選択 し、その研究方法を実習する。具体的には、文献講読、実験や調査の実施 、プログラミング、データ解析、論文執筆、研究発表などを行う。 心理統計法 (13B1331) 【心理主】, 【心理副A(人 社学生用)】, 【心理副B( 人社以外学生用】, 【心理 主】, 内藤 まゆみ 【心理副A(人社学生 用)】, 【心理副B(人社以 外学生用】 Ⅱ 前期 心理学コース 2.0単位 心理学の研究を行う上で必須となる,統計的なデータ解析手法に関する基 礎的事項について学習する。各種の統計的な記述指標や分析手法における 概念,意義,性質,および実際のデータに適用する際の注意点などについ て的確に理解することを目的とする。 心理学応用実験演習 (13B7500) 【心理主】, 【心理主】 Ⅲ 前期 心理学コース 2.0単位 心理学の主要領域(教育心理学、発達心理学、社会心理学、認知心理学、 臨床心理学)に関する研究法の実験演習である。著名な実験や調査の英語 論文の講読を通して、1)実証研究を批評的に読む、2)実験や調査の方 法を学ぶ、3)研究結果を読み解く、4)個々の実証研究に対する考察を 深める力を養う。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前集中 心理学コース 2.0単位 臨床心理学的研究に求められる研究法の基礎,統計的検定の基礎と実際, 統計的検定の結果の読み方,論文・レポートの書き方を習得することを目 的とする。 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 発達精神病理学および臨床心理学領域において研究を立案・実施のための 基礎を学ぶ。 石口 彰 認知心理学研究法Ⅰ(応用) (13B1179) 石口 彰 心理学応用実験演習Ⅰ (13B1182) 心理全教員 大森 美香 内藤 俊史 石口 彰 菅原 ますみ 坂元 章 上原 泉 心理学応用実験演習Ⅱ (13B1183) 心理全教員 大森 美香 内藤 俊史 石口 彰 菅原 ますみ 坂元 章 上原 泉 心理学コース全教員 大森 美香 内藤 俊史 石口 彰 菅原 ますみ 坂元 章 上原 泉 臨床心理学演習Ⅰ(応用) (13B7501) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 川島 亜紀子 臨床心理学演習Ⅱ(応用) (13B7502) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理主】, 【心理強化】 菅原 ますみ 大森 美香 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 発達心理学の展開 (13B7503) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 清水 由紀 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅲ 前期 心理学コース 2.0単位 他者と関わり集団生活を営む形に進化してきた人間。近年,社会的な存在 である人間は,他者とのコミュニケーションにかかわる認知的に高度なプ ロセスも,自動的に行っていることが明らかにされている。しかしここで 疑問なのは,そのような認知パターンが人間に普遍的に見られるのか,あ るいは生まれ育つ文化によって異なるのか,ということである。本授業で は,人間の発達と進化と文化の両観点から捉えることにより,ヒトとはど のような存在なのかという問いに迫る。 認知心理学の展開 (13B7504) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 池田 まさみ 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅲ 後期 心理学コース 2.0単位 人間の高次認知機能のひとつである「思考」を中心に、そのメカニズムに 関する理論やモデルを平易に解説する。授業では簡易実験や演習を行うこ とで、実際に「考える」体験を通して理解を深めることに努める。 社会心理学の展開 (13B7506) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 坂元 章【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅲ 後期 心理学コース 2.0単位 この授業では、講義と演習を通じて、メディアの影響問題を中心に、メデ ィア心理学について学習する。 教育心理学特殊講義 (13B7510) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 内藤 俊史 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 道徳性の発達と道徳教育について、これまでに提案されてきた理論を解説 する。特に、Piaget, J.、Kohlberg,L.の認知論的発達理論に焦点を当て 、それらの理論の特徴と限界について解説する。また、最近の道徳性につ いての研究の動向についての研究を示す。 臨床心理学特殊講義 (13B7512) 【心理主】, 【心理強化】, 【心理副A(人社学生用) 】, 【心理副B(人社以外学 生用】, 菅原 ますみ 【心理主】, 【心 理強化】, 【心理副A(人社 学生用)】, 【心理副B(人 社以外学生用】 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 心理学コース 2.0単位 【授業のテーマ】 家族関係と精神病理の発達 【授業の到達目標】 以下の3点の修得を目標とする: ①ライフスパンでの人間発達と家族関係との関連性についての基礎的理解 講義内容 ②代表的な精神病理の概要と形成メカニズムに関する基礎的事項 ③ 家族関係に関するダイナミックな視点 【授業の概要と方法】 生涯にわたる人間の心理的発達を踏まえ、個人の精神病理の発現と家族関 係とのかかわりについて論じる。受講生に対しては、発達心理学概論およ び臨床心理概論を履修していることを期待するが、初学者がいる場合には 適宜基本的事項を補足しながら進めていく予定である。テーマごとに受講 者間での討論をおこなう。 文教育学部 舞踊教育学コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 卒業論文 (13B0100) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅳ これまで学習してきたことを元に、自らの興味・関心の深い分野において 通不定期 研究を行い、その成果を論文としてまとめる。 舞踊教育学コース 8.0単位 舞踊全教員 舞踊芸術学 (13B1506) 【舞踊副】, 【舞踊副】 Ⅱ 後期 舞踊教育学コース 2.0単位 舞踊を歴史的に概観し、その身体文化である舞踊を理論的に学び、上演芸 術としての舞踊と対応させながら社会に開かれた身体について考察できる ようにする。また、上演芸術としての舞踊作品をいくつか取り上げ、その 作家の舞踊思想と作品の特徴を考察する。 猪崎 弥生 民族舞踊学 (13B1507) 【舞踊副】, 【舞踊副】 Ⅱ 日本と東南アジア地域の舞踊を取り上げ、その文化、社会的な背景につい 前期 ての認識を、文献購読等により高める。併せて、映像資料などを通して、 舞踊教育学コース 舞踊の鑑賞、舞踊動作分析の方法についても学ぶ。 2.0単位 中村 美奈子 スポーツ人間学 (13B1510) 【舞踊副】, 【舞踊副】 Ⅱ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 新名 謙二 体育原理 (13B1511) 【舞踊副】, 【舞踊副】 人間とスポーツとのかかわりあいについて、社会学・経済学の視点から分 析します。社会学の視点からはスポーツの功罪について、経済学の視点か らは公共部門によるスポーツへの支援の必要性について分析します。また 、スポーツ政策に関連してスポーツマネジメントについても取り扱います 。 Ⅱ 体育学の専門用語の理解を通して、体育・スポーツの教育的意義、運動文 後期 化財としてのスポーツや舞踊の機能・役割について論議できるよう自身の 舞踊教育学コース 観点を形成できることが目的である。 2.0単位 杉山 進 動作学 (13B1512) 【舞踊副】, 【舞踊副】 水村 真由美 モダンダンス・テクニック(初級) (13B1513) Ⅱ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 我々の身体の動きには、無意識に行うものと意識的に行うものの大きく2 種類に分けることができる。動作学では、こうした人間の動きを身体の中 の機能(生理学)および表出された動作の力学的メカニズム(バイオメカ ニクス)から定量的に記述するための身体運動のしくみを概説し、人間の が行う動きを多角的に解析するための基礎的な知識を身につけることを目 的とする Ⅰ 正しい身体の使い方を理解し、モダンダンスの基礎的技能を習得する。 前期 舞踊教育学コース 1.0単位 猪崎 弥生 モダンダンス・テクニック(中級)Ⅱ (13B1516) Ⅰ ∼ Ⅳ 身体構造の理解とダンスクラッシックの基礎と応用を学び、動きの初動、 前期 連動、ダイナミズム、体重移動を 舞踊教育学コース 修得すると共に、複雑な動きに対応できる柔軟性と強い身体を作る。 1.0単位 能美 健志 舞踊創作法実習(舞踊構成法) (13B1518) Ⅱ 舞踊の時間的、空間的構成法について学習し、作品創作の群舞構成に関す 後期 る課題創作を行う。 舞踊教育学コース 1.0単位 猪崎 弥生 舞踊創作法実習(即興創作) (13B1519) 猪崎 弥生 Ⅰ 舞踊創作の基本的段階に視点をおき、動きと音楽、リズム、動きとイメー 後期 ジを課題とした即興表現や作品創作を通じて、舞踊創作の方法を探る。 