スイッチング電源の回路方式

スイッチング電源の回路方式
a)チョッパ・レギュレータ
降圧チョッパ(高い電圧→低い電圧)
昇圧チョッパ(低い電圧→高い電圧)
・ 入出力間が絶縁されていませんので、DC/DCコンバータに限られます。
・ 回路構成が簡単で小型化することができます。
b)フライバック・コンバータ
・ 入出力が絶縁されていますので、AC/DCコンバータとDC/DCコンバータのどちらでも使えます。
・ 自励式と他励式の両方ありますが、現在最も使用されている回路はRCC(Ringing Choke
Convertor)です。
(自励式フライバック・コンバータ)
・ 回路構成が簡単で小容量向きです。
・ 発振周波数が入力電圧や負荷率により変化します。
・ 過電流保護機能がフの字特性なので、定電流負荷や容量性負荷での使用はスムーズに起動しないケースがあり
不向きです。
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c)フォワード・コンバータ(二次側ダイオード整流)
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入出力が絶縁されているので、AC/DCコンバータとDC/DCコンバータのどちらでも使えます。
他励式の為、制御ICを動作させる為に補助電源が必要となります。
発振周波数が入力電圧や負荷率により変化しなく固定です。
過電流保護機能が垂下特性なので、定電流負荷や容量性負荷でも正常に起動します。
c-1)二次側同期整流回路
・ ダイオード整流(上記c)より素子の損失が少なく効率が高くなります。
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