農山漁村活性化計画書

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ぎ ょ こ う
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く
か っ せ い か け い か く
へ ん こ う
保田漁港地区活性化計画(変更)
千葉県鋸南町
平成21年1月
1 活性化計画の目標及び計画期間
計画の名称 保田漁港地区活性化計画
都道府県名 千葉県
市町村名 鋸南町
地区名
保田漁港地区
計画期間
平成19年度~平成21年度
平成19年度~平成23年度
目 標 :
保田漁港を核とした保田漁港地区の地域活性化を目指す。具体的には、保田漁港に平成14年度に建設した「魚食普及食堂ばんや」及び「憩いの家」を中心に、現在当該地区を訪れている年間約43
万人の来訪者を施設整備等により約7万人増の年間約50万人の来訪者の交流を図ることとする。
(変更)
保田漁港を核とした保田漁港地区の地域活性化を目指す。第3ばんやのオープンから一年が経過し平成20年度の交流人口は51万人に達し、保田漁港地区の活性化に貢献している。こうした中で、
更なる活性化を目指すため、「ばんや」での食事の滞在に加え、漁業体験などの漁村における交流活動を実施することにより当該地区を訪れている年間約48万人(H18)の来訪者を約7万人増の年間約
55万人の来訪者の交流を図ることとする。
目標設定の考え方
地区の概要:
鋸南町は房総半島の南西部に位置する人口約9,800人の町である。前浜は東京湾口に面し、豊かな漁場と自然に恵まれている。気候は温暖で、最高気温約33度、最低気温約-3度、年
間平均気温は17.7度である。
産業は農業・漁業・採石業の第一次産業が盛んであり、農業はほ場整備の農地において、二毛作による取り組みや花卉・野菜栽培が盛んに行われている。一方、漁業は岩井袋・勝山・保
田漁港を有し、豊かな漁場は中高級魚介類に恵まれ、古くから沿岸漁業の盛んな保田では刺網・定置漁業が主に行われている。
都市との交流面では、保田漁業協同組合を中心に都市と漁村の交流に早くから取り組み、伊豆半島や大島へ行くまでのプレジャーボートの寄港地としての地位を確立し、海の駅として年間
2,000隻以上の利用があるまでになり、魚食普及食堂「ばんや」と共に都市漁村交流の先進地域として多くの視察を受け入れている。
また、観光は、鋸山を始め、日本水仙による早春の花観光や地域住民と協働によるエコガーデンを推進しており、頼朝桜の植栽をなど行い、年間約70万人の観光客が訪れている。
現状と課題
保田漁港は、砂浜や岩礁に恵まれた自然環境があり、豊かな漁場からは中高級魚介類中心に古くから漁業が盛んな地域である。その一方で、水産資源の減少、価格の低迷、担い手の減
少や高齢化等、水産業の根幹に係わる多くの問題や課題を抱えており、その対策として「漁業者の就労環境の改善」「高鮮度で良質な水産物の提供と漁業者の所得向上」「観光への取り組
みによる地域活性化」を図ることが急務である。
このような中、当町でも平成19年7月に高速道路が開通したことにより利便性の向上が図られ、団体客が訪れる機会が多くなっている。しかし、多くの団体客が来訪した場合の受け入れ態
勢が不足している。
また農業・漁業従事者の高齢化、後継者不足、有害鳥獣の被害拡大に加え、職を求める若年層が転出する現状があり、熟練の農業・漁業従事者が次の世代につなげる対策をいかに図っ
ていくかが課題となっている。
今後の展開方向等
これまで保田漁港地区においては、漁業従事者の高齢化、後継者不足等が進む中で、浮桟橋の整備や漁港を一体的に利用できる臨港道路の整備を行い就労環境の改善を図ってきた。また
都市と漁村との交流のため、漁業協同組合の全額自己負担資金で平成14年度には「魚食普及食堂ばんや」を平成15年度には「ばんやの湯」を整備し集客力を高めてきた。
上記の課題を解決するため、当面は多くの団体客を受け入れる施設整備を行い交流人口増の一助とする。さらにその後は、プレジャーボートの長期係留などの高収益な事業のための施設整備
や大型客船の誘致なども含めた漁港整備を既存の漁業と調整を図り進めていく。こうした取り組みにより、多角的な組合経営による財務強化を図り、水産資源の育成や高齢化した漁業者への支
援などを行い、生まれた土地で安心して暮らせるまちづくりに取り組む。その他、観光会社との提携等も図る。
(変更)
これまで保田漁港地区においては、漁業従事者の高齢化、後継者不足等が進む中で、浮桟橋の整備や漁港を一体的に利用できる臨港道路の整備を行い就労環境の改善を図ってきた。また
都市と漁村との交流のため、漁業協同組合の全額自己負担資金で平成14年度には「魚食普及食堂ばんや」を平成15年度には「ばんやの湯」を整備し集客力を高めてきた。
