9 強心薬 六神丸,感応丸 使用上の注意と記載条件 解 説 (守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こ りやすくなる) 本剤を服用している間は,次の医薬品を服用しない こと 他の強心薬 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること あ医師の治療を受けている人。 い妊婦又は妊娠していると思われる人。 2. 次の場合は,直ちに服用を中止し,この文書を持っ て医師又は薬剤師に相談すること あ服用後,次の症状があらわれた場合 関係部位 消化器 悪心・嘔吐 症 状 センソを含有する製剤に記載。 併用することにより,本剤又は併用薬の薬理作用が増強さ れ,副作用が強くあらわれるおそれがある。 あ治療を受けている人は,医師から何らかの薬剤の投与又は 処置を受けており,素人判断で他の薬剤を服用することは, 同種薬剤の重複投与や相互作用等を引き起こすおそれがあ る。 い妊娠時に服用した薬剤は血液中に移り,胎盤を通過して胎 児に悪影響を与えるおそれがあるので,妊婦は安易に薬剤 を服用するのではなく,慎重を期す必要がある。一般に妊 婦は定期的に医師の診察を受けているので,薬剤の服用に 際しては医師に相談すべきである。 あ配合されている成分により,あらわれることが予測される 副作用症状を記載している。このような症状があらわれた 場合は,症状の増悪,重篤な症状への移行を未然に防ぐた め,服用を中止し,医療機関の受診をすすめることが大切 である。なお,服用している薬剤の成分等を専門家に知ら せるため,添付文書等の持参を記載している。 使用上の注意と記載条件 い 5 ~6 日間服用しても症状がよくならない場合 ただし,センソを含有しない製剤の小 児五疳,消化不良,胃腸虚弱等の効能については, 効能を明示して「5 ~6 日間」を「1 ヵ月間」と併記し てもよい。 解 説 い 5 ~6 日間服用しても症状の改善がみられない場合は,他 に原因があることも考えられるので,服用を中止し,専門 家に相談する必要がある。また,神経過敏症状や体質改善 等の場合,ある程度長期間服用することによって効果があ らわれるものであるが,症状,体質等により異なることも 考慮し,これらの効能については 1 ヵ月間位とした。 〔用法及び用量に関連する注意〕 あかまずに服用すること。 センソを含有する製剤に記載。ただし, 散剤,液剤は除く。 い小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のも とに服用させること。 小児の用法及び用量がある場合に記載。 あセンソを含有する固形の製剤をかみ砕くと,センソの成分 (ブファリン及び他のステロイド)の局所麻酔作用により, 舌や口中が一時的に麻痺することがある。
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