舞踊教育学コース 1.0単位 科目名 (授業コード) プログラム 教員 舞踊創作法実習(舞踊上演・制作) (13B1520) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅲ 舞踊上演に関する諸演出(音楽・美術・照明)と舞台制作について実習し 後期 、舞台での作品上演を行う。 舞踊教育学コース 2.0単位 猪崎 弥生 舞踊教育法実習(初等教育) Ⅰ ∼ Ⅳ (13B1521) 前期 【舞踊副】, 【舞踊副】 舞踊教育学コース 1.0単位 柴 眞理子 舞踊教育法実習(中等教育) Ⅲ (13B1522) 後期 【舞踊副】, 【舞踊副】 舞踊教育学コース 1.0単位 柴 眞理子 舞踊上演法実習(初級) (13B1526) 自分のからだがどんな格好をして、どんな動きができるのかを探究し、そ のような格好をしたり、動いた時、どんな気持ちがするのか、また、それ を友達とした時にはどんな気持ちがするのか(動きとイメージとつながり )を体験的に理解し、表現運動の体験が、子どもの発達の諸側面とどのよ うな関わりがあるのかを考察する。 また,このような実習を通して,舞踊教育の学習内容とその指導方法を 理解し,身につける。 発想のトレーニングと身体の多様な動きの可能性の探究をベースに、舞踊 の表現性に関する知識と技法を体得することを目標とする。更に、舞踊運 動を構造化し,舞踊の見方,評価方法について考え,個性の生きた個人創 作とグループ創作を実習する。また,このような実習を通して,舞踊教育 の学習内容とその指導方法を理解し,身につける。 Ⅰ ∼ Ⅳ モダンダンスの基礎的・基本的技術を生かしながら、応用的表現技術を習 前期 得する。最終的には作品創作と舞台上演を行う。 舞踊教育学コース 1.0単位 猪崎 弥生 舞踊・運動科学研究法入門 Ⅱ 卒業研究に向けての研究法の手引きである。舞踊教育学コースの全教員が (13B1532) 後期 担当し、舞踊及び運動科学の領域における研究法について、それぞれの専 【舞踊副】, 【舞踊副】 舞踊教育学コース 門の立場から解説する。 2.0単位 舞踊全教員 舞踊芸術学実験演習 (13B1533) 【舞踊副】, 【舞踊副】 Ⅲ 舞踊学に関する研究論文の講読を通して、研究方法についての理解を深め 前期 、主として舞踊芸術学、舞踊教育学の観点からの課題研究を行う。 舞踊教育学コース 2.0単位 猪崎 弥生 民族舞踊学実験演習 (13B1534) 【舞踊副】, 【舞踊副】 Ⅲ 民俗芸能や舞踊研究のための野外調査法と、映像資料の作成、分析方法を 前期 、演習・実習を通して学ぶ 舞踊教育学コース 2.0単位 中村 美奈子 スポーツ人間学実験演習 (13B1537) 【舞踊副】, 【舞踊副】 Ⅲ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 本演習では,下記教科書に沿って、スポーツ人間学の基礎的な概念につい て理解を深めることを目的とします。教科書の指定された章について担当 者1名と代表質問者1名ずつを決め,発表者の説明に基づいて質疑応答を 行います。質疑には代表質問者を中心に全員が参加します。担当者はテキ ストを単に要約するだけでなく、他の資料も参照して担当部分について十 分に理解しておくことが要求されます。 最終レポートでは、学習したことをもとに、具体的な研究計画を作成し提 出することになります。 Ⅲ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 本演習では、人間の身体の動きを解析するための力学的・生理学的手法を 、その手法の原理から手法を活用するための技術に至るまでを、全般にわ たって学ぶ。授業は、動作解析や運動中の各種生理応答を調査・解析する 実験実習と、動作学に関連する研究論文(英文)抄読の2つを中心に進め る。 新名 謙二 動作学実験演習 (13B1538) 【舞踊副】, 【舞踊副】 水村 真由美 科目名 (授業コード) プログラム 教員 スポーツ文化論演習 (13B1539) 【舞踊副】, 【舞踊副】 履修年次 学期 クラス 単位数 Ⅲ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 スポーツはわれわれの現代生活にとって不可欠の文化の一つとなっている 。オリンピックを始めとしたエンターテイメントとしての競技スポーツに 留まらず、健康、福祉、教育、思想、倫理、政治、経済、テクノロジー、 地域社会、衣服、スポーツドリンクなど、その関連分野は現代生活のあら ゆる領域に及んでいる。 この授業では、こうした現代のスポーツ文化についての理解を深めると 同時に、スポーツの文化研究の方法についても理解を深めることが求めら れる。そして最終的な目標は、授業を通じて自らの関心領域と対象を明確 にして、研究目的を含めた研究計画を作成し報告することである。 まずは基本的文献を輪読することから始めるが、メディアスポーツに関 連した論文や単行本も多く扱いながらディスカッションしてゆく。毎回、 前週に配付する資料(英語文献含む)を各人がまとめてきて、ディスカッ ションの後、レポート(担当者による)することが課題である。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 舞踊教育学コース 1.0単位 人間の動きは走る・投げる・跳ぶなど陸上競技の動作が基本になっている 。子供たちに身体の基本的な動きやスポーツの基礎となる良い動きを習得 させるために、陸上競技の動きづくりについて学ぶ。そして自ら身体を動 かすことで経験的、体験的に陸上競技に触れ、体を動かすことの楽しさを 感じとる。また、陸上競技の様々な種目について、指導法のポイントをつ かみ、教育現場に生かせるようにすることを目標とする。 杉山 進 陸上競技 (13B1540) 沼澤 秀雄 球技(教材研究) (13B1545) 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅳ バスケットボールの競技特性を学び、実技を通して基礎的技術を習得し、 前期 ゲーム運営、指導法を学習することを目的とする。 舞踊教育学コース 1.0単位 石原 明美 スキー実習 (13B1547) Ⅰ ∼ Ⅳ 後集中 舞踊教育学コース 1.0単位 授業の目的は、スキーの技能を高めるだけでなく、安全で適切な指導法を 習得することにある。そのために、実習計画・準備・指導・評価の方法、 雪山の自然に関する知識、集団行動の規律指導、安全教育、運動学習につ いての科学的根拠および実践的な指導知識を学ぶ。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 舞踊教育学コース 1.0単位 バレエの技法(ダンス・クラシック)を学び個人の身体に対する意識を高 め、基礎技術の習得をする。 それぞれの芸術性、身体能力、個性、音楽性、テクニック、コントロール 、コーディネーションなどを向上させることが目標です。 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 舞踊教育学コース 1.0単位 舞踊を創作する視点から、音楽及び音響的な側面を考える。一方では「舞 踊の中で音楽はどのようにあるのか」という理論的概念的な思考訓練を行 う。他方、実習的な内容としてはMDやパソコンを使用した音楽編集の技術 も習得する。最終的には各人が、自分の舞踊音楽の作品を作るところまで 達成したい。 Ⅱ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 人間の身体は、骨格、筋肉、さまざまな臓器および組織によって構成され ている。それらの機能を学びながら、運動中にそれらの諸機能がどう関わ りあうかを、具体的な例を絡めて学ぶ。運動に関わる学問を行うための解 剖学的基礎知識を習得することを目的とする。 生理学(運動生理学を含む) Ⅱ (13B1554) 後期 【舞踊副】, 【舞踊副】 舞踊教育学コース 2.0単位 我々が行う運動の多くは、運動を行おうとする意志と、それによって発現 する筋収縮によって成立する。運動の中には、意志とは無関係に行われる ものもある。人間が運動を行う際の生理学的メカニズムに関して、主に神 経系および呼吸循環器系機能から学ぶ。 佐々木 玲子 新名 謙二 バレエ実習 (13B1549) 安達 悦子 舞踊音楽構成法 (13B1551) 石渕 聡 解剖学 (13B1553) 【舞踊副】, 【舞踊副】 水村 真由美 水村 真由美 病理学 (13B1558) 渡辺 博 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 この講義では小児の疾患を中心に取り上げる。代表的な疾病に関し、その メカニズムを理解するとともに、それを通じて身体の生理的機能に関して も理解を深めることを第一の目標とする。方法論としては古典的な病理学 に止まらず、分子生物学、生理学、薬理学など広範な視点から疾患を捉え るようにする。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 学校安全と救急看護 (13B1559) 増島 篤 舞踊学特殊講義 (13B1560) 【舞踊副】, 【舞踊副】 履修年次 学期 クラス 単位数 Ⅰ ∼ Ⅳ スポーツの現場で起こる怪我(スポーツ外傷・障害)について解説する。 前期 舞踊教育学コース スポーツ外傷・障害の予防、現場での応急処置について解説する。 2.0単位 以上から、スポーツ指導者として最低限必要とすべき「現場でのスポーツ 医学」の修得を目標とする。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 舞踊記譜法(身体運動記譜法)のひとつである、ルドルフ・ラバンの考案 した「Labanotation」の初級理論を実際に身体を動かしながら習得する。 身体運動の記述・分析ツールとしてのLabanotationの記号体系の習得に重 点をおく。ラバンの他の身体運動理論(Laban Movement Analysis, Effort-Shapeなど)や思想については授業では扱わない。 