上記の課題を解決するため、当面は多くの団体客を受け入れる施設整備を行うとともに、自然環境保全・活用施設等の整備を行い、交流人口増の一助とする。さらにその後は、プレジャーボート
の長期係留などの高収益な事業のための施設整備や大型客船の誘致なども含めた漁港整備を既存の漁業と調整を図り進めていく。こうした取り組みにより、多角的な組合経営による財務強化
を図り、水産資源の育成や高齢化した漁業者への支援などを行い、生まれた土地で安心して暮らせるまちづくりに取り組む。その他、観光会社との提携等も図る。
2 目標を達成するために必要な事業及び他の地方公共団体との連携
(1)法第5条第2項第3号に規定する事業
市町村名
鋸南町
鋸南町
鋸南町
鋸南町
鋸南町
地区名
事業名(事業メニュー名)
保田漁港地区 地域資源活用総合交流促進施設(農林水産物・食材提供供給施設)
保田漁港地区 農山漁村活性化施設整備附帯事業
保田漁港地区 自然環境等活用交流学習施設(自然環境保全・活用施設)
保田漁港地区 農林漁業体験施設(農林漁業体験施設)
保田漁港地区 自然環境等活用交流学習施設(自然環境保全・活用施設)
事業実施主体
法第5条第2項第
交付金希望の有無 3号イ・ロ・ハ・ニ
の別(※3)
保田漁業協同組合
保田漁業協同組合
保田漁業協同組合
保田漁業協同組合
保田漁業協同組合
有
有
有
有
有
事業実施主体
交付金希望の有無
備考
ハ
ハ
ハ
ハ
ハ
(2)法第5条第2項第4号に規定する事業・事務
市町村名
地区名
事業名
備考
該当なし
(3)関連事業(施行規則第2条第3項)
市町村名
鋸南町
地区名
保田漁港
事業名
地域水産物供給基盤整備事業
(4)他の地方公共団体との連携に関する事項
該当なし
事業実施主体
鋸南町
備考
漁港長期整備計画(計画年度H14~H23年)
3 活性化計画の区域
保田漁港地区(千葉県鋸南町)
区域面積
629ha 区域設定の考え方
①法第3条第1号関係:
漁港と一体的に発展してきた地区である。
②法第3条第2号関係:
鋸南町の、①人口の減少(H12→H17で7.0%減)、②農林漁業者の高齢化傾向(65歳以上36.5%)、③若年者(15歳未満8.6%)からみて、
町内の活性化を図るためにも、保田漁港を核とした本地区の交流人口を増加することが必要不可欠であり、活性化地区と定めるのにふさわしい
地区である。
③法第3条第3号関係:
漁港漁場整備法(昭和25年法律第137号)に基づき、指定された漁港の背後集落及び漁業センサスの対象となる漁業集落を含んだ地区である。
保田漁港地区活性化計画区域図
食材提供供給施設(整備済み)
農林漁業体験施設(新計画)
自然環境保全・活用施設(新計画)
活性化区域(変更なし)
自然環境保全・活用施設(新計画)
4 市民農園(活性化計画に市民農園を含む場合)に関する事項
該当なし
(1)市民農園の用に供する土地(農林水産省令第2条第4号イ、ロ、ハ)
地目
土地の所在
地番
登記簿
既に有している権利に基づくもの
土地所有者
新たに権利を取得するもの
土地所有者
現況
地積(㎡)
権利の
種類(※1)
氏名
住所
権利の
種類(※1)
氏名
住所
土地の利用目的
農地(※2)
市民農園施設
市民農園整備
促進法法第2
種別(※3)
条第2項第1号
イ・ロの別
(2)市民農園施設の規模その他の整備に関する事項(農林水産省令第2条第4号ハ)(※4)
整備計画
種別(※5)
構造(※6)
建築物
工作物
計
(3)開設の時期
(農林水産省令第2条第4号二)
建築面積
所要面積
工事期間
備考
備考
5 農林地所有権移転等促進事業に関する事項
事 項
(1) 農林地所有権移転等促進事業の実施に関する基本方針(※1)
(2) 移転される所有権の移転の対価の算定基準及び支払の方法
(※2)
(3) 権利の存続期間、権利の残存期間、地代又は借賃の算定基準等
① 設定され、又は移転される地上権、賃借権又は使用貸借に
よる権利の存続期間に関する基準(※3)
② 設定され、又は移転される地上権、賃借権又は使用貸借に
よる権利の残存期間に関する基準(※4)
③ 設定され、又は移転を受ける権利が地上権又は賃借権であ
る場合における地代又は借賃の算定基準及び支払の方法
(※5)
(4) 農林地所有権移転等促進事業の実施により設定され、又は移
転される農用地に係る賃借権又は使用貸借による権利の条件
その他農用地の所有権の移転等に係る法律事項
① 農林地所有権移転等促進事業の実施により設定され、又は
移転される農用地に係る貸借権又は使用貸借による権利
の条件(※6)
② その他農用地の所有権の移転等に係る法律関係に関する
事項(※7)
該当なし
内 容
備 考
6 活性化計画の目標の達成状況の評価等
目標達成状況の評価手法については、保田漁協の既存施設「魚食普及食堂ばんや」や新たに施設整備する施設利用者数を売上げ等から分析し検
証する。