1-2

第26回BFAアジア選手権(台湾/2012) 11月28日
台中市洲際棒球場
1
0
0
JPN
TPE
2
0
0
3
0
0
4
1
0
5
1
0
6
0
0
7
0
1
8
0
0
9
0
0
計
2
1
バッテリー) JPN:吉田(JR東日本)2回2/3、○片山5回2/3(JR東日本)、吉永2/3(早稲田大)ー中野
TPE:Y.L.Wang(シカゴA)、C.W.Lin(読売)、Y.C.Lin(兄弟)、K.W.Cheng(元阪神)-T.H.Cheng
本塁打)
三塁打) P.C.Chen
二塁打) 松本2、山川
JPN
1.藤島:JR九州
2.井領:JX-ENEOS
3.多幡:Honda
4.林:富士重工業
5.松本:JR東日本
6.山川:富士大学
6.吉田(潤):東芝
7.川戸:Honda
H 堀越:新日鐵住金鹿島
7.山本:日本生命
8.中野:JR九州
9.田中:JR東日本
守備 打数 安打 打点
8
4
1
1
9
4
1
0
5
3
0
0
D
4
0
0
7
4
2
1
3
4
1
0
3
0
0
0
4
2
0
0
H
1
0
0
4
0
0
0
2
2
1
0
6
2
0
0
TPE
1.C.W.Chang:兄弟
2.C.H.Lin:統一
3.K.H.Kao:シアトルAA
4.S.C.Chou:兄弟
5.T.H.Cheng:興農
6.S.W.Wang:兄弟
7.C.W.Teng:統一
8.P.C.Peng:シカゴA
9.C.H.Chen:兄弟
C.Y.Kuo:統一
B.Y.Lee:ソフトバンク
C.H.Tu:統一
C.F.Pan:オークランドA
守備 打数 安打 打点
9
4
0
0
5
3
0
0
8
4
1
0
D
4
0
0
2
2
0
0
6
3
2
1
3
2
0
0
7
3
1
0
4
3
0
0
1
0
0
1
0
0
0
0
0
1
0
0
日本は都市対抗、日本選手権とも準優勝の原動力となった吉田一将(JR東日
本)、対するチャイニーズ・タイペイはシカゴ・カブスA級の王躍霖を先発に立て
た試合は、2回まで静かに進行する。先にチャンスを築いたのは日本。3回表
に中野滋樹(JR九州)のチーム初安打から二死二塁としたが、藤島琢哉(JR九
州)がショートフライに討ち取られた。すると、その裏のチャイニーズ・タイペイ
は、先頭の陳品捷がライトオーバーの当たりを放ち、日本の中継が乱れる間
に三塁を陥れる。この無死三塁のピンチを吉田がショートゴロ、セカンドフライ
で二死まで漕ぎ着けると、小島啓民監督は思い切って片山純一(JR東日本)
にスイッチ。片山は次打者をキャッチャーゴロに仕留め、何とか無失点で切り
抜けた。
その直後の4回表、井領雅貴(JX-ENEOS)が敵失で出塁すると、主将の多
幡雄一(Honda)がきっちり犠打を決める。四番の林稔幸(富士重工業)は空振
り三振に倒れたが、続く松本晃(JR東日本)がセンターオーバーのタイムリー
二塁打を放って日本が1点を先制した。勢いに乗る日本は続く5回表、先頭の
川戸洋平(Honda)が四球を選び、中野が送って一死二塁。田中広輔(JR東日
本)は三振に討ち取られたものの、藤島が前の打席のリベンジを果たすレフト
前ヒットで2点目を奪った。日本の二番手・片山は、6回まで一人の走者も許さ
ぬ快投。7回裏二死二塁から詰まった当たりがセンター前に落ちて1点を失った
が、9回裏一死まで安定した投球を続けた。日本もその後のチャンスは生かす
ことができず、2-1のまま最終回へ。一死から小島監督は三番手に吉永健太
朗(早稲田大)を投入。吉永は三番打者を大きなレフトフライに討ち取ると、続く
四番の周思齊はカウント2-2から変化球で空振り三振。投手を中心とした守り
がほぼ完璧だった日本は、少ないチャンスをものにしてホストのチャイニーズ・
タイペイを振り切った。