Ⅲ 後不定期 舞踊教育学コース 2.0単位 卒業論文作成に向けての演習の授業である。受講者は卒業論文の指導を希 望する教員から研究法の指導を受けるとともに、関連文献の講読や予備調 査・実験等の実施を通じて卒業論文作成に必要な能力を獲得していくこと を目標とする。 Ⅰ 後期 舞踊教育学コース 2.0単位 人間の存在を表現する舞踊は、その根源を人間の身体的・精神的・情緒的 な構造にもっている。本講義では、各時代の舞踊と人間の関わりを中心に 、様々な民族の舞踊を取り上げることによって、人間にとっての舞踊の意 義を多面的にとらえることを目標とする。 Ⅱ 後期 舞踊教育学コース 2.0単位 人間の原初的な表現行為である身体表現を基盤に,より高次の精神・身体 活動である舞踊の構造・機能を社会的・文化的文脈から論じる。具体的に は、「身体」「感情」「表現」「創造性」「場」「コミュニケーション」な どをキーワードに舞踊と人間の関わりを論じ、更に、それぞれの臨床場面 (学校・病院・地域・スタジオなど)に関わる具体的な事例について、そ の舞踊活動の内容と方法、及び、その有効性と問題点をとりあげ、それぞ れの臨床場面における舞踊活動の意義を考察する。このように、本講義で は舞踊と人間の関わりを理論的に論じ、且つ、その実践の概説を通して、 舞踊を人間の存在の観点から見つめることを目指している。 Ⅲ 前期 舞踊教育学コース 2.0単位 臨床の現場(学校・病院・地域・スタジオなど)での舞踊の活動の観察、 映像による観察、ならびに創造的芸術体験としての舞踊の活動に関する内 外の文献の講読を通して,それぞれの臨床場面における舞踊活動の意義を 具体的に捉え、考察する。その過程で臨床の現場での舞踊活動を巡る諸課 題について、実践的、科学的、哲学的に研究する様々な手法を学び,その 上で,各自が課題を設定し,その課題の解決にふさわしい研究方法によっ て,レポートを作成し発表する。そして,その課題の設定,研究方法の妥 当性,研究結果について議論し,そこからまた,臨床の現場での舞踊活動 研究の課題を発見する。 中村 美奈子 舞踊・運動科学研究法演習 (13B1565) 講義内容 舞踊全教員 舞踊学概論 (13B1568) 【舞踊副】, 【舞踊副】 柴 眞理子 中村 美奈子 臨床舞踊論 (13B1569) 【舞踊副】, 【舞踊副】 柴 眞理子 臨床舞踊論実験演習 (13B1570) 【舞踊副】, 【舞踊副】 柴 眞理子 体育科教育方法実習(教材研究) (13B1575) Ⅰ 前期 舞踊教育学コース 1.0単位 石原 明美 表現行動論Ⅱ (13B8101) 【舞踊副】, 【グロ文主】, 【グロ文学際】, 【舞踊副 】, 【グロ文主】, 【グロ 文学際】 新名 謙二 Ⅰ 後期 舞踊教育学コース 2.0単位 民族舞踊実習(基礎) (13B8103) 【舞踊副】, 【舞踊副】 Ⅰ 後期 舞踊教育学コース 1.0単位 中村 美奈子 『見るスポーツ』に焦点を当て、表現行動としてのスポーツの特徴を説明 します。前半では主に過去の『見るスポーツ』的な活動を紹介し、スポー ツの支え手が何を目的とし、どのような演出によって感動や興奮を引き起 こしてきたかという観点から説明を行います。後半では現代の『見るスポ ーツ』に注目し、商業化やグローバル化の観点から説明を行います。 文教育学部 音楽表現コース 科目名 (授業コード) プログラム 教員 ソルフェージュ (13B1600) 履修年次 学期 クラス 単位数 Ⅰ 前期 音楽表現コース 2.0単位 主題:主題:音楽家を志す学生、あるいは将来も音楽に関わっていきたい 学生のための音楽基礎形成。 目標:狭義の「ソルフェージュ」(歌唱と基礎訓練)ではなく、さまざま な音楽的アプローチを可能にし得る音楽的素養、音楽的教養とテクニック をつけることがその目的。学生個々の音楽的能力を、期間内に少しでも向 上させることを目指す。 Ⅰ 通年 音楽表現コース 4.0単位 基礎奏法の研究を主体としたピアノ音楽の研究。 Ⅰ 通年 音楽表現コース 4.0単位 声楽基礎、呼吸法、歌唱法の講義及び演習。コンコーネ50番、古典イタリ ア歌曲を実習する。滑らかで自然な呼吸による美しい響きの発声法体得を 目標とする。 Ⅱ 通不定期 音楽表現コース 4.0単位 ピアノⅠ演習を既に履修した者を対象とし、一層の音楽的・技術的向上を めざそうとするものである。個人レッスン。 Ⅲ 通不定期 音楽表現コース 4.0単位 ピアノⅠ演習、Ⅱを既に履修した者を主対象とする。古典から現代に至る ピアノ作品を数多く研究する。個人レッスン。 Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 4.0単位 ピアノⅠ演習、Ⅱ、Ⅲを既に履修した者を主対象とする。音楽史上の各様 式のピアノ作品を研究、発展させる。高度に専門性の高いピアノ演奏技術 を習得しようとする者を対象とする。卒業演奏をおこなうこと。個人レッ スン。(ピアノ演奏学卒業予定者必修) Ⅱ 通年 音楽表現コース 4.0単位 声楽Ⅰで学んだことを基本に、より高度なテクニックと表現力を養う。 Ⅲ 通不定期 音楽表現コース 4.0単位 声楽Ⅰ、声楽Ⅱで学んだことを基礎に、より表現豊かな演奏の研究。個人 レッスン。 Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 4.0単位 古典、ロマン派声楽作品(宗教曲を含む)の研究。及び、ホールにおける 演奏法研究。声楽Ⅰ、声楽Ⅱ、声楽Ⅲで学んだことをより発展・充実させ 、演奏の向上と完成をめざす。卒業演奏をおこなうこと。個人レッスン。 (声楽演奏学卒業予定者必修) Ⅰ ∼ Ⅱ 後期 音楽表現コース 2.0単位 バロック期からロマン派までの音楽における主要な曲種と形式について、 その形態の歴史的変化を各時代の音楽様式との関わりの中で考察する。そ れを通じて、音楽形式の理解、ならびに音楽の諸時代様式を把握すること を目的とする。 野平 多美 ピアノⅠ演習(伴奏を含む) (13B1611) 講義内容 小坂 圭太 声楽Ⅰ演習 (13B1612) 中野 亮子 ピアノⅡ (13B1614) 小坂 圭太 ピアノⅢ (13B1615) 小坂 圭太 ピアノⅣ (13B1616) 小坂 圭太 声楽Ⅱ (13B1617) 栗林 朋子 野々下 由香里 声楽Ⅲ (13B1618) 栗林 朋子 森川 栄子 声楽Ⅳ (13B1619) 栗林 朋子 松田 昌恵 音楽形式論 (13B1689) 【音楽副】, 【音楽副】 井上 登喜子 科目名 (授業コード) プログラム 教員 指揮法 (13B1690) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 音楽表現コース 2.0単位 合唱や合奏など、音楽指導の際に必要な指揮の基本をマスターする。 指揮者の役割とは何かを考え、演奏する側からの指揮の見方も理解する。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 音楽表現コース 2.0単位 Bonnie Wade 著の“Music in Japan”を講読しながら、現在の日本の音楽 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 音楽表現コース 2.0単位 世界の諸民族の音楽について、単なる知識のカタログになるのではなく、 それぞれの音楽に関する様々な考え方、捉え方を理解し、文化的な基盤も 合わせて考察する。教科書としては、徳丸吉彦『民族音楽学』を用いるが 、他にも日本語と英語の文献を使用する。 Ⅳ 後不定期 音楽表現コース 2.0単位 公開の演奏における演奏上の効果、tone color、sound effectsなど、大 ホールにおける実践の重要性と発見について考える。広い空間を使用する 演習授業であり、舞台での経験が新しい発見を生む。(演奏学専攻卒業生 予定者は必須) Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 8.0単位 各指導教員の下、卒業研究を行う。(今年度卒業予定者は必修) Ⅱ 前期 音楽表現コース 2.0単位 世界の多様な音楽様式を「音楽行動」という視点から理解する力を養うこ とを目標とする。ある音楽様式を成立させる要因として、社会や文化に規 定された「音楽行動」が存在することを、音楽の演奏の伝承(学習)のあ りようを検討しながら確認してゆく。成績は、授業内に行う試験や、口頭 発表の内容を評価する。 <読替>08年度生まで。09年度生以降は「音楽学基礎演習Ⅰ」で登録する こと。 Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 4.0単位 卒業論文作成のための演習 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 音楽表現コース 4.0単位 音楽学の近年の研究成果を踏まえ、様々な音楽の概念や接近の仕方を考え る。 卒業論文のテーマを設定するための基礎とする。 Ⅰ 前期 音楽表現コース 2.0単位 近代西洋音楽の理論の中でも中心的な概念であった和声の初歩を、音楽の 様式と絡めながら理解する。また和声の組み立てを実践していくとともに 、楽曲の簡単な和声分析を行う。 Ⅰ 後期 音楽表現コース 2.0単位 音楽史における和声の実践例をみながら、機能和声理論を理解する。また 和声の組み立てを実践していくとともに、楽曲の和声分析を行う。 永原 恵三 アジア音楽理論 (13B1712) 薦田 治子 民族音楽学 (13B1714) 【音楽副】, 【音楽副】 状況を観察し、そのなかに息づく伝統音楽の在り方、その音楽の特徴や歴 史などを考える。特に、能《安宅》、歌舞伎《勧進帳》、映画《虎の尾を 踏む男たち》の音楽の比較を通して、日本音楽における間テクスト性の問 題を扱う。 <読替>08年度生まで。09年度生以降は「アジア音楽論Ⅰ」で登録するこ と。 