報告 平成24年度夏季研修会について 今年度の夏季研修会を無事に終えることができました。参加いただいた先生方、ご協力ありがとうご ざいました。このような会を継続することで、小・中・高等学校・養護学校の特別支援に携わる職員が お互いに意見を交わし、顔の見える連携を今後とも深めていけるとよいと強く感じました。 参加者 (75名) 小学校職員 26名 中学校職員 14名 高等学校職員 4名 本校職員 31名 参加者の声(アンケートより) 講義について 研究協議について ・高等学校における特別支援教育の現状を知る ことができた。 ・いろいろな立場(小・中・養護・高等学校)の 話が聞けて良かった。 ・進学や就職とその先の事を知りたかったので、 具体的に聞けて良かった。 ・事例の事だけでなく、お互いの学校や生徒の話も でき、情報交換ができて良かった。 ・義務教育を終えてからの進路、生き方が、特別 支援を要する子とその保護者にとって本当の試 ・小・中・高それぞれの立場からの課題点が良く分 かった。 練であり、そこをいかに支援していくかが課題 だと感じた。 研修への要望 その他 ・すぐに授業に使える教材教具 ・初めて高校まで含めた事例を扱った研修に会え ・青年期(中学~)からの発達障害児の接し方 や二次障害について。 ました。1年でも早く高校まで広がっていくと いいと渇望しています。 ・発達障害について大学の先生の話、具体的に ・連携の必要性と難しさが良く分かりました。 親と関わっている大学の先生の話。 ・NPO法人で卒業後に関わっている人の話。 ・ソーシャルスキルトレーニングのやり方。 講師の先生より 義務教育ではないということで、小中学校と高等学校ではまだ温度差が感じられる中、高等学校の 先生に研修の場に参加していただけたことの意義を深く感じます。事例をもとにしたワークショッ プでは、各班のまとめの発表に時間がかかり、時間が多尐オーバーしましたが、与えられた事例に対 して、多様な視点からの意見が出され熱心な話し合いの結果であったと思います。 特別支援教育に関する研修会のお知らせ(実施済み) さて、本校では、特別支援教育に関する専門性の向上を図るため、本校において研修会を開催することと いたしました。夏季休業中を利用して、皆様お誘い合わせのうえ御参加くださいますよう御案内いたします。 記 1 日 時 平成24年8月6日(月) 2 午後1時30分から午後4時まで 場 所 愛知県立一宮東養護学校 食堂 3 内 容 講 義 「高等学校における特別支援教育の現状と問題点」 研究協議 「小学校・中学校・高等学校・特別支援学校との連携」 4 講師 愛知県総合教育センター相談部 特別支援教育相談研究室 研究指導主事 犬飼保夫氏 5 対 象 一宮東養護学校学区内の小中学校教員および特別支援教育コーディネーター 一宮地区高等学校特別支援教育コーディネーター 6 参加申込方法 別紙申込票に記入のうえ、 平成24年7月20日(金)までに郵送または FAX でお知らせください(FAX 送付状は不要です) 。 連絡先 愛知県立一宮東養護学校 地域支援部 石神かおる 〒491-0083 一宮市丹羽字中山 1151 番地1 電話 (0586)51-5311 FAX (0586)78-8789 特別支援教育に関する研修会について(実施済み) 【内容及び日程】 義 13 時 30 分~14 時 30 分 ○講 「高等学校における特別支援教育の現状と問題点」 概 略 特別支援教育については、学校教育法等の改正により平成19年4月から新たな制度としてスタート してから5年余が経過した。 しかし、高等学校においては、多様化した生徒の実態に対応した改革が進められているものの、体制 整備への着手が遅かったことやリソース面・制度面からの支援が現時点では十分なされていないことな どの要因もあり、小・中学校に比べ、校内委員会の設置、実態把握の実施等の基本的な体制整備が遅れ ている。そして、発達障害のある生徒への指導・支援を中心として、特別支援教育の推進に向けて取り 組むべき多くの課題がある。 本講義では、「高等学校における特別支援教育の推進について高等学校ワーキング・グループ報告」 (平成 21 年8月) 、 「高等学校における特別支援教育の実践に関する研究」 (愛知県総合教育センター 相談部特別支援教育相談研究室 平成 24 年 3 月) 、愛知県特別支援教育体制推進事業「高等学校特別 支援教育コーディネーター研修会」での取組等から、高等学校における主に発達障害のある生徒に対す る配慮や支援等に対する一層の充実強化の方策を提言する。 ○研究協議 14 時 45 分~15 時 45 分 「小学校・中学校・高等学校・特別支援学校との連携」 概 略 グループ別(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の混合による構成)によるワークショップを 実施。事例に対して参加者自らの経験等も照らし合わせ、事例における課題から小学校、中学校、高等 学校における具体的な支援の内容、方法等の在り方を協議する。また、支援における特別支援学校との 連携についても協議する。 ○ま と め 15 時 45 分~16 時
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