建築界に与えたせん断破壊の衝撃

デジタルアーカイブ 1968年十勝沖地震の被害調査と研究
建築界に与えたせん断破壊の衝撃
DVD編集委員会編 青山博之監修
建築構造技術にとって極めて大きな出来事であった
1968年十勝沖地震。
地震としては特に大被害を出したものではなかったが、当時「本建築」といわれていた
鉄筋コンクリート造の校舎が軒並み被害を受けた。
本書は、その被害調査と原因究明の研究をデジタルアーカイブとしてまとめたものである。
この研究により、鉄筋コンクリート造の短柱について、せん断破壊の危険性が明らかに
なり、その成果は建築基準法や日本建築学会の計算規準などに取り入れられ、耐震構造
設計法に大きく貢献した。
「一番本質的な変化は、設計せん断力に曲げ終局時のせん断力を使うようになったこと。
これは大げさにいえばせん断破壊におけるコペルニクス的転回です」と、青山博之東京
大学名誉教授は本DVDインタビューで語っている。
本書には、青山博之東京大学名誉教授のインタビューをはじめ、寄稿や当時の写真、関
連する研究論文等が多数収録されている。
■ コンテンツ
DVD-VIDEO
約35分のインタビュー映像を収録
DVD-ROM
寄稿 36ファイル
研究論文等 37ファイル
写真 149枚
付:青山博之教授最終講義
ブックレット
DVDに収録したコンテンツの概要を紹介
■ 商品内容
映像、データDVDとブックレットからなる書籍
販売開始:2010年11月1日
価 格:1,600円
(税抜)
■ 収録データに関する注意事項
このDVDはDVDビデオとしてだけではなく、エンハンスドDVD
としてパソコンではインタビューおよびPDFのデータがご覧い
ただけます。
Windows推奨環境:OS Windows XP/Vista/7、DVDドライブ付き
Mac推奨環境:OSX10.5以上、DVDドライブ付き
本DVDはインターネットブラウザが必要です。
インタビュー以外のすべてのデータはPDF
(Portable Document
Format)
で作成されており、アドビ社のAdobe Readerが必要です。
■ 発行・販売
株式会社構造システム
青山博之 東京大学名誉教授 プロフィール
1955年東京大学工学部建築学科卒業。工学博士。現在、東京大学
名誉教授、IAEE(国際地震工学協会)名誉会員、米国コンクリート
協会名誉会員、米国工学アカデミー外国人会員、ニュージーラン
ド地震工学協会フェローなど。
鉄筋コンクリート建築の耐震構造技術に関して広範な研究を行い、
多くの研究者や技術者を育成した。
デジタルアーカイブとは?
デジタルアーカイブとは文化資源等をデジタル化し、保存等を行う
こと。大容量の情報を格納できるというデジタル媒体の特性から、
過去の重要な資料を保存することが容易になってきている。一方、
本にもいろいろな長所がある。本とデジタル媒体(DVD)を合体し
てそれぞれの長所を出すことにより、新しい知識の伝達手段を提
供していこう、というのがこの出版の動機である。
社団法人 日本建築構造技術者協会(JSCA)発行 機関誌「structure」No.117(2011年1月号)
、p64
注文書
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株式会社構造システム
( 構 造 シ ス テ ム・グ ル ー プ )
FAX:03 - 5978 - 6215
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建築界に与えたせん断破壊の衝撃
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