永原 恵三 卒業演奏研究 (13B1759) 小坂 圭太 卒業研究 (13B1760) 音楽全教員 音楽行動概論Ⅰ (13B1765) 勝村 仁子 比較音楽文化論演習 (13B1768) 永原 恵三 比較音楽文化論 (13B1774) 永原 恵三 作曲原論Ⅰ (13B1778) 山本 裕之 作曲原論Ⅱ (13B1779) 山本 裕之 科目名 (授業コード) プログラム 教員 西洋音楽史Ⅰ (13B1780) 【音楽副】, 【音楽副】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ 後期 音楽表現コース 2.0単位 ヨーロッパ音楽の歴史を単旋律聖歌からルネサンスのポリフォニーに至る までの時期を中心に、西洋における音楽の変化をたどることによって、現 代の様々な音楽を考える上での基本的な概念を捉え、従来の19世紀的音楽 を基準とした音楽観を相対化する。 Ⅱ 前期 音楽表現コース 2.0単位 西洋音楽史の12世紀から16世紀までの中世・ルネサンスのポリフォニー音 楽を中心に、17世紀のバロック音楽成立までの音楽構造の変化をたどる。 そして、音楽と言葉との関係がより近代的なものへと移行する道筋につい ても考察する。英語の教科書を用いて授業を進める。 Ⅰ 後期 音楽表現コース 2.0単位 日本の主要な伝統音楽を成立順にとりあげ、その歴史と音楽の特徴を学ぶ 。それと並行して、楽器、音高理論、楽譜についても考察する。講義を通 じて、現行の伝統音楽の概観を把握することを目標とする。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ 前期 音楽表現コース 2.0単位 音楽を理解する際どのような捉え方が可能なのか、関係する学問領域と方 法論について概観し、様々な研究のあり方とその可能性を考える。ここで はまず、音楽学の諸分野に関する外国語(英語)文献を講読する。その上で 、各自が興味・関心に沿ってレポートを書く。こうした訓練により、専門 用語の習得および調査・研究の基本姿勢を学ぶことを目標とする。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ 前期 音楽表現コース 2.0単位 世界の多様な音楽様式を「音楽行動」という視点から理解する力を養うこ とを目標とする。ある音楽様式を成立させる要因として、社会や文化に規 定された「音楽行動」が存在することを、音楽の演奏の伝承(学習)のあ りようを検討しながら確認してゆく。成績は、授業内に行う試験や、口頭 発表の内容を評価する。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ 後期 音楽表現コース 2.0単位 世界の多様な音楽様式を「音楽行動」という視点から理解する力を養うこ とを目標とする。ある音楽様式を成立させる要因として、社会や文化に規 定された「音楽行動」が存在することを、音楽の演奏の伝承(学習)のあ りようを検討しながら確認してゆく。成績は、授業内に行う試験や、口頭 発表の内容を評価する。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 古典から現代に至る各様式のピアノ作品を学ぶ。より一層の技術的・音楽 的向上を目指そうとするものである。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 音楽表現コース 2.0単位 ピアノ専攻以外で卒業希望の学生(音楽学主専攻で卒業演奏を行う予定の 者を含む)を対象とするピアノ実技。グループレッスンが原則だが、試験 前などを中心に個人レッスンも有り。Aは2年生を主対象とする。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 古典から現代に至る各様式のピアノ作品を学ぶ。より一層の技術的・音楽 的向上を目指そうとするものである。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 音楽表現コース 2.0単位 ピアノ専攻以外で卒業希望の学生(音楽学主専攻で卒業演奏を行う予定の 者を含む)を対象とするピアノ実技。グループレッスンが原則だが、試験 前などを中心に個人レッスンも有り。Bは3年生を主対象とする。 (読替)09年度生以降対象 永原 恵三 西洋音楽史Ⅱ (13B1781) 【音楽副】, 【音楽副】 永原 恵三 日本音楽史概論 (13B1782) 【音楽副】, 【音楽副】 福田 千絵 音楽学研究法 (13B1783) 【音楽副】, 【音楽副】 田崎 直美 音楽学基礎演習Ⅰ (13B1784) 【音楽副】, 【音楽副】 勝村 仁子 音楽学基礎演習Ⅱ (13B1785) 【音楽副】, 【音楽副】 勝村 仁子 ピアノ研究演習AⅠ (13B1786) 御邊 典一 ピアノ研究演習AⅡ (13B1787) 御邊 典一 ピアノ研究演習BⅠ (13B1788) 白石 光隆 ピアノ研究演習BⅡ (13B1789) 白石 光隆 科目名 (授業コード) プログラム 教員 ピアノ研究演習CⅠ (13B1790) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 古典から現代に至る各様式のピアノ作品を学ぶ。より一層の技術的・音楽 的向上を目指そうとするものである。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 ピアノ専攻以外で卒業希望の学生(音楽学主専攻で卒業演奏を行う予定の 者を含む)を対象とするピアノ実技。グループレッスンが原則だが、試験 前などを中心に個人レッスンも有り。Cは4年生を主対象とする。 (読替)09年度生以降対象 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 演奏の基となる楽譜は、同じ曲が様々な出版社から数多く出版されている 。“原典版”でさえも数種類存在することが稀ではない。ここではまず、 楽譜というものが時代によってどのように捕えられていたのか、そして、 出版の際に校訂者はどのような問題意識を持っていたのかを探る。その上 で、演奏の際にそれぞれの楽譜をどのように利用し、どのように読み取っ たらよいのかを、実際の演奏を通して考えていく。具体的には、主にショ パンの作品を取り上げ、エディションについて学び、楽譜を読み取る力を 高めていきたい。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 音楽表現コース 2.0単位 19世紀末から20世紀前半の主要なピアノ作品を、年を追ってみていく形で 概観する。 本年はおおむね1930年代∼1940年代まで。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 音楽表現コース 2.0単位 19世紀末から20世紀前半の主要なピアノ作品を、年を追ってみていく形で 概観する。 本年はおおむね1930年代∼1940年代まで。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通年 音楽表現コース 2.0単位 自分が意図する表現内容を正しく聴衆に伝達するにはどうすればよいのか ?時間の推移や形式、さらには時代様式に対する感覚を正しく演奏に反映 するとはどういう事なのか?といった演奏行為に於いて常に直面する根源 的な問題に対し、実践的なアプローチを行う。 受講生の纏まった楽曲演奏に対する、教員による様々なコンテクストに立 脚した批評を中心に、受講者同士による合評も交え、正しい演奏様式と批 評言語の習得を目指す。ピアノ専攻3年次以上の学生を主対象とする。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 古典から現代に至る各様式のピアノ作品を学ぶ。より一層の技術的・音楽 的向上をめざそうとするものである。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前集中 音楽表現コース 2.0単位 通常は一人で向かい合う事の多い、ピアノという楽器に複数の人間が同時 に向かい合ったらどうなるのか?この素朴な疑問から出発、古今の二台の ピアノの名作を、連弾(一台四手)を手始めに、学ぶ。音楽表現コース以 外の学生で履修を希望するものは事前に担当教員に連絡を取ること(任意 の楽曲を演奏してもらう場合があります)。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後集中 音楽表現コース 2.0単位 ピアノという、他の楽器に比べ一人で完結してしまう場合が多い楽器を弾 く者にとって、他の楽器とのアンサンブルを経験する事は非常に重要であ る。この講義では、本学では日常の学生生活において一般の音大に比べそ の様な機会が少ない事に鑑み、毎年一つずつ楽器を選び、第一線で活躍中 のプロ奏者を招聘しているが、本年度はヴァイオリンとの二重奏を取り上 げる予定。(招聘予定アーチストの都合により変更される場合もありえま す。後期集中講義一覧発表の際に、再度ご確認ください) Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 所謂ピアノの「練習曲集」や「教則本」を題材に、実際に音を出すと同時 に、初心者にそれらを教材として与える場合の指導の要領などについて考 察する。 中川 賢一 ピアノ研究演習CⅡ (13B1791) 中川 賢一 ピアノレパートリー研究AⅠ (13B1792) 岡部 玲子 ピアノレパートリー研究CⅠ (13B1796) 小坂 圭太 ピアノレパートリー研究CⅡ (13B1797) 小坂 圭太 ピアノ演奏法研究AⅠ (13B1804) 野平 多美 ピアノ演奏法研究AⅡ (13B1805) 小坂 圭太 ピアノ合奏研究 (13B1810) 小坂 圭太 室内楽研究 (13B1811) 小坂 圭太 ピアノ指導法研究 (13B1812) 小坂 圭太 科目名 (授業コード) プログラム 教員 歌曲研究AⅠ (13B1814) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅲ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 浜田 理恵 歌曲研究BⅠ (13B1818) Ⅲ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 ドイツ歌曲の主要作品を、音楽と詩の両面から分析・考察。 ドイツ詩の構造や文学的背景を学び、詩の内容を読み取る力を養う。 ドイツ語を正しく発音するだけでなく、詩の内容を汲み取った朗読が出来 るようにする。 これらをふまえ、ドイツ歌曲のより表現豊かな演奏を目指す。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 音楽表現コース 2.0単位 オペラ作品のスコアならびに台本を、音楽的・演劇的・語学的・文学的・ 心理的に研究・分析・考察することを通じて、具体的な身体表現を伴う歌 唱・演技表現法をみずから視覚的に創造する方法論を身につける。ワーク ショップ形式にて創られた歌唱・演技プランを元に各期ごとに行われる試 演会において、聴衆・観客を前にしてその成果を発表する。その過程と成 果が成績評価のもととなる。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 音楽表現コース 2.0単位 オペラ作品のスコアならびに台本を、音楽的・演劇的・語学的・文学的・ 心理的に研究・分析・考察することを通じて、具体的な身体表現を伴う歌 唱・演技表現法をみずから視覚的に創造する方法論を身につける。ワーク ショップ形式にて創られた歌唱・演技プランを元に各期ごとに行われる試 演会において、聴衆・観客を前にしてその成果を発表する。その過程と成 果が成績評価のもととなる。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 実際の舞台におけるオペラの合唱研究。ホールにおける演奏表現について 基礎を学ぶ。 Ⅱ ∼ Ⅳ 通不定期 音楽表現コース 2.0単位 実際の舞台におけるオペラの合唱研究。ホールにおける演奏表現について 基礎を学ぶ。 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 音楽表現コース 2.0単位 声楽を主専攻としない学生を対象にグループレッスン形式で声楽Ⅰで学ん だことの発展を目指す。 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 音楽表現コース 2.0単位 音楽研究の基本となる音楽学の基礎を学ぶ講義。音楽研究に必要な、音楽 文化に関する概念や用語を、日本と西洋の事例を交えて説明し、音楽学の 諸領域を概観する。楽譜と外国語の資料も用いる。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅱ ∼ Ⅳ 後不定期 音楽表現コース 2.0単位 後期ロマン派から20世紀に至る西洋音楽の歴史を、具体的に作品を分析し ながらたどる。 同時に文化的・歴史的背景を合わせて学ぶ。 後期はシェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン、メシアンを中心に講義 ・演習を進め、 日本の作曲家についても言及する。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 音楽表現コース 2.0単位 Bonnie Wade 著の“Music in Japan”を講読しながら、現在の日本の音楽 状況を観察し、そのなかに息づく伝統音楽の在り方、その音楽の特徴や歴 史などを考える。アメリカ人研究者が異文化である日本の音楽をどのよう に捉えるかを見ることにより、日本の大学生が、異文化である西洋音楽と 関わる意味や可能性についても考える。適宜、教科書の予習と関連の日本 語論文の講読を宿題として課す。 次郎丸 智希 オペラ研究AⅢ (13B1832) 服部 容子 オペラ研究AⅣ (13B1833) 服部 容子 演奏身体論AⅠ (13B1838) 飯塚 励生 演奏身体論AⅡ (13B1839) 飯塚 励生 声楽指導法研究Ⅰ (13B1847) 栗林 朋子 音楽学概論 (13B1849) 【音楽副】, 【音楽副】 永原 恵三 西洋音楽史特殊講義Ⅰ (13B1851) 【音楽副】, 【音楽副】 次郎丸 智希 アジア音楽論Ⅱ (13B1855) 【音楽副】, 【音楽副】 薦田 治子 科目名 (授業コード) プログラム 教員 音楽学研究演習 (13B1858) 【音楽副】, 【音楽副】 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅲ ∼ Ⅳ 通年 音楽表現コース 4.0単位 音楽学の近年の研究成果を踏まえ、様々な音楽の概念や接近の仕方を考え る。 卒業論文のテーマを設定するための基礎とする。 また、卒業に向けてのキャリアプランについて、卒業生を招いて考える。 Ⅱ ∼ Ⅳ 前不定期 音楽表現コース 2.0単位 後期ロマン派から20世紀に至る西洋音楽の歴史を、具体的に作品を分析し ながらたどる。 同時に文化的・歴史的背景を合わせて学ぶ。 前期はヴァーグナー、ドビュッシー、ストラヴィンスキー、バルトーク を中心に講義・演習を進める。 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 音楽表現コース 2.0単位 日本および西洋のさまざまな様式や技法による合唱作品を演奏実習する。 合唱行為のもつ身体的側面や社会行動面なども考察し、総合的に合唱の演 奏法を研究および考察する。とくに、合唱行為における個々人の役割と全 体との関係を通じ、音楽全体のなかでの合唱の意味を理解し、参加者各自 が自主的に音楽をつくりあげることを目標とする。 Ⅰ ∼ Ⅱ 後不定期 音楽表現コース 2.0単位 オペラにおける合唱の研究。ホールにおける演奏表現について基礎を学ぶ 。 Ⅰ ∼ Ⅳ 通年 音楽表現コース 2.0単位 楽器に触れ、アンサンブルの実習をする事により、弦楽器についての理解 を深める。弦楽合奏の基本的技術及び心得について学ぶ。 <読替>09年度生以降対象。 Ⅳ 通年 音楽表現コース 4.0単位 卒業論文作成のための演習 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 音楽表現コース 2.0単位 日本音楽の特性を筝の実技を通じて学び、音楽教育における日本音楽教育 の能力向上をはかる。 <読替>11年度生以降対象。10年度生までは「日本音楽演奏法Ⅰ」で登録 すること。 永原 恵三 音楽学特殊講義Ⅰ (13B1859) 【音楽副】, 【音楽副】 次郎丸 智希 合唱演習Ⅰ (13B1861) 西川 竜太 合唱演習Ⅱ (13B1862) 永原 恵三 合奏演習 (13B1863) 高久 淑子 卒業論文演習 (13B1864) 永原 恵三 日本音楽演奏法 (13B8300) 八田 清隆 文教育学部 グローバル文化学環 科目名 (授業コード) プログラム 教員 グローバル文化学総論Ⅱ (13B2002) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅰ ∼ Ⅳ 「グローバル文化学総論」に同じ。 前期 グローバル文化学環 2.0単位 熊谷 圭知 小林 誠 グローバル化と経済 (13B2005) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 足立 眞理子 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 グローバル・ヒストリー (13B2008) 【歴史主】, 【歴史強化】, 【歴史副】, 【グロ文主】 , 【グロ文学際】, 【歴史 主】, 三浦 徹 【歴史強化】, 【歴 史副】, 【グロ文主】, 【 グロ文学際】 Ⅰ ∼ Ⅳ 米国の大学の世界史教科書を用い、古代から現代までのエポックを扱った 後期 論文12本をえらび、現代世界の成り立ちをグローバルな視点から考え、 グローバル文化学環 歴史をみる座標軸を見出す。 2.0単位 文化理論研究 (13B2010) 【地理強化】, 【グロ文主 】, 【グロ文学際】, 【地 理強化】, 【グロ文主】, 【グロ文学際】 向後 恵里子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 「文化」という概念の近代性、文化と植民地主義イデオロギー、文化概念 の多様性と政治性について考察し、また文化人類学、文化社会学、カルチ ュラル・スタディーズなど文化を研究対象とする個別科学の方法論を具体 事例から比較検討し「文化のグローバル化」の意味を明らかにする。 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 移住や越境,混交や包摂/排除を特徴とする現代のグローバルな文化のあ りかたを,「近代」「ディアスポラ」「クレオール」といったキーワード で考える.主にカリブ海および南北アメリカにおける社会史・文化史を学 びながら,わたしたちの生きる現代世界の文化創造と変容の可能性をさぐ りたい. Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 カルチュラル・スタディーズ,ポストコロニアル研究,ディアスポラ研究 などの基本的な概念や方法を学びながら,移住や越境,混交や包摂/排除 を特徴とする現代のグローバルな文化の条件を,身近な事例に即して考え たい.授業はテーマごとに学生の発表を中心にして,教員を交えた全員で 討論しながら進める. クレオール文化論Ⅰ (13B2011) 浜 邦彦 クレオール文化論Ⅱ (13B2012) 浜 邦彦 グローバリゼーションは一方で「恩恵」を、他方で様々な「問題」をも国 境を越えて私たちの生活に波及させる。この授業では、グローバル化がど のように進展してきたのか、その推進主体やメカニズムを学び、1980年代 以降急速に進んだ経済のグローバル化における新しい側面について具体的 事例を用いながら理解する。新しい側面とは「情報」の観点が前面に出て きたことであり、情報のグローバルな取引は「国境」の消失あるいは無意 味化を推し進める。ケーススタディとして、知的財産権をめぐる問題( HIV薬の特許、コンテンツビジネスと著作権など イスラム社会文化論Ⅰ (13B2013) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 三浦 徹 Ⅱ ∼ Ⅳ 中東・イスラム世界のしくみについて、地理環境・宗教・家族・教育・政 前期 治・経済・法・文化・社会秩序などのテーマを取り上げ、さまざまな資料 グローバル文化学環 をてがかりに、他の地域との比較の観点から質疑し、その特徴を考える。 2.0単位 イスラム社会文化論Ⅱ (13B2014) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 三浦 徹 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 イスラム世界に関する論文(日本語、英語)をよみ、参考文献を調べ、報 告し、討論する。2011年にはチュニジアとエジプトでの大きな政治変動( 革命)が始まり、シリアでは動乱がつづいている。イスラム世界の政治・ 社会・文化の多様な動態から、私たちはなにを学ぶことができるだろうか 。 オセアニア社会文化論Ⅰ (13B2015) 【地理強化】, 【グロ文主 】, 【グロ文学際】, 【地 理強化】, 【グロ文主】, 【グロ文学際】 熊谷 圭知 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 「オセアニア」という地域の特質が,伝統や固有の文化ばかりではなく, いかに外部の影響と人びとの主体的な対応による社会変容の過程によって 作られているのかを,内在的に理解することが,この授業の目的です。授 業は,講義と討論から構成します。この授業と対をなすものとして、オセ アニア社会文化論Ⅱを開講します。受講生の皆さんには、できる限り2つ の授業をセットで取っていただくことをお勧めします。たくさんの文献を 読み,優れた考察に触れることを通じて,グローバル化の中のローカルな 地域のあり方について,自分の頭で考える動機とセンスを身につけてくだ さい。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 オセアニア社会文化論Ⅱ (13B2016) 【地理強化】, 【グロ文主 】, 【グロ文学際】, 【地 理強化】, 【グロ文主】, 【グロ文学際】 熊谷 圭知 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 オセアニア社会文化論Ⅰと対をなす授業です。オセアニア文化論Ⅰの進行 に合わせて、受講生の皆さんにオセアニアに関わる文献を報告してもらい 、皆で討論します。オセアニア社会文化論Ⅰの同時履修または既習が受講 の条件となります。 中国社会文化論 (13B2019) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 鈴木 宏尚 Ⅱ ∼ Ⅳ 現在の中国の事情を理解する。併せて、情報収集、討論、発表等のスキル 後期 を向上させることも目標とする。 グローバル文化学環 2.0単位 東南アジア社会文化論 (13B2020) Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 遠藤 元 本講義の研究対象は東南アジアの経済社会である。とりわけ、経済主体( 例えば、農民、労働者、都市住民、消費者、企業、政府など)に焦点を当 てて論じる。一般に、経済事象を分析する方法として経済学があるが、こ の講義では、性急な一般化・抽象化に馴染まない地域的個性を重視し、そ のための方法として、通常の経済学ではなく地域研究的なアプローチを試 みる。地域研究という方法の詳しい説明は講義に譲るとして、ここではさ しあたり、地域という具体的な文脈のなかで対象を理解することだと言っ ておこう。あるいは、地域という文脈のなかでディシプリン(ここでは経 済学)を相対化することと言ってもよい。 本講義の目標は、東南アジアという地域を事例として、異文化の経済社 会を理解するための方法を身につけることである。 地域研究特論 (13B2022) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 萩原 なつ子 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 言語と文化 (13B2025) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 森山 新 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 「言語行動」をテーマに、TV会議システムを用いて海外(韓国、ドイツな ど)の教室とつなぎ、討論することを通して、日本語や外国語での言語ス キル(コミュニケーション、ディスカッション、プレゼンテーション)を 身につけるとともに、他文化・自文化への理解を深め、多文化共生の姿勢 を育成する。 文化と人間関係Ⅰ (13B2026) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 小柳 志津 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 本科目では、日本及び海外での文化接触における対人交流に関して、起こ りうる事象や問題点を異文化コミュニケーション論や心理学、社会学的見 地を取入れながら考えていく。 グローバル化が進む社会では日常的に文化接触が起きているが、そのよう な日常場面においても、また、将来、グローバル社会でのキャリアを考え る上でも重要となる考え方や視点、態度などを習得することを目標とする 。(多文化間人間関係論演習Ⅰと同一内容) 文化と人間関係Ⅱ (13B2027) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 加賀美 常美代 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 卒業論文指導を行う。文化がいかに人間行動や人間関係に影響を及ぼすか を取り上げる。たとえば、異文化接触の問題、解決のための援助活動とソ ーシャルサポート、多文化教育のあり方など、この領域で卒業論文を書く グロ文4年生、3年生のために指導と演習を行う。 グローバル化と日本語教育Ⅰ (13B2028) Ⅲ ∼ Ⅳ TV会議システムを用いて海外(韓国、ドイツなど)の教室とつなぎ、「東 後期 日本大震災と復興支援」をテーマに討論を行うことで、グローバル時代に グローバル文化学環 求められる言語教育のあり方を模索する。 2.0単位 森山 新 グローバル化と日本語教育Ⅱ (13B2029) 森山 新 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 グローバル文化学環の指導学生を対象に行われる卒業研究指導の授業であ る。グローバル時代における言語教育の役割など、グローバル文化学の関 連テーマについて研究を進める。研究のすすめ方、データの取り方、論文 の書き方、発表のしかたなどについても学ぶ。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 身体文化論Ⅱ (13B2033) 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 『見るスポーツ』に焦点を当て、表現行動としてのスポーツの特徴を説明 します。前半では主に過去の『見るスポーツ』的な活動を紹介し、スポー ツの支え手が何を目的とし、どのような演出によって感動や興奮を引き起 こしてきたかという観点から説明を行います。後半では現代の『見るスポ ーツ』に注目し、商業化やグローバル化の観点から説明を行います。 新名 謙二 言語と社会Ⅱ (13B2036) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 荒又 美陽 Ⅱ ∼ Ⅳ 都市パリにみる近現代の社会問題 後期 グローバル文化学環 パリという都市は、古代ローマ時代あるいは中世からのヨーロッパの一都 2.0単位 市でありながら、フランスという国民国家の首都となったことから、近代 都市のモデルとみなされてきた経緯がある。他方、19世紀から20世紀 にかけては、ここは大植民地帝国の母都市でもあった。今もなお、世界で 最も観光客をひきつけるこの都市は、どのような歴史と社会状況に支えら れて現在の姿を形成したのだろうか。 この講義では、中世から現代までのパリの歴史を一気に取り上げ、近現代 フランスにおいてこの都市がいかなる役割を担ってきたのか、そして現在 どのような問題を抱えているのかを示していく。またその作業は、さまざ まな社会問題を考える際に、具体的な都市への現われを見ることの有効性 をも示すことにもつながるだろう。 授業を通して、受講生は、ヨーロッパの都市について考える際の基礎的な 視点を得ることになる。ここから、学期末には、パリと他の都市(ヨーロ ッパに限定しない)を比較し、授業で用いられた概念の有効性を検証する レポートを作成することを課題とする。その準備を兼ねて、各授業内でデ ィスカッションを行うほか、いくつかのテーマについて小レポートを用意 してもらう。評価は、学期末のレポートの完成度を重視する。 多文化共生論 (13B2038) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 加賀美 常美代 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 多文化社会の中で異文化間交流で生じる障壁を分析し、マイノリティの人 々、文化背景の異なる人々が相互理解し共に生きていくために、どうした らよいか考える。地域社会、教育実践現場、医療、法曹関係、国際交流団 体などで活動する人々をゲストスピーカーとして招聘し、「誰一人切り捨 てられない社会」、多様性を尊重していくことは何か、その現状と課題に ついて留学生と討議しながら考えていく。(日本事情ⅣBと同一内容) 国際交流論Ⅱ (13B2040) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 森山 新 Ⅰ ∼ Ⅳ 後集中 グローバル文化学環 2.0単位 世界8か国の8大学が合同で行われる第3回国際学生フォーラムに参加し 、海外からの学生との交流を行うと共に、東日本大震災の被災者や実習参 加者の話を聞き、大震災と復興支援についてグローバルな視点から考え、 発表し、討論する。またグローバル時代の第二言語教育のあり方について 考察する。 国際協力学 (13B2043) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 荒木 美奈子 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 本講義では、国際協力の基本的な概念や仕組み、その背後にある開発理論 ・政策の変遷を、国際機関・国家・NGO等の多様なアクターが担っている 役割に注目しながら概説します。受講生が国際協力の概念や仕組みを理解 しつつ、グローバル化時代における市民による国際協力について考え、行 動に移していくことを目的としています。講義が中心ですが、「開発」の 現場や様々な地域の人びとの暮らしについて具体的なイメージを持てるよ うに、映像資料やゲスト講師による講義などを適宜交えながら授業を進め ていきます。 国際教育協力論 (13B2048) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 浜野 隆 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 国際教育協力とは、発展途上国において社会的・経済的発展のために教育 を量的に拡大させたり、質的に改善させたりすること、及びそのための協 力活動のことをいう。この授業では、(1)国際教育協力の理論、(2) 発展途上国における教育課題、(3)国際教育協力における援助機関の役 割について学ぶ。 授業では、参考文献の購読を通して国際教育協力の枠 組みの理解を深めつつ、援助機関実務者や青年海外協力隊員による講義や 映画などの映像などを通じて、発展途上国の教育や協力の実際に対する理 解を深めることを目指す。 NGO/NPO論 (13B2049) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 小原 優貴 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 本講義では、グローバル時代の途上国における教育と社会の発展のあり方 について、各国の社会的・文化的背景を踏まえて理解することを目的とす る。前半の授業では、途上国の教育にみられる不平等の構造とこうした不 平等の解消を目指す教育政策や教育プログラムについて概説する。また、 グローバル化にともなう幸福感・満足感、能力観の変容、移動や雇用の問 題を教育との関係から分析する。本講義では、急速な経済成長を遂げるイ ンドやバングラデシュ、国民総幸福度を成長指標に掲げるブータンなどの 南アジア諸国をおもに取り上げるが、比較対象として先進諸国の事例も扱 う。後半の授業では、日本の教育経験や途上国への教育支援のあり方を分 析し、最後に、授業で学習したことを踏まえて、グローバル時代の市民性 と教育のあり方について検討する。<読替>教育開発特殊講義(13B1063 )と同一内容。 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 講義内容 国際金融論 (13B2053) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 宮内 篤 Ⅰ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 グローバル化した世界においては、金融や経済に国境はありません。この 講義では、国際金融や国際経済の基本事項を学習しながら、世界的な規模 で生起する金融・経済現象を体系的に理解するために必要な思考のフレー ムワークを構築することを目指します。 国際協力特論 (13B2054) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 北林 春美 Ⅱ ∼ Ⅳ 12B2080国際協力特論 II と同じ。 前期 グローバル文化学環 2.0単位 多文化交流実習Ⅰ (13B2056) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 森山 新 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 夏休みに韓国・同徳女子大学の学生を迎え日本で開催される日韓大学生国 際交流セミナーに参加することを前提とした、TV会議を用いた事前学習授 業である。日韓が抱える問題を選び、そのテーマについて日韓の学生が合 同で事前学習を行ったり、韓国の言語と文化について学習する。またホス ト校として、セミナーの企画立案を行う。 多文化交流実習Ⅱ (13B2057) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 森山 新 Ⅰ ∼ Ⅳ 前集中 グローバル文化学環 2.0単位 7月25日∼8月1日に韓国の同徳女子大学(協定校)の学生を迎え日本 で開催される第9回日韓大学生国際交流セミナーに参加し、討論、野外実 習、合宿などの交流の中で日韓両国の抱える問題について考え、理解を深 める。また学生が主体となって国際交流セミナーを企画・運営する。 日韓セミナー期間中に行うこと:文化体験、グループ別野外実習及び発表 会、文化探訪、合宿(東京3泊、草津3泊)など 地域研究実習Ⅰ (13B2060) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 熊谷 圭知 Ⅱ ∼ Ⅳ 後不定期 グローバル文化学環 2.0単位 グローバル文化学環の教員が、グローバル化する日本社会の多様な現場に 引率し、日帰りで見学・調査を行います。観察や聞き取りなどのフィール ドワークの入門編という意味を持ちます。 年間に5∼6回以上開催されるプログラムのうち、合計で4回以上の参加実 績および事後レポート提出により、評価を行います。 Ⅰ ∼ Ⅳ 通不定期 グローバル文化学環 2.0単位 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の復興支援に参加す ることで、実体験を通じた 多様な学びを行うことが目的である。同時に地域のあり方の内在的な理解 を深める。基本的には、事 前と事後のワークショップを行いながら、現地に滞在して仮設住宅住民の 生活支援を行う。主な観点 は以下。 (1)震災前と震災後の地域のあり方の理解 (2)震災後の地域の新たな公共性の構築への参加 (3)地域住民組織を中心に、ボランティア・NGO、市役所、漁協、地 域企業、学校などとの多様 で濃密なネットワークの構築支援 (4)聞き取りや景観観察などの現地調査 (5)世界の中における地域のあり方の理解 国際協力実習Ⅰ (13B2064) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 熊谷 圭知 Ⅰ ∼ Ⅳ 後不定期 グローバル文化学環 2.0単位 2014年3月にタイにて実施予定の国際協力実習II のための事前学習・準備 を行います。タイ事情(政治、経済、農業、文化、言語など)や訪問先の 農村・NGOについて、参加希望者のイニシアティブを重視しながら学んで いきます。また、滞在に際しての留意点を踏まえ、タイ実習に向けての準 備を進めていきます。国際協力実習IとⅡをセットで受講することが履修 の条件です。実習参加人数に上限があるため、6∼7月に説明会と選考を行 い、参加者を決定します。 国際協力実習Ⅱ (13B2065) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 熊谷 圭知 荒木 美奈子 Ⅰ ∼ Ⅳ 後集中 国際協力実習IIは、2014年3月に1週間程、タイ北部にて実施されます。人 グローバル文化学環 びとの暮らしや自然に触れ、環境保全や人権などに関する住民やNGOの活 2.0単位 動について学びます。フィールド体験を通して、他地域への理解と共感を 深め、自らの思考の枠組みを再構築し、学ぶことの意味を再発見していく ことが期待されます。国際協力実習Ⅰの履修が条件となります。 地域研究実習Ⅲ (13B2062) 小林 誠 小田 隆史 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 フィールドワーク方法論 (13B2068) 【地理強化】, 【社会主】, 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【地理強化】, 【社 会主】, 熊谷 圭知 【グロ文主】, 【 グロ文学際】 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 フィールドワークとは調査対象の存在する場所に身をおいて、一次資料を 集める調査方法です。その方法と理念について学び、実践してもらいます 。主な授業内容は、以下のとおりです。 1)質的調査を旨とするフィールドワークの方法について、その基本的な 概念、各学問分野との関係、および具体的な手法について紹介する。2) 聴き取り(インタヴュー)調査、フィールドノーツの作成についての手法 と課題を、実際に受講生各自が試みながら、習得する、3)海外でのフィ ールドワークの実例の紹介を通じ、その可能性と課題(質的データの吟味 、調査倫理の問題、調査対象者との間の関係等)について、議論する。フ ィールドワークは頭の中だけで理屈をこねていても身に付きません。実際 にやってみてその方法・視点について反省や試行錯誤を繰り返すことが必 要です。授業の終盤ではグループワークで実践したフィールドワークの成 果を報告してもらい、皆で課題を共有したいと思います。 卒業研究 (13B2069) 【グロ文主】, 【グロ文主 】 Ⅳ 後不定期 グローバル文化学環 8.0単位 グローバル文化学環4年生にとって卒業の要件(必修)となります。指導 教員(複数も可)の演習への参加、合同ゼミでの発表等が義務付けられま す。卒業研究の要領、各教員の具体的な指導の方法等については、4月の オリエンテーション時にアナウンスします。 国際協力方法論Ⅰ (13B2078) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 荒木 美奈子 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 国際協力学のアドバンス科目であり、受講者の関心に沿ったテーマを取り 上げ、プレゼンや文献・映像資料等に基づく討論を行います。広義の国際 協力や「開発」を巡る諸課題について専門的に学ぶとともに、プレゼンや 論文執筆の技法を磨いていきます。 国際協力方法論Ⅱ (13B2079) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 荒木 美奈子 Ⅲ ∼ Ⅳ 国際協力方法論Iのアドバンス科目であり、国際協力や「開発」を巡る諸 前期 課題や争点についてさらに深く学び、考察力を養っていきます。グローバ グローバル文化学環 ル文化学環3年生を対象に、卒業研究に向けての指導も併せて行います。 2.0単位 講義内容 グロ文全教員 国際協力特論Ⅱ (13B2081) Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 北林 春美 ヒト、モノの移動に伴って瞬く間に国境を越える鳥インフルエンザの流 行や地球温暖化による健康へのインパクトなど一国では解決できない問題 、グローバル化した社会経済と密接に結びついた健康課題を表す言葉とし て「国際保健(International Health)」に替わって「グローバルヘルス Global Health」が用いられるようになってきた。グローバルヘルスは また、開発途上地域と先進地域との健康格差の解消のための共同の取り組 みを意味する言葉でもある。 本講義では、途上国の健康問題をめぐる国際的議論や国際保健援助の潮 流に関するいくつかのトピックを取り上げ、グローバルヘルスと国際協力 について多面的に考察する。 国際開発論Ⅰ (13B2087) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 吉田 敦 Ⅰ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 本講義では、グローバル経済の進展にともない国際経済が直面しているさ まざまな現象を理解するための基礎的な考え方をわかりやすく解説する。 また、近代資本主義経済の歴史的な形成過程を概観しながら、世界的な貧 困問題や経済格差、地域間不均衡等の構造的な開発問題の理解を深めてい きたい。国際開発の実践的な課題として、発展途上諸国における資源開発 や農地開発、一次産品貿易(フェアトレード)等の現代グローバル経済が 直面している問題を取り上げるとともに、我々の生きる先進諸国経済とど のような関係があるのかについても具体的に解説する。講義資料(プリン ト)の配布の他、パワーポイント、映像を交えながら講義をおこなう。 平和構築論Ⅰ (13B2089) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 小林 誠 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 現代では、国境を越えて生起するさまざまな社会現象が増え、グローバリ ゼーションの実感を人々が持つようになっている。だが、世界が平和に向 かっているとは簡単には言いきれない。この講義では、国際関係を応用的 観点からとらえることで、現代世界の変容の中での平和のあり方について 学ぶ。まず平和構築の伝統的な方法を概括したあと、現代的な課題の学習 へ進む。そこでは、勢力均衡、集団的安全保障、地域紛争、国際機関、地 球市民社会、国際統合などを取り上げる。最終的には「世紀の難問」と呼 ばれる人道的介入の問題を学ぶ。 平和構築論Ⅱ (13B2090) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 小林 誠 Ⅲ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 本格的な専門としての国際関係研究、平和研究を行う。現代世界はどのよ うな構造を持ち、どのように変化しているのか。国家、国際機関、NGO、 多国籍企業などを含んだ多様なアクターの織りなす現代世界を、国際紛争 や国際協力の実例を通して学ぶ。基本文献の精読から始め、順次、応用的 な知識を身につけ、独自の研究力量を高めよう。なお、卒業研究の導入と しての指導を兼ねている。 〈読替〉10B2081 国際協力特論Ⅱ(06,07)で履修 科目名 (授業コード) プログラム 教員 履修年次 学期 クラス 単位数 グローバル文化学方法論 (13B2095) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 三浦 徹 荒木 美奈子 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 グローバル文化学特論 (13B2101) 【グロ文主】, 【グロ文主 】 Ⅲ ∼ Ⅳ 3年生向けの卒業研究の準備科目です。4年生の卒業研究の中間発表をきき 後期 、各自の研究テーマを設定し、研究発表を1月に行います。 グローバル文化学環 2.0単位 講義内容 グローバル文化学環に進学した2年生が、今後自らの研究課題を構想し、 追究するために必要な方法の基礎を身につけることをめざす。具体的には 、①文献探索・情報収集・整理の方法、②文献の読み方、③レポートの書 き方、④フィールドワークの方法、⑤プレゼンテーションの方法、⑥聴き 取り調査の方法、など。グローバル文化学環の2年生には、事実上、必修 の授業です。 グロ文全教員 グローバル文化学総論 (13B8500) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 熊谷 圭知 森山 新 小林 誠 Ⅰ ∼ Ⅱ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 グローバル化する現代社会の中で、私たちの生活はかつてないほど大きく 変質しています。商品や資本や情報が国境を越えて流通し、異なる他者と の接触が増え、多様な文化を越えた協働が求められています。「グローバ ル文化学」を学ぶことは、グローバル化社会を生きるための基本的な構え と態度をつくりだす機会になるでしょう。授業では、学問分野の異なる3 人の教員のリレー講義と討論を通じて、「グローバル文化学」の基本的な 視座と方法を皆さんに理解してもらいたいと思います。 文化変動論Ⅰ (13B8501) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 浜 邦彦 Ⅱ ∼ Ⅳ 前期 グローバル文化学環 2.0単位 移住や越境,混交や包摂/排除を特徴とする現代のグローバルな文化のあ りかたを,「近代」「ディアスポラ」「クレオール」といったキーワード で考える.主にカリブ海および南北アメリカにおける社会史・文化史を学 びながら,わたしたちの生きる現代世界の文化創造と変容の可能性をさぐ りたい. 文化変動論Ⅱ (13B8502) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 浜 邦彦 Ⅲ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 カルチュラル・スタディーズ,ポストコロニアル研究,ディアスポラ研究 などの基本的な概念や方法を学びながら,移住や越境,混交や包摂/排除 を特徴とする現代のグローバルな文化の条件を,身近な事例に即して考え たい.授業はテーマごとに学生の発表を中心にして,教員を交えた全員で 討論しながら進める. 東アジア社会文化論 (13B8503) 【グロ文主】, 【グロ文学 際】, 【グロ文主】, 【グ ロ文学際】 鈴木 宏尚 Ⅱ ∼ Ⅳ 後期 グローバル文化学環 2.0単位 グローバル化と言語教育Ⅰ Ⅱ ∼ Ⅳ TV会議システムを用いて海外(韓国、ドイツなど)の教室とつなぎ、「東 (13B8505) 後期 日本大震災と復興支援」をテーマに討論を行うことで、グローバル時代に 【グロ文主】, 【グロ文学 グローバル文化学環 求められる言語教育のあり方を模索する。 際】, 【グロ文主】, 【グ 2.0単位 ロ文学際】 森山 新 グローバル化と言語教育Ⅱ Ⅲ ∼ Ⅳ グローバル文化学環の指導学生を対象に行われる卒業研究指導の授業であ (13B8506) 後期 る。グローバル時代における言語教育の役割など、グローバル文化学の関 【グロ文主】, 【グロ文学 グローバル文化学環 連テーマについて研究を進める。研究のすすめ方、データの取り方、論文 際】, 【グロ文主】, 【グ 2.0単位 の書き方、発表のしかたなどについても学ぶ。 ロ文学際】 森山 新
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